JPH0391140A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH0391140A
JPH0391140A JP1224452A JP22445289A JPH0391140A JP H0391140 A JPH0391140 A JP H0391140A JP 1224452 A JP1224452 A JP 1224452A JP 22445289 A JP22445289 A JP 22445289A JP H0391140 A JPH0391140 A JP H0391140A
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Masao Iwakura
岩倉 正雄
Hidekazu Takeda
秀和 武田
Ikuo Nishida
育雄 西田
Yoshiharu Yamashita
芳春 山下
Motonori Oomori
大森 玄則
Koji Iyota
井餘田 浩司
Tetsuo Ito
徹雄 伊東
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  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はへりカルス中ヤン方式の磁気記録再生装置にお
けるテープ走行規制のためのガイドポスト部材の位置決
め方法及びその保持方法に関する。
〔従来の技術〕 一般にヘリカルスキャン方式の磁気記録再生装置又は、
磁気記録再生を行うため、シリンダーに磁気テープを所
定角度巻き付け、さらに磁気テープをヘリカル状に走行
させる為、複数のガイドポストを有している。これらの
ガイドポストは、シリンダが載置されているシャーシ上
に予じめ固着されているか、あるいは、カセット開口部
から、磁気テープを引き出し所定の位置に位置決めされ
るよう構成されている。この位置決め方法としては、例
えば特公昭65−531454こも示されているように
、一般に従来の装置においては、シャーシ上に固着され
た保持部材に、ガイドポストが植設されたガイドポスト
ベース部材を、抑圧機構で圧接固定することにより、所
定の水平方向の位置精度と傾斜方向精度とを確保してい
る。この位置決め精度を確保することがシリンダにおけ
るテープの走行位置を規定するとともにテープせり上り
せり下りやテープ損傷を防止し、安定な記録再生を可能
にする。
またガイドポストが、シャーシ上に固**れた紬に軸支
された、回動アーム上に植設されている場合は、回動ア
ームlこ配設された凸部がシャーク上に設けられた壁に
抑圧固定され、シャーシと水平な方向の位置決めを行う
高さ方向の規制は、ガイドポストに設けらレタ、ネジ等
を利用した高さ調整機構により、ガイドポストベース部
材あるいは上記回動アームを圧接固定後に、所定の高さ
を得るように行われる。
また、ガイドポストの位置決め、圧接機構は、ガイドポ
ストを駆動力を伝達するアーム、リンク。
す/グに発条体を付加し、ガイドポストのローディング
における移動の停止とともに、即ち、ガイドポストが位
置決め保持部材と当接後、圧接力がかかり始め、そのオ
ーバストロークにより、所定の圧着力を得ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術におけるガイド部材の保持機構では、保持
部材がシャーシに固定されているため、近年のメカニズ
ムの小型化fこ伴うガイドポスト配置の複雑化に対応で
きない。即ち、小型化に対応したテープバスを形成する
には、狭い空間を効率的に利用するため、複雑なテープ
バスとなり、よってガイドポスト位置も、クヤーシの周
辺部だけでなく、シリンダ近傍等のシャーシ中央部にも
配置しなければならない。しかしながら、従来のシャー
クに固定型のガイドポスト位置決め保持部材では、その
保持部材をシリンダ近傍等のシャーシ中央部に配置した
場合、他のガイドポストの移動経路が遮断されてしまい
、これら他のガイドポストのローディング動作(所定の
テープバスを形成するためのガイドポストの移動動作)
を行えない。
本発明の目的は、全てのガイドポストの移動経路8確保
しつつ、かつ任意の位置にガイドポストの保持部材を配
