JP2000020903A - ディスク記憶装置 - Google Patents

ディスク記憶装置

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JP2000020903A
JP2000020903A JP10185120A JP18512098A JP2000020903A JP 2000020903 A JP2000020903 A JP 2000020903A JP 10185120 A JP10185120 A JP 10185120A JP 18512098 A JP18512098 A JP 18512098A JP 2000020903 A JP2000020903 A JP 2000020903A
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recording
data
head
magnetization
disk
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JP10185120A
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English (en)
Inventor
Takaki Furusawa
隆紀 古澤
Kazuto Shimomura
和人 下村
Junichi Akiyama
純一 秋山
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】記録直前の記録データのパターンに応じて磁化
転移を補正する最適に記録補償を実現して、結果的に高
記録密度化に伴う高信頼性を確保したディスク記憶装置
を提供することにある。 【解決手段】特に再生ヘッド3と記録ヘッド2とを一体
化して同一スライダに設けた記録再生分離型のヘッドを
使用するディスク記憶装置であって、記録データと前歴
データの各データパターンを比較判定して、記録擦る磁
化転移の反転方向が記録前の磁化転移方向と同一である
か反対であるかを判定するための判定回路6と、判定結
果に基づいて記録データに対する記録補償処理を実行す
る記録補償回路8とを備えた装置である。判定回路6
は、特に磁化転移がHTまたはETのいずれであるかを
判定する機能を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばハードディ
スクドライブなどに適用し、特に高密度記録に適するデ
ィスク記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、特にハードディスクドライブ(H
DD)などの磁気ディスク記憶装置では、コンピュータ
が取り扱うデータ量の増大化に伴って、大容量化の要求
がますます高まってきている。HDDでは、記憶容量の
増大化を図るために、線記録密度やトラック記録密度の
向上や、また再生ヘッドとしてMRヘッドを採用するな
どの各種の技術開発がなされている。
【0003】MRヘッドを使用するヘッドは、従来の誘
導型ヘッドを記録ヘッドとして使用し、記録ヘッドと再
生ヘッド(MRヘッド)とを同一スライダ上に分離した
状態で一体化した複合ヘッド構造である。このような構
成のヘッドであれば、再生特性と記録特性をそれぞれ最
適に設定できるため、特に高記録密度化を実現する技術
として重要である。一方、HDDなどのディジタル磁気
記録方式を採用しているドライブでは、記録データをデ
ィスク上に記録した磁化パターンに応じて、いわゆる非
線形転移シフト(NLTS:Non−linear T
ransition Shift)と呼ばれる磁化転移
現象が発生することが知られている。このような現象が
発生すると、データ再生時でのリードエラーレートが悪
化する。このため、従来のHDDでは、所定の転移シフ
ト量だけ記録データのビットをシフトさせて補正する前
置記録補償処理を行なう記録補償回路が設けられてい
る。このような記録動作の前に行なう前置記録補償処理
は、高記録密度化には高い信頼性を確保するために極め
て重要な要素になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、HD
Dにおいては、前置記録補償により非線形転移シフトを
減少させることが行われている。ところで、磁化転移現
象には、記録前の磁化方向と記録後の磁化方向とが同一
の場合に発生する転移(easy−transitio
n、以下ETと呼ぶ場合がある)が゛ ある。一方、記録
前の磁化方向と記録後の磁化方向とが反対方向の場合に
発生する転移(hard−transition、以下
HTと呼ぶ場合がある)がある。
【0005】記録データのパターンに応じて、2ビット
連続して磁化転移が発生した場合に、2ビット目の転移
がETまたはHTのいずれかにより、LTS量が異なっ
ている。しかしながら、従来の前置記録補償方式では、
