JPH04101889A - 感熱転写記録材料及び感熱転写記録方法 - Google Patents

感熱転写記録材料及び感熱転写記録方法

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JPH04101889A
JPH04101889A JP2219840A JP21984090A JPH04101889A JP H04101889 A JPH04101889 A JP H04101889A JP 2219840 A JP2219840 A JP 2219840A JP 21984090 A JP21984090 A JP 21984090A JP H04101889 A JPH04101889 A JP H04101889A
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JP2219840A
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Inventor
Katsunori Kato
加藤 勝徳
Tawara Komamura
駒村 大和良
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は感熱転写記録材ネ4及び感熱転写記録方法に関
し、さらに1訂しくは、特に色相と熱拡散性とに優れた
マゼンタ色素を含有する新規な感熱転写記録材料、およ
びそれを用いて色相と画像安定性(画像保存性)の優れ
たカラー画像を効率的に高濃度で形成することのできる
感熱転写記録方法に関する。
[従来の技術と発明か解決しようとする課題]従来から
、カラーハードコピーを得る方法として、インクシェツ
ト方式、電子写真方式、感熱転写方式等によるカラー記
録技術か検討されておリ、中でも感熱転写方式は操作や
保守が容易であること、装置の小型化、低コスト化が可
能であること、ランニングコストが安いことなどの利点
を有している。
この感熱転写方式には、支持体上に熱溶融性インク層を
設けてなる転写シート(感熱転写記録材料)を感熱ヘッ
トて加熱し、熱溶融性インク層からインクを被転写シー
ト(受像材料)上に溶融転写する方式と、支持体上に熱
拡散性色素(昇華性色素)を含むインク層を設けてなる
転写シートを感熱ヘットて加熱し、インク層から熱拡散
性色素を被転写シートに転写する熱拡散転写方式(昇華
転写方式)との2種類かあるか、後渚の熱拡散転写方式
の方が、感熱ヘットの熱エネルギーに応して色素の転写
量を変化させることかてき、画像の階調をコントロール
することかてきるのて、フルカラー記録に有利である。
ところで、熱拡散転写方式においては、感熱転写記録材
料に用いる色素か重要であり、この色素の色調か感熱転
写記録のスピード、画質、画像の保存安定性等に大きな
影響を与える。
この種の色素には次のような性質を具備していることか
望まれる。
(イ)感熱記録条件(ヘットの温度、加熱時間)下て容
易に熱拡散すること。
(ロ)色再現上、好ましい色相を有すること。
(ハ)記録時の加熱温度て熱分解しないこと。
(ニ)画像安定性(耐光性)、耐熱性、耐湿性、耐薬品
性などか良好であること。
(ホ)モル吸光係数か大きいこと。
(へ)感熱転写記録材料への添加か容易なこと。
(ト)合成が容易であること。
(チ)溶剤への溶解性か良好なこと。
従来から、感熱転写記録材料用の熱拡散性マゼンタ色素
としてアゾメチン型マゼンタ色素か公知であり、たとえ
ば特開昭59−184:139号、同59−22248
844号、同60−130735号、同64−6:l1
94号、時開IZ l −176592号等の特許公報
に開示されている。
これらのマゼンタ色素は上述した条件のいくつかを満足
するものであるか、色素によっては、吸収特性」二短波
側に2次吸収を有し色再現■−満足のいく色相か得られ
ないこと、画像安定性か悪いこと、溶媒溶解性か低いこ
となどの問題点か残されている。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであ
る。
すなわち、本発明の目的は、優れた色相と溶媒溶解性と
画像安定性とを有する熱拡散性のマゼンタ色素を含有す
る感熱転写記録材料と、該材料を用いてカラー画像を効
率的に高=IKて形成することのてきる感熱転写記録方
法とを提供することにある。
