JPH0390408A - すべりブッシュ組立体 - Google Patents

すべりブッシュ組立体

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Publication number
JPH0390408A
JPH0390408A JP22653089A JP22653089A JPH0390408A JP H0390408 A JPH0390408 A JP H0390408A JP 22653089 A JP22653089 A JP 22653089A JP 22653089 A JP22653089 A JP 22653089A JP H0390408 A JPH0390408 A JP H0390408A
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JP
Japan
Prior art keywords
cylinder member
sliding
inner cylinder
cylindrical
outer cylinder
Prior art date
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Pending
Application number
JP22653089A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Takenaka
章 竹中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP22653089A priority Critical patent/JPH0390408A/ja
Publication of JPH0390408A publication Critical patent/JPH0390408A/ja
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  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Springs (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、車両のサスペンションの例えばアッパリン
クと車体との連結部、あるいはアッパリンクと車輪側部
材であるエクステンションアームとの連結部等に摺動か
つ回転可能に用いられるすべりブッシュ組立体の改良に
関する。
(ここで、エクステンションアームとは、例えば、実開
平1−63508号公報に示されているように、ナック
ルの上部とアッパリンクの車輪側端部とを連結する部材
である。) そして、特に、この発明は、°外筒部材及び内筒部材の
いずれか一方側に隙間を有して対向する摺動部材の表面
に突起を形成して、悪路走行等において力が加わったと
きの衝撃音の発生を防止するようにしたすべりブッシュ
組立体に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種のすべりブッシュ組立体としては、例えば
、特開昭63−243538号公報に記載されたものが
知られている。
この従来の組立体は、円筒部及びその円筒部の一端に半
径方向外側に延びるフランジ部を有する外筒部材の内側
に、円筒部及びその円筒部の一端に半径方向外側に延び
るフランジ部を有する円筒部材を、同心状に配置する。
そして、その外筒部材の内側に、同様に円筒部及びその
円筒部の一端に半径方向外側に延びるフランジ部を有す
るゴム製の弾性部材を接合し、その弾性部材の内側に、
同様に円筒部及びその円筒部の一端に半径方向外側に延
びるフランジ部を有する剛性スリーブを接合し、その剛
性スリーブの内側に、同様に円筒部及びその円筒部の一
端に半径方向外側に延びるフランジ部を有する摺動部材
を接合し、その摺動部材の内面と、上記内筒部材の外面
との間に隙間を持たせている。これにより、内筒部材に
対して、外筒部材−弾性部材一剛性スリーブ−摺動部材
とが一体となって、軸方向に摺動可能かつ回転可能とな
っている。
〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、このような従来のすべりブッシュ組立体
にあっては、悪路走行等において力が加わったときに、
外筒部材側と内筒部材とが相対的に摺動あるいは回転す
る際に、摺動部材の内面と円筒部材の外面とが接触する
が、その接触が面接触であるために、衝撃音が発生する
という問題点があった。
この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、悪路走行時等において力が加わったときの、
摺動部材と内筒部材との間の面接触による衝撃音の発生
を防止し、併せてこじり方向のガタを少なくするように
したすべりブッシュ組立体を提供することを目的とする
ものである。
〔課題を解決するための手段〕
そこで、この発明のすべりブッシュ組立体は、円筒部及
