JPH065169Y2 - インクジェットヘッド - Google Patents
インクジェットヘッドInfo
- Publication number
- JPH065169Y2 JPH065169Y2 JP1987082774U JP8277487U JPH065169Y2 JP H065169 Y2 JPH065169 Y2 JP H065169Y2 JP 1987082774 U JP1987082774 U JP 1987082774U JP 8277487 U JP8277487 U JP 8277487U JP H065169 Y2 JPH065169 Y2 JP H065169Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- nozzle
- preparation chamber
- ink supply
- supply preparation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
- Ink Jet (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はプリンターなどに用いられインクを入力信号に
応じて噴射して記録を行うインクジェット記録装置に関
する。
応じて噴射して記録を行うインクジェット記録装置に関
する。
従来、この種のインクジェットヘッドとしては、特公昭
59−13989号公報に記載されている。また、従来
のインクジェット記録装置に用いるインク噴射ヘッドを
第3図に示す。第3図のインク噴射ヘッドは図面、上部
を上側に、下部を下側にしてインクジェット記録装置に
設置されるものである。
59−13989号公報に記載されている。また、従来
のインクジェット記録装置に用いるインク噴射ヘッドを
第3図に示す。第3図のインク噴射ヘッドは図面、上部
を上側に、下部を下側にしてインクジェット記録装置に
設置されるものである。
上記インク噴射ヘッドは一対の基板14の間にインク供
給準備室4、それに連なる圧力室7、圧力室7に連なる
ノズル16が設けられインク供給準備室4の下部にはイ
ンク導入部3、上部には大気への開放孔12に連なる気
泡排出ノズル5が形成されていた。
給準備室4、それに連なる圧力室7、圧力室7に連なる
ノズル16が設けられインク供給準備室4の下部にはイ
ンク導入部3、上部には大気への開放孔12に連なる気
泡排出ノズル5が形成されていた。
インクはインク導入部3よりインク供給準備室4中に供
給され、インク供給路15を介して圧力室7より、ノズ
ル16から噴射される。インク中に混入された気泡は、
インク供給準備室4中を上に上っていき、インク供給準
備室4の上に設けられた気泡排出ノズル5を介し、大気
開放孔12より外部に排出される。また、インク導入部
3より圧力をかけ大気開放孔12からインクを排出した
り、ノズル面を大気開放孔12と共にキャップでおお
い、気泡を排出するものであった。
給され、インク供給路15を介して圧力室7より、ノズ
ル16から噴射される。インク中に混入された気泡は、
インク供給準備室4中を上に上っていき、インク供給準
備室4の上に設けられた気泡排出ノズル5を介し、大気
開放孔12より外部に排出される。また、インク導入部
3より圧力をかけ大気開放孔12からインクを排出した
り、ノズル面を大気開放孔12と共にキャップでおお
い、気泡を排出するものであった。
(1)しかし、従来の気泡排出機構では、たとえ前記気
泡排出ノズルに気泡が流入したとしても、自己排出が完
全に行なわれず、また噴出ノズルへ気泡が流入した場
合、前記従来例のようにインク導入部より圧力をかけイ
ンクを排出したり、ノズル面を大気開放孔と共にキャッ
プで覆い、吸引でインクを排出したとしても、気泡排出
ノズルとインク噴出ノズルのインクの排出量、流出速度
が異なるため射出ノズル中の気泡が排出されない問題点
を有していた。
泡排出ノズルに気泡が流入したとしても、自己排出が完
全に行なわれず、また噴出ノズルへ気泡が流入した場
合、前記従来例のようにインク導入部より圧力をかけイ
ンクを排出したり、ノズル面を大気開放孔と共にキャッ
プで覆い、吸引でインクを排出したとしても、気泡排出
ノズルとインク噴出ノズルのインクの排出量、流出速度
が異なるため射出ノズル中の気泡が排出されない問題点
を有していた。
上記問題点を解決するために、本考案のインクジェット
ヘッドは、インク供給準備室と、該インク供給準備室に
連通し、インクを吐出するインク噴出ノズルと、前記イ
ンク供給準備室に連通し、気泡を排出する気泡排出ノズ
