JPH0397383A - ビデオプリンタ装置 - Google Patents

ビデオプリンタ装置

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JPH0397383A
JPH0397383A JP1235208A JP23520889A JPH0397383A JP H0397383 A JPH0397383 A JP H0397383A JP 1235208 A JP1235208 A JP 1235208A JP 23520889 A JP23520889 A JP 23520889A JP H0397383 A JPH0397383 A JP H0397383A
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JP
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signal
video
video signal
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period
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JP1235208A
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English (en)
Inventor
Mikio Shiraishi
幹夫 白石
Hiroyuki Kimura
寛之 木村
Yoshiaki Mochimaru
持丸 芳明
Yasunori Kobori
康功 小堀
Kentaro Hanma
謙太郎 半間
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Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Video Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、画像情報を表すビデオ信号を入力してその信
号パラメータを求めると共に、該信号パラメータを利用
して前記ビデオ信号を自動的にデジタル画像データと座
標情報とに変換し、このデジタル画像データと座標情報
とに基づいて画像情報を印刷記録するビデオプリンタ装
置に関する。
[従来技術] 近年、電子計算機や通信機器、あるいはテレビジョンな
どのビデオ機器からディスプレイ装置用に出力される画
像情報(ビデオ信号)を入力して、画像や図形などを印
刷記録するビデオプリンタ装置が開発されている。
これらのビデオ信号は、高精細化および多階調化されつ
つあり、ビデオプリンタ装置にも高精細化および多階調
化への対応が要求されつつある。
従来、この種のビデオ信号を印刷記録するビデオプリン
タ装置としては、例えば特開昭60−46733号公報
に静0一画記録装置として開示さーれているように、一
般のテレビジョン放送等のビデオ信号を一旦デジタルデ
ータに変換し、その画像データを使用して画像の印刷記
録を行うものが知られている。
ビデオ信号をデジタルデータに変換する際には、ビデオ
信号を構成する映像信号を、これに付随した同期信号を
基準にしたタイミングでサンプリングする。そして、個
々のデジタル化された画像データは画像全体における座
標位置情報と共に管理され、印刷記録時には前記座標位
置情報に基づいて再生される。
また、映像信号内における実際の画像期間(映像信号の
うち、実際の画面を構成する画像信号が出力される期間
)の水平方向および垂直方向に関する管理は以下のよう
にして行われる。
第18図は、前記ビデオ信号の構成を示したタイミング
チャートであり、垂直同期信号(V同期信号)と水平同
期信号(H同期信号)と映像信号との関係、および拡大
したH同期信号と映像信号との関係を示している。
同図において、水平方向には、画像信号453の出力期
間である画像期間450およびH同朋信号の立ち下がり
から画像期間450が始まるまでのプランキング期間4
51を予め設定しておき、H同期信号が立ち下った後、
前記プランキング期間451だけ遅れた時点から画像期
間450だけ映像信号をサンプリングすることによって
、水平方向1ライン分の映像信号の内、画像信号だけを
選択的にサンプリングするようにしている。
この結果、画像期間450を示す画像信号453のみが
デジタル化され、画像データとして出力される。
また、垂直方向には、■同期信号の立ち下がりから画像
信.号を含む映像信号が入ツノされるまでの所定の時間
(バックポーチ期間)454を予め設定しておき、■同
期信号が立ち下がった後、前記バックポーチ期間451
だけ遅れた時点から始まるH同期信号に応じた映像信号
をサンプリングすることによって、垂直方向の画像期間
を管理するようにしている。
[発明が解決しようとする課題] 上記した構成のビデオプリンタは、ある特定の種類のビ
デオ信号に対しては正確に動作するが、扱えるビデオ信
号の種類は所定の1種類に確定されており、前記プラン
キング期間、バックポーチ期間、等の信号パラメータの
値が少しでも異なるビデオ信号には対応できないという
問題があった。
また、信号パラメータの値が互いに異なるビデオ信号を
扱える装置としては、特開昭59−226581号公報
に記載されている。
この従来装置では、同期信号が出力されてから、映像信
号に対してサンプリング処理を開始するまでの時間設定
を、書き換え可能な記憶素子(シフトレジスタ)を利用
して行い、このシフトレジスタを適宜に書き換えること
によって信号パラメータの値が異なるビデオ信号にも対
応できるようになっている。
しかしながら、この従来技術では、サンプリング処理を
行うタイミング信号(サンプリングクロック)の周波数
が固定となっているために、同期信号の種類が異なる場
合、すなわち、水平1ライン当たりの時間が異なる場合
には、サンプリングした画像データの縦横比(アスベク
ト比)が変化し、元の画像と印刷画像とのアスベクト比
が変化するので忠実な印刷を行うことができなかった。
また、既存のNTSC方式やPAL方式のビデオ信号は
、その規格が既知であるため予め各方式に合わせてパラ
メータの値を各種用意しておくことが可能であり、パラ
メータの求め方に関しては、例えば別同トランジスタ技
術SPECIAL,No.5 (19g?)、第106
頁から第136頁において、『パソコンによる画像処理
技術』および『パソコン用画像入力ボードの設計・製作
』と題して論じられているような手法が広く知られてい
る。
しかし、ビデオ信号を扱う最近の電子計算機や情報端末
装置においては、表示の高解像度化が進み、たとえば、
水平方向に1280画素、垂直方向に1024画素とい
った、従来のテレビジョン放送に用いられてきた信号形
式に比較して、約4倍の情報量を表示するものなどが開
発されつつある。
ところが、この種の高精細高解像度ビデオ信号には一般
化された規格がなく、いわば信号源である電子計算機の
製造業者毎に異なる信号形式を用いているのが現状であ
る。
したがって、これらの高精細高解像度ビデオ信号に基づ
いて印刷記録を行うビデオプリンタ装置では、その仕様
をビデオ信号の規格に対応させざるを得ないが、前記シ
フトレジスタを利用する従来技術では、新たに開発され
た信号形式のビデオ信号には対応しきれない。
さらに、従来技術においては、ビデオプリンタ装置側の
サンプリング信号の周波数を信号源側の量子化周波数に
比較して十分速くすれば、信号源での量子化周波数を考
慮することなくビデオ信号の忠丈なサンプリングが可能
となるが、高精細高解像度ビデオ信号ではその周波数−
i1}域が非常に高いために、サンプリング周波数を信
号源での量子化周波数より十分速くするといったことが
できず、サンプリング周波数を信号源での量子化周波数
に合わせなければならない。
さらに、信号源とビデオプリンタ装置との間を接続する
ケーブル等の接続条件によるビデオ信号の鈍り等も無視
できない。すなわち、画像信号が線画の場合など、信号
のピーク値とサンプリング位置とが一致しないと、印刷
画像において線画が正確に表現されなくなってしまうと
いう問題が発生する。
したがって、このような問題を解決するためには、状況
に応じて信号源における量子化時のタイミングとビデオ
プリンタ側でのサンプリングタイミングとを一致させな
ければならないが、このようなことは、予め設定したデ
ータを利用して行うことはできない。
このように、従来技術のビデオプリンタは、人力される
ビデオ信号の形式が既知である場合には対応できるが、
未知の形式のビデオ信号は扱えないという問題があった
