JPH04101067A - 内燃機関の点火時期制御装置 - Google Patents

内燃機関の点火時期制御装置

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JPH04101067A
JPH04101067A JP21319090A JP21319090A JPH04101067A JP H04101067 A JPH04101067 A JP H04101067A JP 21319090 A JP21319090 A JP 21319090A JP 21319090 A JP21319090 A JP 21319090A JP H04101067 A JPH04101067 A JP H04101067A
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幸生 宮下
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は内燃機関の点火時期制御装置に関し、より詳し
くは使用燃料のオクタン価に応じて複数種の点火時期制
御特性を備えてノック制御するものにおいて、誤判定に
よる制御特性の選択を救済するために所定の条件下にお
いて特性の変更を行う様にした内燃機関の点火時期制御
装置に関する。
(従来の技術) 近時、高出力化要求に応えて高オクタン価燃料を使用す
る機関が提供されつつあるが、斯る機関においては予定
する高オクタン価燃料が使用された場合とそれ以外のオ
クタン価燃料が使用された場合とでは設定する点火時期
が相違するところから、オクタン価に応じて点火時期の
制御特性を別々に設定している。また実際に使用される
燃料が必ずしも予定するオクタン価を備えたものとは限
らないため、ノックの発生状態から使用燃料のオクタン
価を判定し、それに相応する制御特性を選択して点火時
期を制御している。その−例として特開平1−9647
3号公報記載の技術を挙げることができる。
ところで、斯る如く、複数種の制御特性を設定した場合
、誤って燃料のオクタン価を低く判定して遅角側の特性
を選択し、機関出力を不要に低下させる恐れがある。従
って、適宜な運転状態下において選択している特性を一
旦キャンセルして進角側の制御特性に戻す必要がある。
その点から本出願人は先に特開昭63−51268号(
昭和63年3月4日出願)において、機関回転数が所定
値以下の状態において所定時間経過したとき、選択して
いる制御特性を進角側に強制的に移行する技術を提案し
ている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、この手法は高オクタン価燃料使用時に低
オクタン価燃料の使用と誤って判定して遅角側の制御特
性を選択しているときには有効であるが、実際に低オク
タン価燃料が使用されて遅角側の制御特性が適正に選択
されている場合、進角例の高オクタン価特性に変更され
ると、ノックが頻発して再び低オクタン価特性に戻され
るといった制御ハンチングが生しる不都合がある。
従って、本発明の目的はその不都合を解消し、制御のハ
ンチングを招くことなく適正に点火時期特性を切り換え
る様にした内燃機関の点火時期制御装置を提供すること
にある。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために本発明は例えば請求項1項
に示す如く、少なくとも機関回転数及び機関負荷を含む
機関の運転状態を検出する機関運転状態検出手段、機関
に発生するノックを検出するノック検出手段、使用燃料
のオクタン価に応じて少なくとも低オクタン価燃料用の
第1の点火時期制御特性と高オクタン価燃料用の第2の
点火時期制御特性とからなる複数種の点火時期の制御特
性を設定する点火時期制御特性設定手段、前記機関運転
状態検出手段、ノック検出手段及び点火時期制御特性設
定手段の出力を入力し、ノックの発生状態に基づいて使
用燃料のオクタン価相当の制御特性を選択し、それに基
づいて機関の運転状態とノックの発生状態とから点火時
期を決定する点火時期決定手段、及び該点火時期決定手
段の出力を入力して機関燃焼室の混合気を点火する点火
手段、からなる内燃機関の点火時期制御装置において、
前記第1の制御特性が選択されて点火時期が決定されて
いるとき、決定された点火時期がその制御特性の進角上
限値に達したときは、該上限値よりも更に進角側に設定
された基準値まで点火時期を進角させ、該基準値に達す
るまでノックが発生しないことが検出されたとき、点火
時期の制御特性を第2の制御特性に変更する制御特性初
期化手段を備える如く構成した。
(作用) 点火時期が選択した制御特性の上限値に達したとき、更
に進角させてその間にノックが発生しないことを確認し
てから制御特性を変更する様にしたので、例えば低オク
タン価燃料の使用と正確に判定されている場合にはノッ
