JPH039983B2 - - Google Patents
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- JPH039983B2 JPH039983B2 JP60112913A JP11291385A JPH039983B2 JP H039983 B2 JPH039983 B2 JP H039983B2 JP 60112913 A JP60112913 A JP 60112913A JP 11291385 A JP11291385 A JP 11291385A JP H039983 B2 JPH039983 B2 JP H039983B2
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- finishing
- concrete floor
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- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 10
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007788 roughening Methods 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
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- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04F—FINISHING WORK ON BUILDINGS, e.g. STAIRS, FLOORS
- E04F21/00—Implements for finishing work on buildings
- E04F21/20—Implements for finishing work on buildings for laying flooring
- E04F21/24—Implements for finishing work on buildings for laying flooring of masses made in situ, e.g. smoothing tools
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04F—FINISHING WORK ON BUILDINGS, e.g. STAIRS, FLOORS
- E04F21/00—Implements for finishing work on buildings
- E04F21/20—Implements for finishing work on buildings for laying flooring
- E04F21/24—Implements for finishing work on buildings for laying flooring of masses made in situ, e.g. smoothing tools
- E04F21/245—Rotary power trowels, i.e. helicopter trowels
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、コンクリート打設後に、そのコンク
リートの床の表面を仕上げるために用いるコンク
リート床仕上機、詳しくは、一対の走行部を有す
る走行車輌と、半固化状態のコンクリート床表面
を平滑化する仕上装置とを備えたコンクリート床
仕上機に関する。
リートの床の表面を仕上げるために用いるコンク
リート床仕上機、詳しくは、一対の走行部を有す
る走行車輌と、半固化状態のコンクリート床表面
を平滑化する仕上装置とを備えたコンクリート床
仕上機に関する。
従来、この種の仕上機としては、一対の走行部
を有する走行車輌に仕上装置を設け、この仕上装
置を前記走行車輌の周りで回転駆動するように構
成したものが知られている(例えば、特開昭60−
47159号公報)。
を有する走行車輌に仕上装置を設け、この仕上装
置を前記走行車輌の周りで回転駆動するように構
成したものが知られている(例えば、特開昭60−
47159号公報)。
この従来公知の仕上機によれば、仕上装置が走
行車輌の周りで回転駆動するため、例えば走行車
