JPH0395069A - フアクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ファクシミリ装置本体と記録紙収納部とが分
離して設けられたファクンミリ装置に関するものである
。

く従来技術〉 従来、この種のファクシミリ装置は、実開昭６２−８０
４６２号に開示されているが、これは、第７図の如く、
ファクシミリ装置本体の小型化を図るためファクシミリ
装置本体１と記録紙収納部２とを分離している。このフ
ァクシミリ装置における記録紙のセットは、記録紙収納
部２から記録紙４を引出し、プラテンセーラ３と記録ヘ
ッド８間に挿入して行なう。

く　発明が解決しようとする課題　〉 しかし、上記従来技術における記録紙のセットは、使用
者が手作業で行なわなければならず、所定位置にセット
したか否かは目測となり、そのため正しい位置にセット
できない欠点があった。また、使用者が手作業で行なう
ため、プラテンロラ３に対して斜めにセットし、紙詰ま
りを起こす原因にもなった。

なお、第７図中、６は記録紙搬送系、７は原稿読取搬送
系、９は光学系、１０は原稿である。

本発明は、上記に鑑み、記録紙を自動的に所定位置にセ
ットできるファクシミリ装置の提供を目的としている。

く　課題を解決するための手段　〉 本発明による課題解決手段は、第１．２図の如く、ファ
クシミリ装置本体ｌ１と記録紙収納部ｌ２とが分離して
設けられ、前記ファクシミリ装置本体１１内の起録紙搬
送路１３ａが開閉自在とされたファクシミリ装置におい
て、前記ファクシミリ装置本体ｌ１に記録紙搬送路１３
ａの近傍で配された記録紙検知手段２７と、前記記録紙
搬送路１３ａの開閉動作を検知する搬送路開閉検知手段
２６と、該開閉検知手段２６の閉動作信号および記録紙
検知手段２７の記録紙存在信号に基いて記録紙搬送装置
２９を駆動して記録紙ｌ８を所定位置に自動一にセット
する記録紙制御手段３０とが設けられたものである。

〈作用〉 上記課題解決手段において、ファクシミリ装置に記録紙
ｌ８をセットする場合、まず、ファクシミリ装置本体１
１の記録紙搬送系ｌ３を開放し、記録紙カートリッジｌ
２に収納された記録紙ｌ８を搬送装！２９のプラテンロ
ーラ２４を越えて搬送路１３ａ上にセットする。

次に、装置本体ｉｔを閉じ、第１図に示す様に受信記録
可能状態とすると、装置本体ｌ１の記録系ｌ３の閉操作
が開閉検知手段２６で検知される。

また、記録紙検知手段２７により記録紙の存在を検知す
る。この存在検知信号と上記の閉操作検知信号に基いて
、制御手段３０により、搬送装置２９の搬送ローラ２１
．２２およびプラテンローラ２４が駆動され、記録紙ｌ
８を自動的に所定の位置まで搬送する。

く実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。

第１図は本発明の一実施例であるファクシミリ装置の制
御ブロック図、第２図（ａ）は同ファクシミリ装置の使
用状態を示す断面図、第２図（ｂ）は同じく記録紙をセ
ットするため上部を開放した状態を示すファクシミリ装
置の断面図、第３図は同じくファクシミリ装置の使用状
態を示す斜視図、第４図は同じくファクシミリ装置本体
の上部を開放した状態を示す斜視図である。

図示の如く、本発明に係るファクシミリ装置は、ファク
シミリ装置本体ｌｌと記録紙収納部としての記録紙カー
トリッジｌ２とが分離して設けられたものである。そこ
で、装置本体１１の構戊と記録紙カートリッジｌ２の構
成とを項分けして説明する。

［装置本体１１の構戊］ 前記ファクシミリ装置本体ｔ１に、記録紙搬送系ｌ３と
原稿読取搬送系１４とが上下に配設されている。また、
前記ファクシミリ装置本体２は、第２図の如く、上フレ
ームｌ５と下フレーム１６とから上下に分離可能に構戊
され、上フレームｌ５は、下フレーム１６に横軸ｌ７を
介して開閉回動自在に支持されている。

