JPH039951A - 硬化性樹脂組成物 - Google Patents

硬化性樹脂組成物

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JPH039951A
JPH039951A JP1144423A JP14442389A JPH039951A JP H039951 A JPH039951 A JP H039951A JP 1144423 A JP1144423 A JP 1144423A JP 14442389 A JP14442389 A JP 14442389A JP H039951 A JPH039951 A JP H039951A
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Hiroshi Oishi
大石 博
Yoji Kawachi
洋二 河内
Hiroshi Fujita
寛 藤田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は硬化性樹脂組成物に関する。
[従来の技術] 従来、硬化性樹脂組成物はヒドロキシル基含有ポリウレ
タンと脂肪族ポリイソシアネートを架橋剤として用いる
2液型樹脂組成物(例えば特公昭B1−54081号公
報)やヒドロキシル基および/またはカルボキシル基含
有アクリル樹脂に金属キレート化合物を架橋剤として用
いるキレート架橋型樹脂組成物(例えば特開昭54−4
5340号公報)が一般に知られている。
[発明が解決しようとする課題] 上記の2液型樹脂組成物はヒドロキシル基含有ポリウレ
タンと脂肪族ポリイソシアネートを混合すると迅速に反
応するため、混合後ただちに使用する必要があり、貯蔵
安定性が悪く作業性に制約される問題点がある。また上
記のアクリル樹脂のキレート架橋型樹脂組成物は塗膜が
硬く、弾性がない等の強伸度物性に問題がある。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは塗膜の強伸度物性に優れ、しかも貯蔵安定
性が良好で作業性に制約されない硬化性樹脂組成物を鋭
意検討した結果本発明に到達した。
すなわち本発明はヒドロキシル基および/またはカルボ
キシル基を有するポリウレタン樹脂(A)と有機金属配
位化合物(C)と必要によりポリアクリル系樹脂(B)
とからなる硬化性樹脂組成物である。
本発明において用いるポリウレタン樹脂(A)としては
活性水素化合物と有機ポリイソシアネートから得られ実
質的に遊離インシアネート基を有しないものが挙げられ
る。
活性水素含有化合物としては高分子ポリオール、低分子
ポリオールおよびポリアミンが挙げられる。
高分子ポリオールとしてはポリエーテルポリオール(低
分子ポリオール(エチレングリコール、プロピレングリ
コール、l・3−またはl・4−ブタンジオール、3−
メチルベンタンジオール、l・トヘキサンジオール、ネ
オペンチルグリコール、ジエチレングリコール、シクロ
ヘキシレングリコール、などの二官能ポリオール; グ
リセリン、 トリメチロールプロパン、ペンタエリスリ
トール、ソルビトール、シュークローズ、などの三官能
以上のポリオール;乳酸、酒石酸、クエン酸、サリチル
酸、ジメチロールプロピオン酸などのヒドロキシカルボ
ン酸などでメタノール、エタノール、プロパツール、ブ
タノール、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート
、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレートなどの
モノアルコールを一部併用することも出来る。)、多価
フェノール類(ビスフェノール類たとえばビスフェノー
ルA)、およびアミン類(アルカノールアミンたとえば
