JPH0396606A - エンジンの弁作動装置 - Google Patents

エンジンの弁作動装置

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Publication number
JPH0396606A
JPH0396606A JP23241789A JP23241789A JPH0396606A JP H0396606 A JPH0396606 A JP H0396606A JP 23241789 A JP23241789 A JP 23241789A JP 23241789 A JP23241789 A JP 23241789A JP H0396606 A JPH0396606 A JP H0396606A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rocker arm
pivot
valve
oil
oil passage
Prior art date
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Pending
Application number
JP23241789A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Matayoshi
豊 又吉
Makoto Nakamura
信 中村
Shigeru Sakuragi
茂 桜木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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Publication of JPH0396606A publication Critical patent/JPH0396606A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はエンノンの弁作動装置、待にエンノンの低回
転時と高回転時とで弁97F特性を切換えるものに関す
る。
(従米の技術) 従米から低中速運転時のトルクと高速運転時の出力向上
を両立する目的で、運転状態に応じて吸気弁または排気
弁のリフト特性を異ならせ、これ(こよって吸排気のタ
イミングあるいは@*ytxを制御することが知られて
いる(例えば特開昭63−167016号公報、特開昭
63−57805号公報等参照)。
これについて説明すると、その揺勤先端が弁に当接する
低速用ロッカアームと、この低速用ロッカアームの片側
に隣接して弁との当接部位を持たない高速用ロッカアー
ムとが共通のロッカシャフトに揺動可能に支持され、低
速用ロフカアームには低速用カムが、高速用aツカ7−
ムには低速用カムよりも開弁角度または弁り7ト量が大
きくなるプロフィールを有する高速用カムがそれぞれ摺
接される。
さらに、ロッカシャフトから所定の距離だけ離れた揺動
部位においてロッカシャフトと平行な方向には、作動油
圧に応動するプランノヤが嵌合穴に嵌まりあるいは嵌合
穴から抜けることで2つのロッカアームが連結されたり
その連結が解かれたリする。
(発明が解決しようとする課題) ところで、このような装置では、各気筒当たり複数のロ
ッカアームが共通のロッカシャフトに支持される構造の
ため、シリンダヘッド上の限られたスペースにより口7
カアームや吸排気弁の配置に対する制約が増えるばかり
か、多気筒工冫ジンの場合は1本のロッカシャフトに装
着される部品数が多くなり、分解時および組み立て時の
作業が繁雑になるという問題点かあった。
また、各ロッカアームがロッカシャフトに支持される構
造のため、ロッカアームの揺動中心を動かせないので、
吸徘ス弁の弁隙間を調節するアジャストスクリュ等の8
!構をロッカアームの揺動先増に介装しなければならず
、動弁系の慣性モーメントを増大させる原因になった。
この発明はこのような従米の問題点を解決することを目
的とする。
(課題を解決するための手段) この発明は、互いにブロ7イールの異なるカムに摺接す
るメインロッカアームとサブロッカアームを備え、両ロ
ッカアームを相対回転可能に連結するシャフトと、両ロ
ッカアームの相対回転を係止する油圧駆動手段を備え、
メインロッカアームはその先靖を吸気弁または排気弁に
当接させるとともに、その基端がシリンダヘッドにピボ
ット紬受を介して揺動可能に支持され、シリンダヘッド
側にピボットを突出させる一方、メインロッカアームの
基端にこのピボットを回動可能に摺接させるピボット受
面を形成し、油圧駆動手段に作動油圧を導く油通路をピ
ボフト軸受の間を貫通して配設した。
(作用) 揺動中心となるピボット受面をロフカアームに直接的に
形成する構造のため、ロッカアームの軽量化がはかれる
とともに、弁隙間を調節するアジヤストスクリュ等をシ
リンダヘッド側に設けることが可能となり、動弁系の慣
性モーメントの増大を抑えて、高速化に対応できる。
ピボット紬受を介して油通路を配設することにより、作
動油の洩れを十分に防いで油圧制御を応答良く行うとと
もに、潤滑油をピボット軸受に供給する役割を果たして
油通路構造の簡素化がはかれる。
また、メインロッ力アームをエンドピボット式とすると
ともに、これにサブロッカアームをシャフトを介しで連
結する構造のため、カムの動きを吸排気弁に伝えるこれ
