JPH0395705A - 垂直磁気記録方式 - Google Patents

垂直磁気記録方式

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JPH0395705A
JPH0395705A JP23120489A JP23120489A JPH0395705A JP H0395705 A JPH0395705 A JP H0395705A JP 23120489 A JP23120489 A JP 23120489A JP 23120489 A JP23120489 A JP 23120489A JP H0395705 A JPH0395705 A JP H0395705A
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pulse
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polarity
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Noboru Watanabe
昇 渡辺
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はリングヘッドを用いる垂直磁気記夕,A方式に
関するもので、特にPCM  VTRに好適なものであ
る。
〔従来の技術〕
近年、高密度記録を実現し得る磁気記録方式として、磁
気記録媒体の磁性層に媒体面に対して垂直方向の磁化を
行なう垂直磁気記録方式が提案されている。この垂直磁
気記録方式には種々の方式が提案されているが、そのひ
とつとして1つまたは複数のギャップを有する環状のリ
ングヘッドを用いて垂直磁化を行なう垂直磁気記録方式
がある。
従来のリングヘッドを用いた垂直磁気記録方式では方形
波を記録して第13図(a)に示すような磁化を生じさ
せ、これを再生した場合、再生波1l二か第13図(b
)に示すような原点に対し非対称なダイパルス(dip
ulse )となる欠点があり、このような問題を解決
するものとして、本出願の発明者はNRZI記録を行う
際、データ“1″が発生するごとに正および負の極性の
微小パルスを交万に発生させ、記録電流として記録する
ことを提案している。
すなわち、第14図(a)に示される従来用いられてい
たNRZ I記録電流波形に代えて、これに対応する第
14図(b)に示される記録電流波形(以下、便宜上こ
の記録電流波形をNRZI−F P (root pr
ints )記録波形といい、またNRZI−FP記録
波形を用いた垂直磁気記録方式をNRZI−FP記録方
式という)を用いる。
第14図(b)に示されるようにNRZI−FP記録波
形は、NRZ I記録波形が立ち上がるとき正で、また
立ち下がりで負の微小幅のパルス電流が流される構成の
波形となっている。これらの微小幅パルスのレベルをそ
れぞれ+1と−1とすれば、隣り合うパルス間は中立レ
ベル(0)の電流値となっている。すなわち、NRZ 
I−FP:己録波形は、いかなる2値フォーマットの記
録しようとする信号に対しても、一つの極性のパルスの
次には必らずそれとは逆の極性のパルスが生じ、極性が
交互に変化するパルス列となっていること、およびこれ
らパルス間には必らず中立レベル(Oレベル)が持続す
る期間が存在していることが特徴である。
このFP記録波形により垂直媒体6(未記録の媒体とす
る)に対し垂直磁化がされる様子を、第15図ないし第
18図に経時的に示す。尚、第15図(a)、第16図
(a)、第17図(a)、第18図(a)で示されるの
は記録電流波形であり、また第15図(b)、第16図
(b)、第17図(b)、第18図(b)で示されるの
は垂直媒体6の磁化パターンである。
第15図(a)に示されるようにリングヘッド7(リー
ディング7a1 トレーリング7b,ギャノ17cを有
する)のギャップ7cの中心か図中Dで示す位置にきた
時、NRZ I−FP記録波形か立ち上がり、正の電流
がリングヘッド7に流されたとする。これによりリング
ヘッド7は励磁され、位置Dを中心として両側に逆極性
の磁化が形戊される。なお、ギャップ7cの中心が岨置
Dに至るまでリングヘッド7には電流が流れていないた
