JP3677141B2 - 記録等化器及びそれを用いた磁気記録再生装置 - Google Patents
記録等化器及びそれを用いた磁気記録再生装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3677141B2 JP3677141B2 JP14182697A JP14182697A JP3677141B2 JP 3677141 B2 JP3677141 B2 JP 3677141B2 JP 14182697 A JP14182697 A JP 14182697A JP 14182697 A JP14182697 A JP 14182697A JP 3677141 B2 JP3677141 B2 JP 3677141B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- transition
- equalizer
- bits
- correction amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/10009—Improvement or modification of read or write signals
- G11B20/10046—Improvement or modification of read or write signals filtering or equalising, e.g. setting the tap weights of an FIR filter
- G11B20/10055—Improvement or modification of read or write signals filtering or equalising, e.g. setting the tap weights of an FIR filter using partial response filtering when writing the signal to the medium or reading it therefrom
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/10009—Improvement or modification of read or write signals
- G11B20/10046—Improvement or modification of read or write signals filtering or equalising, e.g. setting the tap weights of an FIR filter
- G11B20/10194—Improvement or modification of read or write signals filtering or equalising, e.g. setting the tap weights of an FIR filter using predistortion during writing
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/02—Recording, reproducing, or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
- G11B5/09—Digital recording
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/10009—Improvement or modification of read or write signals
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/14—Digital recording or reproducing using self-clocking codes
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B2005/0002—Special dispositions or recording techniques
- G11B2005/0005—Arrangements, methods or circuits
- G11B2005/001—Controlling recording characteristics of record carriers or transducing characteristics of transducers by means not being part of their structure
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B2005/0002—Special dispositions or recording techniques
- G11B2005/0005—Arrangements, methods or circuits
- G11B2005/001—Controlling recording characteristics of record carriers or transducing characteristics of transducers by means not being part of their structure
- G11B2005/0013—Controlling recording characteristics of record carriers or transducing characteristics of transducers by means not being part of their structure of transducers, e.g. linearisation, equalisation
- G11B2005/0016—Controlling recording characteristics of record carriers or transducing characteristics of transducers by means not being part of their structure of transducers, e.g. linearisation, equalisation of magnetoresistive transducers
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B2020/10935—Digital recording or reproducing wherein a time constraint must be met