本発明の目的は、上記した間題点を解決し、入力された
ビデオ信号の信号形式を求めて、その結果に応じて各種
のパラメータを設定することによって、どのような信号
形式のビデオ信号が入力されても、該ビデオ信号を自動
的にかつ忠実に、デジタル画像データと座標情報とに変
換し、ビデオ信号に応じた画像情報を印刷記録するビデ
オプリンタ装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段] 上記した問題点を解決するために、本発明は以下のよう
な手段を講じた。
(1〉 ビデオ信号を入力して、これを画像データと座
標情報とに変換して、ビデオ信号に応じた画像情報を印
刷記録するビデオプリンタ装置において、水平同期信号
の周波数を検出する手段と、水平同期信号の周波数に基
づいて水平および垂直方向の画素数を求める手段と、画
素数と水平同期信号の周波数とに応じて、ビデオ信号の
瓜子化時の概略周波数を求める手段と、水平同期信号の
1サイクル内における画像期間、および垂直同期信号の
1サイクル内における画像明間を求める手段とを具備し
、求められた画素数、画像期間、および概略周波数に応
じて、ビデオ信号をデジタル画像データと座標情報とに
変換する手段と、デジタル画像データと座標情報とに応
じて、ビデオ信号に応じた画像情報を印刷記録する手段
とを具備した点に特徴がある。
(2)さらに、前記画像データと座標情報とを参照して
、前記画像期間および概略周波数を修正する手段をさら
に具備した。
(3)さらに、映像信号の位相とサンプリング信号の位
相とのずれを補正する手段をさらに具備した点に特徴が
ある。
[作用] 水平方向および垂直方向の画素数は、水平同期信号の周
波数とほぼ一義的に対応しているので、水平同期信号の
周波数が検出されれば水平方向および垂直方向の画素数
が確定する。
水平方向の画素数と水平同期信号の周波数とが分かれば
、周波数に画素数を掛け合わせることによってビデオ信
号の量子化時の概略周波数を求めることかできる。
映像信号を前記概略周波数でサンプリングして、その画
像データを参照すれば、水平同期信号の1サイクル内に
おける画像期間、および垂直同期信号の1サイクル内に
おける画像期間を求めることができる。
そして、以上のようにして求められた画素数、画像期間
、および概略周波数に応じてビデオ信号をデジタル画像
データと座標情報とに変換すれば、元のビデオ信号に忠
実な画像印刷が可能になる。
また、前記画像データと座標情報とを参照して、前記画
像期間および概略周波数を修正する手段をさらに具備し
たので、画像データ等の参照と該参照結果に応じた修正
とを繰り返すようにすれば、さらに忠実な画像印刷が可
能になる。
さらに、画像データ等を参照して映像信号の位相とサン
プリング信号の位相とのずれを補正すれば、さらに忠実
な画像印刷が可能になる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図は本発明の一実施例であるビデオプリンタ装置1
の全体構或を示すブロック図である。
同図において、外部に接続された電子計算機等のビデオ
tit号出力装置2からは、映像信号302、水平(H
)同期信号303、および垂直(V)同期信号304か
ら成るビデオ信号806が、モニタ202およびビデオ
プリンタ装置1に入力される。
第3図は、前記ビデオ信号806の構或を示したタイミ
ングチャートであり、同図(a)は、■同期信号304
と、H同期信号303と、映像信号302との関係を示
した図であり、同図(b)はH同期信号303の1周期
Th当たりの、H同期信号303と、映像信号302と
、ビデオ信号出力装置2から映像信号302を送り出す
ときに用いられる基準クロックと同一周波数のサンプリ
ング信号との関係を示した図である。
画像がカラーの場合には、該映像信号302が、光の3
原色である赤(R)、緑(G)、青(B)の3色分の信
号となるが、本実施例では、3色のいずれに対しても同
様の処理を行うので、説明を簡単にするために1色分に
関してのみ説明するものとし、他の2色に関しては説明
を省略する。
■同期信J;!f304は、1枚の画像の表示を行う時
間を設定しており、その周波数としては、一般には人間
の目の残像現象を利用できる期間、例えば16ws(6
0Hz)前後の周期を持つ周波数が用いられることが多
い。
同図(a)において、実際の画像を構成する画f象信号
を何するH同期信号が出力される期間(映像期間)70
5は、■同期信号304の1周期から、その前後のプラ
ンキング期間704および706を差し引いた期間のみ
であり、該プランキング期間704、706では黒を表
示する映像信号が出力される。
一方、同図(b)において、映像信号302のうち、実
際に画像を構成する1行分の各画像信号453は、H同
期信号303の1周期の期間内に収まるようなタイミン
グで出力されるが、H同期信号303の1周期内で画像
信号453が出力されるのは、H同期信号303の1周
期Thから、その前後のバックポーチ期間710および
フロントボーチ期間712を差し引いた画像期間711
のみであり、該バックボーチ、フロントボーチ期間71
0,712では黒を表示する映像信号が出力される。
第1図に戻り、映像信号302は、A/D変換器301
でデジタル画像データ305に変換された後に共通バス
4へ出力され、該デジタル画像データ305は、後に詳
述するように、一旦画像メモリ5に記憶される。
画像メモリ5に記憶されたデジタルii!ii像データ
305は、プリントエンジン部分6からの読み出し操作
によって共通バス4を経由してプリントエンジン部分6
へと送られ、画像の印刷記録が行われる。さらに、画像
メモリ5に記憶されたデジタル画像データはD/A変換
器59を介して画像モニタ8に出力される。
H同期信号303は、PLL回路350の位相比較器3
51、水平同期アドレス発生手段27内で、かつ水平人
力先頭位置設定手段26内の第1分周器360のリセッ
ト端子、垂直同期アドレス発生手段28内のVアドレス
カウンタ370のクロック端子、水平人力先頭位置設定
手段29内の第2分周器371のクロック端子、第3分
周器380のクロック端子、およびインタレース検出手
段30の一方の入力端子に入力され、該第3分周器38
0の出力信号はコントローラ381に入力される。
■同期信号304は、インクレース検出手段30の他方
の人力端子、および前記第2分周器371のリセット端
子に人力される。インクレース検出手段30は、H同期
信号303と■同期信号304とを人力し、両者の位相
を比較することによって飛び越し走査か否かを判定し、
判定結果をコントローラ381に出力する。
水平同朋アドレス発生手段27内のHアドレスカウンタ
361は、前記デジタル画像データ305を前記画像メ
モリ5に記憶する際の、水平方向に関するアドレスを設
定するためのHアドレス信号364を共通バス4を介し
て画像メモリ5に出力する。
同様に、垂直同期アドレス発生手段28内のVアドレス
カウンタ370は、前記デジタル画像データ305を画
像メモリ5に記憶する際の、垂直方向に関するアドレス
を設定するためのVアドレス信号374を共通バス4を
介して画像メモリ5に出力する。
フリーズスイッチ385の出力信号、ブリセットスイッ
チ386の出力信号、および自動調整スイッチ387の
出力信号はコントローラ381に入力される。該コント
ローラ381には、RAM3 9 2、ROM3 9 
3、およびバックアップ電源394が接続されている。
前記PLL回路350は、位相比較回路351、フィル
タ352、アンブ353、VCO (電圧制御形発振器
)354、および第4分周器355によって構成され、
該第4分周器355の分周比は、分周比シフトレジスタ
356に設定されるパラメータによって決まり、該パラ
メータはコントローラ381によって設定される。
位相比較回路351に人力されたH同期信号303は、
そこでVCO3 5 4から出力されて第4分周器35
5で分周された信号と位相比較され、比較後の誤差信号
はフィルタ352を介してアンブ353へ入力される。
アンプ353は、増幅した誤差信号をVCO354に出
力し、vCO354からは、位相誤差が修疋され、H同
朋信号303に同期したクロック信号802が出力され
る。
すなわち、PLL回路350から出力されるクロック信
号802は、H同萌信号303に同期し、さらに、元の
H同期信号303に対して、分周比シフトレジスタ35
6に蓄えられた分周比倍されたクロック信号となる。
該クロック信号802は、位相遅延手段25内の位相遅
延S382、Hアドレスカウンタ361の夕ロック端子
、遅延器390、および第1分周器360のクロック端
子に人力される。