輌によつて仕上装置を牽引する構造のものに較べ
て、どの方向に走行しようとも、コンクリート床
表面に走行部の通過跡が残るようなことがなく、
きわめて実用的である。
行車輌の周りで回転駆動するため、例えば走行車
輌によつて仕上装置を牽引する構造のものに較べ
て、どの方向に走行しようとも、コンクリート床
表面に走行部の通過跡が残るようなことがなく、
きわめて実用的である。
しかしながら、走行車輌の周りで回転駆動する
ものであるから、どうしても仕上装置の回転半径
が大きくなり、仕上装置そのものを大きなものに
しなければならなかつた。特に、走行車輌が、走
行部の接地面積を大きくしてコンクリート床への
沈み込みを極力少なくし、かつ、左右の走行部の
間隔を十分に採つて走行安定性を向上することに
より、走行に伴うコンクリート床表面の荒らしを
極力抑えてある車輌である場合には、仕上装置の
回転半径が極めて大きくなつていた。このこと
は、1回の走行による仕上幅を広して作業能率の
向上を図る面では有利であるが、仕上装置が重く
なり、それに付随して軸受や、モータなども大き
くて重いものを必要とし、全体として、仕上機が
大掛かりで重いものとならざるを得なかつた。し
たがつて、仕上作業時に、走行部でコンクリート
床表面を必要以上に荒らしたり、また、小廻り性
能に劣り、その上、仕上装置の回転半径が大きい
ところから、どうしてもコンクリート床角部に残
る未仕上げ部分が大きくなり、特に小面積のコン
クリート床などの仕上げに不向きで、この点に改
良の余地があつた。
ものであるから、どうしても仕上装置の回転半径
が大きくなり、仕上装置そのものを大きなものに
しなければならなかつた。特に、走行車輌が、走
行部の接地面積を大きくしてコンクリート床への
沈み込みを極力少なくし、かつ、左右の走行部の
間隔を十分に採つて走行安定性を向上することに
より、走行に伴うコンクリート床表面の荒らしを
極力抑えてある車輌である場合には、仕上装置の
回転半径が極めて大きくなつていた。このこと
は、1回の走行による仕上幅を広して作業能率の
向上を図る面では有利であるが、仕上装置が重く
なり、それに付随して軸受や、モータなども大き
くて重いものを必要とし、全体として、仕上機が
大掛かりで重いものとならざるを得なかつた。し
たがつて、仕上作業時に、走行部でコンクリート
床表面を必要以上に荒らしたり、また、小廻り性
能に劣り、その上、仕上装置の回転半径が大きい
ところから、どうしてもコンクリート床角部に残
る未仕上げ部分が大きくなり、特に小面積のコン
クリート床などの仕上げに不向きで、この点に改
良の余地があつた。
本発明は、このような従来欠点に着目したもの
であつて、前述した従来の仕上機が有する利点を
損なうことなく、全体を小型、軽量にして、小面
積のコンクリート床をも良好に仕上げることので
きるコンクリート床仕上機の提供を目的とする。
であつて、前述した従来の仕上機が有する利点を
損なうことなく、全体を小型、軽量にして、小面
積のコンクリート床をも良好に仕上げることので
きるコンクリート床仕上機の提供を目的とする。
この目的を達成するため、本発明によるコンク
リート床仕上機は、前記一対の走行部それぞれに
仕上装置を、各走行部の周りに回転自在に設け、
各仕上装置の回転軸芯を、それら仕上装置の先端
回転軌跡同士が互いに重複する状態に配設し、前
記両仕上装置を同調駆動するように構成してある
ことを特徴とする。
リート床仕上機は、前記一対の走行部それぞれに
仕上装置を、各走行部の周りに回転自在に設け、
各仕上装置の回転軸芯を、それら仕上装置の先端
回転軌跡同士が互いに重複する状態に配設し、前
記両仕上装置を同調駆動するように構成してある
ことを特徴とする。
仕上装置として、走行車輌周りではなく走行車
輌の一部である左右の走行部夫々の周りに回転す
る2つのものを設けてあるから、走行車輌周りで
仕上装置を回転させる場合と同様に、コンクリー
ト床表面に走行部の通過跡を残すことがないこと
はもちろん、仕上装置として、走行部と干渉しな
い回転半径のもので済み、走行車輌周りで回転す
る仕上装置を設ける場合に比較して、仕上装置の
回転半径を大幅に小さくすることができ、たと
え、走行車輌が走行部の接地面を広くし、かつ、
走行部の左右間隔を十分に採つたものであつて
も、仕上装置の回転半径を小さなものにできる。
輌の一部である左右の走行部夫々の周りに回転す
る2つのものを設けてあるから、走行車輌周りで
