JPH0392129A

JPH0392129A - 検眼鏡

Info

Publication number: JPH0392129A
Application number: JP2215641A
Authority: JP
Inventors: Andrew J Kugler; アンドリュー．ジェイ．クーグラー; Thaddeus J Wawro; タディウス．ジェイ．ワブロー
Original assignee: Welch Allyn Inc
Current assignee: Welch Allyn Inc
Priority date: 1989-08-23
Filing date: 1990-08-14
Publication date: 1991-04-17
Also published as: GB2235308A; US4998818A; DE4024951B4; GB9017805D0; DE4024951A1; GB2235308B

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野〉本発明は検眼鏡に係り、特に被検眼を観察する光を選択
的に偏光する偏光子を有する検眼鏡に関する。

（従来の技術）従来の検眼鏡には、医者が被検眼を観察するに際して観
察光路に最適なアパーチャ、フィルタ及びレンズの組合
せを回転操作で選択する所定数のレンズ・ディスクが設
けられている。

この種の検眼銚では、照射光源からの光の照射光路と被
検眼からの反射光の観察用光路とが、同軸に近ずくにつ
れて、被検眼の角膜からの反射光東径が大きくなる。

従って、この種の従来型の検眼鏡では、まぶしさを減衰
する手段を用意する必要がある。角膜の輝く表面からの
反射光はその偏光成分を保留し、網膜からの反射光はそ
の偏光戒分を失うので、まぶしさは照明光を第１の偏光
子を介し、また反射光を第２の偏光子を介して通過する
ことで、事実上排除できる。先行技術のある種の装置は
偏光され７′：観察モードを提供しており、この装置で
は円形の光偏光子が、患者の目の角膜からの反射光によ
り引きおこされるまぶしさを低減する目的で、光の投影
光路と医者の観察用光路との共通の部分に移動可能にな
っている。他の先行技術では、患者の目の偏光された光
を得、反射光のまぶしさを排除するために、それぞれの
アクチュエータで第１と第２の偏光子が光の投影光路と
医者の観察用光路の中に移動自在な構造となっている。

ｌ個の線形偏光子と１／４波長板からなる円形光偏光子
は角膜反射からのまぶしさを減衰するには効果的でなく
、また二重偏光子のための別個の制御方式が複雑となる
。

このため医者にとって理想的な偏光さｈた光、赤フリー
光あるいは、標準的なアパーチャ選択による観察を可能
にするような単純化された自動的な系を持ち、医者が利
用し易く検査範囲も広い検眼鏡が要求されている。

（発明が解決しようとする課題）前述の要求されている偏光、赤フリー光あるいは標準的
なアパーチャ選択による観察が、簡単に選択することが
でき、且つ検査範囲の広い検眼鏡は未だ提供されていな
い。

また本発明の目的は、検眼鏡の照明光路と観察光路を含
む位置に単純にして容易に配置される↓個の線形偏光ア
ツセンブリーを具備した検眼鏡を提供する事である。

さらに本発明の他の目的は通常型がら二重偏光された観
察に検眼鏡を変換するためのｌ個の機能制御部を備えた
検眼鏡を提供する事である。

そして本発明の他の目的に、改良された光偏光系を伴っ
た検眼鏡を提供する事がある。

さらに、同軸照明方式の観察検眼鏡における角膜反射を
事実上排除する事も本発明の他の目的である。

（課題を解決するための手段）前記目的を達成するために、本発明はハウジング内に照
射光源と光モード選択手段とが設けられ、前記照射光源
からの光が、前記光モード選択手段によって選択された
モードで前記ハウジングに形成される観察光路から被検
眼に照射される検眼鏡において、前記光モード選択手段
は複数のモード選択フィルタが配設されたアパーチャ・
ラックと、このアパーチャ・ラックのモード選択フィル
タの一つを、前記観察光路に選択的に位置決めするアク
チュエータとを有する基本構成となっている。

（作用）本発明では、アクチュエータを操作することによって、
複数のモード選択フィルタが配設されたアパーチャ・ラ
ックの一つの選択フィルタが、ハウジングに形成された
観察光銘に位置決めざれる。

このため、照射光源からの光は、観察光路に位置決めさ
れた選択フィルタで選択されたモードで、観察光路から
被検眼に照射されて被検眼の観察が行われる。

（実旅例〉以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第１図乃至第５図は本発明の一実施例を説明する図で、
第１図は正面図、第２図は第上図の一部切開拡大図、第
３図は第２図のＡ−Ａ断面図、第４図はアパーチャ・ラ
ック部分の分解斜視図、第５図はアクチュエータ部分の
斜視図である。

