JPH0396228A - イオン注入方法 - Google Patents

イオン注入方法

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JPH0396228A
JPH0396228A JP23371889A JP23371889A JPH0396228A JP H0396228 A JPH0396228 A JP H0396228A JP 23371889 A JP23371889 A JP 23371889A JP 23371889 A JP23371889 A JP 23371889A JP H0396228 A JPH0396228 A JP H0396228A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 酸化膜を表面に形成した半導体層に不純物イオンを注入
するイオン注入方法に関し、 マイクロチャネリングを発生させずに、不純物濃度を容
易に制御することを目的とし、減圧雰囲気中で、表面に
酸化膜が形成された半導体層に、イオンを該表面の法線
方向から傾けて照射し、前記酸化膜を叩き出して除去し
ながら、前記半導体層の表層を非単結晶化する工程と、
前記半導体層の表層を酸化性雰囲気にさらすことなく、
導電型層形或用不純物イオンを前記非単結晶化半導体層
に注入する工程とを含み構或する.〔産業上の利用分野
〕 本発明は、イオン注入方法に関し、より詳しくは、酸化
膜を表面に形成した半導体層に不純物イオンを注入する
イオン注入方法に関する.〔従来の技術〕 MOS}ランジスタやバイポーラトランジスタ等を半導
体基板に形戒する場合には、半導体基板に硼素や燐イオ
ン等の不純物イオンを注入し、これを拡散して導電型領
域層を形戒することが行われているが、半導体装置の高
集積化及び高速化にともない、不純物イオンを低エネル
ギーで注入して浅い導電型領域層を形戒するようにして
いる.ところで、単結晶の半導体基板に不純物イオンを
垂直に注入すると、不純物イオンはチャネリングによっ
て深く入り込むために、深さ方向に対する所望の不純物
プロファイル分布が得にくくなる.このために、半導体
基板の表面に対する法線から7゜程度傾けた方向から不
純物イオンを注入し、チャネリングの発生を防止するよ
うにしているが、注入された不純物イオンのなかには、
結晶の原子と衝突してイオン進入方向が結晶方向とほぼ
平行になるものがあり、第6図に示すように、不純物の
分布が僅かに深くなるといった不都合がある.この現象
は、マイクロチャネリングと呼ばれている. 〔発明が解決しようとするill!l)そこで、マイク
ロチャネリングを解消するために、半導体基板の表面に
形成された自然酸化暎を利用し、この酸化膜の上からイ
オン注入を行い、この酸化膜によってエネルギーを減衰
させるようにしているが、このSin,′WAによって
不純物イオンの一部が捕捉されてしまい、半導体基板表
層の不純物濃度が低下してしまう. これは、酸化膜の厚さが数十人と薄い場合にも現れ、S
iOtllWを付けたシリコン基板にガリウムイオンを
注入してバイポーラトランジスタのベース層を形戒する
と、例えば第7図に示すように、酸化膜が30〜70人
と薄い場合であっても、基板多一ト抵抗や電流増幅度が
大きく変化することが確かめられている(参考;電子情
報通信学会技術研究報告SDM−88−58). したがって、酸化膜を付着してマイクロチャネリングの
発生を抑制する場合には、不純物濃度の制御が難しくな
るといった不都合がある.本発明はこのような問題に鑑
みてなされたものであって、不純物を注入する際の・マ
イクロチャネリングの発生を抑制し、不純物濃度を容易
に制御することができるイオン注入方法を提供すること
を目的とする. 〔課題を解決するための手段〕 上記した課題は、減圧雰囲気中で、表面に酸化膜が形成
された半導体層に、イオンを該表面の法線方向から傾け
て照射し、前記酸化膜を叩き出して除去しながら、゛前
記半導体層の表層を非単結晶化する工程と、前記半導体
層の表層を酸化性雰囲気にさらすことなく、導電型層形
成用不純物イオンを前記非単結晶化半導体層に注入する
工程とを備えたことを特徴とするイオン注入方法により
解決する. (作 用〕 本発明によれば、半導体層に不純物イオンを注入する前
に、シリコンやゲルマニウム等のイオンを半導体層に注
入するようにしている.この場合、半導体層の表面に酸
化膜を付けた状態で、半導体イオンを斜めに注入するよ
うにしているため、酸化展はそのイオンの衝撃により叩
き出されて除去されることになる.しかも、そのイオン
は、酸化膜を貫通して半導体層に達し、その表層を非単
結晶化することになる. したがって、その後に注入された不純物イオンは、その
非単結晶層によってマイクロチャネリングが起きにくく
なる上に、その濃度が酸化膜によって吸収されることが
なくなり、所望の濃度の不純物イオンを半導体層に注入
することができる.また、本発明によれば、半導体層表
面の酸化膜を予め除去する手間を軽減することが可能に
なる.〔実施例〕 そこで、以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る. 第1図は、本発明の一実施例を断面で示す工程図であっ
て、図中符号lは、シリコンよりなりP型半導体基板で
、その表面には、厚さ22人のStotWA 2が形成
されている(第1図(a)).このような状態において
、例えばNPNバイポーラトランジスタのベース層を形