- G11B2020/10981—Recording or reproducing data when the data rate or the relative speed between record carrier and transducer is variable
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/02—Recording, reproducing, or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
- G11B5/027—Analogue recording
- G11B5/035—Equalising
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Digital Magnetic Recording (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータの補助記録装置等に用いられる磁気記録再生装置に係り、さらに詳しくは、磁気情報を記録する際に生じる隣接符号間の干渉を補正する記録等化器とその等化器を用いた磁気記録再生装置技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
情報化社会の進行と共に、コンピュータの外部記憶装置として用いられる磁気ディスク装置に対する高密度、高記憶容量化の要求が強くなっている。磁気ディスク装置の記録密度は、現在年率40〜60%の割合で高密度化されてきている。このような急速な高密度化は、低ノイズ媒体の開発のみならず、MRヘッドやPRML(Partial Response Maximum Likelihood)方式等の新技術の採用によって支えられている。
【0003】
PRML方式では、従来の1−7/PD(Peak Detection)方式に比べ、同じ線記録密度(BPI)の場合、1.5倍の磁化反転密度(FCI)で媒体上に記録されることになる。そのため、従来にない、高い磁化反転密度かつ高周波領域で起こるさまざまな現象に対する対策が必要となる。その1つとして非線形トランジションシフト(Non-Linear Transition Shift;以下、NLTSと記す)に代表される記録時の非線形現象が挙げられる。特にPRML方式においては、その性能を十分発揮するには記録再生チャンネルの線形性が要求される。
【0004】
PRMLチャンネルでは、再生波形をサンプリングした振幅値を用いて判定するため、正しいタイミングでのサンプリングと、正しい波形位置への等化が必須である。このために、磁気ヘッドで媒体上に書き込む磁化反転位置を正確に制御することが要求される。しかし、媒体内の反磁界があるとヘッド磁界が変調を受け、書き込まれる磁化反転位置にずれが生じる。この磁化反転位置が、記録電流の反転のタイミングから期待される反転位置からシフトする現象がNLTSである。
【0005】
NLTSの影響は、1ビット前からのものが最も大きく、書き込もうとする磁化反転位置(ヘッド磁界の反転タイミングから期待される磁化反転位置)を、記録媒体から見た記録ヘッドの走行方向と逆方向にシフトさせる。このような記録位置のシフトを補正するために従来より、記録パターンに応じてヘッド磁界の反転タイミングをずらし、媒体上の正規の位置に磁化反転位置制御する方法(記録補正)がとられている。
【0006】
NLTSを記録補正する場合には、通常1ビット前、あるいは、さらに1ビット前までの磁化遷移からの磁界を考慮し、反転タイミングを基本クロックのタイミングから上記シフトに相当する時間だけ遅らせる(IEEE Trans. Magn. Vol.26, No.5, p.2298)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記した反転タイミングを遅らせてNLTSを記録補正する方法は、1平方インチあたり1.5ギガビット以上の記録密度を実現する磁気記録装置に用いると、磁化反転位置が乱れて誤動作を起こす。
本発明の目的は、記録補正の精度を高めることにより、磁化反転位置の乱れを低減し、高密度記録に好適な記録等化器を提供すること、及びその記録等化器を用いて1平方インチあたり2ギガビット以上の記録密度を実現する磁気記録装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明においては、孤立したダイビットの先行ビットのNLTSを記録補正することによって前記目的を達成する。
孤立したダイビットの先行ビットのNLTSを記録補正する手段として、まず前記従来の反転タイミングを遅らせる記録補正の方式を発展させて、1ビット後の記録パターンによって反転タイミングを調整して早める方法を検討した。この方式では、反転タイミングを書き込み基本クロックタイミングより早める必要があるため、記録等化器及び書き込み電流ドライバが複雑となりコストが上がるという問題もあるが、1平方インチあたり2ギガビットでも磁化反転位置を制御することが可能である。ただし、補正量が0の近くで動作が安定しない場合がまれに発生するという問題があった。このため、記録等化方式についてさらに検討を重ねた結果、予め全てのビットに、正値一定のオフセット記録補正量を付与しておき、孤立したダイビットの先行ビットのような負値のNLTSを、正になるようにオフセットすることが有効であることを見出した。オフセットを設定することにより、従来の書き込み電流ドライバを変える必要がなくなる。
【0009】
本発明は、このような検討のもとになされたもので、磁気記録媒体に磁気記録ヘッドを用いて磁化情報を記録する際、記録パターンに応じて磁化情報の書き込みタイミングを補正する記録等化器において、前の遷移から少なくとも3ビット以上、後の遷移から少なくとも2ビット以上離れて記録する孤立ビットを記録補正することを一つの特徴とする。
【0010】
また、本発明による記録等化器は、前の遷移から少なくとも3ビット以上、後の遷移から少なくとも2ビット以上離れて記録するダイビットの第1の遷移の記録補正量をA、第2の遷移の記録補正量をBとし、前の遷移から少なくとも3ビット以上、後の遷移から少なくとも2ビット以上離れて記録する孤立ビットの記録補正量をCとするとき、値(A−C)を値(B−C)のマイナス5%からマイナス60%の間にすることを特徴とする。孤立ビットの記録補正量Cは、ダイビットの第1の遷移の記録補正量Aが正の値となるように選択するのが好ましい。
【0011】
各記録補正量は、磁気記録媒体上に記録する1ビットの長さに基づいて求められる。また、記録等化器に備えられるデータバッファに新たに情報を貯えるタイミングと記録電流を反転させるタイミングの基準を同じクロックに同期させることが好ましい。
