JPH0395091A - エレベータの巻上機制振装置 - Google Patents

エレベータの巻上機制振装置

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Publication number
JPH0395091A
JPH0395091A JP22674089A JP22674089A JPH0395091A JP H0395091 A JPH0395091 A JP H0395091A JP 22674089 A JP22674089 A JP 22674089A JP 22674089 A JP22674089 A JP 22674089A JP H0395091 A JPH0395091 A JP H0395091A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winch
leaf spring
meshing frequency
dynamic absorber
machine
Prior art date
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Pending
Application number
JP22674089A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhito Kimura
宣仁 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP22674089A priority Critical patent/JPH0395091A/ja
Publication of JPH0395091A publication Critical patent/JPH0395091A/ja
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  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、エレベータ巻上機の制振装置に関するもの
である。
[従来の技術] 従来のエレベータの巻上機は、第10図及び第1l図に
示すように、機械室の床1に機械台2を取り付け、この
機械台2上に複数個の防振ゴム3を介して巻上機4の基
台5を固定し、防振ゴム3によって巻上機4の機械的振
動が建物へ伝達するのを抑制するようにしている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、エレベータの巻上機4は、第10図及び第l
1図からも明かなように、電動機6と、この電動機6の
回転を減速する減速機7と、この減速機7の出力軸に取
り付けられた網車8とから構威され、滅速機7はへりカ
ルギャ,又はウォームギャから構或されている。
このようなへりカルギャ式あるいはウォームギャ式減速
機は、一般にギヤ相互の噛合いによる振動が発生する。
第12図は、ヘリカルギャ減速式巻上機及びへりカルギ
ャ減速式巻上機の噛合い周波数と振動の大きさとの関係
を表わしたもので、破線Iはヘリカルギャ減速式巻上機
の振動特性を示し、実線■はウォームギャ減速式巻上機
の振動特性を示している。
この第l2図からも明かなようにヘリカルギャ減速式巻
上機の場合、その減速段数が2段,3段になると、噛合
い周波数の低周波域(数10tlz)においてピーク状
の大きな振動を発生するほか、その振動の絶対値もウォ
ームギャ減速式巻上機に比較して大きくなるのが一般で
ある。
このような振動特性の加振源を有するヘリカルギャ減速
式巻上機を第10図及び第1l図に示すように防振ゴム
3により支持しても、第5図の破線■に示す如き巻上機
4の振動に対し機械室床1の振動は第5図の2点鎖線■
に示すようになり、防振ゴムのみによる減衰効果はそれ
ほど期待できない。その結果、巻上機が発生する振動が
建物に伝達され、居室騒音の原因となる。特に近年のよ
うに低速・小容量のエレベータにへりカルギャ式減速機
を適用する場合には、建物自体の振動減衰能力に限界が
あるため、巻上機により騒音発生の問題は益々増大する
傾向になってしまう。
この発明は上記のような点に鑑みなされたもので、巻上
機から建物へ伝達される振動を簡便に減衰させ、居室騒
音を低減できるエレベータの巻上機制振装置を得ること
を目的とする。
[課題を解決するための手段コ この発明にかかるエレベータの巻上機制振装置は、巻上
機の機械台に、ギヤ減速機の出力軸側の歯車噛合い周波
数に同調する板ばね及びおもりからなる動吸振器を設け
てなるものである。
[作 用] 上記のような構或の本発明においては、動吸振器がギヤ
減速機の出力軸側の歯車噛合い周波数に同調することに
より、噛合い周波数を選択的に減衰吸収することになり
、これによって巻上機から建物へ伝達される振動を低減
し、居室騒音の間硬を解消する。
[実施例] 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第■図〜第4図は、この発明によるエレベータの巻上機
制振装置の第1実施例を示すものである。
第1図及び第2図において、巻上機4は従来と同様に電
動機6、その回転を減速するヘリカルギャ弐の減速機7
及び減速機7の出力軸に取り付けた網車8とから構威さ
れ、基台5上に一体に設置されている。基台5は、従来
と同様に機械室の床面1上に設置した機械台2上に複数
の防振ゴム3を介して固定されている。