仕上装置を回転させる場合と同様に、コンクリー
ト床表面に走行部の通過跡を残すことがないこと
はもちろん、仕上装置として、走行部と干渉しな
い回転半径のもので済み、走行車輌周りで回転す
る仕上装置を設ける場合に比較して、仕上装置の
回転半径を大幅に小さくすることができ、たと
え、走行車輌が走行部の接地面を広くし、かつ、
走行部の左右間隔を十分に採つたものであつて
も、仕上装置の回転半径を小さなものにできる。
しかも、左右の仕上装置を、それらの先端回転
軌跡同士が互いに重複するように配設する一方、
左右の仕上装置を同調駆動するように構成してあ
るから、左右の仕上装置が互いに干渉することを
避けて、2つの仕上装置を左右に並べて前後幅を
小さくしながらも、左右の仕上装置の仕上跡が重
なるように仕上げることができる。これによつ
て、左右2つの仕上装置で仕上げながらも、左右
の仕上装置の仕上跡の間に未仕上げ部が残るとい
つたことがなくて1つの仕上跡として仕上げるこ
とができるから、回転半径の小なる仕上装置を用
いながらも、1回の走行による仕上幅を広くでき
る。
軌跡同士が互いに重複するように配設する一方、
左右の仕上装置を同調駆動するように構成してあ
るから、左右の仕上装置が互いに干渉することを
避けて、2つの仕上装置を左右に並べて前後幅を
小さくしながらも、左右の仕上装置の仕上跡が重
なるように仕上げることができる。これによつ
て、左右2つの仕上装置で仕上げながらも、左右
の仕上装置の仕上跡の間に未仕上げ部が残るとい
つたことがなくて1つの仕上跡として仕上げるこ
とができるから、回転半径の小なる仕上装置を用
いながらも、1回の走行による仕上幅を広くでき
る。
従つて、本発明によれば、
(A) コンクリート床表面に走行部の通過跡を残さ
ず、かつ、走行に伴うコンクリート床表面の荒
しを極力少なくしての良好な仕上げを行うこと
ができ、 (B) 仕上装置として回転半径の小さなもので済む
ことから、仕上装置の数は2倍に増えるもの
の、仕上装置そのものを大幅に小型、軽量化す
ることができ、それに付随して軸受やモータな
どの各種部品も小型、軽量化することができ、
全体として、仕上機そのものを小型、軽量に構
成することができ、かつ、コンクリート床角部
に残る未仕上げ部分を極端に小さくすることが
でき、たとえ小面積のコンクリート床であつて
も、床表面をあまり荒らすことなく、小廻りを
きかせて良好に仕上げることができ、 (C) 1回の走行による仕上幅が広くて作業能率を
勝れたものにできる ようになつた。
ず、かつ、走行に伴うコンクリート床表面の荒
しを極力少なくしての良好な仕上げを行うこと
ができ、 (B) 仕上装置として回転半径の小さなもので済む
ことから、仕上装置の数は2倍に増えるもの
の、仕上装置そのものを大幅に小型、軽量化す
ることができ、それに付随して軸受やモータな
どの各種部品も小型、軽量化することができ、
全体として、仕上機そのものを小型、軽量に構
成することができ、かつ、コンクリート床角部
に残る未仕上げ部分を極端に小さくすることが
でき、たとえ小面積のコンクリート床であつて
も、床表面をあまり荒らすことなく、小廻りを
きかせて良好に仕上げることができ、 (C) 1回の走行による仕上幅が広くて作業能率を
勝れたものにできる ようになつた。
本発明の実施例を図面にもとづいて説明する
と、枠体1や筒体2などからなる走行車輌3の下
方には、左右一対の走行部4a,4bが設けられ
ている。これら走行部4a,4bは、第3図に詳
しく示すように、フレーム5に軸支された前後一
対のスプロケツト6,7と、これら両スプロケツ
ト6,7間に掛張されたゴム製のクローラ8など
からなり、後方のスプロケツト7に固着のギヤ9
と、モータ10に固着のギヤ11、ならびに両ギ
ヤ9,11間に掛張されたチユーン12を介し
て、前記モータ10により正逆転駆動可能に構成
されている。両走行部4a,4bのフレーム5上
には、それぞれ筒部材13a,13bが立設さ
れ、これら両筒部材13a,13bの上部と前記
枠体1とが、それぞれクラツチ14a,14bを
介して連動連結されるとともに、両筒部材13
a,13bには、モータ15a,15bを固定保
持するギヤケース16a,16bが固着されてい
る。
と、枠体1や筒体2などからなる走行車輌3の下
方には、左右一対の走行部4a,4bが設けられ
ている。これら走行部4a,4bは、第3図に詳
しく示すように、フレーム5に軸支された前後一
