JPH0539960Y2 - - Google Patents

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JPH0539960Y2
JPH0539960Y2 JP1528589U JP1528589U JPH0539960Y2 JP H0539960 Y2 JPH0539960 Y2 JP H0539960Y2 JP 1528589 U JP1528589 U JP 1528589U JP 1528589 U JP1528589 U JP 1528589U JP H0539960 Y2 JPH0539960 Y2 JP H0539960Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車体側に固定されたケースと、使用
位置と格納位置との間を摺動自在に、該ケースに
挿入された容器ホルダと、容器ホルダを使用位置
に引き出したとき該ホルダがケースから外れるこ
とを阻止するストツパ手段とを具備する車両用の
飲料容器保持装置に関する。
〔従来の技術及び考案が解決しようとする課題〕
自動車又は鉄道車両等の車両内に上記形式の飲
料容器保持装置を付設することは従来より周知で
ある。第7図はケース2aと容器ホルダ3aを有
する従来の飲料容器保持装置1aの一例を示す。
第7図において、図示していない車体に固定さ
れたケース2a内には、矢印A,B方向に摺動自
在な容器ホルダ3aが挿入されている。装置1a
を使用するときは、容器ホルダ3aを第7図に示
した使用位置に引き出し、該ホルダ3aに形成さ
れた保持孔4aに紙コツプ、ジユースの缶等の飲
料容器5を嵌合させて、これを保持する。装置1
aの非使用時には、容器ホルダ3aを矢印B方向
に押し込んで格納位置に納める。
容器ホルダ3aを使用位置に引き出したとき、
該ホルダ3aがケース2aから外れることを防止
するため、容器ホルダ用のストツパ手段が設けら
れている。第7図に示したストツパ手段は、ケー
ス2の底壁6aに突設されたストツパ7aに、容
器ホルダ後端の衝合部8aを当て、該ホルダ3a
を停止させるように構成されている。
ところがこの構成によると、容器ホルダ3aに
重量の大なる飲料容器5を保持させたようなと
き、該ホルダ3aが矢印C方向にわずかに傾動
し、ないしは変形して、衝合部8aがストツパ7
aから外れる恐れがある。
そこで第8図及び第9図に示すように、ケース
2aの上壁9aに容器ホルダ3aの摺動方向に延
びる切欠10aを形成し、容器ホルダ3aの上面
に衝合部8aを突設すると共に、容器ホルダ3a
の摺動時に衝合部8aが切欠10a中を通るよう
にし、容器ホルダ3aを使用位置に引き出したと
き、切欠10aの端部のストツパ面11aに衝合
部8aを当て、容器ホルダ3aを停止させるよう
にしたストツパ手段が提案されている。この構成
によれば、容器ホルダ3aが矢印C方向に多少傾
動し、或いは変形しても、衝合部8aがストツパ
面11aから外れる恐れはない。
ところが第8図及び第9図に示した保持装置1
aによると、容器ホルダ3aを使用位置に引き、
衝合部8aをストツパ面11aに衝突させたとき
に大きな衝撃音が発生する。容器ホルダ3aとケ
ース2aは、一般に例えばABS樹脂等の合成樹
脂によつて構成されているが、このような場合、
衝合部8aとストツパ面11aが衝突したときに
発生する振動は、その周波数が高くなるため、金
属同士が打ち当つたときの金属音に近い衝撃音が
発生する。このため容器ホルダ操作時のフイーリ
ングが低下し、操作者に不快感を与える恐れがあ
る。
衝合部8aとストツパ面11aのいずれかにゴ
ム等の緩衝部材を取付け、衝撃音を抑える方法も
考えられるが、かかる緩衝部材を設ければ、部品
点数が増大し、コストが上昇する欠点を免れな
い。
第8図に示すようにケース2aに穴12aを形
成して衝撃音を抑える構成も採用されているが、
充分な効果は得られていない。
第7図に示した構成の場合には、その衝撃音を
比較的小さく抑えることができるが、前述のよう
に衝合部8aがストツパ7aから外れる恐れがあ
る。
本考案の目的は、上述した従来の欠点を全て除
去した飲料容器保持装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕 本考案は上記目的を達成するため、冒頭に記載
した形式の飲料容器保持装置であつて、ストツパ
手段が、ケース上壁に形成され、容器ホルダの摺
動方向に延びる切欠と、容器ホルダに突設され、
容器ホルダの摺動時に前記切欠中を通る衝合部
と、容器ホルダを使用位置に引き出したとき、前
記衝合部が当る、前記切欠端部のストツパ面とを
有する車両用の飲料容器保持装置において、 前記衝合部が、容器ホルダの引き出し方向に突
出した一対の突部から成り、前記ストツパ面は、
容器ホルダを使用位置に引き出して、前記一対の
突部を該ストツパ面に当てたとき、各突部を互い
に接近する向きに弾性変形させる傾斜面を有して
いることを特徴とする飲料容器保持装置を提案す
る。
〔作用〕
容器ホルダを引き、その一対の突部がストツパ
面の傾斜面に当つたとき、両突部は互いに接近す
る向きに弾性変形して衝撃を吸収し、衝撃音の発
生を抑制する。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に従つて説明す
る。
第1図及び第2図は本考案に係る飲料容器保持
装置1を自動車の車室内に取付けた状態を示す。
第3図は保持装置1のみを示す斜視図であり、第
4図はその分解図である。
ここに示した飲料容器保持装置1も、ケース2
と容器ホルダ3を有し、これらは例えばABS樹
脂等の合成樹脂により構成されている。
ケース2は車体側、この例ではインストルメン
トパネル13に固定され、容器ホルダ3は第2図
に示した使用位置と第1図に示した格納位置との
間を矢印A,Bで示す方向に摺動自在にケース2
