JPH07280611A - セラミックス電磁流量計 - Google Patents

セラミックス電磁流量計

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Publication number
JPH07280611A
JPH07280611A JP7312394A JP7312394A JPH07280611A JP H07280611 A JPH07280611 A JP H07280611A JP 7312394 A JP7312394 A JP 7312394A JP 7312394 A JP7312394 A JP 7312394A JP H07280611 A JPH07280611 A JP H07280611A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe body
housing
fastening ring
fastening
ceramics
Prior art date
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Pending
Application number
JP7312394A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Imai
洋一 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP7312394A priority Critical patent/JPH07280611A/ja
Publication of JPH07280611A publication Critical patent/JPH07280611A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パイプ本体と締結リングとの締結とシールが
容易に、且つ安価に出来るセラミックス電磁流量計を実
現する。 【構成】 セラミックスよりなるパイプ本体と、金属よ
りなるハウジングと、該ハウジングの両端をそれぞれパ
イプ本体に締結する2個の締結リングとを具備するセラ
ミックス電磁流量計において、前記一方の締結リングの
一端が一端に溶接され前記他方の締結リングの一端が他
端に溶接されたハウジングと、前記締結リングと前記パ
イプ本体との接合部にそれぞれ設けられ前記ハウジング
と前記締結リングの溶接により発生する溶接縮み力を利
用して前記締結リングと前記パイプ本体との該パイプ本
体の軸方向の隙間をシールする少なくとも2個のOリン
グとを具備したことを特徴とするセラミックス電磁流量
計である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パイプ本体と締結リン
グとの締結とシールが容易に、且つ安価に出来るセラミ
ックス電磁流量計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来より一般に使用されている
従来例の要部構成説明図である。例えば、実開昭64−
53920号、実願昭62−149862号、「セラミ
ックス電磁流量計」昭和62年9月30日出願に示され
ている。
【0003】図において、1は円筒状のセラミックスよ
りなるパイプ本体である。2は、パイプ本体1に接続さ
れた金属ハウジングである。3は金属ハウジング2に設
けられたコア、4は励磁コイルである。5はパイプ本体
1に設けられた測定電極である。
【0004】6は締結リングで、パイプ本体1と金属ハ
ウジング2との接合部に鋳込みにより形成されている。
パイプ本体1と金属ハウジング2とは、締結リング6の
凝固時及び冷却時に生ずる収縮力により固く締結されて
いる。この場合は、アルミ材をヘリウム雰囲気中で高温
にし、溶融させた後、鋳込んで冷却させる。このため、
パイプ本体1の外径寸法誤差を吸収でき、パイプ本体1
の外径の高精度な加工が必要無いという利点を有してい
る。
【0005】以上の構成において、励磁コイル4を励磁
して、測定流体の流量に比例した起電力を電極5より取
出し、測定流体の流量を検出する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な装置においては、アルミ材をヘリウム雰囲気中で高温
にし、溶融させる高温の炉が必要である。このため、製
造コストが高くなる。
【0007】なお、別の構成として、締結リングを焼き
ばめによりパイプ本体に固着する場合にも、高温の炉が
必要となる。更に、パイプ本体1と金属ハウジング2と
の接合部をシールするには、鋳込み、あるいは、焼きば
め等でも不十分で、パイプ本体1と金属ハウジング2と
の接合部に、シリコン等の接着剤を含浸させている。
【0008】しかし、この場合、接着剤は一様に含浸さ
れず、含浸されたとしても、部分的に不十分な個所があ
ると、一時的にはシールが確保出来ても、時間の経過と
共に、シール不良が発生し、信頼性に欠ける。特に、接
着剤では、耐薬品性(特に、酸、アルカリ)の良好な材
料が得難い。
【0009】本発明は、この問題点を、解決するもので
ある。本発明の目的は、簡潔な構成により製造コストを
低減でき、且つ、シールを容易に確保し得るセラミック
ス電磁流量計を提供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、セラミックスよりなるパイプ本体と、金
属よりなるハウジングと、該ハウジングの両端をそれぞ
れパイプ本体に締結する2個の締結リングとを具備する
セラミックス電磁流量計において、前記一方の締結リン
グの一端が一端に溶接され前記他方の締結リングの一端
が他端に溶接されたハウジングと、前記締結リングと前
記パイプ本体との接合部にそれぞれ設けられ前記ハウジ
ングと前記締結リングの溶接により発生する溶接縮み力
を利用して前記締結リングと前記パイプ本体との該パイ
プ本体の軸方向の隙間をシールする少なくとも2個のO
リングとを具備したことを特徴とするセラミックス電磁
流量計を構成したものである。
【0011】
【作用】以上の構成において、パイプ本体の両側から、
それぞれ締結リングをパイプ本体に押し込み、固定した
状態で締結リングとハウジングとを溶接する。溶接部分
が冷却する際に、溶接部が収縮し、左右の締結リングが
パイプ本体の軸方向に、パイプ本体の中央方向に引張力
Fが働き、この引張力により、Oリングが締結リングと
パイプ本体との、パイプ本体の軸方向の隙間をシールす
る。以下、実施例に基づき詳細に説明する。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例の要部構成説明図、