モノエタノールアミン、ジェタノールアミン、トリエタ
ノールアミン、N−メチルジェタノールアミン:脂肪族
ポリアミンたとえばエチレンジアミン、ヘキサメチレン
ジアミン、イソホロンジアミン、ジエチレントリアミン
;芳香族ジアミンたとえばトリレンジアミン、ジフェニ
ルメタンジアミンなど)のアルキレンオキシド〔炭素数
2〜4のアルキレンオキシドたとえばエチレンオキシド
、プロピレンオキシド、ブチレンオキシドなどの一種ま
たは二種以上(ランダムおよび/またはブロック)〕付
加物、アルキレンオキシドの開環重合物(ポリテトラメ
チレンエーテルグリコールなど)など)、ポリエステル
ポリオール〔ポリカルボン酸(脂肪族ポリカルボン酸た
とえばアジピン酸、コハク酸、セパチン酸、アゼライン
酸、フマル酸、マレイン酸および三量化リルイン酸;芳
香族ポリカルボン酸たとえばフタル酸、イソフタル酸お
よびテレフタル酸)と低分子ポリオールまたはポリエー
テルポリオール(前記低分子ポリオール、トリエチレン
グリコール−ポリエチレングリコールなど)との末端が
ヒドロキシル基であるポリエステルポリオール、ラクト
ンポリエステル(ポリカプロラクトンジオールなど)、
ポリカーボネートジオールなど〕、ポリブタジェンポリ
オール、水添ポリブタジェンポリオール、アクリルポリ
オール、ポリマーポリオール〔ポリオール(上記ポリエ
ーテルポリオール、ポリエステルポリオールなど)中で
ビニルモノマー(アクリロニトリル、スチレンなど)を
重合させたポリオール〕など、およびこれらの2皿以上
の混合物が挙げられる。
高分子ポリオールのうち好ましいものはポリエーテルポ
リオール、およびポリエステルポリオールである。
高分子ポリオールのOH当量は通常200〜30001
好ましくは250〜2000である。
低分子ポリオールとしてはポリエーテルポリオールの項
で説明した低分子ポリオールと同様のものが挙げられる
。低分子ポリオールで好ましいものはエチレングリコー
ル、l・4ブタンジオールおよびジメチロールプロピオ
ン酸である。
ポリアミンとしては脂肪族ポリアミン(エチレンジアミ
ン、テトラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン
、ジエチレントリアミンなど)、脂環族ポリアミン〔4
・4′−ジアミノジシクロヘキシルメタン(水添MBA
) 、1・4−ジアミノシクロヘキサン、4・4′−ジ
アミノ−ジメチルシクロヘキシルメタン、インホロンジ
アミンなど〕、芳香環を存する脂肪族ジアミン(キシリ
レンジアミン、テトラメチルキシリレンジアミンなど)
、芳香族ポリアミン(ジフェニルメタンジアミン、ジク
ロロジフェニルメタンジアミン、トリレンジアミン、ジ
エチルトリレンジアミン、ベンジジン、フェニレンジア
ミンなど)、アルカノールアミン(モノ−またはジ−エ
タノールアミン、プロパノ−Jレアミン、N−ヒドロキ
シエチルエチレンジアミンなど)、ポリアルキレンオキ
シドポリアミン〔前記活性水素含有化合物の炭素数2〜
4のアルキレンオキシドたとえばエチレンオキシド、プ
ロピレンオキシド、ブチレンオキシドなどの1種または
2種以上(ランダムおよび/またはブロック)の付加物
、アルキレンオキシドの開環重合物(ポリテトラメチレ
ンエーテルグリコールなど)などのポリエーテルポリオ
ールの末端OH基がアミノ基によって置換された構造の
化合物たとえばポリオキシエチレンエーテルジアミンお
よびポリオキシプロピレンエーテルジアミン〕など、お
よびこれらの2種以上の混合物が挙げられる。
ポリアミンのうちで好ましいのはへキサメチレンジアミ
ン、インホロンジアミンおよび4・4′−ジアミノジシ
クロヘキシルメタンである。
これら活性水素含有化合物は高分子ポリオール単独また