に挿入されている。第3図では、使用位置に引き
出された容器ホルダ3を鎖線で示してある。
飲料容器保持装置1の非使用時には容器ホルダ
3は第1図に示したようにケース2内に押し込ま
れ(格納位置)、装置1を使用するときは容器ホ
ルダ3の取手部14を掴んでこれを矢印Aで示す
手前側に引き出せばよい。このようにして容器ホ
ルダ3を第2図に示した使用位置にもたらし、該
ホルダ3の保持孔4に飲料容器5を保持し、これ
を使用する。
容器ホルダ3を使用位置に引き出したときこれ
がケース2から外れることを阻止するストツパ手
段は次の如く構成されている。
すなわち、この手段はケース2の上壁9に形成
され、かつ容器ホルダ3の摺動方向(矢印A,B
方向)に延びる切欠10と、容器ホルダ上部の奥
側に突設され、かつ該ホルダ3の摺動時に切欠1
0を通る衝合部8と、容器ホルダ3を使用位置に
引き出したとき、衝合部8が当る、切欠10の端
部のストツパ面11とを有しており、これらの点
は第8図及び第9図に示した従来の装置のストツ
パ手段と同様である。従来と異なるところは、第
5図に明示するように各衝合部8が容器ホルダ3
の引き出し方向Aに突出し、かつ間に空間Sを隔
てて互いに離隔した一対の突部15,25ら成る
点と、各ストツパ面11が、容器ホルダ3を使用
位置に引き出して一対の突部15,25を該スト
ツパ面11に当てたとき、各突部15,25を互
いに接近する向きに弾性変形させる傾斜面16,
26を有している点である。各突部15,25に
は、ストツパ面11の各傾斜面16,26に対応
する斜面17,27が形成されている。
より詳しく説明すれば、容器ホルダ3を使用位
置に引き出したとき、第5図及び第6図に示すよ
うに該容器ホルダ3と一体に成形された各一対の
突部15,25の斜面17,27が、ストツパ面
11の各傾斜面16,26に当接し、両突部1
5,25はこれらの傾斜面16,26から矢印D
方向の外力を受ける。このため、両突部15,2
5は互いに近づく方向に弾性変形(曲げ変形)
し、これによつて容器ホルダ3の衝合部8がケー
ス2のストツパ面11に当る際の衝撃が吸収され
る。よつて、その衝撃音が抑えられ、従来の如き
金属音が発生することはない。
しかも第7図及び第8図の従来例と同様に、衝
合部8が容器ホルダ3の上部に設けられているの
で、該ホルダ3が矢印C方向(第6図)に傾き、
ないしは変形しても、衝合部8がストツパ面11
から外れる恐れはない。また緩衝部材を設ける必
要がないため、コストの上昇も阻止できる。
本考案は、自動車用に限らず、鉄道車両用の飲
料容器保持装置にも広く適用可能である。
〔考案の効果〕
本考案によれば、容器ホルダの引き出し時の衝
撃音を抑制でき、しかもコストの上昇を抑えるこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は容器ホルダを格納位置に押し込んだと
きの飲料容器保持装置の斜視図、第2図は容器ホ
ルダを使用位置に引き出したときの斜視図、第3
図は飲料容器保持装置単体の斜視図であつて、容
器ホルダを引き出した状態を鎖線で示した図、第
4図は飲料容器保持装置のケースと容器ホルダを
離脱して示した斜視図、第5図は容器ホルダを使
用位置に引き出したときの、衝合部とストツパ面
の位置関係を説明する平面図、第6図は第5図の
−線断面図、第7図は従来の飲料容器保持装
置の部分断面斜視図、第8図は他の従来例を示す
斜視図、第9図は第8図に示した保持装置の断面
図である。 1……飲料容器保持装置、2……ケース、3…
…容器ホルダ、8……衝合部、9……上壁、10
……切欠、15,25……突部、16,26……
傾斜面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体側に固定されたケースと、使用位置と格納
    位置との間に摺動自在に、該ケースに挿入された
    容器ホルダと、容器ホルダを使用位置に引き出し
    たとき該ホルダがケースから外れることを阻止す
    るストツパ手段とを具備し、 該ストツパ手段が、ケース上壁に形成され、容
    器ホルダの摺動方向に延びる切欠と、容器ホルダ
    に突設され、容器ホルダの摺動時に前記切欠中を
    通る衝合部と、容器ホルダを使用位置に引き出し
    たとき、前記衝合部が当る、前記切欠端部のスト
    ツパ面とを有する車両用の飲料容器保持装置にお
    いて、 前記衝合部が、容器ホルダの引き出し方向に突
    出した一対の突部から成り、前記ストツパ面は、
    容器ホルダを使用位置に引き出して、前記一対の
    突部を該ストツパ面に当てたとき、各突部を互い
    に接近する向きに弾性変形させる傾斜面を有して
    いることを特徴とする飲料容器保持装置。
JP1528589U 1989-02-14 1989-02-14 Expired - Lifetime JPH0539960Y2 (ja)

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JP1528589U JPH0539960Y2 (ja) 1989-02-14 1989-02-14

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JP1528589U JPH0539960Y2 (ja) 1989-02-14 1989-02-14

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JPH02107531U JPH02107531U (ja) 1990-08-27
JPH0539960Y2 true JPH0539960Y2 (ja) 1993-10-12

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