本発明の記録等化器は、記録対象ビットの2ビット前にある遷移からの影響と、1ビット前にある遷移からの影響と、1ビット後にある遷移からの影響とを考慮して線形的に加算し、好ましくは、さらにオフセットを加算し、その合計を前記記録対象ビットの記録補正量とする。
【0012】
本発明の記録等化器を、記録等化器からの出力によって磁気記録媒体に磁化情報を記録する書き込みヘッド、磁気記録媒体に記録された磁化情報を読み取る読み取りヘッド、読み取りヘッドからの出力信号を復号する復号手段等を備える磁気記録再生装置に組み込むことで、1平方インチあたり2ギガビット以上の記録密度を実現する、信頼性の高い磁気記録装置を得ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1を用いて本発明の原理を説明する。図1は、本発明による記録等化器の基本構成を示すものであり、記録等化器1はデータバッファ2、オフセットレジスタ4、シフト量算出回路5、書き込み電流ドライバ回路6から少なくとも構成される。
【0014】
書き込みデータ…,A(n−1),A(n),A(n+1),…は、データバッファ2に入力されてくる。いま仮に、書き込みの対象ビットがA(n)であると仮定すると、データバッファ2には、少なくともA(n)の他に、前ビットA(n−2)、A(n−1)と後ビットA(n+1)の情報が格納される。データバッファ2は、後段に位置するシフト量算出回路5及び書き込み電流ドライバ6にこれら情報を随時伝達する機能を有する。
【0015】
シフト量算出回路5では、データバッファ2からの出力結果を元に書き込みを行う対象ビットA(n)を書き込むタイミングを計算し、オフセットレジスタ4の値Cを加えて、書き込み基本クロックからのシフト量dを決定する。この計算には、記録媒体と磁気ヘッドとの相対速度と最密記録密度によって決定される基本周波数(書き込み周波数:書き込み用PLL回路周波数)を加味させる。ここで、オフセットレジスタ4の値Cを加える点が本発明の特徴の1つでもある。このシフト量の算出原理については後述する。また、データバッファ2とシフト量算出回路5の間にビット判定回路を入れ、シフト量算出回路5内では予め計算したテーブルを参照するようにしても良い。
【0016】
シフト量dを算出した後、算出結果を書き込み電流ドライバ6に送る。電流ドライバ6は、A(n)情報に対応させて電流極性を反転させる機能を有する。本発明では、この電流極性反転タイミングを上記のシフト量dだけ遅らせる。特に、タイミングを早めなくてもよいようにオフセットCを加える点に本発明の特徴がある。
【0017】
前の遷移から少なくとも3ビット以上、後の遷移から少なくとも2ビット以上離れて記録する孤立ビットは、“―0010―”といった記録情報の“1”部分であり、従来技術では、普通記録補正を行わない。本発明においては、記録補正量としてCのオフセットを加える。
前の遷移から少なくとも3ビット以上、後の遷移から少なくとも2ビット以上離れて記録するダイビットは、“―00110―”といった記録情報の“11”部分である。このうち最初の“1”部分を第1の遷移、次の“1”部分を第2の遷移と呼び、それぞれの記録補正量をA、Bと呼ぶ事にする。
【0018】
図2は、膜厚30nm、保磁力2400エルステッドの磁気記録媒体に、ギャップ間隔200nmのインダクティブヘッドを用いて記録電流40mAで幾つかのダイビットを記録したときの、第1の遷移のシフトS1と第2の遷移のシフトS2の測定結果を示したものである。図では、横軸にダイビットのビット長(nm)をとり、縦軸には書き込もうとする(ヘッド磁界の反転タイミングから期待される)磁化反転位置からのそれぞれの遷移位置のずれを示してある。縦軸は、記録媒体から見た記録ヘッドの走行方向を正としている。
【0019】
図2より、第1の遷移のシフトS1及び第2の遷移のシフトS2の大きさは、ビット長Lが小さくなるほど大きくなっていることが分かる。例えば、第2の遷移のシフトS2は、ビット長150nmで9nm、ビット長100nmで20nm、記録ヘッドの走行方向と逆方向にシフトしている。また、第1の遷移のシフトS1は、それぞれのビット長で、大きさが第2の遷移のシフトS2の32%で反対向き(記録ヘッドの走行方向)にシフトしている。これらの関係は、例えば、ビット長L及び遷移のシフト(S1,S2)をnm単位で表して、次の〔数1〕〔数2〕のように近似でき、記録補正量の決定に用いられる。
【0020】
【数1】
S2=−200000/L2≡f(L)
【0021】
【数2】
S1=−R×S2 (ただし、R=0.32)
近似式は、必ずしも〔数1〕や〔数2〕のような形をしている必要はなく、ビット長に対する遷移のシフトを近似できるものであればどのようなものであってもよい。予め必要なビット長に対する遷移のシフトをテーブルとして記憶しておいてもよい。通常は、ビット長Lに対する第2の遷移のシフトS2を数点測定して簡単な近似式をたて、さらに1点以上の第1の遷移のシフトS1を調べて上記比率Rを算定して用いる。
【0022】
表1に、種々の媒体とヘッドの組み合わせについて測定した第1の遷移のシフトS1と第2の遷移のシフトS2との比率R(R=−S1/S2)を示す。表1において、高記録密度とは、250kFCIでの記録を指し、優はS/N比30dB以上、良はS/N比26〜30dB、可はS/N比22〜26dB、不可はS/N比22dB未満を意味する。
【0023】
【表1】
【0024】
表1より、値Rは0.6より小さい場合に高密度で記録できることが分かる。ここでの検討では、媒体としてCo−Pt系合金を、書き込みヘッド材料としてNi−Fe系合金を用いたが、媒体の保磁力をさらに高め、ヘッド材料の飽和磁束密度を高めてヘッドギャップ間隔をつめれば、値Rを0.05程度まで下げることができる。
【0025】
記録補正は、図2のシフト量を見越して正しい位置に書き込めるように行われる。すなわち、マイナスのシフト(S2)の場合、書き込み基本クロックに対して記録タイミングを遅らせる(プラスの記録補正量)ようにする。プラスのシフト(S1)の場合は、逆に記録タイミングを早める(マイナスの記録補正量)ようにする必要がある。ところが、記録タイミングを早めるには、等化器及び書き込み電流ドライバの構成が複雑になるので、誤差が生じやすく、コストも高くなってしまうという問題がある。
【0026】
そこで、基本クロックから、必ずオフセットCだけ経過した後を基準として、第1の遷移や第2の遷移に対する記録補正を行うようにした。この場合の記録補正量(A,B)は、目的ビット長Lに対するシフト量を、ヘッド−媒体間の相対速度vで除して時間を求めて符号を変え、これにオフセットCを加えることによって求められる。適当なオフセットCを選定すると、プラスのシフトS1の場合でも、記録タイミングを早める必要がなくなる(A=−S1/v+C>0)。予め必要なビット長に対する記録補正量をテーブルとして記憶しておいてもよい。1ビットの長さLは、書き込み基本クロック周波数をf[Hz]、ヘッド−媒体間相対速度をv[m/s]とすれば、次の〔数3〕で表される。
