JPH039496A - 自動販売機の直積式商品収納棚 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、上下方向に積み重ねられた商品を収納しか
つ下方に搬送する自動販売機の直積式商品収納棚に関す
る。

〔従来の技術〕

清涼飲料水、タバコ、菓子等の上下方向に積み重ね易い
直方体状箱形の紙パツク等の容器に入った商品を販売す
る自動販売機は、通常ケース内に上下方向に種類毎に積
み重ねて商品を収納するとともに、積み重ねた商品を通
路を介して取出口へ搬送する直積式商品収納棚がケース
内に収容設置されている。この種の商品収納棚が収容設
置される自動販売機に対しては、収益性の向上を図るた
めより多種類の商品をより数多く同時に収納して販売し
たいという自動販売機業界の要請がある一方、自動販売
機の設置空間には制約があり、自動販売機内の空間も制
約される。このため直積式商品収納棚は、限られた空間
内に多種類の商品を数多く収納可能とするとともに、収
納した商品を取出口へ搬送する通路等に要する空間は最
小限となるよう構成されている。この種の自動販売機の
直積式商品収納用の従来例の一つを第３図及び第４図に
示す、第３図は従来の自動販売機の扉を開いた状態の直
積式商品収納棚を含む内部構成を示す前方右斜上より見
た斜視図、第４図は第３区の直積式商品収納棚の要部右
側面縦断面拡大図で、図の左面が前面側である。

第３図及び第４図において、１はケースであり、このケ
ース１の前面開口は扉２で覆われるとともに、ケース１
内には直積式商品収納ｔａ３が左右に複数並列しかつ上
下２段に収容設置されている。この直積式商品収納棚３
には、左右に鉛直な壁面が互に向い合う一対の硼ｔｑ壁
４の下端を上面が水平な受は台５に固定されている。こ
の受は台５上の棚側壁４間に上下方向に直に積み重ね前
後方向の幅が上下の厚みより大きい商品６が前後２列収
納されている。この商品６の前後両面にそれぞれ向い合
う、支持体７を介して受は台５に固定した規制片８及び
、この規制片８に下端をＩｆ壁４に上端をそれぞれ回動
自在に支持したクランク形状の規制欅９と、８Ｉ側壁４
に左右両端が固定された板状の規制板１０とが設けられ
ている。積み重ねられた商品６は、図示しない商品選択
釦が押されると、受は台５上を矢印方向に前後に水平に
往復動じその前後面で商品６を前方あるいは後方に突き
出す、商品６より高さの低い直方体状の可動体１１によ
り商品６は最下位の商品６から順次−個ずつ前あるいは
後方向に突き出される。この突き出された商品６は、受
は台５の上面と規制片８の下端及び規制板１０の下端と
の間に形成され商品６が一個のみ通り抜けられる隙間１
２をそれぞれ通り、前後方向の幅が商品６の前後方向の
幅にほぼ等しいかあるいはやや広い幅の断面がＵ字形の
通路１３にその進行方向前端よりそれぞれ入る。この通
路１３は、その外周が、前面側の扉２裏面企形成する仕
切板１４．ｌ！ｌ側壁４の下端部に左右両端が固定され
た断面がＵ字形の底板１５及び１ケース１の奥行側内壁
１６で区画されるとともに、その内周が受は台５及び、
受は台５の下側に設けられた断面外形形状が三角形状の
仕切板１７で区画形成されている。一方この通路１３内
に突き出される商品６の上側に積まれた商品６は前後方
向の移動が規制欅９及び規制片８と、規制板１０とによ
り規制される。そのため通路１３内へ突き出される最下
位の商品６は、通路１３内に入り込む前のその上に積ま
れた商品６から離れる寸前に上に積まれた商品６の荷重
を進行方向に対しその後端が気中的に受けその前端が跳
ね上がる。このため、通路１３内に入る商品６の前端部
上面が当接してその跳ね上がりを防ぐ、商品６の進行方
向に対し下り坂でかつ棚側壁４の互に向い合う壁面に対
し垂直な面が形成された、規制片８の下面に取付けられ
た断面がＣ字形の当接片１８と、ケース１内奥行側内壁
１６壁面に固定された断面がＶ字形の当接片１９とが設
けられている。