本発明の検眼鏡は、一般的には、本発明願書とも共通の
譲渡人を持つリチャード・ダブリュー・ニューマン等の
米国特許第４，　５２６，　４４９号公報あるいはベイ
ロン・リチャードの米国特許第４，　６４３，　５４６
号公報に提示された構造に類似している。単純もしくは
二重レンズ・ディスク並びに前述の特許のアパーチャ選
択手段に加えて、本発明者はより便利が良い方法で患者
の目の偏光あるいは非偏光の照明と赤フリー光照明を付
加的に医者が選択できる検眼鏡を提供する。本発明によ
ると、単純なスライド式スイッチを操作することで、医
者は２個の光路偏光子、レンズあるいはアパーチャもし
くはフィルタにシフトできる。

互いに直角をなすように配置され７′：２個の偏光用フ
ィルタを具備し、滑り可能に搭載されたアパーチャ・ラ
ックを伴う検眼鏡を提供することで、工個のフィルタを
照射光路に、他のフィルタを観察光路に同時に位置決め
できる。前記のラックはまた光路のオプショナルな位置
決め用に鮮明レンズと赤フリー・フィルタをも具備して
いる。

第１図から第３図を参照すると、本発明による検眼鏡１
０は主体部１２と主カバー１４を持ち、これらは機器の
ハウジングを形成する。主体部１２は光学系のほとんど
の部分を含み、さらに図示してないが通常のバッテリー
・ハンドルに取り外し可能に接続されるために使用され
るネック１６を具備している。第３図の幻影線１８で示
された観察光路は機器を横切って延長し、この先路は観
察開口２０の中の機器の前面と医者のための目開口２２
の中の機器の後ろ側間に設けられている。医者の額の上
に機器を弾性的に位置決めするバンパー２４が配置され
、光源２６は、バッテリー・ハンドル（図示されず）に
より駆動される機器の首の中に供給される。当該光源２
６は好ましくは、できるだけ多くの邪魔な影を排除する
ために照明光路と観察光路の実質的な同軸アラインメン
トを可能にする前記米国特許第４，　５２６，　４４９
号公報に記述されたような曲線状のフィラメントを具備
した電球が良い。１個の回転可能なレンズ・ディスク３
０が設けられ、しかもアパーチャ・ラック３４が偏光系
、開アパーチャ並びにフィルタを移送するために設けら
れている。

第４図に図示されるように、アパーチャ・ラック３４は
鏡ホールダー３６の中に滑り可能に搭載されるので、ア
パーチャ・ラック３４の中のアパーチャ３７に配置され
たレンズとフィルタは光照射路３８に位置づけられるよ
うに構成されている。反射鏡４０に投影される光は患者
の目を照明するために使用される。フィルタを通らない
光が目を観察するために一般に使用される。一方、赤フ
リー光は血管を検査し、網膜の裏の繊維層を刺激するた
めに利用される。偏光された光は角膜からの反射光のま
ぶしさをおさえて網膜を検査するために使用される。こ
れは、特に患者の目が拡張していない時に有効である。

アパーチャ・ラック３４はその底部上にラック・ギャ４
２を持つ。このラック・ギャ４２はアッセンブリーの状
態で、シャフト４６の上に配置されたギャ４４に係合さ
れる。ギャ４４は、アパーチャ・ラック３４を移動させ
るための１６個の歯を持つ大径部４５と、アクユエータ
・スイッチ４８の上のラック・ギャ５２を係合させるた
めの８個の歯を持つ小径部４７の二つから或る。

アクチュエータ・スイッチ４８はギャ４４の外１則に配
置され、第１図から第３図に図示されるように、ゲーシ
ング１２の中の１個の観察開口５０を介して延長される
。スイッチ・アクチュエータ４８は、シプール・ギャ４
４の小径部４７を係合するために、平坦なバーの上表面
の上に位置するラック・ギャ５２を持つ前記バーを持つ
。当該バー４８は柄５６に圧力を加える事により左から
右に移動される。これは第４図に示したように、アパー
チャ・ラック３４を前後に、ギャ４４の大径部４５を介
して移動する小さいスプール・ギャ４７を回転する。

更に、第５図に見るように、鏡ホールダー３６の中の凹
み６２（第４図参照）の中に搭載されるスプリングで押
されたボール６１を係合するために利用される３個の止
め金６０がある。これらの止め金とボールは、三つの位
置に対応するアクチュエータ・バー４８のための３個の
固定された位置に配置される。前記三個所において、ア
パーチャ・ラック３４のアパーチャ３７は、光源から鏡
にまた患者の目に光を正確に投影するための鏡ホールダ
ー３６の中の開口３８と正しく一直線をなすようにされ
る。

