JPH0396576A - 立体駐車装置 - Google Patents

立体駐車装置

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JPH0396576A
JPH0396576A JP23212189A JP23212189A JPH0396576A JP H0396576 A JPH0396576 A JP H0396576A JP 23212189 A JP23212189 A JP 23212189A JP 23212189 A JP23212189 A JP 23212189A JP H0396576 A JPH0396576 A JP H0396576A
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Noriaki Yomo
四方 典明
Michio Murakami
村上 道男
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、多行、多列、多段の駐車空間を有するキュー
ビカル式駐車装置に関するものであり、狭いスペース内
に多数の車両や荷物を収納する場合に使用される。
(従来技術とその問題点) この種の駐車装置としては、特開昭62 −22857
0号に開示のものが公知である。
上記装置は、最上段には昇降可能なパレット台を行列配
置し、最下段には下降されたパレット台を前後方向に移
動させる台車を配置し、中間の各階に前後方向に移動可
能なパレット台を列配置すると共に、その一行分をパレ
ット台の移動スペースとした構成となっている。
この装置においては、車の人出庫に際しては、人出庫さ
せるパレットに対応する下層階のパレット台を前進又は
後退させて空間を形成し、吊設されているパレット台を
昇降させることになる。
従って、パレット台が容易に移動できるために、車の人
出庫に要する時間を節約できる利点があるものの、車の
収納台数を大きくできない不都合がある。
即ち、上記駐車装置では、最下段は車の入出庫時の車の
移動スペースとして位置づけられており、車を収納して
おくことができない。
また、上層段(最上段を除く)においては、前後方向に
移動するパレット台を配列させてあるために、その一行
分全体を移動スペースとせざるを得す、車を収納してお
くことができないことになる。
その結果、a列b行C段に構成した駐車装置においては
、aXb + ax(b−1)X(c−2)台の駐車ス
ペースが最大となり、実施例で示された5列5行5段の
駐車装置においては、85台の車しか収納できず、68
%の駐車効率しか得られないことになる。
(技術的課題) 本発明は、多行、多列、多段の駐車空間を有するキュー
ビカル式駐車装置において、車の人出庫に要する移動ス
ペースを小さくできるようにすることを課題としたもの
である。
(技術的手段) この技術的課題を解決するための技術的手段は、 (イ)最下段には人出庫方向に対して左右方向に移動可
能なパレットを設け、 (ロ)最下段を除く各段には昇降装置によってパレット
の昇降を可能とし、 (ハ)最下段及び最上段を除く各段には、少なくとも一
列を左右方向に他を前後方向に移動可能にした走行フレ
ームを配置し、 (二)各走行フレームにパレットの昇降装置を取り付け
ること、 である。
この場合、パレット及び/又は走行フレーム上に位置検
出手段を配設し、位置検出手段からの信号に基づいてバ
.レットの移動及び昇降並びに走行フレームの移動を制
御することができる。
また、最上段にも少なくとも一列を左右方向に他を前後
方向に移動可能にした走行フレームを配置し、各走行フ
レームにパレットの昇降装置を取り付けることもできる
(技術的手段の作用) 最下段に入出庫方向に対して左右方向に移動可能なパレ
ットを設けると、最下段のいずれの箇所であっても、そ
の前に位置するパレットを左右いずれかの方向へ移動さ
せることによって車の入出庫のための通路を確保できる
従って、最下段では、各列に一行分の空所を設けて置け
ば良いことになる。
最下段を除く各段には、昇降装置によって昇降するパレ
ットが配設してあって、車の入出庫に際しては、最下段
までパレットを昇降させる必要がある。
最下段及び最上段を除く各段には、少なくとも一列を左
右方向への移動を可能にし、他を前後方向への移動を可
能にして走行フレームが配置されているために、走行フ
レームを左右方向へ移動して空所を形成し、その行に配
置されている走行フレームを前進又は後退させると、任
意の位置に空所を形成できることになる。
上段に車を入出庫させる場合には、前記した手順によっ
て走行フレームを移動させ、人出庫させるべきパレット
の昇降空間を形成することになる。
従って、ここでは、左右方向に移動する列内に一個の空
所を設けておくことによって、任意の位置に空間を形成
できることになる。
最下段及び最上段を除く各段におけるパレットの昇降装
置は、各走行フレームに取り付けられているために、走
行フレームの移動と共に車は昇降装置に吊り下げられた
状態で左右又は前後に移動することになる。
最上段においては車の移動スペースを必要とせず、最下
段では一行分の移動スペース、最上段及び最下段を除く
各階では一台分の移動スぺ一スを確保すれば良いことに
なり、移動スペースを最小限とすることができる。
パレット及び/又は走行フレーム上に位置検出手段を配
設し、位置検出手段からの信号に基づいてパレットの移
動及び昇降並びに走行フレームの移動が制御できるよう
にしておくと、車の停止位置の確認から昇降装置の作動
