JPH08137444A - 液晶マルチスキャン表示方法及びその装置 - Google Patents

液晶マルチスキャン表示方法及びその装置

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JPH08137444A
JPH08137444A JP6277396A JP27739694A JPH08137444A JP H08137444 A JPH08137444 A JP H08137444A JP 6277396 A JP6277396 A JP 6277396A JP 27739694 A JP27739694 A JP 27739694A JP H08137444 A JPH08137444 A JP H08137444A
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JP
Japan
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data
display
resolution
display data
liquid crystal
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Application number
JP6277396A
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English (en)
Inventor
Shigehiko Kasai
成彦 笠井
Shinji Wakizaka
新路 脇坂
Hiroko Sato
裕子 佐藤
Tetsuya Suzuki
哲也 鈴木
Tatsuzo Hamada
達蔵 浜田
Kaname Iijima
要 飯島
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Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】CPU101は、1120ピクセル×780ラ
インの表示データを出力する。液晶パネル7は解像度よ
り少ない1024ピクセル×768ラインの表示ドット
を有する。液晶パネル7の表示画面は複数の線状に配列
した画素から構成される。データ変換部4は、1120
ピクセル×780ラインの表示データを、1024ピク
セル×768ラインの表示データに変換する。 【効果】表示データの解像度が液晶ディスプレイの解像
度と異なっていると判断された場合には、表示データを
拡大又は縮小してディスプレイの解像度と合致させるデ
ータ変換部を設けることにより、マルチスキャン表示可
能な液晶表示装置を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーソナルコンピュー
タ等のOA機器の表示出力装置として利用される液晶デ
ィスプレイのマルチスキャン実現方法およびその装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶表示装置はコンピュータ本体
が出力する表示データ及びタイミング信号を含むインタ
ーフェース信号を受け、これを液晶表示用の駆動信号に
変換し、液晶駆動手段に与える。液晶駆動手段は与えら
れた駆動信号のうちの表示データを、表示データに応じ
た液晶駆動電圧に変換し、液晶パネルに出力する。液晶
パネルは、この液晶駆動信号を受けて、画像の表示を行
っている。ここで、入力されるインターフェース信号と
液晶パネルとの解像度が異なる場合、例えば、入力され
るインターフェース信号の解像度が液晶パネルの解像度
より大きい場合、特開昭57−115593号公報に記
載のように、入力インターフェース信号に含まれる表示
データの一部を削除することにより、液晶パネルの解像
度に合わせていた。この従来例は、表示対象を文字に限
定し、文字の種類ごとに文字の周辺にある空白の部分の
ドットを削除することとした。削除する部分は文字の種
類ごとに指定する必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例では文字を
対象とし、文字以外の表示データの場合については考慮
していないという問題がある。
【0004】本発明の目的は、表示データの種類に関わ
らず、液晶表示装置と異なる解像度を有するインターフ
ェース信号を受け付けて、表示することができる液晶表
示装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、外部のデータ出力手段が出力する、予め定められた
第一の解像度を有する表示データを受け付け、前記第一
の解像度より少ない第二の解像度を有し、前記表示デー
タに基づいた表示を行う液晶ディスプレイとを有し、前
記液晶ディスプレイの表示画面は、複数の線状に配列し
たドットから構成される液晶表示装置であって、m個の
横方向に連続する表示データに基づいて、n個分(m>
n)の表示データを、1ピクセルの幅をm/n倍し、そ
の幅の中の表示データを1ピクセル分の表示データとす
ることにより作成し、前記m個分の表示データに置き換
えるデータ変換手段と、縦方向に隣合うi本の前記線状
に配列したドットに表示される前記表示データに基づい
て、j本分(j<i)の表示データを作成し、前記i本
分の表示データ中のk本分(j<k≦i)の表示データ
を前記j本分の表示データで入れ替えるデータ変換手段
を有することにしたものである。
【0006】
【作用】横方向データ変換手段は、パーソナルコンピュ
ータ本体等から送られてきたmドットの表示データを液
晶表示装置の解像度に合うように、複数の連続した表示
ドットの階調データに対して演算処理を行い、nドット
(m≠n)の表示データに変換する。縦方向データ変換
手段は、パーソナルコンピュータ本体等から送られてき
た隣り合うi本の表示データに対して演算処理を行い、
j本分(j<i)の表示データを作成し、液晶表示装置
の解像度に合うように、i本分の表示データ中のk本分
(j<k≦i)の表示データをj本分の表示データで入
れ替える。このため、液晶表示装置の解像度と異なる解
像度の出力装置を想定して、パーソナルコンピュータ本
体等が出力した表示データでも、液晶表示装置で表示す
ることが可能になる。
【0007】
【実施例】本発明の液晶表示装置を接続した情報機器シ
ステムの第一の実施例を図1ないし12を用いて説明す
る。
【0008】図1は本発明を適用した情報機器システム
のブロック図であり、1は中央処理装置(以下、CPU
と称す)101等を搭載したパーソナルコンピュータ又
はワークステーション本体(以下ではPCと呼ぶ)、2
は表示データ、3はタイミング信号、4はPC1の表示
データ2を液晶表示用の信号に変換するデータ変換部、
5は液晶表示データ、6は液晶表示タイミング信号、7
は液晶パネルであり、データ変換部4と液晶パネル7と
は、液晶表示装置を構成する。データ変換部4は、PC
1からの表示データ2を液晶パネル7の解像度に合わせ
て拡大縮小変換した液晶表示データ5、液晶表示タイミ
ング信号6を生成する。ここで、液晶タイミング信号6
は、一画面分の表示期間を表わす液晶垂直同期信号、一
ライン分の表示期間を表わす液晶水平同期信号、表示デ
ータ2に同期した液晶表示クロックのことである。液晶
表示データ5と、液晶表示タイミング信号6とを合わせ
て液晶駆動信号と呼ぶ。ここで、表示データ2は、赤
(以下R)、緑(以下G)、青(以下B)各色4ビット
の階調データを持ち、タイミング信号3に同期してシリ
アルに送られてくるものとして説明する。また、以後の
説明の簡単化のために、液晶パネル7は1024×76
8ピクセルの画素で構成され、CPU1は表示モードに
応じて1120×780ピクセル(以下表示モード1と
称す)または640×480ピクセル(以下、表示モー
ド2と称す)の表示データ2及びタイミング信号3を出
力するものとする。
【0009】図2は本発明の表示モードを示す図であ
り、データ変換装置4は、表示モードを判別し、表示モ
ードに応じて、表示モード1の場合には縮小処理を、表
示モード2の場合には拡大処理を実行する。ここで、解
像度を表わすのに、横方向をピクセル、縦方向をライン
と呼ぶこととし、以下説明する。したがって、表示モー
ド1は1120ピクセル×780ラインと呼ぶことにな
る。
【0010】また、液晶パネル7の表示可能色は409
6色とし、PC1は1ピクセルあたりR(赤)G(緑)
B(青)それぞれ4ビットのアトリビュート(階調デー
タ)で表して水平方向に左から右へ、順次、1画素分ず
つ出力しそれを上から下へ縦方向のライン数分、順次繰
り返すものとする。
【0011】以下、データ変換部4の動作例を三例、順
に説明する。
【0012】まず、第1の動作例として、階調積分縮小
方式について図3を用いて説明する。
【0013】図3は表示モード1のときの横方向の縮小
方法の概念を表す図である。ここでは、説明のため5ピ
クセルを4ピクセルに縮小する場合について説明する。