[前記課題を解決するための手段] 前記「1的を達成するための請求項1に記載の未発り1
は、下記一般式[I]て表わされるマゼンタ色素を含む
層を支持体−にに有することを特徴とする感熱転写記録
材料である。
また、請求項2に記載の本発明は、下記一般式[I]で
表されるマゼンタ色素を含む層を支持体上に43する感
熱転写記録材料の前記層に受像材料を屯ね、前記感熱転
写記録材料を画像情報に応して加熱し、前記色素を受像
材料側に拡散移行させることによって画像を受像材料上
に形成することを特徴とする感熱転写方式方υ、である
R2 [I] たたし1式中、R1は一価のノ、(を示す。
R2はアシルノ、(またはアリールノ、(を示ず。
R:lおよびR4は互いに回しても異なっていてもよい
アルキル基、または互いに結合して一個の窒素原子とと
もに5 t′iもしくは60の環を形成する原子群を示
す。
R5は水素原子または一価の基を表わす。
以下、さらに一般式[I]について詳細に説明する。
前記R1で表わされる一価の基としては、たとえばアル
キル基(たとえばメチル基、エチル基、イソプロピル各
基、tcrt−ブチル基など)、シクロアルキル基(た
とえばシクロペンチル基、シクロヘキシル基など)、ア
リール基(たとえばフェニル基など)、アラルキル基(
たとえばベンジル基、2−フェネチル基)、アルコキシ
基(たとえばメトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ
基、n−ブトキシ基など)、アリールオキシ基(たとえ
ばフェノキシ基など)、シアノ基、アシルアミノ基(た
とえばアセチルアミノ基、プロピオニルアミノ基など)
、アルキルチオ基(たとえばメチルチオ基、エチルチオ
基、n−ブチルチオ基など)、アリールチオ基(たとえ
ばフェニルチオ基など)、スルホニルアミノ基(たとえ
ばメタンスルホニルアミノ基、ベンゼンスルホニルアミ
ノ基など)、ウレイド基(たとえば3−メチルウレイド
基、3,3−ジメチルウレイド基、1,3−ジメチルウ
レイド基など)、カルバモイル基(たとえばメチルカル
バモイル基、エチルカルバモイル基、ジメチルカルバモ
イル基など)、スルファモイル基(たとえばエチルスル
ファモイル基、ジメチルスルファモイル基など)、アル
コキシカルボニル基(たとえばメトキシカルボニル基、
エトキシカルボニル基など)、アリールオキシカルボニ
ル基(たとえばフェノキシカルボニル基など)、スルホ
ニル基(たとえばメタンスルホニル基、ブタンスルホニ
ル基、フェニルスルホニル基など)、アシル基(たとえ
ばアセチル基、プロパノイル基、ブチロイル基など)、
アミノ基(たとえばメチルアミノ基、エチルアミノ基、
ジメチルアミノ基など)か挙げられる。
中てもR’として好ましいのは、アルキル基(たとえば
エチル基、イソプロピル基、 tert−ブチル基など
)アリール基(たとえばフェニル基など)なとである。
前記R2はアシル基またはアリール基を示す。
中ても、R2として好ましいのは、アルキルカルボニル
基、アルキルカルボニル基、フェニル基とである。
R3およびR4は、互いに同じても異なっていても良い
アルキル基、または互いに結合して一個の窒素原子とと
もに5員または6負の環を形成する原子群である。
中てもR3およびR4として好ましいのは、R″とR4
とか結合しない場合は炭素数1〜5のアルキル基、アル
コキシ基を有する炭素数1〜5のアルキル基、R3とR
4とが結合した場合は一個の窒素原子とともに6員環を
形成する炭素原7群、−個の窒素原子と一個の酸素原子
とともに6員環を形成する炭素原子群などを挙げること
がてきる。
前記R′は水素原子または一価の基を表わす。
その−価の基としては、前記R1として挙げた一価の基
を挙げることかてきる。
R5として好ましいのは水素原子、炭素数1〜5のアル
キル基、炭素数1〜5のアルコキシ基なとてあり、特に
好ましいのは水素原子、メチル基、メトキシ基なとであ
る。
なお、前記R’ 、R2,R3,R’およびR5て表わ
される6基は、それぞれt換基を有していてもよい。
そのt換基としては、たとえばヒドロキシル基、ハロゲ
ン原子(たとえば塩素原子、フッ素原子など)、アルキ
ル基(たとえばメチル基、エチル基、イソプロピル基、
n−ブチル基など)、シクロアルキル基(たとえばシク
ロペンチル基、シクロヘキシル基など)、アリール基(
フェニル基など)、アルケニル基(たとえば2−プロペ