は高分子ポリオールと低分子ポリオールおよび/または
ポリアミンと併用して使用される。
高分子ポリオールと低分子ポリオ−ルールおよび/また
はポリアミンとの重量比は通常1:θ〜l:5、好まし
くはl:Q−1:3である。活性水素含有化合物(全体
)の平均活性水素(OH1NHz、NH)当量は通常7
0〜2000、好ましくは100〜1300である。
活性水素化合物の平均官能基数は通常2〜3、好ましく
は2〜2.5である。
有機ポリイソシアネートとしては炭素数(NGO基中の
炭素を除く)2〜12の脂肪族ポリイソシアネート、例
えばエチレンジイソシアネート、テトラメチレンジイソ
シアネート、ヘキサメチレンジイソシアネー)(HDI
)、ドデカメチレンジイソシアネート、l・6・11−
ウンデカントリイソシアネート、2・2・4−トリメチ
ルヘキサンジイソシアネート、リジンジイソシアネート
、2・B−ジイソシアネートメチルカプロエート、ビス
(2−インシアネートエチル)フマレート、ビス(2−
インシアネートエチル)カーボネート、2−インシアネ
ートエチル−2・6−ジイツシアネートヘキサノエート
など;炭素数4〜15の脂環族ポリイソシアネート、例
えばインホロンジイソシアネート(IPDI)、ジシク
ロヘキシルメタンジイソシアネート(水添MD I )
、シクロペキンレンジイソシアネート、メチルへキシレ
ンジイソシアネート(水添TDI)ビス(2−イソシア
ネートエチル)4−シクロヘキセン−1・2−ジカルボ
キシレートなど;炭素数8〜12の芳香脂肪族ポリイソ
シアネート、例えばキシリレンジイソシアネート、テト
ラメチルキシリレンジインシアネート、ジエチルベンゼ
ンジイソシアネートなど;HDIの水変性物、IPDI
およびHDIの三量化物;炭素数6〜20の芳香族ポリ
イソシアネート、例えばトリレンジインシアネ−)(T
DI)、粗製TDL  ジフェニルメタンジイソシアネ
ー)(MDI)ポリフェニルメタンポリイソシアネー)
 (PAPI;粗製MDI)、ナフチレンジイソシアネ
ートなど;およびこれらのポリイソシアネートの変性物
(カーポジイミド基、ウレトジオン基、ウレトジオン基
、ビュウレット基および/またはインシアヌレート基含
有変成物など)が使用できる。これらのうちで好ましい
のはHDI、IPDL  水添MDIおよびテトラメチ
ルキシリレンジイソシアネートである。
ポリウレタン樹脂(A)を製造するにあたり、活性水素
台を化合物と有機ポリイソシアネートの割合は種々変え
ることが出来るがNGOと活性水素基(OHlN H2
さHなど)との当量比は通常1: 1゜01〜l:2、
好ましくはl:  1.02〜1:  1.5である。
ポリウレタン樹脂を製造するにあたり、活性水素含有化
合物と有機ポリイソシアネートとは一度に反応させて製
造してもよく、段階的に反応させる方法〔活性水素含有
化合物の一部(たとえば高分子ポリオール)と有機ポリ
イソシアネートを反応させてNGO末端プレポリマーを
形成したのち活性水素含有化合物の残部(たとえば低分
子ポリオールおよび/またはポリアミン)を反応させて
製造する方法、活性水素化合物と有機ポリイソシアネー
トの一部を反応させて活性水素基末端(OH。
NH2、NHなど)プレポリマーを形成したのち有機ポ
リイソシアネートの残部を反応させて製造する方法、こ
れらを組み合わせた方法など〕により製造してもよい。
ポリウレタン形成反応は通常、40〜+40”C1好ま
しくは60〜120℃で行われる(ただしポリアミンを
反応させる場合は通常80 ”C以下、好ましくは0〜
70℃の温度で行われる)。
反応は溶剤(たとえばジメチルホルムアミド、ジオキサ
ン、トルエン、キシレン、メチルエチルケトン、メチル
イソブチルケトン、酢酸エチル、酢酸ブチル、セロソル
ブアセテートなど)の中で行ってもよく、溶剤は反応途