ここで、図3はR,G,Bいずれかの単色のデータを表
わしている。
【0014】図3において、8は5ピクセル分の表示デ
ータ、9は縮小後の4ピクセル分の表示データであり、
縦軸に表示輝度を白を1、黒を0として表し、横軸にピ
クセル幅を表している。この5ピクセル分のデータ8を
4ピクセル分データ9に縮小する場合、5ピクセル分の
幅を4等分、つまり1ピクセル分の幅を4分の1ずつ広
くし、4分の5ピクセル幅の表示データを1ピクセル幅
の表示データに変換することにより、5ピクセル分の表
示データを4ピクセル分に変換する。したがって、1ピ
クセル分の表示データの計算式は、
【0015】
【数1】 X(0,0)′=(X(0,0)×4+X(0,1)×1)/5 X(0,1)′=(X(0,1)×3+X(0,2)×2)/5 X(0,2)′=(X(0,2)×2+X(0,3)×3)/5 X(0,3)′=(X(0,3)×1+X(0,4)×4)/5 …(数1) となる。式の中のX(0,0)〜X(0,4)は縮小前
の第一ピクセルから第五ピクセルの階調データであり、
X(0,0)′〜X(0,3)′は縮小後の第一ピクセ
ルから第四ピクセルの階調データである。また、数字は
最初の数字がライン数を表わし、次の数字がピクセル数
を表わしている。つまり、X(0,0)は第一ライン第
一ピクセルの階調データ、X(0,1)は第一ライン第
2ピクセルの階調データとなる。実際は1120ピクセ
ルを1024ピクセルに縮小するため、1024/11
20=32/35から、35ピクセルを32ピクセルに
縮小することになり、計算式は、
【0016】
【数2】 X(0,0)′=(X(0,0)×32 +X(0,1)×3)/35 X(0,1)′=(X(0,1)×29 +X(0,2)×6)/35 X(0,2)′=(X(0,2)×26 +X(0,3)×9)/35 X(0,3)′=(X(0,3)×23 +X(0,4)×12)/35 X(0,4)′=(X(0,4)×20 +X(0,5)×15)/35 X(0,5)′=(X(0,5)×17 +X(0,6)×18)/35 X(0,6)′=(X(0,6)×14 +X(0,7)×21)/35 X(0,7)′=(X(0,7)×11 +X(0,8)×24)/35 X(0,8)′=(X(0,8)×8 +X(0,9)×27)/35 X(0,9)′=(X(0,9)×5 +X(0,10)×30)/35 X(0,10)′=(X(0,10)×2+X(0,11)×32 +X(0,12)×1)/35 X(0,11)′=(X(0,12)×31 +X(0,13)×4)/35 X(0,12)′=(X(0,13)×28 +X(0,14)×7)/35 X(0,13)′=(X(0,14)×25 +X(0,15)×10)/35 X(0,14)′=(X(0,15)×22 +X(0,16)×13)/35 X(0,15)′=(X(0,16)×19 +X(0,17)×16)/35 X(0,16)′=(X(0,17)×16 +X(0,18)×19)/35 X(0,17)′=(X(0,18)×13 +X(0,19)×22)/35 X(0,18)′=(X(0,19)×10 +X(0,20)×25)/35 X(0,19)′=(X(0,20)×7 +X(0,21)×28)/35 X(0,20)′=(X(0,21)×4 +X(0,22)×31)/35 X(0,21)′=(X(0,22)×1+X(0,23)×32 +X(0,24)×2)/35 X(0,22)′=(X(0,24)×30 +X(0,25)×5)/35 X(0,23)′=(X(0,25)×27 +X(0,26)×8)/35 X(0,24)′=(X(0,26)×24 +X(0,27)×11)/35 X(0,25)′=(X(0,27)×21 +X(0,28)×14)/35 X(0,26)′=(X(0,28)×18 +X(0,29)×17)/35 X(0,27)′=(X(0,29)×15 +X(0,30)×20)/35 X(0,28)′=(X(0,30)×12 +X(0,31)×23)/35 X(0,29)′=(X(0,31)×9 +X(0,32)×26)/35 X(0,30)′=(X(0,32)×6 +X(0,33)×29)/35 X(0,31)′=(X(0,33)×3 +X(0,34)×32)/35 …(数2) となる。ここでもX(0,0)〜X(0,34)は縮小
前の第一ピクセルから第35ピクセルであり、X(0,
0)′〜X(0,32)′は縮小後の第一ピクセルから
第32ピクセルである。しかし、縦方向を同様の方法で
処理しようとした場合、複数ライン分のメモリが必要と
なり、回路規模が増大してしまう。そのため、回路規模
が増大しない様に、以下のような処理を行っても実現可
能である。
【0017】図4は縦方向の縮小方法も合わせて示した
図である。
【0018】縦方向は、780ラインを768ラインに
縮小するため、12ラインの削除が必要となる。図4に
おいて、10は削除すべき抽出ライン、11は縮小後の
置換ラインである。縦方向の縮小は、この抽出ライン1
0を、抽出ライン10と次ラインの中間調である置換ラ
イン11に置き換えることにより行う。したがって、置
換ライン11以外の「′」のついたピクセルは横方向を
数2を用いて縮小処理したピクセルであり、置換ライン
11は、抽出ライン10および次ラインを数2で処理
し、且つ、この2ラインの平均値をとるため、
【0019】
【数3】 X(2,0)′=(X(2,0)×32+X(3,0)×32 +X(2,1)×3 +X(3,1)×3)/70 X(2,1)′=(X(2,1)×29+X(3,0)×29 +X(2,1)×6 +X(3,1)×6)/70 X(2,2)′=(X(2,2)×26+X(3,0)×26 +X(2,1)×9 +X(3,1)×9)/70 X(2,3)′=(X(2,3)×23+X(3,0)×23 +X(2,1)×12 +X(3,1)×12)/70 X(2,4)′=(X(2,4)×20+X(3,0)×20 +X(2,1)×15 +X(3,1)×15)/70 X(2,5)′=(X(2,5)×17+X(3,0)×17 +X(2,1)×18 +X(3,1)×18)/70 : : X(2,26)′=(X(2,28)×18+X(3,28)×18 +X(2,29)×17 +X(3,1)×17)/70 X(2,27)′=(X(2,29)×15+X(3,29)×15 +X(2,30)×20 +X(3,1)×20)/70 X(2,28)′=(X(2,30)×12+X(3,30)×12 +X(2,31)×23 +X(3,1)×23)/70 X(2,29)′=(X(2,31)×9+X(3,31)×9 +X(2,32)×26 +X(3,32)×26)/70 X(2,30)′=(X(2,32)×6+X(3,32)×6 +X(2,33)×29 +X(3,33)×29)/70 X(2,31)′=(X(2,33)×3+X(3,33)×3 +X(2,34)×32 +X(3,34)×32)/70 …(数3) となり、ここでは抽出ラインである第三ラインと第四ラ
イン、2ライン分のデータを計算することになる。この
方式ならばラインメモリは一ライン分で済む。詳細は後
で説明する。
【0020】図5は表示モード2のときの横方向の拡大
方法の概念を表わす図である。ここでは、説明のため、
4ピクセルを5ピクセルに拡大する場合について説明す
る。
【0021】図5において、12は4ピクセル分の表示
データ、13は拡大後の5ピクセル分の表示データであ
り、縦軸に表示輝度を白を1、黒を0として表し、横軸
にピクセル幅を表している。この4ピクセル分のデータ
12を5ピクセル分データ13に拡大する場合、4ピク
セル分の幅を5等分、つまり1ピクセル分の幅を5分の
1ずつ狭くし、5分の4ピクセル幅の表示データを1ピ
クセル幅の表示データに変換することにより、4ピクセ
ル分の表示データを5ピクセル分に変換する。したがっ
て、1ピクセル分の表示データの計算式は、
【0022】
【数4】 X(0,0)′=(X(0,0)×4)/4 X(0,1)′=(X(0,0)×1+X(0,1)×3)/4 X(0,2)′=(X(0,1)×2+X(0,2)×2)/4 X(0,3)′=(X(0,2)×3+X(0,3)×1)/4 X(0,4)′=(X(0,3)×4)/4 …(数4) となる。ここでも、「′」のついたデータが処理後の階
調データを表わす。実際は640ピクセルを1024ピ
クセルに拡大するため、1024/640=8/5か
ら、5ピクセルを8ピクセルに拡大することになり、計
算式は、
【0023】
【数5】 X(0,0)′=(X(0,0)×5)/5 X(0,1)′=(X(0,0)×3+X(0,1)×2)/5 X(0,2)′=(X(0,1)×5)/5 X(0,3)′=(X(0,1)×1+X(0,2)×4)/5 X(0,4)′=(X(0,2)×4+X(0,3)×1)/5 X(0,5)′=(X(0,3)×5)/5 X(0,6)′=(X(0,3)×2+X(0,4)×3)/5 X(0,7)′=(X(0,4)×5)/5 …(数5) となる。縮小処理と同様に、縦方向を同様の方法で処理
