JPH0391557A - 予想外に低い吸水性を有する新規ポリエステル成形組成物 - Google Patents

予想外に低い吸水性を有する新規ポリエステル成形組成物

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JPH0391557A
JPH0391557A JP2217989A JP21798990A JPH0391557A JP H0391557 A JPH0391557 A JP H0391557A JP 2217989 A JP2217989 A JP 2217989A JP 21798990 A JP21798990 A JP 21798990A JP H0391557 A JPH0391557 A JP H0391557A
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chain ester
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JP2217989A
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Michael D Golder
マイケル・ディー・ゴールダー
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    • B62D5/04Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L67/00Compositions of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L67/02Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds
    • C08L67/025Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds containing polyether sequences
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L67/00Compositions of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L67/02Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、一般にポリエステル成形組成物に関する。よ
り詳細には、本発明は、意外に低い吸水性(したがって
低膨潤性)を呈するポリエステル成形組成物に関する。
好適な態様にかいては、本発明はポリエステル系樹脂と
、ジカルボン酸および長鎖ポリ(アルキレンオキシド)
グリコールとの反応から誘導される長鎖エステル単位を
有する炭素対酸素比がzOないしz4のコポリエステル
エラストマーとの配合物を含む。
発明の背景および要約 線状ポリエステル樹脂(たとえば、ポリ(エチレン)テ
レフタレート、ポリ(ブチレン)テレフタレート等のよ
うなポリ(アルキレン)テレフタレート)とセグメント
のマポリエステルエラストマーとの配合物は装飾的およ
び/または機能的自動車部品のような多くの最終用途に
典型的に用いられる周知のエンジニアリング樹脂である
たとえば、米国特許第3,907,926号および同第
4,469,851号はそれぞれポリ(ブチレン)テレ
フタレートとセグメントのコポリエステルエラストマー
との配合物を開示している。しかし、相当する長鎖グリ
コールから誘導される長鎖エステル単位を含む炭素対酸
素比が25未満のセグメy)のコポリエステルエラスト
マー(以後簡単に「低C10比コポリエステルエラスト
マー」と呼ぶ)は有害な膨潤が起る程度に不都合に水を
吸収することは公知である。これに関しては、米国特許
第3,651,014号の第4欄、第32−36行を参
照されたい。このため(すなわち、望ましくない膨潤性
のために)、移動中の空間的ゆとシが重要であると思わ
れる可動部品をつくるためには、低C10比コポリエス
テルエラストマーは通常使用されない。すなわち、該部
品の膨潤によって部品が「動かなく」なシ、したがって
部品が用いられる部材を働かないものにする。
しかし、本発明によって、ポリエステル系樹脂(下記に
示す)と低C10比コポリエステルエラストマーとの配
合物は、複合剤(thIlaw ofmixtures
 rule )を用いて予想されたかもしれない値より
も著しく低い吸水性を示すことが見出された。このよう
に、本発明の新規ポリエステル配合物は、その好ましい
低吸水性によって、低C10比コポリエステルエラスト
マーを含有する樹脂には典型的に不適当と考えられる多
くの最終用途および環境に使用することができる。
