JPH04100802A - 非水系分散型樹脂組成物 - Google Patents

非水系分散型樹脂組成物

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JPH04100802A
JPH04100802A JP21600690A JP21600690A JPH04100802A JP H04100802 A JPH04100802 A JP H04100802A JP 21600690 A JP21600690 A JP 21600690A JP 21600690 A JP21600690 A JP 21600690A JP H04100802 A JPH04100802 A JP H04100802A
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acrylate
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methacrylate
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Yoshiko Suzuki
美子 鈴木
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雅弘 藤井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、保存安定性に優れた非水系分散型樹脂組成物
に関するものである。
(従来の技術) 従来から、非水系分散型樹脂組成物は種々知られている
。これらは塗料、コーティング剤、接着剤、粘着剤等に
広く用いられている。その背景には塗料全体の流れとし
て、省資源の面から組成物中の溶剤の含有量を少なくし
、固形分を高濃度化したハイソリソト型塗料か好まれる
ことや大気汚染の問題からくる溶剤の使用規制かあり、
毒性か強い芳香族やエステルを多量に使用するより脂肪
族系溶剤を溶媒に用いたハイソリソト化可能な非水分散
型塗料か提示されている。
従来これらに用いられる分散安定剤としては具体的には
、 (1)アクリル酸またはメタクリル酸のアルキルエステ
ル等のエチレン性不飽和モノマーを主成分とし、必要に
応して他のエチレン性不飽和モノマー(例えばヒドロキ
シル基、カルボキシル基なとの親水性基を有するもの)
を共重合した共重合体、(2)アルキド樹脂、一般のオ
イルあるいはオイルフリーアルキド樹脂等、 (3)12−ヒドロキシステアリン酸等のようなヒドロ
キシル基を含有する脂肪酸の自己縮合ポリエステルとア
クリル酸グリシジルまたはメタクリル酸グリシジルとの
付加反応物とアクリル酸エステルまたはメタクリル酸エ
ステルとを共重合して得られるグラフト重合体、 (4)アクリル酸オクチル、アクリル酸ラウリル、アク
リル酸ステアリル、メタクリル酸オクチル、メタクリル
酸ラウリル、メタクリル酸ステアリル等のようなアクリ
ル酸またはメタクリル酸の長鎖アルキルエステルとアク
リル酸またはメタクリル酸及び必要に応じて他のビニル
モノマーを共重合した後、その共重合体のカルホキシル
基にアクリル酸グリシジルまたはメタクリル酸グリシジ
ルを反応させて得られる側鎖二重結合を有する重合体に
アクリル酸エステルまたはメタクリル酸エステルとを共
重合して得られるグラフト重合体、 (5)アルキル化メラミン重合体(メラミン核か10核
以上)、 (6)ポリブタジェン、ポリイソプレンなどにアクリル
酸エステルまたはメタクリル酸エステルとをグラフト重
合して得られるグラフト重合体、(7)α−オレフィン
と無水マレイン酸との共重合体またはその部分反応物(
エステル化、アミド化、イミド化等)、 等である。しかし、これらの分散安定剤には使用てきる
モノマー組成に制限かあり、極性の高いモノマーを使用
したときには、しばしば重合中に凝集物か生成し、分散
安定性のよい樹脂組成物か得られにくいという欠点かあ
った。
(本発明か解決しようとする課題) 本発明は、溶解度パラメーター8.3以下の有機溶媒中
、分散安定剤の存在下、全モノマー量に対して0.1重
量96から30重量%の水を含有させて、α、β−不飽
