JP2000170117A - ハンドガイドローラ - Google Patents

ハンドガイドローラ

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JP2000170117A
JP2000170117A JP10350868A JP35086898A JP2000170117A JP 2000170117 A JP2000170117 A JP 2000170117A JP 10350868 A JP10350868 A JP 10350868A JP 35086898 A JP35086898 A JP 35086898A JP 2000170117 A JP2000170117 A JP 2000170117A
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JP
Japan
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movable support
guide roller
hydraulic
hand guide
support frames
Prior art date
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Application number
JP10350868A
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English (en)
Inventor
Katsuji Obara
勝司 小原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な操作で、しかも大きな力も必要としな
いで、左右方向への方向転換を行うことができるハンド
ガイドローラを提供すること。 【解決手段】 一対の転圧ローラ12と、これら各転圧
ローラ12が回転可能に支持される可動支持フレーム1
3と、前記各可動支持フレーム13が回動可能に取着さ
れる走行機体14と、この走行機体14上に搭載される
前記転圧ローラ12の駆動源であるエンジン20と、前
記走行機体14の後部に延設される操作ハンドル16と
を備えたハンドガイドローラ11であって、前記各可動
支持フレーム13の一方端側に各可動支持フレーム13
間に跨がるように油圧シリンダー23が固定されてい
て、前記油圧シリンダー23の動作に伴って前記各可動
支持フレーム13が回動し、当該各可動支持フレーム1
3によって支持されている一対の転圧ローラ12の向き
が変わるようにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、左右に方向転換可
能なハンドガイドローラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のハンドガイドローラ1は、図4に
示すように、一対の平行状に配設される転圧ローラ2、
2と、前記転圧ローラ2、2を回転可能に支持する走行
機体3と、この走行機体3上に搭載される前記転圧ロー
ラ2、2の駆動源4と、前記走行機体3の後部に延設さ
れる操作ハンドル5とを備えたものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このハンド
ガイドローラ1は、操作ハンドル5の把手に設けた切り
換えレバー6を操作することで、前進及び後進が行える
ようになっているが、転圧ローラ2、2が平行状に固定
されているため、左右への方向転換はできなかった。
【0004】このため、このハンドガイドローラ1の方
向転換を行う場合には、当該ハンドガイドローラ1の前
進、後進を交互に繰り返しながら、作業員が操作ハンド
ル5に横方向の力を少しずつ加えて当該ハンドガイドロ
ーラ1の走行方向を変えるという方法を採っていた。こ
のため、急な方向転換はできなかった。また、狭い場所
での方向転換もできなかった。
【0005】また、このハンドガイドローラ1の方向転
換は、当該ハンドガイドローラ1の前進、後進を交互に
繰り返しながら、操作ハンドル5に横方向の力を少しず
つ加えるといっても、車体重量が700kgから100
0kgもあるので、相当に大きな力を加えなければなら
ず、しかもその力を加えるタイミングも必要なことか
ら、高度な熟練を必要としていた。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みなされた
ものであり、簡単な操作で、しかも大きな力も必要とし
ないで、左右方向への方向転換を行うことができるハン
ドガイドローラを提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、一対の転圧ローラと、これ
ら各転圧ローラが回転可能に支持される可動支持フレー