前記位相遅延器382は、遅延シフトレジスタ383に
設定されるパラメータによって決まる時間だけクロック
信号802を遅延し、遅延したクロック信号をA/D変
換器301にサンプリング信号803として出力する。
遅延器390は、クロック信号802を、Hアドレスカ
ウンタ361での処理に応じた時間だけ遅延し、Hアド
レスカウンタ361から共通バス4へ出力されるHアド
レス信号364の出力タイミングと、遅延器390を介
して共通バス4へ出力されるサンプリング信号803の
出力タイミングとを一致させる。
この結果、たとえば前記分周比シフトレジスタ356に
設定された分周比が1700であると、H同期信号30
3の1周期Th当たりの映像信号が1700分割され、
1周期Th当たり1700個の画像データ305が共通
バス4を経由して画像メモリ5に出力されることになる
なお、位相遅延手段25は、後に第6図に関して説明す
るように、ビデオ信号出力装置2側においてデジタル画
像データをアナログ信号であるビデオ信号に変換(量子
化)するときのサンプリング周波数と、ビデオプリンタ
装置1側におけるサンプリング周波数との位相を一致さ
せるために用いられるものである。遅延シフトレジスタ
383に設定されるパラメータはコントローラ381に
よって設定される。
前記水平同期アドレス発生手段27は、水平入力先頭位
置設定手段26、Hアドレスカウンタ361、およびH
入力数シフトレジスタ363によって構威され、水平入
力先頭位置設定手段26は、さらに第1分周器360と
Hスタートシフトレジスタ362とによって構成されて
いる。Hスタートシフトレジスタ362およびH入力数
シフトレジスタ363のパラメータはコントローラ38
1によって決定される。
該水平同期アドレス発生手段27において、第1分周器
360はH同期信号303によってリセットされ、前記
クロック信号802をHスタートシフトレジスタ362
に設定された分周比(パラメータ)で分周し、分周出力
をHアドレスカウンタ361に出力する。
Hアドレスカウンタ361は、該分周出力が人力される
と、H入力数シフトレジスタ363に設定されているパ
ラメータを人力する。
一方、垂直同期アドレス発生手段28は、垂直入力先頭
位置設定手段29、■アドレスカウンタ3701および
V入力数シフトレジスタ373によって構成され、垂直
入力先頭位置設定手段29は、さらに第2分周器371
とHスタートシフトレジスタ372とによって構成され
ている。■スタートシフトレジスタ372およびV入力
数シフトレジスタ373のパラメータはコントローラ3
81によって決定される。
該垂直同期アドレス発生手段28において、第2分周器
371は■同期信号304によってリセットされ、前記
H間期信号303を■スタートシフトレジスタ372に
設定された分周比(パラメータ)で分周し、分周出力を
Vアドレスカウンタ370に出力する。
つぎに、前記水平同期アドレス発生手段27および垂直
同期アドレス発生手段28の動作について詳細に説明す
る。
なお、ここでは水平同期アドレス発生手段27のHスタ
ートシフトレジスタ362の分周比パラメータがX{に
、H人力数シフトレジスタ363のパラメータがX2に
設定され、同様に、垂直同期アドレス発生手段28のV
スタートシフトレジスタ372がY{に、■人力数シフ
トレジスタ373がY2に設定され、さらに、分周比シ
フトレジスタ356にはZlが設定されているものとし
て説明する。
水平同期アドレス発生千段27において、H同期信号3
03が立ち下がると第1分周器360がリセットされ、
その後、PLL回路350から出力されるクロック信号
802が第1分周器360によってX1だけ分周される
と、ブリセット信号804がHアドレスカウンタ361
に出力される。
Hアドレスカウンタ361は、ブリセット信号804が
人力されるとH人力数シフトレジスタ363に設定され
たパラメータX2を読み込み、以後、クロック信号80
2が人力されるたびにHアドレス信号を発生し、画像メ
モリ5にX2個のアドレス信号を出力する。
この結果、画像メモリ5には、H同期信号303の1周
期分をZl分割した映像信号のうち、初めから(X1+
1)番目を先頭アドレスとしてX2個、換言すれば、(
Xl+1)番自から(Xi +X2 )番口までの画像
データX2個が画像メモリ5に入力されることになる。
したがって、前記第3図(b)に関して説明したバック
ボーチ期間710に相当する期間をHスタートシフトレ
ジスタ362に設定し、画像期間711に相当する期間
をH人力数シフトレジスタ363に設定すれば、画像期
間に応じた画像データのみが画像メモリに出力されるよ
うになる。
一方、垂直同期アドレス発生手段28では、■同期信号
304が立ち下がると第2分周器371がリセットされ
、その後、H同期信号303が第2分周器371によっ
てY1だけ分周されると、プリセット信号805がVア
ドレスカウンタ370に出力される。
■アドレスカウンタ370は、ブリセット信号805が
入力されるとV人力数シフトレジスタ373に設定され
たパラメータY2を読み込み、以後、H同期信号303
が入力されるたびにVアドレス信号を発生し、画像メモ
リ5にY2個のアドレス信号を出力する。
この結果、画像メモリ5には、■同期信号304が出力
された後のH同期信号のうち、初めから(YI+1)番
目のH同期信号に応じた映像信号を先頭アドレスとして
Y2個、換言すれば、(Yl+1)番目から(Yl +
Y2 )番目までの画像データY2個が画像メモリ5に
入力されることになる。
したがって、前記第3図(a)に関して説明したプラン
キング期間704に相当する期間をVスタートシフトレ
ジスタ372に設定し、一画面に相当する画像期間70
5をV入力数シフトレジスタ373に設定すれば、垂直
方向に関しては、一画面分の映像朋間705に応じた画
像データのみが画像メモリ5に出力されるようになる。
そして、この結果、画像メモリ5には、水平方向にはX
2個、垂直方向にはY2個、計X2 xY2個の画像デ
ータが記憶されることになる。
第4図は、インクレース無し(順次走査方式)の表示方
法において、一般に用いられている画像の画素数の構或
例を示した図である。
同図CI)の画像例は、垂直方向に1024画素で構成
される画像であり、向図(II)の画像例は垂直方向に
768画素で構成される画像であり、同図(III)の
画像例は垂直方向に400画素で構成される画像である
また、各画像例におけるH同期信号の周波数は、一般的
に垂直方向の画素数と対応して設定されることが多い。
すなわち、前記したように、■同期信号の周波数は残像
現象の見地から6 GHz程度に設定されるので、H同
期信号の周波数が64kHzであると、■同期信号1周
期内のH同期信号の数は以下のようにして算出される。
(64kHz/60Hz)−1067 そして、垂直方向のH同期信号の数が求まると、該H同
期信号数に応じた垂直方向の画素数が1024画素であ
ると判定される。
同様に、H同期信号の周波数が49kHz付近であると
、垂直方向の画素数が768画素と判定され、H同期信
号の周波数が2 4 kHz付近であると、垂直方向の
画素数が400画素と判定される。
同様に、一般的には、垂直方向が1024画素の場合は
水平方向が1280画素の場合が多く、垂直方向が76
8画素の場合は水平方向が1024画素で構成される場
合が多く、垂直方向が400画素の場合は水平方向が6
40画素の場合が多いことが知られている。
以下に詳述する本発明の各実施例の動作は、上記したよ
うな推定結果を一部に利用して未知の信号形式のビデオ
信号のパラメータを求め、忠実な画像を再現するように
している。
以下に、第1図に示した第1実施例の動作原理を第5図
のフローチャートを参照しながら説明する。
本実施例では、初めに、入力される未知の信号形式のビ
デオ信号の各パラメータを、以下のような3段階の自動
調整によって求めるようにしている。
第1段階:映像信号内の画像期間の画素数(水平方向お
よび垂直方向)の判定。
第2段階:画像期間(水平方向および垂直方向の、プラ
ンキング期間および映像期間) およびサンプリング周波数の判定。
第3段階:サンプリング信号の位相合わせ。
ビデオ信号出力装置2から出力された未知の信号形式の
ビデオ信号がビデオプリンタ装置1に人力され、自動調
整スイッチ387が操作されると、前記判定操作の第1
段階が開始する。
ステップS1では、第3分周器380で分周されたH同
期信号がコントローラ381に入力され、コントローラ
381は入力信号に基づいて、H同明信号の概略周波数
を以下のようにして求める。
すなわち、H同期信号を分周する第3分周器380の分
周比が100であり、分周後のH同期信号の周期が1.
