JPH0395055A - フアクシミリ用記録紙カートリツジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 本発明は、ファクシミリ装置本体と記録紙収納部とが分
離して設けられたファクシミリ装置に使用される記録紙
カートリッジに関するものである。

〈従来技術〉 従来、この種のファクシミリ装置は、実開昭６２−８０
４６２号に開示されているが、これは、第８　図１７＞
如＜、ファクシミリ装置本体の小型化を図るためファク
ンミリ装置本体ｌと記録紙収納部２とを分離している。

そして、記録紙収納部２は、ケース本体３と、該ケース
本体３内に開閉自在に形威された蓋付のロール状記録紙
収納室４とを備えていた。

く　発明が解決しようとする課題　〉 しかし、上記従来技術においては、収納室４の底壁４ａ
は、平面状であったため、ロール状記録紙５のロール径
が小さくなったときにロール状記録紙５が底壁４ａを移
動してその平衡度が悪くなっていた。そのため、装置本
体ｌ側へ記録紙を搬送したときに紙詰まりを起こすこと
があった。

なお、図中、６は記録紙搬送系、７は原稿読取搬送系、
８は記録ヘッド、９は光学系、１０は原稿である。

本発明は、上記に鑑み、ファクシミリ装置本体と記録壓
収納部とを分離した構造において、ロール状記録紙のロ
ール径が小さくなってもその平衡度を確体できるファク
シミリ用記録紙カートリッジの提単を目的としている。

また、本発明は、ファクシミリ装置本体へ記録紙をセッ
トするときに、そのセットを容易にすることをも目的と
している。

く　課題を解決するための手段　〉 本発明請求項ｌによる課題解決手段は、第１．２図の如
く、ケース本体５ｌと、該ケース本体５１内に形成され
たロール状記録紙収納室５２とを備え、該収納室５２の
底壁５　５，５　６がロール状記録紙を保持するＶ字形
に形成されたものである。

請求項２による課題解決手段は、収納室５２の底壁５５
，５６が、ロール状記録紙のロール径の減少と共に上昇
するよう構成されものである。

請求項３による課題解決手段は、ロール状記録紙の先鱗
が、他の部分よりも腰の強い部材が貼付けられるか、ま
たはロール状記録紙自身が厚くなるよう構成されたもの
である。

く作用〉 上記請求項ｌによる課題解決手段において、ロール状の
記録紙は、少なくともカートリッ′）ｌ２の■字形の底
壁５　５．５　６により二点支持されることになり、そ
の保持安定性は従来に比べて増大する。

しかも、使用により記録紙のロール径が減少してらＶ字
形の底壁により記録紙を二点支持するため、記録紙の平
衡度を依然として保持することができる。

請求項２によると、ロール状記録紙ｌ８は、カートリッ
ジｌ２内で弾性可動板５８等により常時上方へ押上げら
れているので、ロール状記録紙ｌ８の径か減少し、記録
紙ｌ８の重量が減少する毎に、底壁５６が記録紙ｌ８を
押上げる。このため、カートリッジｌ２の記録紙取出口
５３では一定の角度で記録紙ｌ８を取出すことができ、
記録紙の平衡度力１安定して確保される。

また、請求項３によると、第７図に示す如く、記録紙よ
りも腰の強い部材７０を貼り付けるか、紙自身にその対
策を施こせば、ファクシミリ装置本体側の上下一対の搬
送ローラ２１，２２間への挿入等も容易に行なうことが
でき、カートリッジタイプの記録紙のセットが容易とな
る。

〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。

第１［ｑは本発明の一実施例であるファクシミリ装置の
使用状態を示す断面図、第２図は同じ《記録紙をセット
するため上部を開放した状態を示すファクシミリ装置の
断面図、第３図は同じくファクシミリ装置の使用状態を
示す斜視図、第４図は同じくファクシミリ装置本体の上
部を開放した状態を示す斜視図である。

図示の如く、本発明に係るファクシミリ装置は、ファク
シミリ装置本体１１と記録紙カートリッジｌ２とが分離
して設けられたものである。そこで、装置本体ｌ１の構
成と記録紙カートリッジｌ２の構成とを項分けして説明
する。

［装置本体ｌ１の構成］ 前記ファクシミリ装置本体１１に、記録紙搬送系ｌ３と
原稿読取搬送系ｌ４とが上下に配設されている。また、
前記ファクシミリ装置本体１ｌは、第２図の如く、上フ
レームｌ５と下フレームｌ６とから上下に分離可能に構
成され、上フレームｌ５は、下フレームｌ６に横軸ｌ７
を介して開閉回動自在に支持されている。

前記記録紙搬送系ｌ３は、記録紙ｌ８を案内する上下一
対の案内板１９．２０と、両案内板１９，２０に挟まれ
た搬送路１３ａと、該搬送路１３ａの出口側に配された
上下一対の搬送ローラ２ｌ．２２と、それよりも記録紙
供給口２３側に位置するプラテンローラ２４とから構成
される。そして、上案内板ｌ９、上搬送ローラ２ｌは、
上フレームｌ５の下面に配され、下案内板２０、下搬送
ローラ２２およびプラテンローラ２４は下フレーム１６
の上面に配されている。また、上フレームｌ５には、下
フレームｌ６のプラテンローラ２４と対応する位置に記
録ヘッド２５が配設されている。

