JPH04101216U - プロテクタ - Google Patents

プロテクタ

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JPH04101216U
JPH04101216U JP669491U JP669491U JPH04101216U JP H04101216 U JPH04101216 U JP H04101216U JP 669491 U JP669491 U JP 669491U JP 669491 U JP669491 U JP 669491U JP H04101216 U JPH04101216 U JP H04101216U
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JP
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focusing member
focusing
protector
locking
wire assembly
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JP669491U
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秀俊 佐藤
徹 山口
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矢崎総業株式会社
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  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の集束部が所定の間隔で連結された第1
の集束部材及び第2の集束部材で構成されるプロテクタ
において、組電線を確実に集束することが出来ると共に
屈曲し易くする。 【構成】 第2の集束部材に形成された係止突起49
と、この係止突起49が集束部39の配列方向に沿って
相対移動可能に係止される第1の集束部材33に形成さ
れた係止孔43とを設け、第1の集束部材33と第2の
集束部材35との間で組電線を集束する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、組電線を集束するためのプロテクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
図8乃至図12には従来の組電線集束用のプロテクタが示されている。図8に 示されるプロテクタ1は実開昭62−68409号公報で開示されており、この プロテクタ1は、可撓性の板材を筒状に成型したプロテクタ本体3と、プロテク タ本体3の重ね合わされる両側部に形成されたロック部7と、プロテクタ本体3 に形成されたスリット9とで構成されている。
【0003】 このプロテクタ1により組電線5を集束する場合には、筒状のプロテクタ本体 3を開いて組電線を包み込むように組電線5の外周に巻き付ける。そしてロック 部7で両側部を連結することにより組電線5を集束する。またこのプロテクタ本 体3を屈曲させる場合にはスリット9によって屈曲し易くなっている。
【0004】 ところが、上記プロテクタ1は、プロテクタ本体3が予め筒状に形成されてい るので、プロテクタ本体3を開いて組電線5を包み込む集束作業が面倒で作業性 が悪い。また組電線5を車両の床等に配索する際にプロテクタ1を屈曲させると 、両側部が位置ずれを生じてロック部7のロックが外れ易く、確実に組電線を集 束することが出来ない。このため信頼性に欠けるという問題がある。
【0005】 また図9及び図10に示されるプロテクタ11は実開昭60−98811号公 報で開示されており、このプロテクタ11は、ヒンジ部23で連結された複数の 半リング体13、15と、これらの半リング体13、15に各々形成されたロッ ク部17(図10参照)と、半リング体13、15を連結する蛇腹部25とで構 成され、ロック部17は、半リング体15に形成された凹部19と、半リング体 13の先端に形成された球状の突起21とで構成されている。
【0006】 このプロテクタ11によって組電線5を集束する場合には、半リング体13と 半リング体15との間に組電線5を配置した後に半リング体13と半リング体1 5とを、凹部19内に突起21をそれぞれ係合させることにより一つずつ閉じる 。これにより半リング体13と半リング体15とで組電線5が集束される。
【0007】 ところが、上記プロテクタ11は、半リング体13、15に各々ロック部17 が形成されているので、組電線5を集束する場合ロック作業をする工程が多く作 業が面倒である。また凹部19は成型する場合アンダーカット部となり、金型成 型時に無理抜きを行って成型している。このため凹部19が設計寸法より大きく なることがあり、凹部19内に挿入された突起21が抜け易くなり、半リング体 13と半リング体15を確実に連結することが出来ないという問題がある。
【0008】 さらに、ロック部17を半リング体13、15に各々形成するために半リング 体13、15の幅Lが長くなり、図11に示されるように屈曲させる場合に屈曲 半径Rが大きくなる。また半リング体13、15は蛇腹部25を介して連結され ているため、屈曲した場合に蛇腹部23が邪魔になり、屈曲しにくいという問題 がある。
【0009】 また図12に示されるようにプロテクタ11を2個並列に形成して集束する組 電線を多くしたプロテクタも提案されているが、上記プロテクタ11と同様に屈 曲しにくく、確実に組電線を集束することが出来ない。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】
このように、上記したプロテクタ1、11は、組電線を集束する作業が面倒で 、屈曲しにくく、屈曲させるとロック部がはずれ易いという問題がある。
【0011】 そこで、本考案は組電線を確実に集束することが出来ると共に屈曲し易いプロ テクタを提供することが目的である。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本考案では、第1の集束部材及び第2の集束部材のい ずれか一方に形成された係止突起と、この係止突起が集束部の配列方向に沿って 相対移動可能に係止される第1の集束部材及び第2の集束部材のいずれか他方に 形成された係止部とを設け、係止突起を係止部に係止することにより第1の集束 部材と第2の集束部材との間で組み電線を集束することを特徴としている。
【0013】
【作用】
第1の集束部材と第2の集束部材との間に組電線を配置し、例えば第1の集束 部材に形成した係止突起を第2の集束部材に形成した係止部に係止することによ り、第1の集束部材と第2の集束部材との間で組電線を集束することが出来る。
【0014】 第1の集束部材と第2の集束部材との間で組電線を集束した状態で、プロテク タを例えば車両の床の形状に沿わせて屈曲させると、係止突起が集束部の配列方 向に沿って係止部に対して相対移動する。このため外側に位置する例えば第1の 集束部材と内側に位置する第2の集束部材とのずれが吸収される。これにより係 止突起がプロテクタの屈曲により係止部からはずれることがなく、組電線を確実 に集束することが出来る。また車両等の床の形状に沿って容易に屈曲することが 出来る。