までを電気的に制御することができ、駐車装置の自動化
を図れることになる。
また、最上段に、少なくとも一列を左右方向に他を前後
方向に移動可能にした走行フレームを配置し、各走行フ
レームにパレットの昇降装置を取り付けておくことによ
って、最上段でのパレットの移動が可能となって、その
昇降位置を変更できることになる。
(本発明の効果) 車の移動スペースを最小限にできる結果、駐車スペース
を最大にすることができ、請求項1に記載の発明では、
a列b行C段の駐車装置における駐車台数の一般式は、 axb  +(axb  −1)X(c−1)+  a
x(b−t)となり、これを前記した5列5行5段の従
来の駐車装置に当てはめてみると、本発明の装置では1
17台の駐車が可能となり、実に93.6%の駐車効率
が得られ、大幅に収納台数を増加させられる利点がある
尚、出庫に際しての移動手順は、中間段においては左右
移動→前後移動呻パレット下降の三工程で、その段階で
車を発進させることができる。前記の駐車装置では、前
進移動→パレット台下降→パレットの左右移動を経て車
が発進され、手順としては同じとなり、本発明装置にお
いても同じ手順及び時間で車の出庫ができるのである。
請求項2の発明では、立体駐車装置の自動化ができる結
果、人件費を節約できる利点があり、しかも、駐車場内
に人が入る必要がないため、装置自体の安全性を高めら
れる利点もある。
請求項3の発明では、最上段のパレットが一台分だけ移
動できるため、下段の空所の位置に対応してパレットを
昇降させられる利点があり、例えば、下段に既に形成さ
れている昇降スペースを利用し、最小台数を移動させて
最上段のパレットを昇降させることができる。
(実  施  例) 次に、上記技術的手段の具体例について、図面を参酌し
ながら説明する。
第1図乃至第3図は、3列5行4段に構成した駐車装置
のパレットの移動を説明するための各階平面略図である
1階を第1図(a)、2、3階を第2図(al、4階を
第3図に示した状態において、4階の■のパレットを下
降させる場合について説明する。
1階のパレットは、全て入口(0で示している)に対し
て左右方向(0)に移動し、1行分(図面では左側)が
空所となっている。ここにおける4階の■(本印参照)
のパレットに対応するパレットは■である。
この位置に空所を形威してパレットの下降を保証すると
共に、車を入口へ移行させる通路を形成する必要があり
、第1図18)の状態からパレット■〜■、■〜■及び
■〜[相]を矢印←方向に移動させる(第1図(b)参
照)。
2、3階においては、中央列のパレットは左右方向(0
)に移動し、その前後列のパレットは前後方向(8)に
移動するようにしてあり、中央列の左端に空所を設けて
いる。ここにおける4階の■のパレットに対応するパレ
ットは■であり、ここに空所を設ける必要がある。
第2図+a)の状態から、先ず■〜■を矢印←方向へ移
動させ(第2図(bl参照)、次いでパレット■を矢印
↓方向に移動させて元の■の位置に空所を形成する(第
2図(C)参照)。
上記のパレットの同一方向への移動は同時的に行えば自
動時間を節約することができる。
パレットの移動が終了した段階で4階のパレット■を下
降させ、1階で停止した段階でそのまま車を発進させる
ことができる。
1階におけるパレットの移動は、図示を省略しているが
、パレット列に沿ってその下側にレールを敷設し、パレ
ット裏面にコロを取り付けて置くなど、公知の移動手段
を採用することができる。
2、3階におけるパレットを移動させるための走行フレ
ームとしては、例えば第4図に示したものを採用するこ
とができる。
最上段及び最下段を除く各階には、図示しない桁上に縦
横にレール(1) (2)が敷設してある。
走行フレーム(5)は、枠台(6)の一端に支持枠(7
)を立設したL字形に構成してあり、枠台(6)の長辺
の下部には車輪(9〉 を軸支させてある。この車輪(
9〉 は、枠台(6)上に取り付けたモータ(11)で
回転させられ、レール〈1)に沿ってフレーム(5)が
前後方向に移動する。
支持枠(7)にはモータ(l2)で正逆方向に自転する
一対の巻取りドラム(13)が配置してあり、下端部を
パレット(15)に固定したワイヤ(14)は、ガイド
プーリ(16)を通って他端部がドラム(13)に固定
され、ドラムを(13)を回転させてワイヤを巻取り又
は繰り出すことによって、パレット(15)が枠台(6
)の内側で昇降するようになっている。尚、上記の例で
はワイヤ(l4〉でパレットを吊り下げているが、チェ
ーンやその他の吊り下げ手段を使用することもできる。
左右方向へ移動させる走行フレームは、車輪(9)を枠
台(6)の短辺の下部に、回転軸を90°変位させて軸
支させることになる。
尚、最上段に収納するパレットは、上記した走行フレー
ムと同様の昇降機構採用する他、天井や桁上に昇降装置
を取り付けることができる。
尚、パレットや走行フレームに取り付ける検知手段は、
車両の停止及びその位置、パレットの昇降位置、走行フ
レームの移動位置等を検知するために取り付けるが、こ
れらの検知手段は公知のセンサーを使用し、センサーか
らの出力信号をコンピュータによって制御することにな
る。
【図面の簡単な説明】
図面は、上記技術的手段の具体例を説明するためのもの
で、第1図+al (blは最下段を説明するための概
略平面図、第2図(al (bl (C)は中間段を説
明するための概略平面図、第3図は最上段を説明するた
めの概略平面図、第4図は走行フレームの斜視図である

