JPH0410112Y2 - - Google Patents

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JPH0410112Y2
JPH0410112Y2 JP13504885U JP13504885U JPH0410112Y2 JP H0410112 Y2 JPH0410112 Y2 JP H0410112Y2 JP 13504885 U JP13504885 U JP 13504885U JP 13504885 U JP13504885 U JP 13504885U JP H0410112 Y2 JPH0410112 Y2 JP H0410112Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 開示技術は、自動車の運転席において、清涼飲
料等を注ぐ紙コツプ等の容器のホルダーの構造の
技術分野に属する。
〈要旨の概要〉 而して、この考案は、自動車のインストルメン
トパネル等のボデイに金属製や合成樹脂製のガイ
ドを押し込み姿勢維持用のストツパのフツクを基
端縁に有して設け、該ガイドに対してコツプ等の
飲料用の容器孔を略中央部に少なくとも1つ形成
されている薄板状のスライドパネルが弾機により
ガイド両側のレールを介し半自動式に押込み、引
出し自在に装着されている自動車等の車輌の容器
ホルダー構造に関する考案であり、特に、ガイド
とスライドパネルのリテーナとの間にはガイドに
基端を取付けたトーシヨンスプリング等の弾機が
介装されて常時スライドパネルを設定ストローク
まで引出し方向に押し出し自在に付勢してガイド
にはスライドパネルに当接して摩擦を生じるブレ
ーキ用の板バネが付設されており、又、スライド
パネルの基端部にはスリツトにより上下方向等に
変位するブツシユが弾性的に一体的に設けられて
ガイドの対応するフツクに係合離脱自在にされて
いる半自動型の車輌の容器ホルダー構造に係る考
案である。
〈従来技術〉 周知の如く、旅行や物資輸送に対して高速道路
網の拡充と共に、自動車の性能が大幅に向上して
長距離運転の機会が極めて多くなり、したがつ
て、長距離運転の安全性を高めるうえで、又、休
養をとつたり、気分転換を図るうえで清涼飲料等
を摂る場合が多い。
この場合、通常後部座席では特には問題はない
が、運転席で飲料をとる場合は身近なところにコ
ツプ等の容器を確実、且つ、簡易に取り上げた
り、載置したりすることがスムースに行え容器ホ
ルダーを設けることが望まれる。
而して、運転席や助手席の乗員の取合い位置姿
勢から見てコツプ等に対する容器ホルダーは、第
6図に示す様に、運転席1のコンソールボツクス
2やセンターロアパネル3に設けることが最も好
ましい。
そこで、例えば、実願昭60−59793号考案に示
されている様に、当該部分にて所謂引出し式のス
ライドパネルをセンターロアパネル3に設けたガ
イドにセツトさせて引出し自在にし、スライドパ
ネルに引き手を形成するようにした技術が案出さ
れている。
〈考案が解決しようとする課題〉 さりながら、当該第6図に示す様に、センター
ロアパネル3にはラジオやステレオ等の音響機
器、或は、灰皿等様々の機器が多く装備収納さ
れ、一方、コンソールボツクス2にはコンピユー
タ類が装備されて充分な空間をとれず、したがつ
て、スライドパネルのガイドに対する引出し機構
を設けるだけの充分なスペースがなく、取り付け
が難しいという難点があり、そのため、運転者や
乗員がスライドパネルの基部を掴んで引き出すよ
うにされているためにスライドパネルの基部をセ
ンターロアパネル3から充分な量突出状態にする
と見栄えが悪くなり、他の機器を操作するのに干
渉して支障となりかねない不具合があつた。
〈考案の目的〉 この考案の目的は上述従来技術に基づく自動車
の運転席側に設けられる清涼飲料のコツプ等の容
器をセツトする容器ホルダーの問題点を解決すべ
き技術的課題とし、極めて肉厚が薄い板状のスラ
イドパネルの容器に対する支持、及び、場所をと
らない利点を充分に生かしながらも、運転席に対
する取付け、整備が容易に行え、他の機器の操作
に何ら支障を起こすことなく、運転席や助手席か