ら動弁装置をユニットにしてシリンダヘッド上から脱着
することが可能となり、複雑な油圧駆動機構等をユニッ
ト内に収装できるので、工冫ノンの組み立て時および分
解時の作業性を大幅に改善できる。
(実施例) 弟1図,第2図,第3図は、1つの気簡について同一の
機能を有する2つの弁(吸気弁、排気弁のいずれでも良
く、図示のものは吸気弁とする)を備えたエンジンに対
して本発明を適用した場合の実施例を示している。
これについて説明すると、各気簡には2本の吸気弁9に
対応してエンドピボット式のメインロッカアーム1が一
対で設けられ、メインロッカアーム1の先端には吸気弁
9のステム頂部を当接させるアノャストスクリエ10が
ナット11を介して締結される. シリンダへッド8には球面状に突出するピボット4がア
ジャストスクリエ3を介して設けられる一方、メインロ
ッカアーム1の基端にはピボット受面7が一体的に形成
される.ピボット受面7はピボット4を回動可能に摺接
させる円錐状に窪み、メインロッカアーム1をシリング
へッド8に対して揺動可能に支持するピボット軸受を構
成する。
アジャストスクリュ3はシリンダヘッド8に螺合し、ナ
ット5を介して締結され、その螺合量を変えられる. メインロッカアーム1の途中にはシャフト13に二一ド
ルベアリング12を介してローラ14が回転自在に連結
され、このローラ14に低速用カムを転接させるように
なっている。
両メインロ7カアーム1の間には1つのサブロッカアー
ム2が設けられ、このサブロッカアーム2の基端はシャ
フト16を介してメインロツカアーム2に相対的な揺動
可能に連結される。シャフト16はサブロッカアーム2
に形成された穴17に摺動可能に嵌合する一方、各メイ
ンロッカアーム1に形戒された穴18に圧入されている
.サブロッカアーム2は吸気弁9に当接する部位を持た
ず、その先端には高速用カム(図示せず)に摺接するカ
ム7tロア部19が円弧状に突出して形成され、その下
側にはこのカム7オロア部19を高速用カムに押し付け
るロストモーションスプリング20が介装される。
両ロッカアーム1,2の相対回転を係止する油圧駆動手
段として、サブロッカアーム2にはプランジャ21を摺
動自在に嵌合させる穴22が形或され、各メインロッカ
アーム1にはブランジャ23,24を摺動自在に嵌合さ
せる穴25.26がそれぞれ形成され、プランノヤ23
の背後に油室27が画r&される一方、プランジャ24
の背後にリタニンスプリング37が介装される。
各穴22,25.26は所定位置で互いに同軸方向に連
続し、かつ同一径で形成され、油室27に導かれる作動
油圧によ9プランジャ23が穴25,22に、ブランジ
ャ21が穴22.26に渡ってそれぞれ嵌合することに
より、各メインロッカアーム1とサブロッカアーム2が
一体となって揺動するようになっている。
リターンスプリング37の付勢力によりブランジャ23
が穴25の一端に当接した状態では、各プランジャ2 
1,2 3,2 4が各穴2 2,2 5,2 Gにそ
れぞれ収まって、各メインロッカアーム1の揺動を拘束
しないようになっている。
プランノヤ24の嵌合する穴26は図示しない空気抜き
孔29が接続される。
油室27に作動油圧を導く油通路28は、ビボッF受面
7とピボット4の間を貫通して配設される。
メインロッカアーム1にはピボット受面7の内奥部に開
口する通孔31が形成され、この通孔31の開口端には
栓体32が圧入される一方、アジャストスクリュ3には
ピボット4の頂部に開口する通孔33が形成される. 通孔33はシリングへッド8に形成されたオイルギャラ
I/34に連通する。このオイルギャラリ34は図示し
ない切換弁を介してオイルボンブの吐出油圧が所定の高
速運転時に導かれる。切換弁の作動を電子制御するコン
トロールユニットはエンジン回転信号、冷却水温信号、
潤滑油の温度信号、過給機による吸気の過給圧力信号、
スロットルバルブの開度信号等を入力して、これらの検
出値に基づいてエンジントルクの急激な変動を抑えつつ
、後述する低速用カムと高速用カムの切換えを円滑に行
うようになっている。
2つの低速用カムとその間に位置する高速用カムはそれ
ぞれ共通のカムシャフトに一体形成され、エンジンの低
回転時と高回転時において要求される弁リフト特性を満
足するように異なる形状(大きさが異なる相似形も含む
)に形成されている。
つまり、高速用カムは低速用カムと比べ、弁リフト量も
しくは開弁期間の少なくとも一方を大きくするプロ7イ
ールを有している。ここでは、弁リ7口1開弁期間を共
に大きくしてある。
次に作用について説明する。
エンジンの低速運転時、各メインロッ力アーム1は低速
用カムのプロフィールに従って揺動し、各吸気弁9の開
閉駆動する。このとき、サブロッカアーム2は高速用カ
ムによって揺動されるものの、リターンスプリング37
の付勢力により各プランジャ23,21,24が各穴2
 5,2 2,2 Gにそれぞれ収まって、各メインロ
7カアーム1の動きを妨げることはない。
これに対して、エンジンの高速運転時に作動油圧がオイ
ルギャラリ36および油通路28を介して油室27に導
かれると、各ブランジャ23,21,24はリターンス
プリング37に抗して移動し、プランジャ23が各穴2
5.22に渡って嵌合するとともに、プランジャ24が
各穴22,26に渡って嵌合することにより、3つのロ
ッカーアーム1,2が一体となって揺動ずる。ここに、