【0015】
【実施例】
以下図1乃至図7を用いて本考案に係るプロテクタの実施例について説明する 。
【0016】 図1乃至図3に示されるようにプロテクタ31は、第1の集束部材33と、こ の第1の集束部材33と対称形に形成された第2の集束部材35とで構成されて いる。
【0017】 上記第1の集束部材33は、両端部に配置される端部集束部37と、これらの 端部集束部37間に所定の間隔で配列された複数個の集束部39と、端部集束部 37及び集束部39を連結する一対の連結部41とが一体に成型されて構成され ている。端部集束部37には、突出部51が形成されており、連結部41には、 集束部39の配列方向に沿う長孔の係止孔43(係止部)が形成されている。
【0018】 上記第2の集束部材35は、連結部41に対応した一対の連結部47に先端部 が鉤状に形成された一対の係止突起49が、第1の集束部材33の係止孔43に 対応して複数個形成されている。これらの係止突起49は、図4及び図5に示さ れるように第1の集束部材33の係止孔43に係止されて第1の集束部材33と 第2の集束部材35とを一体に結合する。
【0019】 また、図7に示されるようように、集束部39の配列方向に沿う係止突起49 の長さL1 は、係止孔43の同方向に沿う長さL2 より短く設定されており、第 1の集束部材33と第2の集束部材35が真直状態で一体に結合されると、係止 突起49が係止孔43の集束部39の配列方向のほぼ中間部に位置している。そ してプロテクタ31を屈曲すると外側あるいは内側のいずれか一方に位置した第 1の集束部材33と、外側あるいは内側のいずれか他方に位置した第2の集束部 材35との相対的なずれにより係止孔43内を係止突起49が相対移動する。
【0020】 また第2の集束部材35の突出部51には、クリップ53が形成されており、 例えば床等に形成された図示しない係止穴内に係止されてプロテクタ31を固定 するようになっている。
【0021】 次にプロテクタ31によって組電線5を集束する手順について説明する。
【0022】 例えば、組電線を配索する図示しない治具台上に第1の集束部材33を載置し た状態で、端部集束部37及び集束部39内の組電線を挿入する。そして第2の 集束部材35を第1の集束部材33の上部に被せた後に、第1の集束部材33の 係止孔43に第2の集束部材35の係止突起49を挿入し係止する。このとき係 止突起49を係止孔43内に一度に係止することにより、組電線5の集束作業を 容易に行うことが出来る。
【0023】 この状態で例えば車両の床形状あるいは、取り付け位置の形状に沿わせて、図 6に示されるように屈曲させると、内側に位置した第1の集束部材33の係止孔 43内を外側に位置した第2の集束部材35の係止突起49が集束部39の配列 方向(図7の矢印a方向)に相対移動し、1の集束部材33は収縮する方向に力 が付与されて集束部39間L3 が狭くなり、第2の集束部材35は引っ張り方向 に力が付与され集束部39間L3 が広がる。
【0024】 従って、本実施例によれば、容易に組電線5をプロテクタ31に集束出来ると 共に屈曲しても係止突起49が係止孔43から脱落することがないので確実に組 電線5を集束することが出来る。さらに集束部39の幅を小さくして、細かく分 割することにより、プロテクタ31の屈曲半径Rを小さくすることが出来る。
【0025】 なお、本実施例では係止部として係止孔43の例を示したが、これに限らず切 り欠きでも良い。
【0026】 また本実施例では第1の集束部材33に係止孔43を形成し、第2の集束部材 35に係止突起49を形成したがこれに限らず第1の集束部材33に係止突起4 9を形成し、第2の集束部材35に係止孔43を形成しても良い。
【0027】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、第1の集束部材に形成した係止突起と、 この係止突起が集束部の配列方向に沿って相対移動可能に係止される第2の集束 部材に形成された係止部とを設けたので、第1の集束部材と前記第2の集束部材 との間で組電線を確実に集束することが出来ると共に容易に屈曲することが出来 るという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るプロテクタの実施例を示す分解斜
視図である。
【図2】プロテクタの側面を示す側面図である。
【図3】プロテクタの平面を示す平面図である。
【図4】図2のA−A線に沿って切断した断面図であ
る。
【図5】図2のB−B線に沿って切断した断面図であ
る。
【図6】プロテクタを屈曲させた状態を示す平面図であ
る。
【図7】係止突起と係止穴との関係を示す側面図であ
る。
【図8】従来のプロテクタを示す斜視図である。
【図9】従来の他のプロテクタを示す斜視図である。
【図10】図9に示されるプロテクタを示す断面図であ
る。
【図11】図9に示されるプロテクタの屈曲状態を示す
平面図である。
【図12】図9に示されるプロテクタの変形例を示す断
面図である。
【符号の説明】
5 組電線 31 プロテクタ 33 第1の集束部材 35 第2の集束部材 37 端部集束部 39 集束部 41、47 連結部 43 係止穴(係止部) 49 係止突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の集束部が所定の間隔で可撓性連結
    部により連結された第1の集束部材及び第2の集束部材
    で構成され、前記第1の集束部材と前記第2の集束部材
    との間で組電線を集束するプロテクタであって、前記第
    1の集束部材及び第2の集束部材のいずれか一方に形成
    された係止突起と、この係止突起が前記集束部の配列方
    向に沿って相対移動可能に係止される前記第1の集束部
    材及び第2の集束部材のいずれか他方に形成された係止
    部とを設け、前記係止突起を前記係止部に係止すること
    により前記第1の集束部材と前記第2の集束部材との間
    で組み電線を集束することを特徴とするプロテクタ。
JP1991006694U 1991-02-18 1991-02-18 プロテクタ Expired - Lifetime JP2524837Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007312472A (ja) * 2006-05-17 2007-11-29 Yazaki Corp ハーネスプロテクタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0190222U (ja) * 1987-12-03 1989-06-14
JPH01146712U (ja) * 1988-03-15 1989-10-11
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