JPH039050Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH039050Y2
JPH039050Y2 JP1986021425U JP2142586U JPH039050Y2 JP H039050 Y2 JPH039050 Y2 JP H039050Y2 JP 1986021425 U JP1986021425 U JP 1986021425U JP 2142586 U JP2142586 U JP 2142586U JP H039050 Y2 JPH039050 Y2 JP H039050Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
knob
operated
movable plate
fishing
operated part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986021425U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62134126U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986021425U priority Critical patent/JPH039050Y2/ja
Publication of JPS62134126U publication Critical patent/JPS62134126U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH039050Y2 publication Critical patent/JPH039050Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Details Of Resistors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、例えばオーデイオ機器、電気計測
器、その他一般電気機器の如く機器前面に操作用
ツマミが配置され、そのうち使用頻度の少ないツ
マミのみが目立たぬように設置されているような
電気機器類のツマミと当該ツマミ周辺部の前面板
とからなる改良されたツマミ操作部機構に関する
ものである。
〈従来の技術〉 一般に、オーデイオ機器の如き電気機器の前面
に配置されたボリユーム等の操作用ツマミは機器
の前面からツマミ部分のみが突出しているのが通
例であるが、オーデイオ機器等、外観を重視する
ものにおいては使用頻度の少ないツマミ部を目立
たぬように設置する目的で、従来は第5図にその
断面を示す如く、ボリユーム等被操作部22に結
合されたこれらのツマミ21を機器前面より引込
んだ部位に取付け、機器の前面板23の一部を蝶
番34により開閉可能に取付けた扉構造23aと
してツマミ21取付部を覆い、ツマミ21が露出
したり、前面に突出したりしないような構造の操
作部を有するものが存在する。
〈考案が解決しようとする問題点〉 一方、前記の従来構造においては、これら隠蔽
されたツマミ21を操作する必要が生じたとき
は、扉構造23aを開いて狭い空所に引込んでい
るツマミ21を操作しなければならないので非常
に操作がしにくいのみでなく、操作量の微妙な調
節が困難である欠点を有していた。
そこで本考案は、前記従来の欠点を除くため
に、ツマミによつて操作されるボリユーム等の部
品をツマミとともに、水平に揺動可能に、ツマミ
前面と機器の前面板とが同一平面となるごとくに
リンクによりシヤーシに取付け、一方、前面板の
一部分を可動板となし、当該可動板と前記ボリユ
ーム等を取付けたリンクを駆動リンク機構にて連
結することにより可動板を押圧することによりツ
マミが前方に突出し、操作完了後はツマミを押し
戻すことにより当該ツマミを目立たぬように格納
し得るごとくにし、外観良好で優れた操作性を有
するツマミ操作部を得ることを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するための本考案の構成を、実
施例に対応する第1〜4図を用いて説明すると、
ボリユーム等被操作部2のツマミ1が取付けられ
ている機器の前面板3の前記ツマミ1の近傍が蝶
番4により機器内方に回動可能に支持された可動
板3aを形成しており、前記被操作部2は中央部
の支点5aにてシヤーシ14に軸支されている2
本の釣リンク5によつて前後水平方向に揺動可能
なごとく、ツマミ1前面と前面板3とが同一面と
なる格納位置に保持され、前記可動板3aと釣リ
ンク5の上部作用点5bとはボス7を介して駆動
リンク6によつて結合されるとともに、ボリユー
ム等2とシヤーシ14との間にツマミ1が前面板
3より突出した操作位置と格納位置とにおいてボ
リユーム等を保持する保持装置8を介在させたも
のである。
〈作用〉 そして本考案は前記の手段により、前面板3の
うちの可動板3aと、被操作部2を保持する釣リ
ンク5の上部作用点とが駆動リンク6により結合
されているので、可動板3aを押圧することによ
り被操作部2は前方に移動し、当該被操作部2に
結合されているツマミ1は前面板3より突出して
操作位置をとり、保持装置8が作用してこの位置
に被操作部2を保持する。
操作終了後はツマミ1を押圧すればツマミ1は
格納位置まで押戻されて、保持装置が作用して格
納位置に保持され、ツマミ1前面は再び前面板3
と同一面となる。
〈実施例〉 以下図面について本考案の実施例を説明する
と、1は操作用のツマミで、被操作部2に結合さ
れ、当該被操作部2は中央部が支点5aでシヤー
シ本体14に軸支されている2本の釣リンク5に
より前後に揺動可能でかつツマミ1前面が機器の
前面板3と同一若しくは引込んだ状態となる格納
位置に釣り下げられる。
上記2本の釣リンク5の上部作用点5bには、
機器の前面板3の方向に向つて水平に駆動リンク
6が取付けられている。
機器の前面板3の前記ツマミ1の近傍の一部分
は周辺から分割され、蝶番4によつて周辺部の前
面板3に取付けられて可動板3aを形成し、当該
可動板3aの裏面には前記した駆動リンク6を押
圧するためのボス7が突設され、駆動リンク6の
先端に当接している。
上記可動板3aを前面から押圧すれば、押圧力
はボス7を経て駆動リンク6に伝わり、釣リンク
5を支点5aの回りに回動させ、釣リンク下端5
cに釣下げられた被操作部2は前方に押出され、
ツマミ1は前面板より突出して操作位置をとる。
8は被操作部2が自由に揺動することなく上記
した操作位置若しくは格納位置において定位置に
保持させるための保持装置で、本実施例において
は被操作部2に取付けられたマグネツト8bと可
動板3aの裏面に取付けられた鉄片8aとからな
り、被操作部2が前方に突出したときはマグネツ
ト8bは被操作部2より前方にある鉄片8aに吸
着して被操作部2を操作位置に保持し、操作終了
後にツマミを押圧して被操作部2を後方に移動さ
せたときには、マグネツト8bは可動板3aがス
トツパー9に抑圧されるので鉄片8aと離反して
被操作部2を格納位置に保持する。
第4図は上記保持装置8の他の実施例であつ
て、マグネツトと鉄片の代りにドグルスイツチに
使用されているような負性スチフネスを呈するバ
ネ8dを被操作部2と、釣リンク5の支点5aと
の間に懸架させたものである。本実施例は漏洩磁
気による悪影響を周辺に及ぼさない特徴を有す
る。
尚、保持装置としては、被操作部2を格納位置
若しくは装置位置に保持し得る機構である限り、
上記2実施例に限定されることなく、簡単にする
ためには釣リンク5の各支点に機械摩擦を付加す
るだけでも実用上は差支えない。
〈考案の効果〉 本考案は上記の構成であるから、平常はツマミ
を機器の前面板と同一平面となる位置に格納して
おき、操作時のみ前面に突出させる構造であつ
て、操作を必要とするツマミの露出、ツマミの操
作が極めて容易であり、ツマミの微細な調節が可
能である。
操作終了後は単にツマミを押圧するだけでツマ
ミを格納することができるので、従来例のごとく
扉構造の前面板を開閉する必要はないのでツマミ
格納は極めて簡単である。
そして格納後はツマミは目立たず、デザイン的
に優れた外観となり、機器として優れた操作性と
ももに機器の商品価値を高める効果を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案に係るツマミ操作部機
構の断面図、第3図、第4図は他の実施例の要部
断面図、第5図は従来例の断面図を示す。 1……ツマミ、2……被操作部、3……前面
板、3a……可動板、14……シヤーシ本体、5
……釣リンク、5a……支点、5b……上部作用
点、6……駆動リンク、7……ボス、8……保持
装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 調節用のツマミ1が設置されている増幅器等の
    前面板3のツマミ1近傍の一部分が蝶番4により
    支持され機器内方に回動可能な可動板3aを形成
    しており、前記ツマミ1により操作されるボリユ
    ーム等の被操作部2がシヤーシ本体14に支点5
    aで軸支される2本の釣リンク5により前後に揺
    動可能で、かつツマミ1前面が機器の前面板3と
    同一面若しくはより引込んだ格納位置に保持さ
    れ、前記釣リンク5の上部作用点5bに水平に取
    付けられた駆動リンク6先端に可動板3aを押圧
    したとき前記釣リンク5を回動させて被操作部2
    を操作位置に突出させるごとくに可動板3a背面
    に突設させたボス7を当接させるとともに、被操
    作部2とシヤーシ本体14との間に被操作部2が
    とるべき操作位置と格納位置を規定する保持装置
    8を介在させた構造の増幅器等のツマミ操作部機
    構。
JP1986021425U 1986-02-17 1986-02-17 Expired JPH039050Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986021425U JPH039050Y2 (ja) 1986-02-17 1986-02-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986021425U JPH039050Y2 (ja) 1986-02-17 1986-02-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62134126U JPS62134126U (ja) 1987-08-24
JPH039050Y2 true JPH039050Y2 (ja) 1991-03-07

