JP7270399B2 - ギヤダンパ - Google Patents

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Description

本発明は、ギヤダンパに関する。
例えば自動車など車両のトランスファー装置内部の油中環境下でギヤの歯打ち音が発生する場合、その低減対策としてギヤにプリトルクを付与する手法がある。
しかしながらこの手法によると、プリトルクの付与により燃費が悪化することが懸念される。
そこで、ギヤの歯打ち音を低減すべくその他の対策として、ギヤダンパが用いられる。
ギヤダンパは、軸などの内周側回転部材の外周側にギヤ本体またはギヤ本体を保持するハウジング等の外周側回転部材を同軸的にかつ相対回転可能に配置した構造において、内周側回転部材の外周側に径方向外方へ向けて凸部を設け、外周側回転部材の内周側に径方向内方へ向けて凸部を設け、両凸部を円周上交互に配置し、両凸部の間にゴム状弾性材よりなる弾性体を介装したものであって、両回転部材が相対回転したときに両凸部間で円周方向に圧縮される弾性体が発揮する緩衝効果によってギヤの歯打ち音を低減することが可能とされる。
特開2005-106086号公報
上記ギヤダンパによると、以下の不都合が指摘される。
ギヤダンパに対しては一般に、ギヤの歯打ち音を低減すべく弾性体の捩り剛性(円周方向ばね特性)を高く設定する必要があるため、ギヤダンパの構成として、弾性体のせん断成分ではなく、より弾性率の高い圧縮成分を用いた設計にすることが望ましい。
その一方で、昨今における低燃費化、軽量化または小型化などの観点から車両機器に対して省スペース化が求められ、ギヤダンパに対しても設置スペースを極力縮小したいとの要請がある。
この設置スペースの縮小について上記構成のギヤダンパでは、弾性体の圧縮成分を利用すべく弾性体を円周方向に圧縮するために設けられる両凸部が回転部材から径方向外方または径方向内方へ向けて突出するものとして設けられている。したがってギヤダンパの径方向幅を縮小することが困難で、特に径方向の省スペース化に対応できないことがある。
ヤダンパの径方向幅を縮小することが可能で、機器の省スペース化の要請に応えることができるギヤダンパを提供することを課題とする。
ヤダンパの一態様は、内周側回転部材に固定され、前記内周側回転部材と共に回転するインナープレートと、前記内周側回転部材の外周側に配置される外周側回転部材に固定され、前記外周側回転部材と共に回転し、前記インナープレートと軸方向に対向するように配置されたアウタープレートと、前記アウタープレートへ向け軸方向一方に突出するよう前記インナープレートに設けられたインナー側凸部と、前記インナープレートへ向け軸方向反対側に突出するよう前記アウタープレートに設けられ、前記インナー側凸部と円周上少なくとも部分的に重なり合う位置に配置されたアウター側凸部と、前記インナー側凸部および前記アウター側凸部間に配置されたゴム状弾性材料よりなる弾性体と、を備え、前記インナー側凸部は、円周方向一方へ向けて前記アウタープレートに近付く向きに傾斜する傾斜面と、前記傾斜面の円周方向一方に設けられ、円周方向一方へ向けて前記アウタープレートから遠ざかる向きに傾斜する傾斜面とを備え、前記アウター側凸部は、円周方向一方へ向けて前記インナープレートに近付く向きに傾斜する傾斜面と、前記傾斜面の円周方向一方に設けられ、円周方向一方へ向けて前記インナープレートから遠ざかる向きに傾斜する傾斜面とを備える。
ヤダンパの径方向幅を縮小することが可能で、機器の省スペース化の要請に応えることができるギヤダンパを提供することが可能とされる。
第1実施の形態のギヤダンパを示す一部切欠きした斜視図 同ギヤダンパを中心軸線と平行な方向に裁断した断面図であって図3におけるC-O-C線断面図 同ギヤダンパを軸直角方向に裁断した断面図 同ギヤダンパの製造方法を示す図で、(A)はインナースリーブおよびアウタースリーブを組み合わせた状態の斜視図、(B)はインナースリーブおよびアウタースリーブならびに弾性体を組み合わせた状態の斜視図 同ギヤダンパの装着状態の他の例を示す断面図 第2実施の形態のギヤダンパを示す斜視図 同ギヤダンパの分解斜視図
第1実施の形態・・・
図1乃至図3に示すように、ギヤダンパ1は、軸などの内周側回転部材51(図2)の外周側に固定されるインナースリーブ11と、ギヤ本体またはギヤ本体を保持するハウジング等の外周側回転部材61(図2)の内周側に固定されるアウタースリーブ21とをゴム状弾性材よりなる弾性体31を介して連結した構造とされている。内周側回転部材51および外周側回転部材61は互いに同軸的にかつ相対回転可能に配置されている。外周側回転部材61がギヤ本体である場合、外周側回転部材61の外周面には所定ピッチのギヤ歯(図示せず)が設けられることがある。