ニル基など)、アラルキル基(たとえばベンジル基、2
−フェネチル基など)、アルコキシ基(たとえばメトキ
シ基、エトキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基
など)、アリールオキシ基(たとえばフェノキシ基など
)、シアノ基、アシルアミノ基(たとえばアセチルアミ
ノ基、プロピオニルアミノ基など)、アルキルチオ基(
たとえばメチルチオ基、エチルチオ基、n−ブチルチオ
基など)、アリールチオ基(たとえばフェニルチオ基な
ど)、スルホニルアミノ基(たとえばメタンスルホニル
アミノ基、ベンゼンスルホニルアミノ基など)、ウレイ
ド基(たとえば3−メチルウレイド基、3,3−ジメチ
ルウレイド基、1,3−ジメチルウレイド基など)、カ
ルバモイル基(たとえばメチルカルバモイル基、エチル
カルバモイル基。
ジメチルカルバモイル基など)、スルファモイル基(た
とえばエチルスルファモイル基、ジメチルスルファモイ
ル基など)、アルコキシカルボニル基(たとえばメトキ
シカルボニル基、エトキシカルボニル基など)、アリー
ルオキシカルボニル基(たとえばフェノキシカルボニル
基など)、スルホニル基(たとえばメタンスルホニル基
、ブタンスルホニル基、フェニルスルホニル基など)、
アシル2!i(たとえばアセチル基、プロパノイル基、
ブチロイル基など)、アミノ基(メチルアミノ基、エチ
ルアミノ基、ジメチルアミノ基など)、ニトロ基などが
挙げられる。
一般式[I]で表わされるマゼンタ色素の具体的な代表
例を第1図に示す。
一般式[I]て表わされるマゼンタ色素、すなわち本発
明に係るマゼンタ色素は、いずれも熱拡散性1色相、溶
媒溶解性の優れたアジン型色素である。
なお、本発明に言う「熱拡散」とは、感熱転写記録材料
を加熱するとき、その熱エネルギーに応じて色素が気体
、液体または固体の状態て実質的に単独で拡散および/
または転写することを示すものてあり、当業者間におい
て「昇華転写」とされているものと実質的に同義である
本発明に係るマゼンタ色素は、6−アシルアミノピラゾ
ロ[2,3−α]トリアゾールとp−フェニレンシアミ
ンの酸化体とを、酸化剤の存在下にアルカリ性て酸化カ
ップリングすることによって、色素形成時、分子内閉環
反応により容易に合成することができる。
この酸化カップリング反応は、アルカリ性条件・下で進
行させるのか好ましく、反応媒体は有機溶媒、水性有機
溶媒、水溶液のいずれてもよい。
また、酸化剤としては有りa質、無amを問わすp−フ
ェニレンジアミンの誘導体を酸化し得る電位を有するも
のてあればよく、たとえばハロゲン化銀、過酸化水素、
二酸化マンガン、過硫酸カリウム、酸素などの無機酸化
剤、N−ブロモコハク酸イミド、クロラミンTなどの有
機酸化剤を用いることかできる。
また、本発明に係るイエロー色素は上記合成法以外に、
電極反応によっても製造することが回部である。
この電極反応に拠るときは、電流、電圧、支持電解質、
溶媒、電極等を通出に選択する必要がある。
本発明の感熱転写記録材料は、前記一般式[I]で表わ
されるマゼンタ色素を含有する層(以下、感熱層と称す
ることかある。)を支持体上に設けてなる。
前記感熱層における色素の含有量は、支持体lrn’当
り0.05〜lOgか好ましい。
前記感熱層は、前記色素の一種または二種以上をバイン
ダーとともに溶媒中に溶解することにより、あるいは前
記色素の一種または二種以上をバインダーとともに溶媒
中に微粒子状に分散させることにより、感熱層形成用塗
料を調製し、該塗料を支持体上に塗布し、適宜に乾燥す
ることにより、形成することかてきる。
感熱層の厚さは乾燥膜厚て0.1〜5μmの範囲か好ま
しい。
前記バインダーとしては、セルロース系、ポリアクリル
酸系、ポリビニルアルコール系、ポリビニルピロリドン
系等の水溶性ポリマー、アクリル樹脂、メタクリル樹脂
、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリスルホン、ポ
リエーテルスルホン、ポリビニルブチラール、ポリビニ
ルアセタール、ニトロセルロース、エチルセルロース等
を挙げることができる。
これらのバインダーは、一種または二種以上を有機溶媒
に溶解して用いるたけてなく、ラテックス状に分散させ
て用いてもよい。
バインダーの使用量としては、支持体trn’当り0.