Family

ID=30817859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986021425U Expired JPH039050Y2 (ja) 1986-02-17 1986-02-17

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH039050Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS518661B2 (ja) * 1972-09-27 1976-03-18

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS518661U (ja) * 1974-07-04 1976-01-22
JPS6076078U (ja) * 1983-10-31 1985-05-28 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 ドアと連動したコントロ−ルノブ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS518661B2 (ja) * 1972-09-27 1976-03-18

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62134126U (ja) 1987-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH039050Y2 (ja)
JP2587241Y2 (ja) 化粧用コンパクト容器
JP2524390Y2 (ja) 蓋付きガスコックの構造
JPS5982176U (ja) 扉の開閉装置
JPH0133524Y2 (ja)
JPS587441Y2 (ja) 蓋開閉装置
JPS6346004Y2 (ja)
JP2515398Y2 (ja) 格納式操作パネルのストッパ構造
JP3730047B2 (ja) 機器の扉開閉装置
US3501214A (en) Lid latch for phonograph
JPH0737110Y2 (ja) 冷蔵庫の扉
JPS596482Y2 (ja) ステレオ再生装置
JPH0464393U (ja)
JPH0383973U (ja)
JPS6319983Y2 (ja)
JPS6038315Y2 (ja) パネルのロツク装置
JPS6118582Y2 (ja)
JPH0610394Y2 (ja) 鍵盤楽器
JPS5925283Y2 (ja) 枢着蓋を有する容器
JPS6448074U (ja)
JPS5835824Y2 (ja) 開き扉の開放位置止定装置
JPH059915Y2 (ja)
JPH0126138Y2 (ja)
JP2521297Y2 (ja) ケーブル端子結合部の収納構造
JPS5857471U (ja) 筐体における扉の傾き防止装置