クが発生して制御特性を変更することがなく、よって制
御ハンチングが生じることがない。また誤って低オクタ
ン価燃料の使用と判定されているときにはノックが発生
することがなく、よって適正に進角例の特性に変更する
ことができる。
(実施例) 以下、本発明の詳細な説明する。第1図は本発明に係る
内燃機関の点火時期制御装置の全体構成を示しており、
同図に従って説明すると、符号10は6気筒等からなる
車両用の多気筒の内燃機関を示す。内燃機関10は吸入
空気路12を備えており、エアクリーナ14から流入し
た空気はスロットル弁16でその流量を調節されつつイ
ンテークマニホルド18を経て一〇気筒の燃焼室20内
に導入される。吸入空気路12にはスロットル弁16下
流の適宜位置においてパイプ24が接続されて分岐され
ており、その分岐路の終端部付近に吸入空気の圧力を絶
対値で測定して機関負荷を検出する吸気圧力センサ26
が設けられる。また、内燃機関10の冷却水通路28の
付近には前記機関水温検出手段たる水温センサ3oが設
けられて機関冷却水の温度を検出すると共に、吸入空気
路12のスロットル弁16下流の適宜位置には吸気温セ
ンサ32が設けられて機関が吸入する空気の温度を検出
する。
また、内燃機関10の近傍にはディストリビュータ36
が設けられると共に、その内部にはピストン38の上下
動に伴って回転するクランク軸(図示せず)の回転に同
期して回転する磁石及びそれに対峙して配置された回転
体からなるクランク角センサ40が収納されており、所
定クランク角度毎にパルス信号を出力する。更に、内燃
機関10のシリンダブロック42の適宜位置には燃焼室
20から発生するノックに基づく振動を検出する圧電型
のノックセンサ44が設けられる。上記した吸気圧セン
サ等のセンサ26,30,32゜40.44の出力は、
制御ユニット50に送られる。
第2図は制御ユニット50の詳細を示しており、同図に
従って説明すると、吸気圧力センサ26及び水温センサ
30並びに吸気温センサ32の出力は制御ユニット内に
おいてレベル変換回路52ムこ入力されて所定レベルに
変換された後、マイクロ・コンピュータ54に入力され
る。該マイクロ・コンピュータは、A/D変換回路54
a、11054 b、CPU54 c、ROM54 d
、RAM54e及び演算用のカウンタ並びにタイマ(カ
ウンタ及びタイマの図示は省略した)を備えており、レ
ベル変換回路出力はCPU54 cの指令に応じてA/
D変換回路54aにおいてデジタル値に変換された後、
RAM54 eに一時格納される、又、クランク角セン
サ40の出力は波形成形回路56において波形成形され
た後、l1054bを介してマイクロ・コンピュータ内
に入力される更に、前記したノックセンサ44の出力は
制御ユニット50に送出された後、ノック検出回路60
に入力される。ノック検出回路60は、フィルタ手段6
0a及びコンパレータ手段60b並びにD/A変換手段
60cを備え、コンパレータ手段60bにおいてマイク
ロ・コンピュータよすD/A変換手段60cを通じて送
出される基準値とフィルタ手段60aを通じて送出され
るセンサ出力値とを比較してノックの発注状態を検出す
る。
尚、前記したノックセンサ44として、ノックムこ基づ
いた周波数で共振して出力を発生する共振型式のものを
用いた場合は想像線で示す如(、フィルタ手段60aが
不要となる。
またマイクロ・コンピュータ54においてCPU54 
cは周知の如く、クランク角センサ4゜の出力から機関
回転数を算出すると共に吸気圧力センサ26の出力から
機関負荷状態を判断し、更に他の運転状態及び検出され
たノックの発生状態から使用オクタン価燃料に応じて設
定された制御特性(以下「ゾーン」と称する)に基づい
て後述する如く点火時期を決定し、出力回路68を経て
イグナイタ等からなる点火装置70に点火を指令し、デ
ィストリビュータ36を介して所定気筒の点火プラグ7
2を点火して燃焼室20内の混合気を着火する。
続いて、第3図フロー・チャート以下を参照して本制御
装置の動作を説明する。尚、本発明の特徴は点火時期制
御そのものになく、前記した如くに制御特性の切換(以
下「ゾーン・リセット」と称する)にあるところから、
以下その点に焦点をおいて説明する。尚、第3図に示す
プログラムは所定クランク角度毎に前記マイクロ・コン
ピュータにおいて割り込み起動される。
先ず、SIOにおいて検出した機関冷却水温T−を所定
値T WRSと比較する。この所定値は機関の暖機が終
了したか否か判断するに足る値、例えば60℃と設定さ
れる。いま機関が低温始動された状態にあると仮定する
と、この判断は否定されてS12でフラグF−TWRS
  (後述)のビットを1にセットした後S14に至り
、そこでゾーンの種別を判断する。
ここで第4図を参照してゾーンについて説明すると、本
発明において使用オクタン価燃料に対応させて0.1.