図2は図1の要部詳細説明図である。図において、図4
と同一記号の構成は同一機能を表わす。以下、図4と相
違部分のみ説明する。
【0013】11は、セラミックスよりなるパイプ本体
である。この場合は、アルミナが使用されている。12
は、一方の締結リング13の一端が一端に溶接14さ
れ、他方の締結リング15の一端が他端に溶接16され
たハウジングである。
【0014】17,18は、締結リング13,15とパ
イプ本体11との接合部にそれぞれ設けられ、ハウジン
グ12と締結リング13,15の溶接14,16により
発生する溶接縮み力Fを利用して、締結リング13,1
5とパイプ本体11との、パイプ本体11の軸方向の隙
間をシールするOリングである。
【0015】以上の構成において、パイプ本体11の両
側から、それぞれ締結リング13,15をパイプ本体1
1に押し込み、固定した状態で、締結リング13,15
とハウジング12とを溶接14,16する。
【0016】溶接部分14,16が冷却する際に、溶接
部14,16が収縮し、左右の締結リング13,15が
パイプ本体11の軸方向に、パイプ本体11の中央方向
に引張力Fが働き、この引張力Fにより、Oリング1
7,18が締結リング13,15とパイプ本体11と
の、パイプ本体11の軸方向の隙間をシールする。
【0017】図3に、固定治具21,22とボルト23
とを使用して、締結リング13,15とハウジング12
とを溶接14,16する状態を示す。
【0018】この結果、締結リング13,15とハウジ
ング12とを溶接14,16固定するようにしたので、
高温の炉等を不要とすることができ、製造コストを安価
にすることができる。
【0019】更に、パイプ本体1と金属ハウジング2と
の接合部をシールするには、締結リング13,15とパ
イプ本体11との接合部にそれぞれ設けられ、ハウジン
グ12と締結リング13,15の溶接14,16により
発生する溶接縮み力Fを利用して、締結リング13,1
5とパイプ本体11との、パイプ本体11の軸方向の隙
間をシールするOリング17,18を使用したので、信
頼性が高いシールが確保出来る。
【0020】特に、例えば、バイトン材よりなるOリン
グ17,18を採用すれば、耐薬品性に優れると共に、
耐高温高圧性に優れたシールが得られる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、セラミ
ックスよりなるパイプ本体と、金属よりなるハウジング
と、該ハウジングの両端をそれぞれパイプ本体に締結す
る2個の締結リングとを具備するセラミックス電磁流量
計において、前記一方の締結リングの一端が一端に溶接
され前記他方の締結リングの一端が他端に溶接されたハ
ウジングと、前記締結リングと前記パイプ本体との接合
部にそれぞれ設けられ前記ハウジングと前記締結リング
の溶接により発生する溶接縮み力を利用して前記締結リ
ングと前記パイプ本体との該パイプ本体の軸方向の隙間
をシールする少なくとも2個のOリングとを具備したこ
とを特徴とするセラミックス電磁流量計を構成した。
【0022】この結果、締結リングとハウジングとを溶
接固定するようにしたので、高温の炉等を不要とするこ
とができ、製造コストを安価にすることができる。
【0023】更に、パイプ本体と金属ハウジングとの接
合部をシールするには、締結リングとパイプ本体との接
合部にそれぞれ設けられ、ハウジングと締結リングの溶
接により発生する溶接縮み力を利用して、締結リングと
パイプ本体との、パイプ本体の軸方向の隙間をシールす
るOリングを使用したので、信頼性が高いシールが確保
出来る。従って、本発明によれば、パイプ本体と締結リ
ングとの締結とシールが容易に、且つ安価に出来るセラ
ミックス電磁流量計を実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部構成説明図である。
【図2】図1の要部詳細説明図である。
【図3】図1の動作説明図である。
【図4】従来より一般に使用されている従来例の構成説
明図である。
【符号の説明】
4…励磁コイル 5…測定電極 11…パイプ本体 12…ハウジング 13…締結リング 14…溶接 15…締結リング 16…溶接 17…Oリング 18…Oリング 21…固定治具 22…固定治具 23…ボルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セラミックスよりなるパイプ本体と、 金属よりなるハウジングと、 該ハウジングの両端をそれぞれパイプ本体に締結する2
    個の締結リングとを具備するセラミックス電磁流量計に
    おいて、 前記一方の締結リングの一端が一端に溶接され前記他方
    の締結リングの一端が他端に溶接されたハウジングと、 前記締結リングと前記パイプ本体との接合部にそれぞれ
    設けられ前記ハウジングと前記締結リングの溶接により
    発生する溶接縮み力を利用して前記締結リングと前記パ
    イプ本体との該パイプ本体の軸方向の隙間をシールする
    少なくとも2個のOリングとを具備したことを特徴とす
    るセラミックス電磁流量計。
JP7312394A 1994-04-12 1994-04-12 セラミックス電磁流量計 Pending JPH07280611A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7312394A JPH07280611A (ja) 1994-04-12 1994-04-12 セラミックス電磁流量計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7312394A JPH07280611A (ja) 1994-04-12 1994-04-12 セラミックス電磁流量計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07280611A true JPH07280611A (ja) 1995-10-27

Family

ID=13509152

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7312394A Pending JPH07280611A (ja) 1994-04-12 1994-04-12 セラミックス電磁流量計

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JP (1) JPH07280611A (ja)

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