なお、３２録紙供給口２３から記録ヘッド２５に至る案
内板では、記録紙１８に一定の張力を与え喝 るよう上側の案内板ｌ９が■字形の折曲され、これに対
応して下側の案内板２０も折曲している。

次に、原稿読取搬送系ｌ４は、上フレームｌ５の上部に
配されており、上下一対の案内板３ｌ３２と、上下二対
の搬送ローラ３３．３４と、前記上案ウ板３ｌに接触す
る下供給０−ラ３５とから構成され、記録紙搬送系ｌ３
と同様に上側の案内板３１等が開閉回動自在とされてい
る。

上下一対の案内板３１．３２の供給口３６はファクシミ
リ装置本体１ｌの上フレームｌ５の上面に開口しており
、排出口３７は上フレームｌ５の側面に開口している。

そして、原稿読取搬送系ｌ４の供給口３６には、断面逆
へ字形の読取原稿セットトレー３９が設けられている。

この原稿セットトレー３９は、ファクシミリ装置本体１
１の内側に収納された収納姿勢Ａと、ファクシミリ装置
本体１１の外剃であって記録紙収納部ｌ２の設置側へ突
出した使用姿勢Ｂとの間で横軸４０周りに切換回動自在
とされる。

すなわち原稿セットトレー３９は、その使用姿勢で前記
記録紙供給口２３を覆うよう構戊される。

また、上フレームｌ５には、原稿読取搬送系ｌ４の下側
に、光源４１、ミラー４　２，４　３、レンズ４４ηよ
び光電変換素子４５からなる光学系４６が配設されてい
る。

なお、第３．４図中、４７は原稿幅調整ガイドである。

［記録紙カートリッジ１２の構戊］ 前記記録紙カートリッジｌ２は、使い捨てカートリッジ
であって、直方体形状のケース本体５ｌと、該ケース本
体５ｌの内部に形戊された断面逆三角形状の収納室５２
とから収り、該収納室５２の上端に記録紙取出口５３が
横方向に形威されている。ここで、収納室５３の形状を
断面逆三角形状としたのは、ロール状記録紙１８のロー
ル径が小さくなった時の記録紙の平衡度を確保するため
で、収納室５２の底面側のＶ字型底壁５　５，５　６に
より前記ロール状記録紙ｌ８を保持可能とされる。

さらに、一方の底壁５６は、固定壁部５６ａと、該固定
壁部５６ａに形戊された開口から上方へ押上げる方向に
弾性力を有する板状の弾性可動板５８とから構成される
。可動板５８の一端はケース本体５１の上端ωリ壁に固
定されている。

［動作］ 上記構戊において、ファクシミリ装置に記録紙ｌ８をセ
ットする場合、まず、ファクシミリ装置本体１１の上フ
レームｌ５を横軸１７周りに開回動して黒録紙搬送系ｌ
３を開放し、記録紙カートリッジｌ２に収納された記録
紙１８をプラテンローラ２４、搬送ローラ２２上にセッ
トする。次に上フレームｌ５を閉じ、第１図に示す様に
受信記録可能状態とする。

このとき、記録紙ｌ８は、使捨てカートリッジｌ２から
取り出すので、従来の如く厳密に包装された記録紙の包
装を取り外して装置本体Ｉ１にセツトする場合に比べて
、そのセット操作が容易に行ない得る。

また、本装置で所望の情報を送信した場合には、原稿セ
ットトレー３９を開いて使用姿勢Ｂとし、原稿読取搬送
系１４および光学系４６を動作させれば、送信動作を実
現できる。

なお、ファクシミリ装置本体ｔｉの持運び時には、ファ
クシミリ装置本体ｌｌ側に供給された記録紙ｌ８を記録
紙カートリッジｌ２側に巻き戻すか、またはファクシミ
リ装置本体ｌｌ側で記録紙ｌ８を切断し、ファクシミリ
装置本体１１と記録紙カートリッジ１２とを分離して別
々に運ぶ。

このとき、記録紙搬送系１３と原稿読取搬送系１４とは
上下に配列されているため、ファクシミリ装置本体Ｉ１
側の幅が従来の横方向に配列したちのに比べて小となる
。そのため、持運びも容易に行なうことができる。

また、装置本体１１側の幅が小となり、原稿セットトレ
ーを装置本体１ｌの上面にそのまま設置した状態ではト
レー幅が狭くて使用できないが、原稿セットトレー３９
を収納姿勢Ａと使用姿勢Ｂとに切換え可能としているの
で、使用時には、トレー４９を広くして使用することが
でき、使用性にも優れ、そのため、トレーの幅を考慮す
ることなく装置本体の小形化が実現できる。