これ以上の態様および利点は以下の好ましい典型的な態
様の詳細な説明によって明かとなろう。
本発明のポリエステル配合物は必然的に、相当する長鎖
ポリ(アルキレンオキシド)グリコールから誘導される
単位を含む炭素対酸素比が20危いし24であるセグメ
ントのコポリエステルエラストマー(前記のように本明
細書では「低C10比コポリエステルエラストマー」と
呼ぶ)を含む。
低C10比コポリエステルエラストマーは、もともとそ
れ自体米国特許第3784.520号(この全文を特に
参考資料として本明細書に収録する)によう公知である
根本的には、本発明の範囲内でポリブレンドに6用いら
れる低C10比コポリエステルエラストマーは実質的に
、エステル結合によって頭−尾に結合さ・れる多数の反
復する線状の長鎖エステル単位および短鎖エステル単位
より成り、そしてそれによる長鎖エステル単位は構造式
: で表わされ、短鎖エステル結合は構造式:によって表わ
される(式中、Gは約400−3500の分子量および
約20女いし24の炭素対酸素比を有するポリ(アルキ
レンオキシド)グリコールから末端水酸基の脱離後残留
する二価の基であり;Dtl約250を下回る分子量を
有する低分子量ジオールから水酸基の脱離後残留する二
価の基であシ;かつRは約300を下回る分子量を有す
るジカルボン酸からカルボキシル基の脱離後残留する二
価の基である)。
短鎖エステル単位はコポリエステルの約25ないし65
重量%を構成し、R基の少々くとも約70多H1,4−
フェニレン基でZければならない。
さらに、D基の少なくとも約701は1.4−ブチレン
基でなければならず、1.4−フェニレン基でないR基
の百分率によび1,4−ブチレン基でないD基の百分率
の合計が約301を超えることはできない。
コポリエステル鎖中の単位に用いられる「長鎖エステル
単位」という用語は長鎖グリコールとジカルボン酸との
反応生成物を指す。コポリエステル中の反復単位である
該「長鎖エステル単位」は前記式(a)K相当する。長
鎖グリコールは最大の炭素対酸素比が約20ないし24
であるように多量のエチレンオキシド単位を含有すする
ポリ(アルキレンオキシド)グリコールである。長鎖グ
リコールは完全にポリ(エチレンオキシド)グリコール
であるのが望ましい。
少量の第2のアルキレンオキシドを含むエチレンオキシ
ドのランダムコポリマーまたはブロックコポリマーを用
いるのが好ましいことがある。典−型的には、第2のモ
ノマーは約40モルパーセント未満、より好ましくは約
20モルパーセント未満のポリ(アルキレンオキシド)
グリコールから成る。第2のモノマーの典型的な例には
1,2−プロピレンオキシドおよび1.3−プロピレン
オキシド、1.2−ブチレンオキシドならびにテトラヒ
ドロフランがある。ポリ(アルキレンオキシド)グリコ
ール中に用いられる第2の七ツマ−に関係なく、炭素対
酸素比は約24またはそれ以下でなければならない。炭
素対酸素比が24またはそれ以下であるという要件が満
足されさえすれば、ポリ(エチレンオキシド)グリコー
ルと、ポリ(1,2−プロピレンオキシド)グリコール
またはポリ(テトラメチレンオキシド)グリコールのよ
うi第2のポリ(アルキレンオキシド)、グリコールと
の混合物を使用することも可能である。約20.ないし
?−4という炭素対酸素比は、2..0ないしz4とい
う比がアルキレンオキシド単位のほかにグリコール中に
存在するが分離して、ポリマーの1部とはならない水の
元素を考慮に入れていないので、炭素対酸素比が1.8
である分子量400のポリ(エチレンオキシド)グリコ
ールのような低分子量ポリ(アルキレンオキシド)グリ
コールを含有させるつもりである。
ポリマー鎖中の単位に用いられる「短鎖エステル単位」
という用語は低分子量化合物すなわち約550を下回る
分子量を有するポリマー鎖単位を指す。該単位は、低分
子量(約250未満)のりオールとジカルボン酸とを反
応させて、前記式(b)に相当する反復単位を生成させ
ることによってつくる。反応して短鎖エステル単位を生
成する(1゜4−ブタンジオール以外の)代表的な低分
子量ジオール類は非環式、脂環式釦よび芳香族のジヒド
ロキシ化合物である。好適であるのは2ないし15個の
炭素原子を有するジオール類、たとえばエチレングリコ
ール、フロピレンゲリコール、インブチレングリコール
、テトラメチレングリコール、ペンタメチレングリコー
ル、2.2−’)lfkトリメチレングリコール、ヘキ
サメチレングリコールおよびデカメチレングリコール、
ならびにジヒドロキシシクロヘキサン、シクロヘキサン
ジメタツール、レゾルシノール、ヒドロキノン、15−
ジヒドロキシナフタレン等である。特に好ましいのは2
ないし8個の炭素原子を含む脂肪族ジオール類である。
使用することができるビスフェノール類ノ中ニハヒス(
p−ヒドロキシ)ジフェニル、ビス(p−ヒドロキシフ
ェニル)メタン、およヒヒス(p−ヒドロキシフェニル
)フロノくンがある。ジオール類と等価のエステル形成
性誘導体も有用である(たとえば、エチレンオキシドま
たはエチレンカーボネートをエチレングリコールの代シ
に使用することができる)。本明細書で用いる「低分子
量ジオール類」という用語は前記等価のエステル形成性
誘導体を含むと解すべきであるが、ただし分子量の要件
はジオールのみに関するもので、誘導体に関するもので
はないものとする。
前記の長鎖グリコール類および低分子量ジオール類と反
応して本発明の配合物中に使用可能な低C10比コポリ
エステルを生成する(テレフタル酸以外の)ジカルボン
酸は、低分子量の、すiわち分子量が約300を下回る
脂肪族、脂環式または芳香族のジカルボン酸である。本
明細書で使用する「ジカルボン酸」という用語には、コ
ポリエステルポリマーを生成させる場合のグリコール類
およびジオール類との反応にかいて実質的にジカルボン
酸のように機能する二官能性カルボキシル基を有するジ
カルボン酸の酸等価物も含まれる。
これらの等価物にはエステル類ならびにたとえば酸ハロ
ゲン化物釦よび酸無水物のようなエステル形成性誘導体
があるう分子量の要件は酸に関係して、等価のエステル
またはエステル形成性誘導体には関係しない。したがっ
て、300よりも大きい分子量を有するジカルボン酸の
エステルまたは300よりも大きい分子量を有するジカ
ルボン酸の酸等価物は、核酸の分子量が約300未満で
らシさえすれば、包含される。ジカルボン酸は、コポリ
エステルポリマー生成およびエラストマー組成物への該
ポリマーの使用を実質的に妨げない任意の置換基1水は
組合せを含むことができる。
本明細書で用語が用いられる脂肪族ジカルボン−酸は、
それぞれ1つの飽和炭素原子に結合した2つのカルボキ
シル基を有するジカルボン酸を指す。
カルボキシル基が結合している炭素原子が飲料していて
、かつ環状をなす場合には、核酸は脂環式である。共役
不飽和を有する脂肪族atたは脂環式酸は単独重合する
ために使用できないことが多い。しかし、マレイン酸の
ような若干の不飽和酸は用いることができる。
本明細書で用いられる芳香族ジカルボン酸は単独または
縮合ベンゼン環中の炭素原子に2つのカルボキシル基を
結合させたジカルボン酸である。
両方の官能性カルボキシル基が同一の芳香族環に結合す
る必要はなく、1つ以上の環が存在する場合には、脂肪
族もしくは芳香族二価の基または一〇−もしくは一8O
s−のような二価の基によってカルボキシル基を結合す
ることができる。
使用することができる代表的な脂肪族および脂環式の酸
にはセバシン酸、1.3−シクロヘキサンジカルボン酸
、1.4−シクロヘキサンジカルボン酸、アジピン酸、
グルタル酸、コハク酸、炭、酸、シュウ酸、アゼライン
酸、ジエチルマロン酸、アリルマロン酸、4−シクロヘ
キセン−1,2−’)カルボン酸、2−エチルスペリン
酸、2.2.:$3−テトラメチルコハク酸、シクロは
ンタンジカルボン酸、デカヒドロ−1,5−ナフタレン
ジカルボン酸、4.4−ビシクロへキシルジカルボン酸
、デカヒドロ−2,6−ナフタレンジカルボン酸、4.
4−メチレンビス−(シクロヘキシル)カルボン[、&
4−フランジカルボン酸、および1,1−シクロブタン
ジカルボン酸がある。好ましい脂肪族酸はシクロヘキサ
ンジカルボン酸およびアジピン酸である。
使用することができる代表的な芳香族ジカルボン酸には
フタル酸およびイソフタル酸、ジフェン酸、ビス(p−
カルボキシフェノチル)メタン、p−オキシ(p−カル
ボキシフェニル)安息香酸。
エチレン−ビス(p−オキシ安息香酸)、15−ナフタ
レンジカルボン酸、2.7−ナフタレンジカルボン酸、
フエナントラレンジカルボン酸、アントラレンジカルボ
ン酸、4.4’−スルホニルジ安息香酸のような2つの
ベンゼン核を有する置換シカ、ルボキシ化合物、ならび
に前記ジカルボン酸のハロ、アルコキシ、およびアリー
ル誘導体のよりなC1−012アルキルおよび環置換誘
導体がある。
芳香族ジカルボン酸も存在しさえすれば、p(β−ヒド
ロキシ−エトキシ)安息香酸のようなヒドロキシ酸も使
用することができる。
芳香族ジカルボン酸は前記低C10比コポリエステルエ
ラストマー調製用の好適な種類のものである、芳香族酸
の中では、炭素原子が8−16個の酸が好筐しく、特に
フェニレンジカルボン酸、すなわちフタル酸およびイン
クタル酸が好筐しいう本発明の組成物中に使用可能なコ
ポリエステルは、(a)1つ以上のジカルボン酸または
その等価物(およびエステル類tたは酸塩化物、酸無水
物等のようなエステル形成性誘導体) 、(b) 1つ
以上の線状直鎖グリコール類、督よび(c)1つ以上の
低分千量ジオール類を相互に重合させることによって調
製される。重合反応は、たとえばバルクでまたは1つ以
上の七ツマ−を溶解させる溶剤媒質中で通常の方法によ
って実施することができる。
B、ポリエステル系樹脂成分 前記のように低C10比コポリエステルエラストマー成
分を配合することができるポリエステル系樹脂には、ポ
リ(エチレン)テレフタレート、ポリ(プロピレン)テ
レフタレート、ポリ(ブチレン)テレフタレート、およ
びエチレン−1,4−シクロヘキジレ/−ジメチレンテ
レフタレートのようi線状ポリ(アルキレン)テレフタ
レートがある。これらのうちで、ポリ(ブチレン)テレ
フタレートが特に好筐しい。該ポリ(アルキレン)テレ
フタレートは単一のポリ(アルキレン)テレフタレート
であることもできるし、または適当なポリ(プルキレン
)テレフタレートの混合物であることもできる。
本明細書で用いる「ポリエステル系樹脂」という用語は
、また、概ね前記のコポリエステルエラストマーをも含
むが、ただしその長鎖エステル単位(すなわち、前記の
式(a))が600ないし60000分子景、分子び米
国特許第3.651゜014号(参考資料として全文を
特に収録する)にさらによく記述されているz5を上回
る炭素対酸素比を有する相当長鎖グリコールから誘導さ
れるコポリエステルエラストマーは除外する。このよう
なコポリエステルエラストマーは以ir高c10比コポ
リエステルエラストマー」と呼び、該コポリエステルエ
ラストマーは、前記低C10比コポリエステルエラスト
マー(本発明の配合物中に必須のもの)とは、主として
、それぞれを調製する長鎖グリコール類の炭素対酸素比
が累々ることか理解されよう。
この点に関し、高C10比コポリエステルエラストマー
を調製するのに用いることができる長鎖グリコール類に
はポリ(1,2−および1.3−プロピレンオキシド)
グリコール、ポリ(テトラメチレンオキシド)グリコー
ル、ポリ(インタメチレンオキシド)グリコール、ポリ
(ヘキサメチレンオキシド)グリコール、ポリ(ヘプタ
メチレンオキシド)クリコール、ポリ(オクタメチレン
オキシド)グリコール、ポリ(ノナメチレンオキシトン
グリコール釦よびポリ(1,2−ブチレンオキシトング
リコール(グリコール中の炭素対酸素比が25を超える
ような比率で使用)のようなポリ(アルキレンオキシド
)グリコール(ただし、アルキレン成分はC3−C3)
、>よびペンタメチレングリコールのようなグリコール
類とホルムアルデヒドとを反応させて調製したポリホル
マール類、またはテトラメチレングリコールとペンタメ
チレングリコールとの混合物のようなグリコール類混合
物がある。
さらに、ポリテトラメチレンオキシドから誘導したジカ
ルボキシメチル酸 )IooCCHz(OCHzCHzCHzCHz)zO
cHzcOOHのようなポリ(アルキレンオキシド)の
ジカルボキシメチル酸は現場で長鎖グリコール類を虫取
させるのに用いることができる。ポリチオエーテルグリ
コール類およびポリエステルグリコール類も有用な生成
物を与える。ポリエステルグリコール類を使用する場合
には、概して溶融重合の間に入れ替る傾向を制御するよ
うに注意を払わなければならないが、立体障害を受ける
ある種のポリニス、チル、たとえば、ポリ(22−ジメ
チル−1,3−プロピレンアジ−Z−ト)、ポリ(2,
2−ジメチル−1,3−プロピレン/2−メチル−2−
エチル−1,3−プロピレン−2,5−ジメチルテレフ
タレート)、ポリ(2,2−ジメチル−1,3−プロピ
レン/2,2−ジエチル−1,3−プロピレン、−1,
4−シクロヘキサンジカルボキシレート)および ポリ
(1,2−シクロヘキシレンジメチレン/2.2−ジメ
チル−1,3−プロピレン−1,4−シクロヘキサンジ
カルボキシレート)は通常の反応条件下で用いることが
でき、また短かい滞留時間が用いられる場合には他のさ
らに反応性のあるポリエステルグリコール類を使用する
ことができる。ポリブタジェングリコールまたはポリイ
ソプレングリコール、これらのコポリマー、釦よびこれ
らの物質の水素化飽和生成物も良好な長鎖高分子グリコ
ール類である。さらに、ポリイソブチレンジエンコポリ
マーの酸化により生成したジカルボン酸グ・リコールエ
ステル類は有用i原料物質である。
通常、ポリエステル系樹脂は、本発明の配合物中に約2
0重量%を上回る量、好ましくは約25ないし約95重
量%の量が存在する。他方、低C/Clコポリエステル
エラストマーは、本発明の配合物中に典型的に配合物の
5ないし約95重嚢多の量、好1しくは約25ないし約
70重′ttlbの量が存在する。
C0変性剤 所望程度の性状改質を行わせるのに、種々の変性剤をポ
リエステル系樹脂および低C10比コポリエステルエラ
ストマーに配合することもできる。
本発明の組成物にとって好ましいのは米国特許第3.8
64,428号(参考資料として本明細書に特にその全
文を収録する)に詳細に記述されているコアーシェルグ
ラフトコポリマーである。一般に、該好適変性剤は、ブ
タジェン単位がポリマー全体の少なくとも50モル蝿を
占めるブタジェンポリマーコアと、アクリル酸またはメ
タクリル酸の誘導体のような少々くとも1つの架橋した
ビニルモノマーとの間を結んで形成されるブタジェン型
コアーシェルグラフトコポリマーである。好適な態、様
にかいては、1つ以上のビニルモノマーをブタジェンゴ
ムにグラフトさせ、たとえば好ましいコポリマーはブタ
ジェン系ゴムコア、スチレンから重合させた第二段階、
ならびにメチルメタクリレートおよび1,3−ブチレン
グリコールジメタクリレートから重合させた最終段階(
すiわちシェル)を有する三段階のポリマーである。本
発明の組成物に用いることができる特定のブタジェン型
コアーシェル変性剤には、Rohm and Haat
 Companyから Paraloid KM−65
3という商品名;M&T ChemicalgからMe
tablen  C−223という名称;および/また
はKaneka Texas CorpからはKane
 −Ace  B −56という名称で市販されている
ものがある。
本発明の組成物に有用な別の種類の変性剤は所謂アクリ
ル変性剤(すiわち、多層ポリマー)である。この多層
ポリマーは典型的に約25−&いし約95重量パーセン
トの第1のエラストマー相および約75ないし5重量パ
ーセントの最終硬質熱可塑性相を包含している。1つ以
上の中間相、たとえば約75ないし100重量パーセン
トのスチレンから重合させる中間段階を自由に選択でき
る。
第1段階は約75ないし99.8重量パーセントの01
ないしC・アクリレートから重合させ、約10℃未満の
ガラス転移温度を有し、0.1ないし5重量パーセント
の架橋性モノマーで架橋させ、さらに0.1ないし5重
量パーセントのグラフト結合性モノマーを含むアクリル
ゴムコアとする。
架橋性モノマーは、すべてが実質的に同一反応速度で重
合する複数の付加重合可能な反応基を有するポリエチレ
ン性不飽和モノマーである。適当な架橋性モノマーには
、ブチレンジアクリレートおよびジメタクリレート、ト
リメチロールプロノ(ントリメタクリレート等のような
ポリオールのポリアクリル酸およびポリメタクリル酸エ
ステル類、ジー卦よびトリビニルベンゼン、ビニルアオ
リレートおよびメタクリレート等がある。好適な架橋性
モノマーはブチレンジアクリレートであるーグラフト結
合性モノマーは、複数の付加重合可能な反応基を有し、
その中の少なくとも1つが、少な゛くとも1つの他の該
反応基とは実質的に異なる重合速度で重合するポリエチ
レン性不飽和モノマーである。
グラフト結合性モノマーの機能は、エラストマー相中に
、特に重合の後半の段階に、従ってエラストマー粒子の
表面またはその近傍に残存不飽和量を与えることである
。硬質熱可塑性相をさらにエラストマーの表面で重合さ
せるときに、グラフト結合性モノマーによって与えられ
る残存不飽和付加重合可能な反応基は、硬質相の少なく
とも一部がエラストマー表面に化学的に結合するように
以後の反応に関与する。
効果的なグラフト結合性モノマーの中には、アリルアク
リレート、アリルメタクリレート、ジアリルマレ−F、
’−iアリルフマレート、シアリルイタコネート、酸性
アリルマレート、酸性アリルフマレート、および酸性ア
リルイタコネートのようなアリル基を含有するエチレン
性不飽和酸アリルエステルモノマーがある。重合可能な
不飽和を台筐ないポリカルボン酸ジアリルエステルは幾
分好1しくないつ好ましいグラフト結合性モノマーはア
リルメタクリレートおよびジアリルマレートである。も
つとも好ましいインターポリマーは二段階しか有せず、
第1の段階がインターポリマーの約6(lいし95重!
蝿を占め、95ないし99.8重量パーセントのブチル
アクリレート、0.1ないし25重重量−セントの架橋
剤としてのブチレンジアクリレート、o、i−aいし2
.5重量パーセントのグラフト結合剤としてのアリルメ
タクリレートまたはジアリルマレートニジなる七ツマー
系から重合させ、最終段階は約60ないし100重量パ
ーセントのメチルメタクリレートより成る七ツマー系か
ら重合させる。
最終状態の七ツマー系は、全体としてのガラス転移温度
が少なくとも約20℃であシさえすれば。
CIないしCtSのメタクリレート、スチレン、アクリ
ロニトリル、アルキルアクリレート類、アリルメタクリ
レート、ジアリルメタクリレート等よりなることができ
る。最終状態のモノマー系は少なくとも約50重量パー
セントの01ないしC4アルキルメタクリレートである
のが好ましい。最終段階のポリマーはポリ(アルキレン
チレフタレ−トンを分解させやすい単位、たとえば酸基
、ヒドロキシル基、アミノ基、およびアミド基の無いこ
とがさらに望筐しい。
本発明に用いるのに適する種々の多相ポリマーのこれ以
上の説明および例については、米国特許第4.096.