め、リングヘッド7の磁化範囲より左方、すなわち位置
Eより左方の垂直媒体6には磁化はされていない。垂直
媒体6上で磁化されていない部分には“0”を示す。
NRZI−FP記録波形は微小幅のパルス電流が流され
る波形であるため、微小時間(この時間をT とする)
に亘り電流が流された後、第16V 図<a)に示すようにリングへヅド7への通電は停止さ
れる。FP記録波形では電流がOVレベルに戻るだけで
直ちに逆極性領域まで反転しないため、よって磁化の反
転も起こらず、従って垂直媒体6にはリングヘッド7の
ギャップ7cの中心線上を磁化反転位置(図中、Fで示
す)として、その両側に略対称な磁化が形成される。こ
れは前述した基本原理の説明からも明らかである。
一方、NRZI−FP記録方式の場合、ビット中央部に
おいては電流がゼロとなっているため、第17図(b)
および第18図(b)に示されるように垂直媒体6に磁
化は形成されない。磁化が形成されるのはFP記録波形
において微小幅のパルス電流が流れた時であり、この時
磁化反転位置F,Hを中心にその両側の狭い領域に逆極
性の磁化が形或される。
このNRZ I−FP記録方式によれば、逆極性の磁化
がリーディング7a及びトレーリング7bにより同時に
形成され、かつその強さは同一のリングヘッド7から発
生した磁界による磁化であるため互いに略等しい強さを
有している。即ち、この各磁化は相互に対称性を有した
磁化となる。また、磁化が形成されるのはNRZI−F
P記録波形の微小幅のパルス電流が流れた時のみである
ため、リングヘッド7が垂直媒体6に対し相対的に変位
してもトレーリング5bがリーディング5aが形威した
磁化を消すようなことはなく、上記の逆極性は保持され
る。更に1ビットを構或する磁化領域(第18図(b)
に梨地で示す)を考えた場合、隣り合う磁化領域の間の
ビット中央領域(第18図(b)にGで示す領域)は磁
化がされていないため、各磁化領域が減磁界を受けるよ
うなことはない。よって磁化反転位置F, Hを中心と
してその両側には略対称な磁化が形成され、この垂直磁
気記録を再生した場合には、対称性を有する再生波形を
得ることができる。これにより、再生波形を再生回路側
で波形等化(ヒルベルト変換等)を行う必要がなくなり
、再生回路の構成を簡単にすることができる。
また、このようなNRZI−FP記録波形は例えば第1
9図に示される回路にNRZ I記録電流波形を通し、
入力信号とからこれを遅延回路11で遅延したものを減
算器12で減算する回路により容易に作ることができる
以上のように、NRZ I−FP記録電流波形の特徴は
記録しようとずる2値の信号の極性変化に対応して互い
に逆極性パルスが交互に繰返し発生し、その正負のパル
スの中間には、必ず零(ニュートラル)期間を有するこ
とである。従って、NRZ I−FP記録電流波形では
、正又は負パルスが夫々連続して発生したり、正パルス
の直後に負パルスが直結した様な波形は生じない。
そして、記録電流の波形を記録しようとする元の信号波
形の極性反転に対応して逆極性をとる微小パルスとそれ
らを連結する中立レベルを有するものとしたことにより
磁化状態を磁化反転位置に対して対称にでき、ダイパル
ス比を媒体やリングヘッドの条件に拘らず略1とするこ
とができる。
また、波形等化処理を行う回路は不要となって回路構成
の単純化を図ることができるとノ(に、全体の回路の調
整も不要となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、NRZ I方式は位相余裕は大きいが、
長くデータ“0″が続くと再生波形上には何も表われず
、再生時の自己同期用のタイミングを抽出することが不
可能となり、ひいては読出しエラーを生じるという欠点
がある。
したがって、自己同期用のタイミングを取れるようにす
るためには、磁化反転なしで最も長く続く間隔(最大磁
化反転間隔T  )を制限するこIIlax とが必要である。
このような自己同期用のタイミングをとれるようにした
方式としてはMFM方式が知られている。
これは第20図(a)に書込み電流、第20図(b)に
磁化の状態、第20図(c)に再坐波形の続出電圧をそ
れぞれ示すように、“0”から“1”に移るときに記録