置することが可能な磁気記録再生装置を提供することに
ある。
また、上記従来技術におけるLg1wJアームの位置決
め方法では、回動アーム上のガイドポストの水平位置、
高さ位置、傾きは、回動アームの支軸および回動アーム
の精度で決定されるが、部品精度の誤差の積み重ねのた
め、所要の精度が得られない。この為、従来の装置にお
いては、高さ及び傾きのvI4整機構をアーム上に具備
させている0しかしながらこの方法では、itの大型化
1重量化。
部品点数の増加番こよるコストUPとともに、装置の組
立て時の′EA整工程が必要となるため、組立工程が複
雑となってしまう。
本発明の他の目的は、同動アーム上に配設されたガイド
ポストの所定の位置決め精度を、fPJ素な構成で確保
する磁気記録再生装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、ローディング動作lこおけ
る負荷の低減及び分散化である0従米技術では、圧着力
の付加は、ローディング終了間際のオーバストロークに
よるため負荷がローディング終了直前iこ集中するため
、ローディング動作を行うためのモータの大型化やコス
トアップ、さらには、モータの駆動電力の増加を引き起
こす。またローディング期間中一定区間での負荷の集中
は、負荷の集中していない区間とでの、モータの回転速
度が大きく異なる。すなわちモータの回転速度が非常に
速くなり、これはテープ損傷等の問題を生じる。よって
、本発明は、負荷集中を防ぐとともCζ、負荷を低減し
、テープ等の損傷や部品の大型化を防ぐことにある。
また、ガイドポストの駆動部材に圧接機構を設けた場合
は、オーバストロークによる圧着機構のためガイドポス
トの位置決め保持機構は、ガイドポストが、所定の位置
、換言すると、記録再生が可能な位置に到達する前に、
位置決め保持部材が所定の位置に位置決め固定されてい
なければならない。これは、ガイドポスト数が増加した
場合の各々のガイドポストの移動軌跡を分断するため、
移動軌跡を確保するため装置を大きくしなければならな
いという問題があった。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、磁気テープをシリンダに巻
回するための複数のガイドポストを、位置決め保持する
各々の位置決め保持部材のうち、少なくとも一個を移動
可能とし、またさらに、−方のガイドポストの移動軌跡
空間と、他のガイドポストの、移動可能な位置決め保持
部材の移動軌跡空間とを交わらせ、かつ、各々、この交
差領域の通過するタイミングを異ならせる。
また、移動可能な位置決め保持部材に、ガイドポストを
圧接する圧接機構部材を設けるとともに、との圧接機構
はこの圧接機構部材でこのガイドポストを圧接したとき
の、位置決め保持部材への反作用による力が、ガイドポ
ストと位置決め保持部材とをさらξこ圧接する、いわゆ
るセルフロック機構とすることにより達成される。
さらに、ガイドポストを軸支されたアーム上に植立する
とともIこ、このアームの弾性変形による弾性力Iこよ
り、ガイドポストを位置決め保持部材Iζ押圧するとと
もに、弾性変形によって生じる、ガイドポスト近傍のた
わみ角を、相殺する向きにアームのガイドポスト近傍を
予じめ傾斜させることIこより達成される。
〔作用〕
所定のテープ走行経路を形成するガイドポストを、所定
の位置、姿勢に保持する保持部材を、他のガイドポスト
のローディング及び7ノローデイング中の移動経路から
、予じめ退避させておくこと6ζより、他のガイドポス
トのローデイン/及(Jl+7ノローデイングをスムー
ズに行い、またその後、他のガイドポストの移動経路に
拘束されることなく、保持部材を所定の位置に配設し、
ガイドポストの位置姿勢を確保する。よって、空間利用
効率を高めることができ装置の小型化が図れるとともに
、任意の位置にガイドポストを配設することが可能なた
め、テープ損傷が生じにくい最適なテープ走行路を達成
でき、信頼性の向上を図ることができる。
ガイドポストが載置されている回動アームの弾性を利用
して、ガイドポストを保持部材に付勢するため、ガイド
ポストの保持部材への付勢機構を削除することができ、
コストや重量の低減を図ることができる。
また、ガイドポストの圧接機構(部材)を、位置決め保
