JPH0394695A - Hla dp抗原に対するモノクローナル抗体 - Google Patents

Hla dp抗原に対するモノクローナル抗体

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JPH0394695A
JPH0394695A JP1233371A JP23337189A JPH0394695A JP H0394695 A JPH0394695 A JP H0394695A JP 1233371 A JP1233371 A JP 1233371A JP 23337189 A JP23337189 A JP 23337189A JP H0394695 A JPH0394695 A JP H0394695A
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JP
Japan
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hla
antigen
cells
cell
monoclonal antibody
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JP1233371A
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Inventor
Kimiyoshi Tsuji
辻 公美
Kazuhisa Sato
和久 佐藤
Miki Takamatsu
高松 三紀
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、HLAクラス■抗原に属するDP抗原に対す
るモノクローナル抗体に関する.〔従来の技術〕 HLA抗原はヒトの臓器移植の際、移植片の定着の可否
を決定する抗原として移植免疫に重要な役割を果たして
いる. HLA抗原は移植免疫において拒絶現象に深く関連する
ことから主要&llw8適合抗原とも呼ばれ、それをコ
ードする遺伝子群は主要組織適合性遺伝子複合体(MH
C)と呼ばれる. HLAはヒトのMHCであり、HLAクラスI抗原は細
胞膜上に存在する膜タンパク質であって、A.BCの3
つの遺伝子座に支配されている.クラスI抗原は分子量
44kdの糖タンパク(αg)が分子量12kdのタン
パク質(β2−ミクログロプリン)と非共有結合によっ
て会合した構造を持ち、α鎖は細胞外に位置するN末端
側に、αl α2 α3の3個のドメインがあり、次い
で細胞内に埋め込まれた領域( transsembr
aneRegion ) 、細胞内に位置する領域(c
ytoplasmicdomein )が並んでいる.
β2−ミクログロフ゜リンはlつのドメインからなり、
α鎖に結合している. HLAクラス■抗原は、膜貫通性の糖タンノくクである
分子量35kdのα鎖と分子量27kdのβ鎖が非共有
結合したヘテロダイマーである。クラス■抗原としてD
P抗原, DQ抗原およびOR抗原があるがこれらの構
t2鎖の分子サイズにわずかな違いが認められる。
}IL^遺伝子領域はヒト第6染色体短腕上に2.5セ
ンチモルガン(cM)の距離に亘って存在し、セントロ
メアーの側からクラスII jI域(1.OcM),ク
ラス■領域(DR−B間= 0.7cM) ,  クラ
ス■領域(0.8cM)の順に並んでいる. (Jordan,B.R.et  al.Immuno
1.Rev.+84+73+1985) HLA−DP抗原を検査する方法として感作リンパ球試
験(primed lymphocyte typin
g;PLT)がある.これは、DP抗原が一次MLC活
性(D抗原活性)はないが、以前に抗原を感作されたT
ill胞に対しては増殖を誘導しうるという性質を利用
した方法である。
しかし、この方法は、感作リンパ球の調製や、刺激細胞
のマイトマイシンC処理、細胞の培養等繁雑な処理が必
要なこと、測定に時間がかかることから血清学的分析で
DP抗原の検査を行なえるようにモノクローナル抗体の
開発が望まれている。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は上記事情に鑑み為されたもので、新規なモノク
ローナル抗体を提供することを目的とする. 〔課題を解決するための手段および作用〕上記課題を解
決するために、本発明ではHLADPヶ.鎖およびDP
β1鎖を含むDP抗原遺伝子をマウスの真核細胞に導入
して得られた、I{LA−DP抗原を発現した形質転換
細胞を免疫原として用いることとした.この形質転換細
胞でマウスを免疫し、免疫後のマウスから脾細胞を取り
出してミエローマ細胞と融合して本発明のモノクローナ
ル抗体を産生ずるハイブリドーマを作製した.本発明の
モノクローナル抗体は少なくともHLA−DPwCP6
3アロ抗原特異性を有するから、HLA−DP抗原のタ
イピングに有用である。
〔実施例〕
実施例に基づいて本発明を説明する。
この実施例においては、HLA遺伝子クローンを得るた
めに、EBウイルス(Epstein−Barr Vi
rus)で形質転換したBリンパ球系細胞AKIBA(
HLA−A24, Bw52, Cw−, DR2, 
Dwl2, DQwl, DPwCp63 )を用いた
.このAKIBA細胞は、九州大学生体防御医学研究所
遺伝学部門の笹月健彦氏によって作製されたもので、イ
ギリスのImperial Can −cer Res
earch Fundのーalter Bodw+er
氏によって分与された. このAKIBA細胞からHLA [lP抗原のα. I
lとβ1鎖に対応する遺伝子クローン9AP139を取
出し、この遺伝子をマウスの繊維芽細胞1, tm− 
に導入した.この[, tk−細胞は、Earle W
.R.氏等によってC3H/lieマウス皮下脂肪繊維
から分離されたもので(Natl.Cancer In
st.+ 4.165.1943).ColdSpri
ng Harbor Laboratory,P.O.