2の3種のゾーンが設定される、即ち、ゾーン0はオク
タン価100程度の燃料が、ゾーン1はオクタン価95
程度の燃料が、ゾーン2はオクタン価92程度の燃料が
使用されるときの点火時期制御特性を定めたものであり
、ゾーンの番号が大きくなるのに従って図示の如(遅角
側に設定される。尚、図中で符号AVLMT0,1.2
は各ゾーンの進角上限値を定めるものであり、例えばゾ
ーン2にあると判断されると点火時期は基本的にA V
LMT2を超えて進角することができない。これらの進
角上限値は機関回転数と機関負荷とから可変に決定され
る。尚、進角上限値A VLMTlは基本点火時期に等
しい。また各ゾーンには遅角側の判別値RDLMTo、
 1.2も設定されており、これは後述の如くゾーンを
決定するのに使用される。
この遅角側の判別値は機関回転数のみに基づいて可変に
決定されるが、最遅可倒の判別値RDLMT2のみは固
定値とされる。点火時期のノック補正値はこれらのいず
れかのゾーンにおいて進角上限値A VLMTnと遅角
判別値RDLMTnとの間で制御される。
第3図に戻ると、S14から始まるゾーン判別において
機関が始動された状態にあるとするとゾーンは未だ決定
されておらず、Si2.16で否定されて318に進み
、そこでノック補正値θKNOCR(初期値零)がゾー
ン1の遅角判別値RDL?’lTOを遅角方向に超えて
いるか否か判断する(第3図以下のフロー・チャートに
おいて遅角方向の値は正値で示される)。
而して、機関始動時は518で判別値未満と判断されて
S20に進み、そこでゾーン0と判断される。
ここで第5図乃至第9図を参照してノック補正値の算出
を説明する。
第5図は、ノックの発生に応じて補正値を遅角補正する
例を示す説明フロー・チャートである同図を参照して説
明すると、先ず5100でノックの発生の有無を判断し
、ノック発生と判断されると5102で連続遅角処理点
火数N AFTNK(後述)の値が残っているか否か判
断する。最初のプログラム起動時は初期値零であるとこ
ろから否定されて5104に至り、そこで第6図に示す
テーブルから連続遅角処理点火数N AFTNKを検索
する。図示の如く、この値はノック頻度カウンタ値CK
NOCKに比例して階段状に増加する様に設定される。
次いで3106において連続遅角処理点火数N AFT
NKが零になっているか否か判断し、否定されるときは
8108でその数を1個デクリメントし、5110で補
正値θKNOCKに遅角単位量I)KNOCKを加算し
て遅角方向に補正し、5112で補正した遅角目標値が
ゾーン2の最遅角判別値を超えるか否か判断し、超える
と判断されるときは5114で最遅角基準値を補正値に
置き換える。これは排気温度の過度の上昇を防止するた
めである。尚、第5図から明らかな如く、連続遅角処理
点火数N AFTNKが2点火数以上に設定されると、
次のプログラム起動時にノックの発生が否定されたとき
も連続して遅角処理されることになる(S100.10
6,108,110)。
第7図乃至第9図は補正値を進角側に補正する場合を示
しており、第7図フロー・チャートに従って説明すると
、先ず5200で連続ノック未発生点火数カウンタ値N
 KNOCKが所定の進角待機点火数A VCNTNを
超えたか否か判断する。5200で所定点火数の間ノッ
クが全く発生しないと判断されると8202に進み、そ
こで進角単位量DADVを決定する。第8図はそのサブ
ルーチンを示すフロー・チャートであり、進角単位量は
その5202Aにおいて第9図に示す特性から検索する
。図示の如く、進角単位量は機関回転数と機関負荷とに
基づいて設定される。後述する様に補正値が進角補正さ
れて進角上限値と一致した時点でゾーンリセットが検討
されるのであるが、その進角上限値が前述した如く機関
回転数と機関負荷とから可変に設定されているため、進
角単位量も同様の特性を与えるものである。
次いで5204において補正値を進角単位量だけ減算し
て進角方向に補正し、5206で連続ノック未発生点火
数カウンタを零にリセットする。次いで5208に進ん
で斯く進角補正された補正値が進角上限値を超えていな
いか否かゾーン毎にチエツクする。即ち、例えば320
8でゾーン2にあると判断されるときは5210,21
2でフラグF −ZROK21. F −ZRS21 
(後述)のビットが0であることを確認して5214に
至り、補正値をそのゾーンの進角上限値と比較し、それ
を進角方向に超えていると判断されるときは5216で
上限値を補正値とする。尚、210,212でフラグの
いずれかのビットが1にセットされていると判断される
ときは3218に進んで補正値を基準値RDRLI (
後述)と比較し、それを進角方向に超えているときは5
220でその値に制限する。またゾーン1にあると判断
されるときは3224〜234で、ゾーン0にあると判