中または反応後に加えてもよい。
ポリウレタン樹脂(A)のヒドロキシル基含量および/
またはカルボキシ含量は通常0.02= 3.3meq
/gで好ましくは0.04〜2.5meq/gである。
0.02meq/g未満では架橋効果が乏しく塗膜の耐
溶剤性が悪くなり、3.3meq/gを超えると塗膜が
硬く脆くなり強伸度物性が悪(なる。ポリウレタン樹脂
(A)の分子量は通常3000以上、好ましくは500
0〜100000である。
ヒドロキシル基を有するポリウレタンは通常、ポリオー
ルとポリイソシアネートからヒドロキシル基が過剰とな
る割合で反応させて得られる。
ヒドロキシル基とカルボキシル基有するポリウレタンは
通常、ポリオールとヒドロキシカルボン酸化合物(例え
ばジメチロールプロピオン酸)とポリイソシアネートか
らヒドロキシル基およびカルボキシル基が過剰となる割
合で反応させて得られる。
カルボキシル基を育するポリウレタンは通常、ポリオー
ルとヒドロキシカルボン酸化合物とポリイソシアネート
から末端インシアネート基を有するウレタンプレポリマ
ーを製造し、次いでモノアルコール(例えばメタノール
、n−ブタノールなど)および/またはモノアミン(例
えばn−ブチルアミン、ジ−n−ブチルアミンなど)を
反応させて得られる。
を機金属配位化合物(C)としてはアルミニウムトリス
アセチルアセトネート、アルミニウムトリイソプロポキ
シドなどの有機アルミニウム配位化合物、ジルコニウム
テトラキスアセチルアセトネート、ジイソプロポキシジ
ルコニウムビスアセチルアセトネートなどの有機ジルコ
ニウム配位化合物、チタンテトラキスアセチルアセトネ
ート、ジイソプロポキシチタンビスアセチルアセトネー
トなどの有機チタン配位化合物などが挙げられる。これ
らのうちで好ましいのは塗膜変色のない有機アルミニウ
ム配位化合物および有機ジルコニウム配位化合物である
アクリル系樹脂(B)としては下記のエチレン性不飽和
単量体(イ)の1種もしくは、(イ)と他のもの(a)
(ハ)(ニ)(ネ)(へ)との少なくとも2種の重合体
が挙げられる。
(イ)(メタ)アクリル酸およびその誘導体:(メタ)
アクリロニトリル;(メタ)アクリル酸およびそれらの
塩;メチル(メタ)アクリレートn−ブチル(メタ)ア
クリレートなどの(メタ)アクリル酸アルキル(アルキ
ル基の炭素数は通常l〜20好ましくは1〜12)エス
テル;2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2
−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、ε−カプ
ロラクトン−2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
トなどの(メタ)アクリル酸ヒドロキシアルキル(アル
キル基の炭素数は通常2〜4)エステル及びそのラクト
ン付加物; ジメチルアミノエチルメタクリレートなど
のアミノアルキル(メタ)アクリレート;(メタ)アク
リル酸アミド、グリシジル(メタ)アクリレートなど、
(0)芳香族ビニル炭化水素単量体: スチレン、α−メチルスチレンなど、 (ハ)ビニルエステル単量体: 酢酸ビニルなど (ニ)ビニルエーテル単量体: ビニルメチルエーテルなど (ネ)ビニルハライド単量体: 塩化ビニル、塩化ビニリデンなど (へ)オレフィン系炭化水素単量体: エチレン、プロピレン、ブタジェン、インブチレン、イ
ソプレン、I・4−ペンタジェンなど、これらのうちで
好ましいものは(イ)または(イ)および(ロ)および
/または(ハ)である。
ポリウレタン樹脂(A)とアクリル系樹脂(B)の配合
は、それぞれ重合した後に配合してもよく、またポリウ
レタン樹脂(A)の中で重合性単量体を重合してもよく
