JPH02284772A - 細管とブロック体との接続方法 - Google Patents
細管とブロック体との接続方法Info
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- JPH02284772A JPH02284772A JP1105485A JP10548589A JPH02284772A JP H02284772 A JPH02284772 A JP H02284772A JP 1105485 A JP1105485 A JP 1105485A JP 10548589 A JP10548589 A JP 10548589A JP H02284772 A JPH02284772 A JP H02284772A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、細管とブロック体との接続方法、特に、金属
製細管を金属製ブロック体に接続する方法に関する。
製細管を金属製ブロック体に接続する方法に関する。
質量流量計においては、流体流路を内部に形成した本体
ブロックに対してセンサケースを突設し、このセンサケ
ース内に測定流路としての金属製の細管(例えば外径が
0.6閣、内径が0.4−程度)を設け、この細管に1
対のセンサコイルを巻設しである。
ブロックに対してセンサケースを突設し、このセンサケ
ース内に測定流路としての金属製の細管(例えば外径が
0.6閣、内径が0.4−程度)を設け、この細管に1
対のセンサコイルを巻設しである。
ところで、上記細管を本体ブロックの内部に形成された
流体流路に接続するに際しては、リークが殆ど生じない
、いわゆる超低リークになるようにする必要があるが、
従来は第7図〜第1O図に示すように接続していた。
流体流路に接続するに際しては、リークが殆ど生じない
、いわゆる超低リークになるようにする必要があるが、
従来は第7図〜第1O図に示すように接続していた。
先ず、第7図および第8図はその一つの接続構造を説明
するための図で、上下方向に挿通孔1をそれぞれ形成し
た正面視凸字状の金属製のスリーブ2.2を、装着孔3
,3を形成した金属製のセンサ固定ベース4の下面側か
ら装着し、次いで、U字状の細管5を逆U字状になるよ
うにしてその両端部6゜6を前記挿通孔1,1内を挿通
させ、両端部6,6をスリーブ2.2の下部凹部におい
て、符号7で示すように、ろう付けする。
するための図で、上下方向に挿通孔1をそれぞれ形成し
た正面視凸字状の金属製のスリーブ2.2を、装着孔3
,3を形成した金属製のセンサ固定ベース4の下面側か
ら装着し、次いで、U字状の細管5を逆U字状になるよ
うにしてその両端部6゜6を前記挿通孔1,1内を挿通
させ、両端部6,6をスリーブ2.2の下部凹部におい
て、符号7で示すように、ろう付けする。
そして、内部に流体流路8を備えるとともに、この流体
流路8と連通し、ザグリ部9.9を備えた開口10.1
0を上面側に形成してなる金属製の本体ブロック11の
上面に、金属製のシール部材1212をザグリ部9.9
に介装した状態で、上記センサ固定ベース4をボルト(
図外)によって固定するのである。
流路8と連通し、ザグリ部9.9を備えた開口10.1
0を上面側に形成してなる金属製の本体ブロック11の
上面に、金属製のシール部材1212をザグリ部9.9
に介装した状態で、上記センサ固定ベース4をボルト(
図外)によって固定するのである。
なお、第7図において、13は上記細管5によって形成
される測定流路をバイパスするようにして本体ブロック
11の内部に設けられるバイパス流路、14はこのバイ
パス流路13に設けられる定流量特性を備えたバイパス
エレメントである。15は細管5を被覆するセンサケー
ス、16.16は細管5に巻設されたセンサコイルであ
る。
される測定流路をバイパスするようにして本体ブロック
11の内部に設けられるバイパス流路、14はこのバイ
パス流路13に設けられる定流量特性を備えたバイパス
エレメントである。15は細管5を被覆するセンサケー
ス、16.16は細管5に巻設されたセンサコイルであ
る。
また、第9図および第10図は他の接続構造を説明する
ための図で、これらの図において、第7図および第8図
における符号と同一符号は同一物または相当物を示す。
ための図で、これらの図において、第7図および第8図
における符号と同一符号は同一物または相当物を示す。
この接続構造においては、上下方向に挿通孔17を有す