の旧chalWlgler氏によって分与された. これによりHLA−DP抗原が発現された細胞LAP4
l08を免疫原に用い、それ以外はモノクローナル抗体
作製の常法により、HLA−DP抗原に対するモノクロ
ーナル抗体を作製した.以下、順を追って詳細に説明す
る。
HLA−DP    クローンの ^KIBA細胞IXIO@個をPBS (リン酸緩衝液
)2dに浮遊させ、エツペンチューブ(eppendo
rf社製)に入れたものを液体窒素中で凛らせ、FRE
EZER/MILL (SPEX社製)を用い、12d
 lysisIl衝液(pH8.0)中で細胞を破壊し
たe  lysisll衝液は、50mM Tris 
pH8.o.20mM EDTA.0.IM NaCI
,1% SOSとなるように蒸溜水に溶解したものを使
用した. これに、タンパク分解酵素であるプロネースK(メルク
社製)6■/dの濃度の水溶液300μlを加え、50
℃で12時間静置して核膜を破壊した.次いでl4−ト
リス飽和フェノールを加え、2S rp一で1時間回転
して混和し、更に30Wl用の肉厚コーレックス(Co
lex社製)に移し、2,500rp−で10分間遠心
することによりフェノール層に抽出させ、タンパク質を
除去した.水層にRNA分解酵素であるRIBONUC
LBASB^(SIGMA社製)及びRIBONUCL
EASE Tl (SIGMA社製)を最終濃度が夫々
80μg/d,30μg/dになるように加え、37℃
で2時間静置した後にフェノールを加えて反応を停止さ
せた.続いて、1時間回転して混和した後、2.500
rp■でlO分間遠心することによりフェノール層に抽
出させ、RIBONUCLEASE^及びRIBONU
CLf!ASETtを除去した.水層に3M酢酸カリウ
ム及び2倍量のエタノールを加え、激しく攪拌してDN
Aを沈澱させた.沈澱したDNAをエタノールで洗浄し
、エッペンチェーブに移して真空ポンプで乾燥した. 第1図は、上記で得られたAKIBA細胞のDNAにお
けるHLA−DPtl域の遺伝子地図を示している.次
に、上記で得た300μg DNAにlmの↑E緩衝液
を加え、4℃で放置してDNAを溶解した.TBIl衝
液は、1mM−Trlss−HCI pH8.0. 1
mM−1!DTApH8.0になるように蒸溜水に溶か
したものを使用した. 続いて、これに制限酵素Sau3^1 (TOYOBO
社製)を加え、37℃で1時間静置した後、フェノール
を加え、15.00Orpmで10分間遠心することに
よって酵素を除いた.この処理によりDNAはSau3
A1部位で切断され、第1図に示した断片pAP139
を含む多数のDNA断片が得られる.こうして得られた
DNA断片の中から、10〜40%シg糖密度勾配によ
り30〜40kbの分画を得た.この分画は、第1図に
示したpAP139に対応する.コスミドON^(Co
smid pJB8 arms,AMERSHM社製)
に制限酵素(BamHI)を加え、37℃で3時間静置
することによりコスミドを開環した.これにアルカリホ
スファターゼを加え、37℃で30分間静置して脱リン
化を行なった.こうして得られた開環コスミド0.3μ
g DNAに、上記で得た3μgのDNA断片を175
unitsのT4DN^ リガーゼ(TOYOBO社製
)を用いて結合させた.この組替えコスξドDNAをλ
ファージのパフケージングエキストラクト(DNA P
ackaging kitベーリンガー社製)1体分に
加えて混和し、室温で1時間静置することによりファー
ジ粒子に組込んだ.これを大腸菌に加え、37℃で20
分間静置することにより感染させた. 上記のようにして組替えコスξドDNAを導入した大腸
菌をpH7.5のNZYCM培地中で増殖させた後、f
lLA−DPのαl鎖およびβl鎖に関するcDNAを
プローブに用いたコロニーハイブリッド法によりクロー
ニングを行なった,  NZYCM培地は、10 g 
NZ A+*ine Type A (和光純薬製).