びその円筒部の一端に半径方向外側に延びるフランジ部
をそれぞれ有する外筒部材と円筒部材とを同心状に配置
し、その外筒部材と円筒部材との間において、円筒部及
びその円筒部の一端に半径方向外側に延びるフランジ部
をそれぞれ有する弾性部材と剛性スリーブと摺動部材と
を、この順序で外筒部材及び円筒部材のいずれか一方側
に固定し、外筒部材及び内筒部材の他方側と摺動部材と
の間に隙間を有するすべりブッシュ組立体において、外
筒部材及び内筒部材の他方側に対向する摺動部材の表面
に、突起を形成したことを特徴とするものである。
〔作用〕
外筒部材及び円筒部材のいずれか一方側に弾性部材及び
剛性スリーブを介して固定された摺動部材の、外筒部材
及び内筒部材の他方側に対向する表面に形成された突起
が、外筒部材及び円筒部材の他方側の表面と点接触又は
線接触するため、悪路走行時等において力が加わったと
きの衝撃音の発生が防止され、また、こじり方向のガタ
が少なくなる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
まず構成を説明する。
第1図において、すべりブッシュ組立体lは、円筒部2
a及びその円筒部2aの一端に半径方向外側に延びるフ
ランジ部2bを有する外筒部材2と、円筒部3a及びそ
の円筒部3aの一端の端部よりやや内側に半径方向外側
に延びるフランジ部3bを有する内筒部材3とを、同心
状に配置する。
この外筒部材2と内筒部材3の間において、外筒部材2
の内側に、円筒部4a及びその円筒部4aの一端に半径
方向外側に延びるフランジ部4bを有するゴム製の弾性
部材4が接着により固定され、この弾性部材4の内側に
、円筒部5a及びその円筒部5aの一端に半径方向外側
に延びるフランジ部5b及びそのフランジ部5bの外端
からさらに軸方向に延びる大円筒部5Cを有する剛性ス
リーブ5が接着により固定され、そして、この剛性スリ
ーブ5の内側に、円筒部6a及びその円筒部6aの一端
に半径方向外側に延びるフランジ部6bを有する、例え
ばポリアセタール等のプラスチック製の摺動部材6が接
着により固定されている。
これにより、摺動部材6の円筒部6aの内面と円筒部材
3の円筒部3aの外面の間、及び摺動部材6のフランジ
部6bの右側面と円筒部材3のフランジ部3bの左側面
との間に隙間が形成される。
この隙間部分において、第1図及び第3図に示すように
、摺動部材6のフランジ部6bの、内筒部材3のフラン
ジ部5bに対向する表面に、例えば45度の等間隔で8
個の球面状の突起6cが同一円周上に形成される。この
突起6cの高さは隙間の間隔コンマ数回に対して半分程
度である。
また、第1図、第2図及び第4図に示すように、摺動部
材6の円筒部6aの内面に、軸方向に一体に連続する薄
いかまぼこ状の突起6dが、45度の等間隔で8本、上
述したフランジ部6bの突起6Cとは互い違いに形成さ
れる。
剛性スリーブ5の大円筒部5cと内筒部材3の端部3c
との間には、オイルシール7が装着される。
上述したすべりブッシュ組立体1を車両に組み込む場合
には、第5図に示すように、アッパリンク9の一端側に
固定されたカラー10に、2個のすべりブッシュ組立体
1が互いに向き合わされてその外筒部材2が圧入され、
一方、円筒部材3の端面が車体側部材(又はエクステン
ションアームの上端部分)11に当てがわれ、外筒部材
2の軸心部分にボルト12が挿通され、ナツト13によ
り締め付けられて固定される。
かくして、外筒部材2−弾性部材4−剛性スリーブ5−
摺動部材6はアッパリンク9に一体に固定され、内筒部
材3は車体側部材(又はエクステンションアーム)11
に一体に固定される。
次ぎに上記実施例の動作を説明する。
アッパリンク9と車体側部材(又はエクステンションア
ーム)11の相対運動により、アッパリンク9とすべり
ブッシュ組立体1の外筒部材2−弾性部材4−剛性スリ
ーブ5−摺動部材6が一体に移動あるいは回転し、車体
側部材(又はエクステンションアーム)11とすべりブ
ッシュ組立体lの内筒部材3が一体に固定され(又は移
動あるいは回転され)る。
このとき、摺動部材6の円筒部6a内面と内筒部材3の
円筒部3aの外面との間、及び、摺動部材6のフランジ
部6b外面と円筒部材3のフランジ部3bの内面との間
で両部材の接触が行われるが、摺動部材6のフランジ部
6bに形成された突起6Cにより内筒部材3のフランジ
部3bとは点接触となるので、悪路走行中等において力
が加わったときの衝撃音の発生が防止され、また、摺動
部材6の円筒部6aの内面に形成された突起6dにより
内筒部材3の円筒部3aとは線接触となるので、これも
衝撃音の発生が防止される。
この場合に、摺動部材6の円筒部6aに形成された突起
6dと、フランジ部6bに形成された突起6cとが8個
ずつ互い違いに配置されているので、16個の突起を円
筒部6aあるいはフランジ部6bに形成したものと同等
の防音効果があり、また、こじり方向のガタが少なくな
る。
上述した実施例において、摺動部材6の円筒部6aに8