るとともに、下面にシール面18を有する金属製のセン
サ固定ベース19.19のそれぞれの挿通孔IT、 1
7に細管5の両端部6.6を挿通して、これら両端部6
,6をセンサ固定ベース19.19の下部凹部において
、符号7で示すように、ろう付けするのである。
るとともに、下面にシール面18を有する金属製のセン
サ固定ベース19.19のそれぞれの挿通孔IT、 1
7に細管5の両端部6.6を挿通して、これら両端部6
,6をセンサ固定ベース19.19の下部凹部において
、符号7で示すように、ろう付けするのである。
しかしながら、上記第7図および第8図に示す接続構造
においては、シール部材12.12とそれぞれ接触する
スリーブ2.2の下面20.20と、本体ブロック11
のザグリ部9,9の上面21.21との平行性を確保す
るのが容易ではなく、従って、満足しうる気密性を確保
することが困難であった。
においては、シール部材12.12とそれぞれ接触する
スリーブ2.2の下面20.20と、本体ブロック11
のザグリ部9,9の上面21.21との平行性を確保す
るのが容易ではなく、従って、満足しうる気密性を確保
することが困難であった。
また、上記第9図および第1O図に示す接続構造のよう
に、シール面18を有するセンサ固定ベース19、19
に細管5を直接接続する場合においては、接合材料とし
て金属ろう材(例えば銀ろう、ニンケルろう、銅ろうな
ど)を用いて高温ろう付は法によって接続を行うが、細
管5とセンサ固定ベース19.19との熱容量が違いす
ぎる(細管5(センサ固定ベース19.19)ため、前
記ろう付げに際してその温度制御を微妙に行わないと、
温度分布が乱れてしまい、その結果、融けたろう材とセ
ンサ固定ベース19.19との間に隙間が生じることが
あり、従って、満足しうる気密性を確保することが困難
であった。
に、シール面18を有するセンサ固定ベース19、19
に細管5を直接接続する場合においては、接合材料とし
て金属ろう材(例えば銀ろう、ニンケルろう、銅ろうな
ど)を用いて高温ろう付は法によって接続を行うが、細
管5とセンサ固定ベース19.19との熱容量が違いす
ぎる(細管5(センサ固定ベース19.19)ため、前
記ろう付げに際してその温度制御を微妙に行わないと、
温度分布が乱れてしまい、その結果、融けたろう材とセ
ンサ固定ベース19.19との間に隙間が生じることが
あり、従って、満足しうる気密性を確保することが困難
であった。
このような問題点は、上記質量流量計におけるU字状の
細管5を本体ブロック体に接続する場合のみならず、液
体クロマトグラフのカラム、ガスクロマトグラフの毛管
カラム、マイクロデイスペンサの非0字状の細管のブロ
ック体への接続などにおいても生じている。
細管5を本体ブロック体に接続する場合のみならず、液
体クロマトグラフのカラム、ガスクロマトグラフの毛管
カラム、マイクロデイスペンサの非0字状の細管のブロ
ック体への接続などにおいても生じている。
本発明は、上述の事柄に留意してなされたもので、その
目的とするところは、超低リークの状態になるように細
管とブロック体とを接続することができる方法を提供す
ることにある。
目的とするところは、超低リークの状態になるように細
管とブロック体とを接続することができる方法を提供す
ることにある。
上述の目的を達成するため、本発明においては次の3つ
の方法を採用している。
の方法を採用している。
第1の接続方法は、両端が開放された内部空間を形成し
たアダプタに対して、細管を、その内部空間とアダプタ
の内部空間とが連通ずるように、ろう付けし、さらに、
接続開口を有するブロック体に対して前記アダプタを、
その内部空間と前記接続開口とが連通ずるように、アダ
プタに形成されたプロジェクシッンを介して抵抗溶接す
るようにしたことを特徴としている。
たアダプタに対して、細管を、その内部空間とアダプタ
の内部空間とが連通ずるように、ろう付けし、さらに、
接続開口を有するブロック体に対して前記アダプタを、
その内部空間と前記接続開口とが連通ずるように、アダ
プタに形成されたプロジェクシッンを介して抵抗溶接す
るようにしたことを特徴としている。
第2の接続方法は、両端が開放された内部空間を形成し
たアダプタに対して、細管を、その内部空間とアダプタ
の内部空間とが連通ずるように、その端部に形成された
プロジェクションを介して抵抗溶接し、さらに、接続開
口を有するブロック体に対して、アダプタを、その内部
空間と前記接続開口とが連通ずるように、前記アダプタ
に形成されたプロジェクションを介して抵抗溶接するよ