、またポリアクリル系樹脂(B)の中で活性水素化合物
と有機ポリイソシアネートを重合してもよい。
本発明の硬化性樹脂組成物には必要により補助配合剤を
含有させることができる。
例えば装飾的な色づけをするための染料、顔料などの着
色剤、無機期充填剤、有機改質剤、耐光性、耐熱劣化向
上のための各種安定剤や、可塑剤、界面活性剤、消泡剤
、その他添加剤などが挙げられる。
染料としては直接染料、酸性染料、塩基性染料、反応性
染料、金属錯塩染料などが挙げられる。
顔料としては、カーボンブラック、酸化チタン、酸化ク
ロム、酸化亜鉛、酸化鉄、マイカ、紺青などの無機顔料
およびカップリングアゾ系、縮合アゾ系アンスラキノン
系、ペリレン系、キナクリドン系チオインジゴ系、ジオ
キサジン系、フタロシアニン系などの有機顔料が挙げら
れる。
無機充填剤としては、炭酸カルシウム、シリカ、タルク
、ガラス繊維などが挙げられる。
有機改質剤としてはフッ素樹脂粉末、シリコーン樹脂粉
末、ポリアミド樹脂粉末、ウレタン樹脂粉末などが挙げ
られる。
安定剤としてはヒンダードフェノール系、ヒドラジン系
、燐系、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系、オ
キザリックアシッドアニリド系、ヒンダードアミン系な
どが挙げられる。
可塑剤としてはジブチルフタレート、ジオクチル7タレ
ートなどが挙げられる。
界面活性剤(整泡剤など)としてはシロキサンオキシア
ルキレンブロック共重合体などのシリコーン系整泡剤が
挙げられる。
消泡剤としてはジメチルシロキサン系などのシリコーン
系のものが挙げられる。
その他の添加剤としては難燃剤、種変剤、帯電防止剤、
殺菌剤などが挙げられる。これらの補助剤は(A)もし
くは(A)およびCB)の何れに添加してもよく、(A
)および(B)の製造前、製造途中および製造後いずれ
の場合でもよい。
本発明における有機金属配位化合物(C)の添加量はポ
リウレタン樹脂(A)またはポリウレタン樹脂(A)と
ポリアクリル系樹脂(B)に対して通常1〜15x1好
ましくは2〜l2%である。1%未溝では架橋効果が乏
しく耐溶剤性に劣る。15%を越えると未反応物が塗膜
表面に析出して外観が悪くなる。
ポリウレタン樹脂(A)とポリアクリル系樹脂(B)の
固形分比率は通常l:0〜l: 1.5で好ましくはl
:0〜l:lである。1: 1.5を越えるとでは塗膜
に弾性がなく、硬くて脆くなり強伸度物性が劣る。
補助配合剤の添加量はポリウレタン樹脂(ム)もしくは
ポリウレタン樹脂(A)とポリアクリル系樹脂(B)に
対して染料は通常O〜50%、好ましくは0〜20%、
顔料、無機期充填剤およびを機改質剤は通常θ〜170
%、  好ましくは0〜150%、安定剤は通常O〜2
0%、好ましくは0.1〜3%、  可塑剤は通常θ〜
100%、好ましくはθ〜50x1  界面活性剤およ
びその他の添加剤は通常O〜20%、好ましくは0〜1
0%である。
本発明の組成物は(A)、(B)、(C)およびその他
の成分を通常の撹拌だけによる混合でもよいし、分散混
合装置(ボールミル、ニーダ−サンドグラインダー ロ
ールミル ど)を用いて分散混合することによって得ることもでき
る。混合する順序はどの順序でもよい。
本発明の組成物は種々の無機物(鉄、ブリキ、トタン、
アルミニウム、亜鉛鋼板、ガラス、瓦スレート、セラミ
ックなど)および有機物(木材、紙、布〔天然繊維、化
学繊維および合成繊維などの織布および不織布など〕ゴ
ム〔天然ゴム、クロロプレンゴム、イソプレンゴム、ネ
オプレンゴムなど〕、プラスチック〔ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリスチレン、ABS,  塩化ビニル
、ポリカーボネート、ポリアセクール、ポリエステル、