持機構に設けることIこより、ガイドポストの駆動部材
にはオーバストロークが不要となり、ガイドポストと位
置決め保持部材の可動のタイミングを自由に設計できる
ため、複数のガイド部材のローディングのタイミングを
シフトさせることができ、よって空間の利用効率を向上
させることができる。
また、ガイドポストと位置決め保持部材との圧接力の得
る部材(発条体)を、位置決め保持機構に設け、かつこ
の発条体の弾性変形による位置決め保持機構への反作用
の力を、ガイドポストと当接する方向、即ちセルフロッ
クする方向とすることで、装置全体に加わる力を低減で
き、装置の小型、軽量化が図れる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図から第8図より説明する
まず、全体構成について第1図、第3図を用いて説明す
る。メインシャーシ10には、磁気ヘット31が搭載さ
れたシリンダ3を載置するためのCCベース37.ガイ
ドローラ910の位置決め部材(以後キャッチャ−と呼
ぶ)912と、図示していないキャプスタンモータ等が
載置されている。また、サブシャーシ2が、第5図に示
すシャフト122゜141と図示していないもうひとつ
のシャフトと、第4図に示す案内溝201 、202 
、及び図示していないもう一ケの溝とにより、支持・案
内されて、メインシャーシ10上を搬送されるようにな
っている。サブシャーシ2の搬送は、メインシャーシ1
0上に載置されたローディングモータ110により、同
シくメインシャーシ10上の減速ギヤ111〜115゜
モード検出スイクチ付回転体12に設けられたギヤ12
18介し、駆動カムギヤ15と駆動アーム14とにより
行われる0サブシヤーシ2上には、図示していないカセ
ットが載置され、かつ磁気テープ4が巻装されたリール
が載置されるリール台8.軸65により軸支されたテン
ションアーム6、ガイドローラ73が固着されるアーム
(以後1GR3アームと呼ぶ)7.tcRsアーム7の
アンローディングを行う引出しアーム72.リール台8
に制動力を加えるバンドブレーキ62.ガイドポスト群
910の移動を案内するガイド板911.磁気テープ4
のバックテンションを定めるバックテンションスプリン
グ64.および図示していないカセットホルダ等が載置
される。
次に、テンションアーム6と1GR5アーム7の引き出
し機構(ローディング機#)、収納機構(アンローディ
ング機構)について、第1図、第2図、44図を用いて
説明する。
第1図はローディング完状態でかつ、記録/再生が可能
な状態を示している。この状態より、まずアンローディ
ング動作について説明する。カセットの排出指令により
、ローディングモータ110が回転し始め、アンローデ
ィング動作が開始される。アンローディング動作におい
ては、まず、図示していないリング機構により圧接固定
されているガイドポスト群910の圧接力が(モータの
駆動力で)解除され、続いてガイド板911により案内
されながら、ガイドポスト群910がサブシャーシ2上
の所定位置に収納される。ガイドポスト群910の略収
納完時点より、サブシャーシ2がシリンダ5から遠去か
る方向に、換言するならカセットを排出しつる位置に向
けて駆動アーム14によって搬送され始める。サブシャ
ーシ2のアンローディングによる移動により、移動途中
において、第4図に示すように、サブシャーシ2の移動
を案内するシャフト(中空軸)141に螺合された、サ
ブシャーシ2の抜は止メ用ネジ205の頭部が、軸74
で軸支されている引き出しアーム72の一辺72aと接
触し始め、反時計方向に回転し始める。この引き出しア
ーム72の反時計方向の回転により、引き出しアーム7
2の曲線部72bが、軸63で軸支されている1GR5
アーム7の折り曲げ部7aと接触し始め、軸65JIr
:回転中心軸として、1GR5アーム7を時計方向に回
転せしめるo(iGR5アーム7上には、入側のテープ
パスモ形成するガイドローラ73が、位置決めアーム7
7に圧接固定されているが、このアンローディング動作
初期、即ちガイドポスト群910が移動し始めの時点で
圧接が解除され、回動可能となっている。)この状態よ
り、サブシャーシ2がさらに移動すると、iGB!アー
ム7もさらに回転し、ガイドローラ73が、カセット(