和二重結合を有するモノマーを重合してなる非水系分散
型樹脂組成物に関するものである。
本発明者らは、分散安定性に優れた非水系分散型樹脂組
成物を得るために鋭意研究を行なった結果、全モノマー
量に対して0.1重量%から30重量%の水の存在下て
モノマーを重合することにより非常に分散安定性の優れ
た非水系分散型樹脂組成物か得られることを見い出し、
本発明に至ったものである。
保存安定性かよく、かつハイソリッド化と無公害化を達
成し、さらに溶剤の選択によっては水系エマルジョンて
は塗工てきない寒冷地(氷点下)での施工可能な塗料を
提供するものである。さらに、感熱インキなとのホット
メルトインキ素材としても応用可能なものを提供するも
のである。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、溶解度パラメーター8,3以下の有機溶媒中
、分散安定剤の存在下、全モノマー量に対して01重量
%から30重量?6の水を含有させて、α、β−不飽和
二重結合を有するモノマーを重合してなる非水系分散型
樹脂組成物に関するものである。
本発明で用いられる分散安定剤としては、(1)アクリ
ル酸またはメタクリル酸のアルキルエステル等のエチレ
ン性不飽和モノマーを主成分とし、必要に応して他のエ
チレン性不飽和モノマー(例えばヒドロキシル基、カル
ホキシル基なとの親水性基を有するもの)を共重合した
共重合体、(2)アルキド樹脂、一般のオイルまたはオ
イルフリーアルキド樹脂等、 (3)12−ヒドロキシステアリン酸等のようなヒドロ
キシル基を含有する脂肪酸の自己縮合ポリエステルとア
クリル酸グリシジルまたはメタクリル酸グリシジルとの
付加反応物とアクリル酸エステルまはメタクリル酸エス
テルとを共重合して得られるグラフト重合体、 (4)アクリル酸オクチル、アクリル酸ラウリル、アク
リル酸ステアリル、メタクリル酸オクチル、メタクリル
酸ラウリル、メタクリル酸ステアリル等のようなアクリ
ル酸またはメタクリル酸の長鎖アルキルエステルとアク
リル酸またはメタクリル酸及び必要に応して他のビニル
モノマーを共重合した後、その共重合体のカルボキシル
基にアクリル酸グリシジルまたはメタクリル酸グリシジ
ルを反応させて得られる側鎖二重結合を有する重合体に
アクリル酸エステルまたはメタクリル酸エステルとを共
重合して得られるグラフト重合体、 (5)アルキル化メラミン重合体(メラミン核力用O核
以上)、 (6)ポリブタジェン、ポリイソプレンなどにアクリル
酸エステルまたはメタクリル酸エステルとをグラフト重
合して得られるグラフト重合体、(7)α−オレフィン
と無水マレイン酸との共重合体またはその部分反応物、 等であり、その他界面活性剤を使用することもてきる。
これらに限定されるものではないか、特にα−オレフィ
ンと無水マレイン酸との共重合体またはその部分反応物
か分散安定性及び顔料分散性等に優れている。
ここてα−オレフィンと無水マレイン酸との共重合体に
おけるα−オレフィンとしては、エチレン、プロピレン
、■−ブテン、l−ペンテン、■−ヘキセン、■−ヘプ
テン、1−オクテン、l−ノネン、I−デセン、1−ド
デセン、1−テトラデセン、1−へキサデセン、l−オ
クタデセン、l−エイコセン、l−トコセン、l−テト
ラデセン、1−へキサコセン、1−オフタコセン、l−
トリアコンチン、l−トドリアコンチン、1−テトラト
リアコンチン、■−ヘキサトリアコンチン、■−オクタ
トリアコンテン、1−テトラコンチン等並びにその混合
物か挙げられる。α−オレフィンとしては特に限定され
るものではないか、望ましくは取扱上常温で液体、ある
いは固体の方か好ましい。α−オレフィンの混合物とし
て、三菱化成■、ダイヤレン208(炭素数20〜28
)、ダイヤレン30(炭素数30以上)等か市販されて
いる。
α−オレフィンと無水マレイン酸との共重合方法は無溶
剤でも溶剤を併用して行ってもよい。また無水マレイン
酸はα−オレフィンと共に一度に仕込んでもよく、ある
いは重合系に徐々に添加してもよい。
これらの重合方法に関しては特に制限されるものではな
い。
この除用いる重合開始剤としてはアブビスイソブチロニ
トリル、アゾビス2.4−ジメチルバレロニトリル等の