05〜30gが好ましい。
前記塗料調製用の溶媒としては、水、アルコール類(例
えばエタノール、プロパツール)、セロソルブ類(例え
ば酢酸エチル)、芳香族類(例えばトルエン、キシレン
、クロルベンゼン)、ケトン類(例えばアセトン、メチ
ルエチルケトン)、エーテル類(例えばテトラヒドロフ
ラン、ジオキサン)、塩素系溶剤(例えばクロロホルム
、トリクロルエチレン)等が挙げられる。
前記支持体としては、寸法安定性がよく、記録の際に感
熱ヘットの熱に耐えるものてあればよいか、コンデンサ
ー紙、グラシン紙のような薄葉紙、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリアミド、ポリカーボネートのような耐熱
性のプラスチックフィルムか好ましく用いられる。
支持体の厚さは2〜30Bmが好ましく、また支持体は
バインダーとの接着性の改良や色素の支持体側への転写
、染着な防止する目的で下引層を有していてもよい。
さらに支持体の裏面(感熱層と反対側)には、ヘットが
支持体に粘着するのを防止する目的てスリッピング層が
設けられていてもよい。
本発明の感熱転写記録材料は、感熱層上に特開昭59−
106997号公報に記載されているような熱溶融性化
合物を含有する熱溶融性層を有していてもよい。
この熱溶融性化合物としては、65〜130℃の融点を
有する無色もしくは白色の化合物が好ましく用いられ、
たとえばカルナバロウ、密ロウ、カンプリワックス等の
ワックス類、ステアリン酸、ベヘン酸等の高級脂肪酸、
キシリトール等のアルコール類、アセトアミド、ベンゾ
アミド等のアミド類、フェニルウレア、ジエチルウレア
等の尿素類等を挙げることがてきる。
なお、これらの熱溶融性層には、色素の保持性を高める
ために、たとえばポリビニルピロリドン、ポリビニルブ
チラール、飽和ポリエステル等のポリマーが含有されて
いても良い。
本発明の感熱転写記録材料によると、後述するように一
種の色素て階調性のあるマゼンタ色素画像を得ることか
てきるか、フルカラー画像記録の可能な感熱転写記録材
料にするには、熱拡散性シアン色素を含有するシアン感
熱層、本発明に係る熱拡散性マゼンタ色素を含有するマ
ゼンタ感熱層、熱拡散性イエロー色素を含有するイエロ
ー感熱層の、合計3層を、支持体の同一表面上に順次に
繰り返して塗設するのか好ましい。
さらに、黒色画像形成物質を含む感熱層を上記三層に追
加し、合計4層か支持体の同一表面上に順次綴り返して
塗設されていても良い。
本発明の感熱転写記録方法においては、感熱転写記録材
料の感熱層または熱溶融性層と受像材料とを重ね合わせ
、画像情報に応じた熱を感熱転写材料に与え、感熱層ま
たは熱溶融性層からマゼンタ色素を受像材料へ移行定着
させることによって、画像を受像材料上に形成させる。
この感熱転写記録方法を図面で説明すると、第2図(イ
)において、支持体lと感熱層2からなる感熱転写記録
材料3の感熱層2中に前記マゼンタ色素を含有させると
、このマゼンタ色素はたとえばサーマルヘッド4の発熱
抵抗体からの熱によって受像材料5に拡散移行し、その
支持体6上の受像層7において定着する。
また、感熱層上に熱溶融性層を積層した感熱転写材料を
用いる第2図(ロ)の場合は、感熱層2に前記マゼンタ
色素を含有させると、このマゼンタ色素はヘット4の発
熱抵抗体からの熱によって熱溶融性層9に拡散移行し、
このマゼンタ色素を含む溶融性層の一部または全部9a
か凝集破壊もしくは界面剥離を起こして、受像材料5側
に移行する。また、はじめからマゼンタ色素が熱溶融性
層9に含有されている場合も、第2図(ロ)と同様の原
理にしたがって受像材料5偏に画像が形成される。
なお、本発明て用いる前記受像材料は、一般に紙、プラ
スチックフィルム、または紙−プラスチックフィルム複
合体を支持体にしてその上に受像層としてポリエステル
樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、塩化ビニールと他の千ツマ
−(例えば酢酸ビニル等)との共重合体樹脂、ポリビニ
ルブチラール、ポリビニルピロリドン、ポリカーボネー
ト等の一種または二種以上のポリマー層を形成してなる
また、上記支持体そのものを受像材料にすることもある
受像層には、塩基性化合物および/または媒染剤が含有
されていても良い。
その塩基性化合物としては、無機質であれ有機質てあれ