いずれの場合でも同一の記録補償量(遅延量)で、かつ
2ビット目のみの補償処理が行なわれている。従って、
従来の方式では、必ずしも最適な記録補償処理が実現さ
れていない。
【0006】そこで、本発明の目的は、記録直前の記録
データのパターンに応じて磁化転移を補正する最適に記
録補償を実現して、結果的に高記録密度化に伴う高信頼
性を確保したディスク記憶装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、特に再生ヘッ
ドと記録ヘッドとを一体化して同一スライダに設けた記
録再生分離型のヘッドを使用するディスク記憶装置であ
って、記録データと前記前歴データの各データパターン
を比較判定して、記録前後の磁化パターンにおける磁化
転移方向が同一方向であるか反対方向であるかを判定す
るための判定手段と、判定手段により判定された判定結
果に基づいて記録データに対する記録補償処理を実行す
る記録補償手段とを備えた装置である。
【0008】具体的には、前歴データとは、新たな記録
データをディスク上にオーバーライトする直前の記録デ
ータであり、再生ヘッドにより再生される。判定手段
は、記録直前の磁化パターン(前歴データ)と記録デー
タとを比較して、次に記録する磁化転移が前記ETまた
は前記HTのいずれであるかを判定する。記録補償手段
は、前記の判定結果に基づいて記録補償量(遅延量)を
変化させて、転移シフトを効果的に補正する。
【0009】このような構成により、オーバーライトす
る記録データのパターンに応じて磁化転移がETまたは
HTのいずれであるかを判定できるため、NLTSを補
償するための記録補償量を適切に調整することが可能と
なる。従って、記録データのパターンに起因する磁化転
移の位相ずれを確実に補正する事ができる。これによ
り、最適な記録補償処理を実現できるため、高記録密度
化における高い信頼性を確保する事が可能となる。
【0010】なお、本発明の別の観点として、再生ヘッ
ドにより記録直前のデータ(前歴データ)を再生するこ
とで、前記の記録補償処理を行なう方式である。ここ
で、再生ヘッドと記録ヘッドとを同一トラック上で所定
の間隔を有し、かつ再生ヘッドが先行してディスク上の
トラックからデータを再生できるように配置されたヘッ
ドを使用する。この様に、ディスク上の同一位置を再生
ヘッドと記録ヘッドとが通過する時間差を求める手段ガ
必要である。さらに、再生ヘッド記録ヘッドとの間隔
は、再生ヘッドにより再生された前歴データの処理時間
( 能力) に適応して設定するのが望ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して、本発明の実
施の形態を説明する。 (本実施形態のHDDの構成)図1は本実施形態に関係
するHDDの要部を示すブロック図である。
【0012】本実施形態のHDDは、図1に示すよう
に、磁気記録媒体であるディスク1と、記録再生分離型
のヘッド10と、ヘッドアンプ9と、記録信号発生回路
7と、判定回路6と、記録補償回路8とを備えている。
【0013】ヘッド10は、記録ヘッド2と再生ヘッド
3とが同一のスライダに実装された複合構造である。記
録ヘッド2と再生ヘッド3の距離をLとする。ディスク
1は、図示しないスピンドルモータにより所定の方向
(矢印)に回転運動している。ここで、HDDでは、例
えばVTRと異なって消去ヘッドを使用しない。これ
は、HDDでは、ディスク1上の磁性膜が薄く、飽和記
録がなされるため、記録ヘッド2によるオーバーライト
が可能なためである。従って、前回の記録時の磁化が、
そのまま残留した状態で新たな記録動作が行われる。
【0014】この場合、記録前の磁化方向と異なる方向
に磁化を向ける転移と、記録前の磁化方向と同一方向に
磁化を向ける転移ができる。前者をHard−tran
sition、後者をEasy−transition
と呼び、、以下HT,ETと略す。ヘッドアンプ9は、
再生ヘッド3から再生されたデータ(本実施形態では記
録直前の前歴データ)である再生信号を増幅して判定回
路6に出力する。判定回路6は、再生信号である前歴デ
ータのパターンと、記録信号発生回路7から出力される
記録データのパターンとを比較判定する。具体的には、
後述するように、記録データをオーバーライトしたとき
の磁化転移が、ETまたはHTのいずれであるかを判定
する。記録補償回路8は、判定回路6からの判定結果に
基づいて、非線形位相シフトを補正するための記録補償
処理を実行する。 (本実施形態の記録補償処理)本実施形態では、ディス
ク1は回転数がN( rpm) で、速度V( m/s) で走
行(回転)している。速度Vはディスク1の記録エリア
の半径rにより異なり、「V=N/60×π×2×r」
の関係式により決定される。
【0015】再生ヘッド3は、L( m) の距離を有して
記録ヘッド2に先行している。データ記録時に、再生ヘ
ッド3は動作状態であり、記録前の磁化状態(前歴デー
タ)を再生する。図1(A)は、磁化転移形成時のL/