【0027】
【数3】
L=v/f [m]
ディスクの回転数を毎分S回転、ヘッド位置のディスク回転軸からの距離をr[m]とすれば、1ビットの長さLは次の〔数4〕から求めることができる。ヘッド位置は、ヘッドを駆動するアクチュエータの制御信号を用いるか、予め媒体のセクタ先頭に書き込んでおいてもよい。
【0028】
【数4】
L=2π・r・S/60f [m]
本発明は、記録媒体上に記録される磁化領域(磁化遷移と磁化遷移の間隔)を1ビットの長さの整数倍になるように制御するものであるから、ディスクの回転は時間的に安定している必要がある。また、記録等化器においては、データバッファに新たに情報を貯えるタイミング及び記録電流を反転させるタイミングの基準等の動作を同じ書き込み基本クロックに同期させることにより、上記制御を高精度に行うことができる。
【0029】
図3は、本発明による磁気記録装置の信号処理回路の一例を示すブロック図である。記録情報(データ)は、まず、変調器7に入る。変調器7は、所定の数以上“0”情報が存在しないよう、予め決めた一定の法則で元データを加工する。変調器7の出力は、プリコーダ8に送られる。プリコーダ8では、隣接信号間で干渉の強い符号にデータを加工する。たとえば、“00100”といった情報を“001100”となるように等化する。プリコーダ8からの出力信号をここではA(n)と呼ぶ。A(n)信号は、図1に示した記録等化器1に送られる。記録等化器1での処理は、前述の通りである。
【0030】
記録等化器1からの出力をA(n+d)と定義する。ここでdは、書き込み基本クロックと実際の書き込み動作を実行するタイミングとの差(シフト量)を表す。シフト量dは、前述のようにして記録等化器1で算出され、かつ制御される。記録等化器1の最後段に設けた書き込み電流ドライバ回路(図1参照)からの出力は、書き込みヘッド15に送られる。ここで電磁変換作用により、記録媒体17に磁気情報として記録される。
【0031】
読み出し時には、読み取りヘッド16にて磁気情報は、再度、電磁変換作用を用いて電気信号に変換される。読み取りヘッド16は書き込みヘッド15と兼用しても良い。読み取りヘッド16と書き込みヘッド15を分離する場合には、読み取りヘッド16として、磁気抵抗効果(MR)素子や、巨大磁気抵抗効果(GMR)素子を用いると、感度が高く、高密度記録に適している。読み取りヘッド16からの電気信号は微弱であるため、まずプリアンプ回路10に入る。その後、PR等化回路11とML復号回路12に入る。
【0032】
PR等化回路11では、プリコーダ8での処理と逆の変換を行う。例えば、情報の“001100”を“00100”に逆変換を行う。この際には、再生波形と符号間干渉を予め取り入れた学習波形との比較処理を行うことで、“1”、“0”情報に変換していく。ML復号回路12では、再生された情報に対して、前後の数ビット情報を元に変調器出力に予め持たせたルールにのっとり復号化を行う。
【0033】
これらPR等化回路11とML復号回路12では、一定のタイミングで動作を行う必要がある。これが狂うと誤った情報を復号してしまうことは容易に理解される。このため、PR等化回路11及びML復号回路12は、共通VCO(電圧制御発振器)13の出力を用いて動作するタイミングを得ている。最後に、復調回路14に順次情報を入力し、最初の記録情報の形(“0”の連続を含む形)に逆変換する。
【0034】
図3に示した信号処理回路における信号処理の流れは、従来のPRML信号処理装置の場合と同様であり、記録等化器1の部分のみの変更で、高密度記録が可能となるため、コストが押さえられる。
図4は、補正前の書き込み電流パルス波形と、補正後の書き込み電流パルス波形、及び書き込みクロックと記録補正量の関係を示した説明図である。図4(a)は、情報A(−2)からA(5)までを書き込むための電流パルスの波形を示す。図4(b),(c)は、オフセットを設定しない補正方法の説明図であり、図4(d),(e)はオフセットCを設定する補正方法の説明図である。
【0035】
ここでは情報として、図4(a)に示すように、“001001100”をビット長100nmで媒体に記録する場合を例にとって説明する。この情報では、A(0)が孤立した遷移、A(3),A(4)が孤立したダイビットの条件を満たしている。このままの反転タイミングで記録すると、遷移位置は、図2より、A(3)が約8nm位相が遅れる方向に、A(4)が約20nm位相が進む方向にシフトする。これを補正するには、A(3)が8nm分位相が進むように、A(4)が20nm分位相が遅れるように書き込み電流の反転タイミングを調整する必要がある。
【0036】
図4(b)は、A(3)を8nm分位相が進むように、A(4)を20nm分位相が遅れるように反転タイミングを調整した書き込み電流パターンの一例である。すなわち、図4(c)に示されているように、孤立したダイビットの第1の遷移A(3)を書き込みクロックTからd3だけ進ませ、第2の遷移A(4)を書き込みクロックTからd4だけ遅らせている。孤立した遷移A(0)に対しては記録補正を行わない(d0=0)。しかし、この補正を行うためには、A(3)において反転タイミングを進ませるための回路、すなわち図4(c)でマイナスの記録補正d3を可能とする回路と書き込み電流ドライバとが必要であり、コストがかかる。
【0037】
図4(d)に示すオフセットCを設定する場合、書き込み電流の波形は、図4(b)に示した補正後の波形と全体の位相シフト(オフセットC)を除けば全く同じである。予め適当なオフセットCを設定し、全てのビットに対してオフセットCを施せば、図4(e)に示すように、各記録補正量d0′,d3′,d4′がマイナスになることはない。したがって、マイナスの記録補正を行う回路は必要がない。
【0038】
なお、IEEE Trans. Magn. Vol.26, No.5, p.2298に記載された記録補正方式では、A(3)が正しい位置に書き込めないので、1平方インチあたり1.5ギガビット以上の記録密度を実現する磁気記録装置を構成するのが困難である。
次に、図4(e)に示したd3′及びd4′等のシフト量dの算出原理を述べる。この算出には、図2又は、図2より得られた近似式〔数1〕〔数2〕を用いた。A(n)のシフト量dn′は、周速vを用いて、次の〔数5〕より算出した。
【0039】
【数5】
