JPH039704A - 電気寝具の製造方法 - Google Patents

電気寝具の製造方法

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JPH039704A
JPH039704A JP1145906A JP14590689A JPH039704A JP H039704 A JPH039704 A JP H039704A JP 1145906 A JP1145906 A JP 1145906A JP 14590689 A JP14590689 A JP 14590689A JP H039704 A JPH039704 A JP H039704A
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adhesive
wiring
jigs
fabric
heater
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JP1145906A
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Kunio Kimata
木全 國雄
Hiroshi Kobayashi
寛 小林
Hideo Shinoda
英穂 篠田
Kazuyuki Obara
和幸 小原
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電気毛布、電気ふとん、電気膝掛け、等の布製
電気暖房寝具の製造方法に関するものである。
従来の技術 接着を利用した従来の製造方法には、 2枚の布間5、フェルト間、或いはポリウレタンフォー
ムとフェルト間にヒータを所定のパターンで装架した状
態で溶剤系接着剤、水溶性接着剤、ホットメルト接着剤
等で全面的に接着する製造方法や、 また特公昭50−27219号公報に記載されているよ
うに、突片状の治具の上に1枚の毛布の生地を置き、突
片を毛布生地の上に突き出させて、それにヒータを引っ
掛けて配線した後、もう1枚の毛布生地を合わせて加熱
加圧して毛布生地に織り込んだ熱溶着繊維をヒータ間の
部分で溶かし部分的に接着する方法等がある。
発明が解決しようとする課題 これらの従来の接着式製造方法にあって、全面接着方式
は接着後2枚の生地が突っ張り合うので、こしが強くな
りドレープ性に欠け、電気毛布、電気膝掛け、などドレ
ープ性を要求される用途には向かない。
溶剤系の接着剤は溶剤の排気、臭気等の公害問題を生じ
る恐れがあり、水溶性接着剤を用いると、接着剤の加圧
加熱乾燥を必要とするから大損りな製造装置が必要であ
り、また、表面の繊毛が倒れ外観を損なう、ホントメル
ト系の接着剤を用いるオープンタイムが短いため、接着
剤の塗布後、毛布を合わせる間に冷却し、接着出来なく
なるので、加熱、加圧が必要になる。
この加熱加圧時に毛布表面の繊毛が倒れ、外観をはなは
だしく損なう欠点を有している。
また、特公昭50−27219公報にあっては、突片状
の治具が下側の毛布を突き通して出て来るので下側毛布
に傷が生じる0毛布に織り込んだ熱溶融繊維を加熱加圧
する時に表面の繊毛が倒れ、溶解した繊維が固まって風
合を損なう等の欠点を持っている。
そこで本発明は新しい配線治具と新しい接着剤と接着剤
の塗布方法とを組合せる事で種々な生地を使ったドレー
プ性に優れた電気毛布を能率良く生産する製造工程を得
ることを目的としている。
課題を解決するための手段 そして上記目的を達成するために本発明は、上下の毛布
を接着する前に2つの分解可能な配線治具にヒータを配
線し、下側の毛布上に載せ、ヒータの両側に湿気硬化性
のホットメルト接着剤を糸状に塗布し、上側毛布を合わ
せ、室温で軽く加圧して接着一体化する製造方法とした
ものである。
この湿気硬化型ホットメルト接着剤はポリエステル等の
ホットメルト構成分子の先端にイソシアネート基を付け
る処理を行ったもので使用前は湿気を遮断して反応を停
止させ、加熱溶融後塗布し、被接着物を貼り合わせ、空
気中の湿気により架橋反応させ硬化を行わせるものであ
る。
特に長所とするところは塗布後貼り合わせる迄のオープ
ンタイムが20秒から5分程度と長く、かつ、架橋反応
で再溶解温度が20から40℃程度上昇することである
作用 本発明の電気毛布は、上記構成により、ヒータを左右に
分解出来る治具に配線したので配線を効率良く行えると
共に、接着後、治具の取り出しが上側生地を傷つけるこ
となく行える。
接着剤はイソシアネート基が空気中の湿気、または繊維
表面の水分と反応して架橋反応を行い72時間程度で硬
化を完了するが、オープンタイム中でも、空気中の湿気
または、繊維表面の湿気に反応し表面が軽く硬化するの
で、布の上から加圧しても接着剤が上下の布に滲みこん
で布の表面を汚したり、繊毛を倒したり、風合を損ねる
事が無く、接着する事が出来る。
また、接着剤の塗布は110″C程度の低温で出来、更
に放置によりイソシアネート基が架橋反応で硬化し、製
品の使用時は150°C程度迄の高温まで熔融せず高温
での使用が可能となる。
実施例 以下、本発明の電気寝具の製造方法の一実施例を図面を
参照して説明する。
第1図に電気寝具の製造工程を示す。
のは2つに別れた配線治具の組立工程、@は配線治具に
長尺の紐状ヒータを治具上面に配線する工程、 θは治具を反転してヒータを下側にする工程、Oは下側
生地を供給する工程(下側生地は長尺でコンベアー(図
示せず)上を工程Oの方へ間欠的に送る。)、 Φは下側生地上に配線治具を載せる工程、θは複数のノ
ズルからヒータに平行して隣接して接着剤を塗布する工