インナースリーブ11は、金属等の剛材により環状に形成され、内周側回転部材51の外周面に嵌合固定される筒状のインナースリーブ本体12と、このインナースリーブ本体12の軸方向一方(図2では左方)の端部から径方向外方へ向けて設けられた外向きフランジ状のインナープレート13とを一体に備えている。したがってインナープレート13はインナースリーブ本体12を介して内周側回転部材51の外周面に固定され、内周側回転部材51によって保持され、内周側回転部材51と共に回転する。
アウタースリーブ21は、これも金属等の剛材により環状に形成され、環状を呈する外周側回転部材61の内周面に嵌合固定される筒状のアウタースリーブ本体22と、このアウタースリーブ本体22の軸方向反対側(図2では右方)の端部から径方向内方へ向けて設けられた内向きフランジ状のアウタープレート23とを一体に備えている。したがってアウタープレート23はアウタースリーブ本体22を介して外周側回転部材61の内周面に固定され、外周側回転部材61によって保持され、外周側回転部材61と共に回転する。
インナープレート13は、その外径をアウタープレート23の内径よりも大きく、外周側回転部材61の内径よりも小さく形成されている。アウタープレート23はその内径をインナープレート13の外径よりも小さく、内周側回転部材51の外径よりも大きく形成されている。
インナープレート13およびアウタープレート23は、所定の軸方向間隔cを介して軸方向に対向するように配置されている。アウタースリーブ本体22はアウタープレート23の外周端部から軸方向一方へ向けて一体に設けられている。インナースリーブ本体12はインナープレート13の内周端部から軸方向反対側へ向けて一体に設けられている。アウタースリーブ21はインナースリーブ11の軸方向一方に配置されている。インナースリーブ11はアウタースリーブ21の軸方向反対側に配置されている。したがってインナースリーブ本体12およびアウタースリーブ本体22は互いに軸方向にずれた位置に配置され、インナースリーブ11およびアウタースリーブ21はこれらの全体としても互いに軸方向にずれた位置に配置されている。
インナープレート13およびアウタープレート23の間にゴム状弾性材よりなる環状の弾性体31が介装され、両プレート13,23に対してそれぞれ接着(加硫接着)固定されている。したがって弾性体31はインナースリーブ11およびアウタースリーブ21の間に配置され、よってインナースリーブ11、弾性体31およびアウタースリーブ21はこれらの3構成要素が軸方向に並べられた状態として配置されている。
インナープレート13に、軸方向一方へ向けて、すなわちアウタープレート23のほうへ向けてインナー側凸部14が一体に設けられている。このインナー側凸部14は複数の凸部が円周方向に等間隔で設けられ(図では4等配)、それぞれ弾性体31の肉厚内に埋設されている。インナー側凸部14が金属板のプレス加工によって形成される場合、インナー側凸部14は中空部15を備える突起体として設けられ、中空部15は軸方向反対側へ向けて開口している。
アウタープレート23に、軸方向反対側へ向けて、すなわちインナープレート13のほうへ向けてアウター側凸部24が一体に設けられている。このアウター側凸部24はこれも複数の凸部が円周方向に等間隔で設けられ(図では4等配)、それぞれ弾性体31の肉厚内に埋設されている。アウター側凸部24が金属板のプレス加工によって形成される場合、アウター側凸部24は中空部25を備える突起体として設けられ、中空部25は軸方向一方へ向けて開口している。
インナー側凸部14およびアウター側凸部24は、互いに45度ほど円周方向にずれた位置に配置され、円周方向に交互に配置されている。したがってインナー側凸部14およびアウター側凸部24は互いに円周方向に重なり合う(オーバーラップする)部分を有し、この円周方向に重なり合う部分の間に配置された弾性体31を円周方向に圧縮することが可能とされている。
上記構成のギヤダンパ1を製造するに際しては、図4(A)に示すようにインナースリーブ11およびアウタースリーブ21を互いに定位置に組み合わせ、次いでゴム金型(図示せず)を使用して図4(B)に示すように弾性体31を成形し、成形と同時に弾性体31を両スリーブ11,21に接着固定し、これら3構成要素を一体化する。両スリーブ11,21を互いに円周方向の定位置に組み合わせるため、両スリーブ11,21にはあらかじめ円周方向の位置マーカー16,26を付けておいても良い。
上記構成のギヤダンパ1では、インナープレート13に軸方向一方へ向けてインナー側凸部14が設けられ、アウタープレート23に軸方向反対側へ向けてアウター側凸部24が設けられ、これら軸方向に突出する両凸部14,24が円周方向にオーバーラップする部分で弾性体31を円周方向に圧縮して弾性変形させることが可能とされている。したがって高剛性の弾性体31圧縮成分が発揮する緩衝作用によって、ギヤの歯合時に発生する歯打ち音を低減することが可能とされる。