前記〔数5〕の第1項は2ビット前A(n−2)に遷移がある場合の影響を考慮したもので、第2項は1ビット前A(n−1)に遷移がある場合の影響を考慮したものである。従来の記録補正では、通常この第2項のみでの補正を行っている。〔数5〕の第3項は1ビット後A(n+1)に遷移がある場合の影響を考慮したもので、本発明の特徴の一つである。図2より求めた〔数2〕のRは0.32である。〔数5〕の第4項のオフセットCは、孤立したダイビットの先行ビットの補正量が負の値とならないように設定する。
【0040】
この例では、A(n)のシフト量の算出に、2ビット前までの情報A(n−2)を用いたが、高速化を図るには、1ビット前までの情報A(n−1)を用い、より高密度化を計るには、さらに1ビット前までの情報を用いる必要がある。おおよそ150kFCI程度までの記録密度までは、1ビット前まで、300kFCIを越える場合には、3ビット前までの情報を用いる必要がある。
【0041】
孤立したダイビットの第2ビットの補正量が次の書き込み基本クロックを越える場合には、IEEE Trans. Magn. Vol.26, No.5, p.2298に記載された記録補正方式の書き込み電流ドライバでは等化できない。この場合には、負の補正量を扱える書き込み電流ドライバが必要である。但しこの場合にも、本発明によるオフセットCを加えることにより、補正量の範囲をより少ない書き込み基本クロック内に納めることができるため、補正電流の精度を上げ、回路構成を簡単にすることができる。
【0042】
また、ダイビットの第1ビットの補正を行わなくても良いような低い記録密度で本発明による記録等化器を用いる場合でも、記録タイミングをオフセットCだけずらすことにより、動作を安定化させることができる。
本発明による記録等化器を、図3に示した信号処理回路を有する磁気ディスク装置に適用した結果、1平方インチあたり2ギガビットを超える高記録密度を実現することができた。この記録等化器では、ビットシフト量が過去及び未来の情報を除けば書き込み周波数のみで決定されるため、ビットシフト量をいかなる周速条件でも単純なシーケンスから細かく算出できる。従って、従来のように内周条件及び外周条件ごとに算出値を組み替える必要がない。これによって装置の省部品化、低価格化、高速化を実現することができた。また、本発明の記録等化器と、再生感度の高いMR型又はGMR型の磁気ヘッドと組み合わせることにより、1平方インチあたり2.5ギガビット以上の高い記録密度でも記録再生が可能である。
【0043】
【発明の効果】
本発明によれば、信頼性の高い、1平方インチあたり2ギガビット以上の記録密度を実現する磁気記録装置を得ることができる。また、本発明の記録等化器を用いることにより、ビットシフト量をいかなる周速条件でも単純なシーケンスから細かく補正することができる。また、従来の記録等化器に比べ、少部品化、低価格化、高速化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の主要部分を構成する記録等化器の基本構成図。
【図2】書き込まれるビット長と遷移位置のシフトの関係を示す図。
【図3】本発明を用いた磁気記録装置の信号処理回路の構成図。
【図4】本発明の書き込み電流パルス波形と従来波形の比較説明図。
【符号の説明】
1…記録等化器、2…データバッファ、4…オフセットレジスタ、5…シフト量算出回路、6…書き込み電流ドライバ、7…変調回路、8…プリコーダ、9…磁気ヘッド、10…プリアンプ、11…等化器、12…ML復号器、13…VCO(電圧/周波数変換器)、14…復調器、15…書き込みヘッド、16…読み取りヘッド、17…磁気記録媒体
Claims (5)
- 磁気記録媒体に磁気記録ヘッドを用いて磁化情報を記録する際、記録パターンに応じて磁化情報の書き込みタイミングを補正する記録等化器において、
前の遷移から少なくとも3ビット以上、後の遷移から少なくとも2ビット以上離れて記録するダイビットの第1の遷移の記録補正量をA、第2の遷移の記録補正量をBとし、前の遷移から少なくとも3ビット以上、後の遷移から少なくとも2ビット以上離れて記録する孤立ビットの記録補正量をCとするとき、値(A−C)を値(B−C)のマイナス5%からマイナス60%の間にすることを特徴とする記録等化器。 - 前記孤立ビットの記録補正量Cは、前記ダイビットの第1の遷移の記録補正量Aが正の値となるように選ばれていることを特徴とする請求項1に記載の記録等化器。
- 前記記録補正量を、前記磁気記録媒体上に記録する1ビットの長さに基づいて求めることを特徴とする請求項1又は2に記載の記録等化器。
- 記録情報を貯えるデータバッファを備え、前記データバッファに新たに情報を貯えるタイミングと記録電流を反転させるタイミングの基準を同じクロックに同期させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の記録等化器。
- 請求項1〜4のいずれか1項記載の記録等化器と、前記記録等化器からの出力によって磁気記録媒体に磁化情報を記録する書き込みヘッドと、前記磁気記録媒体に記録された磁化情報を読み取る読み取りヘッドと、前記読み取りヘッドからの出力信号を復号する復号手段とを含むことを特徴とする磁気記録再生装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14182697A JP3677141B2 (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 記録等化器及びそれを用いた磁気記録再生装置 |
US09/085,860 US6212024B1 (en) | 1997-05-30 | 1998-05-28 | Recording equalizer and magnetic recording/reproducing apparatus performing write timing compensation |
US09/790,613 US6356402B2 (en) | 1997-05-30 | 2001-02-23 | Recording equalizer and magnetic recording/reproducing apparatus using the equalizer |
US10/079,492 US6487031B2 (en) | 1997-05-30 | 2002-02-22 | Recording equalizer and magnetic recording/reproducing apparatus using the equalizer |
US10/231,089 US6549355B2 (en) | 1997-05-30 | 2002-08-30 | Recording equalizer and magnetic recording/reproducing apparatus using the equalizer |
