JPH0398972A - エレベータの制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上のｆｌｌ用分野］ この発明は、エレベータの制１卸装置、特にエレベータ
のかごの運行管理を制御する還行管理制御装置と、かご
のドアを制御するドア制１３１１　装ｎとを並列に結ぶ
信号線を少ししが必要としないエレベータの制御″Ａ置
に関するものである。

［従来の技術］ 近年、マイクロコンピュータやＬＳＩが安価に、しかち
ｆ３顆性の高いものが大基に入手できるようになって来
た。そしてエレベータの制Ｉ３１ｉｉの各サブシステム
にもマイクロコンピュータが使われて来てＪ３つ、待閏
昭５４−１４０，３４０号公報はドアホＩＩＩ片装置に
マイクロコンピュータが使われた閏を開示する。

第３図は従来のエレベータの制御装置を示すブロック図
であり、図において（１０〉はエレベータの機械室、（
１１）はこの機械室（１０）に設置され、マイクロコン
ピュータ等で構成されて後述するかごの運行管理を制御
する運行管理制御装置、（２０）はエレベータのかご、
（２１）はこのかご（２０）に設置され、マイクロコン
ピュータ等で構成されてかご（２０）のドア（図示しな
い〉を制御するドア制御装置、（２２）は三相交流電源
、（２３）はこの三相交流電源（２２）に接続され、サ
イリスタやトランジスタ等のインバータ（図示しない）
で椙成されて後述するドア用モータを制御する電力変換
装置、（２４）はこの重力変換装置（２３）に接続され
、ドアを開閉駆動するドア用モータ、（２５）はこのド
ア用モータ（２４）に接続され、その回転数を検出する
パルスジェネレー夕、（３０〉は運行管理制御装置（１
１〉とドア制御装置（２１）を並列に結ぶ多数の信号線
であって、（３１）は運行管理制御装置（１１）からド
ア制御装置（２１）へ後述する指令信号を送る信号線で
あり、そして（３２）は逆にドア制御装置（２１〉から
運行管理制御装置（】１）へ後述する状態信ぢを送る信
号線である。

このように構成された従来のエレベータの制御装冗では
、運行管理制御装置（１１〉がかご（２０）や乗場（図
示しない）の呼びの処理制御およびかご（２０）の走行
、停止、速度等の制御をすることに加えて、ドアの開放
、閉成等を指令する指令信号（指令を無効にする信けも
含む）を並列に発生する。これら指令信号は信号絆（３
１）を通してドア制御装置（２１）へ並列に送られる。

ドア制御装置（２１）は、受けた指令信号を入力処理し
，これに基づいてドア用モータ（２４）の回転数や回転
方向（ドアを開放または閉或する方向）を指令する基準
速度指令を発生し、この基準速度指令とパルスジエネレ
ータ（２５）で検出した、ドア用モータ（２４）の回転
数すなわち実速度との隔差に基づいてトルク指令を電力
変換装置（２３）へ出力する。電力亥換装置（２３）は
トルク指令に基づいてドア用モータ（２４）の回転数を
制御し、ひいてはドアを制御する。ドア制御装置（２１
〉は、また、ドアの全開、全閉、開放異雷、？成異常等
の状態を検出する状態信号を発生して出力処理する．こ
れら状態信号は信号線（３２〉を通して運行管理制御装
ｆｆ　＜１１）へ並列に送られる．な！３、状態信号の
なかには、ドアの先端に設けられ、ドアの閉成動作中に
乗客が接触するか接近すると信号を発生するそれぞれ機
械式の接触センサ、光電式または超音波式の非接触セン
サの検出信号も含まれるものとする。運行管理制御装置
（１１）は、このようなセンサからの検出信号を受ける
と、ドア閏成用指令信号をドア開放用指令信号へ切り換
え、ドアを開放方向へ反転させる。

［発明が解決しようとするｌｌｉ！４ｆｆ］従来のエレ
ベータの制御装置では、運行管理制御装■とドア制御装
置とを多数の信号線で並列に結んでいるので、（１）信
号線自体のコストが高くなり、（ｉ）信号線が多いため
にエレベータの据付工事の手間がかかったり保守点検時
間も長くなったりし、そして（＝）信号線が全て並列接
続されているためにマイクロコンピュータで構成されて
いる運行管理制御装置およびドア制御装置は入出力処理
回路を多数必要とし、従って複雑になるＴの問題点があ
った。

