JPS646122Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS646122Y2 JPS646122Y2 JP1983065651U JP6565183U JPS646122Y2 JP S646122 Y2 JPS646122 Y2 JP S646122Y2 JP 1983065651 U JP1983065651 U JP 1983065651U JP 6565183 U JP6565183 U JP 6565183U JP S646122 Y2 JPS646122 Y2 JP S646122Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drawer
- guide wheel
- receiving hole
- fixed rail
- wheel receiving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
この考案は引出装置に関するものである。
従来の引出装置を第１図ないし第３図を用いて
説明する。すなわち、この引出装置は、前端に支
持車１をもつ一対の略溝形固定レール２（一方は
図示省略）を、引出収容体３の収容凹部対向内側
面へ、溝開口を相対向させた状態で取付けるとと
もに、後端にガイド車４をもつ一対の山形可動レ
ール５を、引出し６の両側板６ａ外側面へそれぞ
れ取付けて、上記ガイド車４を固定レール２の下
部フランジ２ａ上に走行させるとともに、支持車
１で可動レール５の上部フランジ５ａを走行支持
することにより、引出し６を引出収容体３へ収
納・引出自在に取付ける。この場合、可動レール
５は、その上部フランジ５ａを、前端位置で上方
へ膨出させてストツパ部５ｂを形成しており、引
出し６を引出収容体３へ収納したときに、支持車
１が上記ストツパ部５ｂに嵌まり込んで、引出し
６が引出収容体３から自然に引出されるのを防止
している。
説明する。すなわち、この引出装置は、前端に支
持車１をもつ一対の略溝形固定レール２（一方は
図示省略）を、引出収容体３の収容凹部対向内側
面へ、溝開口を相対向させた状態で取付けるとと
もに、後端にガイド車４をもつ一対の山形可動レ
ール５を、引出し６の両側板６ａ外側面へそれぞ
れ取付けて、上記ガイド車４を固定レール２の下
部フランジ２ａ上に走行させるとともに、支持車
１で可動レール５の上部フランジ５ａを走行支持
することにより、引出し６を引出収容体３へ収
納・引出自在に取付ける。この場合、可動レール
５は、その上部フランジ５ａを、前端位置で上方
へ膨出させてストツパ部５ｂを形成しており、引
出し６を引出収容体３へ収納したときに、支持車
１が上記ストツパ部５ｂに嵌まり込んで、引出し
６が引出収容体３から自然に引出されるのを防止
している。
ところが、ストツパ部５ｂを可動レール５の前
端側へ設け、そのストツパ部５ｂを支持車１上に
落とし込むようにして引出し６を収納保持するた
め、最上段の引出し６をしめるときに、その前板
６ｂが引出収容体３の天板３ａの前面３ｂに当た
つて引出し６がしまらなくなるおそれがあつた。
また、引出し６をしめたときに、引出し６の前板
６ｂの上面と天板３ａの下面３ｃ間に隙間が生じ
て、デザインが損なわれるという問題も有してい
た。
端側へ設け、そのストツパ部５ｂを支持車１上に
落とし込むようにして引出し６を収納保持するた
め、最上段の引出し６をしめるときに、その前板
６ｂが引出収容体３の天板３ａの前面３ｂに当た
つて引出し６がしまらなくなるおそれがあつた。
また、引出し６をしめたときに、引出し６の前板
６ｂの上面と天板３ａの下面３ｃ間に隙間が生じ
て、デザインが損なわれるという問題も有してい
た。
この考案の目的は、引出しを引出収容体内へ確
実に収納でき、美感も向上できる引出装置を提供
することである。
実に収納でき、美感も向上できる引出装置を提供
することである。
この考案の引出装置は、可動レールの後端に設
けたガイド車を落とし込むためのガイド車受穴を
固定レールの後端の下部フランジに設け、かつこ
のガイド車受穴の上方の上部フランジにガイド片
を設けたもので、引出しの確実な収納と美感の向
上を図る。
けたガイド車を落とし込むためのガイド車受穴を
固定レールの後端の下部フランジに設け、かつこ
のガイド車受穴の上方の上部フランジにガイド片
を設けたもので、引出しの確実な収納と美感の向
上を図る。