さらに、ロール状記録紙ｌ８は、カートリッジｌ２内で
弾性可動板５８により常時上方へ押上げられているので
、ロール状記録紙ｌ８の径が減少し、記録紙ｌ８の重量
が減少する毎に、底壁５６の可動蝋５８が記録紙ｌ８を
押上げる。このため、カートリッジｌ２の記録紙取出口
５３では一定の角度で記録紙ｌ８を取出すことができ、
記録紙の平衡度が安定して確保される。

なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく
、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修正および変更
を加え得ることは勿諭である。

例えば、上記実施例では、カートリッジ１２の底壁５６
を固定壁部５６ａと可動板５８とから構成したが、第５
図の如く、辱壁５６が他の底壁５５に沿って上下動する
よう構成し、該底壁５６を上方へ付勢するく字形板ばね
５９を付設しても、上記実施例と同様の効果がある。

また、記録紙カートリッジエ２は、上記実施例の如き直
方体状の収納ケースにする必要はなく、第６図に示すよ
うに、逆三角形状の収納ケースであってもよい。この場
合、底壁５６は移動しないが、少なくともそのＶ字形の
底壁５５，５６により、ロール状記録紙を保持すること
になり、記録紙の平衡度を確保することができる。

また、必ずしもこの三角形状はカートリッジ側で対応す
る必要はなく、直方体状であってもファクンミリ装置本
体への設置時に４５度傾けてセットすればロール状記録
紙を■字形室壁で保持することになり、カートリッジの
設置の仕方で同一の効果を得ることができる。

さらに、上記実施例では、原稿セットトレー３９を横呻
４０周りに回動自在としたが、本体の上面に沿って摺動
自在に構成してもよいことは勿論である。

さらに、カートリッジタイプの記録紙の先端には装置へ
のセットを容易にするために、第７図に示す如く、記録
紙よりも腰の強い部材７０を貼り付けるか、紙自身にそ
の対策を施してもよい。そうすれば、上下一対の搬送ロ
ーラ２１．２２間への挿入等も容易に行なうことができ
る。

〈発明の効果〉 以上の説明から明らかな通り、本発明請求項ｌによると
、ロール状の記録紙は、少なくともカートリッジのＶ字
形の底壁により二点支持されることになり、その保持安
定性は従来に比べて増大する。

しかも、使用により記録紙のロール径が減少してもＶ字
形の底壁により記録紙を二点支持するため、記録紙の平
衡度を依然として保持することができる。

本発明請求項２によると、ロール状記録紙は、カートリ
ッジ内で常時上方へ押上げられているので、ロール状記
録紙の径が減少し、記録紙の重量が減少する毎に、底壁
が記録紙を押上げることになり、そのため、カートリッ
ジの記録紙取出口では一定の角度で記録紙を取出すこと
ができ、記録紙の平衡度が安定して確保される。

また、本発明請求項３によると、記録用紙よりも腰の強
い部材を貼り付けるか、紙自身にその対策を施こせば、
ファクシミリ装置本体への挿入等ら容易に行なうことが
でき、記録紙のセットが容易となるといった優れた効果
がある。

【図面の簡単な説明】

第ｌ図は本発明の一実施例であるファクシミリ装置の使
用状態を示す断面図、第２図は同じく記録紙をセットす
るため上部を開放した状態を示すファクシミリ装置の断
面図、第３図は同じくファクシミリ装置の使用状態を示
す斜視図、第４図は同じくファクンミリ装置本体の上部
を開放した状態を示す斜視図、第５図は本発明の池の実
施例を示す記録紙カートリッジの断面図、第６図は本発
明の別の実施例を示す記録紙カートリッジの断面図、第
７図は同じくその斜視図、第８図は従来のファクンミリ
装置の断面図である。 １１：ファクンミリ装置本体、ｌ２：記録紙カートリツ
ノ、１３：記録紙搬送系、ｌ４：原稿読取搬送系、１５
：上フレーム、１６：下フレーム、２３記録紙供給口、
３９：読取原稿セットトレー、５１：ケース本体、５２
・収納室、５３：記録紙取出口、５５，５６：底壁、５
６ａ：固定壁部、５８．弾性可動板。 出　願　人　　ンヤーブ株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ケース本体と、該ケース本体内に形成されたロール
   状記録紙収納室とを備え、該収納室の底壁がロール状記
   録紙を保持するＶ字形に形成されたことを特徴とするフ
   ァクシミリ用記録紙カートリッジ。 ２、請求項１記載の収納室の底壁は、ロール状記録紙の
   ロール径の減少と共に上昇するよう構成されたことを特
   徴とするファクシミリ用記録紙カートリッジ。 ３、請求項１、２記載のファクシミリ用記録紙カートリ
   ッジにおいて、ロール状記録紙の先端は他の部分よりも
   腰の強い部材が貼付けられるか、またはロール状記録紙
   自身が厚くなるよう構成されたことを特徴とするファク
   シミリ用記録紙カートリッジ。