しようとした場合、複数ライン分のメモリが必要とな
り、回路規模が増大してしまう。したがって、回路規模
が増大しない様、以下のような処理を行うことも可能で
ある。
【0024】図6は縦方向の拡大方法も合わせて示した
ものである。
【0025】縦方向は、480ラインを768ラインに
拡大するため、288ラインの挿入が必要となる。図6
において、14,15はこの挿入位置を表わすための抽
出ライン、16は拡大後の挿入ラインである。縦方向の
拡大は、この抽出ライン14,15の間に、抽出ライン
14と15の中間調である挿入ライン16を挿入するこ
とにより行う。したがって、挿入ライン16以外
の「′」のついたピクセルは横方向を数5を用いて拡大
処理したピクセルであり、挿入ライン15は、抽出ライ
ン14および15を数2で処理し、且つ、この2ライン
の平均値をとるため、計算式は、
【0026】
【数6】 X(3,0)′=(X(2,0)×5+X(3,0)×5)/16 X(3,1)′=(X(2,0)×3+X(3,0)×3 +X(2,1)×2+X(3,1)×2)/16 X(3,2)′=(X(2,1)×5+X(3,1)×5)/16 X(3,3)′=(X(2,1)×1+X(3,1)×1 +X(2,2)×4+X(3,2)×4)/16 X(3,4)′=(X(2,2)×4+X(3,2)×4 +X(2,3)×1+X(3,3)×1)/16 X(3,5)′=(X(2,3)×5+X(3,3)×5)/16 X(3,6)′=(X(2,3)×2+X(3,3)×2 +X(2,4)×3+X(3,4)×3)/16 X(3,7)′=(X(2,4)×5+X(3,4)×5)/16 …(数6) となり、2ライン分のデータを計算することになる。
【0027】また、計算は、R,G,B独立で行い、そ
の際に少数点以下の端数が発生することがあるが、この
端数処理は、背景色と、文字や図形の色との差を明確に
するため、背景色のアトリビュートによって背景色と異
なる色が出力される方向に変換されることが望ましい。
たとえば、背景が黒(R=0000,G=0000,B
=0000)の場合は、RGB各々の平均値算出時に端
数を切り上げ、または四捨五入し、白(R=1111,
G=1111,B=1111)の場合は切り捨てること
により、背景色と異なる色を表示できる。背景色が青
(R=0000,G=0000,B=1111)の様
に、RGB各色毎にアトリビュートが異なる場合は、R
Gの階調算出時は切り上げ処理を、G算出時には切り捨
て処理というように処理を振り分ける。
【0028】縦方向の縮小、拡大の際の抽出ラインの位
置は、等間隔に任意に設定してもよいし、表示データが
少ないラインを判別してもよい。
【0029】図7は置換、削除する水平垂直抽出ライン
の位置を表示データの量から判定する方法を示す図であ
り、17は背景色と異なる色が表示されている画素数を
各水平ライン別に積算したもの、18は、積算結果17
から決定した挿入、削除を行う水平ラインの位置であ
り、表示データのなるべく少ない位置を判別して置換、
挿入位置としていることを示している。
【0030】更に、ウインドウが表示されている画面で
は、ウインドウ領域外を検出して挿入位置としてもよ
い。
【0031】次に、第一の例を実現するためのデータ変
換部4のハードウェア構成の一実施例を図8ないし図1
2を用いて説明する。
【0032】図8はデータ変換部4の内部構成の一実施
例であり、19は表示データ2のうちのR表示データ、
20はG表示データ、21はB表示データ、22はRデ
ータ変換部、23はGデータ変換部、24はBデータ変
換部、25はR液晶表示データ、26はG液晶表示デー
タ、27はB液晶表示データ、81は表示位置判別部、
82は横方向表示位置信号、83は縦方向表示位置信
号、28は表示モード判別部、29は表示モード信号、
30は液晶表示タイミング信号生成部であり、表示位置
判別部81は、タイミング信号3から表示データ2の表
示位置を判別し、横方向の位置は横方向表示位置信号8
2、縦方向の位置は縦方向表示位置信号83として出力
する。表示モード判別部28は、タイミング信号3から
表示モードを判別し、表示モード信号29を出力する。
データ変換部22,23,24は、各々表示データ1
9,20,21を、R,G,B独立で、表示モード信号
29が表わす解像度に合わせ、また横方向表示位置信号
82、縦方向表示位置信号83が示す表示位置に合わせ
て処理する。液晶表示タイミング信号生成部30は、タ
イミング信号3から表示モード信号29が表わす出力解
像度に合わせた液晶表示タイミング信号6を生成する。
【0033】図9はRデータ変換部22の内部構成の一
実施例であり、Gデータ変換部23、Bデータ変換部2
4も同様の構成である。
【0034】図9において、31は縮小処理部、32は
拡大処理部、33は縮小表示データ、34は拡大表示デ
ータ、35は解像度切替手段であり、縮小処理部31は
表示モード信号29が表示モード1を表わす場合、R表
示データ19を横方向表示位置信号82、縦方向表示位
置信号83に従って、縮小表示データ33に変換し、こ
のとき拡大処理部32は動作しない。拡大処理部32は
表示モード信号29が表示モード2を表わす場合、R表
示データ19を横方向表示位置信号82、縦方向表示位
置信号83に従って、拡大表示データ34に変換し、こ
のとき縮小処理部31は動作しない。解像度切替手段3
5は表示モード信号29に従って、表示モード1を表わ
すときは縮小表示信号33を、表示モード2を表わすと
きは拡大表示信号34を、R液晶表示信号25として出
力する。本実施例では2つの表示モードに対応するた
め、縮小処理部31、拡大処理部32が設けられている
が、さらにいくつかの縮小処理部あるいは拡大処理部を
設けることにより、他の解像度にも対応することができ
る。
【0035】図10は縮小処理部31の内部構成の一実
施例である。ここで、先に説明したとおり、表示データ
の水平の並びをピクセル、垂直の並びをラインと呼ぶこ
ととし、以下説明する。つまり、本発明で用いる液晶パ
ネル7は1024ピクセル×768ライン、表示モード
1は1120ピクセル×780ラインということにな
る。
【0036】図10において、36は前々ピクセルデー
タラッチ、37は前ピクセルデータラッチ、38は前々
ピクセルデータ、39は前ピクセルデータ、40は横方
向演算部、41は横方向縮小データ、42はラインメモ
リ、43は前ラインデータ、44は縦方向演算部、45
は縦方向中間調データ、46は出力データセレクタであ
り、前ピクセルデータラッチ37は、R表示データ19
をラッチするため、一ピクセル分前の表示データである
前ピクセルデータ39を出力する。前々ピクセルデータ
ラッチ36は、前ピクセルデータ39をラッチするた
め、R表示データ19より二ピクセル前の前々ピクセル
データ38を出力する。横方向演算部40は、R表示デ
ータ19がどの位置のピクセルのデータであるかによっ
て、横方向表示位置信号82に従って、R表示データ1
9と前ピクセルデータ39、前々ピクセルデータ38を
数2のとおり演算し、横方向縮小データ41として出力
する。詳細は後で説明する。ラインメモリ42は横方向
縮小データ41を一ライン分記憶し、次のラインのR表
示データ19の入力時に読み出す、つまり一ライン前の
データである前ラインデータ43として出力する。縦方
向演算部44は、R表示データ19がどの位置のライン
のデータであるかによって、縦方向表示位置信号83に
従って、横方向縮小データ41と前ラインデータ43を
演算し、縦方向中間調データ45として出力し、出力デ
ータセレクタ46も、縦方向表示位置信号83に従っ
て、横方向縮小データ41か縦方向中間調データ45を
選択し、出力するか、いずれも出力しない。詳細は後で
説明する。
【0037】図11は、拡大処理部32の内部構成の一
実施例である。47は横方向拡大データ、48は挿入デ
ータ用フレームメモリ、49は表示データ用フレームメ
モリ、50は読み出し挿入データ、51は読み出し表示
データであり、それ以外の構成は縮小処理部31と同様
である。
【0038】図11において、前ピクセルデータラッチ
37、前々ピクセルデータラッチ36は縮小処理と同様
の動作をし、横方向演算部40は、横方向表示位置信号
82、数5に従った演算を行い、横方向拡大データ47
として出力する。ラインメモリ42、縦方向演算部44
は縮小処理と同様の動作をし、挿入データ用フレームメ
モリ47は縦方向中間調データ45を、表示データ用フ
レームメモリ49は横方向拡大データ47をそれぞれ一
画面分記憶し、次の一画面の表示データ入力時に、縦方
向表示位置信号83に従って、読み出し表示データ51
の間の任意の位置に読み出し挿入データ50を挿入する
ように読み出すことで拡大処理を行う。
【0039】図12は横方向の拡大処理の入出力タイミ
ングチャートである。
【0040】図12において、52はR表示データ19