この考案の第１の実施例を第４図に示す。すな
わち、この引出装置は、第２図のストツパ部５ｂ
に代えて、第４図に示すガイド車受穴７を、固定
レール２の下部フランジ２ａの後端に形成する。
この場合、ガイド車受穴７は、下部フランジ２ａ
の一部を下方へ曲成状態に打出して形成する。ま
た、ガイド車受穴７の上方には、上部フランジ２
ｂの一部を同じく下方へ曲成状態に打出してガイ
ド片８を形成する。その他の構成は従来例と同様
であるので、同一部分に同一符号を付してその説
明を省略する。この引出装置は、ガイド車４を固
定レール２の下部フランジ２ａ上に走行させなが
ら引出しをしめていくと、引出し６が完全にしま
つた時点でガイド車４がガイド車受穴７に嵌まり
込んで、引出し６が自然に引き出されるのを防止
する。引出し６を引出したいときは、前板６ｂを
少し強い力で手前へ引つ張ればよい。
わち、この引出装置は、第２図のストツパ部５ｂ
に代えて、第４図に示すガイド車受穴７を、固定
レール２の下部フランジ２ａの後端に形成する。
この場合、ガイド車受穴７は、下部フランジ２ａ
の一部を下方へ曲成状態に打出して形成する。ま
た、ガイド車受穴７の上方には、上部フランジ２
ｂの一部を同じく下方へ曲成状態に打出してガイ
ド片８を形成する。その他の構成は従来例と同様
であるので、同一部分に同一符号を付してその説
明を省略する。この引出装置は、ガイド車４を固
定レール２の下部フランジ２ａ上に走行させなが
ら引出しをしめていくと、引出し６が完全にしま
つた時点でガイド車４がガイド車受穴７に嵌まり
込んで、引出し６が自然に引き出されるのを防止
する。引出し６を引出したいときは、前板６ｂを
少し強い力で手前へ引つ張ればよい。
このように、ガイド車受穴７を固定レール２の
後端側に設けたため、引出し６を収納・引出操作
した際の前板６ｂの上下方向への移動がほとんど
なくなり、その結果、前板６ｂが天板３ａ（第１
図）の前面３ｂに当たるのを防止できて、引出し
６を確実に収納できる。また、引出し６をしめた
ときに生じる、前板６ｂ上面と天板下面３ｃとの
間の隙間を小さくできるため、デザインも向上で
きる。さらに、下部フランジ２ａの一部を下方へ
曲成状態に打出してガイド車受穴７を形成したた
め、ガイド車４がガイド車受穴７へスムーズに出
入りして、引出し６をあけしめした際の操作感触
もよくなる。その上、ガイド車受穴７の上方にガ
イド片８を設けたため、引出し６を勢いよくしめ
た場合でも、ガイド車４をスムーズにガイド車受
穴７へ導ける。さらにまた、前端側に従来例のス
トツパ部５ｂのような複雑な機構がないため、寸
法が安定して引出し前板６ｂ間の隙間調整も容易
となる。しかも、ガイド車受穴７の形成は、固定
レール２の下部フランジ２ａの一部を下方へ打出
すだけでよいため、製造も容易かつ安価に行なえ
る。
後端側に設けたため、引出し６を収納・引出操作
した際の前板６ｂの上下方向への移動がほとんど
なくなり、その結果、前板６ｂが天板３ａ（第１
図）の前面３ｂに当たるのを防止できて、引出し
６を確実に収納できる。また、引出し６をしめた
ときに生じる、前板６ｂ上面と天板下面３ｃとの
間の隙間を小さくできるため、デザインも向上で
きる。さらに、下部フランジ２ａの一部を下方へ
曲成状態に打出してガイド車受穴７を形成したた
め、ガイド車４がガイド車受穴７へスムーズに出
入りして、引出し６をあけしめした際の操作感触
もよくなる。その上、ガイド車受穴７の上方にガ
イド片８を設けたため、引出し６を勢いよくしめ
た場合でも、ガイド車４をスムーズにガイド車受
穴７へ導ける。さらにまた、前端側に従来例のス
トツパ部５ｂのような複雑な機構がないため、寸
法が安定して引出し前板６ｂ間の隙間調整も容易
となる。しかも、ガイド車受穴７の形成は、固定
レール２の下部フランジ２ａの一部を下方へ打出
すだけでよいため、製造も容易かつ安価に行なえ
る。
なお、第４図に示すガイド車受穴７に代えて、
第５図に示すように、固定レール２の下部フラン
ジ２ａを単に打抜き形成しただけのガイド車受穴
７′を用いてもよい。
第５図に示すように、固定レール２の下部フラン
ジ２ａを単に打抜き形成しただけのガイド車受穴
７′を用いてもよい。
この考案の引出装置によれば、引出しを引出収
納体内へ確実に収納でき、美感も向上できるとい
う効果が得られる。
納体内へ確実に収納でき、美感も向上できるとい
う効果が得られる。
第１図は従来の引出装置の斜視図、第２図はそ
の要部側面図、第３図はその一部断面図、第４図