  5 gNac1,5 gYEAST IIXTRA
CT(DIFCO社製). 1 g VITAMIN−
PREE CAS^旧No^CIIIS (DIFCO
社製)..2g硫酸マグネシウム7水和物をlj!の蒸
溜水に溶解したものである.このクローンニングにより
、HLA−DP抗原のα11NKとβIIN遺伝子クロ
ーンを有する大腸菌のシングルコロニーを得た. こうして得た大腸菌のクローン株をNZYCM培地で増
殖させ、次のようにしてpAP139を含むDNA断片
を回収した. まず、遠心( 8 , 000rpm X 20分、4
゜C)により大腸菌を集め、’l mlの5■/dリゾ
チーム(SIGMA社製)で溶菌した後、フェノール処
理してエタノール中で沈澱させた.得られた粗DNAを
塩化セシウム密度勾配遠心(40krpm X 40時
間、20゜C)にかけることによりDNAのバンドに分
け、バンドを回収した。その際、DNAに200 dの
5■/戚エチジウムブロマイド(Aldrich社製)
を結合させることにより、紫外線360n+wでDNA
のバンドを検出した.次いで、セシウム飽和イソプロバ
ノール(ベーリンガーマンハイム社製)を同量加え、混
和することによりエチジウムブロマイドを除去した. 次に、上記で得たプラスミドDNA断片を、以下に述べ
る改良リン酸カルシウム法(High−Efficie
ncy Transformation of Mam
malianCell by P1asn+id DN
A ; CLAtlDIA CHEN andHIRO
TO OKAYAMA, Molecular and
 CellularBlolog7. 198?. p
2745. Vol.7)によりマウスの繊維芽細胞L
 tm−に導入した。
まず、10%FCS (Fatal Calf Ser
um)を含むダルベッコの修正イーグル培地 (DME
rl地i5.9575g / 1. Hepes,  
2.0g / INaHCO3. 100,000un
its/ lペニシリンGカリウム,0.1g/l硫酸
ストレプトマイシンを含む)を10m用い、直径100
■のディッシュに5X10’個の1,Lk−細胞を均一
にまき、5%COz.37℃の条件下に12時間培養し
た.培養後、培地を半量交換して3〜4時間してから、
DNA−リン酸カルシウム沈澱をltll(ld)づつ
、ディッシュに均一にまいた.なお、DNA−リン酸カ
ルシウム沈澱は、0.5dの0.25M塩化カルシウム
及び0.5dの2倍IBES−緩衝生理食塩液(50+
+M BES pl’l6.95,280s+M Na
C1,1.5mM Na*HPO水溶液)を20ugの
pAP139遺伝子と0.5μgのPSV2neo遺伝
子に加えることにより得られる.続いて、3%co.,
 35゜Cで24時間培養した後、10%FCS−D?
lE?I培地にて洗浄した.更に、5%Cow, 37
℃の条件で培養した。10−のEDTA i容液 ( 
 8.0g  /  j!   NaC1.  0.4
g  /  12   MCI.1.0g/41!グル
コース. 0.35g / j!  NaHCOs.0
.2 g / 1 (0.54mM) EDTAを蒸溜
水に溶したもの)および10d  0.04%トリプシ
ンーEDTA溶液(1:250 (GIFCO社))に
より細胞を剥離し、10倍に稀釈して再度ディッシュに
撒いた.翌日、培地の半量を400μg / tail
ネオマイシン含有10%FCS−DMEM(ps−) 
 (ペニシリンGカリウムと硫酸ストレプトマイシンを
除いたもの)と交換し、その後は3日ごとに培地を40
0μg/dネオマイシン含有10%FCS−DMEM(
ps−)  と交換してネオマイシン耐性株を選び出し
た.このネオマイシン耐性株におけるHLA−DP抗原
の発現について、抗HLA−DPモノクローナル抗体7
B/21 (ベクトンデッキンソン社製)を用いた免疫
蛍光抗体法をフローサイトメトリーFACSter (
ベクトンデツキンソン社)で解析し確認した。
上記の免疫蛍光抗体法によりHLA−DP抗原の強い発
現がTs1認された細胞LAP4108を増殖させ、こ
れをモノクローナル抗体作或のための免疫原とした. まず、上記で得られたLAP410B細胞によりマウス
を免疫した。IXIO’個(7) LAP4108ta
胞を、(0.4 dのRPMI(ps−)  (10.
4 g / QのRPM11640GIBCO社製).
 2.0 g / j! NaHCO3+ 5.957
5 g / 1のHepss (SIGMA社製)から
なる)に浮遊させた細胞懸濁液を1週間毎に4回、C3
H/Heマウス(雌.7−8週齢(チャールスリバー社
製))の腹腔内に注射した. 最終免疫操作の3日後に、免疫したマウスの牌臓を取出
し、これをRPMI 1640 (ペニシリンGカリウ
ム,硫酸ストレプトマイシン含有)で洗い、更に新しい
RP旧1640中においてピンセットでほぐしてリンパ
球を取出した。こうして得られた肺臓由来Bリンパ球を
含むRPMI 1640を15mの試験管に移し、遠心
( 1 . OOOrpmで10分間.4゜C)を行な
った.集めた細胞に8II1のトリス塩化アンモニウム
液を加えて赤血球を溶血させ、RPMI 1640で洗
浄した後、10dのRPMI1640に浮遊させた。
上記で得たBリンバ球細胞と短ローマ細胞とを融合させ
ることにより、ハイブリドーマを得た.ミエローマ細胞
としては、P3−NSI/1−^g4−1(MS−1)
を用いた。細胞融合に用いるポリエチレングリコール(
PEG) i液としては、予め次のようにして調製した
ものを使用した.即ち、Igの分子it t.oooの
PEGをガラス試験管にとり、オートクレープで滅菌溶
解( 2 atm.l21 ”C . 10分間)した
.これに0.35d DMSO及びIII1のRPM1
 1640(ps−)を加えて攪拌し、37゜Cに保温
した.細胞融合に当っては、IXIO’個のミエローマ
細胞MS−1を30−のRPMI 1640に浮遊させ
、これに前記10M1のリンパ球浮遊液を混合した.ミ
エローマ細胞の量は、リンパ球の1/10とした.混合
液を1 . OOOrpmで10分間遠心した後、上清
をよく取除き、遠心管を回転させながら上記の0.5d
 PEG溶液を1分間かけて滴下した.次いで、1 d
RPMI 1640(ps−)を1分間で加え、更に9
−のRPM1 1640(ps−)を30秒に1−づつ
加えて希釈することによりPEGを希釈した.こうして
融合を終了した細胞浮遊液は. 1 . 200rpm
でlO分間室温での遠心を行なった後、50IIiのl
5%FCS−RP旧1640中にリンパ球がIXIO”
個となるように調整した. ス 翼一ニング びクローニング 上記で得られたハイブリッド細胞から、目的とするHL
Aクラス■抗体の産生能を育するものを選び出した. 96ウエルのマイクロプレートを用い、個々のウエルに
上記で得られた細胞浮遊液を100μiづつ分注した.
5%C08、37℃の条件で1晩培養し、翌日■^T培
地を100#j!づつ加えて50%HAT培地とした.