ムと、前記各可動支持フレームが回動可能に取着される
走行機体と、この走行機体上に搭載される前記転圧ロー
ラの駆動源と、前記走行機体の後部に延設される操作ハ
ンドルとを備えたハンドガイドローラであって、前記各
可動支持フレームの一方端側に各可動支持フレーム間に
跨がるように油圧シリンダーが固定されていて、前記油
圧シリンダーの動作に伴って前記各可動支持フレームが
回動し、当該各可動支持フレームによって支持されてい
る一対の転圧ローラの向きが変わるようにしたことを特
徴とするハンドガイドローラをその要旨とした。
【0008】請求項2記載の発明は、走行機体に搭載し
た駆動源によって油圧ポンプが駆動され、この油圧ポン
プからの油圧によって油圧モータが駆動され、同じく油
圧ポンプからの油圧によって油圧シリンダーが動作する
ようにしたことを特徴とするハンドガイドローラをその
要旨とした。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明のハンドガイドロー
ラを、添付の図面に示した好ましい実施例に従ってさら
に詳しく説明する。図1〜図3に示すように、このガイ
ドローラ11は、転圧ローラ12、12と、可動支持フ
レーム13、13と、走行機体14と、駆動源(エンジ
ン20)と、操作ハンドル16とを備えている。
【0010】前記走行機体14は、板状をなし、その上
方には前記転圧ローラ12、12の駆動源であるエンジ
ン20が搭載されている。このエンジン20の駆動によ
り油圧ポンプ21が駆動され、この油圧ポンプ21から
の油圧によって油圧モータ22、22が駆動され、同じ
く油圧ポンプ21からの油圧によって後述する油圧シリ
ンダー23が動作するようになっている。また走行機体
14上には、油圧操作バルブ24が搭載されていて、前
記油圧モータ22、22を駆動させ、あるいは前記油圧
シリンダー23を動作させる油圧経路の切り換え操作が
行われるようになっている。
【0011】また走行機体14の幅方向中央部分には、
前後に2つの軸受け30、30が取り付けられており、
この軸受け30、30に、可動支持フレーム13、13
が回動可能に取り付けられている。
【0012】可動支持フレーム13は箱型を成してお
り、前記走行機体14の軸受け30、30に取り付けら
れる回動軸31、31を備えた取付板32、32と、転
圧ローラ12、12を回転可能に取り付けるフレーム3
3、33とを有している。また可動支持フレーム13内
部には、前記油圧モータ22がブラケット(図示しな
い)を介して取り付けられており、この油圧モータ2
2、22に取着した駆動ギア41、41が転動ローラ1
2、12の一方端側の凹部内周面に取り付けたリング状
の従動ギア43、43に直接歯合し、油圧モータ22、
22からの駆動が転動ローラ12、12に伝達され、回
転するようになっている。
【0013】また前記走行機体14の後部には、操作ハ
ンドル16がブラケット17、主ハンドル18を介して
上下に回動可能に取り付けられており、操作ハンドル1
6には、前後進レバー19aとステアリングレバー19
bが配されている。前後進レバー19aは、これを操作
することによって、油圧モータ22、22の駆動を転圧
ローラ12、12に伝達したり、切り離したりするよう
になっている。またステアリングレバー19bは、これ
を操作することによって、油圧ポンプ21からの油圧を
油圧シリンダー23に伝達したり、切り離したりするよ
うになっている。
【0014】また、前記各可動支持フレーム13、13
の一方端側には、各可動支持フレーム13、13間に跨
がるように油圧シリンダー23が固定されていて、この
油圧シリンダー23の動作に伴って前記各可動支持フレ
ーム13、13が回動し、これに伴い各可動支持フレー
ム13、13に支持されている一対の転圧ローラ12、
12の向きが平行状からハの字状まで変更されるように
なっている。
【0015】尚、このハンドガイドローラ11の走行機
体14の上方には、オイルタンク(図示しない)、水タ
ンク(図示しない)が搭載されており、走行機体14の
周囲にはカバー40が取り付けられている。
【0016】
【作用】次に、上記ハンドガイドローラ11の作用を説
明する。まず、走行機体14上のエンジン20を駆動さ
せて油圧ポンプ21を駆動させる。この油圧ポンプ21
からの油圧によって、各可動支持フレーム13内部に取
り付けた油圧モータ22、22を駆動させる。転圧ロー
ラ12、12には、前記油圧モータ22、22からの駆
動が、油圧モータ22、22側の駆動ギア41、41、
転圧ローラ12側に取り付けた従動ギア43、43を介
して伝達され、同転圧ローラ12、12が回転するよう
になっている。
【0017】ハンドガイドローラ11の走行の向きを調
節するときには、油圧ポンプ21からの油圧によって、
前記転圧ローラ12、12の一方端側に取り付けた油圧