はこの考案の第１の実施例の側面図、第５図はガ
イド車受穴の応用例を示す断面図である。 １……支持車、２……固定レール、３……引出
収容体、４……ガイド車、５……可動レール、６
……引出し、７……ガイド車受穴、８……ガイド
片。
の要部側面図、第３図はその一部断面図、第４図
はこの考案の第１の実施例の側面図、第５図はガ
イド車受穴の応用例を示す断面図である。 １……支持車、２……固定レール、３……引出
収容体、４……ガイド車、５……可動レール、６
……引出し、７……ガイド車受穴、８……ガイド
片。
Claims (1)
- 引出収容体側に取付けられて前端に支持車をも
つ略溝形の固定レールと、引出側に取付けられ前
記支持車に支持されながら後端に設けたガイド車
を前記固定レールに沿つて走行させる可動レール
と、前記固定レールの後端の下部フランジに設け
られて引出収納状態で前記ガイド車を落とし込む
ガイド車受穴と、このガイド車受穴の上方の上部
フランジに設けられガイド車をガイド車受穴へ案
内するガイド片とを備えた引出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983065651U JPS59171538U (ja) | 1983-04-30 | 1983-04-30 | 引出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1983065651U JPS59171538U (ja) | 1983-04-30 | 1983-04-30 | 引出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59171538U JPS59171538U (ja) | 1984-11-16 |
| JPS646122Y2 true JPS646122Y2 (ja) | 1989-02-16 |
Family
ID=30195855
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1983065651U Granted JPS59171538U (ja) | 1983-04-30 | 1983-04-30 | 引出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59171538U (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH085629Y2 (ja) * | 1992-05-25 | 1996-02-21 | 高橋金物株式会社 | 引出し装置 |
| JP5184854B2 (ja) * | 2007-10-02 | 2013-04-17 | 株式会社岡村製作所 | 陳列棚におけるストッカー収納装置 |
| JP5159337B2 (ja) * | 2008-01-25 | 2013-03-06 | サカセ化学工業株式会社 | 緩衝ストッパー付き抽斗機構 |
| JP2017047154A (ja) * | 2015-08-31 | 2017-03-09 | 大松金属工業株式会社 | 引出し棚の飛出し防止装置付きレール |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5834640B2 (ja) * | 1979-09-12 | 1983-07-28 | ゲルト、ブラウン | コンベヤおよびホ−ベル装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5834640U (ja) * | 1981-08-31 | 1983-03-07 | 東陶機器株式会社 | スライドレ−ルのストツパ−機構 |
-
1983
- 1983-04-30 JP JP1983065651U patent/JPS59171538U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5834640B2 (ja) * | 1979-09-12 | 1983-07-28 | ゲルト、ブラウン | コンベヤおよびホ−ベル装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59171538U (ja) | 1984-11-16 |
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