断されるときは5236〜238で同種のチエツクを行
う。
斯く決定したノック補正値を基本点火時期に合算し、更
に水温補正等の他の補正値も加えて最終点火時期を決定
するが、この点は公知であり、本発明の要旨と関係がな
いので、これ以上の説明は省略する。
再び、第3図に戻ると、31Bで補正値がゾーンOの遅
角判別値を遅角方向に超えない限り、ゾーン0と判断さ
れて点火時期が決定されるが、機関暖機過程時にはピス
トンとシリンダとの間の間隙が大きいため燃焼行程時に
ピストンのシリンダ壁面への当たりが強く、かつ斯る状
態では潤滑油の粘性も高いことからメカニカルノイズも
大きくなり、これらのノイズからノックが発生していな
いにもかかわらずノックが発生したと誤検出することが
ある。その結果、第5図に関して述べた様に補正値が遅
角側に補正され、31Bでゾーン0の遅角判別値を超え
て、S22でゾーンlと判定される事態が生じ得る。即
ち、ゾーン0に見合ったオクタン価100の燃料を使用
している場合でも比較的遅角側のゾーン1に判定される
ことがある。−旦ゾーン1と判定されると、ノックが発
生していなくても点火時期は前述した如くゾーン1の進
角上限値に制限されるため、機関出力を不要にロスする
ことになる。
斯る不都合に鑑み、本例においては先ず暖機が終了した
時点でゾーンリセットを行い易くした。即ち、暖機が終
了してSIOで冷却水温が60°Cを超えると判断され
ると326に進み、フラグF−TWR3のビットが0に
リセットされているか否か判断する。このフラグはS1
2において1にセットされていることからこの判断は否
定されてS2に移行し、そこでフラグF−TWR5のビ
ットを0にリセットすると共に、フラグF−TWZR5
のビットを1にセットし、次いでS30でタイマTZR
S21゜TZRSIO(7)値を所定値TZRS21W
、 TZR5IOWニ置き換え、S32でフラグF−Z
RSIO,F−ZRS21.  F−ZROMIO,F
−ZROK21 (7)ビットをOにリセットする(尚
、S22でゾーン1と判定されるときも続いてS24で
フラグF−ZROKIOのビットを0にリセットする)
。これらのフラグとタイマについては後述する。
而してゾーンリセット判断は第10図及び第11図フロ
ー・チャートに示す手順と共働して行う。第10図はゾ
ーンリセットの判定の許可(前述したフラグF−TWZ
R5,F−ZR521,F−ZR5IO(7)ビットオ
ンで示す)を、第11図はそれを受けてゾーンリセット
の許可(前述したF−ZROK21.10(7) ヒツ
トオンで示す)を行う手順を示すものである。
尚、現実のゾーンリセット自体は第3図においてゾーン
リセット許可を受けて所定の条件下で行う第10図に関
して説明すると、先ず5300において前述した冷却水
温が60°Cを超えて低温始動からの暖機完了による判
定許可が成立したことを示すフラグF−TWZR5のビ
ットオンが確認されると3302に進み、そこでゾーン
の種別が判断される。前記した如く今ゾーン1と誤判定
されていると仮定すると3302での判断は否定され、
5304の判断は肯定されて5306に至り、そこで補
正値がゾーン1の進角上限値まで戻ったか否か判断され
、そこまで進角していないと判断されるときは3308
においてタイマTZR(後述)をリセット(スタート)
して−旦プログラムを終了する。即ち、点火時期がその
ゾーンの進角上限値に戻るまではゾーンリセットの判定
許可は行わない。
而して、何回目かのプログラム起動時においてその上限
値まで点火時期が戻ったと判断されると3310に進ん
でフラグF−ZR3IOがビットオンされているか否か
判断する。このフラグは先に第3図フロー・チャートの
332でビットオフにされているところから、その判断
は否定されて5312に進み、そこでリセット許可フラ
グのビットオフが同様に確認され、5314で暖機終了
によるリセット判定許可フラグのビットオンが確認され
て5316に進んで前記したタイマTZRの計測値を所
定値TZR5IOと比較し、その時間経過が確認される
まで−Hプログラムを終了する。
即ち該タイマはリセット判定許可が成立してからの経過
時間を計測する。ここで所定値TZRSIOは例えば5
秒と設定する。尚、先に第3図フロー・チャートの33
0でこの値はT ZR5IO−に置き換えられているが
、その置換値TZR5IO−は、それより短い2秒に設
定する。即ち、最初に述べた様に進角上限値AVLMT
nに達した時点で即ゾーンリセットを行うと制御ハンチ
ングを生しることがあるため、本発明においては種々の
条件を満足した場合に初めてゾーンリセットする如く構
成した。
而して、ゾーンリセット条件が成立してもこの所定時間
の経過を待うのも、運転状態が定常状態にあることを確
認し、その間にノックが発生しないことを確認してリセ
