JPH03202990A

JPH03202990A - 自動精算機

Info

Publication number: JPH03202990A
Application number: JP1344347A
Authority: JP
Inventors: Sanae Izumi; 出水　早苗; Shiyouji Yamamoto; 山本　勝児
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1989-12-28
Filing date: 1989-12-28
Publication date: 1991-09-04

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）この発明は、たとえば鉄道等の交通機関で使用されてい
る自動精算機に関する。

（従来の技術）鉄道等の交通システムでは、乗車券、定期乗車券、回数
券を受入れて乗車、降車が可能な自動改札機が火用化さ
れている。

また、小銭を用意しなくても良い、プリペイドカード（
料金前払い）式の金額カードを用いて券売機で乗車券（
当日利用券）が購入できるようになっている。この場合
、この乗車券の購入を行ってから自動改札機を通って入
場が行われている。

しかし、混雑時や忙しい時でも、券売機を利用して乗車
券を購入しなければならないため、不便を感じることが
多かった。特に、金額カードを所持している利用者とっ
ては、当金額カードを購入し、さらにまた当日乗車券に
交換するという２度手間が必要となっており、常時小銭
を所持しなくて済むという当カードの利点が減少してい
た。

そこで、上記金額カードで直接、利用したい範囲の自動
改札機を通って人、出湯でき、券売機で乗車券を購入す
る手間が不要なものが開発されている（特願昭８３−１
［ｉ７［ｉ０９号参照）。

このようなシステムでは、金額カード対応の自動改札機
を通過した乗車駅が記録されている金額カードに対する
精算を金額カード対応の自動改札機が設置されている駅
でしかできないため、乗越し等による精算時に金額カー
ド対応の自動改札機が設置されていない場合には精算を
行うことができないという欠点がある。

（発明が解決しようとする課題）この発明は、精算原券としての金額カードだけで精算を
行うことができず、金額カード対応の自動改札機が設置
されていない駅では金額カードで精算を行うことができ
ないという欠点を除去するもので、精算原券としての金
額カードだけで精算を行うことができ、金額カード対応
の自動改札機が設置されていない駅でも金額カードで精
算を行うことができ、利用客の操作の省力化が因れ、金
額カードの利用率の向上も図れる自動精算機を提供する
ことを目的とする。

［発明の構成］（課題を解決するための手段）この発明の自動精算機は、金銭的価値を有する金額カー
ド対応の自動改札機を通過した乗車駅が記録されている
金額カードを受入れる受入手段、この受入手段により受
入れた金額カード上の情報を読取る読取手段、この読取
手段による読取結果に応じて精算金額を判断する判断手
段、およびこの判断手段の判断結果に応じた精算金額を
上記金額カードの金銭的価値から差引き、この１ｌＦＩ
値が差引かれた金額カードを排出するとともに、精算内
容を印刷した精算用紙を出力する処理手段から構成され
る。

（作用）この発明は、自動精算機において、金額カード対応の自
動改札機を通過した金額カードに対する精算を、その金
額カードだけで行うようにしたものである。

（実施例）以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。

第２図はこの発明の自動精算機の接客面を示すもので、
その接客面には、案内、および精算金額等を表示する表
示部１、係員呼出釦（押釦スイッチ）２、精算を取消す
取消釦（押釦スイッチ）３、定期券Ａ１金額カード（プ
リペイドカード等の金銭的価値を有するカード）Ｂ１あ
るいは目数カード（所定の区間に対する複数同の乗降が
許可されるカード）Ｃが投入されるカード投入口４、乗
車券Ｄ１あるいは回数券Ｅが投入される券投入口５、硬
貨が投入される硬貨投入口６、紙幣が投入されるととも
に、紙幣が排出される紙幣投入ロア、精算券を発行する
精算券発行口８、釣銭が排出される排出口９、定期券Ａ
、金額カードＢ、回数カードＣが排出されるカード排出
口１０、あるいは乗車券Ｄ、回数券Ｅが排出される券排
出口１１、排出された定期券Ａ１金額カードＢ、回数カ
ードＣ１乗車券Ｄ１回数券Ｅ１および釣銭が放出される
受は皿１２がそれぞれ設けられている。上記各定期券Ａ
、金額カードＢ、回数カード０１乗車券Ｄ、回数券Ｅの
裏面にはそれぞれ磁気記録部を有しており、各カード、
券ごとにカード、券の種類、有効期限、利用料金、乗車
区間、入場駅、残金類、残回数等の必要とする情報が磁
気記録されるようになっている。

第３図は上記したような接客面をもつ自動精算機の構成
を示すものである。すなわち、カード投入口４はカード
部２０に接続されている。券投入口５は券読取部２１に
接続されている。また、紙幣投入ロアは紙幣鑑査部２２
に接続されている。