ハーフ)の開口部に収納されるようになり、また、サブ
シャーシ2の移動完了時点で、ガイドローラ73は、カ
セット開口部内で、磁気テープ4より所定の距離だけ離
間されて配置される。
また、第1図、第2図、第4図に示すようにテンション
アーム6は、軸63で軸支されており、よって、テンシ
ョンアーム6の回動中心軸と1GR5アーム7の回動中
心軸は同軸配置となっている。
サブシャーシ2のアンローディング動作により1、前述
したように1GR5アーム7が軸65を中心に時計方向
に回動し始めると、1GR5アーム7の立上げ部7b(
第1図)がテンションアーム6と接触し始め、1GR3
アーム7とテンションアーム6を同期して回動せしめる
。さらに、サブシャーシ2の移動先状態において、テン
ションアーム6上に固着されているテンションボスト6
7が、1GR5アーム7上のガイドローラ73と同様に
、カセット開口部内で、磁気テープ4から所定の距離だ
け離間させて配置される。
カセット開口部にテンションボスト67が収納されてい
るときは、テンションアーム6には、記録/再生時のテ
ープ4のバックテンションを付加するためのパックテン
ションスプリング64の張力が働いており、この張力に
より、テンションアーム6は反時計方向の回動力を付勢
されている6(この力は、ローディング途中やアンロー
ディング途中にもすべて働いている。)また、1GR5
アーム7は、引き出しアーム72より、反時計方向の回
動を規制されているため、テンションアーム6の反時計
方向の回転モーメント力が、付勢力となって、カセット
開口部内で、1GR5アーム7とテンションアーム6は
位置決め固定されている。
次に上記両アーム6.7の引き出しくローディング動作
)について説明する。ローディングモータ110を駆動
しサブシャーシ2が前述とは逆方向、即ちシリンダ3に
近づく方向に移動し始めると、サブシャーシ2と前記波
は止メネジ205との相対位置が変化し、引き出しアー
ム72の、時計方向の回動が可能tζなる。従って、前
述のパックテンションスプリング64の付勢力により、
テンションアーム6と1GR5アーム7が同期して回動
し始め、所定量回動後、テンションボスト67とガイド
ローラ73がテープ4と接触し始め、さらに回動するこ
とにより、カセットから、磁気テープ4を引き出す。(
iGR5アーム7には、このテープ4の引き出す力を大
きくシ、かつ、1GR5アーム7をローディング中、ア
ンローディング中及びカセット開口部に収納中、常に反
時計方向に付勢するためのねじりスプリング71が付加
されている。)こ゛の、テンションアーム6と1GR5
アーム7の引き出しは、抜は止メネジ205と引き出し
アーム72との接触が、サブシャーシ2のローディング
における移動行程のうち、その行程の初期の約115ま
での終了するため、同様2こ、サブシャーシ2の移動行
程の初期の173までに終了する。移動行程の約115
を過ぎると、テンションアーム6は、引き出しアーム7
2の拘束から逃れ、その回動停止位置は、バンドブレー
Φ62の長さ、リール台8のドラム部82(第13図)
の半径とにより決定される。
この状態では、テンションバンドは高張力状態となって
リール台8のドラム部82に巻装されているため、リー
ル台Bの回転に制動力を加えて、過剰なテープの引き出
しを抑止している。サブシャーシ2がさらに移動し、移
動終了時点前後より、ガイドポスト群910がリンク機
構により搬送され、所定位置に圧接固定される。
上記機構による磁気テープ4の引き出し速度は、引き出
しアーム72の形状、1GR5アーム7の形状やこれら
の相対位置関係で決定される。よって、本実施例ではロ
ーディング動作において、引き出しアーム72の回転速
度は徐々に下降するようにし、逆に1GR5アーム7の
回転速度は徐々に上昇するようにしたことと、引き出し
アーム72の1GR5アーム7との接触部である曲線部
72bの曲線形状により、磁気テープ4のテンションボ
スト67゜ガイドローラ73による引き出し速度を、始
めと終りは遅く、中程は早くなるようにしている。
また、ローディング完状態で、カセット基準でのシリン
ダ5の配置スペースと、アンローディング完状態で、図
示していないカセット基準でのテンシ冒ンボスト67.