US10/388,466 US6728051B2 (en) | 1997-05-30 | 2003-03-17 | Recording equalizer and magnetic recording/reproducing apparatus using the equalizer |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14182697A JP3677141B2 (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 記録等化器及びそれを用いた磁気記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10334403A JPH10334403A (ja) | 1998-12-18 |
JP3677141B2 true JP3677141B2 (ja) | 2005-07-27 |
Family
ID=15301031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14182697A Expired - Fee Related JP3677141B2 (ja) | 1997-05-30 | 1997-05-30 | 記録等化器及びそれを用いた磁気記録再生装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (5) | US6212024B1 (ja) |
JP (1) | JP3677141B2 (ja) |
Families Citing this family (34)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3677141B2 (ja) * | 1997-05-30 | 2005-07-27 | 株式会社日立グローバルストレージテクノロジーズ | 記録等化器及びそれを用いた磁気記録再生装置 |
US6404572B1 (en) * | 1999-05-05 | 2002-06-11 | Texas Instruments Incorporated | Circuit and method for generating a write precompensation signal |
JP3870333B2 (ja) * | 2000-11-30 | 2007-01-17 | 富士通株式会社 | 磁気記録再生装置および磁気記録再生用lsi |
US6768603B2 (en) * | 2001-03-07 | 2004-07-27 | International Business Machines Corporation | Precompensation technique and MTR code for high data rate recording |
US6760171B2 (en) * | 2001-03-23 | 2004-07-06 | Guzik Technical Enterprises | Magnetic medium precompensation method and apparatus |
US6671790B2 (en) | 2001-06-04 | 2003-12-30 | Seagate Technology Llc | Optimizing reader to writer offset compensation for a disc drive |
US6788481B2 (en) | 2002-03-21 | 2004-09-07 | International Business Machines Corporation | Process for measuring nonlinear transition shift (NLTS) at high recording densities with a giant magetoresistive (GMR) head |
US6785071B2 (en) * | 2002-04-03 | 2004-08-31 | Agere Systems Inc. | Disk drive writer waveform induced precompensation |
JP4211977B2 (ja) * | 2003-06-23 | 2009-01-21 | 株式会社日立グローバルストレージテクノロジーズ | 磁気記録装置、磁気記録媒体及び磁気記録方法 |
US7974032B1 (en) * | 2006-04-11 | 2011-07-05 | Marvell International Ltd. | Non-linear transition shift identification and compensation |
JP2009087440A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Fujitsu Ltd | 制御装置、記憶装置、lsiおよび記録補償方法 |
US7924523B2 (en) * | 2007-12-21 | 2011-04-12 | Lsi Corporation | Frequency domain approach for efficient computation of fixed-point equalization targets |
WO2009082542A1 (en) * | 2007-12-21 | 2009-07-02 | Lsi Corporation | Systems and methods for adaptive equalization in recording channels |
US7859780B2 (en) * | 2008-08-27 | 2010-12-28 | Agere Systems Inc. | Systems and methods for on-the-fly write pre-compensation estimation |
US7924518B2 (en) * | 2008-08-27 | 2011-04-12 | Lsi Corporation | Systems and methods for adaptive write pre-compensation |
US9281908B2 (en) * | 2008-10-08 | 2016-03-08 | Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. | Systems and methods for memory efficient signal and noise estimation |