対のスプロケツト6,7と、これら両スプロケツ
ト6,7間に掛張されたゴム製のクローラ8など
からなり、後方のスプロケツト7に固着のギヤ9
と、モータ10に固着のギヤ11、ならびに両ギ
ヤ9,11間に掛張されたチユーン12を介し
て、前記モータ10により正逆転駆動可能に構成
されている。両走行部4a,4bのフレーム5上
には、それぞれ筒部材13a,13bが立設さ
れ、これら両筒部材13a,13bの上部と前記
枠体1とが、それぞれクラツチ14a,14bを
介して連動連結されるとともに、両筒部材13
a,13bには、モータ15a,15bを固定保
持するギヤケース16a,16bが固着されてい
る。
両ギヤケース16a,16b内には、それぞ
れ、モータ15a,15bに固着のプーリ17
と、前記筒部材13a,13bに相対回転自在に
外嵌されたプーリ18、ならびに両プーリ17,
18間に掛張されたベルト19などが収納され、
かつ、両筒部材13a,13bに外嵌されたプー
リ18には、それぞれ、下方に突出する複数本の
ピン20a,20bが固着されている。これらピ
ン20a,20bは、それぞれ、筒部材13a,
13bに相対回転ならびに相対摺動自在に外嵌さ
れた回転筒体21a,21bのフランジ22a,
22bに穿設の貫通孔内に挿入され、かつ、前記
回転筒体21a,21bの下方には、先端に下方
へ突出する軸23a,23bを有するブラケツト
24a,24bが固着されている。そして、前記
回転筒体21a,21bの下端部には、自動調心
式のベアリング25a,25bが連設され、これ
らベアリング25a,25bを介して、半固化状
態にあるコンクリート床Aの表面を平滑化する合
計4個の鏝体26a,26bと、これら鏝体26
a,26bを保持する保持部材27a,27bと
からなる仕上装置28a,28bがそれぞれ取付
けられて、各筒部材13a,13bを中心として
回転可能に構成されるとともに、前記軸23a,
23bが保持部材27a,27bのいずれかひと
つに当接するように構成されている。前記仕上装
置28a,28bの回転軸芯、つまり、筒部材1
3a,13bは、第1図に示すように、それら仕
上装置28a,28bの先端回転軌跡同士を互い
に重複させる状態に配設されている。
れ、モータ15a,15bに固着のプーリ17
と、前記筒部材13a,13bに相対回転自在に
外嵌されたプーリ18、ならびに両プーリ17,
18間に掛張されたベルト19などが収納され、
かつ、両筒部材13a,13bに外嵌されたプー
リ18には、それぞれ、下方に突出する複数本の
ピン20a,20bが固着されている。これらピ
ン20a,20bは、それぞれ、筒部材13a,
13bに相対回転ならびに相対摺動自在に外嵌さ
れた回転筒体21a,21bのフランジ22a,
22bに穿設の貫通孔内に挿入され、かつ、前記
回転筒体21a,21bの下方には、先端に下方
へ突出する軸23a,23bを有するブラケツト
24a,24bが固着されている。そして、前記
回転筒体21a,21bの下端部には、自動調心
式のベアリング25a,25bが連設され、これ
らベアリング25a,25bを介して、半固化状
態にあるコンクリート床Aの表面を平滑化する合
計4個の鏝体26a,26bと、これら鏝体26
a,26bを保持する保持部材27a,27bと
からなる仕上装置28a,28bがそれぞれ取付
けられて、各筒部材13a,13bを中心として
回転可能に構成されるとともに、前記軸23a,
23bが保持部材27a,27bのいずれかひと
つに当接するように構成されている。前記仕上装
置28a,28bの回転軸芯、つまり、筒部材1
3a,13bは、第1図に示すように、それら仕
上装置28a,28bの先端回転軌跡同士を互い
に重複させる状態に配設されている。
前記回転筒体21a,21bの中間部にはそれ
ぞれ、ベベルギヤ29が固着され、この左右のベ
ベルギヤ29に咬合する別のベベルギヤ30が前
記筒体2内に挿入された回転軸31に固着されて
互いに連動連結されて、もつて、後述するよう
に、両仕上装置28a,28bの回転が互いに同
調されるように構成されている。そして、前記枠
体1上には、リニアモータ32が載置固定され、
このモータ32によつて回転駆動される螺軸33
が枠体1に穿設の図外のねじ孔に螺合されるとと
もに、この螺軸33の下端部に板体34が固着さ
れている。他方、筒体2の方には、板体35を有
する軸36が枢着され、この軸36に相対摺動自
在に外嵌された筒部材37に荷重センサ38が取