の入力タイミング、53は横方向拡大データ47の出力
タイミングであり、R表示データ19が5ピクセル分入
力される間に横方向拡大データ47が8ピクセル分出力
されていることを示している。
【0041】本発明による縮小処理に関する動作の詳細
を、図1、図8、図9および図10を用いて説明する。
【0042】図1において、データ変換部4は表示デー
タ2、タイミング信号3から、出力する液晶パネル7に
合わせた液晶表示データ5、液晶表示タイミング信号6
に変換する。
【0043】図8において、表示位置判別部81は、タ
イミング信号3から表示データが表示されるべき位置を
判別し、横方向表示位置信号82、縦方向表示位置信号
83を生成する。表示位置は、タイミング信号3の液晶
表示クロックをカウントし、そのカウント数から横方向
表示位置を判別でき、液晶水平クロックをカウントし、
そのカウント数から縦方向の表示位置を判別することが
できる、表示モード判別部28はタイミング信号3から
表示モードを判別し、表示する液晶パネル7の解像度に
合わせた表示モード信号29を生成する。表示モード
は、タイミング信号3の液晶水平クロック一周期中の液
晶表示クロックの数を数えることにより、横方向のドッ
ト数を判別でき、液晶垂直同期信号一周期中の液晶水平
同期信号の数を数えることにより、縦方向のライン数を
判別できる。また、表示モード判別部28を持たずに、
外部から表示モード信号29を与えることも可能であ
る。
【0044】表示データ2は、R,G,B各々独立にR
データ変換部22、Gデータ変換部23、Bデータ変換
部24に入力され、表示モード信号29が表わす表示モ
ードに合わせた液晶表示データ5に変換される。また、
液晶表示タイミング信号生成部30は、タイミング信号
3から、表示モード信号52が表わす表示モードに合わ
せた液晶表示タイミング信号6を生成する。
【0045】Rデータ変換部22の表示データ変換に関
する動作の詳細を、図9を用いて説明する。なお、Gデ
ータ変換部23、Bデータ変換部24も同様の動作であ
る。
【0046】図9において、縮小処理部31は表示モー
ド信号29が表示モード1を表わすときに動作し、横方
向表示位置信号82、縦方向表示位置信号83に従っ
て、縮小表示データ33を生成する。拡大処理部32は
表示モード信号29が表示モード2を表わすときに動作
し、横方向表示位置信号82、縦方向表示位置信号83
に従って、拡大表示データ34を生成する。解像度切替
手段35は、表示モード信号29に従って、表示モード
1のときは縮小表示データ33を、表示モード2のとき
は拡大表示データ34を選択して出力する。先に説明し
たが、さらにいくつかの縮小処理部、拡大処理部を設け
ることにより、あらゆる解像度に対応するデータ変換部
を構成することができる。
【0047】縮小処理部31の動作の詳細を図10を用
いて説明する。
【0048】図10において、前ピクセルデータラッチ
37は、R表示データ19をラッチするため、一ピクセ
ル前の表示データである前ピクセルデータ39を出力
し、前々ピクセルデータ36は、前ピクセルデータ39
をラッチするため、さらに一ピクセル前、つまりR表示
データ19より二ピクセル前の表示データである前々ピ
クセルデータ38を出力する。横方向演算部40は、加
算器、乗算器、除算器で構成され、横方向表示位置信号
82が示すR表示データ19の位置が数2に示すX
(0,0)〜X(0,10),X(0,13)〜X
(0,23),X(0,26)〜X(0,34)の位置
であるとき、R表示データ19と前ピクセルデータ39
を演算し、X(0,12),X(0,25)の位置であ
るとき、R表示データ19と前ピクセルデータ39と前
々ピクセルデータ38を演算し、X(0,11),X
(0,24)の位置であるとき、何も出力しないことに
より、数2に示した演算を実行する。以下、35ピクセ
ルを一単位として同様の計算を繰り返すことにより、横
方向の縮小が可能となる。縦方向演算部44は、縦方向
表示位置信号83が示すR表示データ19の位置が図1
1に示す抽出ラインの次のラインであるとき、横方向縮
小データ41と前ラインデータ43を演算し、それ以外
のときは動作しない。出力データセレクタ46は、縦方
向表示位置信号83が示すR表示データ19の位置が図
11に示す抽出ラインであるとき、表示データを出力せ
ず、図11に示す抽出ラインの次のラインであるとき、
縦方向縮小データ45を出力し、それ以外のときは横方
向縮小データ41を出力する。
【0049】本発明による拡大処理の詳細を図11を用
いて説明する。
【0050】図11において、前ピクセルデータラッチ
37は縮小処理と同様の動作をし、横方向演算部40
は、数4に従って、横方向表示位置信号82が示すR表
示データ19の位置が数4に示すX(0,0)の位置の
ピクセルであるとき、R表示データ19のみを演算し、
X(0,1),X(0,3),X(0,4)の位置のピ
クセルであるとき、R表示データ19と前ピクセルデー
タ39を演算したものと、Rピクセルデータ19のみを
計算したもの2ピクセル分をR表示データ19が1ピク
セル分入力される間に出力し、X(0,2)の位置のピ
クセルであるとき、R表示データ19と前ピクセル表示
データ39を演算する。
【0051】図12において、R表示データ19がX
(0,1),X(0,3),X(0,4)の位置のピク
セルであるとき2ピクセル分のデータを出力しているこ
とを示している。
【0052】図11において、ラインメモリ42、縦方
向演算部44は縮小処理と同様の動作をし、縦方向中間
調データ45を中間調データ用フレームメモリ48に、
横方向拡大データ47を表示データ用フレームメモリ4
9にそれぞれ一画面分記憶し、次の一画面の表示データ
入力時に、縦方向表示位置信号に従って、読み出し表示
データ51の間の任意の位置に読み出し挿入データ50
を挿入するように読み出すことで水平ラインの挿入が可
能となる。また、挿入ラインが等間隔の場合、例えば、
nラインに一本、中間調データを挿入する場合、(n+
1)個のラインメモリを設け、挿入する中間調データと
ラインデータを記憶し、次のデータ入力時、nライン分
記憶する間に中間調ラインデータも含めた(n+1)ラ
イン分のデータを読み出すことにより、フレームメモリ
をもたずに水平ラインの挿入が可能となる。
【0053】次に第二の実施例として演算部を簡略化し
た方式について説明する。
【0054】第一の実施例の演算式を簡略化する方法と
して、除算の部分を8または16で割ることにより、除
算器を省略する方法がある。したがって、縮小方法を数
7に従って16ピクセルを15ピクセルに、あるいは数
8に従って8ピクセルを7ピクセルに縮小することによ
り演算部を簡略化することが可能となる。
【0055】
【数7】 X(0,0)′=(X(0,0)×15 +X(0,1)×1)/16 X(0,1)′=(X(0,1)×14 +X(0,2)×2)/16 X(0,2)′=(X(0,2)×13 +X(0,3)×3)/16 X(0,3)′=(X(0,3)×12 +X(0,4)×4)/16 X(0,4)′=(X(0,4)×11 +X(0,5)×5)/16 X(0,5)′=(X(0,5)×10 +X(0,6)×6)/16 X(0,6)′=(X(0,6)×9 +X(0,7)×7)/16 X(0,7)′=(X(0,7)×8 +X(0,8)×8)/16 X(0,8)′=(X(0,8)×7 +X(0,9)×9)/16 X(0,9)′=(X(0,9)×6 +X(0,10)×10)/16 X(0,10)′=(X(0,10)×5 +X(0,11)×11)/16 X(0,11)′=(X(0,11)×4 +X(0,12)×12)/16 X(0,12)′=(X(0,12)×3 +X(0,13)×13)/16 X(0,13)′=(X(0,13)×2 +X(0,14)×14)/16 X(0,14)′=(X(0,14)×1 +X(0,15)×15)/16 …(数7)
【0056】
【数8】 X(0,0)′=(X(0,0)×7 +X(0,1)×1)/8 X(0,1)′=(X(0,1)×6 +X(0,2)×2)/8 X(0,2)′=(X(0,2)×5 +X(0,3)×3)/8 X(0,3)′=(X(0,3)×4 +X(0,4)×4)/8 X(0,4)′=(X(0,4)×3 +X(0,5)×5)/8 X(0,5)′=(X(0,5)×2 +X(0,6)×6)/8 X(0,6)′=(X(0,6)×1 +X(0,7)×7)/8 …(数8) この式を用いて横方向1120ピクセルを1024ピク
セルに縮小するためには、1120ピクセルの内の70
4ピクセルを16ピクセルから15ピクセルの縮小、4
16ピクセルを8ピクセルから7ピクセルの縮小とする
ことにより実現できる。このように除算器を省略できる
縮小方式を組み合わせることにより、あらゆる解像度に
対応した縮小処理を実現することができる。
【0057】第三の例として、縮小処理をドット単位で
行う方式について、図13を用いて説明する。ここで、