ポリアミド、ポリウレタン、変成PPo1 ポリメチル
メタクリレート、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、メラ
ミン樹脂など〕)などの基材に適用可能である。特にプ
ラスチック基材に好ましい。
本発明の組成物の塗布量は通常1−1000g/m2、
好ましくは5〜500g/m2である。本発明の組成物
の適用方法としては、通常の方法たとえば刷毛塗り、コ
テ塗り、ロール塗り、流し塗り、スプレー塗装、浸漬法
などが挙げられる。
本発明の組成物は常温または加熱により硬化が可能であ
る。通常は常温もしくは200℃以下、好ましくは40
〜120℃である。硬化時間は常温で1〜5日、加熱下
では短く、たとえば60〜120℃では20〜120分
である。
本発明の組成物は自動車、二輪車、電車などの車両、お
よび船、モーターボート、ヨツトなどの船舶の座席、内
装剤、および外装剤として、また家屋、ビルディングな
どの建築用外装剤および内装剤、またテレビ、冷蔵庫、
ステレオ、ビデオ、洗濯機、OA機器など家電製品の塗
装剤として宵用である。
[実施例コ 以下、実施例により本発明を説明するが、本発明はこれ
に限定されるものではない。実施例および比較例中の部
は重量部を表す。
実施例および比較例で使用した原料は次のきおりである
(1)高分子ポリオール PCL; ポリカプロラクトンジオール(分子量200
0) PBG; ポリテトラメチレングリコール(分子量10
00) (2)低分子ポリオール BD   ;1.4−ブタンジオール DEG  ;  ジエチレングリコールTMP  ; 
 )リメチロールプロパンDMPA; ジメチロールプ
ロピオン酸(3)アミン化合物 HMDA; ジシクロヘキシルメタンジアミン DEA  ;  ジェタノールアミン DBA  ;  ジ−n−ブチルアミン(4)ポリイソ
シアネート I PD I; イソホロンジイソシアネートスミジュ
ールN−75; 水1モルとMDI3モルの付加物〔住
人バイエルウレタン(株)製〕(5)溶剤 TOL ; トルエン MIBK;  メチルイソブチルケトンIPA;  イ
ソプロピルアルコール DOX  ;  1.4ジオキサン BAc  ; 酢酸ブチル (8)触媒 DTD  ;  ジブチル錫ジラウレートAIBN; 
アゾビスイソブチロニトリル(7)エチレン性不飽和単
量体 2−EHMA; 2−エチルへキシルメタクリレート n−B A ;  n−ブチルアクリレートMMA; 
 メチルメタクリレート 2−EHA;2−エチルへキシルアクリレート HEA; 2−ヒドロキシェ°チルアクリレート St; スチレン (8)を機金属配位化合物 AI−AA; アルミニウムトリスアセチルアセトネー
ト Zr−AA;ジルコニウムテトラキスアセチルアセトネ
ート (9)O H基およびCOOH基含有ポリウレタン樹脂 (A−1)、(A−2); 四っロフラスコに表1に示
される原料を仕込み窒素雰囲気下にtoo’cで12時
間反応させることにより得られた、oH基およびCOO
H基含有ポリウレタン樹脂であり表11に示される固形
分、粘度、oH含量およびCOOH含OH有する。
(ム−3);四つロフラスコに高分子ポリオール、低分
子ポリオールおよびポリイソシアネートを仕込み、窒素
雰囲気下に100℃で10時間反応させてNCO末端プ
レポリマーを製造し、次いで溶剤を加えて希釈した後、
室温でアミン化合物を加えて反応させることにより得ら
れた、OH基およびC0OH基含有ポリウレタン樹脂で
あり表2に示される固形分、粘度、OH含量およびC0
OH含量を有する。
(10)OH基およびC0OH基を含有しないポリウレ
タン樹脂(D);四つロフラスコに表1に示される原料
を仕込み窒素雰囲気下に100℃で12時間反応させる