9は機械台2に取り付けた動吸振器で、この動吸振器9
は、第3図及び第4図に示すように機械台2に一端部を
ボルトナント10により固着した所望長さ.所望ばね定
数の板ばね9aと、板ばね9aの他端にボル}11によ
り固着した所望重量のおもり9bとから構威され、これ
によって動吸振器9の同調周波数を巻上機4の減速機6
の出力軸側噛合い周波数fcに一致させるようになって
いる。
このように構或された本実施例の制振装置において、減
速機6の出力軸側噛合い周波数fcに動吸振器9が同調
すると、噛合い周波数fcによる巻上機4から機械室床
1に伝達される振動はほとんど消滅され、その結果、機
械室床1の振動は第5図の実線Vに示すようになり、簡
便な動吸振器9により巻上機4から建物へ伝達される振
動を有効に減衰でき、これに伴い居室騒音を低減するこ
とができる。
第6図及び第7図は、この発明による巻上機制振装置の
動吸振器の他の実施例を示すものである。
同図において、第2図及び第3図と異なる点は、動吸振
器9を構或する板ばね9aの自由端側にその長手方向に
沿って長穴12を形威し、この長穴12に沿ってボルト
11によるおもり9bの固定位置を調整可能にしたとこ
ろにある。
このような構或の本実施例にあっては、減速機6の歯車
噛合い周波数に対する動吸振器9の同調周波数を調整す
ることができ、これに伴い一種類の動吸振器9で多種類
の減速機に対応させることができる。
第8図及び第9図は、この発明による巻上機制振装置の
さらに他の実施例を示すものである。
同図において、動吸振器9を構成する板ばね13を、2
枚の同一形状の仮ばね材13a,13bと、この両板ば
ね材13a,13b間にサンドインチ状に介在した粘弾
性材13cとから構或し、この1反ばね13の一端をボ
JレトナットIOにより機械台2に固着し、さらに板ば
ね13の自由端にはおもり9bをポルト{1により固着
したものである。
このような実施例にあっては、粘弾性材13cを使用す
ることにより、板ばね材のみの場合に比し動吸振器9の
同調周波数のシャープな設定ができなくなり、吸振能力
が低下するが、動吸振器9の同調周波数設定が容易にな
る効果がある。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、減速機の出力軸側の
歯車噛合い周波数に同調ずる動吸振器を巻上機の機械台
に設けたので、巻上機から建物へ伝達される振動を簡便
に減衰できると共に、居室騒音を低減できる効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す巻上機の正面図、第
2図はその側面図、第3図は本実施例における動吸振器
の平面図、第4図はその正面図、7図はその正面図、第
8図はこの発明による動吸振器のさらに他の実施例を示
す平面図、第9図はその正面図、第10図は従来の巻上
機の正面図、第1l図はその側面図、第12図はへりカ
ルギャ減速式巻上機及びウォームギャ減速式巻上機の振
出 動特性を示す=ケ字である。 1・・・機械室床、2・・・機械台、3・・・防振ゴム
、4・・・巻上機、6・・・電動機、7・・・へりカル
ギャ減速式減速機、8・・・綱車、9・・・動吸振器、
9a,13・・・板ばね、9b・・・おもり。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ギヤ減速式巻上機を有するエレベータにおいて、前記巻
    上機の機械台に、前記ギヤ減速機の出力軸側の歯車噛合
    い周波数に同調する板ばね及びおもりからなる動吸振器
    を設けたことを特徴とするエレベータの巻上機制振装置
JP22674089A 1989-09-01 1989-09-01 エレベータの巻上機制振装置 Pending JPH0395091A (ja)

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JP22674089A JPH0395091A (ja) 1989-09-01 1989-09-01 エレベータの巻上機制振装置

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JPH0395091A true JPH0395091A (ja) 1991-04-19

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ID=16849862

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JP (1) JPH0395091A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5490578A (en) * 1993-06-28 1996-02-13 Kone Oy Structure for attaching elevator machinery in a building
JP2007297180A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5490578A (en) * 1993-06-28 1996-02-13 Kone Oy Structure for attaching elevator machinery in a building
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