うにしたことを特徴としている。
たアダプタに対して、細管を、その内部空間とアダプタ
の内部空間とが連通ずるように、その端部に形成された
プロジェクションを介して抵抗溶接し、さらに、接続開
口を有するブロック体に対して、アダプタを、その内部
空間と前記接続開口とが連通ずるように、前記アダプタ
に形成されたプロジェクションを介して抵抗溶接するよ
うにしたことを特徴としている。
第3の接続方法は、接続開口を有するブロック体に対し
て、細管を、その内部空間と前記接続開口とが連通ずる
ように、その端部に形成されたプロジェクションを介し
て抵抗溶接するようにしたことを特徴としている。
て、細管を、その内部空間と前記接続開口とが連通ずる
ように、その端部に形成されたプロジェクションを介し
て抵抗溶接するようにしたことを特徴としている。
上記第1の接続方法によれば、細管とろう付けされるア
ダプタの質量を小さくすることができ、両者のろう付は
作業が容易になるとともに、センサ固定ベースの下部平
面が細管側のシール面となり、センサ固定ベースとブロ
ック体との平行性の確保は容易であるから気密性が向−
トする。
ダプタの質量を小さくすることができ、両者のろう付は
作業が容易になるとともに、センサ固定ベースの下部平
面が細管側のシール面となり、センサ固定ベースとブロ
ック体との平行性の確保は容易であるから気密性が向−
トする。
そして、上記第2および第3の接続方法によれば、シー
ル部材として樹脂材料を使用したり、接合材料としてろ
う材を使用したりする必要がないので、接続作業が容易
であり、しかも、高い気密性が得られる。
ル部材として樹脂材料を使用したり、接合材料としてろ
う材を使用したりする必要がないので、接続作業が容易
であり、しかも、高い気密性が得られる。
[実施例]
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
以下の図面(第1図〜第6図)において、第7図〜第1
0図における符号と同一の符号は同一物または相当物を
示す。
0図における符号と同一の符号は同一物または相当物を
示す。
第1図および第2図は本発明に係る第1の接続方法を説
明するための図で、これらの図において、25はブロッ
ク体としてのセンサ固定ベース4に形成された接続開口
で、センサ固定ベース4をその厚み方向に貫通するよ・
うに形成されている。
明するための図で、これらの図において、25はブロッ
ク体としてのセンサ固定ベース4に形成された接続開口
で、センサ固定ベース4をその厚み方向に貫通するよ・
うに形成されている。
26は抵抗溶接用のアダプタで、金属よりなり、細管5
をろう付けするためできるだけその熱容量が小さくなる
ように質量が小さくしである。そして、このアダプタ2
6には両端が開放された上下方向の内部空間27が形成
してあり、この内部空間27の下端側には凹入部28が
形成しである、また、アダプタ26の凹入部28側の端
部には抵抗溶接のためのプロジェクション29が下向き
に突設しである。
をろう付けするためできるだけその熱容量が小さくなる
ように質量が小さくしである。そして、このアダプタ2
6には両端が開放された上下方向の内部空間27が形成
してあり、この内部空間27の下端側には凹入部28が
形成しである、また、アダプタ26の凹入部28側の端
部には抵抗溶接のためのプロジェクション29が下向き
に突設しである。
而して、細管5をアダプタ26の上方からその内部空間
27内に挿入して、下端側の凹入部28において真空ろ
う付けし、細管5の内部空間30とアダプタ26の内部
空間27とが連通ずるように、細管5をアダプタ26に
接続する(第2図(A)参照)、前記ろう付げに使用さ
れるろう材は二ンケルろうまたは銀ろうが好ましい。な
お、第2図(A)において、31はろう付は部分を示す
。
27内に挿入して、下端側の凹入部28において真空ろ
う付けし、細管5の内部空間30とアダプタ26の内部
空間27とが連通ずるように、細管5をアダプタ26に
接続する(第2図(A)参照)、前記ろう付げに使用さ
れるろう材は二ンケルろうまたは銀ろうが好ましい。な
お、第2図(A)において、31はろう付は部分を示す
。
次に、細管5が接続されたアダプタ26を、そのプロジ
ェクション29がセンサ固定ベース4の上面32に当接
するように載置した状態で、アダプタ26とセンサ固定
ベース4との間に所定の電流を流して抵抗溶接を行って
、アダプタ26をセンサ固定ベース4の上面32に固着