高速用カムは低速用カムに比較して、弁の開き角度およ
びリフト量が共に大となるように形成されているから、
サブロッカアーム2の揺動時は各メインロッカーアーム
1のローラ14が低速用カムから浮き上がり、各吸気弁
9は高速用カムのブロ7イールに従って開閉駆動され、
弁の開き角度およびリフト量が共に大きくなる。
一方、工冫ジンが高回転域から再び低回転域に移ると、
切換弁の作動により油室27に導かれる油圧が低下し、
リターンスプリング37の弾性復元力により各プランノ
ヤ23,21.24が元の位置に移動して、各メインロ
ッカーアーム1の拘束が解除される。
エンドピボット式ロッカアーム1は、シリンダヘッド8
上の限られた入ぺ一人で吸気弁9のリフト量を比較的に
大きく確保することが可能となり、上記カムの切換えと
相互して高速運転時の吸気充填効率を高めることができ
る。
また、アジャストスクリュ3および7ノヤストスクリュ
10の螺合位置を変えて、吸気弁9のステム頂部とメイ
ンロッカアーム1の弁隙間を零に調節することにより、
所定のり7ト特性を維持するとともに、騒音を防止する
シリングへッド8に設けられるアジャストスクリュ3に
よりメインロッカアーム1の揺動中心の位置を調節して
弁隙間を調節できるので、メインロッカアーム1の先端
に設けられるアジャストスクリュ10を廃止することが
可能となり、慣性モーメントを低減する。
さらに、揺動中心となるピボット受面7をメインロッカ
アーム1に直接的に形成する構造のため、ロッカアーム
の軽量化がはかれ、動弁系の慣性モーメントの増大を抑
えて、高速化に対応できる。
作動油圧を導く油通路28をピボット受面7とピボット
4で構或されるピボット軸受を貫通して形成したことに
より、ピボット4がピボット受面7に対して環状に摺接
する部分で作動油の洩れを十分に防いで油圧制御を応答
良く行うことができる. また、油通路28を通過するオイルはビポ7}4の摺接
部を潤滑して円滑な作動性を維持することができ、その
結果シリングへッド8およびピボ7ト座6に潤滑油通路
を別に設ける必要が照くなり、vt造の簡素化がはがれ
る。
各メインロッカアーム1をエンドとポット式とするとと
も1こ、これ]こサブロ7カアーム2をシャフト16を
介して連結する構造のため、カムの動きを吸排気弁に伝
えるこれら勤弁装置をユニットにしてシリンダヘッド8
上から脱着することが可能となる。3つのプランノヤ2
1.23.24お上びリターンスプリング37等、複雑
な油圧駆動機構等をユニット内(こ収装できるので、工
冫ジンの組み立て時および分解時の作業性を大幅に改善
できる。
(発明の効果) この発明は、互いにプロフィールの異なるカムに摺接す
るメイン口ッカアームとサブロツ力アームを備え、両ロ
ッカアームを相対回転可能に連結止する油圧駆動手段を
備え、メイン口7カアームはその先端を吸気弁または排
気弁に当接させるとともに、その基端がシリンダヘッド
にピボット軸受を介して揺動可能に支持され、メインロ
ッカアームの基端にピボット受面を形成し、油圧駆動手
段に作動油圧を導く油通路をピボット軸受の間を貫通し
て配設したため、またピボットの位置を調節するアジャ
ストスクリュ等の調節8!構をシリングブロック側に固
定的に設けて、可動部材であるメインロッカアームにア
ジャストスクリュ等を取付けることがなく、慣性モーメ
ントの増大を抑えて高速化に対応でき、作動油の洩れを
十分に防いで油圧制御を応答良く行うとともに、油通路
構造の簡素化がはかれ、さらに複雑な動弁装置をユニッ
トにしてエンノンの組み立て時および分解時の作業性を
大幅に改善できる。
【図面の簡単な説明】
弟1図はこの発明の実施例を示す動弁系の平面図であり
、弟2図は同図A−A#Xに沿う断面図、1・・・メイ
ンロッ力アーム、2・・・サブロツカアーム、3・・・
アジャストスクリエ、4・・・ピボット、7・・・ピボ
ット受面、16・・・シャフト、21,23.24・・
・プランジャ、27・・・油室、28・・・油通路。 1−−メイ冫ロツカア−ム 2− サブロツカアーム 3−−−アンヤストスクリュー 4−−−ビボッF 7−・ピボット受面 16−・シャフト 21,23,24・−・ブラニンヤ 27一油室 28−・ラ曲五路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 互いにプロフィールの異なるカムに摺接するメインロッ
    カアームとサブロッカアームを備え、両ロッカアームを
    相対回転可能に連結するシャフトと、両ロッカアームの
    相対回転を係止する油圧駆動手段を備え、メインロッカ
    アームはその先端を吸気弁または排気弁に当接させると
    ともに、その基端がシリンダヘッドにピボット軸受を介
    して揺動可能に支持され、シリンダヘッド側にピボット
    を突出させる一方、メインロッカアームの基端にこのピ
    ボットを回動可能に摺接させるピボット受面を形成し、
    油圧駆動手段に作動油圧を導く油通路をピボット軸受の
    間を貫通して配設したことを特徴とするエンジンの弁作
    動装置。
JP23241789A 1989-09-07 1989-09-07 エンジンの弁作動装置 Pending JPH0396606A (ja)

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