JPH0394792A - シートの製造方法 - Google Patents

シートの製造方法

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JPH0394792A
JPH0394792A JP23376989A JP23376989A JPH0394792A JP H0394792 A JPH0394792 A JP H0394792A JP 23376989 A JP23376989 A JP 23376989A JP 23376989 A JP23376989 A JP 23376989A JP H0394792 A JPH0394792 A JP H0394792A
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JP
Japan
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pad
wadding material
adhesive film
lower die
wadding
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JP23376989A
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Hirohiko Nishimura
西村 裕彦
Yoshihisa Kurosaki
黒崎 良久
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NHK Spring Co Ltd
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NHK Spring Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はバッドとワディング材と表皮とが積層されて構
或されるシートの製造方法に関する。
[従来の技術] 第6図はパッド61上に表皮62が接着されたシートの
断面図であり、適宜位置にはトリム溝63が形成されて
いる.このシートはトリム溝63がV字型のはっきりし
たラインにならずに、U字型のなだらかなラインとなっ
ており、トリムパターンがぼける問題があった.また、
着座した場合に、バッド6lに直かに荷重が伝達される
ため、座面の感触も悪いものとなっていた.この感触を
向上させるため、従来よりワディング材を使用し、パッ
ド,ワディング材および表皮の三層構造のシートが開発
されてきた. [発明が解決しようとする課題] ところで坐り心地の感触上、ワディング材は6mm以上
の厚さであることが好ましい.ところが、このような厚
さのワディング材をパッドに積層する場合には、パッド
のトリム溝63内へ陥入させるのが難しく、パッドの凹
凸面が損われる問題がある。また、ワデイング材をパッ
ド前面に密着させることも難しい. 本発明は上記事情を考慮してなされ、厚いワディング材
であっても、パッドのトリム溝への陥人が容易で、しか
もパッドへ良好に密着させることが可能なシートの製造
方法を提供すると共に、トリム溝がV字型のはっきりし
たラインとなるようなシートの製造方法を提供すること
を目的とする. [課題を解決するための手段コ 本発明は所定形状に成形されたパッド外面に熱溶融性接
着フィルムを介してワディング材を積層し、この積層体
を成形型上にセットし、吸引したのち加圧しながら加熱
してワディング材を前記パッドに接着する第1の工程と
、 前記ワディング材の外面に熱溶融性接着フィルムを介し
て表皮を積層し、この積層体を前記成形型にセットし、
吸引したのち加圧しながら加熱して表皮をワディング材
に接着する第2の工程とを備えていることを特徴とする
. 〔作 用] 第1の工程によりワディング材をパッドのトリム溝内に
陥入され、パッド全面にワディング材が密着される.第
2の工程では表皮がワディング材に密着して接着され、
これにより三層構造のシートの製造が行われる. [実施例] 以下、本発明をさらに具体的に説明する。
本発明はパッドにワディング材を接着させる第1の工程
と、ワディング材に表皮を接着させる第2の工程とを備
える。第1図はこの第1の工程を、第3図は第2の工程
を示す。これらの工程では、下型1および上型2からな
る金型が共に、使用される。下型1はパッド5がセット
されるものであり、パッド5のトリム溝6に相応する部
位にはトリム突起7が形成されている。また、この下型
1は中空状となつおり、この中空部内の減圧を行うため
の吸引ノズル3と、中空部内への蒸気の供給を行うため
の蒸気ノズル4とを有している.そして、吸引ノズル3
の吸引および蒸気ノズル4の蒸気供給が下型1の上方に
伝達されるように下型1の上面は多孔質からなり、通気
性のあるものとなっている.一方、上型2は下型1に対
して上下動して、下型1上にセットされたパッドを加圧
するものである. まず第1の工程では、第1図(a)で示すように下型l
上にワディング材8を載置し、このワディング材8上に
熱溶融性接着フィルム9を積層する。本発明ではワディ
ング材8は厚さ6mm以上のものを使用して座面の感触
の向上を図るものである.又、熱溶融性接着フィルム9
は非通気性のものを使用する.そして、この積層状態で
吸引ノズル3から吸引を行い、ワディング材8および熱
溶融性接着フィルム9を下型l上面に密着させる(第l
図(b) ) .これによりワディング材8および熱溶
融性接着フィルム9は下型1の上面形状に沿った形状と
なる。その後、ウレタン発泡等により所定形状に成形さ
れたバッド5をこれらの積層体上に載置する.このバッ
ド5の載置はそのトリム溝6が下型lのトリム突起7に
一致するように行う.そして上型2をパッド5上に下降
させて、これらを加圧すると共に、蒸気ノズル4から加
熱蒸気を下型1内に供給する。この蒸気の供給によって
、熱溶融性接着フィルム9が溶融してワディング材8と
バッド5とが接着される(同図(C))。従って、金型
から脱型すると、第1図(d)に示すようにワディング
材8がバッド5のトリム溝6内に陥入した状態でバッド
5に密着したサブアッシイ10が成形される。第2図は
このサブアッシイ10の斜視図を示し、トリム溝6が上
面にはっきりとあらわれている。
次に、第2の工程では、第3図(a)で示すように、下
型1上に表皮11を載置し、この表皮11上に非通気性
の熱溶融性接着フィルム12を載置する。そして、同図
(b)のように、吸引ノズル3から吸引を行って表皮1
lおよび熱溶融性接着フィルム12を下型1上面に密着
させる。これにより積層状態の表皮11および熱溶融性
接着フィルム12は下型1の上面形状に沿った形状とな
る。さらに、前記第1の工程で成形されたサブアッシイ
10をこれらの上に載置する。このとき、サブアッシイ
10のトリム溝6と下型1のトリム突起7とが一致する
ような位置合わせな行って載置する。そして、同図(C
)のように、上型2をサブアッシイ10上に下降させて
加圧し、この加圧状態で蒸気ノズル4から加熱蒸気4を
下型1内に供給する.これにより熱溶融性接着フィルム
12が溶融してワディング材8に表皮11が接着される
。これを金型か脱型すると、同図(cl)で示すように
ワディング材8および表皮11がトリム溝6内に陥入し
た状態で積層されたシ一ト13を得ることができる。第
4図はこのシ一ト13の斜視図を示し、上面にはトリム
溝6がくっきりとあらわれている.なお、第1および第
2の工程における脱型時には、吸引ノズル3から吸引を
行って、冷却を行うものである。
以上のような第1の工程および第2の工程によると、ワ
ディング材8および表皮11がトリム溝6に陥入するた
め、トリム溝6がV字型となって、はっきりしたライン
となり、シートの外観が向上する.また、厚いワディン
グ材を使用できるため、座面の感触が向上する。
第5図は2Nのワディング材8.14を積層したシート
を示し、ワディング材8は第1の工程によってバッド5
に接着されている。一方、ワディング材14は第2の工
程で表皮11上に積層されて熱溶融性接着フィルムの溶
融により接着されるものである。そして、このワディン
グ材14とパッド5側のワディング材8とがこれらの間
に介挿された熱溶融性接着フィルムの溶融によって接着
されることによりシートが形成される。この第5図の例
では、各ワディング材8,14として薄いものを使用で
きるため、トリム溝6への陥入が一層容易となる. [発明の効果] 以上の通り本発明は、パッドにワディング材を吸着させ
る第1の工程と、もこれらに表皮を吸着して加圧加熱に
より接着させる第2の工程とを備えるため、ワディング
材および表皮がトリム溝内に陥入してトリム溝をはつき
あらわすことができると共に、厚いワディング材を使用
でき、座面の感触が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(d)は本発明の第1の工程を示す断面
図、第2図は第1の工程によって成形されるサブアッシ
イの斜視図、第3図(a)〜(d)は第2の工程を示す
断面図、第4図は第2の工程により成形されるシートの
斜視図、第5図は別のシートを示す断面図、第6図は従
来のシートを示す断面図である。 5・・・パッド、8,14・・・ワデイング材、9.1
2・・・熱溶融性接着フイルム、11・・・表皮.

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 所定形状に成形されたパッド外面に熱溶融性接着フィル
    ムを介してワディング材を積層し、この積層体を成形型
    上にセットし、吸引したのち加圧しながら加熱してワデ
    ィング材を前記パッドに接着する第1の工程と、 前記ワディング材の外面に熱溶融性接着フィルムを介し
    て表皮を積層し、この積層体を前記成形型にセットし、
    吸引したのち加圧しながら加熱して表皮をワディング材
    に接着する第2の工程とを備えていることを特徴とする
    シートの製造方法。
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