本発明の光偏光機構は２個の偏光子６４．　６６より成
る。偏光子６４はアパーチャ・ラック３４の右側のアパ
ーチャに配置され、光源２６から鏡４０、さらに患者の
目に投影される光を偏光する。偏光子６６はラック３４
の端の中の偏光子３４に直角に搭載され、医者の観察光
路の視点線１８の中に入るように鏡４０の後ろ側に配置
される。偏光千６６は患者の角膜から反射される光が医
者の目に到達しないように、偏光子６４の偏光軸に対し
て９０度になる偏光軸に配置される。これは、第３図に
も示されている。

これは、アパーチャ・ラック３４を第２図と４図の最も
左側の位置に移動し、止め金の中のスプリングでバイア
スされたボール６１を第５図の最も右測に係合するため
に、アクチュエータ・バー４８を右側いっぱいにまでア
クチュエートすることで達或される。結果として、アパ
ーチャ・ラック３４の最も左側に位置される赤フリー・
フィルタがアパーチャ３８と一直線に並ぶと、アクチュ
エータ・バー４８は第４図の左側に移動され、アパーチ
ャ・ラックを右いっぱいの位置に運ぶためにギャ４４を
回転する。ここで最も左側の止め金６０（第５図参照）
はボール６１を係合し、フィルタをその位置に保留する
。もし光が必要ならば、アパーチャ・ラック３４上の中
央アパーチャを通常の光投影用のアパ−チャ３８と一直
線に並べるために、アパーチャ・バーは大体中間に位置
するとよい。この動きはスライド・バー４８が幻影線で
図示されている第２図により明確に図示されている。

光偏光子６４、標準的な鮮明レンズあるいはアパーチャ
６５並びに赤フリー・レンズ６８はアパーチャラック３
４の中のアパーチャ３７の上側にある凹みの中に配置さ
れる。これらの装置以外に、第１図と２図に見られるよ
うに、鏡ホールダー３６の下に位置し、アクチュエータ
・ダイアル７０により制御される標準型のアパーチャ開
口がある。

結論として、アクチュエータ・バー４８を望む位置に単
純にセットすることで、医者は検眼鏡を好ましい光モー
ド状態に容易にして速やかに調節することが可能である
ことが明瞭であろう。偏光された光モードにおいて、二
重偏光フィルタの利点は医者が患者の目を最も効果的に
して完全な方法で検査できるように簡単なセットで得ら
れる。

以上では本発明が一つの好ましい実施例に基づいて記述
されたが、本発明はこの実施例に限定されず、むしろ特
許請求の範囲で定義されたように、本発明の趣旨を越え
ず、多くの改良が可能である事を明記する。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第５図は本発明の一実施例を説明する図で、
第■図は正面図、第２図は第１図の一部切開拡大図、第
３図は第２図のＡ−Ａ断面図、第４図はアパーチャ・ラ
ック部分の分解斜視図、第５図はアクチュエータ部分の
斜視図である。１０・・・検眼鏡、１２・・・主体部、１４・・・主カ
バー、１６・・・ネック、２０・・・観察開口、２２・
・・目、２６・・・光源、３０・・・レンズ．ディスク
、３４・・・アパーチャ・ラック、３６・・・鏡ホール
ダー、３７・・・アパーチャ、４０・・・反射鏡、４２
・・・ラック・ギヤ、４４・・・ギヤ、４６・・・シャ
フト、４８・・・アクチュエータ・バー、５６・・・柄
、６０・・・止め金、６１。・・ボール、６２・・・凹
み、６４．　６６・・・偏光子。