電流を反転させるとともに、“0”が2つ続いたときに
“0”と“O“の境目で反転させるようにしたものであ
り、臼己同期用のタイミングは容易にとることができる
。しかしながら、この方式の場合には、データ″0″の
ところで形成したクロック抽出用の磁化反転と、データ
“1″による磁化反転の区別を復謂の際に時間軸上で行
わなければならず、α相余裕が半分になってしまうとい
う欠点がある。
また、PCM信号では直流分の多い伝送信号の場合には
、短時間でみると直流分が絶えず変動し、直流分を除く
ことによりロータリートランス等の直流伝送が不可能な
伝送系を通した場合、書き込み電流の基底値が揃わなく
なってパルスの識別再生に誤動作を生ずる。
また、PCM信号では、同一の情報書込密度であっても
、そのビットパターンの状態によっては、局部的にパル
スのまばらな個所や密集した箇所ができることになる。
それによって続出電圧の波高値が低下したり、情報の現
れる位相が変わったりするビット・シフトがあるが、こ
れを有効に防止することが望まれている。
NRZ I方式の場合には、最大磁化反転間隔T  が
無限大で直流成分が存在し、特にリングmax ヘッドによる垂直記録の場合、再生波形が非対称なダイ
パルスとなるために、ビットシフトが大きいという問題
がある。
また、NRZI−FP方式ニオイテハ、DC7リーとな
り、またリングヘッドによる垂直記録の場合、再生波形
が対称なダイパルスとなってビットシフトが小さいと言
う点では改善されるが、最大磁化反転間隔T  が無限
大である点に対してmax は有効ではなかった。
本発明はこのような問題を解決するためになされたもの
で、直流成分を含まず、ビットシフトが小さく、消費電
力が小さい点はNRZI−FP方式と同様で、T  を
制限することにより、再生田ax 時の自己同期用の信号を容易に取り出すことができる垂
直磁気記録方式を提供することを目的とずる。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば、記録すべき2値信号のうちデータ“1
”が発生するごとに中立レベル期間をおいて極性が反転
する微小データパルスをAa IA 電aとしてリング
ヘッドに供給し、垂直磁気異方性媒体に情報を記録する
NRZI−FP記録方式にもとづく垂直磁気記録方式に
おいて、データ“0”が連続する場合に、クロック信号
タイミングに同期した追加パルス電流を0・・・VN 
(Vは追加パルス、Nはこの追加パルスと対になり前記
追加パルスとは逆極性のノーマルパルス、・・・はOが
一足数連続することを表わす)を含むパターンで、かつ
パルスVの極性は先行するデータパルスあるいはノーマ
ルパルスと同極性となるようにしてリングヘッドに供給
して記録し、再生時の自己同期情報を得るようにしたこ
とを特徴とする。
また、本発明によれば、記録すべき2値信号のうちデー
タ“1”が発生するごとに中立レベル期間をおいて極性
が反転する微小データパルスを記録電流としてリングヘ
ッドに供給し、垂直磁気5′!方性媒体に情報を記録す
るNRZI−FP記録ノj式にもとづく垂直磁気記録方
式において、データ“O″が連続する場合に、クロック
信号タイミングに同明した追加パルス電流を0・・・V
0N (Vは追加パルス、Nはこの追加パルスと対にな
り追加パルスとは逆極性のノーマルパルス)を含むパタ
ーンで、かつパルスVの極性は先行するデータパルスあ
るいはノーマルパルスと同極性となるようにしてリング
ヘッドに供給して記録し、再生時の自己同期情報を得る
ようにしたことを特徴とする。
これらの場合、データパルスと追加パルス間、およびノ
ーマルパルスと次の追加パルス間の最短パルス間隔Tは
、リングヘッドの記録ギャップ長をg、垂直磁気異方性
媒体のリングヘッドにχ・1する{目対速度をVとして
 T≧3 g / v  の関係となるように選択され
たものであると良い。
〔作 用〕
記録すべき2値信号のうちデータ″1“の後にデータ“
0”が連続する場合、適当なクロックタイミング位置に
O・・・・・・VNあるいは0・・・・・・V0Nのパ
ターンで追加記録を行うようにしているので、データ“
0”が長く続くような場合であっても自己同期情報を得
ることができる。このため、データ読取りエラーの発生
