JPH039048Y2 - - Google Patents

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JPH039048Y2
JPH039048Y2 JP2232385U JP2232385U JPH039048Y2 JP H039048 Y2 JPH039048 Y2 JP H039048Y2 JP 2232385 U JP2232385 U JP 2232385U JP 2232385 U JP2232385 U JP 2232385U JP H039048 Y2 JPH039048 Y2 JP H039048Y2
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JP
Japan
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operating
lever
operating lever
frictional resistance
support shaft
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JP2232385U
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JPS61138023U (ja
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  • Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、揺動操作レバーを摩擦抵抗付与機構
によつてロツクするように構成した作業車におけ
る操作部の構造に関する。
〔従来の技術〕
上記作業車において、従来、例えば実開昭56−
37802号公報に示されるように、前記摩擦抵抗付
与機構が操作レバーのレバー用支軸に対する枢着
部に作用するようになつており、次の如き不都合
があつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
すなわち、レバー支軸を操作レバーの他に摩擦
抵抗付与機構の取付けをも可能になる長いものに
する必要が生じ、殊に前記操作レバーの支軸に別
の操作レバーをも取付ける場合には、レバー支軸
を長いものにする必要のみならず、摩擦抵抗付与
機構のためにレバー間隔を広くする必要が生じ、
操作部構成の配設に大なるスペースを要してい
た。
本考案の目的は、摩擦抵抗付与機構を操作レバ
ー取付け箇所とは異なる箇所に設置できるように
改造することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案が特徴とするところは、冒記した作業車
における操作部の構造において、前記操作レバー
によつて移動操作されるように前記操作レバーの
遊端側に一端側を連結した摺動部材を設けると共
に、この摺動部材の操作レバー側とは反対側に前
記摩擦抵抗付与機構を作用させてあることにあ
り、その作用及び効果は次のとおりである。
〔作用〕
摩擦抵抗付与機構を操作レバー取付け箇所から
離れた箇所に設置しても、前記抵抗付与機構が摺
動部材を介して操作レバーを所定位置にロツクす
る。さらには、操作レバーがこれとレバー支軸の
間の融通のために揺れ動くことを抑制するよう
に、摩擦抵抗付与機構が摺動部材を介して操作レ
バーの遊端側を支持する。
〔考案の効果〕
摩擦抵抗付与機構を操作レバー取付け箇所から
離して設置できること、すなわち、レバー支軸に
取付けなくて済むことにより、さらには、前記抵
抗付与機構により操作レバーの揺れを抑制できる
ために、操作レバーの対レバー支軸取付け部を支
軸芯方向長さが比較的短いものに済ませられるこ
とにより、レバー支軸を従来より短尺なものにで
き、殊に、複数本の操作レバーを1本の支軸に取
付ける場合にはレバー間隔をも狭く済ませられ、
操作部の設置に要するスペースを小にして機体の
コンパクト化ができるようになつた。
〔実施例〕
第5図に示すように、車輪式自走機体の後部
に、油圧シリンダ1によつて上下に揺動駆動され
るリフトリンク機構2を介して昇降操作自在にロ
ータリー耕耘装置3を連結すると共に、自走機体
から耕耘装置3に回動力伝達するように構成し
て、乗用型耕耘機を構成してある。
第1図に示すように、前記耕耘装置3のロータ
リー後カバー4を、軸芯P周りで上下に揺動する
ようにロータリー上カバー5に枢着すると共に、
第1リンク機構6、レリーズワイヤ7、押引きロ