ドットとはカラー液晶パネルの1ピクセルを構成する
R,G,Bそれぞれの表示素子のことであり、1ピクセ
ルは3ドットで構成されるものとして以下説明する。
【0058】図13はドット単位の縮小処理の概念を表
わす図である。ここでは、12ピクセルを11ピクセル
に、つまり36ドットを33ドットに縮小するものとし
て以下説明する。
【0059】図13において、54,55,56はそれ
ぞれ第一、第二、第三抽出ピクセルであり、第一抽出ピ
クセル54のBドットの表示データとその前のピクセル
のBドットの表示データの中間調を計算し、第一抽出ピ
クセル54の前のピクセルのBドットに表示し、第二抽
出ピクセル55のGドットの表示データとその前のピク
セルのGドットの表示データの中間調を計算し、第二抽
出ピクセル55の前のピクセルのGドットに表示し、第
三抽出ピクセル56のRドットの表示データとその前の
ピクセルのRドットの表示データの中間調を計算し、第
三抽出ピクセル56の前のピクセルのRドットに表示す
る。この方式は、ピクセルよりもさらに小さいドットで
処理を行うため、文字や、図形の変形が少なくなる。
【0060】以上の処理を行うデータ変換部4は、CP
U101を用いたソフトウェアでもよいし、ハードウェ
アにより構成されてもよい。また、PC1内に存在して
もよいし、液晶パネル7に内蔵されてもよい。
【0061】本発明を適用したシステムの一実施例を図
14、図15を用いて説明する。
【0062】図14は本発明を適用したしたシステムの
概要図である。
【0063】図14において、57は中央処理装置を搭
載したワークステーションまたはパーソナルコンピュー
タ本体、58は液晶表示装置であり、ワークステーショ
ンまたはパーソナルコンピュータ本体57は複数のこと
なる解像度の表示データを出力し、液晶表示装置58は
自分の持つ液晶パネルの解像度に合わせて、入力される
表示データを変換する手段を持つ。ここでは、ワークス
テーションまたはパーソナルコンピュータ本体56は、
1120×780,1024×768,640×48
0、3種類の表示データを出力し、液晶表示装置57は
1024×768の解像度の液晶パネルを持つものとし
て以下説明する。
【0064】図15は液晶表示装置57の内部構成を示
したものである。
【0065】図15において、58はPC表示データ、
59はPC垂直同期信号、60はPC水平同期信号61
は入力回路であり、入力回路62は入力される信号をT
TLレベルに変換する。たとえば、入力信号がECLレ
ベルならば、ECLレベルをTTLレベルに変換し、ア
ナログ信号ならば、A/D変換し、TTLレベルなら
ば、バッファの役割をする。クロック生成回路63は、
PC水平同期信号61からPC表示データ58に同期し
た液晶タイミング信号6の一つである液晶表示用クロッ
クを生成する。データ変換部4は先に説明したとおりの
動作をするが、ここでは、液晶表示タイミング信号3か
らPC表示データ58の解像度を判定し、1120×7
80のときは縮小処理、1024×768のときは処理
をせずそのままのデータを出力し、640×480のと
きは拡大処理を行う。
【0066】また、以上述べてきた拡大縮小手法は、P
C1から出力される表示データを直接液晶パネルの解像
度と同等になるように拡大縮小処理を実行するように説
明してきたが、拡大縮小を段階的に実行する手法を用い
てもよい。
【0067】例えば、640ピクセル×480ラインで
表現された表示データを1120ピクセル×780ライ
ンに変換する場合、まず、表示データを一旦2倍にあた
る1280ピクセル最初から1120ピクセル×780
ラインに拡大しようとすると、挿入するライン数が多い
ため時間がかかるが、2倍に当たる1280ピクセル×
960ラインに拡大するのは、処理が簡単なため速い処
理ができ、その後のピクセル数、ライン数を低減は少な
くてすむため、全体としても速い処理ができる。
【0068】この反対に、図1の液晶パネル7の解像度
が640ピクセル×480ラインで、PC1から112
0ピクセル×780ラインの表示データが出力された場
合には、まったく反対の手順で縮小処理を実行すること
も可能である。
【0069】第四の例として、図1のパーソナルコンピ
ュータ、ワークステーション1がVTR等の動画表示を
取り込んで、実施例1、2と同様の演算を行うことによ
り液晶パネル7に表示する場合について図16ないし図
25を用いて説明する。
【0070】図16は、第四の実施例を実現するための
構成を示す図である。
【0071】図16において、102はNTSC信号、
103はRGB変換部であり、RGB変換部103は、
VTR等から出力されるNTSC信号102をRGB信
号である表示データ2に変換する。このRGBに変換し
た信号である表示データ2を、データ変換部4におい
て、第一、第二の実施例で示した方法で変換することに
より、液晶パネル7の解像度に合わせて表示することは
可能である。また、データ変換部4を用いずに、NTS
C信号をRGB信号に変換する際に、第一、第二の実施
例で示した演算方法を適用する、つまり、データ変換部
4の演算機能をRGB変換部103に持たせた場合につ
いて図17〜25を用いて説明する。
【0072】図17は、データ変換部4の演算機能をR
GB変換部102に持たせた場合の構成を示す図であ
る。
【0073】図17において、109はRGB拡大変換
部、201は拡大表示データ、202は拡大表示タイミ
ング信号であり、RGB拡大変換部109は、NTSC
信号102をRGB信号に変換する際、拡大処理を行
い、拡大表示データ201、拡大タイミング信号202
を出力する。詳細は後で説明する。110は液晶表示信
号生成部であり、液晶表示信号生成部110は、拡大表
示データ201、拡大タイミング信号202から、液晶
表示用の液晶表示データ5及び液晶タイミング信号6を
生成する。ここでは、実施例1、2のデータ変換部4と
は異なり、拡大、縮小等の変換処理は行わない。
【0074】図18はNTSC信号の波形図である。
【0075】図18において、104はNTSC信号、
105は輝度信号、106は色信号であるC信号、10
7は色の基準となる基準バースト、108は同期信号で
あり、NTSC信号104は、輝度信号105、C信号
106、同期信号108のコンポジット(混合)信号で
ある。Y信号105はその電圧レベルで輝度を表わし、
C信号106はその振幅で彩度(色の鮮やかさ)を、基
準バースト107との位相差で色相(色合い)を表わし
ている。
【0076】図19は、NTSC信号102をPCに取
り込み、RGB信号に変換する際に、本発明を適用した
場合のブロック図である。以後の説明の簡単化のため、
液晶パネル7は1024×768ピクセルの画素で構成
され、PCで取り込む動画は240×180ピクセルと
し、本発明を適用して拡大処理を行うものとする。
【0077】図19において、132はNTSC信号1
02を輝度信号及び同期信号の混合信号であるY信号と
色信号Cに分離するY/C分離手段であり、133は輝
度信号と同期信号の混合信号であるY信号、111は色
信号であるC信号であり、Y/C分離手段132はコン
ポジット信号であるNTSC信号102をY信号133
とC信号111に分離する。112は同期分離手段、1
13は同期信号、114は輝度信号であり、同期分離手
段112は、輝度信号と同期信号の混合信号であるY信
号133を、同期信号113と輝度信号114に分離す
る。115はR−Y復調手段、116はG−Y復調手
段、117はB−Y復調手段、118はR表示の輝度成
分を除いた色信号であるR−Y信号、119はG表示の
輝度成分を除いた色信号であるG−Y信号、120はB
表示の輝度成分を除いた色信号であるB−Y信号であ
り、R−Y復調手段115は、C信号111の基準バー
ストとの位相差と振幅から、R成分の強さのみを復調
し、R−Y信号118として出力する。G−Y復調手段
116は、C信号111の基準バーストとの位相差と振
幅から、G成分の強さのみを復調し、G−Y信号119
として出力する。B−Y復調手段117は、C信号11
1の基準バーストとの位相差と振幅から、B成分の強さ
のみを復調し、B−Y信号120として出力する。12
1は拡大変換部、123は拡大R−Y信号、124は拡
大G−Y信号、125は拡大B−Y信号、122は拡大
輝度信号であり、拡大変換部121は、R−Y信号11
8、G−Y信号119、B−Y信号120、輝度信号1
14を受けて演算を行い、各々拡大R−Y信号123、
拡大G−Y信号124、拡大B−Y信号125、拡大輝
度信号122を生成する。また、拡大表示用の拡大表示
タイミング信号202を生成する。詳細は後で説明す
る。126はR信号生成手段、127はG信号生成手
段、128はB信号生成手段、129は拡大R表示デー
タ、130は拡大G表示データ、131は拡大B表示デ
ータであり、R信号生成手段126は、拡大R−Y信号
123と拡大輝度信号122から拡大R表示データ12
9を、G信号生成手段127は拡大G−Y信号124と