を押さえることができる。
また、このようなパターンは直流成分を含まず、誤動作
が少なく、消費電力を減少させることができる。
このような追加記録は媒体中の磁化部分がほぼギャップ
長と等しいことを考えると、データパルスと追加パルス
間、およびノーマルパルスと次の追加パルス間の最短パ
ルス間隔Tをギャップ長の3倍程度に選択すればよい。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明にかかる垂直磁気記録方式
について詳細に説明する。
第1図は本発明の垂直磁気記録方式による記録電流波形
を示す波形図である。図中黒く塗りつぶしたパルスは自
己同期用の追加パルスVを、通常表現のパルスはデータ
″1”のデータパルスDまたは追加パルスVと対になり
、追加パルスとは逆極性のノーマルパルスNを表わして
いる。
第1図によれば、データパルスの後に0が4つ続いたと
きは、3つ目にVパルスが、4つ目にNパルスが挿入さ
れる。すなわちOの連続に対して、00VNのパターン
で繰り返し置換が行われる。
この場合、■パルスはその前に存在するDパルスの極性
と同じとなっている。この実施例では最大磁化反転間隔
T  はビット間隔をT,としてIaX 4Tbとなっている。
このような記録電流波形は後述するようにリングヘッド
に与えられ、垂直媒体に書き込まれる。
第2図は本発明の垂直磁気記録方式における記録電流波
形の他の実施例を示す波形図である。この実施例では、
第1図の実施例におけるOOVNパターンの代わりにO
OV0Nのパターンを挿入するようにしている。この実
施例の場合には最大磁化反転間隔T  は5 T bと
なっている。
+iax 第1図に示したVNのパターンはこれのみで2ビットパ
ターンを作るのに対し、この実施例ではV0Nのパター
ンであるので最大磁化反転間隔T  は広がるものの磁
化反転位置は分散するのn+ax で好ましい。
第3図は同じデータに対してNRZ I方式、NRZI
−FP方式、本発明によるNRZI−FP方式(第1図
のパターン)によって得られる記録電流波形がどのよう
に異なるかを比較のために示したものである。各波形の
下に書かれた数字はディジタル値の累積値であるD S
 V (DigitalSum Value )である
。これらからわかるように、本発明の方式では最大磁化
反転間隔T  が一定InaX 以下に押さえられ、またDSVは2以下となって、直流
或分が含まれていない。
第4図は本発明の記録方式においてOOVNのパターン
で追加パルスを挿入した場合の記録電流波形、磁化パタ
ーン、再生波形、傾斜方向検出波形を示し、第5図は追
加パルスを有さない従来のNRZI−FP方式による同
様の内容を比較のために示したものである。
これまでのNRZI−FP方式では再生波形は第5図に
示すように必ず交互極性のダイパルスとなるが、本発明
の方式では追加パルスを揮人したことにより同極のダイ
パルスが現われ、この結果、再生時には同一傾斜方向を
有する再生波形が観察されたときに所定のアルゴリズム
にしたがって、データパルスとそれ以外のパルスとを弁
別することができ、データパルス以外のものをタイミン
グをとるために用いることができる。
この場合、本発明の方式では、0レベルを基準として正
パルス、負パルスを自由に選択できるため、パルスの極
性に情報を与えることにより、位相余裕をNRZ I方
式と等しく保ったままデータパルスとクロック用に追加
したパルスを区別することができる。
次に、このような追加パルスをどのような間隔で発生さ
せるべきかについて弯察する。
垂直異方性媒体にリングヘッドで直流励磁を行った場合
には、第6図に示すように大きさが等しく互いに逆極性
の2つの磁化が記録される。その1つの磁化領域の長さ
LHはギャップ長gにほほ等しい。
NRZ I−FP記録方式では、記録電流パルスの極性
は交互に逆極性となるため、第7図に示すように1ビッ
ト目のリーディング側の磁化ILは2ビット目の磁化を
記録するときにトレーリング側の同極性の磁化2Tで重
ね書きされる。したがって逆極性の記録電流パルスがギ
ャップ長だけ離れて連続することは一向に差支えない。
これに対し、本発明のように同極性の記録電流パルスが
現われる場合には、第8図に示すように追加パルスVと