ットを慎重ならしめるためであるが、暖機終了時のリセ
ット判断においてはノックの誤検出によるゾーン誤判定
を救済することを意図するところから、その計測時間を
短くした而して、何回目かのプログラム起動時に331
6で2秒経過が確認されると5318に進み、そこでフ
ラグF−ZR5IOのビットをオン(ゾーンリセット判
定許可)し、8308でタイマ値をリセットしてプログ
ラムを終了する。尚、ここでフラグ中の添字10は、ゾ
ーン1から0へのリセットの判定許可を示す。
そのゾーンリセット判定許可を受けて第11図フロー・
チャートでゾーンリセット許可が行われる。即ち、同図
において先ず5400でノック頻度カウンタ値CKNO
CKが所定値KN未満であるか否か判断される。ここで
ノック頻度の判断は所定の点火数におけるノック発生点
火数の比率から判断され、例えば120点火でノックが
発生した点火数が2点火未満か否かで判断される。54
00でノック発生頻度が所定値未満と判断されると続い
て5402でリセット判定許可が成立したのがゾーン2
から1へか否かが判断される。いま成立したのがゾーン
1から0へ判定許可であるので、5402での判断は否
定され、5404で肯定され、5406で補正値が基準
値RDRLOまで進角したことが確認されると5408
でフラグF −ZRO[10のビットが1にセットされ
てゾーンリセット許可がなされ、5410でゾーンリセ
ット判定許可フラグが不要となってビットオフされる。
この点について第12図を参照して説明する。同図はゾ
ーンlからゾーンOへのリセットを示すものであるが、
本実施例においては以下の条件が成立したときゾーンリ
セットを行う様にした。
即ち、 ■ノック補正値θKNOCRがそのゾーンの進角上限値
A VLMTIまで進角したこと(第1O図3306)
 (paint 1 ) ■その後に所定時間TZR3IO(又はTZRSIOW
)経過したこと(第10図3316,324 )  (
paint 2 ) ■この時点でゾーンリセット判定許可(F−ZR510
= 1 )がなされ、点火時期が単位量DADVづつ進
角される。
■点火時期が更に進角され、基準値RDRLOまで到達
した時点でゾーンリセット許可(F−ZROMIO=1
 )がなされる。(第11図3408)  (pain
t 3 ) ■次いで機関運転状態の変化を待ち、基準値RDRLO
が上側のゾーン00進角上限値AVLMTOと一致した
状態が検出されたとき、実際にゾーンを1から0にリセ
ットする(第3図336〜44 ) (paint 4
 )尚、第4図に示す様に、基準値RDRLOはゾーン
1の進角上限値からΔRLO進角側に設定されているが
、ゾーン0の進角上限値とは差異がある。
しかし、これらの進角上限値は機関回転数と負荷とから
可変に設定されるところから、低負荷側の運転領域では
一致する。よって一致する運転状態で実際にリセットを
行い、点火時期特性の急変を防止する様にした(尚、こ
の基準値はゾーン2にツイテも同様であり、RDRLI
 = A VLMT2−ΔRLIと決定される)。尚、
第12図中に破線で示す如く、進角の中途でノックが発
生し、その頻度が所定値以上であると判断されるときは
ゾーンリセットは中止される(第11図、5412)。
而して、暖機終了時において第3図に示す如く、S36
でリセット許可が確認され、338で進角値が基準値に
到達したことが確認されてS40でゾーンが1からOに
リセットされたとすると、S42においてフラグF−Z
ROKIOがビットオフされ、S44においてフラグF
−TWZRSがビットオフされることから、暖機終了に
よるリセットは低温始動からの暖機完了時に1回行われ
るのみであり、その後は機関が停止されるまで2度と行
われることはない。
続いて、高負荷時におけるゾーンリセットについて説明
する。
第10図において5300で否定されると、次いで53
20で機関回転数NEを所定回転数NEZRと比較する
。この所定回転数はアイドル回転数程度の低回転数であ
る。
5320で機関回転数がアイドル域を超えたと判断され
ると次いで5322で機関の負荷状態が吸気圧力P B
ADを所定値P BKNZと比較して判断される。この
所定値は高負荷状態を判別するに足る値を適宜設定する
。第13図はその特性を示しており、図示の如く、所定
値P BKNZは機関回転数に対して可変に設定し、ノ
ックが起き易い領域でゾーンリセットを判定して、その
適否を確認する。5322で高負荷状態にあると判断さ
れるときは5302以陣に進み、高負荷時のゾーンリセ
ット判断を行う。
ここでもゾーン1からOへのリセットを例にとって説明
を進めると、5302での判断は否定され、5304で
の判断は肯定されて5306で補正値θKNOCKがゾ
ーン1の進角上限値に到達するのを待機する。5306
で到達が確認されると3310.312,314を経て