らワンタツチで引出し、及び、収納操作が出来る
ようにして車輌産業における付帯装備技術利用分
野に益する優れた車輌の容器ホルダー構造を提供
せんとするものである。
〈課題を解決するための手段・作用〉 上述目的に沿い先述実用新案登録請求の範囲を
要旨とするこの考案の構成は、前述課題を解決す
るために、飲料用容器孔を略中央部に形成し押し
込み姿勢維持用のブツシユを有した平板状のスラ
イドパネルが車輌のボデイに設けられ上記ブツシ
ユに対するフツクを有した上記スライドパネルに
対するガイドレールを両側に有したガイドに対し
て半自動式に進退自在に装設されている車輌の容
器ホルダー構造であつて、上記ガイドの基端縁に
設けたフツクに対し係合離脱自在にされたブツシ
ユが上記スライドパネルの弾性を有する基端部に
一体的に設けられ、又、該スライドパネルとガイ
ドとの間に該スライドパネルを引出し方向に付勢
する弾機が該ガイドに基端を取付けられて介装さ
れ、更にガイドにはスライドパネルに押圧当接す
るブレーキ用の板バネが付設されている車輌の容
器ホルダー構造としたものである。
〈作用〉 而して、自動車の停車中等に運転席や助手席の
乗員が清涼飲料等のコツプや缶等の容器を飲用に
供するため取り上げ、或は、戻す際に運転席のイ
ンストルメントパネルのセンターロアパネル等の
所定位置に内装されているガイドに対し、ストツ
パを介して収納内装されているスライドパネルの
基端部の指掛け部を押し下げることによりスリツ
ト等を介して弾性的にスライドパネルの基端部に
一体的に設けられているブツシユがガイドの基端
縁に設けられたストツパ孔のフツクから外れ、ガ
イドとスライドパネルに設けられたリテーナとの
間に介装されているトーシヨンスプリング等の弾
機により、スライドパネルが外方に付勢されてい
た状態で引出し方向に半自動的に押し出され、そ
の際、押出しの慣性力によりスライドパネルが急
激にオーバーランして突出しないようにガイドに
設けられスライドパネルに押圧当接するブレーキ
用の板バネの摩擦により低速にしてワンタツチで
所定ストローク押し出され、紙コツプ等の容器を
スライドパネルの容器孔にセツトしたり、リセツ
トしたりするようにして運転に支障ないように
し、又、スライドパネルをガイドに収納する際に
はスライドパネルの基端部を内方向に押込むこと
により、弾機に抗してスライドパネルはガイド内
に押し戻され、その基端部のブツシユがガイドの
フツクに係合してワンタツチでリセツトされるよ
うにした技術的手段を講じたものである。
〈実施例〉 次に、この考案の1実施例を図面に基づいて説
明すれば以下の通りである。
第1図に示す5は、この考案の要旨の中心を成
す容器ホルダーであり、第6図の示す様に、運転
席1のセンターロアパネル3に取り付けられて紙
コツプ等の容器の装着離脱に用いられるようにさ
れ、大別して横断面〓字型のガイド6と該ガイド
6内に長手方向にスライドして押込み、引出し自
在の薄板状のスライドパネル7とより成り、両者
は適宜の金属製の板材で形成されても良いが、硬
質プラスチツク等で成形されていても良い。
而して、ガイド6の両側下部には一対のアンダ
ーハング状のレール8,8が長手方向に一体成形
され、又、両側壁の内側に小さなストツパ9,9
が後工程で外方から挿入され所定に固定されて内
延するようにされている。
又、その上壁の基端縁側、即ち、手前側にはス
ライドパネル7の収納状態を維持するストツパ用
のフツクとしての孔10が穿設されている。
而して、上壁の裏面側には弾機としてのバー状
のトーシヨンスプリング11がその基端をリテー
ナとしてのピン12により固定されていると共
に、先端は第4図に示す様に、垂直に折り曲げら
れてピン13として上端にフランジを形成されて
おり、フランジ部分は上壁に穿設され、ピン13
の旋回動軌跡に沿つて設けられた彎曲状のスリツ
ト14に係合スライドするようにされ、又、ピン
13にはスリツト14の下側で回動するローラ1
5が第4図に示す様に遊支されている。
又、上壁の両側裏面には第1,4図に示す様
に、下向にスライドパネル7に対する彎曲状のブ
レーキ用の板バネ16,16がビスで固設されて
