JP2903513B2 - 磁気記録方式 - Google Patents

磁気記録方式

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JP2903513B2
JP2903513B2 JP61277596A JP27759686A JP2903513B2 JP 2903513 B2 JP2903513 B2 JP 2903513B2 JP 61277596 A JP61277596 A JP 61277596A JP 27759686 A JP27759686 A JP 27759686A JP 2903513 B2 JP2903513 B2 JP 2903513B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、フロッピーディスク,ハードディスク等の
磁気記録媒体への磁気記録方式に関するものである。 [従来技術及び問題点] 従来、フロッピーディスク,ハードディスク等の磁気
記録媒体への磁気記録に際しての変調方式としては、NR
ZI(Non−return Zero Inverse)方式、FM方式、MFM(M
odified Fm)方式、或いはRLL(Run Length Limited)
コードと称される変調コードを用いた方式等が既に知ら
れている。 その中でNRZI方式は、記録データ再生時の読み出しタ
イミング(同期)を得るためのクロック情報をその変調
パラメータ中には持っていない。そのためこの方式で
は、磁気記録媒体にデータトラックとは別にクロックト
ラックを設ける必要があった。したがって、この方式に
よれば、磁気記録媒体へのデータ記録効率が悪く、ま
た、同期クロック信号と記録データとが夫々別々のトラ
ックエリアから弁別されるために同期が得られ難く、再
生エラーの原因となっていた。 一方、ほかのFM方式、MFM方式、RLLコード変調方式等
は、同期クロック情報のその変調パラメータ中に持って
はいるが、データトラックにデータスペースと別にクロ
ックスペースが必要とされる。そのためにこれらの方式
によっても、やはりデータ記録効率が悪く、また、同期
クロック信号が記録データと相対して得られるものでは
ないから上記NRZI方式のばと同様に同期特性に問題があ
った。 [発明の目的] 本発明はこのような問題に鑑みて為されたものであ
り、その目的とするところは、磁気記録媒体へのデータ
記録効率の向上を図ると同時にデータ再生時における同
期特性の向上を達成することにある。 [問題点を解決するための手段] この目的を達成するため本発明に係る磁気記録方式
は、データトラックに磁性ビットと非磁性ビットとが交
互に配列される磁気記録媒体にバイナリーコードデータ
を磁気ヘッドにより記録するに際し、相い隣わるバイナ
リーコードデータが異なるとき、磁気ヘッドに流れる書
き込み電極の極性を反転するフラックス交換が行われる
ようにしたことを特徴としている。 [作用] 本発明はかかる磁気記録方式をとるものであるから、
磁気記録媒体にはバイナリーコードデータのみが記録さ
れ、データ再生時の同期を得るための同期クロック情報
は記録されない。しかしデータ再生時には、再生パルス
波形として各磁性ビットと非磁性ビットとの境界でピー
ク波形が得られる。そこでそのピーク波形を同期クロッ
ク信号として弁別すると共に、そのピーク波形の極性か
ら磁気記録媒体の記録データを読み取るようにすれば、
磁気記録媒体へデータを記録するに際しては同期クロッ
ク情報を書き込まなくとも、その記録データの再生時に
は同期クロック信号と記録データとか相対して同時的に
得られる。 [実施例] 第1図は、本発明に係る磁気記録方式を実現させるた
めの磁気記録媒体である磁気ディスクを示している。こ
の磁気ディスク1面には、データトラック2と非データ
トラック3とが同心円状に交互に設けられている。そし
て各データトラック2,2・・・には、データの記録再生
方向(図中矢印A方向)に磁性ビット4と非磁性ビット
5とが交互に、かつ一定長の等ピッチ間隔に配置されて
いる。なお、かかる構成の磁気記録媒体が従来のもの
(非磁性ビット層を持たないもの)に較べてデータ記録
密度が向上することについては、既に本出願人の先の出
願に係る特願昭61−168710号公報に述べられているとこ
ろである。かくして本発明は、この磁気ディスク1にバ
イナリーコードデータを記録するに際し、相い隣わるバ
イナリーコードデータが異なるときフラックス交換が行
われるようにしたことを要旨としている。第2図は、こ
の磁気記録方式を実現するための電気ブロック図を示し
ている。これについて説明すれば、バイナリーコードデ
ータの情報源としてのホストCPU6に、そのホストCPU6か
らの制御情報の前処理、或いはホストCPU6への状態情報
の後処理,周辺回路の制御等を行うプロセッサ7が継が
れていて、該プロセッサ7にはそこからの制御信号に基
づいてホストCPU6から伝送されてくるバイナリーコード
データを一旦ストックするためのバッファ8が継がれて
いる。該バッファ8には、直列/並列変換回路9、変調
回路10、書き込み補償回路11、ライト専用VFO回路12、
及び磁気ヘッド駆動回路13が順次直列的に継がれてお
り、さらにこの回路と並列的にバッファ8、リード専用
VFO回路14、及び磁気ヘッド駆動回路13からなる回路も
設けられている。そして該磁気ヘッド駆動回路13には磁
気ヘッド15が継がれている。 しかしてこのように構成された磁気記録媒体の電気制
御系によれば、磁気ディスク1へデータ記録を行うに際
して今、ホストCPU6からバッファ8へ伝送されてくるバ
イナリーコードデータが「0」と「1」の2つの論理値
からなるものであるとすると、そのバイナリーコードデ
ータの論理値が「0」から「1」へ切り変わる時、及び
「1」から「0」へ切り変わる時にのみ夫々磁気ヘッド
15へ流れる書き込み電流の正負が磁気ヘッド駆動回路13
により切り換えられる。そのために磁気ディスク1のデ
ータトラック2の各磁性ビット4,4・・・には、例え
ば、バイナリーコードデータの論理値が「0」であれば
磁気記録再生方向とは逆方向の磁化パターンが書き込ま