付けられていて、板体35と筒部材37との間に
介装された圧縮スプリング39により、荷重セン
サ38が螺軸33側の板体34に弾性的に押圧さ
れるように構成されている。
ぞれ、ベベルギヤ29が固着され、この左右のベ
ベルギヤ29に咬合する別のベベルギヤ30が前
記筒体2内に挿入された回転軸31に固着されて
互いに連動連結されて、もつて、後述するよう
に、両仕上装置28a,28bの回転が互いに同
調されるように構成されている。そして、前記枠
体1上には、リニアモータ32が載置固定され、
このモータ32によつて回転駆動される螺軸33
が枠体1に穿設の図外のねじ孔に螺合されるとと
もに、この螺軸33の下端部に板体34が固着さ
れている。他方、筒体2の方には、板体35を有
する軸36が枢着され、この軸36に相対摺動自
在に外嵌された筒部材37に荷重センサ38が取
付けられていて、板体35と筒部材37との間に
介装された圧縮スプリング39により、荷重セン
サ38が螺軸33側の板体34に弾性的に押圧さ
れるように構成されている。
次にコンクリート床仕上機の動作について説明
すると、仕上げ作業時には、クラツチ14a,1
4bがロツクされ、両筒部材13a,13bと枠
体1とが一体化されるとともに、モータ10の回
転に伴つて左右のクローラ8が回転し、走行車輌
3が前後進する。同時に別のモータ15a,15
bも互いに逆方向に回転し、プーリ17、ベルト
19、プーリ18の回転に伴つて、左右のピン2
0a,20bが回転し、回転筒体21a,21b
が互いに逆方向に回転する。すると、ブラケツト
24a,24bを介して軸23a,23bが回転
し、保持部材27a,27bのいずれかひとつに
当接して、両仕上装置28a,28bを走行部4
a,4bの周りで互いに逆方向に回転駆動し、各
鏝体26a,26bによつてコンクリート床Aの
表面が平滑に仕上げられる。つまり、第1図に示
すように、走行車輌3が矢印F方向に進行しなが
ら、各仕上装置28a,28bが矢印a,b方向
に逆回転することになる。
すると、仕上げ作業時には、クラツチ14a,1
4bがロツクされ、両筒部材13a,13bと枠
体1とが一体化されるとともに、モータ10の回
転に伴つて左右のクローラ8が回転し、走行車輌
3が前後進する。同時に別のモータ15a,15
bも互いに逆方向に回転し、プーリ17、ベルト
19、プーリ18の回転に伴つて、左右のピン2
0a,20bが回転し、回転筒体21a,21b
が互いに逆方向に回転する。すると、ブラケツト
24a,24bを介して軸23a,23bが回転
し、保持部材27a,27bのいずれかひとつに
当接して、両仕上装置28a,28bを走行部4
a,4bの周りで互いに逆方向に回転駆動し、各
鏝体26a,26bによつてコンクリート床Aの
表面が平滑に仕上げられる。つまり、第1図に示
すように、走行車輌3が矢印F方向に進行しなが
ら、各仕上装置28a,28bが矢印a,b方向
に逆回転することになる。
このように、仕上装置28a,28bを各走行
部4a,4bの周りで回転駆動するものであるか
ら、仕上装置28a,28bの回転半径が小さ
く、コンクリート床Aの角部近くも良好に仕上げ
ることができ、かつ、両仕上装置28a,28b
が互いに逆回転するところから、両仕上装置28
a,28bに作用する反力が相殺され、走行車輌
3の蛇行が防止される。ただし、両仕上装置28
a,28bは必ずしも逆回転させる必要はなく、
例えば左右走行部4a,4bの速度を変えるなど
の方法で両仕上装置28a,28bに作用する反
力を相殺するように構成することにより、両仕上
装置28a,28bを同一方向に回転させて実施
することもできる。
部4a,4bの周りで回転駆動するものであるか
ら、仕上装置28a,28bの回転半径が小さ
く、コンクリート床Aの角部近くも良好に仕上げ
ることができ、かつ、両仕上装置28a,28b
が互いに逆回転するところから、両仕上装置28
a,28bに作用する反力が相殺され、走行車輌
3の蛇行が防止される。ただし、両仕上装置28
a,28bは必ずしも逆回転させる必要はなく、
例えば左右走行部4a,4bの速度を変えるなど
の方法で両仕上装置28a,28bに作用する反
力を相殺するように構成することにより、両仕上
装置28a,28bを同一方向に回転させて実施
することもできる。
なお、仕上げ作業中においては、荷重センサ3
8が常に仕上装置28a,28bに作用する反力
を検出しており、その検出結果にもとづいてリニ