前記記録紙搬送系ｌ３は、記録紙ｌ８を案内する上下一
対の案内板１９．２０と、両案内！１９．２０に挟まれ
た搬送路１３ａと、該搬送路１３ａの出口側に配された
上下一対の搬送ローラ２ｌ．２２と、それよりも記録紙
供給口２３に位置するプラテンローラ２４とから構成さ
れる。そして、上案内［１９、上搬送ローラ２ｌは、上
フレーム１５の下面に配され、下案内板２０、下搬送ロ
ーラ２２およびプラテンローラ２４は下フレームｌ６の
上面に配されている。また、上フレーム１５には、下フ
レームｌ６のプラテンローラ２４と対応する位置に記録
ヘッド２５が配設されている。

なお、記録紙供給口２３から記録ヘッド２５に至る案内
板では、記録紙１８に一定の張力を与えるよう上側の案
内板ｌ９がＶ字形の折曲され、これに対応して下側の案
内板２０も折曲している。

そして、前記上フレーム１５の開閉動作を検知する検知
手段２６が設けられている。この開閉検知手段２６は、
下フレーム１６に固定されたリミットスイッチ２６ａと
、上フレームｌ５の閉姿勢で上側案内板ｌ９のＶ字形折
曲部１９ａにより押圧され前記リミットスイッチ２６ａ
をオンする作動片２６ｂとから構成される。

また、装置本体Ｉ１に記録紙！８がセットされたか否か
を検出する記録紙検知手段２７が設けられている。この
記録紙検知手段２７は、上フレームｌ５の記録ヘッド２
５よりも出口側に配された発光素子２７ａと、下フレー
ムｌ６に搬送路１３ａを挟んで対向する位置に配された
受光素子２７ｂとから構戊される。

さらに、受光素子２７ｂの出口側には、記録紙の用紙サ
イズ等を認識する記録紙情報認識手段としての光結合装
置２８が配設されている。

そして、開閉検知手段２６およ′び記録紙検知手段２７
の出力信号に基いて記録紙搬送装置２９を駆動して記録
紙を所定位置に自動的にセットする記録紙制御手段３０
が設けられている。

搬送装ｆｌ２９は、前記プラテンローラ２４、搬送ロー
ラ２１．２２、およびこれらを駆動するモタおよびクラ
ッチから構或される。

また、制御手段３０は、一般的なワンチップマイクロコ
ンピュータで、内部にデータＲＡＭ，プログラムＲＯＭ
，ＡＬＵ等を有しており、開閉検知手段２６および記録
紙検知手段２７の信号によリブラテンローラ２４等を所
定の回転数だけ回転させるものである。

なお、制御手段３０は、記録紙の先端が所定位置に達し
たことを検知して、その信号により搬送装置２９の駆動
を停止するよう構成してもよい。

次に、原稿読取搬送系１４は、上フレームｌ５の上部に
配されており、上下一対の案内板３１．３２と、上下二
対の搬送ローラ３３，３４と、前記上案内板３ｌに接触
する下供給ローラ３５とから構戊され、記録紙搬送系ｌ
３と同様に上側の案内板３１等が開閉回動自在とされて
いる。

上下一対の案内板３１．３２の供給口３６はファクシミ
リ装置本体ＩＩの上フレーム１５の上面に開口しており
、排出口３７は上フレームｌ５の側面に開口している。

そして、原稿読取搬送系１４の供給口３６には、断面逆
へ字形の読取原稿セットトレー３９が設けられている。

この原稿セットトレー３９は、ファクシミリ装置本体１
．　１の内側に収納された収納姿勢Ａと、ファクンミリ
装置本体ｔｉの外側であつて記録紙カートリッジｌ２の
設置側へ突出した使用姿勢Ｂとの間で横軸４０周りに切
換回動自在とされる。すなわち原稿セットトレー３９は
、その使用姿勢で前記記録紙供給口２３を覆うよう構成
される。