テンションアーム6.1GR3アーム7、ガイドローラ
73の配置スペースとは、平面的にオーバラップしてい
る。即ち、ローディングによって生じた、シリンダ5と
カセットとの隙間を、アノローディング完では有効利用
し、スペース効率を上昇させている。これはガイドロー
ラ73が、iGB!アーム7で回動されるため、案内部
材を必要としないので、シリンダ5空間とのオーバラッ
プが可能となっているためである。
次に、第1図〜第4図より、位置決めアーム77の動作
について説明する。
位置決めアーム77の駆動制御部77hの先端には、ビ
ン77fが配設されている0このビン771は、減速ギ
ヤ115に形成されたカム溝113aと係合している。
よって、ローデイノブモータ110の回転により、減速
ギヤ113が回転し、溝115aとビ/77fとにより
、位置決めアーム77が11b77gを回動中心輪とし
て回動する0 尚本実施例では、駆動制御577hを、位置決めアーム
77内に設けたが、駆動制御部77hを位置決めアーム
77と別部材とし、カム溝115 mによる制御を、ス
プリング等を介して位置決めアームに伝達し、位置決め
アーム77を、シャーシ上に植立された図示していない
軸に圧着付勢し、カム溝115aとビン77fとのクリ
アランスを吸収する構造としてもよい。
次に位置決めアーム77とガイドポスト群910の移動
軌跡について述べる。ガイドポスト群910は、ローデ
ィング及びアンローディングでは、案内部材911 、
912に案内され、所定の位置に収まる0よって、ロー
ディング、アンローディング時は、この移動軌跡のスペ
ースを確保しなければならないが、ガイドポスト群が所
定位置に収納後は、このスペースは未使用領域となる。
一方位置決めアーム77は、82図に示すように、アン
ローディング完了状態や、ガイドポスト群910のロー
ディング中およびアンローディング中は、前述の如く、
減速イヤ115に設けられたカム115aによって、反
時計方向に回動されているoCのため、ガイドポスト群
910の移動軌跡のスペースの確保されている。一方、
第1図に示す記録、再生が可能なローディング完状態で
は、ガイドローラ737E−所定の水平方向位置、高さ
位置に位置決め固定するため、位置決めアーム77は第
2図の状態より時計方向φζ回動され、位置決めアーム
77の一部は、案内溝(911)上に位置しており、ガ
イドポスト群の移動軌跡とオーバラップしている。
上述の説明のように、従来メインシャーシ10上に固定
されていたガイドローラ73の位置決め部材を回動アー
ム上に構築し、可動とすることにより、記録/再生する
ときは、ガイドポスト910の移動軌跡空間を占有する
ことができ、空間の利用効率を従来の2倍にすることが
でき、省スペース化による装置の小型、軽量化を図るこ
とができる。
次に、ガイドローラ73の位置決めアーム77による高
さ規制部ζついて、第2図、第6図を用いて説明する。
ガイドローラ73の高さ精度を確保するため、位置決め
アーム77には、高さ規制部77cが設けられている。
また、1GR11アーム7のシャーシ10への対向面(
iGR5アーム7の裏面)には、高さ規制部77cと当
接する凸部73bが設けられている。
この凸部ysbは、ガイドローラ73の中心軸7Seの
端部を用いており、これにより、高さ規制部77cから
、ガイドローラ7sの下7ランジ73dまでの高さ精度
を、1G15アーム7に関係なく確保できるようになっ
ている。また、第6図(C)に示すように、高さ規制部
77cにはテーパ部77dを設けることと、1GR5ア
ーム7の弾性とにより、凸部7Sbのシャーシ10から
の高さが、高さ規制部77eのシャーシ10からの高さ
より低い場合でも、滑らかな乗り上げが実現できる0ま
た、逆に、凸部73bのシャーシ10からの高さが、高
さ規制部77aのシャーシ10からの高さより高い場合
でも、位置決めアーム77に固定された、図示していな
い高さ規制用板バネにより、1GR5アーム7が、高さ
規制部77cの方向に押圧されることにより、ガイドロ
ーラ73は、所定の高さ精度を確保できる〇尚、本実施