程、 ■は上側生地の供給、重ね合わせ工程、■は上下生地を
加圧し、同時にヒータを外して、治具を左右に分離し、
上下の生地間から抜き取る工程、 ■は接着した生地を切断する工程である。
第2図は配線治具の上面であり、 1はヒータ、22.23は左右のフレームA、B、24
はフレームA、Bの分離着脱機構、25はヒータを配線
するための保持機構を有する支持金具である。
第3図は支持金具のヒータ保持部の詳細図であ26は止
め具でスライド板27に支えられてヒータ1を保持する
28はガイドピン、28はスライド板27の案内溝であ
る。
第4図はスライド板27を左方向へ移動させた状態を示
し、止め具26は支えを失って倒れ、ヒータ1が外れる
第5図は電気寝具のヒータ配線と、ヒータに隣接して平
行に塗布接着した例を示す図であり、2は下側生地、3
は上側生地、4は接着剤である。
第6図は接着した電気寝具の断面図であり、2枚の布2
,3を接着剤4で接着し、その間にヒータ1を装着して
いる。
本実施例では、接着剤としては湿気硬化形ホントメルト
接着剤、BO3Tlに社製5UPERGRIP 200
0(商品名)であり、110°Cで1.5g/mの塗布
量でノズルから下側のマイヤー編毛布の上に糸状に塗布
した。
更に、20秒後に上側のマイヤー毛布をのせ室温で軽く
加圧した。
更に、治具の止め具を倒してヒータを外し、治具を左右
に分解して毛布から取り除いた。
接着剤は布の表面ににじみ出ることなく、24時間後十
分な接着力が得られた。
また、接着剤の量は0.05から4g/m程度において
も良好な接着力が得られた。
接着作業の都合で塗布後毛布を貼り合わせるまでの時間
が長く必要である時は接着剤の量を多くすれば良い事も
判明した。
接着剤は直線状であれば連続して塗布しても良いし、非
接着部の間隔が15鵬以内の鎖線状に塗布しても良好な
接着力と感触として隣接ヒータの隔離効果が得られた。
毛布を切断して接着剤の生地との絡み合を調べたが、接
着剤1は、平坦に潰れているにもかかわらず、上下の布
に接する面が布の繊維に絡みこんでいるのみで、生地表
面に滲み出ておらず良好な外観を呈した。
発明の効果 以上のように本発明の電気寝具の製造方法によれば、止
め共付で左右に分離できるヒータ配線治具を用いたので
配線を効率良く行えると共に、接着後、治具の取り出し
が布の傷つけることなく行える。
温気効果性ホットメルト接着剤を使用して紐状で2枚の
布間に塗布し、ある程度硬化させたオープンタイムの間
に、加圧接着し、布の繊維に食い込ませたので、接着剤
が表面まで広がらず、少量の接着剤で強力な接着力が得
られ、異物感が少なく、接着面積を必要最小限に出来る
のでドレープ性に優れた発熱体布を得られる。
接着剤は接着後空気中の湿気と反応して架橋硬化するの
でホットメルト塗布時より高温で使用出来る。
接着剤の塗布から加圧接着に至るまでの時間は接着剤の
オープンタイムで制約される。湿気硬化型ホットメルト
接着剤では、容易に30秒から2分間のオープンタイム
を実現できるので、時間的に余裕を持って作業ができる
接着剤は硬化後は高分子状になるので柔らか(、布をも
んでも接着が剥がれる事なく、布に適度なドレープ性を
与えることができる。
布とヒータとは接着しないようにし、かつ、上下の布は
間隔を置いて接着するので、布は折り曲げに際して非接
着部が互いにずれてドレープ性を損なう事がない。
ヒータの両側に近接して接着が行われているので、接着
剤の塗布による布の硬化部分がヒータの異物感に紛れて
しまい気にならない。
布の接着部間を狭くしてヒータが装架部内で使用中ねじ
れるのを防止できる。
2枚の布はボアー地、マイヤー地、ネル、ラシャ、編も
の、トリコット、等の種々な生地を上下の生地として使
用できる。
湿気硬化性ホットメルト接着剤は無溶剤形の接着剤なの
で清潔な作業環境で仕事ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例製造工程図、第2図は同配線
治具の図、第3図は同配線治具の支持金具のヒータ保持
部の詳細図、第4図は同スライド板27を左方向へ移動
させた状態を示す図、第5図は同電気寝具のヒータ配線
と、接着剤の塗布接着した例を示す図、第6図は同接着
した電気寝具の断面図である。 26・・・・・・止め具。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 両側に止め具のある配線治具を傾け長尺のヒータ線を前
    記止め具に順次装荷した後、ヒータ線が配線治具の下側
    に成るよう配線治具を回転させ、下側布の上に載せ、前
    記ヒータ線間に湿気反応型ホットメルト接着剤を塗布し
    た後、オープンタイム内に上側布を合わせ、加圧し、前
    記接着剤を偏平状に変形させ、上側布と下側布の繊維又
    は布目に浸透させ、半硬化接着した後、前記治具の止め
    具を倒してヒータをはずし、治具を左右に分解して前記
    接着布から取り除く工程よりなる電気寝具の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH09252905A (ja) * 1996-03-19 1997-09-30 Marusen Kk ヒータ内蔵シート物品の製造方法
JP2003509820A (ja) * 1999-09-16 2003-03-11 コングスバリ オートモーティブ アーベー 車内を加熱するための加熱素子を製造および付与する方法

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