US7948702B2 (en) * | 2008-12-18 | 2011-05-24 | Lsi Corporation | Systems and methods for controlling data equalization |
US7929240B2 (en) * | 2008-12-18 | 2011-04-19 | Lsi Corporation | Systems and methods for adaptive MRA compensation |
US8154815B2 (en) * | 2008-12-18 | 2012-04-10 | Lsi Corporation | Systems and methods for generating equalization data using shift register architecture |
US7965467B2 (en) * | 2008-12-18 | 2011-06-21 | Lsi Corporation | Systems and methods for generating equalization data |
US7974030B2 (en) | 2008-12-23 | 2011-07-05 | Lsi Corporation | Systems and methods for dibit correction |
US7948699B2 (en) * | 2009-01-02 | 2011-05-24 | Lsi Corporation | Systems and methods for equalizer optimization in a storage access retry |
US7957251B2 (en) | 2009-02-16 | 2011-06-07 | Agere Systems Inc. | Systems and methods for reduced latency loop recovery |
US7969337B2 (en) * | 2009-07-27 | 2011-06-28 | Lsi Corporation | Systems and methods for two tier sampling correction in a data processing circuit |
US11285494B2 (en) | 2009-08-25 | 2022-03-29 | Nanoshell Company, Llc | Method and apparatus for continuous removal of sub-micron sized particles in a closed loop liquid flow system |
WO2011025755A1 (en) | 2009-08-25 | 2011-03-03 | Agnes Ostafin | Synthesis of oxygen carrying, turbulence resistant, high density submicron particulates |
US10751464B2 (en) | 2009-08-25 | 2020-08-25 | Nanoshell Company, Llc | Therapeutic retrieval of targets in biological fluids |
US10099227B2 (en) | 2009-08-25 | 2018-10-16 | Nanoshell Company, Llc | Method and apparatus for continuous removal of sub-micron sized particles in a closed loop liquid flow system |
US8139305B2 (en) * | 2009-09-14 | 2012-03-20 | Lsi Corporation | Systems and methods for timing and gain acquisition |
US8854752B2 (en) | 2011-05-03 | 2014-10-07 | Lsi Corporation | Systems and methods for track width determination |
US8762440B2 (en) | 2011-07-11 | 2014-06-24 | Lsi Corporation | Systems and methods for area efficient noise predictive filter calibration |
US9112538B2 (en) | 2013-03-13 | 2015-08-18 | Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. | Systems and methods for loop feedback |
US8848776B1 (en) | 2013-03-25 | 2014-09-30 | Lsi Corporation | Systems and methods for multi-dimensional signal equalization |
US8929010B1 (en) | 2013-08-21 | 2015-01-06 | Lsi Corporation | Systems and methods for loop pulse estimation |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6352307A (ja) * | 1986-08-20 | 1988-03-05 | Toshiba Corp | 磁気デイスク装置 |
JP2744641B2 (ja) | 1989-05-17 | 1998-04-28 | 花王株式会社 | 強磁性金属粉末の製造方法 |
JP3351163B2 (ja) | 1994-07-27 | 2002-11-25 | 株式会社日立製作所 | 情報記録再生装置及び信号処理回路 |
JPH08203006A (ja) | 1995-01-23 | 1996-08-09 | Hitachi Ltd | 利得制御回路及びそれを用いた記録再生装置 |
JP3677141B2 (ja) * | 1997-05-30 | 2005-07-27 | 株式会社日立グローバルストレージテクノロジーズ | 記録等化器及びそれを用いた磁気記録再生装置 |
-
1997
- 1997-05-30 JP JP14182697A patent/JP3677141B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1998