以後、3日ごとにHA↑培地で培地交換を行なった. 次に、下記のELISA法および細胞障害試験により、
各ウエル内のハイブリドーマについて抗体産生能の確認
を行なった. <ELISA法〉 96ウエルのプレートに100μg/atのポリ− L
 − UジンーPBS溶液を50plづつ各ウエルにま
き、1時間放置することによってコートした.PBS溶
液は、10 g  NaCl, 5.5 gのNatH
PO4+ 1.5gのKH!PO4を蒸留水1lに溶か
したものを使用した. PBS溶液で2回洗浄した後、2X10”個/IINに
調製した細胞浮遊RPMI  1640を50plづつ
各ウエルにまき、1500rpmで10分間遠心したの
ち10分間静置し、300μlの0.025%グルタル
アルデヒドーPBS溶液を加え、20分間静置すること
によって細胞を固定化した.  PBS溶液で2回洗浄
後、300μlの0.1%フェニルヒドラジン−PBS
溶液をウエルに加え、1時間静置することによって細胞
の内因性ベルオキシダーゼを押える.次に、PBS溶液
で2回洗浄後、1%ウシ血清アルブミン(BSA)−P
BSi液をウエルにいっぱい加え、4゜Cで18時間放
置することによって抗体の非特異吸着を防ぎ、PBSI
液で2回洗浄後、サンプルとなる細胞培養液を50μl
づつ加え、4゜Cで18時間放置した.次に、PBS溶
液で4回洗浄後、二次抗体となるベルオキシダーゼで標
識した抗マウスイムノグロプリン抗体(Peroxid
aseConjugated F(ab’)z  Fr
a2aents of AffinityPurifi
ed  Antlbodles  to  Anti−
Mouse  Ismunog−1obulins(I
gA.   IgG   and    IgM)  
 (Heavy  andLightChains S
pecific ; Cappe1社)をPBS溶液で
400倍に希釈したものを100μlづつウエルに加え
、室温で2時間放置後、PBS溶液で3回洗浄した.そ
の後、100,un!の基質溶液(0−フェニレンジア
ξン20■.クエン酸 H,01.06 g /200
m ,  リン酸(NaHPOn ・12 H z) 
3. 5g/200d濃度のクエン酸リン酸溶液50j
d. pi5.0, Hoot 10μl)を分注し、
室温で暗所に30分間静置し、20M1の2N−}1!
So.を添加し反応を停止させ、各ウエルの吸光度(波
長490n■)を測定した. 〈細胞障害試験〉 10ull/ウエルの流動バラフィンを入れたテラサキ
プレート( NUNC社)に、サンプルとなる1μlの
細胞培養液と、パネル細胞として種々のlμlの3X1
0’個/d  EBウイルス形質転換Bリンパ芽球細胞
を入れ37゜Cで1時間静置した.次いで、補体源とし
て5μlのウサギ血清(Brown Deer社)加え
た. 室温で2時間静置した後、エオシン染色にて細胞の生死
を判定した.エオシン染色は室温下に5分間行ない、判
定に際してはホルマリン固定を行なった.また、判定に
は倒立顕微鏡を用い、次の基準により行なった. 評 価  死細胞(%) 1   0〜10 2   11〜20 4    21〜40 6   41〜80 8   81〜100 上記ELISA法および細胞障害性試験で高い測定値を
示したウエルを選択し、当該ハイブリドーマを限界希釈
法によりクローニングした.このスクリーニング及びク
ローニングにより、特異性のあるモノクローナル抗体を
産生ずるハイブリドーマ株として、AL/DP234.
2.2細胞株とAL/DP 143.4.4細胞株が得
られた。
ロー ル  の 上記でクローニングしたハイブリドーマ株を10%FC
S−RPMI培地においてIXIO’個/dの状態から
3日間培養することによって単クローン抗体の含まれる
培養上清を得た. 且立藍豆 こうして得られたモノクローナル抗体について、以下の
特性試験を行なった. 〈細胞障害試験〉 特異性を明らかにするために、EBウイルス形質転換B
リンパ芽球細胞に対し、細胞障害試験を行なった, E
B−ウイルス形質転換Bリンパ芽球細胞についての結果
を第1表に示した。
モノクローナル抗体AL/DPI43.4.4及びAL
/DP234.2.2の細胞障害試験結果CELL  
HLA−DP  AL/DPl43.4.4  AL/
DP234.2.2ン(Flaorescein Co
njugated F(ab’)z Fragl′lI
entsof  Affinity  Purifie
d  Antibodies Goat  An  t
i−Mouse  Ims+unoglobultns
  (IgA+  IgG  and   IgM)(
Hesvy and Light Chains Sp
ecific;Cappe1社)の15倍希釈液を加え
、暗所において室温で15分間静置した.洗浄後、フロ
ーサイトメトリーにより解析した.その結果を第2図に
示す。
<ELISA法〉 特異性を明らかにするため、各細胞に対してELISA
を行った.その結果を第2表に示す.〈蛍光抗体法〉 ハブロタイプの異なる細胞5X10’個に50μiのハ
イブリドーマの培養上清を加え、4゜Cで30分間静置
した.0.l%BSA−PBSで洗浄した後、20μl
の蛍光標識ヤギ抗マウスイムノグロプリ第2表 くイムノグロブリンクラス〉 オクタロニー法により、上記で得られた精製モノクロー
ナル抗体のイムノグロブリンクラスを決定したところ、
AL/DP 234.2.2はIgG1^L/DP I
43.4.4 はIgGxmであった.以上、上述した
実施例で得られたハイブリドーマ^L/DP234.2
.2が産生ずるモノクローナル抗体^L/DP234.