ツド8、ミツシヨンケース9にステー10を介し
て固定された支軸11に回動可能に取付けてある
連動具12、第1リンク機構13の夫々を介し
て、前記ミツシヨンケース9に内装された前記シ
リンダ1のコントロールバルブ14に連動させて
ある。前記押引きロツド8に作用させた第1スプ
リング15と、前記連動具12に作用させた第2
スプリング16とにより、前記後カバー4を遊端
側が接地するように下降付勢すると共に、前記第
2スプリング16により前記コントロールバルブ
14を耕耘装置3が下降する側に付勢してある。
そして、前記リフトリンク機構2を構成するリフ
トアーム2aを第3リンク機構17を介して、前
記第2リンク機構13を構成する回転軸13aに
連動させて、ロータリー後カバー4が設定範囲を
越えて上昇するとコントロールバルブ14が耕耘
装置上昇側に、ロータリー後カバー4が設定範囲
を越えて下降するとコントロールバルブ14が耕
耘装置下降側に夫々自動操作されるように、か
つ、リフトアーム2aの揺動動作が第3リンク機
構17及び第2リンク機構13によりコントロー
ルバルブ14にフイードバツクされ、ロータリー
後カバー4の上昇ストロークあるいは下降ストロ
ークに比例したストロークだけ耕耘装置3が上昇
あるいは下降すると、コントロールバルブ14が
中立位置に自動的に戻し操作されるように構成し
てある。
つまり、ロータリー後カバー4の角度に基いて
耕耘深さを検出するように、かつ、この検出深さ
が設定範囲内になる状態に耕耘装置3が自動的に
昇降操作されるようにしてあり、自走機体の前後
傾斜にかかわらず耕深をほぼ一定に維持しながら
作業できるようにしてある。
前記レリーズワイヤ7のアウターワイヤ端部の
ホルダー18を揺動リンク19を介して前記ミツ
シヨンケース9に連結すると共に、前記ホルダー
18の揺動リンク19からの外れ止めのためのフ
ツク20を揺動リンク19に枢着したピン21に
押引きロツド22を介して連動連結した第1操作
レバー23を、第2図に示す如く、前記支軸11
に揺動自在に取付けてある。第3図及び第4図に
示すように、前記第1操作レバー23の遊端側に
前記ロツド22を介して一端側を連結した部材2
5の他端側を、この部材25の長孔25aに挿通
させた状態でステー24を介して運転部カバー2
6に固定した支軸27により摺動自在に支持させ
て、揺動される第1操作レバー23によつて前記
部材25が摺動操作されるように構成してある。
そして、前記摺動部材25に対する摩擦プレート
28を、前記支軸27に取付けると共に、スプリ
ング29により摺動部材25に圧接するように構
成して、摺動部材25の第1操作レバー23の側
とは反対側に摩擦抵抗を付与するように作用させ
て第1操作レバー23をロツクするように摩擦抵
抗付与機構30を構成してあり、もつて、レリー
ズワイヤ7のアウターワイヤ端部を所定の対ミツ
シヨンケース取付位置に前記抵抗付与機構30に
よつて固定するように、かつ、第1操作レバー2
3の揺動操作によるリンク19の揺動操作によ
り、レリーズワイヤ7のアウターワイヤ端部の取
付位置を変更調節し、耕耘装置3の自動昇降制御
によつて維持される耕深の設定をするようにして
ある。
前記連動具12に対する接当作用部31aを有
した第2操作レバー31を、第2図に示す如く、
前記支軸11に揺動自在に取付けてある。そし
て、第2操作レバー31を第4図に示す如きレバ
ーガイド32に沿わせての揺動操作により第1操
作位置(AUT)に操作すると、ロータリー後カ
バー4及びリフトアーム2aによつて操作される
連動具12の作動障害にならないように、連動具
12の作動範囲の外側に作用部31aが退避する
ように構成し、さらに、操作範囲Sにおいて、第
2操作レバー31を矢印(UP)で示す側に操作
すると、作用部31aが矢印Uの方向に揺動し、
連動具12を操作してコントロールバルブ14を
耕耘装置上昇側に操作するように、第2操作レバ
ー31を矢印((DN)で示す側に操作すると、
作用部31aが連動具12から離れる方向(D)
に揺動し、ロータリー後カバー4によつてコント
ロールバルブ14が耕耘装置下降側に操作される
ことを許容するように構成してある。そして、前
記第2操作レバー31の遊端側に枢着ピン33を
介して一端側を連結した部材34の他端側を、こ
の部材34の長孔34aに挿通させた前記支軸2
7により摺動自在に支持させて、揺動される第2
操作レバー31によつて前記部材34が摺動操作
されるように構成すると共に、第3図に示す如
く、前記摺動部材34に対する摩擦プレート3