5msであるとすると、100/ (1.sxio−3
)=66.67kHzの演算結果から、コントローラ3
81は、前記したような推測に基づいてROM3 9 
3に予め登録されたデータを参照し、H同期信号の概略
周波数を64kHz付近であると判定する。
H同期信号の概略周波数が求まると、ステップS2では
、H同期信号の概略周波数が64kHzであるという判
定結果に基づいて、コントローラ381がROM3 9
 3に登録されたデータテーブルを参照し、画像期間の
H方向画素数を例えば1280、■方向画素数を例えば
1024と判定し、ステップS3では、該両素数に関す
る値を、それぞれH入力数シフトレジスタ363および
V入力数シフトレジスタ373ヘセットする。
ステップS4では、H同期信号303の1周期当たりの
サンプリングクロック数SCを、コントローラ381が
ROM3 9 3に登録されたデータテーブルを参照し
て求め、これを分周比シフトレジスタ356にセットす
る。
なお、ここでいうサンプリングクロック数SCは、第7
図に示したように、H同期信号303の1周期分の映像
信号をSC個のデジタル画像データに分割したときに、
該SC個に分割されたデジタル画像データの先頭から前
記H方向画素数(1280)内に、少なくともプランキ
ング期間710と画像期間711との境界部分周辺A1
および画RMtL’l7 1 工とプランキング朋間7
12との境昇部分周辺Bのデジタル画像データが含まれ
るようにすることができる数である。
以下の説明では、該サンプリングクロック数SCが18
00と判定されたものとして説明する。
また、このとき、Hスタートレジスタ362およびVス
タートレジスタ372には、初期設定値として、例えば
Oをセットする。
このようにして、各パラメータの暫定的なセットが終了
すると、ステップ65aでは、コントローラ381が書
き込み許可信号を共通バスを経由して画像メモリ5へ出
力する。PLL回路350からは、分周比シフトレジス
タ356にセットされた値(1800)にH同明信号3
03の周波数(6 4 kHz)を掛けた周波数115
MHzのクロック信号がサンプリングクロック802と
して出力され、このサンプリング信号802は位相遅延
手段25の位相遅延器382を経由してA/D変換器3
01に入力される。なお、該遅延器382の機能に関し
ては、後に第6図に関して詳細に説明する。
A/D変換器301は、該サンプリング信号803で映
像信号302をA/D変換してH同期信号303の1周
期分の映像信号を1800分割し、これをデジタル画像
データ305として画像メモリ5へ出力する。
このとき、水平同期アドレス発生手段27のHアドレス
カウンタ361では、サンプリングクロック信号802
に基づいて、H(水平)方向のアドレス信号の発生動作
を以下のようにして開始する。
すなわち、第1分周器360は、H同期信号303でリ
セットされた後に、Hスタートシフトレジスタ362に
セットされている分周比(現時点では0)でクロック信
号802を分周し、その分周出力をHアドレスカウンタ
361にブリセット信号804として送り出し、H入力
数シフトレジスタ363にセットされているプリセット
値(1 2 8 0)をHアドレスカウンタ361にセ
ットする。
Hアドレスカウンタ361は、H同期信号303から1
280個のサンプリングクロックを計数して、画像のH
方向の1ライン分のアドレスとして1280のH方向ア
ドレスを発生し、該アドレスを画像メモリ5へ出力する
この結果、画像メモリ5には、A/D変換器301で映
像信号を115MHzの周波数でサンプリングして得ら
れたデジタル画像データ305が、前記アドレスによっ
て指定される領域に記憶される。
なお、このときに画像メモリ5へ入力される画像データ
は、第7図に関して説明したように、H同期信号1周期
分の映像信号を1800分割したデジタル画像データの
うちの、先頭部分から1280番目までであり、該12
80個のデジタル画像データ内には、プランキング71
0と映像期間711との境界部分周辺A,および映像期
間711とプランキング712との境界部分周辺Bのデ
ジタル画像データが含まれることになる。
一方、第2分周器371も、■スタートシフトレジスタ
372にセットされている分周比(現時点ではO)でH
同期信号303を分周し、その分周出力をブリセット信
号805としてVアドレスカウンタ370に送り出し、
■人力数シフトレジスタにセットされているブリセット
値(1 0 2 4)をVアドレスカウンタ370にセ
ットする。
したがって、■アドレスカウンタ370は、■同期信号
304が出力された後からのH同期信号の計数を開始し
、画像の垂直方向に関して1024画素分のV方向アド
レスを発生し、これを画像メモリ5へ出力する。
この結果、画像メモリ5には、各H同期信号に応じた1
280個の画像データが、垂直方向には前記Vアドレス
によって指定される領域に記憶される。
以上のようにして、自動調整操作の第1段階である映像
信号内の画像期間の山素数の判定、および該パラメータ
を利用して得られた画像データの画像メモリ5への登録
が終了すると、前記判定操作の第2段階が開始する。
なお、該第1段階において画像メモリ5へ登録する画像
データは、後述する第2段階での各操作を考慮して、画
像が白となるようなものを選ぶことが望ましい。
ステップ86aでは、コントローラ381が前記画像メ
モリ5に記憶された画像データの内容を共通バス4を介
して読み出す。
ステップS7aでは、初めに、■アドレスに応じた画像
データを参照して、■同期信号の立ち下がりから映像期
間が開始するまでのプランキング期間を以下のようにし
てアドレス値として求める。
すなわち、前記第1段階において、画像が白となる映像
信号を画像メモリ5に記憶させておくと、画像領域以外
の前記バックボーチ部分では、映像信号302が黒(輝
度0)を示す。したがって、映像期間が開始するまでで
画像データが黒の期間がバックポーチであり、画像デー
タが白の期間が映像期間であると判定することができる
本実施例では、バックポーチの期間が10アドレスと判
定されたものとする。
なお、画像全体が黒の場合などでは、プランキング期間
(バックポーチ)と映像期間との区別が難しいので、こ
のような自動調整を行う場合には、画像メモリ5に予め
登録しておく画像データは、少なくとも映像期間の初め
と終わりが黒以外の映像信号に応じたものである必要が
ある。
このようにして垂直方向に関しての映像期間の判定が終
了すると、水平方向に関しての映像期間の判定を開始す
る。
ところで、水平方向に関しての映像期間の判定は、単に
H同期信号303に応じた固像期間およびプランキング
期間を求めれば良いといったものではなく、ビデオ信号
出力装置2における映像信号のサンプリング周波数も同
時に求める必要がある。
すなわち、ビデオ信号出力装置2のほとんどは、電子計
算機等のデジタル情報をアナログ信号に変換することに
よってビデオ信号を作成しているため、ビデオ信号出力
装置2におけるD/A変換のサンプリング周波数と、映
像信号入力装置1側でのA/D変換のサンプリング周波
数とが一致していないと、量子化誤差によって画像にモ
アレ縞が発生する場合がある。
そこで、水平方向に関しての映像期間の判定にあたって
は、プランキング期間と映像期間とサンプリング周波数
とを以下のようにして求める。
コントローラ381は、水平方向に関して得られた画像
データを前記画像メモリ5から読出し、H同期信号の立
ち下がりから映像期間が開始するまでのプランキング期
間およびその後の映像期間を、前記垂直方向の場合と同
様にしてアドレス値として求める。
本実施例では、プランキング期間が50アドレス、映像
期間が1220アドレスであると判定されるものとする
このようにしてV方向のプランキング期間、およびH方
向プランキング期間、映像期間が求められると、ビデオ
信号出力装置2におけるD/A変換時のサンプリング周
波数は以下のようにして求められる。
すなわち、水平方向の画像期間の画素数が1280であ
り、前記求められた映像期間が1220アドレスである
ことから、サンプリング周波数を一致させる、すなわち
前記画像期間が1280分割されるようにするためには
、サンプリング周波数を1280/1220−1.05
倍すれば良いことが分かる。そして、サンプリング周波
数が1.05倍となれば、H方向のプランキング期間(
バックボーチ)も50アドレス×1.05−53に修正
する必要がある。
同様に、サンプリング周波数を1.05倍するためには
PLL回路350の分周比、すなわち分周比シフトレジ
スタ356の設定値を1890とする必要があることが
分かる。
このようにして各パラメータが求められると、ステップ
S8では、各パラメータの値が所定の範囲内のものであ
るか否かが判定される。
すなわち、本実施例の機能を有効に活用するには、前記
第1段階において白画面を表示する映像信号を出力する
ことが望ましいが、このような映像信号が入力されなか
った場合には、前記各パラメータの値が所定の範囲から
外れてしまう。そして、この状態で以後の処理を実行す
ると、正確なパラメータが設定されない。
そこで、ステップS8では、各パラメータの値の合理性
を判定し、各パラメータの値が所定の範囲外の値である
と、ステップS9において、ROM3 9 3内に設定
された概略設定用パラメ−夕を読出し、ステップSIO
において該パラメータを対象となる各パラメータに設定
し、さらに、ステップSllにおいて該各パラメータを