拡大輝度信号122から拡大G表示データ130を、B
信号生成手段128は拡大B−Y信号125と拡大輝度
信号122から拡大B表示データ131を生成する。
【0078】図20は拡大変換部121の内部構成図で
ある。
【0079】図20において、134はR−Yデジタル
変換部、135はG−Yデジタル変換部、136はB−
Yデジタル変換部、137は輝度デジタル変換部、13
8はR−Yデジタル信号、139はG−Yデジタル信
号、140はB−Yデジタル信号、141は輝度デジタ
ル信号である。R−Yデジタル変換部134は、R成分
の強さを電圧レベルで表わす信号であるR−Y信号11
8を、デジタル信号に変換し、R−Yデジタル信号13
8として出力する。G−Yデジタル変換部135は、G
成分の強さを電圧レベルで表わす信号であるG−Y信号
119を、デジタル信号に変換し、G−Yデジタル信号
139として出力する。B−Yデジタル変換部136
は、B成分の強さを電圧レベルで表わす信号であるB−
Y信号120を、デジタル信号に変換し、B−Yデジタ
ル信号140として出力する。輝度デジタル変換部13
7は、輝度成分の強さを電圧レベルで表わす信号である
輝度信号114を、デジタル信号に変換し、輝度デジタ
ル信号141として出力する。143は表示タイミング
信号生成部であり、表示タイミング信号生成部143
は、同期信号113から拡大表示用の拡大表示タイミン
グ信号202を生成する。表示位置判別部81は、実施
例1,2と同様に横方向表示位置信号82及び縦方向表
示位置信号83を生成する。144はR−Yデータ拡大
変換部、145はG−Yデータ拡大変換部、146はB
−Yデータ拡大変換部、147は輝度データ拡大変換部
であり、R−Yデータ拡大変換部144は、R−Yデジ
タル信号138を拡大R−Y信号123に変換し、G−
Yデータ拡大変換部145は、G−Yデジタル信号13
9を拡大G−Y信号124に変換し、B−Yデータ拡大
変換部146は、B−Yデジタル信号140を拡大B−
Y信号125に変換し、輝度データ拡大変換部147
は、輝度デジタル信号141を拡大輝度信号122に変
換する。各々のデータ拡大変換部は、図11と同様の構
成であり、同様の動作をするが、横方向演算部40は、
本実施例では240ピクセルを640ピクセルに拡大す
るため、640/240=8/3から、3ドットを8ド
ットに拡大することになり、計算式は、
【0080】
【数9】 Z(0,0)′=(Z(0,0)×3)/3 Z(0,1)′=(Z(0,0)×3)/3 Z(0,2)′=(Z(0,0)×2+Z(0,1)×1)/3 Z(0,3)′=(Z(0,1)×3)/3 Z(0,4)′=(Z(0,1)×3)/3 Z(0,5)′=(Z(0,1)×1+Z(0,2)×2)/3 Z(0,6)′=(Z(0,2)×3)/3 Z(0,7)′=(Z(0,2)×3)/3 …(数9) となる。ここで、Z(0,0)′〜Z(0,7)′は拡
大後の第一ピクセルから第八ピクセル、Z(0,0)〜
Z(0,2)は拡大前の第一ピクセルから第3ピクセル
のR−Yデータ、G−Yデータ、B−Yデータ、輝度デ
ータである。
【0081】図21は、拡大処理の入出力タイミングを
示す図である。
【0082】図21において、148はR−Yデジタル
信号138の入力タイミング、149は拡大R−Y信号
123の出力タイミングであり、R−Yデジタル信号1
38が3ピクセル分入力される間に、演算された拡大R
−Y信号123が8ピクセル分出力されていることを示
している。
【0083】縦方向の拡大は、実施例1,2と同様に中
間調を挿入することによって実現してもよいし、180
ラインを480ラインとする、つまり、3ラインを8ラ
インに拡大するため、縦方向3ラインを一旦3倍し9ラ
インとし、その9ラインから1ラインを単純削除し8ラ
インとすることにより実現してもよい。また、縦方向第
一ラインを2倍、第二、第3ラインを3倍とすることに
より3ラインを8ラインに拡大することも可能である。
【0084】第四の実施例では、拡大変換部を4個設け
ているが、R−Y信号、G−Y信号、B−Y信号、Y信
号の特性から、RGB拡大変換部109を簡略化した実
施例を第五、第六の例として以下に2例示す。
【0085】第五の例として、G−Yデータの処理を必
要としない場合の実施例を示す。
【0086】図22はG−Yデータの処理を必要としな
いRGB拡大変換部109の構成を示す図である。
【0087】図22において、Y/C分離手段132、
同期分離手段112、R−Y復号手段115、B−Y復
号手段117は第四の実施例と同様に動作する。150
はRBY拡大変換部であり、RBY拡大変換部150
は、輝度デジタル信号114、R−Yデジタル信号11
8、B−Yデジタル信号120を、第四の実施例と同様
に、拡大輝度信号122、拡大R−Y信号123、拡大
B−Y信号125に変換する。したがって、RBY拡大
変換部150の内部構成は、拡大変換部121の中から
G−Yデジタル変換部135、G−Y拡大変換部145
を取り除くことができる。151はG−Y信号生成部で
あり、G−Y信号生成部151は、G−Yデータが以下
の計算式から算出可能であることから、拡大R−Y信号
123、拡大B−Y信号125から、拡大G−Y信号1
24を生成する。
【0088】
【数10】 Z(G)=−0.51×Z(R)−0.19×Z(B) …(数10) R信号生成部126、G信号生成部127、B信号生成
部128は、第四の実施例と同様に動作する。
【0089】さらに、第六の例として、人間の視角特性
が、色よりも輝度に対して敏感であることから、R−Y
拡大処理、G−Y拡大処理、B−Y拡大処理を省略する
ことにより、拡大変換部121の構成を簡略化した実施
例を示す。
【0090】図23はR−Y拡大処理、G−Y拡大処
理、B−Y拡大処理を省略した場合の拡大変換部121
の構成である。
【0091】図23において、R−Yデジタル変換部1
34、G−Yデジタル変換部135、B−Yデジタル変
換部136、輝度デジタル変換部137、表示タイミン
グ信号生成部143、表示位置判別部81は、実施例4
と同様に動作する。152はR−Yデータ出力部、15
3はG−Yデータ出力部、154はB−Yデータ出力
部、155はR−Y無演算データ、156はG−Y無演
算データ、157はB−Y無演算データであり、R−Y
データ出力部152、G−Yデータ出力部153、B−
Yデータ出力部154は、各々実施例3のような演算を
行わずに、R−Y無演算データ155、G−Y無演算デ
ータ156、B−Y無演算データ157を生成する。詳
細は後で説明する。輝度拡大変換部147は実施例4と
同様に動作する。
【0092】図24は、R−Yデータ出力部152の内
部構成を示す図である。
【0093】図24において、158はフリップフロッ
プ、159は横方向R−Y拡大信号であり、フリップフ
ロップ158は、R−Yデジタル信号138を拡大タイ
ミング信号202の同期クロックに同期させた横方向R
−Y拡大信号159を出力する。160は拡大用フレー
ムメモリであり、拡大用フレームメモリ160は、縦方
向の拡大のために、横方向R−Y拡大信号159一画面
分を、一旦、格納し、次のフレームで拡大タイミング信
号202、縦方向表示位置信号83に従って読み出す。
本実施例では、縦方向は180ラインを480ライン
に、つまり、3ラインを8ラインに拡大するため、R−
Yデジタル信号138の第一ラインは2回、第二、第三
ラインは3回読み出すことにより、3ラインを8ライン
に拡大する。
【0094】図25は第六の実施例における拡大処理の
入出力タイミングを示した図である。
【0095】図25において、161はR−Y無演算デ
ータ155の出力タイミングであり、R−Yデジタル信
号138が3ピクセル分入力される間に、演算を行わな
い単純に同期クロックに同期させただけのR−Y無演算
データ155が8ピクセル分出力されていることを示し
ている。
【0096】また、第六の実施例でも、第五の実施例同
様、G−Yデータの処理を省略することが可能である。
【0097】以上の実施例は、RGBデータ、NTSC
信号に関する演算であるが、輝度と色度を表わすYUV
信号にも適用可能である。
【0098】
【発明の効果】本発明によれば、35ピクセルから32
ピクセル分のデータ生成、16ピクセルから15ピクセ
ル分のデータ生成、8ピクセルから7ピクセル分のデー
タ生成、5ピクセルから8ピクセル分のデータ生成とい
ったアルゴリズムを用いて表示データを拡大縮小するこ
とにより、液晶ディスプレイの解像度と異なる解像度を
想定して出力された表示データでも、細線の消滅や文字
の変形がなく、拡大、縮小する前の解像度の表示情報を
損なうことのない表示をすることができる。すなわち、
マルチスキャン表示可能な液晶表示装置が提供できる。
【0099】また、多数のソフトウェアがすでに流通し
ている現状を考慮すると、本方式を採用することによ
り、多数のソフトウェアを修正して、液晶表示装置の解