2.2はDP抗原の中でDPwCp63 アロ抗原に単
一特異性を有するから、HLAタイピング用として最適
なモノクローナル抗体であると言える.ハイブリドーマ
AL/DPI43.4.4が産生ずるモノクローナル抗
体AL/DP143.4.4はDPwCp63.0PM
I * DPw3 * DPw5のアロ抗原に反応性を
有し、DPH2 . DPw4のアロ抗原に反応性を有
しないから、モノクローナル抗体AL/DP143.4
.4単独の使用だけではHLAアロ抗原の正確な同定は
できないが、他のアロ抗原特異性を有するモノクローナ
ル抗体による検査結果と組み合わせることによりFIL
Aタイピングに使用することができる.〔発明の効果〕 本発明のモノクローナル抗体はIILAタイピングまた
はHLA抗原の生化学的解析や機能的解析に有用である
【図面の簡単な説明】
第1 図!;tHLA DPf+ff 域及ヒpAP1
39(7)位置を示す遺伝子地図、 第2図(1)は、異なるアロ抗原を発現している各種細
胞へのモノクローナル抗体AL/DP234.2.2の
反応性を示すフローサイトメトリー、第2図(II)は
異なるアロ抗原を発現している各種細胞へのモノクロー
ナル抗体AL/DP143.4.4の反応性を示すフロ
ーサイトメトリーである、図中横軸は蛍光強度を表し、
縦軸は細胞数を表わす.

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)EBウィルス形質転換Bリンパ芽球細胞から取出
    したHLA−DPwCP63アロ抗原特異性を有するD
    P_α_1鎖およびDP_β_1鎖を含む遺伝子クロー
    ンをマウス細胞株に導入することによりHLA−DP抗
    原が発現した形質転換細胞を免疫原とし、該形質転換細
    胞で免疫したマウスから得られた脾細胞と、マウスミエ
    ローマ細胞とを融合することにより形成された抗体産生
    ハイブリドーマ細胞より得られるHLADP抗原に対す
    るモノクローナル抗体。
  2. (2)HLA−DPwCP63抗原に反応する請求項1
    記載のHLA−DP抗原に対するモノクローナル抗体。
  3. (3)HLA−DPwCP63、DPw1、DPw3お
    よびDPw5に交差反応する請求項1記載のHLADP
    抗原に対するモノクローナル抗体。
  4. (4)ハイブリドーマ細胞AL/DP234.2.2に
    よって産生され、免疫グロブリンクラスがIgG_1で
    あることを特徴とする請求項2記載のHLADP抗原に
    対するモノクローナル抗体。
  5. (5)ハイブリドーマ細胞AL/DP143.4.4に
    よって産生され、免疫グロブリンクラスがIgG_2_
    aであることを特徴とする請求項3記載のHLADP抗
    原に対するモノクローナル抗体。
  6. (6)HLA−DP抗原α鎖およびβ鎖を含む遺伝子を
    マウス細胞株に導入して得られ、HLADP抗原を発現
    した形質転換細胞をマウスに投与して免疫し、該免疫後
    のマウスから得た脾細胞と、ミエローマ細胞を融合して
    得られた抗体産生ハイブリドーマ細胞により産生される
    IgGクラスのモノクローナル抗体であって、HLA−
    DPwCP63抗原に反応し、HLA−DPwDPw1
    、DPw2、DPw3、DPw4およびDPw5に反応
    しないことを特徴とするHLADP抗原に対するモノク
    ローナル抗体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113402601A (zh) * 2021-06-09 2021-09-17 河南中泽生物工程有限公司 一种抗非洲猪瘟病毒p54蛋白单克隆抗体的制备方法及应用

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