この発明は、このような問題点を解決するためになされ
たもので、運行管理制闘装置とドア制御装置とを結ぶ信
号線を大巾に削減したエレベータの制御装置を得ること
を目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に隔るエレベータの制［卸装置は、揮行管埋制
陣装置が並列に発生した指令信号を直列化する第１の直
列・並列変喚米と、前記直列化された指令信号を並列ｆ
ヒすると共にドア制闘装ｄが並列に発生した状態信号を
直列化する第２の直列並列変換器と、これら第１と第２
の直列・並列変換器同士を接続する多くても２木の直列
伝送線と、この直列伝送線と並列に設けられ、前記運行
管理制御装置から前記ドア制御装置へ少なくともドア開
放可能信号とドア閉成可能信号の少なくとも一方を送る
多くても２木の１３号線とを設け、前記第１の直列・並
列変換器はまた前記直列化された状誓（３号を並列化す
るものである。

？作　用］ この発明では、運行管理制御装置とドア制御装■との間
での指令信号および状態信号の伝送は多くてち２本の直
列伝送線を通じて行われ、運行管理制御装置からたとえ
ドア開放指令信号が送られて来ていても、並列に設けら
れた信号線を通じてドア開放可能信号が送られて来ない
かぎり、ドア制ｉｎ装置はドアに開放動ｆＹを決してさ
せない。

［丈施ρＩ］ 第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図であり、
図にむいて（１０），　（２０），　（２２）〜（２５
）は第３図に示したものと同じなので、その説明を省略
する。運行管理制御装置（１１＾）は、並列に発生した
指令信号を直列化し、また後述する直列化された状態信
号を並列化する第１の直列・並列変換器（１２）を内蔵
している。同様に、ドア制御装置（２１＾〉は、蛇列に
発生した状態信号を直列化し、また第１の直列・並列変
換器（１２）によって直列化された指令信号を並列化す
る第２の直列・並列変換器（２６）を内蔵している。こ
れら第１の直列・並列変換器（１２〉と第２の直列・並
列変換器（２６〉とはただ１本の直列伝送線（３０＾）
によって結ばれてれり、この直列伝送縁（３０＾）の機
能は第３図に示した多数の並列信号線（３０）の機能に
相当する。また、直列伝送線（３０＾）と並列に設けら
れた１木の信号線（３３）は、例えばドア開放可能信号
を運行管理制御装置（１１＾）からドア制御装置（２１
＾）へ送るのに使用される。

このように、運行管理制御装置（１１＾〉とドア制御装
置（２１＾）との間で指令信号または状態信号を１本の
直列伝送線（３０八）を通じて直列（云送させれば、多
数の信号線を大巾に削減でき、＆ｅって信号線のコスト
を下げ、据ｆ寸や保守の手間が省ける。

しかしながら、指令信号や状磐信８を全て直列化してし
まうと、かご（２０）の走行中に直列伝送にエラーが発
生した場合、しかも最悪の場合には、ドア開放指令信号
が送られて来ていないのにドア制御装置（２１＾）がド
アに開放動作をさせてしまうかもしれない（これはエラ
ーの検出が１　０　０　５ｌｇ出来るとは限らないため
である）。

そこで、この発明では、直列伝送線（３０＾）を通じて
たとえドア開放指令信号が送られて来ていても、信号線
（３３）を通じてドア開放可能信号がＯＮにならなけれ
ば，すなわち送られて来ないかぎり、ドア制御装置（２
１＾）はドアに開放動作を決してさせない。

第２図（八）および（Ｂ）は、第■図中に示したド７制
Ｄ９　’ｒ’ｉ置の動作を説明するためのフローチャ−
１−図である。第２図（＾）において、ステップ（Ｓ１
）では運行管理制御装置（１１＾）から直列伝送線（３
０＾）を通じて送？）れて来た指令信号がドア閉成指令
信９かどうかを判定し、イエスならステップ（Ｓ２）に
進んでドア閏成動作処理を行う。すなわち、ドア制御装
置（２１＾）は基準速度指令を発生しかつこの基準速度
指令とパルスジェネレータ（２５）からの実速度との偏
差に基づいてトルク指令を電力変換装置（２３）へ出力
し、この結果ドア用モータ（２４）は適切な速度で回転
し、ドアに閉成動作を行わせる。

ステップ（Ｓ１）での判定がノーならステップ（Ｓ３）
に進んで指令信号がドア開放指令信号かどうかを刊定し
、イエスならステ／プ（Ｓ４〉に進んで、運行管理制御
装置（ＩＩ八）から信号線（３３）を通じて送られて来
たドア開放可能信号がＯＮかどうかを判定し、イエスな
らステップ（Ｓ５）に進んでドア開放動作処理を行う。