シリンダー23を動作させ、転圧ローラ12、12の向
きを調節する。
【0018】すなわち転圧ローラ12、12が平行状と
なっているとき、このまま転圧ローラ12、12を回転
させれば、該ハンドガイドローラ11は、前後方向に前
進または後進することになる。また、油圧シリンダー2
3を作動、つまり油圧シリンダー23のロッド23aを
ケース23bから伸長(または収縮)させて支持フレー
ム13、13の一方端側の間隔を押し広げ(または引き
縮め)て、転圧ローラ12、12をハの字状とし、この
まま転圧ローラ12、12を回転させれば、当該ハンド
ガイドローラ11は左または右方向に左折(または右
折)し、方向転換がなされるようになっている。
【0019】尚、上述の例では、転圧ローラの回転と向
きの変更を同一の媒体である油圧を用いて行っている
が、それぞれ別々の駆動源を用いるなど、特許請求の範
囲に記載された範囲で自由に変更することができる。
【0020】
【発明の効果】本発明のハンドガイドローラにあって
は、油圧ポンプからの油圧によって、油圧シリンダーを
動作させて転圧ローラの向きを適宜調節しながら、同じ
く油圧ポンプからの油圧によって、油圧モータを駆動さ
せて転圧ローラを回転させることで、当該ハンドガイド
ローラを方向転換しながら所望の位置まで移動させるこ
とができるようになっており、左右方向への方向転換が
簡単で、しかも大きな力も必要としないで、舗装路面の
締固め作業の作業効率を大幅に高めることができる。
【0021】また、このハンドガイドローラにあって
は、作業者が操作ハンドルのレバー操作で、簡単にハン
ドガイドローラの方向転換を行うことができ、従来のハ
ンドガイドローラのように大変な労力や熟練を必要とし
ない。
【0022】また、このハンドガイドローラにあって
は、転圧ローラの回転と向きの変更が、油圧(同一の媒
体)を用いることによってなされるようになっているの
で、より簡易な構造となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のハンドガイドローラの好ましい一例
を示した斜視図。
【図2】 同じく要部拡大図。
【図3】 同じく側面図。
【図4】 従来のハンドガイドローラを示した側面図。
【符号の説明】
12・・・転圧ローラ 13・・・可動支持フレーム 14・・・走行機体 16・・・操作ハンドル 20・・・エンジン 21・・・油圧ポンプ 22・・・油圧モータ 23・・・油圧シリンダ 24・・・油圧操作バルブ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の転圧ローラと、これら各転圧ロー
    ラが回転可能に支持される可動支持フレームと、前記各
    可動支持フレームが回動可能に取着される走行機体と、
    この走行機体上に搭載される前記転圧ローラの駆動源
    と、前記走行機体の後部に延設される操作ハンドルとを
    備えたハンドガイドローラであって、前記各可動支持フ
    レームの一方端側に各可動支持フレーム間に跨がるよう
    に油圧シリンダーが固定されていて、前記油圧シリンダ
    ーの動作に伴って前記各可動支持フレームが回動し、当
    該各可動支持フレームによって支持されている一対の転
    圧ローラの向きが変わるようにしたことを特徴とするハ
    ンドガイドローラ。
  2. 【請求項2】 前記走行機体に搭載した駆動源によって
    油圧ポンプが駆動され、この油圧ポンプからの油圧によ
    って油圧モータが駆動され、同じく油圧ポンプからの油
    圧によって油圧シリンダーが動作するようにしたことを
    特徴とする請求項1記載のハンドガイドローラ。
JP10350868A 1998-12-10 1998-12-10 ハンドガイドローラ Pending JP2000170117A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6409425B1 (en) 1999-10-28 2002-06-25 Sakai Heavy Industries, Ltd. Hand guided vibrating roller
JP2004324093A (ja) * 2003-04-22 2004-11-18 Taisei Corp 振動ローラー
CN102936871A (zh) * 2012-11-13 2013-02-20 广东易山重工股份有限公司 一种道路综合养护车压路机装载和卸载装置
CN102960089A (zh) * 2012-12-04 2013-03-13 刘军鹏 一种电动碾压机
JP2021042558A (ja) * 2019-09-10 2021-03-18 株式会社明和製作所 ハンドガイドローラ

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