アモータ32を正逆回転させて、コンクリート床
Aに対する仕上装置28a,28bの押圧力を制
御しているので、コンクリート床Aの全面にわた
つて均等な仕上げが可能となる。また前記両回転
筒体21a,21bがベベルギヤ29,30と回
転軸31とによつて連動連結されているので、第
1図に示すように、予め左右の鏝体26a,26
bの位相をずらせておくことにより、例え一方の
鏝体26aに大きな負担が作用しても、左右鏝体
26a,26bの位相がずれて衝突するようなこ
とはない。
8が常に仕上装置28a,28bに作用する反力
を検出しており、その検出結果にもとづいてリニ
アモータ32を正逆回転させて、コンクリート床
Aに対する仕上装置28a,28bの押圧力を制
御しているので、コンクリート床Aの全面にわた
つて均等な仕上げが可能となる。また前記両回転
筒体21a,21bがベベルギヤ29,30と回
転軸31とによつて連動連結されているので、第
1図に示すように、予め左右の鏝体26a,26
bの位相をずらせておくことにより、例え一方の
鏝体26aに大きな負担が作用しても、左右鏝体
26a,26bの位相がずれて衝突するようなこ
とはない。
そして、走行車輌3の方向を変える場合には、
リニアモータ32を回転させて両走行部4a,4
bを持上げ、その状態で両クラツチ14a,14
bを切り、両モータ15a,15bを回転させ
る。すると、両モータ15a,15bが筒部材1
3a,13bとともにこれら筒部材13a,13
bの軸心周りに公転し、それに伴つて両走行部4
a,4bの方向が変更される。このように、両走
行部4a,4bを持ち上げて方向をかえるもので
あるから、方向変更時に、両走行部4a,4bに
よつてコンクリート床Aの表面が荒らされるよう
なことはない。
リニアモータ32を回転させて両走行部4a,4
bを持上げ、その状態で両クラツチ14a,14
bを切り、両モータ15a,15bを回転させ
る。すると、両モータ15a,15bが筒部材1
3a,13bとともにこれら筒部材13a,13
bの軸心周りに公転し、それに伴つて両走行部4
a,4bの方向が変更される。このように、両走
行部4a,4bを持ち上げて方向をかえるもので
あるから、方向変更時に、両走行部4a,4bに
よつてコンクリート床Aの表面が荒らされるよう
なことはない。
以上、動作について説明したが、このコンクリ
ート床仕上機を作動させるについては、各駆動系
を遠隔操縦によつて作動させるように構成しても
よいし、マイクロコンピユータなどを用いて自動
的に制御しながら作動させることも可能である。
ート床仕上機を作動させるについては、各駆動系
を遠隔操縦によつて作動させるように構成しても
よいし、マイクロコンピユータなどを用いて自動
的に制御しながら作動させることも可能である。
図面は本発明にかかるコンクリート床仕上機の
実施例を示し、第1図は平面図、第2図は一部切
欠き正面図、第3図は第2図中の−線断面図
である。 3……走行車輌、4a,4b……走行部、28
a,28b……仕上装置、A……コンクリート
床。
実施例を示し、第1図は平面図、第2図は一部切
欠き正面図、第3図は第2図中の−線断面図
である。 3……走行車輌、4a,4b……走行部、28
a,28b……仕上装置、A……コンクリート
床。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一対の走行部を有する走行車輌と、半固化状
態のコンクリート床表面を平滑化する仕上装置と
を備えたコンクリート床仕上機において、前記一
対の走行部それぞれに仕上装置を、各走行部の周
りに回転自在に設け、各仕上装置の回転軸芯を、
それら仕上装置の先端回転軌跡同士が互いに重複
する状態に配設し、前記両仕上装置を同調駆動す
るように構成してあるコンクリート床仕上機。 2 前記各仕上装置を各走行部の周りで互いに逆
方向に回転駆動するように構成してある特許請求
の範囲第1項に記載のコンクリート床仕上機。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60112913A JPS61270455A (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 | コンクリ−ト床仕上機 |
KR1019870700043A KR910008090B1 (ko) | 1985-05-24 | 1986-05-22 | 콘크리이트 바닥 마무리 가공기 |