また、上記構成のギヤダンパ1では、インナープレート13に軸方向一方へ向けてインナー側凸部14が設けられ、アウタープレート23に軸方向反対側へ向けてアウター側凸部24が設けられ、これらの凸部14,24がいずれも径方向ではなく軸方向へ向けて突出するように設けられている。したがって凸部14,24の高さ(軸方向高さ)を内周側回転部材51および外周側回転部材61間の径方向間隔cの大きさとは直接関係なく設定することができ、設置スペースの状況によっては凸部14,24の高さを内周側回転部材51および外周側回転部材61間の径方向間隔cよりも大きく設定することもできる。したがって径方向外方または径方向内方へ向けて突出する凸部を備えるギヤダンパと比較してギヤダンパ1の径方向幅dを縮小することが可能とされ、よって機器の省スペース化の要請に応えることが可能とされる。
また、上記構成のギヤダンパ1では、内周側回転部材51が軸方向一方へ向けて挙動したとき、弾性体31が軸方向に圧縮されることで、負荷を受けることが可能とされる。したがって内周側回転部材51の軸方向挙動に対する緩衝効果を期待することができる。
また、上記構成のギヤダンパ1では、インナープレート13が内周側回転部材51に嵌合固定されるインナースリーブ11に一体に設けられ、アウタープレート23が外周側回転部材61に嵌合固定されるアウタースリーブ21に一体に設けられているため、内周側回転部材51に対しインナースリーブ11を嵌合固定するとともに外周側回転部材61に対しアウタースリーブ21を嵌合固定するのみで、ギヤダンパ1の装着作業を完了することが可能とされる。
また、上記構成のギヤダンパ1では、インナープレート13が内周側回転部材51に嵌合固定されるインナースリーブ11に一体に設けられ、アウタープレート23が外周側回転部材61に嵌合固定されるアウタースリーブ21に一体に設けられているため、内周側回転部材51に対するインナースリーブ11の嵌合固定位置や外周側回転部材61に対するアウタースリーブ23の嵌合固定位置を装着作業時に軸方向にずらすことによってインナープレート13およびアウタープレート23間の軸方向間隔cの大きさを任意に増減することが可能とされる。したがってインナープレート13およびアウタープレート23間の軸方向間隔cを弾性体31の成形時における間隔c(図4(A))よりも小さく設定することにより弾性体31に軸方向の予圧縮を付与することができるなど、弾性体31の捩り剛性を調整することが可能とされる。
また、上記構成のギヤダンパ1では、アウタースリーブ21がインナースリーブ11の軸方向一方に配置され、インナースリーブ11がアウタースリーブ21の軸方向反対側に配置され、両スリーブ11,21が全体として互いに軸方向にずれた位置に配置されているため、設置スペースの状況によって両スリーブ11,21を軸方向同一位置に配置できないような場合であってもギヤダンパ1を装着することが可能とされる。
上記構成のギヤダンパ1は、以下のようにその構成を付加または変更しても良い。
上記構成のギヤダンパ1では、インナープレート13およびアウタープレート23がそれぞれ軸直角平面状に形成されているが、これらプレート13,23は中心軸線に対し直角以外の傾斜角度を持つテーパー面状に形成されても良い。したがってこれらプレート13,23の傾斜角度の大小を変更することにより両プレート13,23間の軸方向間隔cを変更し、よって弾性体31の捩り剛性を調整することができる。
上記構成のギヤダンパ1では、インナー側凸部14およびアウター側凸部24がそれぞれ4等配状に形成されているが、これら凸部14,24の形成数や円周上の配置はとくに限定されない。これら凸部14,24はその形成数や大きさ、互いの位相角度などを適宜設計することにより弾性体31の捩り剛性を調整することが可能とされる。
上記構成のギヤダンパ1では、弾性体31がインナープレート13およびアウタープレート23のそれぞれに接着固定されているが、機器への装着状態において弾性体31がインナープレート13およびアウタープレート23間に挟まれ軸方向に圧縮されて同時回転可能であれば、非接着による組立て構造としても良い。
上記構成のギヤダンパ1では、図2に示したようにインナースリーブ11が内周側回転部材51の外周面に嵌合固定されるが、図5に示すように内周側回転部材51がその端面に開口する中空部(中心軸穴)52を備える場合には、インナースリーブ11を内周側回転部材51の端面位置であって内周側回転部材51の内周面に嵌合固定するようにしても良い。この場合、内周側回転部材51および外周側回転部材61間の径方向間隔cが極端に小さく設定されることがあるが、このような状況であってもギヤダンパ1を装着することが可能とされる。