データパルスDが近接して両者の間隔がギャップ長の2
倍よりも近付くと、データパルスによるリーディング側
DLの磁界と追加パルスVによるトレーリング側VTの
磁界とにより磁化の境界部に磁化反転が形或される。こ
の磁化反転により本来データが存在しないところに疑似
データが記録されてしまうため、このような事態を避け
る必要がある。
したがって、最短パルス間隔Tは、前記リングヘッドの
記録ギャップ長をg,前記垂直磁気異方性媒体の前記リ
ングヘッドに対する相対速度をVとして T>2g/v でなければならないが、余裕をみると Tよ3 g / v である必要がある。
なお、速度Vは次元を合わせるためのものである。
第9図は本発明で使用される垂直磁気記録のための回路
を示すブロック図である。
人力2値データはエンコーダに人力され、ここで所定の
アルゴリズムにしたがって正のパルスと負のパルスが作
或され、これらは加算器12て合成されて記録電流発生
回路13に与えられる。ここで発生させた記録電流はリ
ングヘッドに供給されて垂直磁気記録が行われる。
第10図は本発明で使用される、垂直磁気記録が行われ
た記録媒体から情報を再生するための回路の概略構成を
示すブロック図である。
リングヘッド21で取り出された対称なダイパルス31
を含む再生波形31はゼロクロス検出器22でゼロクロ
スパルス32が取り出される一方で、積分回路23によ
りモノパルス33が得られる。このモノパルス33はそ
れぞれコンバレータでなる正パルスゲート発生器24お
よび負パルスゲート発生器26により正のパルス34と
負のパルス35が取り出される。そして、正のパルス3
4をウィンドウとしてゲート25にゼロクロス波形32
を通すと、データパルス36が取り出され、同様にして
、負のパルス35をウィンドゥとしてゲート27にゼロ
クロス波形32を通すと、追加パルス37が取り出され
る。これらデータパルス36および追加パルス37はデ
コーダ28から2値データ出力として取り出される。
なお、第1図に示したパターンで記録された波形からデ
ータパルスD1ノーマルパルスN1追加パルスVを区別
するには、同極のパルスが連続して現れたときにはその
後側のパルスをVパルス、その直後に現れる異極のパル
スをNパルスとし、Nハ/l/スの後に現れる異極のパ
ルスをデータパルスと認識すれば良い。同様にして、第
2図に示したパターンで記録された波形からデータパル
スD1ノーマルパルスN1追加パルスVを区別するには
、同極のパルスが連続して現れたときにはその後側のパ
ルスをVパルス、Oを隔てて続<異極のパルスをNパル
スとし、Nパルスの後に現れる異極のパルスをデータパ
ルスと認識すれば良い。
第11図は、各種の変調方式につき一覧表にしたもので
、本発明の方式が自己同期が可能でかつDC成分を含ま
ないものであることが分かる。
以上説明した実施例では、OOVNまたはooV0Nの
組み合わせについて説明しているが、本発明はこれに限
られるものではなく、最初の0の数は2以上の任意であ
る。また、最後のビットにOをさらに付加し7’.:0
0VNOやOOV0NOなどのパターンを採用すること
ができ、このようなパターンの場合には最悪パターンを
避けることができるためビット幅が変動するいわゆるビ
ットシフトを減少させることができる。
また、上述した実施例では矩形状の微小パルスを用いて
いるが、本発明はこれに限られるものではなく、第14
図に示すような鋸歯状のパルス波形としても良い。この
ようにパルス波形を矩形から変化させることにより、所
定のパルス幅T 内V においてリングヘッドへの印加電流の制御を行なうこと
かできる。よって、このパルス波形を適立制御すること
により、さらに磁化反転位置の両側に形或される磁化の
対称性を向上させることが14能となる。
さらに、本発明はNRZI−FP方式に適用されている
が、他の自己同期のできない変調方式に応用することも
できる。
〔発明の効果〕
本発明にかかる垂直磁気記録方法によれば、NRZI−
FP記録方式において、自己同期用の電流波形を同時に
記録するようにしているので、データ“0″が連続する
ような場合でも自己同期を得ることができ、読出しの信
頼性を向上させることができる。
しかも、本発明の方式では書込電流波形が直流成分を含
