JPH01206166A - すべり式ブッシュ用ダストシール素子 - Google Patents
すべり式ブッシュ用ダストシール素子Info
- Publication number
- JPH01206166A JPH01206166A JP63028860A JP2886088A JPH01206166A JP H01206166 A JPH01206166 A JP H01206166A JP 63028860 A JP63028860 A JP 63028860A JP 2886088 A JP2886088 A JP 2886088A JP H01206166 A JPH01206166 A JP H01206166A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side member
- seal lip
- inner cylinder
- seal element
- dust seal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000428 dust Substances 0.000 title claims description 22
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims description 20
- 238000007789 sealing Methods 0.000 abstract description 8
- 239000004519 grease Substances 0.000 abstract description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 4
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 abstract 2
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 239000010865 sewage Substances 0.000 description 3
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 1
- 230000026058 directional locomotion Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G7/00—Pivoted suspension arms; Accessories thereof
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C33/00—Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
- F16C33/72—Sealings
- F16C33/74—Sealings of sliding-contact bearings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/16—Sealings between relatively-moving surfaces
- F16J15/32—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings
- F16J15/3204—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings with at least one lip
- F16J15/3232—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings with at least one lip having two or more lips
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2326/00—Articles relating to transporting
- F16C2326/01—Parts of vehicles in general
- F16C2326/05—Vehicle suspensions, e.g. bearings, pivots or connecting rods used therein
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、自動車サスペンション等に利用されるすベリ
式ブツシュ用ダストシール素子に関するものである。
式ブツシュ用ダストシール素子に関するものである。
(従来技術)
この種のすべり式ブヨシュの先行例として、第2図(特
願昭62−70496号参照)に示したものがある。こ
のブツシュは、固定側部材lとこの部材lに対して相対
的にスラスト方向運動、振動および回転運動を行う運動
側部材2と、固定側部材lおよび運動側部材2の間に配