れ、バイナリーコードデータの論理値が「1」であれば
正方向の磁化パターンが書き込まれることとなる。 このようにして磁気ディスク1に記録されたデータ情
報を次に再生する場合には、第3図に示したように、磁
気ディスク1を図示の磁化パターンのデータトラック2
面を図中矢示A方向へ相対移動させる。そうすれば、図
示の再生パルス波形か磁気ヘッド15を介して得られる。
そこでこの再生パルス波形からリード専用VFO回路14に
より同期クロック信号の抽出と記録データの弁別とが行
われる。即ち、図示の再生パルス波形からも判るよう
に、各磁性ビット4,4・・・間には各2個ずつのピーク
波形S1,S2が得られるので、いずれか一方を同期クロッ
ク信号としてホストCPU6へ転送する。また、それと同時
的に第2パルスS2の極性が負(−)であれば、その第2
パルスS2の位置に対応する磁性ビット4には磁気記録再
生方向とは逆方向(図中、左向き)の磁化パターンが書
き込まれていて、そのデータの論理値が「0」であると
判断され、逆にその第2パルスS2の極性が正(+)であ
れば、対応する磁性ビット4には図中右向きの磁化パタ
ーンが書き込まれていて、そのデータの論理値が「1」
であると判別される。そしてその判別された記録データ
をやはりプロセッサ7からの制御信号に基づいてホスト
CPU6へ転送する。このように再生パルス波形から同期ク
ロック信号と記録データ情報とが相対して同時的に得ら
れる。 第4図は、本発明に係る磁気記録再生方式と、従来方
式の1例としてのMFM方式との間で諸特性の比較を示し
たものである。図示されるような「0」,「1」のバイ
ナリーコードデータに対して、書き込みデータは当然MF
M方式と本発明方式とで違いはない。しかし、このバイ
ナリーコードデータが変調回路を経て変調されたときに
得られる変調パラメータが、MFM方式ではデータ信号と
同期クロック信号とが混在しているのに対し、本発明方
式ではこの変調段階では同時クロック信号を必要としな
いのでデータ信号のみとなる。そしてそれに伴い本発明
方式は、MFM方式に較べて、書き込みの電流の切り換え
頻度も少なくなる。次に、データトラックの磁化パター
ンも、図示されるようにMFM方式ではデータトラック中
に同期クロック信号を得るためのクロックスペースが盛
り込まれるのに対し、本発明方式ではデータトラック中
に同期クロック信号のためのクロックスペースを必要と
しない。したがって元のデータ信号に直接対応する磁化
パターン(データ信号の論理値「0」に対しては磁化方
向が左向きであり、論理値「1」に対しては右向きであ
る。)となる。そして最後にデータ情報の読み取りに際
しては、MFM方式ではデータ信号と同期クロック信号と
が混在される再生パルス波形から同期クロック信号を分
離するのに対し、本発明方式ではデータ読み取り時に得
られる再生パルス波形から同期クロック信号とデータ信
号とが相対して同時的に得られるものであるから、同期
クロック信号に直接対応したデータ情報が得られること
となる。 [発明の効果] 以上実施例について説明したように、本発明に係る磁
気記録方式は、磁気記録媒体に書き込まれたデータ情報
の読み出し時に得られる再生パルス波形から同期クロッ
ク信号とデータビット情報とを抽出するようにしたもの
であるから、磁気記録媒体面にデータトラックとは別に
同期クロック信号用のトラックを設けたり、或いは、デ
ータトラック中にデータ情報とは別に同期クロック信号
を得るためのクロックスペースを設ける必要はない。し
たがって、磁気記録媒体へのデータ情報書き込みのため
のデータスペースを多くとることができ、データ情報の
記録効率が大幅に向上する。また、同期クロック信号と
データ情報とが再生パルス波形から同時的に抽出される
ものであるから、同時特性も極めて優れたものとなり再
生エラーがなくなる。さらに、磁気記録媒体へのデータ
の書き込みに際して変調パラメータ中に同期クロック信
号を盛り込む必要がないことから、書き込み電流の極性
反転頻度が少なくて済み、それに伴ってデータの書き込
みが一層正確に行われる利点もある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明方式を実現させるための磁気記録媒体の
構造説明図、第2図は本発明方式を実現させるための電
気ブロック図、第3図はデータ再生時の説明図、第4図
は本発明方式と従来方式(その1例としてMFM方式)と
の諸特性の比較説明図である。 1:磁気ディスク、2:データトラック、4:磁性ビット、5:
非磁性ビット、6:磁気ヘッド、S1,S2:ピーク波形。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.データトラックに磁性ビットと非磁性ビットとが交
    互に配列される磁気記録媒体にバイナリーコードデータ
    を磁気ヘッドにより記録するに際し、相い隣わるバイナ
    リーコードデータが異なるとき、磁気ヘッドに流れる書
    き込み電流の極性を反転するフラックス交換が行われる
    ようにしたことを特徴とする磁気記録方式。
JP61277596A 1986-11-20 1986-11-20 磁気記録方式 Expired - Fee Related JP2903513B2 (ja)

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JPS63131304A JPS63131304A (ja) 1988-06-03
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JPS4934130A (ja) * 1972-07-31 1974-03-29
JPS6325828A (ja) * 1986-07-17 1988-02-03 Brother Ind Ltd 磁気記録媒体と磁気記録媒体の再生装置

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JPS63131304A (ja) 1988-06-03

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