おり、スライドパネル7,7に摺接自在にされ、
その慣性による外方への突出オーバーランを防止
するようにされ設けられている。
而して、スライドパネル7は概略薄肉の平板状
に形成されており、その両側には横に段差状に長
手方向の補強リブ17,17が一体成形されて充
分な剛性強度を有し、又、ガイド6の両側のブレ
ーキ用の板バネ16,16により上方から押圧当
接されている。
そして、第4図に示す様に、リブ17,17の
両側壁には外方に向けてストツパ受18,18が
各々一体形成されて、ガイド6の両側壁から内側
に突出されて付設されるストツパ9,9に係合し
て引き出された状態でスライドパネル7のストロ
ークを規制するようにされている。
又、後部のヨーク状の部分中央には第4図に示
す様に、リテーナ19が一体的に上向に形成され
てトーシヨンスプリング11の先端のピン13に
枢支されたローラ15に押圧当接されてスライド
パネル7をその両側リブ17,17がガイド6の
両側レール8,8に係合してスライドする状態で
引出し方向に押圧するように付勢されている。
そして、スライドパネル7の略中央部には内側
面が先細テーパ状の紙コツプ20に対する容器孔
21,21が一対穿設されている。
而して、スライドパネル7の基端部、即ち、手
前部には横方向に隆起部22が形成されると共
に、長手方向に所定の長さの一対のスリツト2
3,23が穿設されてその間に弾性的な可撓部の
指掛け部24を形成し、その中央部にはガイド6
の外端縁側に設けたストツパ用のフツクとしての
孔10に係合するブツシユ25が一体形成されて
上向に突出されている。
したがつて、可撓部の指掛け部24に軽く指を
当てて下向に押圧することにより、スリツト2
3,23による弾性を介してブツシユ25も上下
動し、ガイド6のフツクの孔10に係合離脱自在
にされるようにされている。
尚、ガイド6に対してスライドパネル7を装着
して容器ホルダー5とするには、センターロアパ
ネル3の所定部位の開口部の中に予め所定に組み
込まれ装着されているガイド6の入口に対してス
ライドパネル7をその先の部分から押し込むと、
スライドパネル7のリテーナ19がローラ15に
当り、ガイド6の上壁の彎曲状のスリツト14の
外端部に待機しているローラ15はリテーナ19
が当接してトーシヨンスプリング11の弾圧力に
抗し押し込まれ、リテーナ19がトーシヨンスプ
リング11を撓ませ、ローラ15はピン13に回
動し、トーシヨンスプリング11はエネルギーを
蓄積された状態でスリツト14の奥止りにピン1
3を係合させた状態になり、そこで、スライドパ
ネル7の指掛け部24のブツシユ25がガイド6
の外端縁に係合してそのカム作用により指掛け部
24の弾性を介して一旦下側に下がり、次いで、
スプリングバツクによりフツクの孔10に係合し
て停止し、装着姿勢を維持するようにされ、トー
シヨンスプリング11はリテーナ19にローラ1
5を当接する姿勢を維持してスライドパネル7を
常に引出し方向に押し出しするように付勢する。
尚、この組付け状態において、ガイド6の両側
壁に予め穿設しておいた図示しない孔からストツ
パ9,9を挿入して適宜接着剤により固定してス
ライドパネル7のトーシヨンスプリング11によ
る押し出しのフルストロークをリテーナ7の両側
のストツパ受18,18とにより規制するように
する。
又、スライドパネル7のガイド6に対する押し
込みのプロセスにおいて、該ガイド6の上壁の両
側に予め設けられていた下向彎曲状の板バネ1
6,16は撓んで設定圧力でスライドパネル7の
両側のリブ17,17を下向きに押圧当接して摩
擦作用を付与し、トーシヨンスプリング11によ
るスライドパネル7の引出し方向への突出による
慣性力でスライドパネル7がオーバーランした
り、急激に突出しないように作用している。
したがつて、通常はスライドパネル7はガイド
6内にほぼ完全に収納され、その基端部側の指掛
け部24が僅かにのぞいて指を掛けられるように
されており、その限り、通常運転には何らの支障
がないように、又、他の機器に干渉せず、それら
の操作にも影響がない姿勢にされている。
上述構成において、自動車を走行させる場合
に、上述の如く運転者の運転には何らの支障も与