RAM392に記憶して当該処理を終了する。なお、R
OM3 9 3内に設定された概略設定用パラメータは
、H同期信号の周波数によって一義的に確定するもので
ある。
一方、ステップS8において、各パラメータの値が所定
の範囲内のものであると判定されると、ステップS]2
において各パラメータが所定のレジスタに設定、あるい
は再設定される。
ただし、このような操作を1回行っただけでは、たとえ
ば前記プランキング萌間あるいは映像期間の判定時に、
その境界部分が明確でない(境界部分の画像データが中
間値を示す)場合には、パラメータが誤差を含むものと
なってしまう。
そこで、本丈施例では、以上のようにして映像期間の概
略判定が終了すると、ステップS13において、該判定
結果、すなわちパラメータが正確であるか否かが判断さ
れる。この判定は、プランキング期間に相当するアドレ
スの画像データが略すべて0(黒)であり、映像期間に
相当するアドレスの画像データが略すべで255(白)
であるか否かを判定することによって行われる。正確で
ない場合には、その精度をさらに向上させるために、当
該処理はステップS5に戻り、該パラメータを用いて映
像信号を画像メモリ5へ再度記憶する。
以下、ステップS5に戻った後の再処理について簡1i
に説明する。
なお、以上の説明から明らかなように、この時点では、 分周比シフトレジスタ356には1890が、Hスター
トシフトレジスタ362には53が、■スタートシフト
レジスタ372には10が、H入力数シフトレジスタ3
63には1280が、■人力数シフトレジスタ373に
は1024が、それぞれセットされているものとする。
ステップS5では、パラメータが以上のように設定され
た状態でコントローラ381が書き込み許可信号を共通
バスを経由して画像メモリ5へ出力する。PLL回路3
50からは、分周比シフトレジスタ356にセットされ
た値(1890)にH同期信号303の周波数(6 4
kHz)を掛けた周波数121MHzのクロツク信号8
02がサンプリングクロツクとして出力され、このサン
プリングクロックは位相遅延手段25の位相遅器382
を経由してA/D変換器301に入力される。
A/D変換器301は、該サンプリングクロツク803
で映像信号をA/D変換し、■同期信号303の1周明
分の映像信号を1890分割し、これをデジタル画像デ
ータとして画像メモリ5へ出力する。
さらに、第1分周器360は、H同期信号でリセットさ
れた後に、Hスタートシフトレジスタ362にセットさ
れている分周率(この場合53)でクロック信号802
を分周し、その分周出力をHアドレスカウンタ361に
セット信号804として送り出し、H人力数シフトレジ
スタにセットされているブリセット値(1 2 8 0
)をHアドレスカウンタ361にセットする。
したがって、Hアドレスカウンタ361は、H同期信号
303が出力されてから54番目のクロック信号802
を開始タイミングとして、以後、1280個のアドレス
信号を画像メモリ5へ出力する。
この結果、画像メモリ5には、A/D変換器301にお
いて映像信号を121MHzの周波数でサンプリングし
て得られたデジタル画像データの54番目の画像データ
を先頭アドレスとして、以後、1280個の画像データ
が記憶されることになる。
一方、第2分周器371も、■同期信号304でリセッ
トされた後に、■スタートシフトレジスタ372にセッ
トされている分周率(この場合10)でH同期信号30
3を分周し、その分周出力をVアドレスカウンタ370
にセット信号805として送り出し、■入力数シフトレ
ジスタにセットされているプリセット値(1 0 2 
4)を■アドレスカウンタ370にセットする。
したがって、■アドレスカウンタ370は、■同期信号
304が出力された後からH同期信号の10周期後から
アドレス発坐を開始し、画像の垂直方向に関して102
4画索分のVアドレス信号を発生し、これを画像メモリ
5へ出力する。
この結果、画像メモリ5には、■同期信号が出力されて
から11番目のH同期信号を先頭として、以後、102
4個のアドレス信号が設定されることになる。
ステップS6では、コントローラ381が前;己画像メ
モリ5に記憶された画像データの内容を共通バス4を介
して読み出し、さらに、ステップS7では、■アドレス
に応じた画像データを参照して、■同期信号の立ち下が
りから映像期間が開始するまでのプランキング期間を前
記と同様にアドレス値として求める。
本実施例では、バックボーチ期間が10アドレスから1
1アドレスに修正されたものとする。
このようにして垂直方向に関しての映像期間の判定が終
了すると、水平方向に関しての映像期間の判定を開始す
る。
コントローラ381は、水平方向に関して得られた画像
データを参照して、H同期信号の立ち下がりから映像期
間が開始するまでのプランキング期間およびその後の映
像期間を、前記と同様にしてアドレス値として求める。
ここでは、プランキング期間が56アドレス、映像期間
が1260アドレスに修正されたものとする。
このようにしてプランキング期間および映像期間が求め
られると、サンプリング周波数も前記と同様にして、求
められる。
サンプリング周波数一 1280/1260xl21−123 プランキング期間一 1280/1260X56−57 同様に、サンプリング周波数を1 2 8 0/126
0−1.02倍するためにはPLL回路350の分周比
を1890X1.02−1927とすれば良いことが分
かる。
このようにして映像期間の概略判定が終了すると、本実
施例では、以後、ステップS8,S12において前記と
同様の処理がなされ、ステップS13において、求めら
れたパラメータの値が正確であると判断されると第2段
階の調整が終了する。
このようにして映像期間の判定が完了すると、次に、サ
ンプリングクロックの位相合わせを行う。
この位相合わせは、後述するように、映像信号入力装置
1に入力される映像f=号302に、途中のケーブル容
量等の影響によって鈍りが生じ、その結果発生する該映
像信号302とサンプリング信号803との位相のずれ
を補償するために行われる。
該位相合わせを行うにあたっては、それまでに求めた映
像期間に関するパラメータを各レジスタにセットした後
に、第8図(a)に示したように、水平方向に縞状のパ
ターンが繰り返す映像信号を入力する。
なお、縞状のパターンが繰り返す映像信号が入力された
か否かはステップS14で判定され、映像信号がこのよ
うなパターンでないと、ステップSllにおいて各パラ
メータをRAM3 9 2に記憶して当該処理を終了す
る。
ステップS15では、映像信号302の位相とサンプリ
ング信号803の位相とが一致しているか否かが判定さ
れ、一致している場合には、ステップS11において各
パラメータをRAM3 9 2に記憶して当該処理を終
了する。
なお、このようにしてRAM3 9 2に記憶されたパ
ラメータは、プリセットSW3 8 6を操作すること
によって適宜に読み出すことが可能であり、読み出され
たパラメータは所定のレジスタに設定される。したがっ
て、一旦信号形式が明らかになったビデオ信号に関して
は、以後、上記したような各種の判定処理を実行するこ
となく、簡単に処理できるようになる。
また、一致していない場合には、縞の端部において、画
像データが白(画像データが255)から黒(画像デー
タが0)に変化せず、その境界部分に同図(b)に示し
たように、画像データが0〜255の間の中間値を示す
領域750が表れる。
このような場合には、ステップS16で以下のようにし
て位相合わせを行う。すなわち、コントローラ381は
遅延シフトレジスタ383の値を変化させることによっ
て位相遅延器382の遅延量を少しずつ変化させ、該端
部の画像データが中間値を示さないように遅延シフトレ
ジスタ383の設定値をセットする。
第6図は、サンプリングクロック803の位相と映像信
号302の位相との関係を示した図である。
同図において、水平方向に縞状のパターンが繰り返す映
像信号を出力するビデオ信号出力装置2の出力部では、
同図(a)および(b)に示したように、サンプリング
クロツク730とパルス状の映像信号731とは同期し
ているが、該映像信号731は、ビデオプリンタ装置1
に人力されたときには、途中のケーブルの容量等の影響
によって四図(C)に示したように鈍った波形732と
なってしまい、ビデオプリンタ装置1のサンプリングク
ロック733(803)でサンプリングすると、その画
像データは同図(e)に示したように、中間値を示す両
像データ734となる。
そこで、この様な場合には、同図(1’)に示したよう
に、ビデオ信号出力装置2のサンプリングクロック73
3に対して、例えば1/3位相だけずれたサンプリング
クロツク736で映像信号732をサンプリングすると
、その画像データは同図(g)に示したように、元の映
像信号731に応じた画像データ737となる。
そこで、本実施例では、コントローラ381が、遅延シ
フトレジスタ383にセットする値を変化させることに
よって位相遅延器382の遅延量を少しずつ変化させ、
該境昇部分での画像データが中間値を示さないように遅
延シフトレジスタ383の設定値をセットするようにし
、最終的に最適な遅延時間をセットする。
なお、このときに入力する映(g!信号は、中間値を持
たず、かつ1水平期間内に何回か白黒の値が変化するよ
うな信号であれば、どの様な信号であっても良い。
このようにして位相自わせが行われ、ステップS15で
位相が一致していると判定されると、前記したように、