まず、消費電力が小さく、ビットシフトが小さいなどの
NRZI−FP方式の特長はそのまま維持される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかる記録電流波形を示す
波形図、第2図は本発明の他の実施例にかかる記録電充
波形を示す波形図、第3図はNRZ I方式、NRZI
−FP方式、本発明によるNRZ I−FP方式のそれ
ぞれにおける記IA電流波形を示す波形図、第4図は本
発明の方式による記録電流波形、磁化パターン、再生波
形、傾斜方向検出波形を示す説明図、第5図はNRZI
−FP記録方式における第4図と同様のものを比較のた
め示す説明図、第6図は磁化パターンとギャップ長との
関係を示す説明図、第7図は極性の5′コなる2つの電
流波形が隣接ビットに現われる場合を示す説明図、第8
図は極性が同じ2つの電流波形が隣接ビットに現われる
場合を示す説明図、第9図は本発明で仕様される記録系
を示す構成ブロック図、第10図は再生系を示す構成ブ
ロック図、第11図は各種変調方式を比較する図表、第
12図は書込み電流波形として使用される鋸歯状波を示
す波形図、第13図は垂直磁気記録における非対称なダ
イパルスの説明図、第14図はNRZ I方式とNRZ
I−FP方式の比較説明図、第〕5図ないし第18図は
従来堤案されているNRZI−FP方式により磁化が形
成される様子を経時的に示す説明図、第19図はNRZ
I−FP信号を発生させるための回路を示す回路図、第
20図はMFM方式を示す説明図である。 6・・・垂直磁気記録媒体、7,14.21・・・1!
グヘッド、11・・・エンコーダ、12・・・加算器、
13・・・記録電流発生回路、22・・・ゼロクロス検
出器、23・・・積分器、24・・・正パルスゲート、
25・・・ゲート、26・・・負パルスゲート、27・
・・ゲート、28・・・デコーダ。 第16図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、記録すべき2値信号のうちデータ“1”が発生する
    ごとに中立レベル期間をおいて極性が反転する微小デー
    タパルスを記録電流としてリングヘッドに供給し、垂直
    磁気異方性媒体に情報を記録するNRZI−FP記録方
    式にもとづく垂直磁気記録方式において、 データ“0”が連続する場合に、クロック信号タイミン
    グに同期した追加パルス電流を0・・・VN(Vは追加
    パルス、Nはこの追加パルスと対になり前記追加パルス
    とは逆極性のノーマルパルス、・・・は0が一定数連続
    することを表わす)を含むパターンで、かつパルスVの
    極性は先行するデータパルスあるいはノーマルパルスと
    同極性となるようにして前記リングヘッドに供給して記
    録し、再生時の自己同期情報を得るようにした垂直磁気
    記録方式。 2、記録すべき2値信号のうちデータ“1”が発生する
    ごとに中立レベル期間をおいて極性が反転する微小デー
    タパルスを記録電流としてリングヘッドに供給し、垂直
    磁気異方性媒体に情報を記録するNRZI−FP記録方
    式にもとづく垂直磁気記録方式において、 データ“0”が連続する場合に、クロック信号タイミン
    グに同期した追加パルス電流を0・・・V0N(Vは追
    加パルス、Nはこの追加パルスと対になり前記追加パル
    スとは逆極性のノーマルパルス)を含むパターンで、か
    つパルスVの極性は先行するデータパルスあるいはノー
    マルパルスと同極性となるようにして前記リングヘッド
    に供給して記録し、再生時の自己同期情報を得るように
    した垂直磁気記録方式。 3、前記データパルスと追加パルス間、およびノーマル
    パルスと次の追加パルス間の最短パルス間隔Tは、前記
    リングヘッドの記録ギャップ長をg、前記垂直磁気異方
    性媒体の前記リングヘッドに対する相対速度をvとして T≧3g/v の関係となるように選択されたものであることを特徴と
    する請求項1または2記載の垂直磁気記録方式。
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