JPH044493A

JPH044493A - 乗車券精算機

Info

Publication number: JPH044493A
Application number: JP2106941A
Authority: JP
Inventors: Masayuki Maeda; 前田　政幸
Original assignee: Omron Corp; Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 1990-04-23
Filing date: 1990-04-23
Publication date: 1992-01-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野この発明は、例えば鉄道等の駅務に設置されるような乗
車券精算機に関し、さらに詳しくは超過乗車した乗車券
の不足金額をその場で明瞭に精算できるようにした取扱
い性に富む乗車券精算機に関する。

（ロ）従来の技術一般に、この種の乗車券精算機は、超過乗車した乗車券
の不足金額を精算機に投入して精算している。また近年
、切符や回数券に代えてカードに有価データを持たせた
プリペイドカード等の乗車カードか利用され、この乗車
カードは乗車時にあっては目的駅までの乗車運賃か不明
であっても、またカード料金が足りない場合であっても
、入札許容して直ちに乗車利用できる利点がある。

しかし、カードの残金不足により超過乗車した場合は、
降車時に利用者が精算機で精算するが、この精算機に利
用客が集中して改札付近が混雑化する傾向にあり、また
この精算処理に際しては、利用客が超過乗車した超過運
賃を知るために駅名表示図および運賃表をいちいち見つ
け出して精算処理するため、時間がかかり遅滞しやすい
問題を有していた。

（ハ）発明が解決しようとする問題点この発明は、精算運賃を知るために必要な路線図および
その運賃表等の精算運賃表示案内機能を精算機に持たせ
て、その場で能率よく精算処理することができる乗車券
精算機の提供を目的とする。

（ニ）問題点を解決するための手段この発明は、超過乗車した乗車券の乗車不足金額を投入
して精算する乗車券精算機であって、精算案内を表示す
る表示器の前面にタッチ入力許容したタッチパネルを設
け、前記表示器に、乗車券を投入することに基づいて当
駅から超過乗車駅名を表示する路線図を表示制御し、こ
の路線図の精算目的駅を特定してタッチ入力することで
精算目的駅に対応する精算明細および精算案内手順を表
示する精算案内面に切換え制御する表示切換え制御手段
を備えた乗車券精算機である。

（ホ）発明の作用この発明によれば、精算すべく客が乗車券精算機に超過
乗車した乗車券を投入すると、これに基づいて表示切換
え制御手段が、表示器て当駅からの各駅名を表示する路
線図を表示し、この路線図の精算目的駅を利用客が特定
してタッチ入力すると、該駅に対応する精算明細および
精算案内手順等の精算案内面を表示し、この表示に従っ
て利用客は容易に精算処理を実行することかできる。

（へ）発明の効果このため、精算時の利用客は表示器の前面に表示された
路線図および精算案内面を見て、その場で精算情報を把
握することができ、またその精算手順に従って利用客は
迅速に精算操作することかできる。それゆえ、利用客の
一人当たりの精算処理時間の短縮および精算処理能率の
向上が図れ、ことに乗車時の待ち時間を利用して事前に
手持ちの乗車券を精算して降車時の改札を円滑にてきる
など改札付近での混雑化を確実に解消することができる
。

（ト）実施例この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。

第１図は乗車券精算機の外観図を示し、この乗車券精算
機１１は長方体に形成され、この前面に精算操作するた
めの乗車券投入口１２と、カード挿入口１３と、紙幣挿
入口１４と、硬貨投入口１５と、表示器１６と、放出口
１７とを装備している。

上述゛の表示器１６は、前面にタッチ入力許容した透明
のタッチパネル１８を備え、このタッチパネル１８を介
した状態で精算時の案内事項を表示するものであって、
利用客のタッチ入力面と表示案内画面とを同一面で兼用
して設け、通常は「乗車券をお入れ下さい」を表示して
待機している。

そして、利用客が乗車券あるいは乗車カードを投入する
と、この投入に基づいて表示器１６は、第２図（イ）に
示すように、タッチ入力すべき入力案内事項に加えて当
駅から超過乗車駅名を表示した路線図１９を表示出力し
、この路線図１９の精算目的駅を利用客が特定してタッ
チ入力すると、これに基づいて特定された駅名が表示位
置と対応して指定入力され、第２図（ロ）（ハ）に示す
ように、精算明細事項２０および精算案内事項２１を順
次表示し、この１台の乗車券精算機１１だけで精算に要
する情報を全て得ることができ、その場で明確に精算処
理を実行できるようにしている。

また、精算すべき紙幣および硬貨に加えて、精算用の有
価データを持たせた乗車カードを用いても精算できるよ
うにしている。

第３図は乗車券精算機の制御回路ブロック図を示し、Ｃ
ＰＵ３］はＲＯＭ３２に格納されたプログラムに沿って
各回路装置を制御し、その制御データをＲＡＭ３３で記
憶する。

乗車券処理部３４は、乗車券投入口１２より投入された
乗車券の有効データを読取り、このデータに基づいて精
算処理を実行し、適宜精算乗車券を発行する。

カード処理部３５は、カード挿入口１３より挿入された
乗車カードの有効データを読取り、この乗車カードを現
金化りに用いて、この乗車カードより差額を減額して精
算できるようにしている。