v( s) 前のディスク1上の位置と磁化状態(前歴デー
タ)を示す。また、同図(B)は、磁化転移形成時の位
置と、記録ヘッド2によりオーバーライトされたときの
磁化状態(11)である。図1(A)は、記録直前で磁
化転移が発生する位置4の磁化が右方向であることを示
し、また同図(B)は記録したときの磁化転移が発生す
る位置5の磁化が左方向であることを示している。
【0016】判定回路6は、再生ヘッド3から再生され
た再生信号の前歴データのパターンに基づいて前記の磁
化方向を検出し、また記録信号発生回路7からの記録デ
ータのパターンに基づいて前記の磁化転移の方向を検出
する。ここでは、判定回路6は前歴データの磁化方向が
右方向、記録データの磁化転移が左方向という比較判定
により、次に記録する磁化転移がHTであると判定す
る。これにより、記録補償回路8は、記録データに対し
て記録データの1ビット前に転移がある場合は、NLT
SとHTによるシフトを合わせたシフトを補正するため
の前置記録補償を、記録データのビット前に転移がない
場合はHTによるシフトのみを補正するための前置記録
補償を実行する。
【0017】なお、HDDのCPUは、HDDに設けら
れているサーボ回路からのヘッド位置情報を使用して、
磁化転移形成時の何秒前の磁化状態を使用すればよいか
を計算し、その時刻に、再生ヘッド3により再生された
ディスク1の磁化状態を使用して制御する。
【0018】ここで、オーバーライト動作による記録前
後の磁化状態の変化を、図3を参照して説明する。オー
バーライト記録の場合に、記録前においてはディスク1
には、図3(A)に示すような磁化パターンが残留して
いると想定する。ディスク1は、右からの方向へ進行し
ているものとする。この状態において、同図(B)に示
すような磁化パターンに相当する記録データの記録を行
なう場合に、磁化転移点T1、T2、T3はそれぞれ左
方向、右方向、左方向に転移を反転させる点を意味す
る。この点において、記録前の磁化パターン(図3
(A))の同一の位置はすべて左方向に磁化している。
このとき、T2は前の磁化方向と異る方向に磁化させよ
うとしており、前記HTの磁化転移に相当する。これに
対して、T1及びT3は、磁化方向が゛ 同一であるた
め、前記ETの磁化転移に相当する。
【0019】前記HTのときには、記録前の磁化からの
磁場か、記録ヘッドから磁場と反対方向に加わるため、
記録ヘッド2の記録磁場が弱められる。このため、記録
後の磁化パターンは、図3(C)に示すように、T2が
右方向にΔt1だけシフトして、T21の位置に記録さ
れるという現象が知られている(例えば文献IEEET
rans.Mag.,Vol.33,pp.956を参
照)。
【0020】一方、非線形位相シフトには、NLTS
(Non−linear Transision Sh
ift)と呼ばれる転移シフトを起こすという現象があ
る。この現象は、前の磁化転移からの静磁場が転移形成
時に記録ヘッド2の記録磁場により転移シフトを起こす
という現象である。特に最近傍である1ビット間隔前に
転移がある場合、静磁場の影響派大きく、その場合はヘ
ッドからの記録磁場と同一方向になるが、記録磁場が強
化され、前の磁化転移に近づいて記録される。即ち、図
3(D)に示すように、T2が左方向にΔt2だけシフ
トして、T22の位置に記録される(例えば文献、Be
rtram,“Theory of Magnetic
Recording”,Cambridge Uni
versity Press,1994を参照)。この
現象に対しては、従来から対策として、記録時にあらか
じめ記録位置を所定量遅らせて記録することにより、前
記シフトを補正するという方法(前置記録補償)がある
(例えば特開平6−176486号公報を参照)。
【0021】このシフト(NLTS)補正方法を、図4
を参照して簡単に説明する。図4(A)は、ディスク1
上に正しく記録された場合の磁化パターンを示す。この
磁化パターンにおいて、2ビット連続した磁化転移T
1、T2においては、T1からの静磁場が、記録ヘッド
2からの記録磁場に加わり強める方向に働く。このた
め、記録ヘッド2の記録磁界の半径が広がり、T2の記
録位置がΔt2だけT1側に近づいてしまい、同図
(B)に示すように、磁化パターンにおけるT22の位
置に記録されてしまう。
【0022】そこで、同図(C)に示すように、T2を
予めΔp2だけ遅延させて記録する。このとき、同図
(A)に示す磁化パターンを記録した時と同様に、NL
TSによりΔt3(T1との距離が異なるためΔt2と
は一致しない) だけT2がシフトして、同図(D)に示
すように、T24の位置に記録される。同図(D)に示
す磁化パターンにおいて、T24の位置は「Δp2+Δ
t3」である。この際、前置記録補償量Δp2を最適に
調節すれば、同図(A)に示すT2の位置にT242を
記録することができる。
【0023】しかし、前述のように記録前の磁化パター