5324に至り、タイマ値が所定時間(5秒)を経過す
るのを確認する。時間経過が確認されると次いで532
6に至り、そこでリセット判定許可回数を計数するカウ
ンタ値CZR5IOを所定値ZRSIOと比較する。
このリセット判定許可回数はリセット判定許可が成立し
た後ノックが所定頻度以上発生したことにより中止した
回数をカウントするものであり、所定値としては5回等
と適宜設定する。初めてこのステップをループするとき
はその判断は当然否定されて5328に至り、カウンタ
値をインクリメントし、3318でリセット判定許可フ
ラグのビットを1にセットして一旦プログラムを終了す
る。尚、次回以降のプログラム起動時に5322で高負
荷状態にないと判断されるときは5332〜338を経
てカウント値はデクリメントされ、5340でタイマ値
もリセットされる。
而して何回目かのプログラム起動時に3326でカウン
ト値が所定回数に達したと判断されると3330に進み
、タイマ値T ZR5IO(例えば5秒)をTZR3I
OL (例えば25秒)に書き替える。
即ち、ゾーンリセット許可が成立し難い様に変更するも
のであり、これはゾーンリセットを意図しつつその都度
ノック発生により中断する如き運転状態はオクタン価が
低い燃料を使用していることを意味し、たとえゾーンリ
セットを行っても、その後再び元のゾーンに戻されるこ
とが予想され、点火時期制御特性が頻繁に変わることが
予想されるためである。従って、斯る運転状態において
は寧ろゾーンリセットが成立し難く構成することにより
制御ハンチングを回避した。尚、5318でゾーンリセ
ット判定許可がなされると第11図フロー・チャートで
補正値が基準値に到達するのが確認された後(3404
〜410)、第3図フロー・チャートで該基準値がゾー
ン0の進角上限値に一致するのを待ってゾーンリセット
を行うことになる(836〜44)。即ち、第13図に
示す様に、所定回転数以上の高負荷域にあるときにゾー
ンリセットを決定し、所定値が進角上限値と一致する低
負荷域でゾーンリセットを実行する様にした。斯く構成
することにより、先に本出願人が提案した所定の機関回
転数でゾーンリセットを判断する場合に比し、加速中に
ゾーンの誤判定がなされた場合でも機関回転数の低下を
待つことなくゾーンリセットが可能となる。また低オク
タン価燃料を使用してゾーン1(または2)にあると正
確に判定されている場合、機関回転数低下時に一律にゾ
ーンリセットすると上位側のゾーンでノックが発生して
再びゾーンを変える必要があるが、上記の如く待機時間
を延長すると共に進角させてノックが起き易い領域で判
断する様に構成することにより、低オクタン価燃料使用
時にはゾーンリセットを行い難くすることとなり、制御
ハンチングを防止することができる。
尚、ゾーンリセットをゾーン1から0について説明して
きたが、ゾーン2から1ヘリセツトする場合も事情は同
様である。即ち、第3図において334で補正値がゾー
ン1の遅角判別値RDLMTlを超えると判断されると
346〜48においてゾーン2と判定され、以後それに
基づいて点火時期特性が制御されることになる。而して
、その状態において暖機終了(第10図3300)、ま
たは機関高負荷(第10図3322)に至ったときは第
10図フロー・チャートにおいて5302から5342
〜360(尚、5362,364)を経てゾーン2から
1へのゾーンリセット判定許可が成立し、第11図フロ
ー・チャートにおいてS400.402,414〜41
8を経由してゾーン2から1へのゾーンリセット許可が
成立し、第3図フロー・チャートにおいでS’50〜5
8を通じてゾーン2の基準値RDRLIとゾーン1の進
角上限値AVLMTIとの一致を待ってゾーン1へのリ
セットが実行される。
本実施例は上記の如く構成したので、暖機中にノック発
生を誤検出してゾーン判定を誤ることあっても暖機終了
時に確実に修正することができる。
また機関回転数によらずに機関高負荷時にゾーンリセッ
トを判断する様にしたので、加速中にゾーンを誤って判
定したときも機関回転数の低下を待たずに修正すること
ができ、また低オクタン価燃料を使用してそれに相応し
たゾーンが適正に選択されている場合に、機関回転数の
低下を待って一律にゾーンリセットすることがない様に
したことから制御ハンチングを生じる恐れがない。
またゾーンリセットにおいては判定時間を比較的長くと
ると共に、進角させてノックの発生を監視する様にした
ことから、ゾーンリセットを確実に行うことができて制
御ハンチングを回避することができる。
尚、上記において第10図フロー・チャートのタイマ値
(S316,324,350,354)を時間で示した
が、これは点火数でも良い。
また第10図フロー・チャートにおいて8326で所定
回数の経過が確認されると8330でタイマ値を5秒か