なお通路１３内を落下して通路１３の前面側下端に搬送
された商品６は、扉２前面下部に形成され購入商品を取
り出す取出口２０と通路１３とを連通する仕切板１４下
部に形成された連通孔２１を通して取出口２０より取り
出される。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところがこのような積み重ねた商品６を最下位の商品６
より順次通路１３内に突き出し通路１３内を取り出し位
置まで落下搬送する自動販売機の直積式商品収納棚３は
、突き出される商品６の進行方向に対する通路１３の幅
と商品６の幅との関係が、通路１３の幅より商品６の幅
の方が広ければ通路１３内に突き出しな際商品６の進行
方向の前端がこの前端と向い合う通路１３を区画する内
壁１６及び仕切板１４の壁面に突き当って詰り通路１３
内を落下搬送できないという問題がある。

この発明は、突き出される商品の進行方向の幅が通路よ
り広い商品でも収納し取出口まで搬送でき、かつ従来よ
り多種類の商品に対応する自動販売機の直積式商品収納
棚を提供することを課題とする。

〔課題を解決するための手段〕

上記の課題を解決するために、この発明によれば、ケー
ス内に鉛直な壁面を互に向い合わせて配設された一対の
８１側壁を備え、前記壁面間に上下方向に整列し直に積
み重ねられ外形形状が直方体状の商品を収納するととも
に、積み重ねられた前記商品をその最下位の商品より順
次前記壁面に平行かつ水平な方向に一個ずつ突き出しそ
の下方に配設された取出口へ通路を介して落下搬送する
自動販売機の直積式商品収納棚において、突き出される
前記商品の進行方向を遮るとともにこの進行方向に対し
下り坂でかつ前記壁面に垂直な制御面を形成した姿勢制
御部材を備え、この姿勢制御部材により前記商品の進行
方向を徐々に下向きに変えるものとする。

〔作用〕

この発明は、上下方向に直に積み重ねた商品の最下位の
突き出される前記商品の進行方向を遮るとともにこの進
行方向に対し下り坂でかつ互に向い合う一対の棚側壁の
壁面に垂直な制御面を形成した姿勢制御部材を備え、こ
の姿勢制御部材により前記商品の進行方向を徐々に下向
きに変えるようにしたので、通路内に突き出される最下
位の商品の進行方向の前端が、商品が通路内に完全に突
き出される前に姿勢制御部材の制御面に当接し、ｔＩＩ
側壁の向い合う壁面に平行な鉛直面内で前端を下向きに
旋回し、突き出されるＷＩ品の進行方向に対する幅が通
路より広い商品でも積み重ねた際の上下方向の厚みが通
路の幅より小さい商品であれば通路内に搬入することが
できる。

〔実施例〕

以下、この発明の実施例を第１図及び第２図に基づいて
説明する。第１図はこの発明の直積式商品収納棚の要部
右側面縦断１ｌｌｉｌｉ図、第２図はこの発明の直積式
商品収納棚の動作説明図である。第３図及び第４図と共
通あるいは同一の部分は同一の符号で示し重複説明をさ
ける。

第１図において、１はケースであり、このケース１の前
面開口を扉２で覆うとともに、ケース１内には直積式商
品収納棚２２を収容設置している。この直積式商品収納
棚２２の受は台５上の棚側壁４の間に上下方向に直に積
み重ね前後方向の幅が上下方向の厚みより大きい商品６
を前後２列収納している。この商品６の前後両面にそれ
ぞれ向い合う、規制片８及び上下両端を回動自在に支持
したクランク形状の規制環９と、規制板１０とを設けて
いる。受は白５上に績み重ねた商品６は、矢印方向に動
く可動体１１により最下位の商品６から順次に一個ずつ
前あるいは後方向に突き出す、この突き出される商品６
は隙間１２をそれぞれ通り、断面がＵ字形の通路１３内
にその前後両端部よりそれぞれぞれ入る。この通路１３
は、その外周が仕切板１４、底板１５及び、内壁１６で
区画されるとともに、その内周が受は台５及び５仕切板
１７により区画形成している。一方この通路１３内に突
き出される商品６の上側に積まれた商品６は前後方向の
移動が規制環９及び規制板１０により規制されるやその
ため通路１３内へ突き出される最下位の商品６は、通路
１３内に入り込む寸前のその上に積まれた商品６から離
れる瞬間に上に積まれた商品６の荷重を進行方向に対し
その後端が集中的に受けその前端が跳ね上がる９この前
端の跳ね上がりを防ぐ、商品６の進行方向に対し下がり
傾斜し１ｌＩＩ壁４の向い合う壁面に対し垂直な面を形
成した当接片１８と当接片１９とを設けている。また通
路１３の前後方向の幅より広い幅の商品６が収納された
際、突き出す商品６の進行方向に対するこの商品６の幅
より狭い通路１３内に商品６を導入するため、仕切板１
４の裏面及び内壁１６の前面の隙間１２に向い合う位置
に、突き出される商品６の進行方向を遮りかつこの進行
方向に対し下り坂でかつ１（ｔｉｌｌ壁４の壁面に垂直
な制御面２３を形成した断面が５字形の姿勢制御部材２
４と、断面がＣ字形の姿勢制御部材２５とを備えている
。なお通２８１３内を落下搬送した商品６は連通化２１
を通して取出口２０より取り出す。