ンによる影響を考慮すると、T2がHTとETのどちら
かによってシフト量が異なる。従って、磁化転移を正し
い位置に形成するには、その記録前にその磁化転移がH
Tになるか、ETになるかを判定し、その結果により前
置記録補償量Δp2を変化させる必要がある。
【0024】図3(B)の磁化パターンは、T1とT2
が2ビット連続した磁化転移で、かつT2がHTの場合
である。従って、NLTSとHTによる転移シフトが同
時に発生し、図3(E)に示すように、磁化パターンの
T2がΔs1だけシフトとして、T23の位置に記録さ
れる。これは、HTによる非線形位相シフトが起きた場
合である。同図(C)に示したシフトΔt1と、NLT
Sが起きた場合である同図(D)に示すシフトΔt2の
和になる。そこで、同図(F)に示すように、T2を最
適量Δp1だけシフトして記録する。これにより、同図
(G)に示すように、T2の位置にT24を記録するこ
とができる。図2は本実施形態の変形例を示す図であ
る。本変形例は、同図(A)に示すように、記録前の磁
化パターンが、前述の図1(A)に示すパターンとは異
なる場合である。即ち、図2(A)は、記録直前で磁化
転移が発生する位置4の磁化が左方向であることを示
し、また同図(B)は記録したときの磁化転移が発生す
る位置5の磁化が、図1(B)と同様に、左方向である
ことを示している。
【0025】この状態において、図5(B)に示すよう
に、前記図3(B)に示すパターンと全く等しい磁化パ
ターンをオーバーライトする。この磁化パターンでは、
転移点T2はETであるため、NLTSのみしか起こら
ないので、図5(C)に示すように、T2はΔt2だけ
シフトして、T22の位置に記録される。この図5
(C)に示す磁化パターンは、前記図4(B)に示す磁
化パターンと同一である。従って、図4(C)に示す前
置記録補償量Δp2により最適に補償することができ
る。
【0026】ここで、図3(E)のΔS1と図5(C)
のΔt2とを比較すると、「ΔS1<Δt2」である。
従って、図3(F)に示すHTの時の最適前置記録補償
量Δp1と、図4(C)に示すETの時の最適前置記録
補償量Δp2との関係は、「Δp1<Δp2」となる。
【0027】以上のように、記録直前の磁化状態(磁化
パターン)により最適の前置記録補償量は異なってい
る。そこで、本実施形態では、判定回路6により記録直
前の磁化状態を予め判定し、記録時に判定結果に基づい
て記録補償回路8により前置記録補償量を変化させる。
これにより、オーバーライト時に、適切な記録補償量を
設定して、最適な記録動作を行なうことが可能になる。
【0028】従って、この場合には、判定回路6は次に
記録する磁化転移がETであると判定し、この判定結果
を記録補償回路8に出力する。記録補償回路8は、判定
結果に基づいて、ETに応じた記録補償、即ちNLTS
のみを補正するための記録補償量にて、記録データに対
する記録補償処理を行なう。図2の場合におけるオーバ
ーライト動作による記録前後の磁化状態の変化を、図5
を参照して説明する。ディスクは右から左の方向へ進行
しているものとする。
【0029】ここで、図1及び図2において、判定回路
6には、再生ヘッド3からヘッドアンプ9を介して、例
えば図6(B)に示すように、同図(A)に示す磁化パ
ターンの微分波形である再生信号(再生データ)が入力
される。この微分波形は、磁化パターンにおいて磁化転
移がない部分ではほぼゼロであるが、左方向から右方向
への転移、また右方向から左方向への転移それぞれに逆
方向のピーク波形を示す。また、正負については、再生
ヘッド(MRヘッド)3及びヘッドアンプ9のそれぞれ
の構成と判定回路6への接続状態によって決定される。
ここでは、左方向から右方向への転移では正方向のピー
ク、右方向から左方向への転移では負方向のピークが得
られる場合を示している。
【0030】判定回路6は、前記の微分波形から正方向
のピークが得られた後に、負方向のピークが得られるま
では磁化方向が右方向であると判定し、負方向のピーク
が得られた後に、正方向のピークが得られるまでは磁化
方向が左方向であると判別する。具体的には、例えば判
定回路6は正方向のピークを検出したときにフラグをセ
ットし、負方向のピークを検出したときにフラグをクリ
アする。
【0031】一方、図6(D)に示すパルス波形は、記
録ヘッド2により磁化パターン(C)を形成するための
記録信号(記録データ)である。記録信号がどちらの方
向の転移を形成するかは、記録アンプの回路、および記
録ヘッド2の巻線方向と接続方向によって決定される。
ここでは、記録信号発生回路7からの記録信号が正の場
合は右方向の磁化転移が形成されて、負の場合は左方向
の磁化転移が形成されるものとする。
【0032】ここで、図6(C)に示す磁化パターンの
磁化転移T2を記録する場合、再生ヘッド3は記録ヘッ
ド2の時間「L/V( s) 」前にディスク1の同一位置
を通過する。そこで、記録動作時の時間「L/V( s)