えず、又、他の機器操作にも支障がない。
而して、停車中に運転席、或は、助手席の乗員
が清涼飲料を紙コツプ20で飲もうとする場合に
は容器ホルダー5のスライドパネル7の僅かに運
転席にのぞいている指掛け部24に軽く指を触れ
て下に押すことにより、スリツト23,23によ
る可撓性を介してブツシユ25が下がり、ガイド
6のフツク孔10から外れると、スライドパネル
7のリテーナ19に臨まされている撓んだトーシ
ヨンスプリング11が常時引出し方向への押圧力
を付しているために、その先端ピン13に枢支さ
れたローラ15を介して押圧力が直ちに自動的に
印加され、スライドパネル7は収納姿勢を解除さ
れ、引出し方向に自動的に押し出される。
而して、当該プロセスにおいて、トーシヨンス
プリング11の押圧力によるスライドパネル7の
引出し方向への進出は本来的には急激に行われる
が、この考案においてはガイド6の上壁裏面両側
に下向に彎曲して設けられた一対の板バネ16,
16がスライドパネル7の両側のリブ17,17
を上側から当接押圧して摩擦によりブレーキ作用
を与えるために急激な突出は避けられ、リブ1
7,17はガイド6の両側のレール8,8に沿つ
て低速でスライド前進し、両者のストツパ9,9
とストツパ受18,18が係合したところでスト
ロークは終わり、容器孔21,21はガイド6の
基端縁で露出し、そこで、清涼飲料を入れた紙コ
ツプ20,20を容器孔21,21に入れてセツ
トし、適宜に飲むことが出来、置くことも出来る
ようにする。
そして、紙コツプ20が空になつて容器ホルダ
ー5をリセツトするには容器孔21,21から紙
コツプ20を取り外し、スライドパネル7の指掛
け部24を軽く前方へ押すことにより、スライド
パネル7は両リブ17,17のレール8,8に沿
うスライドを介してトーシヨンスプリング11の
ローラ15をリテーナ19が押し戻し、指掛け部
24のブツシユ25がガイド6の基端縁に来る
と、カム作用によりブツシユ25は自動的に下が
り、押し込まれてガイド6のフツクの孔10の下
側に来ると、スプリングバツクによりブツシユ2
5は自動的に孔10に係合し押し込み姿勢を維持
し、したがつて、指掛け部24から手を離しても
スライドパネル7はトーシヨンスプリング11に
よる引出し方向への押圧力を付勢しているにもか
かわらず、その飛び出しは次の指掛け部24に対
する下向の力が加わらない限りにおいて引き出し
がされない。
このようにして、容器ホルダー5のスライドパ
ネル7はプツシユプツシユ式にワンタツチで自動
的に押し込み、引出しが出来、紙コツプ20によ
る清涼飲料のスムースな摂取が可能となり、運転
中、或は、停車中何ら支障なくスムースに飲むこ
とが出来る。
尚、この考案の実施態様は上述実施例に限るも
のでないことは勿論であり、例えば、リセツトさ
れてガイド6にスライドパネル7が収納されてい
る状態で不測にして指掛け部24に手が触れた
際、スライドパネル7がガイド6から押し出され
るような虞がある場合には、第5図に示す様に、
ブツシユ25の上端縁に前向きにオーバーハング
状にサブブツシユ26を設けてガイド6のフツク
の孔10に対してオーバーハング状に係止させ、
単に、下向の力が指等により不測に印加されて
も、それだけではスライドパネル7は押し出され
ず、紙コツプ20のセツトの際には指掛け部24
を斜め前方に軽く押し込むことにより、サブブツ
シユ26がフツクの孔10を後方に僅かにスライ
ドしてからブツシユ25が孔10から外れるよう
にすることが出来、当該態様においてもワンタツ
チで行えることには変わりがない。
又、センターロアパネル3の上部に上述実施例
の容器ホルダーを設け、所定の下方向距離を介し
て容器孔21の代わりに凹み部を有するスライド
パネルを装備した容器ホルダーを設ける2段式の
ものにすることにより、清涼飲料の缶等をセツト
することが出来、しかも、その姿勢を安定にする
ことが出来る等種々の態様が採用可能である。
又、設計変更の態様としては、弾機をトーシヨ
ンスプリングに代えてコイルスプリングにした
り、又、弾機の一方端をスライドパネル側に固定
してガイドに対する反力によりスライドパネルを