前述の構成において、商品６の前面に向い合い棚側壁４
間の前面側を遮るクランク軸状の規制環９を回動して開
放し、直積式商品収納棚２２内に商品６を直に積み収納
する。この収納した商品６が、矢印方向に動く可動体１
１により突き出される商品６の進行方向に対する通路１
３の幅と、商品６の幅との関係が商品６の幅の方が広い
場合の商品６の動作につき以下第２図により説明する。

第２図において、積み重ねた商品６の最下位の商品６は
図示しない商品選択釦が押されると、販売指令信号によ
り、可動体１１が、その待機状態が前端あるいは後端位
置に有れば、後方あるいは前方に動く、すると最下位の
商品６は、可動体１１の後端あるいは前端により突き出
されて後方あるいは前方に移動し、その上側に積み重ね
た商品６より離れる瞬間にその進行方向の前端上面が当
接片１８，１９により押えられ、その上側に積み重ねた
商品６の荷重によりその前端が跳ね上がるのを阻止され
る。更に可動体１１により突き出される商品６は、突き
出される商品６の進行方向を遮る勢制御板２４．２５の
制御面２３に当接して前端を下向きに旋回し、通路１３
の前後の幅より狭い今迄上下方向であった商品６の厚み
方向が前後方向となって通路１３内に導入することがで
きる。断面がＵ字形の通路１３にその後端部より入った
商品６は、通路１３内を落下し前方に下り坂の路面を滑
り下りるとともに、通路１３の前端部より入った商品６
はそのまま落下していずれも通路１３の前面側の最下端
の取り出し位置に来てお客さんにより商品取出口２０を
通して取り出される。

〔発明の効果〕

この発明は、上下方向に直に積み重ねた商品の最下位の
突き出される前記商品の進行方向を遮るとともにこの進
行方向に対し下り坂でかつ互に向い合う一対の棚側壁の
壁面に垂直な制御面を形成した姿勢制御部材を備え、こ
の姿勢制御部材により前記商品の進行方向を徐々に下向
きに変えるようにしたので、突き出される商品の進行方
向に対する幅が通路の幅より広い商品でも積み重ねた際
の上下方向の厚みが通路より小さい商品であれば通路内
に搬入することができる結果、同じ直積式商品収納棚で
あっても内部に収納可能な商品であれば、通路の占める
空間を広げることなく突き出される商品の進行方向の幅
が広い商品を収納し取出口へ落下搬送でき、従来より大
形でかつより多種類の商品に対応することができるとい
う効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の直積式商品収納棚の要部右側面縦断
面図、第２図はこの発明の直積式商品収納棚の動作説明
図、第３図は従来の自動販売機の扉を開いた状態の直積
式商品収納棚を含む内部構成を示す前方右斜上より見た
斜視図、第４図は第３図の直積式商品収納棚の要部右側
面縦断面拡大図である。 １・・・ケース、２・・・扉、３．２２・・・直積式商
品収納棚、４・・・棚側壁、５・・・受は台、６・・・
商品、７・・・支持体、８・・・規制片、９・・・規制
環、１０・・・規制板、１１・・・可動体、１２・・・
隙間、１３・・・通路、１４１７・・・仕切板、１５・
・・底板、１６・・・内壁、　１８１９・・・当接片、
　２０・・・取出口、２１・・・連通化、２３・・・制
御面、２４．２５・・・姿勢制御部材。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）ケース内に鉛直な壁面を互に向い合わせて配設され
   た一対の棚側壁を備え、前記壁面間に上下方向に整列し
   直に積み重ねられ外形形状が直方体状の商品を収納する
   とともに、積み重ねられた前記商品をその最下位の商品
   より順次前記壁面に平行かつ水平な方向に一個ずつ突き
   出しその下方に配設され購入商品を取り出す取出口へ通
   路を介して落下搬送する自動販売機の直積式商品収納棚
   において、突き出される前記商品の進行方向を遮るとと
   もにこの進行方向に対し下り坂でかつ前記壁面に垂直な
   制御面を形成した姿勢制御部材を備え、この姿勢制御部
   材により前記商品の進行方向を徐々に下向きに変えるこ
   とを特徴とする自動販売機の直積式商品収納棚。