- 1998-05-28 US US09/085,860 patent/US6212024B1/en not_active Expired - Lifetime
-
2001
- 2001-02-23 US US09/790,613 patent/US6356402B2/en not_active Expired - Fee Related
-
2002
- 2002-02-22 US US10/079,492 patent/US6487031B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2002-08-30 US US10/231,089 patent/US6549355B2/en not_active Expired - Lifetime
-
2003
- 2003-03-17 US US10/388,466 patent/US6728051B2/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6728051B2 (en) | 2004-04-27 |
US20030142430A1 (en) | 2003-07-31 |
US20030026024A1 (en) | 2003-02-06 |
JPH10334403A (ja) | 1998-12-18 |
US20010007516A1 (en) | 2001-07-12 |
US6356402B2 (en) | 2002-03-12 |
US6549355B2 (en) | 2003-04-15 |
US6487031B2 (en) | 2002-11-26 |
US20020114093A1 (en) | 2002-08-22 |
US6212024B1 (en) | 2001-04-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3677141B2 (ja) | 記録等化器及びそれを用いた磁気記録再生装置 | |
JP2648554B2 (ja) | Prmlディスク駆動システムの非同期ゲイン調整方法および装置 | |
JP3870333B2 (ja) | 磁気記録再生装置および磁気記録再生用lsi | |
JP2005004917A (ja) | 垂直磁気記録媒体及び磁気ディスク装置 | |
Furrer et al. | 201 Gb/in 2 recording areal density on sputtered magnetic tape | |
US20050219727A1 (en) | Signal processing device and signal processing method | |
JP2003045120A (ja) | ディスク記憶装置及び同装置に適用するリード方法 | |
JP2005243222A (ja) | 汎用書き込みプリコンペンセイションを行うための方法及び装置 | |
US6894855B2 (en) | Magnetic disk drive including read channel for processing differentiated read signal | |
JPH11203608A (ja) | 記録等化器およびそれを用いた磁気記録再生装置 | |
Jacoby | High density recording with write current shaping | |
JP2002288802A (ja) | 垂直磁気記録方式の磁気ディスク装置及び書き込み補償方法 | |
JP2004103132A (ja) | 記録/再生装置および方法、記録媒体、並びにプログラム | |
US6469851B1 (en) | Acquisition signal error estimator | |
JP3619335B2 (ja) | 記録等化器及びその記録等化器を用いた磁気記録装置 | |
JP2612317B2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JP2918350B2 (ja) | 磁気記録方式 | |
JP3906226B2 (ja) | 非線形性測定方法,非線形性測定装置,磁気記録再生装置および磁気記録再生用lsi | |
JPS59217217A (ja) | 同期抽出方法 | |
Sayiner | Impact of the track density versus linear density trade-off on the read channel: TCPR4 versus EPR4 | |
US20070121233A1 (en) | Information recording and reproducing apparatus | |
JP2000516010A (ja) | データ読出しチャンネル特性制御 | |
JP2000020903A (ja) | ディスク記憶装置 | |
JPH05101310A (ja) | 磁気記録方法 | |
JPH11503855A (ja) | ディジタルシーケンス検出のためのブランチメトリック補償 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040628 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040706 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050201 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050223 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20050411 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050426 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050506 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080513 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090513 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100513 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |