JPH039470A

JPH039470A - 自動機の運用モード切換え制御装置

Info

Publication number: JPH039470A
Application number: JP1143791A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Tsuji; 博司辻
Original assignee: Omron Corp; Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 1989-06-06
Filing date: 1989-06-06
Publication date: 1991-01-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、例えば金融機関における自動預金支払機の
ような自動機において、その運用゛モードを切換えるタ
イミングを制御する運用モード切換え制御装置に関する
。

（ロ）従来の技術上述の自動預金支払機のような自動機ではその運用モー
ドを一定時刻になると、たとえば預金専用モードから出
金専用モードに切換え使用することが行なわれる。

これは金融機関が現金の補充が困難な自動機の休日稼動
を進めたり、無人営業所を設置する場合の必要対策であ
る。

（ハ）発明が解決しようとする問題点ところが、従来では設定された時刻になると、自動機の
前に利用者が順番を待って並んでいるにもかかわらず、
自動的に運用モードが切換わり、それ以後は法運用モー
ドでしか取扱いができなくなる。

そのため、前運用モードでの取引き、たとえば預金扱い
を望んで並んでいた利用者は運用モードが出金扱いに変
更されることにより、自分の望む取引きができなくなり
、並び損が生じる。

これは運用モードの切換えの時刻を利用者が仮りに知っ
ていたとしても、自分より先の利用者の取引きに時間が
掛かったため、時間外に自分の利用時間がずれこむ場合
にも多々起こることであって、このことから利用者にイ
メージ的に金融機関の顧客サービスの粗雑さを印象づけ
ることになって、トラブルが避けられなかった。

この発明はかかる問題に鑑み、自動機の運用モード切換
え時刻に近づくことにより、現在の運用モードで残り何
回分の取引きが可能であるかを利用者に表示し、かつ表
示した取引き可能回数分はたとえ運用モード切換え時刻
となっても、その回数分の利用者がいる間は継続してそ
の運用モードのまま取引き処理ができる、自動機の運用
モード切換え制御装置の提供を目的とする。

（ニ）問題点を解決するための手段この発明は、自動機の運用モードを時間帯により自動的
に切換える運用モード切換え制御装置であって、自動機
設置コーナー内に入退出する利用者を計数してコーナー
内利用者数を把握する手段と、運用モード切換え時刻の
一定時間の手前から次運用モード切換えまでの間に実行
可能な残自動機利用可能回数を表示する手段と、上記把
握したコーナー内利用者数と残自動機利用可能回数との
比較から自動機運用モード切換え時点を決定するタイミ
ング制御手段とを備えた自動機の運用モード切換え制御
装置であることを特徴とする。

（ホ）作用この発明によれば、自動機が設置されたコーナー内に出
入りする利用者の数をチエツクすることによりコーナー
内利用者数の変動を刻々と計数し把握する。

一方、自動機の運用モード切換えの時刻が近づくと、現
運用モードのままで残り何回取引きが実行可能かを表示
し、コーナー内利用者がいれば上記残゛取引き回数がな
くなるまで、たとえ運用モードの切換え時刻が過ぎても
現運用モードでの処理を実行し、コーナー内利用者がい
なければ残取引き回数がなくならなくても定刻に運用モ
ードの切換えを行なう。

また、定刻にならなくとも、残取引き回数が零になれば
次運用モードに移行させる。

（へ）発明の効果したがって、利用者は表示された現運用モードでの残取
引き回数を知ることによって、その回数内に入ると思え
ば安心して自動機の前に並ぶことができ、その回数に入
らないと判断した際は無用に列に加わることもなくなる
ので、並び損によるトラブルを排除できる。

また、タイミング制御手段により、たとえ運用モード切
換え時刻になっても一旦表示した残取引き回数がこなさ
れていず、また利用者がコーナー内にいる間は、現運用
モードを継続させたり、たとえ表示した残取引き回数が
こなされていなくとも溝内に利用者がいないときは自動
的に運用モードを切換えるように制御することも簡単に
可能であるから、自動機の運用に柔軟さをもたせること
ができる。

（ト）実施例以下、この発明の詳細な説明する。

第１図は自動機の運用モード切換え制御装置の設置構成
図で、自動預金支払機ＡＴＭ、自動支払機ＣＤ、自動両
替機ＢＴＲ等の自動機１・・・が設置されたコーナー２
は、入口３と出口４によってのみ利用者が出入りするよ
うに区画され、入口３と出口４とのそれぞれにカード錠
５，６が備えられ、利用者が自己のキャッシュカードを
これらのカード錠５，６に投入することにより入口３、
出口４の扉が開き、利用者の入退出を可能にする。

また、これらカード錠５．６が入室し、また退出する利
用者を検知する毎に、それらの信号が運用モード切換え
制御部８に送られ、これにより該制御部９が内蔵するカ
ウンタが、現在何人の利用者がコーナー２内にいるかと
いう利用者数の変動を刻々と計数かつ把握するように構
成されている。

さらに、上述のそれぞれの自動機１・・・に残取引き数
表示器９と取運用モード表示器１０とが装備されている
。

第２図は運用モード切換え制御装置のブロック図であっ
て、運用モード切換え制御部８は上記カード錠５，６、
自動機１・・・、残取引き数表示器９、次運用モード表
示器１ｏ１および遠隔監視装置７を統括し、カード錠５
．６から入室者および退出者の検知信号が送られてくる
毎に演算処理によって上記のようにコーナー内利用者数
の変動を算出する。