例においては、高さ規制部77eのシャーシ10からの
高さと凸部73bのシャーシ10からの高さと同一な値
とし、これらの部品精度の誤差lこよる気すな高さずれ
を、上記機構により吸収する方式であり、極力1GR1
Sアーム7の撓みを小さくなるようにしている。
また、他の実施例として、部品精度の誤差による微小な
高さずれが生じても、凸部73bのシャーシ10からの
高さを、高さ規制部77cのシャーシ10からの高さよ
り常に低くなるように設定しても良い。常に低く設定す
ることにより、1GR5アーム7は、常に撓みが生じ、
この撓みiこよる1GR5アーム7の弾性力により、ガ
イドローラ73は、高さ規制部77c 4こ常に付勢さ
せることができる。
しかしながら、常に撓みを生じさせる方式なので、前述
の方式に比べ、同等の部品精度の誤差をゆうしている場
合は、1GR5アーム7の撓み量、*み角が大きくなる
0特に、ガイドローラ73が植立されている1GR3ア
ーム7の先端の撓み角が最大となるため、ガイドローラ
73の所定の姿勢精度の確保が難しくなる0例えば、第
6図(b) 、 (c)に示すように部品精度の誤差に
よる微小な高さずれによる撓み量をaとし、その最小撓
みを略零とし、最大撓みをδmawとすると、撓み角α
は、第6図(b)ではJ=(1のためα=Oとなり、よ
って、ガイドローラ73の倒れも零であるが、第6図(
e)のδ謡a maxでは、撓み角も最大となり、その
値αm&Xは、5 * a wax / (2* L 
)となる。このαmaxがガイドローラ73の、倒れと
なる。近年の装置の小型化により軸スパンLは小さくす
る必要があり、よってこの傾きαm&Xも大きくなって
しまうため、ガイドローラ73の所定の姿勢精度を得る
ことができない。
この倒れを低減する構造を第8図に示す。
即ち、sg8図(a)に示すように、1GR5アーム7
上の、lG1’lアーム7の回動中心とガイドローラ7
3の植立中心とを結ぶ方向に、1GR5アーム7の一部
を、ガイドローラ73が予め所定角β傾くように折り曲
げる、あるいは湾曲させることにより、最大撓み角αm
ax 、即ちガイドローラ73の倒れ角を小さくするこ
とができる。この傾き角βは、最大撓み量を、前述と同
様に8m5txとすると、3・a max / (4・
L)がよい。このように設定するこ、とにより、第8図
(b)に示す、凸部73bのシャーシ10からの高さが
、高さ規制部77cのシャーシ10からの高さと等しい
場合は、1GR5アーム7の弾性変形による撓み、撓み
角は零であり、よって上記βがガイドローラ73の倒れ
角となる〇−方、同図(C)に示すように、たわみδが
最大となるときは、撓みδによるガイドローラ73の倒
れ方向と逆向きにβが設定されているため、ガイドロー
ラ73の倒れ角は、−3・δmax / (2・L)と
なる。よって、ガイドローラ73の倒れ角は、従来の平
坦なアームに比べ、半減させることができ、ガイドロー
973の所定の姿勢精度を確保しやすくなる0 次に、シャーシ10と水平な方向のガイドローラ73の
位置決め機構について第5図を用いて説明する0 位置決めアーム77には、磁気テープ4の走行方向を変
化させる傾斜ポスト77bが植立されている。
よって、供給リールから繰り出された磁気テープ4は、
テンジョンポスト67、ガイドローラ73と順次摺接後
、傾斜ボス) 77bと摺接する0この傾斜ボス) 7
7bへの磁気テープ4の入射方向により、磁気テープ4
の走行方向が変化する。よって、この入射方向の管理が
必要であり、その方向とは、第5図中に示す矢印入方向
の、傾斜ポストの倒れ方向である。この倒れ方向と平行
に磁気テープ4を走行させるには、第5図に示すように
ガイドローラ73と同軸なボス部73aの半径R,と、
ボス部73aと押圧壁77aとの接点をBとし、傾斜ポ
スト77bの中心軸のシャーシ10に水平な面への投影
線77eと、接点Bからのこの投影@ 771へのf1
#ilの交点迄の距離、即ち、接点Bから投影線77e
迄の距1111 ktとの和を、ガイドa−973の半
径&と傾斜ポスト77bの半径reとの和に等しくなる