ら25秒へと変更する様にしたが、この場合変更後の値
を25秒と一定にせず、計数した回数に比例して可変と
する、例えば3回−20秒、5回−25秒、7回=30
秒としても良い。尚、この値も点火数でも良いことは言
うまでもない。
また第4図に関してΔRL0,1を説明したが、この値
は固定値でも良く、或いは可変値でも良い。特に暖機終
了によるゾーンリセット判断においては、ゾーンリセッ
トを容易ならしめる意味で、前記したタイマ値の短縮化
(第3図フロー・チャート530)に加えて或いはそれ
とは別に、ΔRL0.1の値を小さくし、基準値RDR
Lo、 1への到達を早めても良い。
(発明の効果) 請求項1項に係る内燃機関の点火時期制御装置は、決定
された点火時期が第1の制御特性の進角上限値に達した
ときは、該上限値よりも更に進角側に設定された基準値
まで点火時期を進角させ、該基準値に達するまでノック
が発生しないことが検出されたとき第2の制御特性に変
更する様にしたので、例えば低オクタン価燃料の使用と
正確に判定されている場合にはノックが発生して制御特
性を変更することがなく、よって制御ハンチングが生じ
ることがない。また誤って低オクタン価燃料の使用と判
定されているときはノックが発生することがなく、よっ
て適正に進角側の特性に変更することができる。
請求項2項記載の装置は、点火時期が進角上限値に達し
た後、所定期間の経過を確認して進角させる様にしたの
で、運転状態の安定を確認して初期化処理を行うことが
できる。
請求項3項記載の装置は、点火時期が該基準値に達した
後、該基準値が第2制御特性の進角上限値と一致したと
き変更する様にしたので、変更時に点火時期が急変する
ことがなく、よって急激なトルク変動等が生じることが
ない。
請求項4項記載の装置は、点火時期が進角上限値に達し
た回数を計数する計数手段を備え、計数値が所定値に達
したとき所定期間を延長する様にしたので、ノックが発
生して初期化が中断することが多い運転状態での初期化
を行い難くし、よって制御ハンチングを防止することが
できる。
請求項5項記載の装置は、同様の計数手段を備える゛と
共に、その計数値に応じて所定期間延長する様に構成し
たので、前項と同様の効果を達成することができる。
請求項6項記載の装置は、ノック頻度からノックの発生
を検出する様にしたので、単発的に発生するノックの影
響を受けることがなく、初期化精度を向上させることが
できる。
請求項7項記載の装置は、前記進角を所定の運転状態で
行う様にしたので、例えば高負荷状態等のノックが発生
しやすい領域で行うことにより、初期化を行い難くして
結果的に制御ハンチングを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る内燃機関の点火時期制御装置の概
略図、第2図はその制御ユニットの詳細を示すブロック
図、第3図は該制御装置の動作たるゾーン設定及びゾー
ンリセットを示すフロー・チャート、第4図はゾーンを
示す説明図、第5図はノック補正値の遅角補正を示すフ
ロー・チャート、第6図はその中で使用する連続遅角処
理点火数特性を示す説明図、第7図はノック補正値の進
角補正を示すフロー・チャート、第8図はそのサブルー
チンたる進角単位量の検索を示すフロー・チャート、第
9図はその進角単位量の特性を示す説明図、第10図は
ゾーンリセット判定許可を示すフロー・チャート、第1
1図はゾーンリセット許可を示すフロー・チャート、第
12図はゾーンリセットを示す説明タイミングチャート
及び第13図はゾーンリセット運転領域を示す説明図で
ある。 lO・・・内燃機関、12・・・吸入空気路、14・・
・エアクリーナ、16・・・スロットル弁18・・・イ
ンテークマニホルド、20・・・燃焼室、24・・・パ
イプ、26・・・吸気圧力センサ、28・・・冷却水通
路、30・・・水温センサ、32・・・吸気温センサ、
36・・・ディストリビュータ、38・・・ピストン、
40・・・クランク角センサ、42・・・シリンダブロ
ック、44・・・ノックセンサ、50・・・制御ユニッ
ト、52・・・レベル変換回路、54・・・マイクロ・
コンピュータ、60・・・ノック検出回路、68・・・
出力回路、70・・・点火装置 出願人    本田技研工業株式会社 代理人    弁理士 吉 1) 豊 第4図 CKNO CKNI  CKN2 CKN3−腎CKNIJuK第
5図 手続主甫正書(自発) 平成3年11月 工、事件の表示 平成2年特許願第213190号 2、発明の名称 内燃機関の点火時期制御装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都港区南青山2丁目1番1号名 称 本田
技研工業株式会社 4、代理人 ◎108電話03 (3453) 6591住 所 東
