JPH03195688A - エレベータの巻上機制振装置 - Google Patents

エレベータの巻上機制振装置

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JPH03195688A
JPH03195688A JP33369589A JP33369589A JPH03195688A JP H03195688 A JPH03195688 A JP H03195688A JP 33369589 A JP33369589 A JP 33369589A JP 33369589 A JP33369589 A JP 33369589A JP H03195688 A JPH03195688 A JP H03195688A
Authority
JP
Japan
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vibration
upper flange
weight
reducer
frequency
Prior art date
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Pending
Application number
JP33369589A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhito Kimura
宣仁 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、エレベータ巻上機の制振装置の構造の改良に
関するものである。
(従来の技術〕 一般にエレベータの巻上機は、電動機と、へりカルギヤ
やウオームギヤから構成された減速機と、この減速機の
出力軸に嵌着された綱車とを備え5防振ゴムを介して機
械室の機械台上に配置されている。そして、上記減速機
は、駆動機の回転を減速しC大なる動力を伝達するとい
う重要な機能を営む。
しかし、へりカルギヤ式或はウオームギヤ式の減速機は
、一般にギヤ相互の噛合いによる振動を発生させる。へ
りカルギヤ式減速機を備えた巻上機の場合、その減速段
数が2段、3段となると、噛合い周波数の低周波域(数
10H,)においてピーク状の大きな振動を発生させる
他、その振動の絶対値もウオームギヤ式減速機を備えた
巻上機に比較して大きくなるのが一般である。
この様な振動特性の加振源を有するへりカルギヤ減速式
巻上機を防振ゴムを介して機械台に支持させても、第5
図に破線■!で示す巻上機の振動に対し、機械室床の振
動は、同図示■に示す様になり、防振ゴムのみによる減
衰効果をそれほど期待できない。その結果、巻上機から
発生する振動が建物に伝達され居室騒音の原因等となる
そこで、本出願人は上記に鑑み、簡易な構成で振動の巻
上機から建物への伝達を減衰させるエレベータの巻上機
制振装置を提案している(特願平1−226740号)
以下、第6図〜第9図に基づき本出願人のものを例に従
来のエレベータの巻上機制振装置を説明すると、図中、
(1)は機械室の床で、この床(1)には、H形鋼から
成る複数の機械台(2)を並列に配置し、この複数の機
械台(2)上には、振動抑制機能を営む防振ゴム(3)
をそれぞれ配置しており、この複数の防振ゴム(3)上
には巻上機(4)を載設している。
この巻上機(4)は第6図及び第7図に示す如く、複数
の防振ゴム(3)に支持された基台(5)と、動力を発
生させる電動機(6)と、ヘリカルギヤ又はウオームギ
ヤから構成され該電動機(6)の回転を減速する減速機
(7)と、この減速機(7)の出力軸に嵌着された綱車
(8)とを備え、この綱車(8)には主索(9)を巻回
している。
(10)は−の機械台(2)の上部フランジ(2a)に
締結具を用いて水平に螺着した板発条で、この板発条(
lO)は第8図及び第9図に示す如く、所定の長さ・は
ね定数を有するように形成されている。
(11)は板発条(1G)の自由端下面に締結具を用い
て螺着した錘で、この錘(11)は、所定の重量を有し
、該板発条(lO)と相俟って動吸振器(12)を形成
している。そして、この動吸振器(12)は、その同調
周波数を減速機(7)の出力軸側噛合い周波数fc(第
5図参照)に同調させて振動の床(1)への伝達を抑制
・排除する機能を営む。
従って、噛合い周波数fcによる巻上機(4)から床(
1)に伝達される振動は、動吸振器(12)の減速機(
7)の出力軸側噛合い周波数fcとの同調に基づき殆ど
消滅し、その結果床(1)の振動を第5図の実線Vに示
すようにでき、振動の巻上機(4)から建物への伝達を
有効に減衰することが可能となる。そして、居室騒音の
低減が期待できる。
なお、この種の先行技術文献として実開平1−7077
6号公報等がある。
(発明が解決しようとする課題) 従来のエレベータの巻上機制振装置は以上の様に構成さ
れていたので、巻上機(4)から建物に伝達される振動
の簡便な減衰、及び居室騒音の低減を図ることができた
しかしながら、機械台(2)の上部フランク(2a)に
、水平側方に突出する板発条(10)を螺着し、この板
発条(lO)の自由端に、M (11)を吊着していた
ので、部品点数の削減、及び省スペース化を図り得なか
った。
本発明は上記に鑑みなされたもので、部品点数の削減、
及び大幅な省スペース化を図ることができるエレベータ
の巻上機制振装置を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明においては上述の目的を達成するため、歯車式の
減速機を備えたエレベータの巻上機を機械台上に配置し
たものにおいて、上記機械台の上部フランジに、吸振部
を画成する複数の孔を穿設するとともに、該吸振部には
鍾を取着し、この錘と吸振部とから該減速機出力軸の歯
車噛み合い周波数に同調する動吸振器を形成したことを
特徴としている。
〔作用〕
本発明によれば、機械台の上部フランジに、吸振部を画
成する複数の孔を穿設するとともに、該吸振部には鍾を
取着し、この錘と吸振部とから該減速機出力軸の歯車噛
み合い周波数に同調する動吸振器を形成しているので、