アゾビス化合物、キュメンヒドロパーオキサイド、t−
ブチルヒドロパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイ
ド、シイソプロピルパーオキシカーポネート、ジt−ブ
チルパーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド、t−
ブチルパーオキシベンゾエート等の過酸化物等が挙げら
れる。特にこれらに限定されるものではない。
さらにα−オレフィンと無水マレイン酸との共重合体の
部分反応物を分散安定剤として用いてもよい。
上記共重合体の部分反応物としてはアルコール及びまた
はオキシ酸及びまたはノニオン乳化剤等の水酸基との反
応によるエステル化物、アミン及びまたはアミノ酸等の
アミノ基との反応によるアミド化物及びまたはイミド化
物等が考えられる。
エステル化に使用される水酸化物としては分子内に1つ
以上の水酸基を持つものであれば特に限定されるもので
はなく、1級、2級、3級アルコール及びまたはオキシ
酸及びまたはノニオン乳化剤の何れも使用可能である。
例えば、アルコールとしてはメタノール、エタノール、
プロパツール、イソプロパツール、ブタノール、5ec
−ブタノール、tert−ブタノール、ペンタノール、
アミルアルコール、ヘキサノール、ヘプタツール、オク
タツール、2−エチルヘキシルアルコール、ノナノール
、デカノール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコ
ール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、オレ
イルアルコール等並びにその混合物か用いられるか好ま
しくは長鎖アルコールか望ましいか、特にこれらに限定
されるものではない。また、オキシ酸としては、脂肪族
オキシ酸、芳香族オキシ酸か使用できる。
例えば、脂肪族オキシ酸としてはグリコール酸、乳酸、
ヒドロアクリル酸、α−オキシ酪酸、グリセリン酸、タ
ルトロン酸、リンゴ酸、クエン酸、12ヒドロキンステ
アリン酸、芳香族オキシ酸としてはサリチル酸、m−オ
キシ安息香酸、p−オキシ安息香酸、没食子酸、マンデ
ル酸、トロハ酸、なとか挙げられるか有機化合物の1分
子内にカルホキシル基と水酸基とをもつものであれは基
本的に使用でき必ずしもこれらに限定されるものではな
い。しかし、脂肪族オキシ酸のほうか反応性の点から好
ましい。
また、さらにここで使用されるノニオン乳化剤としては
ポリエチレングリコールエステル、ポリエチレングリコ
ールエーテルなとであるか、特殊なものとしてポリオキ
シプロピレングリコールエステル、あるいはエーテルな
とのブロックポリマーも使用可能である。具体的にはポ
リオキノエチレンアルキルエテル、ポリオキシエチレン
アルキルアリルエーテル、ポリオキシエチレン誘導体、
オキシエチレン、オキシプロピレンブロックコポリマー
 ソルビタン脂肪族エステル、ポリオキシエチレンソル
ビタン脂肪族エステル、ポリオキシエチレンソルビトー
ル脂肪族エステル、グリセリン脂肪族エステル、ポリオ
キシエチレン脂肪族エステル、ポリオキシエチレンアル
キルアミンなどが挙げられる。
また、アミド化及びまたはイミド化に使用されるアミノ
化合物としては分子内に1つ以上のアミノ基を持つもの
てあれば特に限定されるものではなく、脂肪族アミン、
芳香族アミン、アミノ酸等か考えられる。脂肪族アミン
としては、例えば、メチルアミン、エチルアミン、プロ
ピルアミン、イソプロピルアミン、ブチルアミン、アミ
ルアミン、ヘキシルアミン、ヘプチルアミン、オクチル
アミン、ノニルアミン、デシルアミン、ラウリルアミン
、ミリスチルアミン、セチルアミン、ステアリルアミン
、オレイルアミン等の脂肪族アミン、アニリン、0−ト
ルイジン、2−エチルアニリン、2−フルオロアニリン
、0−アニシジン、m−トルイジン、m−アニシジン、
m−フェネチジン、p−t−ルイジン、2,3−ジメチ
ルアニリン、5−アミノインダン等の芳香族アミン並び
にその混合物か挙げられるか、特にこれらに限定される
ものではない。また、アミノ酸としては脂肪族アミノ酸
、芳香族核をもつアミノ酸、複素環をもつアミノ酸など