」前に、判定回路6はフラグの状態を確認する。図6
(C)において、T2に相当する位置では、負方向のピ
ークが通過した後であるので、フラグはクリアされてい
る。一方、同図(D)に示すように、記録信号は正方向
に転移するため、判定回路6は記録後に発生する磁化転
移がHTであると判定する。記録補償回路8は、当該判
定結果に基づいてHTに応じた記録補償量にて、記録デ
ータに対する記録補償処理を行なう。
【0033】以上のように本実施形態及びその変形例に
より、オーバーライト時の磁化転移がHTまたはETの
いずれの場合においても、非線形位相シフトを補正する
記録補償処理を実行して、結果的にディスク1上に位相
ずれのない記録状態を実現する事ができる。前述したよ
うに、従来の前置記録補償は、NLTSが強く発生する
2ビット連続した転移の2ビット目の転移のみに補償す
るものである。これに対して、本実施形態及び変形例
は、磁化パターンのすべての転移に対して、HTまたは
ETであるかを判定し、この判定結果に基づいて適切な
前置記録補償量を求める事により、最適な記録補償処理
を実現している。
【0034】ここで、本実施形態の記録補償回路8は、
通常のNLTSが発生せず、HTであると判定された場
合も前置記録補償を行うことになる。この場合につい
て、図7を参照して具体的に説明する。
【0035】図7(A)に示すように、前記図3(A)
に示す記録直前の磁化パターンと同一の磁化パターンが
ディスク1上に記録されている場合を想定する。この状
態において、図7(B)に示すように、前記図3(B)
に示すパターンとは異なる磁化パターンをオーバーライ
トする。即ち、転移点T1がT2の1ビット間隔前にな
く、T2においてNLTSが発生しない。しかし、図7
(A)に示す磁化パターンにおいて、T2の同一点は転
移方向が逆であり、磁化転移点T2はHTである。この
場合、図7(C)に示すように、磁化転移T2はΔt1
だけシフトし、T21の位置に記録される。そこで、記
録補償回路8は、図7(D)に示すように、最適な記録
補償量Δp3による前置記録補償処理を実行する。これ
により、図7(E)に示すように、T2の位置に転移T
24が記録される。 (前歴磁化データの同期記録方式)本実施形態では、前
述したように、記録ヘッド2と再生ヘッド3とが間隔L
で分離し、再生ヘッド3が記録ヘッド2よりも先行する
ように構成されたヘッドが使用されている。ところで、
当該間隔Lは非常に短く、数μm程度である。ここで、
例えばLを3〜5μmとし、相対速度Vを10m/s程
度とした場合に、再生ヘッド3の通過後に記録ヘッド2
が記録を開始するまでの時間は0.3〜0.5μsであ
る。この短時間の間に、判定回路6は記録動作時の磁化
転移がHTまたはETのいずれであるかを判定しなけれ
ばならない。
【0036】そこで、本発明の第2の実施形態として前
歴データ(再生ヘッド3による再生データ)から記録調
整タイミングを生成し、このタイミングで記録タイミン
グを生成するためのシステム及び動作を説明する。図8
は本実施形態の構成を示すブロック図であり、図9はそ
の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【0037】本システムは、従来のNLTS補償用の記
録補償回路(WPC)100、補償値設定部101,1
02、補償データ生成部103、極性判定部(PDE
T:Polarization Datector)1
04、ライトクロックてい倍部105、スイッチ回路1
06、タイミングコントローラ107、及び補償量合成
部108を有する。
【0038】WPC100には、従来はNLTSの平均
値が記録補償量として設定されていたが、本実施形態で
は2ビット連続した磁化転移の2ビット目がETになる
場合の補償量が設定される。また、補償値設定部101
は2ビット連続した磁化転移の2ビット目がHTになる
場合の補償値を設定する。補償値設定部102は2ビッ
ト連続した磁化転移でない場合で記録磁化がHTになる
場合の補償値を設定する。ここで、補償値設定部101
にはWPC100に設定したETの場合からの誤差量が
設定される。同様に、補償値設定部102には2ビット
連続した磁化転移でない場合でHTになる場合のシフト
量が、WPC100で設定した値からの誤差量として設
定される。このようにして記録磁化が前歴磁化の影響に
よりシフトするすべての場合に対応できるようになる。
設定量はディスク1上の各ゾーン、各ヘッド、各セクタ
の個々に異なる量を設定することも可能であり、また、
学習的に随時更新されてもよい。
【0039】補償データ生成部103には、図示しない
データ生成部により生成されたユーザデータ206を入
力する。極性判定部(PDET)104には、再生ヘッ
ド3により再生された前歴データ200を入力する。P
DET104は、前歴データ200各パルスをトリガ信
号にしてライトクロック調整部105を起動する。ライ