また、上フレームｌ５には、原稿読取搬送系ｌ４の下側
に、光源４１１ミラー４　２，４　３、レンズ４４およ
び光電変換素子４５からなる光学系４６が配設されてい
る。

なお、第３．４図中、４７は原稿幅調整ガイドである。

また、下フレームｌ６の記録紙カートリッジ側には、記
録紙カートリッジｌ２の壁面に形戊された係合孔４８に
係脱自在に係合する逆Ｌ字形係合片４９が形成されてい
る。

［記録紙カートリッジの横威］ ｆｔＸ記記録紙カートリッジｌ２は、使い捨てカートリ
ツノであって、直方体形状のケース本体５ｌと、該ケー
ス本体５ｌの内部に形威された断面逆三角形状の収納室
５２とから戒り、該収納室５２の上端に記録紙取出口５
３が横方向に形戒されている。ここで、収納室５３の形
状を断面逆三角形状としたのは、ロール状記録紙ｌ８の
ロール径が小さくなった時の記録紙の平衡度を確保する
ためで、収納室５２の底面側のＶ字型底壁５５，５６に
より前記ロール状記録紙ｌ８を保持可能とされる。

［記録紙の構成］ 記録紙ｌ８は、ロール状に形威された記録用紙１８ａと
、その先端に、第２図の如く、貼着され用紙サイズ等の
バーコード情報等を記載した情報保持部６２とから構成
されている。

［動作］ 上記構成において、ファクシミリ装置に記録紙ｌ８をセ
ットする場合、まず、ファクシミリ装置本体１１の上フ
レームｌ５を横軸１７周りに開回動して記録紙搬送系ｌ
３を開放し、記録紙カートリッジｌ２に収納された記録
紙ｌ８をプラテンローラ２４を越えて搬送路１３ａ上に
セットする。

次に、装置本体ｌ１の外壁に形戊された逆Ｌ字形係合片
４９に記録紙カートリツノｌ２の係合孔４８を係合し、
両者を連結する。この係合操作により、記録紙搬送時の
記録紙の平衡度が確保できる。

次に、上フレームｌ５を閉じ、第ｌ図に示す様に受信記
録可能状態とすると、装置本体１ｌの記録系ｌ３の閉操
作が開閉検知手段２６で検知される。また、記録紙検知
手段２７により記録紙の存在を検知すると、この存在検
知信号と上記の閉動作検知信号に基いて、搬送制御手段
３０からの信号により、搬送装置２９を作動させて、搬
送ローラ２１．２２およびプラテンローラ２４を駆動さ
せ、記録紙ｌ８を所定の位置まで自動的に搬送する。

したがって、使用者が手作業で、記録紙をセットする操
作は不必要となり、また、手作業によるセットを行なわ
ないため、セット操作のミスにより記録紙がプラテンロ
ーラ２４に対して斜め送りされる可能性も少なく、紙詰
まり等も極力防止できる。

また、このとき、記録紙ｌ８の情報保持部６２が搬送系
１３Ｌ！）情報認識手段２８を通過するので、その用紙
サイズ等を読取り、図示しない表示部に表示する。その
ため、ファクンミリ装置本体１１が受信する前に用紙サ
イズ等の情報を確認でき、誤ったサイズの記録紙のセッ
トを防止でき、以後のファクシミリ通信に非常に有効で
ある。

特に、記録紙カートリッジは、使い捨てのものであり、
開放する蓋がないため、使用者にとって、カートリッジ
内の記録紙サイズがわからず、誤ったサイズの記録紙の
セットする可能性があるが、本発明を適用すれば、その
効果は顕著なしのとなる。

また、記録紙ｌ８は、使い捨てカートリッジｌ２から取
出すので、従来の如く、厳密に包装された記録紙の包装
を取外して装置本体にセットする場合に比べて、そのセ
ット操作が容易に行ない得る。

また、本装置で所望の情報を送信した場合には、原稿セ
ットトレー３９を開いて使用姿勢Ｂとし、原稿読取搬送
系ｌ４および光学系４６を動作させれば、送信動作を実
現できる。

なお、ファクシミリ装置本体１１の持運び時には、ファ
クシミリ装置本体１１側に供給された記録紙ｌ８を記録
紙カートリッジｌ２側に巻き戻すか、またはファクシミ
リ装置本体ｌｌ側で記録紙１８を切断し、ファクシミリ
装置本体１．　１と記録紙カートリツノｌ２とを分離し
て別々に運ぶ。

このとき、記録紙搬送系１３と原稿読取搬送系ｌ４とは
上下に配列されているため、ファクシミリ装置本体ｌｉ
側の幅が従来の横方向に配列したものに比べて小となる
。そのため、持運びも容易に行なうことができる。