ルとを備えたインクジェットヘッドにおいて、前記イン
ク噴出ノズルの流路抵抗と前記排出ノズルの流路抵抗を
ほぼ等しくしたことを特徴とする。
ヘッドは、インク供給準備室と、該インク供給準備室に
連通し、インクを吐出するインク噴出ノズルと、前記イ
ンク供給準備室に連通し、気泡を排出する気泡排出ノズ
ルとを備えたインクジェットヘッドにおいて、前記イン
ク噴出ノズルの流路抵抗と前記排出ノズルの流路抵抗を
ほぼ等しくしたことを特徴とする。
以下に本考案の実施例を図面にもとづいて説明する。第
1図は本考案の実施例である。
1図は本考案の実施例である。
流路に対応する溝を形成した基板1と同材質でできた基
板2を溶着してインク流路及びノズルが形成される。イ
ンク供給口3から図面に記載されていないインクタンク
よりインクが補給されインク供給準備室4に充填され
る。このインク供給準備室4には各ノズルの供給口が連
結しており流路が分岐している。ノズルは実際の印字に
使用されるインク射出ノズル6と気泡の排出に使用され
る気泡排出ノズル5があり、上記気泡排出ノズルは一連
のインク射出ノズルの上部および下部に位置している。
インク射出ノズルの流路途中には圧力室7があり、その
上に圧電素子8が接着され、これに電気信号を与えると
基板2を通して上記圧力室に圧力が加わりノズル先端か
らインク滴が噴射される。
板2を溶着してインク流路及びノズルが形成される。イ
ンク供給口3から図面に記載されていないインクタンク
よりインクが補給されインク供給準備室4に充填され
る。このインク供給準備室4には各ノズルの供給口が連
結しており流路が分岐している。ノズルは実際の印字に
使用されるインク射出ノズル6と気泡の排出に使用され
る気泡排出ノズル5があり、上記気泡排出ノズルは一連
のインク射出ノズルの上部および下部に位置している。
インク射出ノズルの流路途中には圧力室7があり、その
上に圧電素子8が接着され、これに電気信号を与えると
基板2を通して上記圧力室に圧力が加わりノズル先端か
らインク滴が噴射される。
これらのノズルにインクが流れる際、インクには式
(1)に表わされるようなノズルの形状に帰属する流路
抵抗Rが生じる。
(1)に表わされるようなノズルの形状に帰属する流路
抵抗Rが生じる。
a:ノズル断面の高さ b:ノズル断面の幅 1:ノズルの長さ η:インク粘度 ノズルは、ノズル断面の幅と高さが等しいと近似した場
合、ノズル断面積に反比例、ノズル長さインク粘度に比
例した流路抵抗Rをもつ。
合、ノズル断面積に反比例、ノズル長さインク粘度に比
例した流路抵抗Rをもつ。
本実施例では、上記(1)式のノズル寸法を調整するこ
とにより、インク供給準備室4より分岐した気泡排出ノ
ズル、インク射出ノズルの流路抵抗Rを一致させる。気
泡を排出させる方法としては、インク供給口3より一
定圧で加圧する。ノズル口前面の気泡排出ノズルを含
めたノズル孔をキャップ10等で覆い吸引する。第2図
は本考案の別の実施例である。特に(インク供給準備室
4から分岐する地点の流路部18をしぼることにより流
路抵抗を集中させる)射出ノズルのしぼり部18をイン
ク供給口3に近づけ、気泡排出ノズルのしぼり部18を
流路中央部に近づけることにより、気泡が気泡排出ノズ
ルに入りやすくなる。更に、気泡排出ノズルのインク供
給準備室からの分岐路9を広くすることにより、上記の
効果が増す。しぼり部18は具体的には流路幅を小さく
すること、及び深さを浅くすることにより実現できる。
とにより、インク供給準備室4より分岐した気泡排出ノ
ズル、インク射出ノズルの流路抵抗Rを一致させる。気
泡を排出させる方法としては、インク供給口3より一
定圧で加圧する。ノズル口前面の気泡排出ノズルを含
めたノズル孔をキャップ10等で覆い吸引する。第2図
は本考案の別の実施例である。特に(インク供給準備室
4から分岐する地点の流路部18をしぼることにより流
路抵抗を集中させる)射出ノズルのしぼり部18をイン
ク供給口3に近づけ、気泡排出ノズルのしぼり部18を
流路中央部に近づけることにより、気泡が気泡排出ノズ
ルに入りやすくなる。更に、気泡排出ノズルのインク供
給準備室からの分岐路9を広くすることにより、上記の
効果が増す。しぼり部18は具体的には流路幅を小さく
すること、及び深さを浅くすることにより実現できる。
本考案は、以上説明したように、気泡排出ノズルとイン
ク射出ノズルの流路抵抗を一致させることにより、イン
ク射出ノズル中の気泡排出が容易になるといった効果が
ある。
ク射出ノズルの流路抵抗を一致させることにより、イン
ク射出ノズル中の気泡排出が容易になるといった効果が