が使用できる。例えば、脂肪族アミノ酸としてはグリシ
ン、アラニン、バリン、ロイノン、イソロイシン、セリ
ン、トレオニン、システィン、メチオニン、アスパラギ
ン酸、グルタミン酸、リシン、アルギニン、β−アラニ
ン、γ−アミノ酪酸なとか、芳香族核をもつアミノ酸と
してはフェニルアラニン、千ロジン、アントラニル酸、
m−アミノ安息香酸、p−アミノ安息香酸なとか、複素
環をもつアミノ酸としてはヒスチジン、トリプトファン
、プロリン、オキノブロリンなどが挙げられるか分子内
にカルボキシル基とアミノ基を有するものであればよく
必ずしもこれらに限定されるものではない。
また、これらの反応は無溶剤、溶剤併用でも良いか最終
の酸価としては好ましくは30から500の範囲のもの
か使用に適する。この範囲以外ではエマルジョンを合成
した際に沈澱物か多量に生成したり、相分離してしまう
重合するα、β−二重結合を有するモノマーとしては、
以下のようなものかある。
(1)アクリル酸及びメタクリル酸、 (2)炭素数1〜18のアルキル基を有するアクリルエ
ステル及びメタクリルエステル、例えばアクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−ブチル、アクリ
ル酸1so−ブチル、アクリル酸tブチル、アクリル酸
2−エチルヘキシル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸
トリデシル、アクリル酸ステアリル及びアクリル酸シク
ロヘキシル等、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチ
ル、メタクリル酸プロピル、メタクリル酸n−ブチル、
メタクリル酸1so−ブチル、メタクリル酸t−ブチル
、メタクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸ラウ
リル、メタクリル酸ステアリル及びメタクリル酸ンクロ
ヘキンル等、 (3)炭素数2〜12のアルキル基を有するヒドロキシ
ルアルキルアクリレート、及びヒドロキシルメタクリレ
ート、例えばアクリル酸2−ヒドロキシエチル、アクリ
ル酸2−ヒドロキシプロピル、アクリル酸3−ヒドロキ
シプロピル、アクリル酸5−ヒドロキシアミル、アクリ
ル酸6−ヒドロキシヘキシル、アクリル酸8−ヒドロキ
シオクチル、アクリル酸lO−ヒドロキシデシル等、メ
タクリル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸3−ヒ
ドロキシプロピル、メタクリル酸5−ヒドロキシアミル
、メタクリル酸6−ヒドロキシヘキシル、メタクリル酸
8−ヒドロキシオクチル、メタクリル酸lO−ヒドロキ
シデシル等、さらに、他の置換基をアルキル基に導入し
ても良く、その例としてはアミノ基、エポキシ基、ノ1
ライド基、ニトリル基、及びアミド基等か挙げられ、具
体的に、例えば、N、 N−ジメチルアミノエチルメタ
クリレート、N、N−ジエチルアミノエチルアクリレー
ト、グリシジルメタクリレート等がある、(4)その他
、例えば加水分解性ンリル基含有ビニル系単量体、シリ
コンアクリレート、シリコンメタクリレート、フッ素ア
クリレート、フッ素メタクリレート、アクリロニトリル
、スチレン、ビニルトルエン、メタアクリロニトリル、
イタコン酸ジアルキルエステル、フマル酸ジアルキルエ
ステル、アリルアルコール、アクリルクロライド、酢酸
ビニル、塩化ビニル、塩化ヒニリデン、ビニルピリジン
、ビニルピロリドン、メチルビニルケトン等かある。
これらのモノマーを全モノマー量に対して0. 1重量
%から30重量%の水の存在下で重合する。水の量か上
記範囲外では良好な分散安定性か得られにくい。
重合は溶解度パラメーター8,3以下の有機溶剤中で行
なうのであるか、具体的に例えば、ヘキサン、ヘプタン
、オクタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン等
の脂肪族系炭化水素、その他ミネラルスピリット、脂肪
族ナフサ等を主成分とした混合物が挙げられるかこれら
に限定されるものではない。
一般に重合方法としては有機溶剤中に分散安定剤を溶解