また、装置本体１１側の幅が小となり、原稿セットトレ
ーを装置本体ｌ１の上面にそのまま設置した状態ではト
レー幅が狭くて使用できないが、原稿セットトレー３９
を収納姿勢Ａと使用盗勢Ｂとに切換え可能としているの
で、使用時には、トレー４９を広くして使用することが
でき、使用性にも優れ、そのため、トレーの幅を考慮す
ることなく装置本体の小形化が実現できる。

［他の実施例］ なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく
、本発明の範囲内で上記実施例に多くの修正および変更
を加え得ることは勿論である。

例えば、記録紙カートリッジ１２は、上記実施例の如き
直方体状の収納ケースにする必要はなく、第５図に示す
ように、逆三角形状の収納ケースであってもよい。この
場合、そのＶ字形の底壁５５５６により、ロール状記録
紙を保持することになり、記録紙の平衡度を確保するこ
とができる。

また、必ずしもこの三角形状はカートリッジ側で対応す
る必要はなく、記録紙カートリッジ１２が直方体状であ
ってもファクシミリ装置本体１１への設置時にカートリ
ッジ１２を４５度傾けてセットすれば、ロール状記録紙
をＶ字形室壁で保持することになり、カートリッジの設
置の仕方で同一の効果を得ることができる。

さらに、上記実施例では、原稿セットトレー３９を横軸
４０１？ｉｌりに回動自在としたが、本体の上面に沿っ
て摺動可能に構成してもよいことは勿論である。

さらに、カートリッジタイプの記録紙の先端には装置へ
のセットを容易にするために、第６図に示す如く、記録
紙よりも腰の強い部材７０を貼り付けるか、紙自身にそ
の対策を施してもよい。

く発明の効果〉 以上の説明から明らかな通り、本発明によると、ファク
ンミリ装置本体と記録紙収納部とが分離して設けられた
ファクシミリ装置において、開閉検知手段の閉動作信号
および記録紙検知手段の記録紙存在信号に基いて記録紙
搬送装置を駆動して記録紙を所定位置に自動的にセット
する記録紙制御手段が設けられているから、使用者が手
作業で記録紙をセットする操作は不必要となり、また、
手作業によるセットを行なわないため、セット操作のミ
スにより記録紙がプラテンローラ等に対して斜め送りさ
れる可能性も少なく、紙詰まり等も極力防止できるとい
った優れた効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例であるファクンミリ装置の制
御ブロック図、第２図（ａ）は同じくファクシミリ装置
の使用状態を示す断面図、第２図（ｂ）は同じく記録紙
をセットするため上部を開放した状態を示すファクシミ
リ装置の断面図、第３図は同じくファクシミリ装置の使
用状態を示す斜視図、第４図は同じくファクシミリ装置
本体の上部を間放した状態を示す斜視図、第５図は本発
明の他の実施例を示す記録紙カートリッジの断面図、第
６図は同じくその斜視図、第７図は従来のファクンミリ
装置の断面図である。 ｌ１：ファクシミリ装置本体、１２；記録紙カートリッ
ジ、ｌ３：記録紙搬送系、ｌ４：原稿読取搬送系、１５
：上フレーム、１６：下フレーム、ｌ８：記録紙、２１
．２２：搬送ローラ、２３．記録紙供給口、２４：ブラ
テンローラ、２６：開閉検知手段、２６ａ：リミットス
イッチ、２６ｂ：作動片、２７：記録紙検知手段、２７
ａ：発光素子・２７ｂ＝受光素子、２８二光結合装置、
２９：搬送装置、３０．制御手段。 第　３　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ファクシミリ装置本体と記録紙収納部とが分離して設け
   られ、前記ファクシミリ装置本体内の記録紙搬送路が開
   閉自在とされたファクシミリ装置において、前記ファク
   シミリ装置本体に記録紙搬送路の近傍で配された記録紙
   検知手段と、前記記録紙搬送路の開閉動作を検知する搬
   送路開閉検知手段と、該開閉検知手段の閉動作信号およ
   び記録紙検知手段の記録紙存在信号に基いて記録紙搬送
   装置を駆動して記録紙を所定位置に自動的にセットする
   記録紙制御手段とが設けられたことを特徴とするファク
   シミリ装置。