また、硬貨投入口６は検銭部２３に接続され、この検銭
部２３には釣銭部２４が接続されている。

これにより、検銭部２３で鑑別された硬貨は釣銭として
釣銭部２４に貯留され、排出口９から放出できるように
なっている。また、券排出口１２には、釣銭部２４の外
に印刷部２５も接続されている。この印刷部２５は、精
算内容が印刷された精算券が精算券発行口８から受は皿
１２に放出されるようになっている。

そして、上記券読取部２１、カード部２３、紙幣鑑査部
２２、検銭部２３、釣銭部２４、印刷部２５、および表
示部１は全て主制御部２６によって制御されるようにな
っている。上記主制御部２６は、たとえばマイクロコン
ピュータとその周辺回路などを主体に構成されていて、
自動精算機全体の制御を司るものである。

次に、上記のような構成において、第１図に示すフロー
チャートを参照しつつ、金額カード対応の自動改札機を
通過した金額カードに対する精算処理について説明する
。すなわち、金額カード対応の自動改札機を通過した金
額カードＢをカード投入口４から投入する。このカード
投入口４から投入された金額カードＢの内容はカード部
２０で読取られ、金額カードＢの乗車駅データ、残金額
等が主制御部２９に出力される。これにより、主制御部
２９はその乗車駅データから利用料金を算出し、残金額
から上記利用料金としての精算金額を差引いた残金額を
算出し、その精算金額別表り後の残金額を表示部１に表
示し、カード部２０により新たな残金額が書込まれた金
額カードＢがカド挿入口１０に送出される。

そして、主制御部２６は印刷部２５に対し精算券の印刷
発行の開始を指示する。これにより、印刷部２５で印刷
発行された精算券が精算券発行口８から受は皿１２に放
出される。

また、上記金額カードＢで精算を行う場合に、金額カー
ドＢの残金額が精算金額よりも少なかった場合、主制御
部２つは上記精算金額からその残金額を差引いた不足金
額を算出し、表示部１で表示させる。この表示に応じて
、利用客が紙幣を紙幣投入ロアから挿入するかあるいは
硬貨を硬貨投入口６から投入する。これらの投入口から
紙幣あるいは硬貨が投入されると、紙幣鑑別部２２、検
銭部２３は投入された紙幣、硬貨を検出して鑑別する。

鑑別されたこれらの紙幣、硬貨の投入金額は主制御部２
９に出力される。これにより、主制御部２９はその投入
金額から上記精算金額を差引いた釣銭金額を算出し、表
示部１で表示させる。

そして、主制御部２６は印刷部２５に対し精算券の印刷
発行の開始を指示する。これにより、印刷部２５で印刷
発行された精算券が精算券発行口８から受は皿１２に放
出される。このとき、釣銭がある場合には釣銭部２４が
動作し、釣銭硬貨が排出口９から受けｆｆ１ｌ１２へ放
出される。

また、金額カードＢの残金額が精算金額よりも少なかっ
た場合、別の金額カードＢを投入して不足金額を補って
精算するようにしても良い。

上記したように、自動精算機において、金額カード対応
の自動改札機を通過した金額カードに対する精算を、そ
の金額カードだけで行うようにした物である。これによ
り、精算原券としての金額カードだけで精算を行うこと
ができ、金額カード対応の自動改札機が設置されていな
い駅でも金額カードで精算を行うことができ、利用客の
操作の省力化が図れ、金額カードの利用率の向上も図れ
る。

［発明の効果］以上詳述したようにこの発明によれば、精算原券として
の金額カードだけで精算を行うことができ、金額カード
対応の自動改札機が設置されていない駅でも金額カード
で精算を行うことができ、利用客の操作の省力化が図れ
、金額カードの利用率の向上も図れる自動精算機を提供
できる。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を説明するためのもので、第
１図は精算処理を説明するためのフローチャート、第２
図は自動精算機の接客面を示す図、第３図は自動精算機
の構成を概略的に示すブロック図である。１・・・表示部、４・・・カード投入口、５・・・券投
入口、６・・・硬貨投入口、７・・・紙幣投入口８・・
・精算券発行口、９・・・排出口、１０・・・カード排
出口、１１・・・券排出口、１２・・・受は皿、２０・
・・カード部、２１・・・券読取部、２２・・・紙幣鑑
査部、２３・・・検銭部、２４・・・釣銭部、２５・・
・印刷部、２６・・・・・・主制御部、Ｂ・・・金額カ
ード。

Claims

【特許請求の範囲】金銭的価値を有する金額カード対応の自動改札機を通過
した乗車駅が記録されている金額カードを受入れる受入
手段と、この受入手段により受入れた金額カード上の情報を読取
る読取手段と、この読取手段による読取結果に応じて精算金額を判断す
る判断手段と、この判断手段の判断結果に応じた精算金額を上記金額カ
ードの金銭的価値から差引き、この価値が差引かれた金
額カードを排出するとともに、精算内容を印刷した精算
用紙を出力する処理手段と、を具備したことを特徴とす
る自動精算機。