する(第2図(B)参照)。なお、第2図(B)におい
て、33.33は抵抗溶接部分を示す。
ェクション29がセンサ固定ベース4の上面32に当接
するように載置した状態で、アダプタ26とセンサ固定
ベース4との間に所定の電流を流して抵抗溶接を行って
、アダプタ26をセンサ固定ベース4の上面32に固着
する(第2図(B)参照)。なお、第2図(B)におい
て、33.33は抵抗溶接部分を示す。
さらに、細管5を接続したセンサ固定ベース4を、金属
製のスペーサ34および金属製のシール部材35.35
を介して本体ブロック11上に載置し、図外のボルトに
よってセンサ固定ベース4を本体ブロック11に固定す
る(第1図参照)、これによって、本体ブロックll内
の流体流路8と細管5とが、本体ブロック11内の開口
10、センサ固定ベース4内の接続開口25、アダプタ
26の内部空間27を介して気密に接続されるのである
。
製のスペーサ34および金属製のシール部材35.35
を介して本体ブロック11上に載置し、図外のボルトに
よってセンサ固定ベース4を本体ブロック11に固定す
る(第1図参照)、これによって、本体ブロックll内
の流体流路8と細管5とが、本体ブロック11内の開口
10、センサ固定ベース4内の接続開口25、アダプタ
26の内部空間27を介して気密に接続されるのである
。
第3図および第4図は本発明に係る第2の接続方法を説
明するための図で、この第2の接続方法においては、細
管5をアダプタ26に接続する工程においても抵抗溶接
を採用している。
明するための図で、この第2の接続方法においては、細
管5をアダプタ26に接続する工程においても抵抗溶接
を採用している。
すなわち、第4図(A)に示すように、細管5をアダプ
タ26の上方からその内部空間27に挿入した後、細管
5の下端部を適宜の手段で加工して、例えば鍔状に広げ
て抵抗溶接用のプロジェクション36を上向きに形成す
る。そして、このプロジェクション36をアダプタ26
の凹入部28の上側端面に当接させた状態で、細管5と
アダプタ26との間に所定のt流を流して抵抗溶接を行
って、細管5をアダブタ26に固定する(第4図(B)
参照)。なお、第4図(B)において、37.37は抵
抗溶接部分を示す。
タ26の上方からその内部空間27に挿入した後、細管
5の下端部を適宜の手段で加工して、例えば鍔状に広げ
て抵抗溶接用のプロジェクション36を上向きに形成す
る。そして、このプロジェクション36をアダプタ26
の凹入部28の上側端面に当接させた状態で、細管5と
アダプタ26との間に所定のt流を流して抵抗溶接を行
って、細管5をアダブタ26に固定する(第4図(B)
参照)。なお、第4図(B)において、37.37は抵
抗溶接部分を示す。
次いで、上記第1の接続方法と同様に、アダプタ26を
抵抗溶接によってセンサ固定ヘース4に固着しく第4図
(C)参照)、さらに、このセンサ固定ベース4を、第
3図に示すように、本体ブロック11に固定するのであ
る。なお、第4図(C)において、38.38は抵抗溶
接部分を示す。
抵抗溶接によってセンサ固定ヘース4に固着しく第4図
(C)参照)、さらに、このセンサ固定ベース4を、第
3図に示すように、本体ブロック11に固定するのであ
る。なお、第4図(C)において、38.38は抵抗溶
接部分を示す。
第5図および第6図は本発明に係る第3の接続方法を説
明するための図で、この第3の接続方法においては、上
記第1および第2の接続方法とは異なり、アダプタ26
を用いないで、細管5をセンサ固定ベース4に直接抵抗
溶接することにより、細管5をセンサ固定ベース4に接
続するようにしている。
明するための図で、この第3の接続方法においては、上
記第1および第2の接続方法とは異なり、アダプタ26
を用いないで、細管5をセンサ固定ベース4に直接抵抗
溶接することにより、細管5をセンサ固定ベース4に接
続するようにしている。
すなわち、第6図(A)に示すように、細管5の下端部
を適宜の手段で加工して、例えば鍔状に広げて抵抗溶接
用のプロジェクション39を下向きに形成する。そして
、このプロジェクション39をセンサ固定ベース4の」
二面32に当接させた状態で、細管5とセンサ固定ベー
ス4との間に所定の電流を流して抵抗溶接を行って、細
管5をセンサ固定ヘース4に固定する(第6図(B)参
照)、なお、第6図(B)において、40.40は抵抗
溶接部分を示す。
を適宜の手段で加工して、例えば鍔状に広げて抵抗溶接
用のプロジェクション39を下向きに形成する。そして