個の突起6dを形成し、かつ、フランジ部6bに8個の
突起6Cを形成したものを例示したが、この個数には限
定されず、任意の個数の突起を形成してよい。
また、摺動部材6の円筒部6aに形成する突起6dとし
て、軸に平行な薄いかまぼこ状のものを例示したが、こ
れに代えて、球状の突起を例えば同一円周上に等間隔で
8個ずつ、軸方向に間隔をおいて適宜位置に形成しても
よい。この場合は、突起と内筒部材30円筒部3aの外
面とが点接触するので、防音効果はより大となる。
また、突起は摺動部材の円筒部の内表面とフランジ部の
第1図及び第3図における右側面の双方に形成するのが
効果的であるが、いずれか一方だけでもよい。
さらに、外筒部材側に弾性部材、剛性スリーブ及び摺動
部材を接合し、内筒部材と摺動部材との間に隙間を設け
て、この内筒部材に対向する摺動部材の表面に突起を形
成したものを例示したが、この外筒部材と内筒部材とを
逆にし、内筒部材に弾性部材、剛性スリーブ及び摺動部
材を接合し、外筒部材と摺動部材との間に隙間を設け、
この外筒部材に対向する摺動部材の表面に突起を形成し
たものでもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明のすベリブッシュ組立体
によれば、外筒部材及び内筒部材のいずれか一方側に対
向する摺動部材の表面に突起を形成した構成としたため
、摺動部材とこれに対向する外筒部材又は内筒部材との
接触が点接触又は線接触となり、悪路走行等において力
が加わったときに衝撃音の発生を防止することができる
とともに、こじり方向のガタを少なくできるという効果
が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のすべりブッシュ組立体の一実施例を
示す断面図、第2図は第1図の■線における断面図、第
3図は第1図の■部分の拡大図、第4図は第2図の■部
分の拡大図、第5図は第1図のすべりブッシュ組立体を
組み込んだアッパリンクの要部を示す断面図である。 1・・・すべりブッシュ組立体、2・・・外筒部材、3
・・・内筒部材、4・・・弾性部材、5・・・剛性スリ
ーブ、6・・・摺動部材、2a、3a、4a、5a、6
a・・・円筒部、2b、3b、4b、5b、6b・・・
フランジ部、6c、6d・・・突起。 第 ■ 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 円筒部及び該円筒部の一端に半径方向外側に延びるフラ
    ンジ部をそれぞれ有する外筒部材と内筒部材とを同心状
    に配置し、該外筒部材と該内筒部材との間において、円
    筒部及び該円筒部の一端に半径方向外側に延びるフラン
    ジ部をそれぞれ有する弾性部材と剛性スリーブと摺動部
    材とを、この順序で前記外筒部材及び前記内筒部材のい
    ずれか一方側に固定し、前記外筒部材及び前記内筒部材
    の他方側と前記摺動部材との間に隙間を有するすべりブ
    ッシュ組立体において、 前記外筒部材及び前記内筒部材の他方側に対向する前記
    摺動部材の表面に、突起を形成したことを特徴とするす
    べりブッシュ組立体。
JP22653089A 1989-09-01 1989-09-01 すべりブッシュ組立体 Pending JPH0390408A (ja)

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JP22653089A JPH0390408A (ja) 1989-09-01 1989-09-01 すべりブッシュ組立体

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JP22653089A JPH0390408A (ja) 1989-09-01 1989-09-01 すべりブッシュ組立体

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6817599B2 (en) * 2002-05-28 2004-11-16 Tokai Rubber Industries, Ltd. Vibration damping bushing
JP2008520857A (ja) * 2004-11-22 2008-06-19 ジュリウス ブルム ゲゼルシャフト エム.ビー.エイチ. 緩衝器付き蝶番
JP2017194071A (ja) * 2016-04-18 2017-10-26 Nok株式会社 防振ブッシュ

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US6817599B2 (en) * 2002-05-28 2004-11-16 Tokai Rubber Industries, Ltd. Vibration damping bushing
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