202号および同第4,034,013号(これらの開
示は参考資料として本明細書に収録)を参照することが
できる。
D、他の添加剤 エンジニアリング樹脂配合物中に通常用いられる種々の
任意の添加剤を本発明による配合物に包含させることが
できる。これらの添加剤には充填剤(たとえば、ケイ酸
カルシウム、シリカ、クレー、タルク、マイカ、ポリテ
トラフルオロエチレン、グラファイトアルミナ三水和物
、炭酸アルミニウムナトリウム、亜鉄酸バリウム等)、
着色剤、強化剤(たとえば、ガラス繊維、黒鉛炭素繊維
、無定形炭素繊維、合成高分子繊維、アルミニウム繊維
、チタン繊維、鋼鉄繊維、タングステン繊維。
セラミック繊維等)、安定剤(たとえば公知のポリエス
テル紫外線吸収剤、酸化防止剤等)、難燃剤等がある。
1つ以上のこれら任意の添加剤を。
本発明の配合物が用いられる特定の最終用途および環境
によって、配合物中に意図する巨的に役立つだけの量を
使用することができるとだけ今は云ってかこう。
単々る事例として考えるべきで、1、従って非限定のも
のである以下の実施例によって本発明をさらに説明する
実施例 以下の実施例に用いられる低C10比コポリエステルエ
ラストマーは、下記第1表に示す量のジメチルテレフタ
レート(DMT)、ブタンジオール(BID)、&よび
ポリ(エチレンオキシド)グリコール(PEG)、な′
らびに触媒を反応させて調製した。すべての反応物、ア
ミン安定剤、および触媒は反応過程の最初に仕込み、エ
ステル交換プロセスの間中、メタノールの発生が無くな
る豊、で不活性のスイープガスを継続した。250℃お
よび高真空(<1m1(f)で重縮合が起った。反応の
終了は、分子量と関連する攪拌機のトルクによって決定
した。
第1表 反応物     エラストマーA  エラストマーBD
MT       52 f      55 fBI
D       36f     399PEG   
    42f      38f安定剤”    (
59(59 ** 触 媒      <29      <29MFR”
     20       20(m*  aetx
−ジメチル−ベンジルジフェニルアミン林 テトライン
プロピルチタネート *** MFR=メルトフローインデック、ス、f/1
0分で表示;ASTM D−1238,220℃Dよび
21609 (プランジャーj4)重量) 以下の実施例の吸水率のデータはASTM D−570
の方法に従って得た。予測吸水率は下記の式から求めた
PWA = ((WA、、) X (WtF、、))+
((WAco、、) X (WtFco、e))式中: PWA  は配合物の予測吸水率であシ、WA、、  
はポリエステル系樹脂の吸水率であう。
WtF、。はポリエステル系樹脂の重量分ン隼、二であ
り、 WAco  は低C10比コポリエステルエラストe マー成分の吸水率でアシ、かつ WtFco、。は低C10比コポリエステルエラストマ
ー成分の重量分率である。
変性剤を使用したこれらの試料にかいては、該変性剤は
単独では成形し難い傾向があるので、ゼロと評価した吸
水値を用いた。
以下に述べる配合物試料は28−二軸スクリュー押出機
にかけて調製した。ポリ(ブチレ/)テレフタレート成
分は混合前に2507で4時間乾C10比コポリエステ
ルエラストマー成分および高C10比コポリエステルエ
ラストマー成分)は混合前に225下で4時間乾燥した
各試料ごとに、諸成分をタンプルプレノド後二、軸スク
リュー押出機に供給した。配合物は200RPM のス
クリュー速度にかいて480″Fで押出した。混合後、
得られた配合物は225″Fで4時間乾燥した後射出成
形して試験片をつくった。吸水値は4インチ直径に成形
した円板を半分に切断したものについて測定した。
実施例■ 前記の方法に従って、下記第1表に示す試料を調製して
、吸水率を調べた。配合物中の成分はすべて、配合物の
総重量に対する重量パーセントに基づいて表わした。
第1表 PBT (0,65IV)   25      15
   7.5PBT(0,80IV)   75   
   45  22.5エラストマー 8      
 100   40   70.0実測吸水率%   
0.1015.00 0.5  3.78予測吸水率%
          0.0610.53(注)l低C
10比コポリ工ステルエラストマー硬度55D 3.75 11.25 85.0 7.54 277 上記第1表のデータから、ポリ(ブチレン)テレフタレ
ートおよび低C10比コポリエステルエラストマーの配
合物は広範囲の組成にわたシ、吸水率が予想したよりも
著しく低いことがわかる。
実施例■ 第■表 PBT(0,65IV)          15  
     5PBT(0,80IV)        
  45       15エラストマーAt  10
0        40        80エラスト
マーB雪                  70エ
ラストマーC”       100        
 30実測吸水率%  210  0.10 0.74
 7.5 10.4予測吸水率%          
 8.86 10.53 17.62(濁 1低C10
比コポリ工ステルエラストマー硬度47D 1 低C10比コポリエステルエラストマー硬度55D S 高C10比コホリエステルエラストマー(Rite
flex’ 555ZS、 Hoechst Ce1a
nessCorporation ) 上記第■表のデータから、硬度47Dの低C10比コポ
リエステルエラストマーを使用すると、第■表と同様に
予想よりも低い吸水率を示すことがわかる。さらに、高
C10比コポリエステルエラストマーおよび低C10比
コポリエステルエラストマーの配合物は、同様の予想で
きiい低吸水性を示す。
実施例■ 下記第■表に示す変性剤を包含させた配合物を調製した
。本発明による配合物の場合に、ふたたび予想以上の低
吸水性が認められた。
第m表 試料7 試料8 試料9 試料1o試料11PBT(0
,65IV)  11.0 14.0   ?、5  
9.0  9.0PBT(0,80IV) 34.0 
43.0 22.5 26.0 26.0−二ジストマ
ーB   40.0 エラストW−A        28.0  60.0
  41.0  55.0変性剤41”   15.0
 15.0変性剤/I62林         10.
0 24.0 10.0実測吸水率%  1.16 0
.61 6.40 3.50 3.90予測吸水率乃朝
”6.06 4.32 13.24 8.99 12.