ステップ（Ｓ３）および（Ｓ４）での判定がノーなら第
２　［２ｌ（Ｄ）のステップ（Ｓ６）に進む。

このステンプ（Ｓ６）では指令信号にエラーが発生して
いるかどうかを判定する。なお、エラーが発生するのは
、指令Ω号にノイズが乗った場合、直列伝送線（３０＾
）が断線した場合、第１の直列・並列文喚（ＨＩ２）や
第２の直列・並列変ＪｆＡ益（２６）が故障した場き等
が考えられる。そしてエラーの検出には、パリティエラ
ー検出、チェックサムエラー検出、ＣＲＣエラー検出等
の周知の技術が用いられる。ステップ（Ｓ６）での判定
がイエスならステップ〈Ｓ７）でドア開放可能信号がＯ
Ｎかどうかを更に″１′ｌ１定し、その結果がイエスな
らステップ（Ｓ８）で超代速のドア開放動作処理を行う
が、ノーならステップ（Ｓ９）で超低速のドア閉成動ｆ
ト処理を行う。な才５、超低速のドア開放動作処理、ド
ア閏戊動作処理とは、それぞれステップ（Ｓ５）でのド
ア開放動作処理、ステップ（Ｓ２）でのドア閉成動作処
理にくらべ、ドアを１／２〜１７′４の速度で開放動作
、閏成動作させる処理である。この超低速処理によれば
、直列伝送にエラーが発生した場合でもかご内の乗客を
カンヅメにしないし、また上述した接触センサや非接触
センサがたとえ動作しなくてドアが乗客にぶつかっても
安全な速度であり、更にノイズによるエラーの場合には
、エラーの発生と消滅が不定の周期で起こってドアの開
閉が不安定になるかもしれないので、乗客の安全性が確
保される。その上、ステップ（Ｓ９）が付加されたので
、かごのドアを開け放しにしない。

上述した実施例では、直列伝送線と並列に１本の信号線
を設けてドア開放可能信号を伝送させたが、信号線を２
本設けてドア開放可能信号およびドア閉成可能信号を伝
送させれば、コストが上がる反面、安全性・信頼性を更
に向上させることができる。

また、上記実施例では、直列伝送線を１本としたが、例
えば運行管理制御装葎からドア制御装置へ出力専用の直
列伝送１１１木と、ドア制御装置がら運行管理制御装置
へ入力Ｗ用の直列伝送縁】本との計２木を設け、直列伝
送速度を向上させても良い。

［発明の効果］ 以上詳述したように、この発明は、運行管理制御装置が
並列に発生した指令は号を直列化する第１の直列　並列
変換器と、前記直列化された指令信号を並列化すると共
にドア制御装置が並列に発生した状態信号を直列化する
第２の直列　並列変換器と、これら第１と第２の直列・
並列変換器同士を接続する多くても２木の直列伝送線と
、この直列伝送線と並列に設け八れ、前記運行管理制＋
３１装置から前記ドア制師装置へドア開放可能信号と｝
；アｍ成可能信号の少なくとも一方を送る多てても２本
の信号線とを設け、前記第１の六列　並列変換器はまた
前記直列化された状態信号を並列（ヒし、前記ドア制御
装置は、前記指令信号および前記可能信号が送られて来
た時だけ前記ドアを開閉させるので、コストの低減、据
付・保守作業の簡単化、高い安全性・信頼性の確保が計
れるという効果を奏する，

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施ρ１そ示すブロソク図、第２
［］（八）わよび（Ｂ）は第１ｌ２Ｉに示した実施−１
の動１ヤ説明用フローチャート図、第３図は従来のエレ
ベータの制御装置を示すブロック図である．図において
、（１０）はエレベータの機械室、（１１＾）は運行管
理制御装置、（１２）は第１の直列・並列変換２：、（
２０〉はエレベータのかご、（２１＾）はドア制御装置
、〈２６）は第２の直列　並列変換２：、（３０八）は
直列伝送線、〈３３〉は信号線である。 なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。 馬１図 代　　理　　人　　　　曽　　　我　　　道　　　照３
３−−−イ宮ジプ”ｊｌ”ＪＬ 昂２図（△）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）エレベータの機械室に設置され、前記エレベータ
   のかごの運行管理を制御する指令信号を並列に発生する
   運行管理制御装置と、前記かごに設置され、前記指令信
   号に基づいて前記かごのドアを制御すると共に前記ドア
   の状態を示す状態信号を並列に発生するドア制御装置と
   を備えたエレベータの制御装置において、前記運行管理
   制御装置に内蔵され、前記指令信号を直列化する第１の
   直列並列変換器と、前記ドア制御装置に内蔵され、前記
   直列化された指令信号を並列化すると共に前記状態信号
   を直列化する第２の直列・並列変換器と、これら第１と
   第２の直列・並列変換器同士を接続する￥多くても２本
   ￥の直列伝送線と、この直列伝送線と並列に設けられ、
   前記運行管理制御装置から前記ドア制御装置へドア開放
   可能信号とドア閉成可能信号の少なくとも一方を送る￥
   多くても２本の￥信号線とを設け、前記第１の直列・並
   列変換器はまた前記直列化された状態信号を並列化し、
   前記ドア制御装置は前記指令信号に加えて前記可能信号
   が送られて来た時だけ前記ドアを開閉させることを特徴
   とするエレベータの制御装置。