特に制限はないか、たとえば炭酸カルシウム、炭酸ナト
リウム、酢酸ナトリウム、アルキルアミン、アリールア
ミンなどを用いることかてきる。
また、媒染剤としては、3級アミノ基を有する化合物、
含窒素複素環基を有する化合物、あるいはこれらの4級
カチオン基を有する化合物などを挙げることかてきる。
[実施例] 次に、実施例に基いて本発明を具体的に説明するが、本
発明はそれに限定されない。
(実施例1) 一塗料の調製− 下記の原料を混合して、熱拡散性マゼンタ色素を含む均
一な溶液の塗料を得た。
熱拡散性マゼンタ色素M−1 (第1図参照)・・・・・・・・・・・10gニトロセ
ルロース・・・・・・・・・・15gメチルエチルケト
ン・・・・・・・ 200mJ1−感熱転写記録材料の
作製− 上記塗料を厚み4.5fiLmのポリエチレンテレフタ
レートフィルム(支持体)の上にワイヤーバーを用いて
乾燥後の塗布量か1.0g/m2になるように塗布・乾
燥し、感熱転写記録材料を得た。
なお、上記ポリエチレンテレフタレートフィルムの裏面
には、スティッキング防止層として、シリコン変性ウレ
タン樹脂(SP−2105、大日精化社製)を含むニト
ロセルロース層か設けられている。
一受像材料の作製− 紙の両面にポリエチレン層をラミネートしたその片側の
ポリエチレン層の上に、受像層としてシリコンオイルな
O,15g/m2含む塩化ビニル樹脂を付量5 g /
 m 2になるように塗4jシ、受像材料を得た。
なお、上記片側のポリエチレン層には、適琶の白色顔料
(Ti02)と青味剤とか含有されている。
一感熱転写記録方法一 上記感熱転写記録材料と上記受像材料とを、感熱転写記
録材料の塗装面と受像材料の受像面とが向き合うように
重ね、感熱転写記録材料のスティッキング防止層側から
感熱ヘットを当てて画像記録を行なった。
得られた画像の最大反射濃度、吸収特性(短波側の2次
吸収性)、画像安定性(耐光性)の測定結果を第1表に
示す。
また、同表にはマゼンタ色素の溶媒に対する溶解性の良
否の結果も合わせて示した。
なお、上記記録条件と測定方法は、以下に示すとおりで
ある。
主走査、副走査の線密度=8ドツト/ m mヘットの
加熱時間。
20m5ec(印加エネルギー約11.2X10−3J
 )から0.2m5ec(印加エネルギー約1.I2X
 1O−3J )の間て段階的に加熱時間を調整した。
最大反射濃度(D、、、 ): 光学濃度計[コニカ■製PCA−65型を用いて測定し
た。
吸収特性・ 比較例1(後述)を基準の△とし、目視により彩度の高
いものを0、低いものを×とした。
画像安定性: 試料をキセノンフェードメータて96時間照射すること
により評価した。
溶媒溶解性: 前記塗料の調製時にメチルエチルケトンに対する色素の
溶解性を調べた。
記録電圧:       0.6W/トット(実施例2
〜5) 実施例1におけるマゼンタ色素M−1に代えてマゼンタ
色素M−3、M−4、M−6、M−9(いずれも第1図
参照)をそれぞれ用いたこと以外は実施例1と同様の条
件で感熱転写記録材料と受像材料とを作製し、同様にし
て画像形成を行なった。
得られた画像の最大反射濃度、吸収特性(短波側の2次
吸収性)、画像安定性(耐光性)および色素の溶媒溶解
性を第1表に示す。
(比較例1.2) 実施例1におけるマゼンタ色素M−1に代えて下記の2
種の比較色素A、Bをそれぞれ用いたこと以外は実施例
1と同様の条件て感熱転写記録材料と受像材料とを製作
し、同様にして画像形成を行なった。
得られた画像の最大反射濃度、吸収特性(短波側の2次
吸収性)、画像安定性(耐光性)および色素の溶媒溶解
性の測定結果を第1表に示す。
比較色素A 比較色素B: 訂)○ 良好 Δ 第 やや不良、 表 不良。
第1表から明らかなように、各実施例ては各比較例に比
べて、高濃度て吸収特性や画像安定性(画像保存性)の
優れたマゼンタ画像を得ることかてきる。
しかも、各実施例て用いたマゼンタ色素は溶媒に対する
溶解性か良好であるから、インクシートの製造適性に優
れ、感熱転写記録媒体を高い生産性のもとて、すなわち
効率的に製造することかてきる。
(実施例6) 第3図に示すように、実施例1と回し材料の支持体】1
(裏面にスティッキング防止層15を右する。)上にイ
エロー感熱層12、マゼンタ感熱層13、シアン感熱層
14を順次塗設して感熱転写記録材料を製作した。