成する場合には、まず、半導体基板lの上層に形成され
たNウェル3にP型イオン注入層を形戒する必要がある
.そこで、半導体基板lを数↑or’rの減圧雰囲気中
に設置して、半導体基板1の表面に対する法線方向から
角度θを数十度傾けて半導体基板1にゲルマニウムイオ
ンやシリコンイオン等を注入すると(第1図(b))、
半導体基板lのSiOz膜2はそのイオンによって叩き
出されてエッチングされる一方、ゲルマニウム等のイオ
ンが半導体基板1の表層に入り込んでその表層を非単結
晶化して非単結晶層4を形成する(第1図(c)).例
えば、イオン注入エネルギーを40keVとし、注入角
を法線方向に対して60゜として、シリコンやゲルマニ
ウム等のイオンのドーズ量とSiOII!!2のエッチ
ング速度の関係を求めると、第2図のような結果が得ら
れ、ゲルマニウムイオンによれば、ドーズIIXIO1
S/cjの条件で、22人/winのstotll!エ
ッチング速度が得られた.また、イオン注入角度とst
o.膜2とのエッチング速度の関係を求めると、第3図
に示す結果が得られ、60゜の場合にエッチング量が最
大となる.これは、イオン注入角度が大きい場合には、
イオンの跳ね返り量が多く、また、イオン注入角度が小
さい場合には、半導体基板lへの注入にエネルギーが使
用されるため、エッチング量が減少するからと考えられ
る. さらに、ゲルマニウムイオンの注入量分布を調べると、
第4図に示すようなガウス分布状のプロファイルが得ら
れ、この部分が非単結晶層4となる. 次に、自然酸化膜の再付着を防止するために、減圧状態
を保持しながら、例えば、エネルギー数keV程度で、
数度の傾きθ1をもって二弗化硼素イオンを注入すると
、注入されたイオンは非単結晶層4によってチャネリン
グが阻止されて半導体基板lの表層に入り込んでP型イ
オン注入層5を形成する(第1図(d)). 不純物イオン注入後の半導体基板1における分物濃度分
布とその深さの関係についてその一例を示すと、第5図
に示すようになり、シリコンイオン(Si” )を注入
したり、ゲルマニウムイオン(Ge” )を注入した場
合には、非単結晶化されていないシリコン基板1に直接
注入する場合に比べて、深く入り込まず、マイクロチャ
ネリングもほとんと生じていないことがわかる. この後に、半導体基板lの非単結晶層4をアニールし、
この非単結晶層4を単結晶化するとともに、イオン注入
層5を活性化してバイボーラトランジスタのベースとな
る導電型領域層を形戒することになる. なお、上記した例では、P型のイオンを注入する場合に
ついて述べたが、ヒ素等の不純物イオンをN型領域に注
入する場合にも適用できる.〔発明の効果〕 以上述べたように本発明によれば、半導体層の表面に酸
化膜を付けた状態で、シリコンやゲルマニウム等のイオ
ンを半導体層に斜めに注入するようにしているので、酸
化膜はそのイオンの衝撃により叩き出されて除去される
ことになり、酸化膜を別工程によって除去する手間を省
くことができる. しかも、これらのイオンは、酸化膜を貫通して半導体層
に達し、その表層を非単結晶化するため、?純物イオン
を注入する際に、マイクロチャネリングが非単結晶層に
よって抑制される上に、不純物が酸化膜によって吸収さ
れることがなくなり、所望の濃度の不純物イオンを半導
体層に注入することができ、その制御が容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を断面で示す工程図、 第2図は、本発明によるsiotlliエッチング速度
とドーズ量との関係の一例を示す特性図、第3図は、本
発明によるイオン注入角とSiO■膜エッチング速度と
の関係の一例を示す特性図、第4図は、本発明により注
入された非単結晶化イオン濃度の一例を示す分布図、 第5図は、本発明により注入された不純物濃度の一例を
示す分布図、 第6図は、従来方法により注入された不純物濃度の一例
を示す分布図、 第7図は、従来法により形成したバイポーラトランジス
タのベース・シート抵抗と電流利得を示す特性図である
. (符号の説明) 1・・・半導体基板、 2・・・SiOJl (酸化I!)、 3・・・Nウエル(半導体層) 4・・・非単結晶層、 5・・・イオン注入層.

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 減圧雰囲気中で、表面に酸化膜が形成された半導体層に
    、イオンを該表面の法線方向から傾けて照射し、前記酸
    化膜を叩き出して除去しながら、前記半導体層の表層を
    非単結晶化する工程と、前記半導体層の表層を酸化性雰
    囲気にさらすことなく、導電型層形成用不純物イオンを
    前記非単結晶化半導体層に注入する工程とを備えたこと
    を特徴とするイオン注入方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999065069A1 (fr) * 1998-06-08 1999-12-16 Applied Materials Inc. Procede d'implantation d'ions
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JP2011193890A (ja) * 2010-03-17 2011-10-06 Tetsue Kamata 手提げバッグ

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