ように設定することで、満足させることができる。
また、ガイドローラ73と位置決めアーム77との相対
位置は、部品精度のバラツキによりバラツキやすい。こ
のバラツキが生じても、磁気テープ4の、ガイドローラ
73と傾斜ポスト77bとの間の走行方向を、投影線7
71と平行にする゛ため、押圧壁77aは、投影線77
1と平行に形成されている。ζれにより、ガイドa−2
73と、抑圧壁77aとの接点Bが移動しても、上記R
s + kt = Ro + reは満足され、磁気テ
ープ4は投影線77iと並行iζ走行する。
次に、ガイドローラ73の、押圧壁77aへの付勢機構
について第7図により説明する。
位置決めアーム77には、ガイドローラ73の押圧壁7
7aへの付勢用の板バネ77dが設けられている。
位置決めアーム77が@2図に示す状態から、第1図に
示す位置に回動する過程において、第7図(a)に示す
ように、板バネ77dがガイドロー273のボス部73
&と接触し始め、ボス部73&を押圧壁77aへ付勢し
始める。この後さらに、位置決めアーム77の回動に伴
い、付勢力を一定値迄上昇させた後、所定の付勢力を得
る。付勢用の板バネ771を位置決めアーム77に配設
しているため、下記の効果がある。ガイドロー−)73
を位置決めするために付勢される押圧壁77mが回動す
るため、付勢力が働くタイミングと、押圧1177aが
回動するタイミングとを同期させる必要があるが、板バ
ネ77@と押圧壁77aとを同一部材上に配設している
ため、完全に同期させつる。従って、信頼性の高い装置
を構築することができる0 次に、板バネ77eによるボス部73&の抑圧方向と、
その押圧力6ζよる、位置決めアーム77への反作用に
よる 働く方向について、同じく@7図を用いて説明す
る0 @7図(a)では、ガイドローラ73に働く力の方向は
gsであり、位置決めアーム77#ζ働く力の方向はl
、である0この状態では、位置決めアーム77には、回
動方向(矢印A)と逆向きに力が働くため、位置決めア
ーム77の回動負荷となる。位置決めアーム77がさら
に回動すると、第7図(b)に示す押圧力が最大となる
点を通過し、第7図(c)の状態となる0第7図(e)
では、ガイドローラ73に働く力の方向はKmであり、
位置決めアーム77に働く力の方向はhである。この1
.の方向は、位置決めアーム7を回動させる方向である
ため、位置決めアーム7の回動負荷を低減する以上に、
自ら回動力を発生させている。よって、位置決めアーム
7の回動負荷履歴としては、回動途中で最大となり、回
動終了近傍では低減される。これは、ローディング終了
間際において、ローディングモータ110の負荷が最大
乏なりやすいため、ローディング行程で分散させること
ができ、装置全体の小型、薄形、軽量化を図ることがで
きる。また別な効果として、位置決めアーム7が自ら回
動力を発生するため、自らガイドローラアーム73のボ
ス部73aと押圧するようになるため、いわゆるセルフ
ロック状態となり、板バネ77・の付勢力は小さくてよ
い。付勢力が小さいということは、上述のローディング
モータ110の負荷軽減につながるとともに、板バネ7
7e自体の小型、軽量化も図ることができる。
〔発明の効果〕
本発明は、以上説明したように構成されているので以下
に記載されるような効果を奏する。
ガイドローラの位置決め部材を可動とすることにより、
空間の利用効率82倍とし、装置の小型化、軽量化が図
れる。
また、ガイドローラが植立されたアームに予じめ傾斜を
もたせ、かつ弾性力によりたわませて付勢力を得るため
、簡単μ位置決め保持機構で、精度よく、位置決めと姿
勢法めを得ることができる。
さらに、可動にした位置決め部材に圧着機構を設けるこ
と番ζより、部品点数の低減を図ることができ、また、
圧着機構をセル7キツク機構とすることにより、ローデ
ィングにおける最大負荷を低減し、装置の信頼性ととも
に、小型、軽量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第8図は本発明の実施例で、第1図は記録/
再生状態の要部平面図、第2図はアンローディング完了