21(由*  Metablen C−223、M&T
  Chemicals** Kane−Ace B−
56,Kaneka Texas Corp。
相体予測吸水率のデータは、変性剤41およびA2の吸
水率の値がゼロであるという仮定に基づいている。した
がって、計算中に変性剤轟1および憲2の実際の吸水率
が含まれれば予測吸水率はさらに高くなると思われ、予
測吸水率と実測吸水率との差は第■表に示す値よりもさ
らに大きくなる。
上記のデータは、本発明の配合物が驚くべきことに複合
剤を用いて予測したようも著しく低い吸水性を示すこと
を実証する。したがって、本発明によるポリエステル系
樹脂および低C10比フポリエステルエラストマーの配
合物は水膨潤性の低いことが望まれる最終用途に使用す
ることができる。
このように、現在もつとも実際的かつ好適な態様と考え
られるものに関連させて本発明を説明したけれども、本
発明は、開示した態様に限定されるべきものではなく、
逆に、添付フレイムの精神および範囲内に金管れる種々
の変更および等価の装置をカバーするつもシであること
を理解すべきである。
(外4名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ポリエステル系樹脂、並びに、エステル結合によつ
    て頭−尾に結合された多数の反復する線状の長鎖エステ
    ル単位および短鎖エステル単位より実質的に成り、該長
    鎖エステル単位は構造式:▲数式、化学式、表等があり
    ます▼(a) によつて表わされ、かつ短鎖エステル結合は構造式: ▲数式、化学式、表等があります▼(b) (式中、 Gは分子量が約400−3500で炭素対酸素比が約2
    .0ないし2.4のポリ(アルキレンオキシド)グリコ
    ールから末端水酸基の脱離後残存する二価の基であり、 Dは分子量が約250を下回る低分子量ジオールから水
    酸基の脱離後残存する二価の基であり、かつ Rは分子量が約300を下回るジカルボン酸からカルボ
    キシル基の脱離後残存する二価の基である) によつて表わされるコポリエステルエラストマーを含ん
    でなるポリエステル樹脂組成物。 2、前記の式(b)短鎖エステル単位が前記コポリエス
    テルエラストマーの約25ないし65重量%を構成する
    請求項1記載のポリエステル組成物。 3、R基の少なくとも約70重量%が1,4−フェニレ
    ン基である請求項2記載のポリエステル組成物。 4、D基の少なくとも約70%が1,4−ブチレン基で
    あり、1,4−フェニレン基でないR基の百分率および
    1,4−ブチレン基でないD基の百分率の合計が約30
    %を超えない請求項3記載のポリエステル組成物。 5、前記ポリエステル系樹脂が線状ポリ(アルキレン)
    テレフタレートである請求項1または請求項4記載のポ
    リエステル組成物。 6、前記線状ポリ(アルキレン)テレフタレートがポリ
    (エチレン)テレフタレート、ポリ(プロピレン)テレ
    フタレート、ポリ(ブチレン)テレフタレート、および
    エチレン−1,4−シクロヘキシレン−ジメチレンテレ
    フタレートより成る群から選ばれる少なくとも1つのポ
    リエステルである請求項5記載のポリエステル組成物。 7、さらに、変性剤を含む請求項1記載の組成物。 8、前記変性剤は、ブタジエン単位がポリマー全体の少
    なくとも50モル%を占めるブタジエンポリマーコアと
    、アクリル酸およびメタクリル酸より成る群から選ばれ
    る少なくとも1つの架橋したビニルモノマーとの間を結
    んで形成されたブタジエンポリマーコア−シェルポリマ
    ーである請求項7記載の組成物。 9、前記変性剤が、約25ないし約95重量パーセント
    の第1のエラストマー相のみならず約75ないし約5重
    量パーセントの第2の硬質熱可塑性相を含む多相ポリマ
    ーである請求項7記載の組成物。 10、前記ポリエステル系樹脂が、エステル結合によつ
    て頭−尾に結合された式(a)および(b)によつて表
    わされる反復する線状の長鎖エステル単位および短鎖エ
    ステル単位より実質的に成るコポリエステルエラストマ
    ーであり、前記DおよびR基は前に述べた通りで、かつ
    前記G基は分子量が600ないし6000および炭素対
    酸素比が2.5を上回るポリ(アルキレンオキシド)グ
    リコールから末端水酸基の脱離後残存する二価の基であ
    る請求項1または請求項4記載のポリエステル組成物。 11、さらに、変性剤を含む請求項10記載の組成物。 12.前記変性剤はブタジエン単位がポリマー全体の少
    なくとも50モル%を占めるブタジエンポリマーコアと
    、アクリル酸およびメタクリル酸より成る群から選ばれ
    る少なくとも1つの架橋したビニルモノマーとの間を結
    んで形成されたブタジエンポリマーコア−シェルポリマ
    ーである請求項11記載の組成物。 13、前記変性剤は、約25ないし約95重量パーセン
    トの第1のエラストマー相のみならず約75ないし約5
    重量パーセントの第2の硬質熱可塑性相を含む多相ポリ
    マーである請求項11記載の組成物。 14、(i)ポリエステル組成物総重量に対して少なく
    とも約20重量%の線状ポリ(アルキレン)テレフタレ