像度に合わせた信号をコンピュータ本体から出力せず
に、マルチスキャンが実現できるため、安価なシステム
の提供が可能である。本方式を採用することにより、ソ
フトウエアの改変の必要がなく、マルチスキャンが実現
できるため、安価なシステムの提供が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したシステム構成の一実施例のブ
ロック図。
【図2】本実施例の表示解像度を示す説明図。
【図3】横方向の縮小の概念を表す説明図。
【図4】中間調置換による縮小の説明図。
【図5】横方向の拡大の概念を表す説明図。
【図6】中間調挿入による拡大説明図。
【図7】表示データの少ないラインの検出方法の説明
図。
【図8】データ変換部の内部のブロック図。
【図9】Rデータ変換部の内部のブロック図。
【図10】縮小処理部の内部のブロック図。
【図11】拡大処理部の内部のブロック図。
【図12】拡大処理の入出力タイミングチャート。
【図13】ドット単位縮小方式の説明図。
【図14】本発明を適用したシステムの説明図。
【図15】本発明を適用した液晶表示装置のブロック
図。
【図16】本発明を動画表示適用したシステム構成の一
実施例のブロック図。
【図17】本発明をRGB変換部に適用した場合のシス
テムのブロック図。
【図18】NTSC信号波形図。
【図19】RGB拡大変換部の内部のブロック図。
【図20】拡大変換部の内部のブロック図。
【図21】拡大処理の入出力タイミングチャート。
【図22】G−Y処理を省略したRGB拡大変換部の内
部のブロック図。
【図23】R−Y処理、G−Y処理、B−Y処理を省略
した拡大変換部の内部のブロック図。
【図24】R−Yデータ生成部の内部のブロック図。
【図25】R−Y処理、G−Y処理、B−Y処理を省略
した拡大処理の入出力タイミングチャート。
【符号の説明】
1…PC、 4…データ変換部、 7…液晶ディスプレイ、 101…CPU。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/26 R 9377−5H (72)発明者 佐藤 裕子 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地株式 会社日立製作所システム開発研究所内 (72)発明者 鈴木 哲也 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立画像情報システム内 (72)発明者 浜田 達蔵 神奈川県海老名市下今泉810番地株式会社 日立製作所オフィスシステム事業部内 (72)発明者 飯島 要 茨城県勝田市市毛1070番地株式会社日立製 作所水戸工場内

Claims (48)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ出力手段が出力する予め定められた
    第一の解像度を有する表示データを受け付け、前記第一
    の解像度より少ない第二の解像度の表示を行う液晶ディ
    スプレイを有し、第二の解像度を表示するディスプレイ
    装置において、 前記第一の解像度の前記表示データに対して、m個の連
    続する表示データの階調データを演算し、n個(m>
    n)の表示データを得、前記第一の解像度の表示データ
    中に含まれる画像情報を損なわずに前記第二の解像度で
    表示することを特徴とする液晶表示方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記m個の連続する表
    示データに基づいて、n個分(m>n)の表示データ
    を、1ピクセルの幅をm/n倍し、その幅の中の表示デ
    ータを1ピクセル分の表示データとすることにより作成
    し、前記m個分の表示データに置き換える液晶表示方
    法。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、mは35であ
    り、nは32である液晶表示方法。
  4. 【請求項4】請求項1または2において、mは16ある
    いは8であり、nは15あるいは7である液晶表示方
    法。
  5. 【請求項5】請求項1または2において、前記表示デー
    タが、R,G,B各々の輝度データである液晶表示方
    法。
  6. 【請求項6】請求項1または2において、前記表示デー
    タが、NTSC信号の輝度データと、R,G,B各々の
    色成分データである液晶表示方法。
  7. 【請求項7】請求項1または2において、前記表示デー
    タが、NTSC信号の輝度データと、R,B各々の色成
    分データである液晶表示方法。
  8. 【請求項8】請求項1または2において、前記表示デー
    タが、NTSC信号の輝度データであることを特徴とす
    る液晶表示方法。
  9. 【請求項9】データ出力手段が出力する予め定められた
    第一の解像度を有する表示データを受け付け、前記第一
    の解像度より少ない第二の解像度の表示を行う液晶ディ
    スプレイを有し、前記第二の解像度を表示するディスプ
    レイ装置において、 縦方向に連続したm本の表示データに基づいて、n本分
    (m>n)の表示データを作成し、前記m本分の表示デ
    ータ中のk本分(n<k≦m)の表示データを前記n本
    分の表示データで入れ替えることを特徴とする液晶表示
    方法。
  10. 【請求項10】請求項9において、mは2であり、nは
    1であり、kは2である液晶表示方法。
  11. 【請求項11】請求項1,2,3,4,5,6,7,
    8,9または10において、前記第一の解像度の1/p
    (pは整数)倍である第三の解像度を有する表示データ
    を生成し、前記第三の解像度を有する表示データを前記
    第二の解像度を有する表示データに変換する液晶表示方
    法。
  12. 【請求項12】データ出力手段が出力する予め定められ
    た第一の解像度を有する表示データを受け付け、前記第
    一の解像度より少ない第二の解像度の表示を行う液晶デ
    ィスプレイを有し、前記第二の解像度を表示するディス
    プレイ装置において、 前記第一の解像度の表示データに対して、m個の連続す
    る表示データの階調データを演算し、n個(m>n)の
    表示データを得るデータ変換手段を有し、前記第一の解
    像度の表示データ中に含まれる画像情報を損なわずに前
    記第二の解像度で表示することを特徴とする液晶表示装
    置。
  13. 【請求項13】請求項12において、前記m個の連続す
    る表示データに基づいて、n個分(m>n)の表示デー
    タを、1ピクセルの幅をm/n倍し、その幅の中の表示
    データを1ピクセル分の表示データとすることにより作
    成し、前記m個分の表示データに置き換えるデータ変換
    手段を有する液晶表示装置。
  14. 【請求項14】請求項12または13において、mは3
    5であり、nは32である液晶表示装置。
  15. 【請求項15】請求項12または13において、mは1
    6あるいは8であり、nは15あるいは7である液晶表
    示装置。
  16. 【請求項16】請求項12または13において、表示デ
    ータが、R,G,B各々の輝度データである液晶表示装
    置。
  17. 【請求項17】請求項12または13において、表示デ
    ータが、NTSC信号の輝度データと、R,G,B各々
    の色成分データである液晶表示装置。
  18. 【請求項18】請求項12または13において、表示デ
    ータが、NTSC信号の輝度データと、R,B各々の色
    成分データである液晶表示装置。
  19. 【請求項19】請求項12または13において、前記表
    示データが、NTSC信号の輝度データである液晶表示
    装置。
  20. 【請求項20】データ出力手段が出力する予め定められ
    た第一の解像度を有する表示データを受け付け、前記第
    一の解像度より少ない第二の解像度の表示を行う液晶デ
    ィスプレイを有し、前記第二の解像度を表示するディス
    プレイ装置において、 縦方向に連続したm本の表示データに基づいて、n本分
    (m>n)の表示データを作成し、前記m本分の表示デ
    ータ中のk本分(n<k≦m)の表示データを前記n本
    分の表示データで入れ替えるデータ変換手段を有するこ
    とを特徴とする液晶表示装置。
  21. 【請求項21】請求項20において、mは2であり、n
    は1であり、kは2である液晶表示装置。
  22. 【請求項22】請求項12,13,14,15,16,
    17,18,19,20または21において、 前記第一の解像度の1/p(pは整数)倍である第三の
    解像度を有する表示データを生成し、前記第三の解像度