トクロックてい倍部105は、ライトクロックてい倍動
作を実行して、各パルス間に所定の個数の調整クロック
204を発生する。PDET104は、前歴データ20
0である再生波形から微分検波処理によりピーク検出を
実行し、ピークパルスを符号付で検出する。前述したよ
うに、PDET104は、正パルスから負パルス、ま
た、その逆方向をそれぞれ前歴磁化方向に対応させるこ
とにより、前歴データ200の磁化方向を検出する(図
6を参照)。
【0040】ライトクロックてい倍部105は前歴デー
タ200に同期するライトクロック204を生成する。
このとき、前歴データの最小反転磁化間隔に生じるクロ
ック数は既知である。これにより、ディスク1上の任意
の点を通過した再生ヘッド3から記録ヘッド2の間に生
成されるクロック数も既知となるため、容易に記録ヘッ
ド2と再生ヘッド3との間隔Lを求めることができる。
ライトクロックてい倍部105は、生成した調整クロッ
ク204をタイミングコントローラ107へ送出する。
また、同時にPDET104は、前歴データ200の磁
化方向情報201をタイミングコントローラ107へ送
出する。
【0041】タイミングコントローラ107は、補償デ
ータ生成部103へ記録タイミングを調整するため位相
調整クロック210を送出する。補償データ生成部10
3は、位相調整クロック210により記録タイミングを
調整し、かつ隣接記録ビットが存在するか否かを判定す
る。補償データ生成部103は、判定結果に基づいて隣
接記録ビットが存在する場合には、ETの場合の記録補
償量を記録データに付加して、WPC100を介して補
償量合成部108に送る。
【0042】補償量合成部108は、PDET104で
検出された前歴データの磁化方向情報にに基づいて記録
磁化がHTになる場合には、補償値設定部101に設定
される補償誤差量を記録データ列へ付加する。この動作
は、スイッチ回路106が、タイミングコントローラ1
07から出力される前歴データの磁化方向クロック20
8により制御されて、補償値設定部101に設定される
補償誤差量を補償量合成部108に出力する。補償値設
定部101は、ET補償処理が実行された記録データ列
から、その記録データの記録電流方向( 磁化方向)
と前歴データの磁化方向とから記録データがHTである
ことを検出して、補償値設定部101に設定される補償
誤差量を記録データ列へ付加することになる。
【0043】ここで、HTにならない場合には、スイッ
チ回路106は動作せず、記録データ列211は補償量
合成部108を通り抜けて、図示しない記録アンプへ送
られる。また、隣接記録磁化がなく前歴磁化状態により
記録磁化がHTになる場合には、スイッチ回路106は
補償値設定部102からのHT補償誤差量を補償量合成
部108に送る。これにより、補償量合成部108は、
HT補償誤差量を記録データ列206に合成する。以上
の動作により、補償量合成部108を経た完全補償記録
データ列209が記録アンプに送出される。
【0044】以下、図9を参照して、特にタイミングコ
ントローラ107の動作について説明する。前述したよ
うに、PDET104は、前歴データ200から極性判
定パルス201を出力する。さらに、ライトクロックて
い倍部105は、調整クロック204を生成するとき
に、正パルス群202及び負パルス群203に分けて生
成する。調整クロックは正パルス群202では正パルス
で開始されて、負パルスで終了するように発生する。負
パルス群203ではこの逆である。こうして生成された
各パルス群の調整クロックをカウントすると個々の磁化
反転間隔が求まる。また、前記パルス群のアンドにより
全調整クロック204が得られる。この調整クロック2
04は予め周波数が既知であり、記録ヘッド2と再生ヘ
ッド3との間隔L、及びディスク1の周速を既知とする
と、当該記録再生ヘッド2,3間に発生する調整クロッ
ク数が既知となる。タイミングコントローラ107は、
調整クロック204を所定数カウントすることにより、
磁化方向クロック(skew clock)205を生
成する。こうして得られたクロック205の周期は記録
再生ヘッド2,3間の間隔Lに一致する。
【0045】ここで、記録データ206がET補償であ
るWPC100を通過すると、2ビット連続した磁化転
移の2ビット目がETになる場合を想定してδだけシフ
トされたデータ列207に補償される。このデータ列2
07が、クロック205の第n発目のタイミングで記録
開始となると、n−1発目から連続する極性判定パルス
列208により記録データの磁化方向と前歴磁化方向か
ら、補償値設定部101、102のうちいずれかがスイ
ッチされる、あるいは素通りする。例えば、極性判定パ
ルスが正パルスで記録データが立ち上がりエッジで記録
される場合は、磁化転移がETになるため、スイッチ回
路106はスイッチ動作しない。即ち、記録データ20
7t1は、補償量合成部108を素通りする。立ち下が
りで記録される場合t1はHTになるため、HT側の補