、このプロジェクション39をセンサ固定ベース4の」
二面32に当接させた状態で、細管5とセンサ固定ベー
ス4との間に所定の電流を流して抵抗溶接を行って、細
管5をセンサ固定ヘース4に固定する(第6図(B)参
照)、なお、第6図(B)において、40.40は抵抗
溶接部分を示す。
而して、上記第2および第3の接続方法によれば、細管
5、アダプタ26、センサ固定ベース4を全てステンレ
スなどの耐腐食性に優れた単一の金属素材で構成するこ
とが可能となり、流体流路8を流れる流体が腐食性が強
いものであっても、質量流量計の構成部材が、これによ
って侵されることがなくなり、長寿命の質量流量計が得
られる。
5、アダプタ26、センサ固定ベース4を全てステンレ
スなどの耐腐食性に優れた単一の金属素材で構成するこ
とが可能となり、流体流路8を流れる流体が腐食性が強
いものであっても、質量流量計の構成部材が、これによ
って侵されることがなくなり、長寿命の質量流量計が得
られる。
そして、流体に直接曝される各部を鏡面仕上げすること
も可能であるから、流体中の不純物を吸着するといった
こともなくなる。
も可能であるから、流体中の不純物を吸着するといった
こともなくなる。
また、上述の各実施例においては、細管5をブロック体
としてのセンサ固定ベース4に接続するようにしている
が、ブロック体11に直接的に接続するようにしてもよ
い。
としてのセンサ固定ベース4に接続するようにしている
が、ブロック体11に直接的に接続するようにしてもよ
い。
(発明の効果〕
本発明は以上のように構成しであるので、次の4゜
ような効果を奏する。
請求項(1)に記載の発明によれば、細管とろう付けさ
れるアダプタの質量を小さくすることができ、両者のろ
う付は作業が容易になるとともに、気密性が向上する。
れるアダプタの質量を小さくすることができ、両者のろ
う付は作業が容易になるとともに、気密性が向上する。
請求項(2)および(3)に記載の発明によれば、抵抗
溶接作業だけで済み、接続作業が簡単になるとともに、
細管、アダプタ、センサ固定ベースなどを全て耐腐食性
に優れた単一の金属素材で構成することが可能となり、
長寿命でしかも気密性に優れた構造を得ることができる
。
溶接作業だけで済み、接続作業が簡単になるとともに、
細管、アダプタ、センサ固定ベースなどを全て耐腐食性
に優れた単一の金属素材で構成することが可能となり、
長寿命でしかも気密性に優れた構造を得ることができる
。
第1図および第2図は本発明の第1実施例を示し、第1
図は第1の接続方法を適用した質量流量計を示す縦断面
図、第2図(A)、 (B)は第1の接続方法を示す説
明図である。 第3図および第4図は本発明の第2実施例を示し、第3
図は第2の接続方法を通用した質量流量計を示す縦断面
図、第4図(A)、 (B)、 (C)は第2の接続方
法を示す説明図である。 第5図および第6図は本発明の第3実施例を示し、第5
図は第3の接続方法を適用した質量流量計を示す縦断面
図、第6図(A)、 (B)は第3の接続方法を示す説
明図である。 第7図〜第10図は従来の接続方法を説明するための図
である。 4・・・ブロック体(センサ固定ベース)、5・・・細
管、25・・・ブロック体の接続開口、26・・・アダ
プタ、27・・・アダプタの内部空間、29・・・プロ
ジェクション、30・・・細管の内部空間、36・・・
プロジェクション、39・・・プロジェクション。
図は第1の接続方法を適用した質量流量計を示す縦断面
図、第2図(A)、 (B)は第1の接続方法を示す説
明図である。 第3図および第4図は本発明の第2実施例を示し、第3
図は第2の接続方法を通用した質量流量計を示す縦断面
図、第4図(A)、 (B)、 (C)は第2の接続方
法を示す説明図である。 第5図および第6図は本発明の第3実施例を示し、第5
図は第3の接続方法を適用した質量流量計を示す縦断面
図、第6図(A)、 (B)は第3の接続方法を示す説
明図である。 第7図〜第10図は従来の接続方法を説明するための図
である。 4・・・ブロック体(センサ固定ベース)、5・・・細
管、25・・・ブロック体の接続開口、26・・・アダ
プタ、27・・・アダプタの内部空間、29・・・プロ
ジェクション、30・・・細管の内部空間、36・・・
プロジェクション、39・・・プロジェクション。
Claims (3)
- (1)両端が開放された内部空間を形成したアダプタに
対して、細管を、その内部空間とアダプタの内部空間と
が連通するように、ろう付けし、さらに、接続開口を有