置されかつブツシュの端部に設けられた環状のダストシ
ール素子3とからなる。ここで、実用に供されるブツシ
ュは第2図に示されたものを対をなすよう左右対象に突
合わせて、ダストシールがブツシュの両側に配置される
ように構成して使用されている。
願昭62−70496号参照)に示したものがある。こ
のブツシュは、固定側部材lとこの部材lに対して相対
的にスラスト方向運動、振動および回転運動を行う運動
側部材2と、固定側部材lおよび運動側部材2の間に配
置されかつブツシュの端部に設けられた環状のダストシ
ール素子3とからなる。ここで、実用に供されるブツシ
ュは第2図に示されたものを対をなすよう左右対象に突
合わせて、ダストシールがブツシュの両側に配置される
ように構成して使用されている。
固定側部材1は、車体側と連結する外筒4と、運動側部
材2に対して摺動する摺動部材5と、この摺動部材5の
外周上に嵌着された中筒6と、この中筒6および外筒4
の間で緩衝作用をする弾性部材7とから構成されている
。他方、運動側部材2は、ブツシュをサスペンションの
取付ブラケット(図示せず)にボルト等で固定するため
の円筒8と、摺動部材5の端面に衝合してスラスト方向
の移動を阻止するフランジ部8aとからなる。
材2に対して摺動する摺動部材5と、この摺動部材5の
外周上に嵌着された中筒6と、この中筒6および外筒4
の間で緩衝作用をする弾性部材7とから構成されている
。他方、運動側部材2は、ブツシュをサスペンションの
取付ブラケット(図示せず)にボルト等で固定するため
の円筒8と、摺動部材5の端面に衝合してスラスト方向
の移動を阻止するフランジ部8aとからなる。
なお、外筒側を車体に固定する固定側部材lとし、内筒
側をサスペンションに固定する運動側部材2として説明
したが、使用の態様によっては、外筒側を運動側部材と
し内筒側を固定側部材とすることがあるのは言うまでも
ない。
側をサスペンションに固定する運動側部材2として説明
したが、使用の態様によっては、外筒側を運動側部材と
し内筒側を固定側部材とすることがあるのは言うまでも
ない。
ダストシール素子3は、固定側部材1に嵌合される嵌合
部9と、運動側部材2に対して摺動接触するシールリッ
プ部lOと、固定側部材1と運動側部材2との間に生じ
る相対運動を吸収する可撓部11を備える。
部9と、運動側部材2に対して摺動接触するシールリッ
プ部lOと、固定側部材1と運動側部材2との間に生じ
る相対運動を吸収する可撓部11を備える。
上述した構成のダストシール素子によれば、固定側部材
1と運動側部材2との相対運動(スラスト方向運動、揺
動および回転運動)にダストシール素子3が応動し、ブ
ツシュ内へのダスト、汚水等の浸入および、固定側部材
1と運動側部材2との間に形成したグリース隙間A、B
内に設けたグリースの流出を防止することができる。
1と運動側部材2との相対運動(スラスト方向運動、揺
動および回転運動)にダストシール素子3が応動し、ブ
ツシュ内へのダスト、汚水等の浸入および、固定側部材
1と運動側部材2との間に形成したグリース隙間A、B
内に設けたグリースの流出を防止することができる。
(発明が解決しようとする問題点)
かかる構成のすべり式ブツシュにおいて、シールリップ
部10より外側に位置する内筒8の表面は空気および汚
水にさらされて請Rが発生する虞れがある。そして、シ
ールリップ部10は内筒に対して軸線方向に拘束される
ものではないので、内筒8がスラスト方向にグリース隙
間Aだけ移動するとシールリップ部10のリップ先端部
10aが内筒の軸線方向移動に追従して内筒表面上を滑
るように相対移動して発錆部分R上に乗り上げることと
なり、シールリップ部10の損傷が促進され長期にわた
るシール寿命を期待できない。
部10より外側に位置する内筒8の表面は空気および汚
水にさらされて請Rが発生する虞れがある。そして、シ
ールリップ部10は内筒に対して軸線方向に拘束される
ものではないので、内筒8がスラスト方向にグリース隙
間Aだけ移動するとシールリップ部10のリップ先端部
10aが内筒の軸線方向移動に追従して内筒表面上を滑
るように相対移動して発錆部分R上に乗り上げることと
なり、シールリップ部10の損傷が促進され長期にわた
るシール寿命を期待できない。
したがって上記問題点を解決するため、本発明は、運動
側部材が固定側部材に対して相対運動しても運動側部材
の表面に発生した錆等の上に乗り上げず、長期間にわた
って良好なシール性を維持するダストシール素子を提供
することを目的としている。
側部材が固定側部材に対して相対運動しても運動側部材
の表面に発生した錆等の上に乗り上げず、長期間にわた
って良好なシール性を維持するダストシール素子を提供
することを目的としている。
(問題点を解決するための手段)
この目的を達成するため、本発明は、すべり式ブツシュ
における固定側部材と、フランジ部を有し、かつ、前記
固定側部材に対して相対的にスラスト方向運動、揺動お
よび回転運動を行う運動側部材との間に配置されるダス