上記構成のギヤダンパ1では、インナー側凸部14およびアウター側凸部24がそれぞれ中空部15,25を備える突起体として形成されているが、これら凸部14,24は傾斜面の組み合わせよりなり円周方向の断面形状をV字状ないし波状とする突起体として形成されても良い。
第2実施の形態・・・
この点について、第2実施の形態として示す図6および図7の例では、インナープレート13に設けられるインナー側凸部14が、円周方向一方(図における矢印S方向)へ向けてアウタープレート23に徐々に近付く向きに傾斜する傾斜面14aと、この傾斜面14aの円周方向一方に連続して設けられ、円周方向一方へ向けてアウタープレート23から徐々に遠ざかる向きに傾斜する傾斜面14bとの組み合わせよりなる円周方向断面V字状の突起体として形成されている。V字状をなすインナー側凸部14は複数の凸部が円周方向に等間隔で設けられている(図では4等配)。
また、アウタープレート23に設けられるアウター側凸部24が、円周方向一方へ向けてインナープレート13に徐々に近付く向きに傾斜する傾斜面24aと、この傾斜面24aの円周方向一方に連続して設けられ、円周方向一方へ向けてインナープレート13から徐々に遠ざかる向きに傾斜する傾斜面24bとの組み合わせよりなる円周方向断面V字状の突起体として形成されている。V字状をなすアウター側凸部24は複数の凸部が円周方向に等間隔で設けられている(図では4等配)。
そして、このようにV字状に形成されたインナー側凸部14およびアウター側凸部24が、互いに円周方向にずれた位置に配置され、円周方向に交互に配置され、互いに円周方向にオーバーラップする部分を有することにより、このオーバーラップする部分に挟まれる弾性体31を円周方向に圧縮することが可能とされている。
尚、このようにインナー側凸部14およびアウター側凸部24がV字状の突起体として形成される場合には、弾性体31の凸部接触面にあらかじめ、これらV字状の凸部14,24に見合ったV字状の凹部を形成することにより、組付け時に弾性体31を曲げ変形させることなく全周に亙ってインナープレート13またはアウタープレート23に接触させることが可能とされる。
この場合、弾性体31のインナープレート13に接触する面(図7における下面)には、インナー側凸部14に対応するV字状のインナー側凹部32が形成される。また弾性体31のアウタープレート23に接触する面(図7における上面)には、アウター側凸部24に対応するV字状のアウター側凹部33が形成される。
本発明のギヤダンパは例えば、自動車など車両のトランスファー装置に用いられる。
1 ギヤダンパ
11 インナースリーブ
12 インナースリーブ本体
13 インナープレート
14 インナー側凸部
14a,14b,24a,24b 傾斜面
15,25,52 中空部
21 アウタースリーブ
22 アウタースリーブ本体
23 アウタープレート
24 アウター側凸部
31 弾性体
32 インナー側凹部
33 アウター側凹部
51 内周側回転部材
61 外周側回転部材

Claims (2)

  1. 内周側回転部材に固定され、前記内周側回転部材と共に回転するインナープレートと、
    前記内周側回転部材の外周側に配置される外周側回転部材に固定され、前記外周側回転部材と共に回転し、前記インナープレートと軸方向に対向するように配置されたアウタープレートと、
    前記アウタープレートへ向け軸方向一方に突出するよう前記インナープレートに設けられたインナー側凸部と、
    前記インナープレートへ向け軸方向反対側に突出するよう前記アウタープレートに設けられ、前記インナー側凸部と円周上少なくとも部分的に重なり合う位置に配置されたアウター側凸部と、
    前記インナー側凸部および前記アウター側凸部間に配置されたゴム状弾性材料よりなる弾性体と、
    を備え
    前記インナー側凸部は、円周方向一方へ向けて前記アウタープレートに近付く向きに傾斜する傾斜面と、前記傾斜面の円周方向一方に設けられ、円周方向一方へ向けて前記アウタープレートから遠ざかる向きに傾斜する傾斜面とを備え、
    前記アウター側凸部は、円周方向一方へ向けて前記インナープレートに近付く向きに傾斜する傾斜面と、前記傾斜面の円周方向一方に設けられ、円周方向一方へ向けて前記インナープレートから遠ざかる向きに傾斜する傾斜面とを備える、
    ことを特徴とするギヤダンパ。
  2. 請求項1記載のギヤダンパにおいて、
    前記インナー側凸部は、中空部を備える突起体よりなり、
    前記アウター側凸部は、中空部を備える突起体よりなることを特徴とするギヤダンパ。
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