償値設定部101が選択されて、補償量合成部108は
HT時の補償量を記録データ列207t1に付加する。
また、隣接磁化がない場合で記録磁化がHTになる場合
t3,t5は、補償値設定部102がスイッチ回路10
6により選択される。又、補償付加量は隣接磁化があ
り、ETになる場合t4はWPC100によりシフト量
δが付加されるだけである。隣接磁化がある場合でHT
になる場合t1は、シフト量pだけ小さく設定される。
隣接磁化がなくHTになる場合t3,t5は、シフト量
qだけ小さく設定され、記録データは209に示したよ
うになる。この記録データ列209が最終的に後段の記
録アンプへ送出される。
【0046】以上のような前歴磁化データの同期記録方
式を用いることで、調整クロックの周波数と、ディスク
1の周速及び記録再生ヘッド2,3の間隔Lを決定する
だけで、容易に前歴データの磁化方向を検出する事がで
きる。従って、オーバーライトする場合に、記録直前の
前歴データの磁化方向に適応する最適な記録補償を実行
することが可能となる。
【0047】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、オ
ーバーライト動作によるデータ記録動作を行なうディス
ク記憶装置において、記録前後の磁化パターンに応じて
磁化転移を補正するために必要な記録補償量を求めて、
最適な記録補償処理を実現することができる。従って、
記録動作時の信頼性を高めることができるため、高記録
密度化を図るディスク記憶装置に有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に関係するHDDの要部を示
すブロック図。
【図2】同実施形態の変形例に関係するブロック図。
【図3】同実施形態におけるオーバーライト動作による
記録前後の磁化状態の変化を示す図。
【図4】同実施形態におけるNLTSの補償処理を説明
するための図。
【図5】同実施形態における記録補償処理を説明するた
めの図。
【図6】同実施形態における記録補償処理を説明するた
めの図。
【図7】同実施形態における記録補償処理を説明するた
めの図。
【図8】本発明の第2の実施形態の構成を示すブロック
図。
【図9】第2の実施形態の動作を説明するためのタイミ
ングチャート。
【符号の説明】
1…ディスク 2…記録ヘッド 3…再生ヘッド 6…判定回路 7…記録信号発生回路 8…記録補償回路 9…ヘッドアンプ 10…記録再生分離型ヘッド 100…記録補償回路(WPC) 101…補償値設定部 102…補償値設定部 103…補償データ生成部 104…極性判定部(PDET) 105…ライトクロックてい倍部 106…スイッチ回路 107…タイミングコントローラ 108…補償量合成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋山 純一 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 Fターム(参考) 5D031 AA04 BB02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録媒体であるディスクからデータ
    を再生するための再生ヘッド、及び当該ディスクにデー
    タを記録するための記録ヘッドを一体化して同一スライ
    ダに設けた構成のヘッドを使用するディスク記憶装置で
    あって、 前記ディスク上に前記記録ヘッドにより記録された前歴
    データを前記再生ヘッドを使用して再生する前歴データ
    再生手段と、 前記ディスク上の前記前歴データにオーバーライトされ
    る記録データを出力する記録データ発生手段と、 前記記録データと前記前歴データの各データパターンを
    比較判定して、記録前後の磁化パターンにおける磁化転
    移方向が同一方向か反対方向であるかを判定するための
    判定手段とを具備したことを特徴とするディスク記憶装
    置。
  2. 【請求項2】 磁気記録媒体であるディスクからデータ
    を再生するための再生ヘッド、及び当該ディスクにデー
    タを記録するための記録ヘッドを一体化して同一スライ
    ダに設けた構成のヘッドを使用するディスク記憶装置で
    あって、 前記ディスク上に前記記録ヘッドにより記録された前歴
    データを前記再生ヘッドを使用して再生する前歴データ
    再生手段と、 前記ディスク上の前記前歴データにオーバーライトされ
    る記録データを出力するための記録データ発生手段と、 前記記録データと前記前歴データの各データパターンを
    比較判定して、記録前後の磁化パターンにおける磁化転
    移方向が同一方向か反対方向であるかを判定するための
    判定手段と、 前記判定手段により判定された判定結果に基づいて、前
    記記録データ出力手段から出力される記録データに対す