Claims

【特許請求の範囲】１、ハウジング内に照射光源と光モード選択手段とが設
けられ、前記照射光源からの光が、前記光モード選択手
段によって選択されたモードで前記ハウジングに形成さ
れる観察光路から被検眼に照射される検眼鏡において、
前記光モード選択手段は複数のモード選択フィルタが配
設されたアパーチャラックと、このアパーチャ・ラック
のモード選択フィルタの一つを、前記観察光路に選択的
に位置決めするアクチュエータとを有することを特徴と
する検眼鏡。２、複数のモード選択フィルタが、アパーチャと偏光子
とを含むことを特徴とする請求項１に記載の検眼鏡。３、モード選択フィルタが、互いに面を直交させて位置
決めされる二個の偏光子を含むことを特徴とする請求項
２に記載の検眼鏡。４、複数のモード選択フィルタが、赤フリー・フィルタ
、偏光子及びアパーチャを含むことを特徴とする請求項
１に記載の検眼鏡。５、複数のモード選択フィルタが第１の偏光子と第２の
偏光子とを含み、前記第１の偏光子で偏光された光が被
検眼に投射され、前記被検眼からの反射光が第２の偏光
子で阻止されるように両偏光子が所定角度で配設されて
いることを特徴とする請求項２に記載の検眼鏡。６、複数のモード選択フィルタが第１の偏光子と、この
第１の偏光子に偏光軸を直角にして配された第２の偏光
子とを含むことを特徴とする検眼鏡。７、アクチュエータが、フィンガーアクチュエータ、ラ
ック・ギヤ部及びスイッチ・アクチュエータ・バーを具
備し、アパーチャ・ラックが、複数の円形開口、一側縁
に形成されたラック・ギヤ、他側縁に形成された偏光子
を搭載するスロット及び前記スイッチ・アクチュエータ
・バーに接続される回転自在なスプールギヤとを有する
ことを特徴とする請求項１に記載の検眼鏡。８、観察光路が形成されたハウジングと、このハウジン
グ内に配される照射光源と、この照射光源からの光を被
検眼に照射するレンズ及びミラーからなる照射手段とを
具備する検眼鏡において、前記ハウジング内に移動自在
に配され、複数のモード選択フィルタを備えたアパーチ
ャ・ラックと、前記ハウジング内に設けられ、フィンガ
ーアクチュエータが設けられ、滑り自在で前記モード選
択フィルタを選択して前記被検眼に照射される光モード
を選択するアクチュエータとを有することを特徴とする
検眼鏡。９、アパーチャ・ラックに第１の偏光子とこの第１の偏
光子に対して面を直角にして配された第２の偏光子とが
設けられ、前記第１の偏光子が被検体に照射される光束
内に、また第２の偏光子が前記被検体からの反射光の光
束内にこの光束を阻止するように、それぞれ配設可能に
構成されていることを特徴とする請求項８に記載の検眼
鏡。１０、アパーチャ・ラック部に３個のフィルタ開口が設
けられ、これらのフィルタ開口にそれぞれ異なる光フィ
ルタが配設され、これらの光フィルタの一つに隣接して
前記アパーチャ・ラック部に他の光フィルタが、前記一
つの光フィルタに対して面を直交させて設けられている
ことを特徴とする請求項８に記載の検眼鏡。１１、アパーチャ・ラックがハウジング内において、被
検眼からの観察光の光路と前記被検眼への照明光の照射
光路の交点部分の近傍に設けられ、前記アパーチャ・ラ
ックの一つの光フィルタが前記照明光の光束内に配され
、この一つの光フィルタに隣接する光フィルタが、前記
観察光の光束内に配されていることを特徴とする請求項
８に記載の検眼鏡。１２、アパーチャ・ラックが、赤フリー・フィルタ、第
１の偏光子及び鮮明フィルタを含み、さらに前記アパー
チャ・ラックには前記第１の偏光子に隣接して、面を前
記第１の偏光子に直交させて第２の偏光子が設けられて
いることを特徴とする請求項８に記載の検眼鏡。１３、アクチュエータがフィンガーアクチュエータとラ
ック・ギヤとを具備し、アパーチャ・ラックが板状で三
個の円形開口、一側縁に形成されたラック・ギヤ、他側
縁に形成された偏光子を搭載するスロット及び前記アク
チュエータに前記アパーチャ・ラックを操作可能に接続
するスプール・ギヤを具備していることを特徴とする請
求項８に記載の検眼鏡。１４、観察光路が形成されたハウジングと、このハウジ
ング内に配される照射光源と、この照射光源からの光を
被検眼に照射するレンズ及びミラーからなる照射手段と
を具備する検眼鏡において、前記ハウジング内に摺動自
在に設けられ、少なくとも一組の偏光子を備えたアパー
チャ・ラックと、外部からの操作によって前記アパーチ
ャ・ラックの前記ハウジング内での位置決めをするアク
チュエータとを有し、このアクチュエータの操作によっ
て前記偏光子の一方は前記被検眼への照射光束内に配さ
れ、前記偏光子の他方は前記被検眼からの反射光束内に
配され、前記被検眼の角膜からの反射光のまぶしさを低
減して、前記被検眼の網膜の効果的な検査を行うように
構成されていることを特徴とする検眼鏡。１５、アパーチャ・ラックに、一組の偏光子が互いに直
角に配設されていることを特徴とする請求項８に記載の
検眼鏡。１６、第１の偏光子の偏光軸が、第２の偏光子の偏光軸
に対して直角に配設されていることを特徴とする請求項
９に記載の検眼鏡。