ステップSllにおいて各パラメータをRAM3 9 
2に記憶して当該処理を終了する。
印刷記録を行う場合は、全てのパラメータの判定を上記
のようにして終γし、その値を所定のレジスタに設定し
た後に印刷記録をしようとするビデオ信号を人力する。
そして、所望する画像が表れた特点でフリーズスイッチ
385を押すと、その時の映像信号がデジタル変換され
、一画面分のデジタル画像データが−q画像メモリ5に
順次記憶される。一画面分のデジタル画像データの記憶
が終了すると、プリントエンジン部6からのデータ読出
し指令によって一画面分のデジタル画像データが順次プ
リントエンジン部6に出力され、一画面分の印刷記録が
実行される。
本丈施例によれば、信号形式が未知のビデオ信号が入力
されても、該ビデオ信号の信号形式が自動的かつ正確に
判定され、該ビデオ信号に基づく画情報の印刷記録は、
前記判定された信号形式に関するデータを利用して行わ
れるので、信号形式が未知のビデオ信号が人力されても
、そのビデオ信号に対して忠実な印刷記録が行われるよ
うになる。
第2図は、前記ビデオプリンタ装置1の斜祖図であり、
プリント開始スイッチ101、消耗品交換蓋102、俳
紙口103、フリーズスイッチ385、プリセットスイ
ッチ386、および自動調整スイッチ387が取り付け
られている。
続いて、これらのスイッチの機能について説明する。
初めに、装置外部のビデオ信号出力装置2から送られる
ビデオ信号を、前記のようにしてA/D変換してデジタ
ル画像データとし、これを画像メモリ5へ記憶させる指
令を、フリーズスイッチ385を押すことによって出力
する。
続いて、プリント開始スイッチ101を押すと、画像メ
モリ5に記憶させた一画面分のデジタル画像データがプ
リントエンジン部6に出力されて印刷動作が行われる。
印刷物は、排紙口103から装置外部へ送り出され、こ
れで一連の印刷動作を終了する。印刷記録に使用する消
耗品の補給交換は消耗品交換M102を開けて行う。
また、新たに信号仕様の異なるビデオ信号を出力するビ
デオ信号源を接続する場合は、後述するように、表示範
囲いっぱいに黒以外の輝度情報を持つ画像を出力した状
態で自動調整スイッチ387を押して、信号仕様の解析
と解析結果に応じた各パラメータの設定を行う。
さらに、信号仕様が明らかである他のビデオ信号源を接
続する場合は、プリセットスイッチ386を操作して、
手動による信号仕様の設定を行う。
第20図は第1図に示した本発明によるビデオプリンタ
装置1の一実施例のプリントエンジン部6の印刷記録機
構部分を示す斜視図である。
同図において、サーマルヘッド601の表面には、1列
に並んだ多数の微小な発熱素子が設けられており(例え
ば、幅150ミクロン、長さ250ミクロンの発熱素子
が1280個)、この発熱素子の表面とインク紙602
の表面は接触した状態となっている。
また、インク紙602の反対側の表面には記録紙603
が接しており、記録紙603裏面のプラテン604とサ
ーマルヘッド601とは、サーマルヘッド601の裏面
より図示しない手段によって押圧されており、サーマル
ヘッド601の発熱素子、インク紙602、記録紙60
3のそれぞれは接触した状態となっている。
また、プラテン604は固筒形状となっており、回転自
在に支持され、その軸はモータ605の駆動軸に減速ギ
ア606を介して接続されている。
すなわち、モータ605を回動ずることにより、プラテ
ン604はインク紙602ならびに記録紙603とノ(
に回動して紙送りを行うことができる。
画像情報の印刷記録は、サーマルヘッド601表面に多
数設けた微小な発熱素子に電流を流し、これを発熱させ
ることによって行う。画像情報信号に応じて個々の発熱
素子毎に発熱量を制御することによって、印刷される画
素毎の濃淡を制御する。
1列に並んだ部分の記録終了後は、前述のごとく、モー
タ605を駆動して紙を所定の距離だけ移動して、次々
と1列ごとの記録を行う。このようにして、連続した列
ごとの記録を繰り返すことによって、面状の画像を形成
することができる。
また、色材を変えたインク紙602を複数色重ねて記録
を行うことにより、カラー印刷が可能になる。
以下に、第1図の袈形例を第9図〜第12図を用いて説
明する。
第9図は、画素数設定手段33によって映像信号内の画
像期間の画素数(水平方向および垂直方向)を割り出す
変形例の主要部分の構戊を示したブロック図であり、第
1図と同一の符号は同一または同等部分を表している。
前記第1図に関して説明した実施例では、画像期間の両
素数は、コントローラ381が第3分周器380の出力
信号に基づいてROM393を参照することによって割
り出されたが、本変形例では、コントローラ381で演
算処理等を行うことな<、該画素数の判定、登録ができ
るようにした。
同図において、H同期信号はfh検出手段31およびイ
ンタレース検出手段30の一方の入力端子に人力され、
■同期信号はインクレース検出手段30の他方の人力端
子に人力され、該fh検出手段31およびインタレース
検出手段30の出力信号はROM3 2のアドレスバス
に入力される。
iROM32のデータパスには、サンプリング周波数設
定手段24、水平同期アドレス設定手段27、および垂
直同期アドレス設定手段28が人力されている。
このような構成の装置において、fh検出手段31は、
H同期信号の周波数を適宜の手段で計測し、該周波数に
応じたデジダル信号(例えば3ビット)をROM3 2
のアドレスバスの下位3ビットに出力する。
一方、インクレース検出手段30は、インタレースの有
無を検出して、該検出信号をROM32のアドレスバス
の上位1ビットに出力する。
ROM32は、アドレスバスに人力されるデータに応じ
たアドレスに記憶されたデジタルデータをサンプリング
周波数設定手段24、水平同期アドレス設定手段27、
および垂直同期アドレス設定手段28に出力する。
本変形例によれば、コントローラ381による演算等を
行うことなく、H同期信号の周波数に基づいて、画素数
に関するデータがROM3 2から水平同期アドレス設
定手段および垂直同期アドレス設定千段28に直接出力
されるので、コントローラ381の負担が低減され、処
理速度が向上する。
第10図は、前記第6図に関して説明したような、映像
信号の出力側と人力側とのサンプリング信号の位相のず
れを調整する位相遅延手段25の変形例の装置の主要部
の構或を示したブロック図であり、第1図と同一のね・
号は同一または同等部分を表している。
同図において、映像信号はA/D変換器301に人力さ
れ、該A/D変換器301には、その最大値を記憶する
ラッチ33および最小値を記憶するラッチ34が接続さ
れている。該ラッチ33およびラッチ34の出力信号は
、それぞれ演算回路35に人力される。該演算回路35
での演算(減算)結果はコントローラ381に入力され
る。
このような構成の装置において、映像信号は、A/D変
換器301において位相遅延手段25から出力されるサ
ンプリング信号によってサンプリングされ、所定の期間
内の最大値および最小値が、それぞれラッチ33および
ラッチ34に記憶される。演算回路35では、前記所定
の期間毎にラッチ33とラッチ34に記憶された画像デ
ータの差分を求め、該差分をコントローラ381に入力
する。
コントローラ381は、該差分から前記サンプリング信
号の位相のずれを検出し、該ずれが無くなるように位相
遅延手段25を制御する。
第11図は、コントローラ381で演算処理等を行うこ
となく前記画像期間を割り出す装置の主要部の構成を示
したブロック図であり、第1図と同一の符号は同一また
は同等部分を表している。
同図において、A/D変換器301の出力信号はエッジ
検出手段36に人力される。エッジ検出手段36の検出
信号は表示期間検出手段39の計数手段37のトリガ入
力端子に人力され、該計数手段37のリセット端子には
H同期信号が、また、クロック端子にはVCO354か
らのクロック信号が人力される。
計数手段37の計数結果はラッチ38に入力され、該ラ
ッチ38の出力信号はコントローラ381に入力される
このような構成の装置において、計数手段37はH同期
信号によってリセットされ、プランキング期間が終了し
て映像信号が出力されると、該映像信号はA/D変換器
301でデジタル画像データに変換されてエッジ検出手
段36に人力される。
エッジ検出手段36は、該デジタル画像データを参照し
てエッジ部分を検出し、検出信号を計数手段37のトリ
が人力端子に入力する。トリがか入力されると、計数手
段37はVCO354のクロツクを:1・数開始する。
その後、エッジ検出千段36が画像期間の終了を検出す
ると、ラッチ38は計数手段37の計数値を保持し、該
計数値をコントローラ381に出力する。
第12図は、前記第11図に関して説明したエッジ検出
手段36に、エッジ検出のスレッショルドを変化させる
機能を付加した変形例の主要部分の構成を示したブロッ
ク図であり、第11図と同一の符号は同一または同等部
分を表している。
同図において、A/D変換器301の出力信号は比較手
段41の一方の入力端子に人力され、他方の入力端子に
はレベル設定手段40の出力信号が人力される。レベル
設定手段40にはコントローラ381が接続されており
、該レベル設定手段40の出力レベルはコントローラ3
81によって調整される。
このような構成の装置において、入力される映像信号が
、第18図に示したようにオフセットΔVを有すると、
前記第11図に関して説明したエッジ検出手段36では
、H同期信号に同期したエッジ部Cと、尖際の映Ii!