5、及び、このプレート35を前記摺動部材34
に圧接するスプリング43を前記摩擦抵抗付与機
構30に備えさせてある。すなわち、この抵抗付
与機構30を摺動部材34の第2操作レバー31
の側とは反対側に作用させて、前記第1操作位置
AUT、あるいは、操作範囲Sでの任意の操作位
置に第2操作レバー31をロツクできるように構
成してある。
要するに、耕耘装置3の自動昇降制御を行わせ
る際には、第2操作レバー31を第1操作位置
AUTに位置させておくように、かつ、第2操作
レバー31を操作範囲Sに揺動操作することによ
り、第1操作レバー23による設定高さを下降限
界とする状態で、かつ、ロータリー後カバー4に
よつて下降操作させる状態で、さらには、ポジシ
ヨン制御の状態で、耕耘装置3の人為昇降操作が
できるようにしてある。
第1図に示すように、前記押引きロツド8は、
耕耘装置上昇側操作力をスプリング受けピン3
6、スプリング37及び対連動具操作具38の
夫々を介して連動具12に伝達するように構成し
てある。そして、ロータリー後カバー4が設定ス
トロータ以上上昇された際には、前記操作具38
の前記ピン36に対する挿通孔38aの長孔のた
めにスプリング37が圧縮変更され、コントロー
ルバルブ14にストロークエンド以上に無理に操
作する力が伝わることのないように構成してあ
る。
第1図に示す39は、前記押引きロツド8を支
持するリンクであり、ミツシヨンケース9に揺動
自在に枢着してある。
第2図及び第4図に示す操作レバー40は、耕
耘装置3に対するトランスミツシヨンを切換え操
作するものであり、操作レバー41は走行用トラ
ンミツシヨンを切換え操作するものである。そし
て、前記走行用変速レバー41に対するレバーガ
イド42、及び、前記第1及び第2操作レバー2
3,31に対するレバーガイド32を成形する金
型の一部が兼用できるように、3本の前記レバー
23,31,41夫々の揺動角、及び、ストロー
クエンド位置の夫々が機体側面視で同一になるよ
うに設定してある。
〔別実施例〕
前記第1及び第2操作レバー23,31の他
に、エンジンアクセル装置を所望の速度位置に調
節セツトするため等の各種操作レバーにも、更に
は、コンバイン、運搬車等の各種作業車にも本考
案は適用でき、前記第1及び第2操作レバー2
3,31を単に操作レバー23,31と称する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る作業車における操作部の構
造の実施例を示し、第1図は連動系の側面図、第
2図は操作レバー配設部の一部切欠き正面図、第
3図は摩擦抵抗付与機構の一部切欠き平面図、第
4図はレバーガイドの斜視図、第5図は耕耘機全
体の側面図である。 23,31……操作レバー、25,34……摺
動部材、30……摩擦抵抗付与機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 揺動操作レバー23,31を摩擦抵抗付与機構
    30によつてロツクするように構成した作業車に
    おける操作部の構造であつて、前記操作レバー2
    3,31によつて移動操作されるように前記操作
    レバー23,31の遊端側に一端側を連結した摺
    動部材25,34を設けると共に、この摺動部材
    25,34の操作レバー側とは反対側に前記摩擦
    抵抗付与機構30を作用させてある作業車におけ
    る操作部の構造。
JP2232385U 1985-02-19 1985-02-19 Expired JPH039048Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2232385U JPH039048Y2 (ja) 1985-02-19 1985-02-19

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JP2232385U JPH039048Y2 (ja) 1985-02-19 1985-02-19

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Publication Number Publication Date
JPS61138023U JPS61138023U (ja) 1986-08-27
JPH039048Y2 true JPH039048Y2 (ja) 1991-03-07

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