また、自動機１・・・を設定された運用モード時刻に対
応してモード切換えを行ない、その際に、切換えに先立
つ所定時間前に残取引き数表示器９により現在の運用モ
ードで残り何回取引き処理ができるかを表示して、運用
モードの切換えを予告すると共に、次運用モード表示器
１０にて次の運用モードを表示させる。

第３図は運用モード切換え処理の動作フローチャートで
あって、以下これに基づき動作を説明する。

運用モード切換えフラグエリアおよびコーナー内利用者
数カウンタ値をそれぞれクリアにした初期状態から、利
用者がカード錠５を操作して入室する毎にカウンタがこ
れをカウントし、一方取引きを終了した利用者がカード
錠６を操作して退出する毎にカウント値を減算すること
により、運用モード切換え制御部８はコーナー内利用者
数を演算して把握していく（ステップｎｌ、ｎ２．ｎ３
゜ｎ４．ｎ５．ｎ６．ｎ７．ｎ８）。

運用モード切換え時刻の５分前になると、残り時間内に
処理可能な取引き回数を残取引き数表示器９によって表
示して運用モードの切換えを予告し、また、次運用モー
ドを次運用モード表示器１０で表示し、取引きを継続す
ると共に、同じくコーナー内利用者を把握し続ける（ス
テップｎ９゜ｎｌｏ、ｎｉｌ、ｎ１２．ｎ１３．ｎ１４
）。

運用モード切換え時刻が過ぎるまでは、表示している残
取引き回数を取引き処理の実行毎に利用者に減数表示し
、かつ運用モード切換え時刻が過ぎる前に残取引き回数
が零となったときは、時刻前であっても運用モードの切
換えを行ない、逆に運用モード切換え時刻を過ぎても、
コーナー内に利用者がおり、かつ残取引き回数が零とな
っていないときは、運用モードの切換えを行わない（ス
テップｎ１５．ｎ１６．ｎ１７．ｎ４８．ｎ１９゜ｎ２
０）。

しかし、運用モード切換え時刻経過後で、残取引き回数
があっても、コーナー２に利用者がいなければ直ちに運
用モードの切換えを行ない、これを電算センサなどの管
理室に通知し、新たなる運用モードでの初期状態に戻る
（ステップｎ２１゜ｎ　２２．　　ｎ　２３．　　ｎ　
２４．　　ｎ　２５）。

尚、第３図において鎖線で囲んだ処理はＡＴＭ等自等積
動機１台についてのものであるが、第１図のように複数
台の自動機が設置されているときは、個々について鎖線
に囲む処理が施される。

以上のように、運用モードの切換え時刻に至る前に当該
自動機１が取引き可能な残り回数が表示されるから、そ
の回数から利用者は自分の目的とする取引きが可能かど
うか判断できる。

また、可能であるとして利用者が順番を待った場合、た
とえ連用モード切換え時刻が過ぎても残取引き回数がな
くならない限り取引きが行なえるから、先の利用者の取
引きが長びいても安心して順番を待てばよく、トラブル
の発生を避けることができる。

逆に自動機の運用側について云えば、残取引き回数を予
告しているから、たとえ運用モード切換え時刻前に残取
引き回数がなくなって運用モードの切換えに移行しても
利用者の不満をなくせるメリットがあり、さらに運用モ
ード切換え時刻を過ぎれば、残取引き回数があってもコ
ーナー内に利用者がいない場合に自動的に次運用モード
に移行させることができ、このときは利用者はいないが
ら、もちろんトラブルを生じることがない。

このように利用者とのトラブル発生を避けつつ柔軟的に
運用モードの切換えができる。

この発明の構成と、上述の実施例との対応において、この発明の利用者把掴手段は、実施例のカード錠５，６
に対応し、同様に残自動機利用可能数を表示する手段は、残取引き
数表示器９に対応し、タイミング制御手段は、運用モード切換え制御部８に対
応するも、その他の構成を含めてこの発明は上述の実施例の構成の
みに限定されるものではない。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の実施例を示し、第１図は自動機運用モード切換え制御装置の設置構成図
、第２図は制御ブロック図、第３図は運用モード切換え処理の動作フローチャート図
である。１・・・自動機　　　　　　２・・・コーナー５．６・
・・カード錠８・・・運用モード切換え制御部９・・・残取引き数表示器１・・自ｖＪ庚２・・コーナー第１図白動縛運用七−トｖＩ換汐１憚襞置の誼置槙六図第２図制榔フ゛ロシク図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）自動機の運用モードを時間帯により自動的に切換
える運用モード切換え制御装置であって、自動機設置コーナー内に入退出する利用者を計数してコ
ーナー内利用者数を把握する手段と、運用モード切換え時刻の一定時間の手前から次運用モー
ド切換えまでの間に実行可能な残自動機利用可能回数を
表示する手段と、上記把握したコーナー内利用者数と残
自動機利用可能回数との比較から自動機運用モード切換
え時点を決定するタイミング制御手段とを備えた自動機の運用モード切換え制御装置。