明間のエッジ部Dとを区別することができず、得られる
画像が不自然なものとなってしまう。
このような場合、本変形例では、コントローラ381が
レベル設定手段40を適宜に制御して比較手段41のオ
フセットを変化させ、前記エッジ部Dのみが検出される
ようにする。
本変形例によれば、映像信号がオフセットΔVを有する
ような場合であっても、忠実な画像を再生できる。
第13図は、本発明の第2の実施例のブロック図であり
、第1図と同一の符号は同一または同等部分を表してい
る。また、第14図は本実施例の動作を説明するための
フローチャートである。
第1図との比較から明らかなように、本実施例では、画
像メモリ5の代わりに、画像の一次元方向の1ライン分
のみを記憶するラインメモリ55を接続した点に特徴が
ある。
第14図において、ステップS1からステップS4まで
は、前記第5図に関して説明した動作とほぼ同じである
ので、その説明は省略する。
その後、ステップS5bでは、ビデオ信号出力装置2か
ら出力される映像信号302の1ライン分がラインメモ
リ55に記憶され、さらに、該記憶された1ライン分の
映像信号がコントローラ381に読み出される。
ステップS6bでは、読み出した1ライン分の映像信号
内に画像信号が含まれているか否かをその都度判定し、
画像信号が含まれていないと当該処理はステップS5b
へ戻り、1ライン分の映像信号の記憶、コントローラ3
81への読み出し、画像信号の有無判定を繰り返す。
ステップs6bで画像信号が有りと判定されると、ステ
ップS7bでは、このときのH同期信号の順番を垂直方
向に関するプランキング期間とする。
また、水平方向に関するプランキング期間、画像期間、
およびサンプリング周波数の判定も、該画像信号を有す
る映像信号を利用して、前記第1図に関して説明した実
施例の場合と同様にして行う。
なお、ステップS8以後は、前記第5図に関して説明し
た動作とほぼ間じであるので、その説明は省略する。
本実施例によれば、メモリの容量を小さくできるので、
装置の小型化が可能になる。
第15図は、本発明の第3の実施例のブロック図であり
、第1図と同一の符号は同一または同等部分を表してい
る。また、第16図は本実施例の動作を説明するための
フローチャートである。
第1図または第13図との比較から明らかなように、本
丈施例では、画像データを記憶する外部メモリを特に設
けず、該画像データを直接コントローラ381に記憶し
、該コントローラ381内において、前記各丈施例と同
様の判定処理を行うようにしている。
第14図において、ステップS1からステップS4まで
は、前記第5図に関して説明した動作とほぼ同じである
ので、その説明は省略する。
その後、ステップS5cでは、ビデオ信号出力装置2か
ら映像信号302を共通バス4に取り込む。
ステップS6cでは、コントローラ381が共通バス4
のアドレスバスを監視して、狙ったアドレス信号が共通
バス4のアドレスバス上に出力されてるか、すなわち、
ビデオ信号出力装置2からの映像信号302をA/D変
換した画像データ305が共通バス4に入力されたか否
かを判定し、画像データ305が共通バス4に入力され
るまで、上記判定を繰り返す。
ステップS7cでは、垂直方向に関するプランキング期
間、水平方向に関するプランキング期間、画像期間、お
よびサンプリング周波数の判定を、前記第1図に関して
説明した実施例の場合と同様に、人力された画像データ
305に基づいて行う。
なお、ステップS8以後は、前記第5図に関して説明し
た動作とほぼ同じであるので、その説明は省略する。
なお、本実施例では、その処理方法如何によって、コン
トローラ381の一部を、第1図に示した画像メモリ5
、あるいは第13図に示したラインメモリ55として利
用することができる。
第17図は、本発明の第4の実施例のブロック図であり
、第1図と同一の符号は同一または同等部分を表してい
る。
本実施例は標本化定理を利用するもので、サンプリング
周波数をビデオ信号出力装置2の2倍以上として前記各
丈施例の場合の2倍以上の画像データを生成し、プリン
ト時には、該画像データに補間処理を施して出力するこ
とによって、位相合わせのプロセスを廃止した点に特徴
がある。
したがって、第1図との比較から明らかなように、本実
施例では位相遅延手段25が設けられておらず、また、
画像データ305は、補間装置650で補間処理がなさ
れた後にプリントエンジン部6に人力されるような構成
となっている。
以下、本実施例の動作を、前記第1図に関して説明した
実施例と同様のビデオ信号が入力されたと想定し、第5
図のフローチャートを用いて説明する。
すなわち、H同期信号の周波数から、ステップS1にお
いてH同期信号の概略周波数が6 4 k H z付近
であると判定され、さらに、ステップS2、3において
、画像期間のH方向画素数が1280、■方向画素数が
1024と割り出されると、コントローラ381は、ス
テップS4において、H同期信号303の1周期当たり
のサンプリングクロツク数SCを前記と同様に、ROM
3 9 3に登録されたデータテーブルを参照して36
00 (第1実施例の場合の倍)と判定し、これを分周
比シフトレジスタ356にセットし、更に、Hスタート
レジスタ362およびVスタートレジスタ372には、
初期設定値として、例えばOをセットする。
PLL回路350からは、分周比シフトレジスタ355
にセットされた値(3 6 0 0)にH同期信号30
3の周波数(64kHz)を掛けた周波数230MHz
のクロック信号がサンプリングクロツク802として出
力され、このサンプリングクロツク802は位相遅延手
段25の位相遅器382を経由してA/D変換器301
に入力される。
A/D変換器301は、該サンプリングクロック803
で映像信号をA/D変換し、H同期信号303の1周期
分の映像信号を3600分割し、これをデジタル画像デ
ータ305として画像メモリ5へ出力する。
以下、前記第1図に関して説明した場合と同様にして、
自動調整操作の第1段階である映像信号内の画像羽間の
画素数の判定、および該パラメータを利用して得られた
画像データの画像メモリ5への登録が終了すると、コン
トローラ381は前記iiffi像メモリ5に記憶され
た画像データの内容を読み出す。
ステップS7aでは、初めに、コントローラ381が該
画像データを参照して、■同期信号のプランキング期間
を求める。
本実施例では、第1図の実施例の場合と同様に、バック
ポーチの期間が10アドレスと割り出される。
垂直方向に関しての映像期間の判定が終了すると、水平
方向に関しての映像期間の判定が開始され、ここでは、
第1図の実施例の場合に比べてサンプリング周波数が2
倍になっているので、プランキング期間が100アドレ
ス、映像期間が2440アドレスとなる。
このようにしてプランキング期間および映像期間が割り
出されると、サンプリング周波数は前記と同様にして割
り出され、さらに、該パラメータの再設定等が行われる
このようにして各パラメータが決定され、実際のプリン
ト操作が開始されると、A/D変換器301から出力さ
れるデジタル画像データは、ビデオ信号出力装置1にお
ける元のデジタル画像データの2倍となる。
A/D変換器301から出力されるデジタル画像データ
305は、補間装置650において袖間処理がなされ、
その後、インターフェースを介して画像プリント手段、
あるいは画像記憶手段に記憶される。
本実施例によれば、サンプリング周波数が元の信号の周
波数の2倍以上であるために、サンプリング信号の位相
合わせを行わなくても、元の映像信号を忠実に再現する
ことができるようになる。
なお、上記した実施例では、信号形式判定における第1
段階での画素数の判定、および第2段階での画像期間、
サンプリング周波数の判定と共に、第3段階での映像信
号とサンプリング信号との位相合わせも自動的に行われ
るものとして説明したが、本発明はこれのみに限定され
るものではなく、第1段階および゛第2段階での判定の
み自動的に行うようにし、第3段階の陵相合わせは行わ
ない、あるいは手動で行うようにしても良い。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によれば以下の
ような効果が達戊される。
(1)水平同期信号の周波数を求めることによって、信
号形式が未知であるビデオ信号の画像期間の画素数を自