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)多行、多列、多段の駐車空間を有するキュービカ
    ル式駐車装置において、最下段には入出庫方向に対して
    左右方向に移動可能なパレットを設け、最下段を除く各
    段には昇降装置によってパレットの昇降を可能とし、最
    下段及び最上段を除く各段には、少なくとも一列を左右
    方向に他を前後方向に移動可能にした走行フレームを配
    置し、各走行フレームにパレットの昇降装置を取り付け
    た立体駐車装置。
  2. (2)パレット及び/又は走行フレーム上に位置検出手
    段を配設し、位置検出手段からの信号に基づいてパレッ
    トの移動及び昇降並びに走行フレームの移動を制御でき
    るようにした請求項1に記載の立体駐車装置。
  3. (3)最上段にも少なくとも一列を左右方向に他を前後
    方向に移動可能にした走行フレームを配置し、各走行フ
    レームにパレットの昇降装置を取り付けた請求項1に記
    載の立体駐車装置。
JP1232121A 1989-09-07 1989-09-07 立体駐車装置 Expired - Fee Related JPH0726480B2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5031565A (ja) * 1973-07-21 1975-03-28
JPS5347590A (en) * 1976-10-07 1978-04-28 Kikkoman Corp Preparation of seasoning
JPS63147069A (ja) * 1986-12-10 1988-06-20 株式会社日本製鋼所 平面循環駐車方法及び装置

Patent Citations (3)

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