トシール素子であって、前記固定側部材に嵌合させる嵌
合部と、前記運動側部材に対して摺動接触させるシール
リップ部と、前記嵌合部およびシールリップ部の間に配
置され、前記両部材間に生じる相対運動を吸収する可撓
部とを具えるものにおいて、前記可撓部およびシールリ
ップ部の接続部に前記フランジ部の表面および前記運動
側部材の外周面の両面と常時接触する環状ゴム突起を設
けたことを特徴とする。
における固定側部材と、フランジ部を有し、かつ、前記
固定側部材に対して相対的にスラスト方向運動、揺動お
よび回転運動を行う運動側部材との間に配置されるダス
トシール素子であって、前記固定側部材に嵌合させる嵌
合部と、前記運動側部材に対して摺動接触させるシール
リップ部と、前記嵌合部およびシールリップ部の間に配
置され、前記両部材間に生じる相対運動を吸収する可撓
部とを具えるものにおいて、前記可撓部およびシールリ
ップ部の接続部に前記フランジ部の表面および前記運動
側部材の外周面の両面と常時接触する環状ゴム突起を設
けたことを特徴とする。
(作 用)
上述の構成によれば、可撓部およびシールリップ部の接
続部に環状ゴム突起が設けられており、この突起がフラ
ンジ部の表面および運動側部材の外周面の両面に常時接
触しているので、運動側部材のスラスト方向連動に追従
してシールリップ部を移動させ、したがってシールリッ
プ部と運動側部材との間の相対摺動移動を阻止し、運動
側部材上の発錆部分等の上にシールリップ部が乗り上げ
ることを回避することができる。
続部に環状ゴム突起が設けられており、この突起がフラ
ンジ部の表面および運動側部材の外周面の両面に常時接
触しているので、運動側部材のスラスト方向連動に追従
してシールリップ部を移動させ、したがってシールリッ
プ部と運動側部材との間の相対摺動移動を阻止し、運動
側部材上の発錆部分等の上にシールリップ部が乗り上げ
ることを回避することができる。
(実施例)
本発明に係るすべり式ブツシュ用ダストシール素子の一
実施例を以下図面に基づいて詳細に説明する。ここで、
第1図は本発明によるダストシール素子の拡大断面図で
あり、このダストシール素子は従来技術に示した固定側
部材と運動側部材との間に配置することができ、なお図
中の同一構成部分には同一符号を付し、重複記載は省略
する。
実施例を以下図面に基づいて詳細に説明する。ここで、
第1図は本発明によるダストシール素子の拡大断面図で
あり、このダストシール素子は従来技術に示した固定側
部材と運動側部材との間に配置することができ、なお図
中の同一構成部分には同一符号を付し、重複記載は省略
する。
本発明に係るすべり式ブツシュ用ダストシール素子3は
ゴム材料よりなると共に、固定側部材1に嵌合される嵌
合部9と、運動側部材2に対して摺動接触するシールリ
ップ部10と、固定側部材lと運動側部材2との間に生
じる相対運動を吸収する可撓部11を備え、一体成形さ
れている。
ゴム材料よりなると共に、固定側部材1に嵌合される嵌
合部9と、運動側部材2に対して摺動接触するシールリ
ップ部10と、固定側部材lと運動側部材2との間に生
じる相対運動を吸収する可撓部11を備え、一体成形さ
れている。
上述の嵌合部9内部には、外周リング12が設けられて
おり、この外周リング12により嵌合部が径方向外方に
付勢されダストシール素子が中筒6に固定される。嵌合
部9の軸線方向における外端部には軸線方向内方に膨出
すると共に半径方向内方に向けて延在する可撓部11が
設けられており、この可撓部は固定側部材1と運動側部
材2との間に生じる相対運動を吸収する機能を発揮する
ものである。可撓部11の内筒側端部に設けたシールリ
ップ部10の先端側には、断面波状のシール部10bが
形成されており、このシール部10bには、内筒8の周
方向に線接触してシール効果をなす・3つのリップ先端
部10aが設けられている。また、シール部10bには
、リップ先端部10aを内筒8の外筒面上に押圧するた
めのガータースプリングが嵌合されている。
おり、この外周リング12により嵌合部が径方向外方に
付勢されダストシール素子が中筒6に固定される。嵌合
部9の軸線方向における外端部には軸線方向内方に膨出
すると共に半径方向内方に向けて延在する可撓部11が
設けられており、この可撓部は固定側部材1と運動側部
材2との間に生じる相対運動を吸収する機能を発揮する
ものである。可撓部11の内筒側端部に設けたシールリ
ップ部10の先端側には、断面波状のシール部10bが
形成されており、このシール部10bには、内筒8の周
方向に線接触してシール効果をなす・3つのリップ先端
部10aが設けられている。また、シール部10bには
、リップ先端部10aを内筒8の外筒面上に押圧するた
めのガータースプリングが嵌合されている。
上述した可撓部11とシールリップ部10との接続部1
4には、フランジ部8aの表面および内筒8の外周面に
常時接触する環状ゴム突起15が設けられている。この
環状ゴム突起15はフランジ部8aと内筒8との接合部
16に向かって接続部14から突出すると共に、内筒8
の周囲に環状に配置されている。