動的に割り出すことができる。
(2)ビデオ信号の輝度情報に基づいて、画像期間を自
動的に割り出すことができる。
〈3〉前記割り出された画素数と画像期間とに基づいて
、ビデオ信号源での映像信号の量子化クロック信号の周
波数を割り出すことができるので、人力された映像信号
を、前記量子化クロック信号と同一の周波数でサンプリ
ングすることができる。
したがって、画像に含まれる画素を欠落させることなく
、忠実な印刷記録が可能となる。
(4)前記(1)〜(3)のようにして割り出されたパ
ラメータを利用して、信号形式が未知であり水平方向に
白黒を繰り返すような映像信号をHするビデオ信号を処
理してデジタル画像データを生成し、その画像データを
参照することによって、映像信号の位相とサンプリング
信号の位相とを一致させることができるので、量子化時
の情報の欠落、画像の劣化を防止し、忠実な印刷記録が
可能になる。
(5〉前記(1)〜(4)のようにして割り出されたパ
ラメータを記憶し、必要に応じて該記憶されたパラメー
タを読出し、これを利用することができるようにしたの
で、一旦信号形式が明らかになったビデオ信号は、以後
、簡単に処理できるようになる。
(6〉 ビデオ信号を、送り出し側での量子化クロック
信号の2倍以上の周波数でサンプリングすれば、元の情
報量を損なうことなく、忠実な印刷記録が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるビデオプリンタ装置の
ブロック図、第2図はビデオプリンタ装置の斜視図、第
3図はビデオ信号のタイミングチャート、第4図は同期
信号周波数に対応した画像寸法の説明図、第5図は第1
図の動作を説明するフローチャート、第6図はサンプリ
ング信号とビデオ信号との関係を示した図、第7図は分
周比シフトレジスタに設定するサンプリングクロック数
の求め方を説明するための図、第8図はサンプリング信
号の位相のずれを説明するための図、第9図は水平同期
信号の周波数を求める装置のブロック図、第10図はサ
ンプリング信号の位相のずれを補正する装置のブロック
図、第11図は画像期間を検出する装置のブロック図、
第12図はオフセットを有する映像信号の画像期間を検
出する装置のブロック図、第13、15、17図は、本
発明の他の丈施例のブロック図、第14図は第13図の
動作を説明するフローチャート、第16図は第15図の
動作を説明するフローチャート、第18図は第12図の
動作を説明するための図、第19図はビデオ信号の構成
を表したタイミングチャート、第20図はプリントエン
ジン部の印刷記録機構部を示す斜視図である。 1・・・ビデオプリンタ装置、2・・・ビデオ信号出力
装置、4・・・共通バス、5・・・画像メモリ、6・・
・プリントエンジン部、25・・・位相遅延手段、26
・・・水平人力先萌位置設定手段、27・・一水平同期
アドレス発生手段、28・・・垂直同期アドレス発生手
段、29・・・水平人力先頭位置設定手段、30・・・
インタレース検出手段、55・・・ラインメモリ、56
・・・画像メモリ、301・・・A/D変換器、381
・・・コントローラ、650・・・補間装置 第2図

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも水平同期信号、垂直同期信号、および
    映像信号からなるビデオ信号を入力して該ビデオ信号の
    信号パラメータを求め、該信号パラメータを利用して前
    記ビデオ信号をデジタル画像データと座標情報とに変換
    し、ビデオ信号に応じた画像情報を印刷記録するビデオ
    プリンタ装置において、 水平同期信号の周波数を検出する手段と、 前記水平同期信号の周波数に基づいて、水平および垂直
    方向の画素数を求める手段と、 前記画素数と水平同期信号の周波数とに応じて、ビデオ
    信号の量子化時の概略周波数を求める手段と、 前記映像信号を、周波数が前記概略周波数と同一のサン
    プリング信号の出力タイミングでA/D変換してなるデ
    ジタル画像データを参照して、水平同期信号の1サイク
    ル内における画像期間、および垂直同期信号の1サイク
    ル内における画像期間を求める手段と、 前記求められた画素数、画像期間、および概略周波数に
    関するパラメータを利用して、前記ビデオ信号をデジタ
    ル画像データと座標情報とに変換する手段と、 前記デジタル画像データと座標情報とに応じて、ビデオ
    信号に応じた画像情報を印刷記録する手段とを具備した
    ことを特徴とするビデオプリンタ装置。
  2. (2)前記デジタル画像データを参照して、映像信号の
    位相と前記サンプリング信号の位相とのずれを補正する
    位相補正手段を、さらに具備したことを特徴とする請求
    項第1項記載のビデオプリンタ装置。
  3. (3)少なくとも水平同期信号、垂直同期信号、および
    映像信号からなるビデオ信号を入力して該ビデオ信号の
    信号パラメータを求め、該信号パラメータを利用して前
    記ビデオ信号をデジタル画像データと座標情報とに変換
    し、ビデオ信号に応じた画像情報を印刷記録するビデオ
    プリンタ装置において、 水平同期信号の周波数を検出する手段と、 前記水平同期信号の周波数に基づいて、水平および垂直
    方向の画素数を求める手段と、 前記画素数と水平同期信号の周波数とに応じて、ビデオ
    信号の量子化時の概略周波数を求める手段と、 前記映像信号を、周波数が前記概略周波数の2倍以上の
    サンプリング信号の出力タイミングでA/D変換してな
    るデジタル画像データを参照して、水平同期信号の1サ
    イクル内における画像期間、および垂直同期信号の1サ
    イクル内における画像期間を求める手段と、 前記求められた画素数、画像期間、および概略周波数に
    関するパラメータを利用して、前記ビデオ信号をデジタ
    ル画像データと座標情報とに変換する手段と、 デジタル画像データに、概略周波数とサンプリング信号
    の周波数との関係に応じた補間処理を施して出力する補
    間処理手段と、 補間処理後のデジタル画像データと座標情報とに応じて
    、ビデオ信号に応じた画像情報を印刷記録する手段とを
    具備したことを特徴とするビデオプリンタ装置。
  4. (4)前記画像データと座標情報とを参照して、前記画
    像期間および概略周波数を修正する手段を、さらに具備
    したことを特徴とする請求項第1項ないし第3項のいず
    れかに記載のビデオプリンタ装置。
  5. (5)前記デジタル画像データを座標情報に応じて記憶
    する画像記憶手段をさらに具備し、前記参照されるデジ
    タル画像データは、前記画像記憶手段から読み出された
    デジタル画像データであることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項ないし第4項のいずれかに記載のビデオプリ
    ンタ装置。
  6. (6)前記画像記憶手段はラインメモリであり、前記デ
    ジタル画像データの記憶、読み出し、参照は水平方向の
    1ラインごとに行われることを特徴とする請求項第5項
    記載のビデオプリンタ装置。
  7. (7)前記求められた各パラメータを各信号ごとに記憶
    する記憶手段と、 該記憶された各信号ごとのパラメータを選択的に読み出
    す手段とをさらに具備し、 前記読み出されたパラメータを利用して、前記ビデオ信
    号をデジタル画像データと座標情報とに変換する機能を
    具備したことを特徴とする請求項第1項ないし第6項の
    いずれかに記載のビデオプリンタ装置。
  8. (8)前記求められた画素数、画像期間、および概略周
    波数の合理性を判断する手段と、 前記水平同期信号の周波数に基づいて一義的に確定する
    信号パラメータを記憶する手段とをさらに具備し、 合理性無しと判断されると、前記一義的に確定する信号
    パラメータを利用して前記ビデオ信号をデジタル画像デ
    ータと座標情報とに変換することを特徴とする請求項第
    1項ないし第7項のいずれかに記載のビデオプリンタ装
    置。
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