    ート樹脂、および (ii)該組成物の総重量に対して約5ないし約95重
    量%の、エステル結合によつて頭−尾に結合された多数
    の反復する線状の長鎖エステル単位および短鎖エステル
    単位より実質的に成るコポリエステルエラストマーより
    実質的に成り、前記長鎖エステル単位が ▲数式、化学式、表等があります▼(a) によつて表わされ、かつ短鎖エステル結合が構造式: ▲数式、化学式、表等があります▼(b) (式中: Gは分子量が約400ないし3500で、炭素対酸素比
    が約2.0ないし2.4のポリ(アルキレンオキシド)
    グリコールから末端水酸基の脱離後残存する二価の基で
    、 Dは分子量が約250を下回る低分子量ジオールから水
    酸基の脱離後残存する二価の基で、かつRは分子量が約
    300を下回るジカルボン酸からカルボキシル基の脱離
    後残存する二価の基である) によつて表わされる予想以上に低い吸水性を示すポリエ
    ステル組成物。 15、前記の式(b)短鎖エステル単位が前記コポリエ
    ステルエラストマーの約25ないし65重量%を構成す
    る請求項14記載のポリエステル組成物。 16、R基の少なくとも約70重量%が1,4−フェニ
    レン基である請求項15記載のポリエステル組成物。 17、D基の少なくとも約70%が1,4−ブチレン基
    で、かつ1,4−フェニレン基でないR基の百分率およ
    び1,4−ブチレン基でないD基の百分率の合計が約3
    0%を超えない請求項16記載のポリエステル組成物。 18、さらに、変性剤を含む請求項14記載の組成物。 19、前記変性剤は、ブタジエン単位がポリマー全体の
    少なくとも50モル%を占めるブタジエンポリマーコア
    と、アクリル酸およびメタクリル酸より成る群から選ば
    れる少なくとも1つの架橋したビニルモノマーとの間を
    結んで形成されたブタジエンポリマーコア−シェルポリ
    マーである請求項18記載の組成物。 20、前記変性剤は、約25ないし約95重量パーセン
    トの第1のエラストマー相のみならず約75ないし約5
    重量パーセントの第2の硬質熱可塑性相を含む多相ポリ
    マーである請求項18記載の組成物。 21、第1および第2のコポリエステルエラストマーの
    配合物を含んで成り、それぞれがエステル結合によつて
    頭−尾に結合された多数の反復する線状の長鎖エステル
    単位および短鎖エステル単位より実質的に成り、該長鎖
    エステル単位は構造式:▲数式、化学式、表等がありま
    す▼(a) によつて表わされ、かつ短鎖エステル結合は構造式: ▲数式、化学式、表等があります▼(b) (式中: 前記第1および第2のコポリエステルエラストマーのそ
    れぞれの中のDは分子量が約250を下回る低分子量ジ
    オールから水酸基の脱離後残存する二価の基で、 前記第1および第2のコポリエステルエラストマーのそ
    れぞれの中のRは分子量が約300を下回るジカルボン
    酸からカルボキシル基の脱離後残存する二価の基で、 前記第1のコポリエステルエラストマー中のGは分子量
    が600ないし6000で炭素対酸素比が2.5を上回
    るポリ(アルキレンオキシド)グリコールから末端水酸
    基の脱離後残存する二価の基で、かつ 前記第2のコポリエステルエラストマー中のGは分子量
    が約400ないし3500で炭素対酸素比が約2.0な
    いし2.4であるポリ(アルキレンオキシド)グリコー
    ルから末端水酸基の脱離後残存する二価の基である) によつて表わされるポリエステル樹脂組成物。 22、前記第2のコポリエステルエラストマー中の前記
    式(b)短鎖エステル単位が該第2のコポリエステルエ
    ラストマーの約25ないし65重量%を構成する請求項
    21記載のポリエステル組成物。 23、前記第2のコポリエステルエラストマー中のR基
    の少なくとも約70重量%が1,4−フェニレン基であ
    る請求項22記載のポリエステル組成物。 24、前記第2のコポリエステルエラストマー中のD基
    の少なくとも約70%は1,4−ブチレン基であり、か
    つ1,4−フェニレン基でない前記第2のコポリエステ
    ルエラストマー中のR基の百分率および1,4−ブチレ
    ン基でない前記第2のコポリエステルエラストマー中の
    D基の百分率の合計が約30%を超えない請求項23記
    載のポリエステル組成物。 25、さらに、変性剤を含む請求項21記載の組成物。 26、前記変性剤は、ブタジエン単位がポリマー全体の
    少なくとも50モル%を占めるブタジエンポリマーコア
    と、アクリル酸およびメタクリル酸より成る群から選ば
    れる少なくとも1つの架橋したビニルモノマーとの間を
    結んで形成されたブタジエンポリマーコア−シェルポリ
    マーである請求項25記載の組成物。 27、前記変性剤は、約25ないし約95重量パーセン
    トの第1のエラストマー相のみならず約75ないし約5
    重量パーセントの第2の硬質熱可塑性相を含む多相ポリ
    マーである請求項25記載の組成物。
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