ことにより得られた、OH基およびC0OH基を含有し
ないポリウレタン樹脂であり表1に示される固形分、粘
度を有する。
(11)アクリル系樹脂 (B−1)、(B−2);攪拌機、還流冷却管、窒素吹
き込み管部下装置を育する四つ4つロフラスコに表3に
示される原料のトルエン半分量および酢酸ブチルを仕込
み窒素を101/分の量を吹き込みながら温度を100
℃に保ったフラスコ中に表2に示すエチレン性不飽和単
量体および触媒の半分量の混合液を3時間かけて滴下し
、重合反応を行った。滴下終了後1時間後に触媒量の残
部およびトルエン残部の混合液をさらに3時間かけて滴
下して熟成を行い反応を完了した。表3に示される固形
分、粘度、Tgを有する。
表1 表2 表3 て無色透明の弾性を有するフィルムを得た。フィルムの
強伸度物性及び耐溶剤性を表4および表5に示す。
(耐溶剤性試験) フィルムを室温下、各々の溶剤に6o分浸漬し て溶解
および膨潤の程度を観察した。
◎;はとんど膨潤せずに形を保持している。
O;ある程度膨潤しているが形を保持している。
Δ;半溶解状で形を保持していない。
×;完全に溶解している。
実施例1〜3、比較例1 表1に示される(A−1)〜(A−3)および(D)の
各々100部にA I−AA2部をIPAI9部および
DOX19部に溶解した溶液を混合して本発明の組成物
を得た。この組成物をポリプロピレン板上に乾燥後の膜
厚が50μとなるように塗布し80℃で30分乾燥し表
4 表5 MEK;  メチルエチルケトン 実施例4〜6、比較例2 表1、表2および表3に示される(A−1)、(B−1
)および(B−2)に実施例1〜3と同様にしてAI−
AAを加えて本発明の組成物を得た。この組成物を実施
例1〜3と同様に塗布し、得られたフィルムの強伸度物
性を表6に示す。
実施例7〜9、比較例3 表1および表2に示される(A−1)および(A−2)
にAI−AA、Zr−AAおよびスミジュールN−75
を配合し本発明の組成物を得た。この組成物の溶液安定
性を表7に示す。
表6 表7 ×;数時間でゲル化した。
[発明の効果コ 本発明の硬化性組成物は従来のものに比べて優れた強伸
度物性および耐溶剤性を発揮し、しかも溶液安定性が長
期間に渡り安定で可使時間に制約されず作業性、経済性
の点で著しく優れている。
上記効果を奏することから本発明の組成物は種々の無機
物および育機物の表面に対する塗料、コーティング剤、
プライマー 接着剤、シーリング剤などとして有用であ
る。特に低温硬化性、可とう性、耐溶剤性、耐光性、耐
熱性などが良好なことからプラスチック基材の塗装剤と
して適している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ヒドロキシル基および/またはカルボキシル基を有
    するポリウレタン樹脂(A)と有機金属配位化合物(C
    )と必要によりアクリル系樹脂(B)とからなる硬化性
    樹脂組成物。 2、(C)の量が(A)または(A)と(B)の固形分
    重量に対して1〜15%である請求項1記載の組成物。 3、(C)が有機アルミニウム化合物および/またはジ
    ルコニウム化合物である請求項1または2記載の組成物
    。 4、(A)が脂肪族系ポリイソシアネートと高分子ポリ
    オールと低分子ポリオールおよび/またはポリアミンと
    反応させて得られる請求項1〜3の何れか記載の組成物
    。 5、(A)の数平均分子量が少なくとも3000である
    請求項1〜4の何れか記載の組成物。 6、硬化性樹脂組成物がプラスチック用塗装剤である請
    求項1〜5の何れか記載の組成物。
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