部品点数の削減、及び省スペース化を図ることができる
(実施例) 以下、第1図〜第5図に示す一実施例に基づき本発明を
詳述すると、図中、(1)は機械室の床で、この床(1
)には、H形鋼から成る複数の機械台(2)を並列に配
置し、この複数の機械台(2)上には、振動抑制機能を
営む防振ゴム(3)をそれぞれ配置しており、この複数
の防振ゴム(3)上には巻上機(4) を水平に載設し
ている。
この巻上機(4)は第1図及び第2図に示す如く、複数
の防振ゴム(3)に水平に支持された基台(5)と、動
力を発生させる電動機(6)と、へりカルギヤ又はウオ
ームギヤから構成される装置(6)の回転を減速する減
速機(7)と、この減速機(7)の出力軸に嵌看された
綱車(8)とを一体的に備え、この綱車(8)には主索
(9)を巻回している。
(13)は機械台(2)の上部フランジ(2a)に規則
的に穿設した複数の孔で、この複数の孔(13)は、そ
の数と穿設場所が事前の検討に基づき選定され、その画
成する上部フランジ(2a)の第3図示斜線部(2b)
を実効的な板発条と化すとともに、そのばね定数を決定
する作用を営む。
(11)は上部フランジ(2a)の該斜線部(2b)下
面に締結具を用いて着脱自在に吊着した錘で、この錘(
11)は、所定の重量を有し、板発条作用を営む斜線部
(2b)と相俟って従来と同様の機能を営む簡易な動吸
振器(12)を形成している。そして、この錘(11)
の重量と該ばね定数とから固有振動数が決せられるよう
になフている。
例えば、200 x 100 x 5.5 x 8のH
形鋼からなる機械台(2)の場合、斜線部(2b)の幅
を4hmとし、上部フランジ(2a)たる梁の断面中心
から301111IIの位置に30Kgの錘(IJ)を
吊着したことを想定すると、 ばね定数は、K = 3EI71 ’ = 3 x 2
1000 xまた、固有振動数は、 〜1801(、どなる。
従って例えば、電源周波数608tの3倍成分の振動が
問題になる場合には、上記の様に設定すべく複数の孔(
13)を穿ければ良い。この複数の孔(13)は、例え
ば直径6mm程度のものを3個直列に並べ設ければ良い
然して、噛み合い周波数fcによる巻上機(4)から床
(1)に伝達される振動は、動吸振器(12)の減速機
(7)の出力軸側噛み合い周波数fcとの同調に基づき
殆ど消滅し、その結果床(1)の振動を第5図の実線V
に示すようにでき、振動の巻上機(4)から建物への伝
達を極めて有効に減衰することが可能となる。そして、
居室騒音の著しい低減が期待できる。さらに、機械台(
2)の斜線部(2b)に板発条の役割を果たさせている
ので、板発条(lO)の省略、及び錘(11)の上部フ
ランジ(2a)からの出っ張りを確実に防止して大幅な
省スペース化を図ることができる。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、機械台の上部フランジに
、吸振部を画成する複数の孔を穿設するとともに、該吸
振部には鍾を取着し、この錘と吸振部とから該減速機出
力軸の歯車噛み合い周波数に同調する動吸振器を形成し
ているので、部品点数の削減、著しい省スペース化を図
ることのできる安価なエレベータの巻1機制振装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るエレベータの巻上機制振装置の一
実施例を示す正面図、第2図は第1図の側面図、第3図
は本発明に係る動吸振器を示す平面図、第4図は第3図
の側面図、第5図は本発明及び従来における歯車噛合い
周波数と振動との関係を示す図、第6図は従来のエレベ
ータの巻上機制振装置を示す正面図、第7は第6図の側
面図、第8図は従来の動吸振器を示す平面図、第9図は
第8図の側面図である。 図中、(2) は機械台、(2a)は上部フランジ、(
2b)は斜線部、(4)は巻上機、(7) は減速機、
(11)は錘、(12)は動吸振器、(13)は孔であ
る。 尚、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  歯車式の減速機を備えたエレベータの巻上機を機械台
    上に配置したエレベータの巻上機制振装置において、上
    記機械台の上部フランジに、吸振部を画成する複数の孔
    を穿設するとともに、該吸振部には鍾を取着し、この錘
    と吸振部とから該減速機出力軸の歯車噛み合い周波数に
    同調する動吸振器を形成したことを特徴とするエレベー
    タの巻上機制振装置。
JP33369589A 1989-12-22 1989-12-22 エレベータの巻上機制振装置 Pending JPH03195688A (ja)

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JP (1) JPH03195688A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5833205A (en) * 1996-01-18 1998-11-10 Martin Engineering Company Vibrator mounting arrangement
JP2014218352A (ja) * 2013-05-10 2014-11-20 三菱電機株式会社 エレベータ巻上機のための防振構造および防振方法、エレベータ巻上機のための動吸振器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5833205A (en) * 1996-01-18 1998-11-10 Martin Engineering Company Vibrator mounting arrangement
JP2014218352A (ja) * 2013-05-10 2014-11-20 三菱電機株式会社 エレベータ巻上機のための防振構造および防振方法、エレベータ巻上機のための動吸振器

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