ある。
第1図は本考案の実施例を示す斜視図。第2図は本考案
の他の実施例を示す図。第3図は従来装置の説明図。 1…第1基板 2…第2基板 3…インク供給口 4…インク供給準備室 5…気泡排出ノズル 6…インク射出ノズル 7…圧力室 8…圧電素子 10…キャップ 11…インク射出孔 12…大気開放孔 18…しぼり部
の他の実施例を示す図。第3図は従来装置の説明図。 1…第1基板 2…第2基板 3…インク供給口 4…インク供給準備室 5…気泡排出ノズル 6…インク射出ノズル 7…圧力室 8…圧電素子 10…キャップ 11…インク射出孔 12…大気開放孔 18…しぼり部
Claims (1)
- 【請求項1】インク供給準備室と、該インク供給準備室
に連通し、インクを吐出するインク噴出ノズルと、前記
インク供給準備室に連通し、気泡を排出する気泡排出ノ
ズルとを備えたインクジェットヘッドにおいて、 前記インク噴出ノズルの流路抵抗と、前記排出ノズルの
流路抵抗とがほぼ等しいことを特徴とするインクジェッ
トヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987082774U JPH065169Y2 (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | インクジェットヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987082774U JPH065169Y2 (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | インクジェットヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63189636U JPS63189636U (ja) | 1988-12-06 |
JPH065169Y2 true JPH065169Y2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=30935734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987082774U Expired - Lifetime JPH065169Y2 (ja) | 1987-05-29 | 1987-05-29 | インクジェットヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH065169Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5620726B2 (ja) * | 2010-06-30 | 2014-11-05 | 富士フイルム株式会社 | 液体吐出ヘッド及びインクジェット記録装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5913989A (ja) * | 1982-07-14 | 1984-01-24 | 株式会社東芝 | 原子炉停止装置 |
JPS59196261A (ja) * | 1983-04-21 | 1984-11-07 | Canon Inc | 液体噴射記録ヘッド及びこれを用いた液体噴射装置 |
JPH0611542A (ja) * | 1992-06-26 | 1994-01-21 | Tokyo Electron Yamanashi Kk | 重力軽減機構 |
-
1987
- 1987-05-29 JP JP1987082774U patent/JPH065169Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5913989A (ja) * | 1982-07-14 | 1984-01-24 | 株式会社東芝 | 原子炉停止装置 |
JPS59196261A (ja) * | 1983-04-21 | 1984-11-07 | Canon Inc | 液体噴射記録ヘッド及びこれを用いた液体噴射装置 |
JPH0611542A (ja) * | 1992-06-26 | 1994-01-21 | Tokyo Electron Yamanashi Kk | 重力軽減機構 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63189636U (ja) | 1988-12-06 |
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