押し出したり、又、ゴムの一端をガイドに固定し
て多端をスライドパネルの後端に固定する等する
ことも可能である。
又、この考案の容器ホルダーは運転席のセンタ
ーロアパネルのみならず、インストルメントパネ
ルの他の部分、或は、ドアの所定部位等所望の部
位に設けることが出来、又、運転席のシートや助
手席のシートバツクに設けて後部座席の使用に供
することも出来る。
〈考案の効果〉 以上、この考案によれば、基本的に、自動車等
の車輌の座席に於いて、清涼飲料の紙コツプ等の
飲料用容器から清涼飲料水等を飲む場合の紙コツ
プ等の容器のセツト、リセツトを行う容器ホルダ
ーが薄板状のスライドパネルをしてこれを内装し
たガイドに対して押し込み引き出し自在に出来る
ために、その容積が小さく、場所を大きく必要と
せず、他の機器等に対する干渉がなく、清涼飲料
等の飲用に供することが出来、しかも、他の機器
や運転に何ら支障をきたさないという優れた効果
が奏される。
又、この考案によれば、スライドパネルの手前
側の外端部を摘まんでガイドからスライドパネル
を引き出す等の無理な姿勢をとらず、セツト、リ
セツトもプツシユプツシユ式に単に指によつて押
し込むだけで良いために、操作が簡単であり、安
全、且つ、スムースに行えるという優れた効果が
奏される。
而して、スライドパネルとガイドの間に該スラ
イドパネルを押し出し方向に付勢する弾機が介装
され、常にスライドパネルに対してガイドから押
し出されるように付勢させることが出来るため
に、ワイヤ状にトーシヨンスプリング等のバネを
用いることにより、ほとんど掴み等を要せず、自
動的に押し出しすることが出来るという効果があ
り、しかも、スライドパネルにブツシユが弾性的
に設けられてガイドのフツクに係合離脱自在にさ
れるために、ワンタツチで引出しが出来、そのう
え、押し込みもワンタツチで出来、収納姿勢が維
持出来るという優れた効果が奏される。
更に、ガイドにはスライドパネルに押圧当接す
るブレーキ用のバネが付設されていることによ
り、該スライドパネルがバネにより押し出される
プロセスで一気に押し出されず、ブレーキをかけ
られて緩速で押し出され、したがつて、ストロー
クエツドで異音が生じたり、乗員に心理的シヨツ
クを与えたりすることがなく、又、耐久性も良く
なるという優れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の図面の説明図であり、第1図
は1実施例の一部切截全体概略斜視図、第2図は
第1図−縦断面図、第3図は第1図−横
断面図、第4図はスライドパネル、及び、そのリ
ブの一部切截斜視図、第5図は他の実施例のブツ
シユの概略側面図、第6図は容器ホルダーセツト
部位の運転席の概略斜視図である。 21……容器孔、7……スライドパネル、6…
…ガイド、5……容器ホルダー、10……フツ
ク、25……ブツシユ、12,19……リテー
ナ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 飲料用容器孔を略中央部に形成し押し込み姿勢
    維持用のブツシユを有した平板状のスライドパネ
    ルが車輌のボデイに設けられ上記ブツシユに対す
    るフツクを有した上記スライドパネルに対するガ
    イドレールを両側に有したガイドに対して半自動
    式に進退自在に装設されている車輌の容器ホルダ
    ー構造において、上記ガイドの基端縁に設けたフ
    ツクに対し係合離脱自在にされたブツシユが上記
    スライドパネルの弾性を有する基端部に一体的に
    設けられ、又該スライドパネルとガイドとの間に
    該スライドパネルを引出し方向に付勢する弾機が
    該ガイドに基端を取付けられて介装され、更にガ
    イドにはスライドパネルに押圧当接するブレーキ
    用の板バネが付設されていることを特徴とする車
    輌の容器ホルダー構造。
JP13504885U 1985-09-05 1985-09-05 Expired JPH0410112Y2 (ja)

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