JPH039845A - インクジェットヘッド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はインクジェットヘッドに関し、特にヘッドの周
波数特性を向上させ、高速印字を可能にするインクジェ
ットヘッドに関する。

［従来の技術］ 従来、この種のインクジェットヘッドは第３図に示すよ
うに、インク滴噴出ノズル２毎に単一のインク室６を備
え、該インク室６に圧電素子７を設けており、インク噴
出時にのみ圧電素子７によりインク室６内に圧力を発生
させてノズル２よリインク滴を噴出させていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来のインクジェットヘッドは、１つの圧力発
生源によりインク噴出を行っており、インクの吸入は圧
力発生源が元の状態に戻る際にインク流入口８より吸入
されるため、強制的な力は働かず、高い駆動周波数では
インク吸入力が低下し、インク滴が出なくなるという欠
点がある。

本発明の目的は前記課題を解決したインクジェットヘッ
ドを提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

前記目的を達成するため、本発明に係るインクジェット
ヘッドは、圧力発生源より発生させられた圧力によりノ
ズルからインク滴を噴出させ、被記録材に文字又は画像
を形成するインクジェットヘッドにおいて、インク室を
上下に２分してインク噴出側とインク吸入側にインク室
を設け、それぞれにインク室内の容積変化を行わせる圧
電素子を取付けたものである。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図により説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す縦断面図である。

図において、上段前方にインク滴噴出ノズル２を備え、
下段後方にインク流入口５を備えたインク室内を仕切板
９により上下二段に分割する。上段のインク噴出側イン
ク室３にインク滴噴出ノズル２を連通させ、下段のイン
ク吸入側インク室４にインク流入口５を連通させ、仕切
板９に設けた連通孔９ａにより上下段のインク室３．４
をインク滴噴出ノズル２側にて連通させる。さらに、各
インク室３，４にインク室３，４に圧力を印加する圧電
素子１ａ、　Ｉｂに装備する。

第２図（ａ）〜（ｃ）は本発明の動作の流れを示す図で
ある。第２図（ａ）に示すように、インク恢入側の圧電
素子１ａを駆動し、インク吸入側インク室４の容積を増
加させ、インク流入口５よりインクを吸入する。次に第
２図（ｂ）に示すように、インク吸入側の圧電素子１ａ
の駆動が解除され、元に戻ると同時に、インク噴出側の
圧電素子ｔｂを駆動し、インク滴噴出ノズル２よりイン
ク滴を噴出する。

次いで第２図（Ｃ）に示すように、インク噴出側の圧電
素子１ｂの駆動が解除され、元に戻ると同時に、インク
吸入側の圧電素子１ａを駆動させ、強制的にインクの吸
入を行う。以上のような動作の繰返しにより印字を行う
。

〔発明の効果］ 以上説明したよう・に本発明は、インク室をインク噴出
側とインク吸入側とに分けて、それぞれに圧電素子を取
付け、交互に駆動させ、強制的にインクをインク室内に
供給することにより、高速印字中でも安定したインク供
給が可能であり、応答周波数特性を高くできる効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第２図（ａ
）、　（ｂ）、　（ｃ）は本発明の動作例を示す図、第
３図は従来方式による動作例を示す図である。 ｌａ、　ｌｂ・・・圧電素子　　　　２・・・インク滴
噴出ノズル３・・・インク噴出側インク室 ４・・・インク吸入側インク室

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）圧力発生源より発生させられた圧力によりノズル
   からインク滴を噴出させ、被記録材に文字又は画像を形
   成するインクジェットヘッドにおいて、インク室を上下
   に２分してインク噴出側とインク吸入側にインク室を設
   け、それぞれにインク室内の容積変化を行わせる圧電素
   子を取付けたことを特徴とするインクジェットヘッド。