するブロック体に対して前記アダプタを、その内部空間
と前記接続開口とが連通するように、アダプタに形成さ
れたプロジェクションを介して抵抗溶接するようにした
ことを特徴とする細管とブロック体との接続方法。 - (2)両端が開放された内部空間を形成したアダプタに
対して、細管を、その内部空間とアダプタの内部空間と
が連通するように、その端部に形成されたプロジェクシ
ョンを介して抵抗溶接し、さらに、接続開口を有するブ
ロック体に対して、アダプタを、その内部空間と前記接
続開口とが連通するように、前記アダプタに形成された
プロジェクションを介して抵抗溶接するようにしたこと
を特徴とする細管とブロック体との接続方法。 - (3)接続開口を有するブロック体に対して、細管を、
その内部空間と前記接続開口とが連通するように、その
端部に形成されたプロジェクションを介して抵抗溶接す
るようにしたことを特徴とする細管とブロック体との接
続方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1105485A JP2764713B2 (ja) | 1989-04-25 | 1989-04-25 | 細管とブロック体との接続方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1105485A JP2764713B2 (ja) | 1989-04-25 | 1989-04-25 | 細管とブロック体との接続方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02284772A true JPH02284772A (ja) | 1990-11-22 |
JP2764713B2 JP2764713B2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=14408895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1105485A Expired - Fee Related JP2764713B2 (ja) | 1989-04-25 | 1989-04-25 | 細管とブロック体との接続方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2764713B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09218217A (ja) * | 1996-02-15 | 1997-08-19 | Yazaki Corp | 流速センサモジュール及びその組立方法 |
JPH09317883A (ja) * | 1996-05-29 | 1997-12-12 | Sannohashi:Kk | トランスミッションのシフトフォ−ク移動用シャフト |
JP2016162064A (ja) * | 2015-02-27 | 2016-09-05 | 株式会社フジキン | マスフローコントローラ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6130782U (ja) * | 1984-07-27 | 1986-02-24 | 株式会社東芝 | パイプの接続構造 |
JPS61172688A (ja) * | 1985-01-28 | 1986-08-04 | Toshiba Corp | 圧縮機の管部材 |
-
1989
- 1989-04-25 JP JP1105485A patent/JP2764713B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6130782U (ja) * | 1984-07-27 | 1986-02-24 | 株式会社東芝 | パイプの接続構造 |
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JP2016162064A (ja) * | 2015-02-27 | 2016-09-05 | 株式会社フジキン | マスフローコントローラ |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2764713B2 (ja) | 1998-06-11 |
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