京都港区芝4丁目7番6号 6゜ 補正の対象 明細書の発明の詳細な説明の欄、 及び図面 8日 7、補正の内容 (1)明細書5頁20行〜6頁1行の「特開昭63−5
1268号(昭和63年3月4 日出a) J ’;:
 ’4H1fi昭63−51268号(特開平1−22
4468号)」と訂正する。 (2)明細書11頁1行〜2行の「波形成形回路56」
をr波形整形回路56」と訂正する。 (3)明細書11頁2行の「波形成形された後」をr波
形整形された後」と訂正する。 (4)明細書13頁19行の「進角上限値A VLMT
I Jを「進角上限値AVLMTOJと訂正する。 (5)明細書15頁10行〜11行の「第6図に示すテ
ーブル」をr第6図にその特性を示すテーブル」と訂正
する。 (6)明細書16頁18行の「第9図に示す特性」を「
第9図に示すテーブル」と訂正する。 (7)明細書17頁17行(7)r210,212」を
Ir5210.2121と訂正する。 (8)明細書19頁15行〜16行(7)rS2JをI
’S28!と訂正する。 (9)明細書31頁8行〜9行の「誤ることあっても」
をr誤ることがあってもjと訂正する。 00)図面の第1図、第3図、第10図、及び第13図
を別紙のとおり訂正する。 (以上) 用3図 EZR →NE(rpm)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) a、少なくとも機関回転数及び機関負荷を含む機関の運
    転状態を検出する機関運転状態検出手段、 b、機関に発生するノックを検出するノック検出手段、 c、使用燃料のオクタン価に応じて少なくとも低オクタ
    ン価燃料用の第1の点火時期制御特性と高オクタン価燃
    料用の第2の点火時期制御特性からなる複数種の点火時
    期制御特性を設定する点火時期制御特性設定手段、 d、前記機関運転状態検出手段、ノック検出手段及び点
    火時期制御特性設定手段の出力を入力し、ノックの発生
    状態に基づいて使用燃料のオクタン価相当の制御特性を
    選択し、それに基づいて機関の運転状態とノックの発生
    状態とから点火時期を決定する点火時期決定手段及び e、該点火時期決定手段の出力を入力して機関燃焼室の
    混合気を点火する点火手段、 からなる内燃機関の点火時期制御装置において、f、前
    記第1の制御特性が選択されて点火時期が決定されてい
    るとき、決定された点火時期がその制御特性の進角上限
    値に達したときは該上限値よりも更に進角側に設定され
    た基準値まで点火時期を進角させ、該基準値に達するま
    でノックが発生しないことが検出されたとき、点火時期
    の制御特性を第2の制御特性に変更する制御特性初期化
    手段、 を備えたことを特徴とする内燃機関の点火時期制御装置
  2. (2)前記制御特性初期化手段は更に、前記点火時期が
    前記第1制御特性の進角上限値に達した後の経過期間を
    計測する計測手段を備え、計測期間が所定期間に達した
    ことが確認された後、該点火時期を前記基準値まで進角
    させる様に構成したことを特徴とする請求項1項記載の
    内燃機関の点火時期制御装置。
  3. (3)前記第1、第2の制御特性の進角上限値が機関運
    転状態に応じて可変に設定されていると共に、前記制御
    特性初期化手段は、点火時期が前記基準値に達した後、
    該基準値が第2の制御特性の進角上限値と一致するか又
    はそれより進角側に位置するとき、点火時期の制御特性
    を第2の制御特性に変更することを特徴とする請求項1
    項記載の内燃機関の点火時期制御装置。
  4. (4)前記制御特性初期化手段は更に、点火時期が第1
    の制御特性の進角上限値に達した回数を計数する計数手
    段を備え、計数値が所定の回数に達したとき、前記所定
    期間を延長する様に構成したことを特徴とする請求項2
    項記載の内燃機関の点火時期制御装置。
  5. (5)前記制御特性初期化手段は更に、点火時期が第1
    の制御特性の進角上限値に達した回数を計数する計数手
    段を備え、計数値に応じて前記所定期間を延長する様に
    構成したことを特徴とする請求項2項記載の内燃機関の
    点火時期制御装置。
  6. (6)前記制御特性初期化手段は、前記ノックの発生の
    検出を、所定の期間中のノック発生頻度から行うことを
    特徴とする請求項1項記載の内燃機関の点火時期制御装
    置。
  7. (7)前記制御特性初期化手段は、機関運転状態が所定
    の領域にあるとき、前記進角を開始することを特徴とす
    る請求項1項乃至6項のいずれかに記載の内燃機関の点
    火時期制御装置。
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