PCT/JP1986/000263 WO1986007109A1 (en) | 1985-05-24 | 1986-05-22 | Concrete floor finishing machine |
US07/015,086 US4775306A (en) | 1985-05-24 | 1986-05-22 | Concrete floor finishing machine |
DE8686903565T DE3676959D1 (de) | 1985-05-24 | 1986-05-22 | Fertigungsvorrichtung fuer betonboeden. |
EP86903565A EP0223859B1 (en) | 1985-05-24 | 1986-05-22 | Concrete floor finishing machine |
CA000509891A CA1281200C (en) | 1985-05-24 | 1986-05-23 | Concrete floor finishing machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60112913A JPS61270455A (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 | コンクリ−ト床仕上機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61270455A JPS61270455A (ja) | 1986-11-29 |
JPH039983B2 true JPH039983B2 (ja) | 1991-02-12 |
Family
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP60112913A Granted JPS61270455A (ja) | 1985-05-24 | 1985-05-24 | コンクリ−ト床仕上機 |
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EP (1) | EP0223859B1 (ja) |
JP (1) | JPS61270455A (ja) |
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CA (1) | CA1281200C (ja) |
DE (1) | DE3676959D1 (ja) |
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1985
- 1985-05-24 JP JP60112913A patent/JPS61270455A/ja active Granted
-
1986
- 1986-05-22 KR KR1019870700043A patent/KR910008090B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1986-05-22 WO PCT/JP1986/000263 patent/WO1986007109A1/ja active IP Right Grant
- 1986-05-22 DE DE8686903565T patent/DE3676959D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1986-05-22 EP EP86903565A patent/EP0223859B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1986-05-22 US US07/015,086 patent/US4775306A/en not_active Expired - Fee Related
- 1986-05-23 CA CA000509891A patent/CA1281200C/en not_active Expired - Fee Related
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EP0223859A4 (en) | 1987-09-02 |
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