たたし、マゼンタ感熱層12は実施例1と同じ構成てあ
り、イエロー感熱層13およびシアン感熱層14の構成
は下記に示すとおりである。
−イエロー感熱層13− バインダー:ポリビニルブチラール、付き量0.9g/
m” イエロー色素二下記構造を有する。付き量0.6g/m
’ 一シアン感熱層14 バインダー:ニトロセルロース、付き量0.9g/m2 シアン色素:下記構造を有する。付き量0.6g/m2 上記感熱転写記録材料と実施例1と同じ受像材料とを用
いてビデオプリンター(−日立製作所型、VY−100
)により感熱転写を行なったところ、良好な階調性と色
再現性と画像安定性とを有するフルカラー画像か得られ
た。
(実施例7) 実施例9の感熱転写記録材料の上に中間層としてp−ト
ルアミドのボールミル分散物5g、ポリビニルピロリド
ン7g、ゼラチン3g、下記硬膜剤0.3gを含む水溶
液100mJlをp−トルアミドの付き量か(15g 
/ m 2になるように塗設した。
硬膜剤ニ Na 酸化防止剤: さらに、前記中間層上に熱溶融性層として、下記紫外線
吸収剤(付き量0.1g/m”)と下記酸化防止剤(付
き10.1 g/m2)とエチレン−酢酸ビニル共重合
体(酢酸ビニル含量20重量%、付き量0.2 g/m
2)とを含むカルバナロウ(付き呈:0.2 g / 
m2)をホットメルト塗布状により塗設して、感熱転写
記録材料を製作した。
紫外線吸収剤: C,H,(t) この感熱転写記録材料と受像材料としての白色普通紙と
を用いて実施例9と同様にビデオプリンターにより感熱
転写を行なった。
その結果、優れた色再現性と階調性とを有するフルカラ
ー画像か得られた。
[発明の効果] 本発明の感熱転写記録材料によると、感熱層または熱溶
融性層に特定の熱拡散性マゼンタ色素を添加するのて、
色相と画像安定性と優れた高温度のカラー画像を得るこ
とがてきる。
また、本発明の感熱転写記録方法によると、上記感熱転
写記録材料を用いるので上記特長を備えた画像を効率的
に形成することかできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る代表的なマゼンタ色素の構造式を
示す説明図である。 第2図(イ)、(ロ)は本発明の感熱転写記録方法の原
理を示す説明図である。 第3図は本発明の感熱転写記録媒体の一例を示す断面図
である。 l・・・支持体、2・・・感熱層、3・・・感熱転写記
録材料、4・・・サーマルヘッド、5・・・受像材料、
6・・・支持体、7・・・受像層、8・・・感熱転写記
録材料、9・・・熱溶融性層、l】・・・支持体、12
・・・イエロー感熱層、13・・・マゼンタ感熱層、1
4・・・シアン感熱層。 (ロ) 第3図 [ 続 補 止 書(方式) 補正の内容 (1)図面の第1図を、 第1図(そのl)、 および第1図(そ Q〕2)に、 差し替える。 (2)明細書の第31頁第2行に記載の「第1図」を「
第1図(そのl)、 第1図(その2)それぞれ」に補正する。 以上 補正をする者 本件との関係

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式[ I ]で表わされるマゼンタ色素を
    含む層を支持体上に有することを特徴とする感熱転写記
    録材料。 ▲数式、化学式、表等があります▼[ I ] [ただし、式中、R^1は一価の基を示し、R^2はア
    シル基またはアリール基を示し、R^3およびR^4は
    互いに同じでも異なっていてもよいアルキル基、または
    互いに結合して一個の窒素原子とともに5員もしくは6
    員の環を形成する原子群を示す。 R^5は水素原子または一価の基を表わす。](2)請
    求項1に記載の一般式[ I ]で表されるマゼンタ色素
    を含む層を支持体上に有する感熱転写記録材料の前記層
    に受像材料を重ね、前記感熱転写記録材料を画像情報に
    応じて加熱し、前記色素を受像材料側に拡散移行させる
    ことによって画像を受像材料上に形成することを特徴と
    する感熱転写記録方法。
JP2219840A 1990-08-21 1990-08-21 感熱転写記録材料及び感熱転写記録方法 Pending JPH04101889A (ja)

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