    を有する表示データを前記第二の解像度を有する表示デ
    ータに変換する液晶表示装置。
  23. 【請求項23】データ出力手段が出力する予め定められ
    た第一の解像度を有する表示データを受け付け、前記第
    一の解像度より多い第二の解像度の表示を行う液晶ディ
    スプレイを有し、前記第二の解像度を表示するディスプ
    レイ装置において、前記第一の解像度の表示データに対
    して、m個の連続する表示データの階調データを演算
    し、n個(m<n)の表示データを得、前記第一の解像
    度の表示データ中に含まれる画像情報を損なわずに前記
    第二の解像度で表示することを特徴とする液晶表示方
    法。
  24. 【請求項24】請求項23において、前記m個の連続す
    る表示データに基づいて、n個分(m<n)の表示デー
    タを、1ピクセルの幅をm/n倍し、その幅の中の表示
    データを1ピクセル分の表示データとすることにより作
    成し、前記m個分の表示データに置き換える液晶表示方
    法。
  25. 【請求項25】請求項23または24において、mは5
    であり、nは8である液晶表示方法。
  26. 【請求項26】請求項23または24において、前記表
    示データが、R,G,B各々の輝度データである液晶表
    示方法。
  27. 【請求項27】請求項23または24において、前記表
    示データが、NTSC信号の輝度データと、R,G,B
    各々の色成分データである液晶表示方法。
  28. 【請求項28】請求項23または24において、前記表
    示データが、NTSC信号の輝度データと、R,B各々
    の色成分データである液晶表示方法。
  29. 【請求項29】請求項23または24において、前記表
    示データが、NTSC信号の輝度データである液晶表示
    方法。
  30. 【請求項30】データ出力手段が出力する予め定められ
    た第一の解像度を有する表示データを受け付け、前記第
    一の解像度より多い第二の解像度の表示を行う液晶ディ
    スプレイを有し、前記第二の解像度を表示するディスプ
    レイ装置において、縦方向に連続したm本の表示データ
    に基づいて、n本分(m>n)の表示データを作成し、
    前記m本分の表示データに前記n本分の表示データを加
    えることを特徴とする液晶表示方法。
  31. 【請求項31】請求項30において、mは2であり、n
    は1であり、前記2本分の表示データの間に、前記作成
    した1本分のデータを挿入する液晶表示方法。
  32. 【請求項32】請求項23,24,25,26,27,
    28,29,30または31において、 前記第一の解像度の整数倍である第三の解像度を有する
    表示データを生成し、 前記第三の解像度を有する表示データを前記第二の解像
    度を有する表示データに変換する液晶表示方法。
  33. 【請求項33】データ出力手段が出力する予め定められ
    た第一の解像度を有する表示データを受け付け、 前記第一の解像度より多い第二の解像度の表示を行う液
    晶ディスプレイを有し、前記第二の解像度を表示するデ
    ィスプレイ装置において、 前記第一の解像度の表示データに対して、m個の連続す
    る表示データの階調データを演算し、n個(m<n)の
    表示データを得るデータ変換手段を有し、前記第一の解
    像度の表示データ中に含まれる画像情報を損なわずに前
    記第二の解像度で表示することを特徴とする液晶表示装
    置。
  34. 【請求項34】請求項33において、 前記m個の連続する表示データに基づいて、n個分(m
    <n)の表示データを、1ピクセルの幅をm/n倍し、
    その幅の中の表示データを1ピクセル分の表示データと
    することにより作成し、前記m個分の表示データに置き
    換えるデータ変換手段を有する液晶表示装置。
  35. 【請求項35】請求項33または34において、mは5
    であり、nは8である液晶表示装置。
  36. 【請求項36】請求項33または34において、前記表
    示データが、R,G,B各々の輝度データである液晶表
    示装置。
  37. 【請求項37】請求項33または34において、前記表
    示データが、NTSC信号の輝度データと、R,G,B
    各々の色成分データである液晶表示装置。
  38. 【請求項38】請求項33または34において、前記表
    示データが、NTSC信号の輝度データと、R,B各々
    の色成分データである液晶表示装置。
  39. 【請求項39】請求項33または34において、前記表
    示データが、NTSC信号の輝度データである液晶表示
    装置。
  40. 【請求項40】データ出力手段が出力する予め定められ
    た第一の解像度を有する表示データを受け付け、前記第
    一の解像度より多い第二の解像度の表示を行う液晶ディ
    スプレイを有し、前記第二の解像度を表示するディスプ
    レイ装置において、縦方向に連続したm本の表示データ
    に基づいて、n本分(m>n)の表示データを作成し、
    前記m本分の表示データに前記n本分の表示データを加
    えるデータ変換手段を有することを特徴とする液晶表示
    装置。
  41. 【請求項41】請求項40において、mは2であり、n
    は1であり、前記2本分の表示データの間に、前記作成
    した1本分のデータを挿入する液晶表示装置。
  42. 【請求項42】請求項33,34,35,36,37,
    38,39,40または41において、前記第一の解像
    度の整数倍である第三の解像度を有する表示データを生
    成し、前記第三の解像度を有する表示データを前記第二
    の解像度を有する表示データに変換する液晶表示装置。
  43. 【請求項43】外部のデータ出力手段が出力する予め定
    められた第一の解像度を有する表示データを受け付け、
    前記第一の解像度より少ない第二の解像度の表示を行う
    液晶ディスプレイを有し、前記液晶ディスプレイの表示
    画面の1ピクセルがR、G、Bの3ドットで構成される
    液晶表示装置であって、 3×m個の連続するドットに表示される前記表示データ
    に基づいて、3×n個分(m>n)の表示データを作成
    し、前記3×m個分の表示データ中のk個分(n<k≦
    m)の表示データを前記3×n個分の同じ色同士の表示
    データで入れ替えることを特徴とする液晶表示方法。
  44. 【請求項44】請求項43において、mは12であり、
    nは11であり、kは3である液晶表示方法。
  45. 【請求項45】データ出力手段が出力する予め定められ
    た複数の解像度を有する表示データを受け付け、第二の
    解像度を有し、前記表示データに基づいた表示を行う液
    晶ディスプレイを有し、前記液晶ディスプレイの表示画
    面は、複数の線状に配列したピクセルから構成される液
    晶表示装置において、前記外部からの表示データの有す
    る解像度を判定し、 前記判定結果から、前記表示データの解像度が第二の解
    像度と異なる場合に、前記表示データを第二の解像度に
    なるように変換し、 前記表示データの解像度が第二の解像度と同じ場合は、
    前記表示データをそのまま出力することを特徴とする液
    晶表示方法。
  46. 【請求項46】データ出力手段が出力する予め定められ
    た複数の解像度を有する表示データを受け付け、第二の
    解像度を有し、前記表示データに基づいた表示を行う液
    晶ディスプレイを有し、前記液晶ディスプレイの表示画
    面は、複数の線状に配列したピクセルから構成される液
    晶表示装置において、前記外部からの表示データの有す
    る解像度を判定する判定手段と、前記判定結果から、前
    記表示データの解像度が前記第二の解像度と異なる場合
    に、前記表示データを前記第二の解像度になるように変
    換するデータ変換手段を有し、 前記表示データの解像度が前記第二の解像度と同じ場合
    に、前記表示データをそのまま出力する手段を有するこ
    とを特徴とする液晶表示装置。
  47. 【請求項47】請求項46について、前記データ出力手
    段が出力する複数の解像度を有する表示データに合わせ
    て、 前記データ変換手段を複数有する液晶表示装置。
  48. 【請求項48】請求項46について、前記データ出力手
    段が出力する表示データをTTLレベルに変換する手段
    と、 水平同期信号から、表示データに同期したクロックを生
    成する手段を有する液晶表示装置。
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