紙幣処理部３６は、紙幣挿入口１４より挿入された紙幣
の金額を読取り、この紙幣より差額を減額して精算でき
るようにしている。

硬貨処理部３７は、同様に硬貨投入］コ１−５より投入
された硬貨の金額を読取り、この硬貨より差額を減額し
て精算できるようにしている。

ところて、ＣＰＵ３１は精算時に、超過乗車した乗車券
あるいは乗車カードに対する全精算データを表示して、
その場で能率よく精算できる精算処理能力を有しており
、この全精算データは表示器１６を介して精算すべきデ
ータを順次表示し、またこの表示器１６の表示位置と対
応して設けられたタッチパネル１８面への入力操作を許
容して精算入力操作の容易化を図っている。

次に、乗車券精算機の処理動作を第４図のフローチャー
トを参照して説明する。

今、乗車券精算機１１の乗車券投入口１２に利用客が料
金不足の乗車券あるいは乗車カードを投入操作すると（
第１ステツプｎｌ）、この投入操作に基づいて乗車券あるいは乗車カードは内
部で有効券データが読取られ（第２〜第３ステツプｎ２
〜ｎ３）、このとき、当駅で有効な乗車券あるいは乗車カードの場
合は、乗車時の事前精算利用と判定して、これから乗車
利用する目的駅を入力設定する後述する乗車時の精算処
理を実行する（第４ステツプｎ４）。

しかし、超過乗車した乗車券あるいは乗車カードの場合
は、降車時の事後精算利用と判定して、ＣＰＵ３１は超
過乗車データに基づいて表示器１６に精算明細事項２０
および精算案内事項２１を表示しく第５〜第６ステツプ
ｎ５〜ｎ６）、カード料金が足りないまま乗車カードが
利用された場合は、利用客が差額を投入することで乗車
カードに所定のデータが書込まれた後、放出口１７より
放出される（第７〜第１１ステツプｎ７〜ｎ１ｌ）。

また、超過乗車した乗車券の場合は、投入された乗車券
を回収すると共に、精算乗車券を放出口１−７より放出
する（第１２〜第１３ステツプｎ１２〜ｎ１３）。

さらに、現金に代えて精算用の新しい乗車カードを投入
した場合は、この新しい乗車カードに古い乗車カードの
データを書込み、表示器１６には第２図（ハ）に示すよ
うに、「新しいカードで精算しました。○○駅では新し
いカードをご使用ください。」等のカード精算時のメツ
セージを表示案内して、放出口１７より放出する（第１
４〜第１６ステツプｎ１４〜ｎ１６）。

また、乗車券の場合は、新しい乗車カードに乗車券のデ
ータを書込み、投入された乗車券を回収すると共に、精
算した該乗車カードを放出口１７より放出する（第１７
〜第１８ステツプｎ１７〜ｎ１８）。

また、乗車前の精算処理動作を第５図のフローチャート
を参照して説明する。

今、当駅で有効な乗車券あるいは乗車カードが投入され
た場合、ＣＰＵ３１は表示器１６に当駅から各駅名を表
示する路線図１９を表示し、この路線図１９の超過乗車
駅を利用客が特定してタッチ入力すると（第２１〜第２
２ステツプｎ２１〜ｎ２２）、該駅に対応する精算明細事項２０および精算案内事項２
１等を表示し、この表示内容の選択問いに応じてタッチ
入力し、以降第７ステツプｎ７に従って入力操作するこ
とで、事前に精算処理を済ませることができる（第２３
〜第２４ステツプ０２３〜ｎ２４）。

上述のように、精算時の利用客は表示器の前面に表示さ
れた路線図および精算案内面を見て、その場で精算情報
を把握することができ、またその精算手順に従って利用
客は迅速に精算操作することができる。それゆえ、利用
客の一人当たりの精算処理時間の短縮および精算処理能
率の向上が図れ、ことに乗車時の待ち時間を利用して事
前に手持ちの乗車券を精算して降車時の改札を円滑にで
きるなど改札付近での混雑化を確実に解消することがで
きる。

改札付近での混雑化を確実に解消することができる。

この発明と、上述の一実施例の構成との対応において、この発明の精算案内面は、実施例の精算明細事項２０と
、精算案内事項２１とに対応し、以下同様に、表示切換え制御手段は、ＣＰＵ３　］に対応するも、こ
の発明は上述の一実施例の構成のみに限定されるもので
はない。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示し、第」図は乗車券精算機の外観斜視図、第２図（イ）〜（ハ）は表示器の表示説明図、第３図は
乗車券精算機の制御回路ブロック図、第４図は乗車券精
算機の処理動作を示すフローチャート、第５図は乗車前の精算処理動作を示すフローチャートで
ある。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）超過乗車した乗車券の乗車不足金額を投入して精
算する乗車券精算機であって、精算案内を表示する表示器の前面にタッチ入力許容したタッチパネルを設け、前記表示器に、乗車券を投入することに基づいて当駅から超過乗車駅名を表示する路線図を表示制御し、この路線図の精算目的駅を特定してタッチ入力することで精算目的駅に対応する精算明細および精算案内手順を表示する精算案内面に切換え制御する表示切換え制御手段を備えた乗車券精算機。