させた後、この溶液にモノマー溶液、水及び重合開始剤
を滴下することにより重合を行うのがよい。この際、合
成条件を適宜に選択することによって固形分濃度及び粘
度を自由に変化させることかできる。分散安定剤と分散
粒子組成となる共重合させるα、β−不飽和二重結合を
有するモノマーとの比率は重量比9515〜30/70
か好ましい。これより分散安定剤を多く用いると分散粒
子の性能か十分に発揮できず、塗膜物性が悪くなる。少
なくすると粒子かうまく乳化せず沈澱し保存安定性が悪
くなる。
重合の際に用いる開始剤としては、一般の重合開始剤か
用いられる。例えば、アブビスイソブチロニトリル、ア
ゾビス2.4−ジメチルバレロニトリル等のアゾビス化
合物。過酸化ベンゾイル、過酸化ラウロイル等の有機過
酸化物も用いられる。
また、本発明に係る非水系分散型樹脂組成物は、希望す
る塗膜物性に応じて、アミノ樹脂、エポキシ樹脂等の熱
硬化性樹脂、及びまたはポリエステル樹脂、アクリル樹
脂等の熱可塑性樹脂を配合することかできる。
さらに、本発明組成物には必要に応じて、顔料、充填剤
、可塑剤、顔料分散剤、溶剤、増粘剤、防腐剤、消泡剤
、レベリング剤、等の添加剤も併用することもてきる。
次に、本発明を具体的に実施例をもって説明する。
製造例1 1−才クタデセン757.4g、ジt−ブチルパーオキ
サイド2.7g、トルエン10gをフラスコに仕込み、
窒素置換した後、150°Cて加熱、撹拌しながら、無
水マレイン酸294.2gを2分毎に9.8gずつ、ま
たジt−ブチルパーオキサイド2゜1gを20分毎に0
.7gずつ添加した。添加終了後、系の温度を160°
Cに保ち、さらに6時間反応させた。反応終了後、内容
物を熱時に取り出して冷却、固化させた。
製造例2 ダイヤレン208 1276g、ジt−ブチルパーオキ
サイド3.6g、トルエン14gをフラスコに仕込み、
窒素置換した後、150°Cで加熱、撹拌しながら、無
水マレイン酸412gを2分毎に13゜7gずつ、また
ジt−ブチルパーオキサイド1.8gを20分毎に0.
9gずつ添加した。添加終了後、さらにジt−ブチルパ
ーオキサイドをtg加え、系の温度を】60°Cに保ち
、さらに6時間反応させた。
反応終了後、内容物を熱時に取り出して冷却、固化させ
た。
製造例3 製造例1て得られた樹脂1000g、ステアリルアルコ
ール1450gをフラスコに仕込み、撹拌しながら17
0℃て6時間反応させた。エチルシクロヘキサン150
gを加え、水を共沸、除去しなからさらに220℃で1
0時間反応を行なった。反応終了後、内容物を熱時に取
り出して冷却、固化させた。
固形分89,9%、酸価34の樹脂が得られた。
製造例4 製造例2て得られた樹脂200g、ステアリルアルコー
ル130gをフラスコに仕込み、撹拌しながら170°
Cて6時間反応させた。エチルシクロヘキサン50gを
加え、水を共沸、除去しながらさらに220°Cて8時
間反応を行なった。反応終了後、内容物を熱時に取り出
して冷却、固化させた。固形分96.0%、酸価62の
樹脂か得られた。
製造例5 エチルシクロヘキサン100gをフラスコに仕込み、窒
素置換した後、110°Cて加熱、撹拌しながら、ラウ
リルメタクリレート50g、ブチルメタクリレート35
g、2−ヒドロキシエチルアクリレ−)10g、アクリ
ル酸5g、アゾビスイソブチロニトリル1gを溶解した
モノマー溶液を1時間で滴下した。滴下終了後、さらに
アゾビスイソブチロニトリルを0.2g加え、系の温度
を110’Cに保ち、さらに3時間反応させた。固形分
50.8%の樹脂溶液か得られた。
実施例1 製造例1で得られた樹脂48g、エチルシクロヘキサン
63.5gをフラスコに仕込み、窒素置換した後、80
°Cに加熱した。酢酸ビニル19.2g、アクリル酸メ
チル19.2g、アクリル酸9.6g。
水0.48gを溶解し、そのモノマー溶液を1時間で滴
下し、過酸化ベンゾイル0.96gを20分毎に0.2
4gずつ4回添加した。さらに2時間加熱、撹拌を行な
った。固形分59.5%のミルク状白色樹脂分散物を得
た。
実施例2 製造例3て得られた樹脂53.4g、エチルシクロへ牛
サン42gをフラスコに仕込み、窒素置換した後、80