    る記録補償処理を実行する記録補償手段とを具備したこ
    とを特徴とするディスク記憶装置。
  3. 【請求項3】 磁気記録媒体であるディスクからデータ
    を再生するための再生ヘッド、及び当該ディスクにデー
    タを記録するための記録ヘッドを一体化して同一スライ
    ダに設けた構成のヘッドを使用するディスク記憶装置で
    あって、 前記再生ヘッドにより前記ディスク上から前歴データに
    相当する記録前の磁化パターンを再生する再生手段と、 前記ディスク上の前記前歴データにオーバーライトされ
    る記録データを出力するための記録データ発生手段と、 前記記録データと前記前歴データの各磁化パターンを比
    較判定して、記録前後の磁化転移方向が同一方向か反対
    方向であるかを判定するための判定手段と、 前記記録データを前記記録ヘッドに供給するときに当該
    記録データの磁化転移点を所定量だけシフトするための
    記録補償手段とを具備し、前置記録補償量を前記判定手
    段の判定結果に基づいて変化させたことを特徴とするデ
    ィスク記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記ヘッドは、前記再生ヘッドと前記記
    録ヘッドとが前記ディスク上の同一トラック上を順次走
    行するように一直線上に配置されて、前記再生ヘッドが
    前記記録ヘッドに先行して前記ディスク上を走行するよ
    うに前記スライダ上に一体的に設けられた複合ヘッド構
    造であることを特徴とする請求項1から請求項3のいず
    れか記載のディスク記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記記録補償手段は、ビット連続した磁
    化転移の2つ目の磁化転移が前記判定手段の判定結果
    で、磁化方向が記録前の前記前歴データの磁化方向と同
    一であると判定された場合には、1つめの磁化転移から
    の静磁場によって引き起こされる非線形転移シフト量を
    補正するための前置記録補償処理を実行し、 前記2つ目の磁化転移の磁化方向が記録前の磁化方向と
    反対と判定された場合には、前記非線形転移シフト量を
    補正するための補償量を所定量だけ変化させて前置記録
    補償処理を実行するように構成されたことを特徴とする
    請求項2または請求項3記載のディスク記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記記録補償手段は、ビット前に磁化転
    移のない磁化転移が前記判定手段の判定によって、磁化
    方向が記録前の磁化方向と同一であると判定された場合
    には前置記録補償処理を実行せずに、当該磁化転移の磁
    化方向が記録前の磁化方向と反対であると判定された場
    合に前置記録補償処理を実行することを特徴とする請求
    項2または請求項3記載のディスク記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記ヘッドにおいて前記再生ヘッドと前
    記記録ヘッドとの間隔をL(m)とし、前記ディスクに
    おいて回転数をN(rpm)および記録エリアの半径を
    r(m)とした場合に、 前記判定手段は、「L/( N/60×π×2×r) 」秒
    前の前記再生ヘッドからの再生データに基づいて、記録
    前後の磁化方向が同一であるかまたは記録前後の磁化方
    向が反対方向であるかを判定することを特徴とする請求
    項4記載のディスク記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記ヘッドにおいて前記再生ヘッドと前
    記記録ヘッドとの間隔をL(m)とし、前記ディスクに
    おいて回転数をN(rpm)および記録エリアの最大半
    径をrmax(m)とし、前記判定手段の判定結果に基
    づいて前記記録データの記録補償量を決定するまでに要
    する時間をt(s)とした場合に、 「N/60×2×π×rmax×t<L」の関係を満足
    するように前記間隔L(m)を設定することを請求項4
    記載のディスク記憶装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7821729B2 (en) 2007-09-28 2010-10-26 Toshiba Storage Device Corporation Storage apparatus and method for processing recording compensation

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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