状態の要部平面図、第3図はメインシャーシ上の減速ギ
ヤ列等を示す要部平面図、第4図はサブシャーシ上の引
き出しアーム近傍を示す要部平面図、@5図はガイドロ
ーラの圧接位置決め機構を示す要部平面図、g6図はガ
イドローラの高さ規制を示す要部側面図、第7図はガイ
ドローラの付勢機構を示す要部平面図、第8図は3・・
・シリンダ    4・・・磁気テープ7・・・1GR
5アーム 31・・・磁気ヘッド73・・・ガイドロー
ラ  77・・・位置決めアーム77a・−板バネ  
  910・・・ガイドポスト912・・・位置決め保
持部材 男 図 屍 図 第3回 1/3 、・減速ギヤ 722、147・・・クア”5F−5を〜5ヤフト第 5 図 67・・°テ′15ヨ′/声スト 4・・廚結九テーフ。 第6 図 73・・・力”イドローラ 晃 ■ 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、磁気テープ(4)と、該磁気テープ(4)に磁気記
    録再生をする磁気ヘッド(31)を搭載したシリンダ(
    3)と、該磁気テープ(4)を該シリンダ(3)に螺旋
    状に巻回するための複数の移動可動なガイドポスト(9
    10、73)と、これらガイドポスト(910、73)
    を所定の位置、姿勢に保持させるための各々の位置決め
    保持部材(912、77)を有した磁気記録再生装置に
    おいて、 少なくとも1個の移動可能な位置決め保持部材を備えた
    ことを特徴とする磁気記録再生装置。 2、上記ガイドポスト(73)の位置決め保持部材(7
    7)は、 磁気記録再生が可能な第1の位置と、他のガイドポスト
    (910)の移動を可能にする第2の位置とに移動可能
    とするとともに、 他のガイドポスト(910)の移動軌跡空間と、位置決
    め保持部材(73)との移動軌跡空間とを、少なくとも
    一部分で交わらせ、かつ、この交差領域の通過する各々
    のタイミングを、互いに異ならせる構成を備えている請
    求項1に記載の磁気記録再生装置。 5、上記ガイドポスト(73)は、 上記位置決め保持部材(77)へ圧接するための圧接機
    構部材(77e)を含み、該圧接機構部材(77e)が
    上記位置決め保持部材(77)に設けられた構成である
    、請求項1に記載の磁気記録再生装置。 4、上記ガイドポスト(73)は、 上記位置決め保持部材(77)に対し、上記圧接機構部
    材(77e)を介し所定の圧接力で圧接される構成を有
    し、 上記位置決め保持部材(77)は、 上記圧接機構部材(77e)による上記ガイドポスト(
    73)への圧接力の反力を受ける構成を有し、 上記圧接機構部材(77e)は、 上記圧接力の上記位置決め保持部材(77)への反力の
    方向が、上記位置決め保持部材(77)を上記ガイドポ
    スト(73)に圧接せしめる方向とされる構成を有する
    、請求項3に記載の磁気記録再生装置。 5、上記ガイドポスト(73)は、 軸支されたアーム(7)上に植立され、該アーム(7)
    の弾性力によつて上記位置決め保持部材(77)に押圧
    される構成を有し、かつ上記アーム(7)の弾性変形に
    よる傾斜が相殺される方向に配されている、請求項1、
    2、3または4に記載の磁気記録再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63313341A (ja) * 1987-06-15 1988-12-21 Ricoh Co Ltd 磁気記録再生装置のテ−プガイド位置決め機構

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63313341A (ja) * 1987-06-15 1988-12-21 Ricoh Co Ltd 磁気記録再生装置のテ−プガイド位置決め機構

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