°Cに加熱した。メタクリル酸メチル25゜6g、アク
リル酸エチル25.6g、アクリル酸12.8g、水0
.64gを溶解し、そのモノマー溶液を1時間で滴下し
、過酸化ベンゾイルを1.28gを20分毎に0.32
gずつ4回添加した。さらに2時間加熱、撹拌を行なっ
た。固形分69.1%のミルク状白色樹脂分散物を得た
実施例3 製造例4て得られた樹脂50g、オクタン61.5gを
フラスコに仕込み、窒素置換した後、80°Cに加熱し
た。酢酸ビニル19.2g、アクリル酸メチル19.2
g、アクリル酸7.2g、N、N−ジメチルアミノエチ
ルメタクリレート2.4g、水0148gを溶解し、そ
のモノマー溶液を1時間で滴下し、過酸化ベンゾイル0
.96gを20分毎に0゜24gずつ4回添加した。さ
らに2時間加熱、撹拌を行なった。固形分60.1%の
ミルク状白色樹脂分散物を得た。
実施例4 製造例5て得られた樹脂溶液78.7g、ミネラルスピ
リット40.9gをフラスコに仕込み、窒素置換した後
、80°Cに加熱した。メタクリル酸メチル16g、ア
クリル酸エチル16g、アクリル酸8g、水0.4gを
溶解し、そのモノマー溶液を1時間で滴下し、過酸化ベ
ンゾイル0.8gを20分毎1=0.2gずつ4回添加
した。さらに2時間加熱、撹拌を行なった。固形分49
.7%のミルク状白色樹脂分散物を得た。
比較例1 製造例4で得られた樹脂50g、エチルシクロヘキサン
62gをフラスコに仕込み、窒素置換した後、80℃に
加熱した。酢酸ビニル19.2g、アクリル酸メチル1
9.2g、アクリル酸7.2g、N。
N−ジメチルアミノエチルメタクリレート2.4gを溶
解し、そのモノマー溶液を1時間で滴下し、過酸化ベン
ゾイル0.96gを20分毎に0.24gずつ4回添加
した。さらに2時間加熱、撹拌を行なった。多量の凝集
物か生成した。
比較例2 製造例5て得られた樹脂溶液78.7g、エチルシクロ
ヘキサン41.3gをフラスコに仕込み、窒素置換した
後、80°Cに加熱した。メタクリル酸メチル16g、
アクリル酸エチル16g、アクリル酸8gを溶解し、そ
のモノマー溶液を1時間で滴下し、過酸化ベンゾイルを
0.8gを20分毎に0.2gずつ4回添加した。さら
に2時間加熱、撹拌を行なった。多量の凝集物が生成し
た。
以上の実施例1〜4で得られた樹脂分散物の25℃にお
ける粘度及び低温での保存安定性を示した。
また、これらの樹脂分散物100部にフタロシアニンブ
ルー10部を混合し、その顔料分散性を比較した。結果
を表に示した。比較例1.2で得られた樹脂分散物は凝
集物か多量に生成してしまったため、各物性値の測定は
不可能であった。
(発明の効果) 以上のようにして得られ本発明の非水分散型樹脂組成物
は非常に安定でかつ高固形分のものが得られ、顔料分散
性に優れ、塗料や感熱インキなどに幅広く応用でき、工
業上きわめて有用であることがわかった。
注15°C11週間放置後の樹n溶液の分腫状態注2 
平均粒径15mmのガラスピーズが容積で60%充填さ
れたレットデビルで20分間分散させて50℃1週間後
の保存安定性を沈降管で測定した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、溶解度パラメーター8.3以下の有機溶媒中、分散
    安定剤の存在下、全モノマー量に対して0.1重量%か
    ら30重量%の水を含有させて、α、β−不飽和二重結
    合を有するモノマーを重合してなることを特徴とする非
    水系分散型樹脂組成物。 2、分散安定剤がα−オレフィンと無水マレイン酸との
    共重合体またはその部分反応物である請求項1記載の非
    水系分散型樹脂組成物。
JP21600690A 1990-08-16 1990-08-16 非水系分散型樹脂組成物 Expired - Lifetime JP2656142B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0718147A (ja) * 1993-06-30 1995-01-20 Toagosei Co Ltd 樹脂組成物

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