4には、フランジ部8aの表面および内筒8の外周面に
常時接触する環状ゴム突起15が設けられている。この
環状ゴム突起15はフランジ部8aと内筒8との接合部
16に向かって接続部14から突出すると共に、内筒8
の周囲に環状に配置されている。
環状ゴム突起15の先端は、運動側部材2としての内筒
8がグリース隙間Aだけスラスト方向に移動しても、内
筒8より垂直に突出したフランジ部8aに常時接触する
ように寸法設定されている。したがって、内筒8がグリ
ース隙間Aだけスラスト方向に移動しても、フランジ部
8aの移動に追従してシール部10bも移動し、リップ
先端部10aと内筒8の周面との接点の位置関係が相対
変動することなく常時一定に保たれる。このことにより
、内筒8表面が外部空気および汚水にさらされて生じる
発錆部分ll上にリップ先端部10aが乗り上げること
がなく、したがって、錆との接触によるリップ先端部1
0aの損傷や摩耗を回避できる。また、環状ゴム突起1
5が内筒8の周面にも接触しているため、内筒8のスラ
スト方向変位に対応して環状ゴム突起15とフランジ部
8aとの接触状態を良好に保持することができ、そして
、グリース隙間已によるシールリップ部10のラジアル
方向変位量が増大したとしても接触姿勢が安定し良好な
シール性を保つことができる。更に、環状ゴム突起15
の摩耗が進行しても、シールリップ部10はフランジ8
a側に向けてつまり錆Rの発生していない部分に向けて
移動するので、錆によるシールリップ部10の摩耗が促
進されることがなく、所望のシール性能を長期間維持す
ることができる。
8がグリース隙間Aだけスラスト方向に移動しても、内
筒8より垂直に突出したフランジ部8aに常時接触する
ように寸法設定されている。したがって、内筒8がグリ
ース隙間Aだけスラスト方向に移動しても、フランジ部
8aの移動に追従してシール部10bも移動し、リップ
先端部10aと内筒8の周面との接点の位置関係が相対
変動することなく常時一定に保たれる。このことにより
、内筒8表面が外部空気および汚水にさらされて生じる
発錆部分ll上にリップ先端部10aが乗り上げること
がなく、したがって、錆との接触によるリップ先端部1
0aの損傷や摩耗を回避できる。また、環状ゴム突起1
5が内筒8の周面にも接触しているため、内筒8のスラ
スト方向変位に対応して環状ゴム突起15とフランジ部
8aとの接触状態を良好に保持することができ、そして
、グリース隙間已によるシールリップ部10のラジアル
方向変位量が増大したとしても接触姿勢が安定し良好な
シール性を保つことができる。更に、環状ゴム突起15
の摩耗が進行しても、シールリップ部10はフランジ8
a側に向けてつまり錆Rの発生していない部分に向けて
移動するので、錆によるシールリップ部10の摩耗が促
進されることがなく、所望のシール性能を長期間維持す
ることができる。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明に係るすべり式ブツシュ用
ダストシール素子は、可撓部およびシールリップ部の接
続部にフランジ部の表面および運動側部材の外周面の両
面と常時接触する環状ゴム突起を設けたので、運動側部
材が固定側部材に対してスラスト方向に相対運動しても
シールリップ部と運動側部材との位置関係が常時一定に
保たれ、運動側部材上をシールリップ部が移動すること
がほとんどないので、外部空気や汚水にさらされて錆等
の発生した運動側部材上にシールリップ部が乗り上げる
ことなく長期間にわたって良好なシール性を維持するこ
とができ、所期の目的を結果的に達成しうるちのである
。
ダストシール素子は、可撓部およびシールリップ部の接
続部にフランジ部の表面および運動側部材の外周面の両
面と常時接触する環状ゴム突起を設けたので、運動側部
材が固定側部材に対してスラスト方向に相対運動しても
シールリップ部と運動側部材との位置関係が常時一定に
保たれ、運動側部材上をシールリップ部が移動すること
がほとんどないので、外部空気や汚水にさらされて錆等
の発生した運動側部材上にシールリップ部が乗り上げる
ことなく長期間にわたって良好なシール性を維持するこ
とができ、所期の目的を結果的に達成しうるちのである
。
第1図は本発明に係るすべり式ブツシュ用ダストシール
素子の一実施例を示す拡大断面図、第2図は従来のすべ
り式ブツシュを示す断面図、第3図は第2図で使用した
ダストシール素子の拡大断面図である。 1・・・固定側部材 2・・・運動側部材3・・
・ダストシール素子 9・・・嵌合部10・・・シール
リップ部 11・・・可撓部14・・・接続部
15・・・環状ゴム突起特許出願人 日産自動車
株式会社 同 出願人 キーパ−株式会社
素子の一実施例を示す拡大断面図、第2図は従来のすべ
り式ブツシュを示す断面図、第3図は第2図で使用した
ダストシール素子の拡大断面図である。 1・・・固定側部材 2・・・運動側部材3・・
・ダストシール素子 9・・・嵌合部10・・・シール
リップ部 11・・・可撓部14・・・接続部
15・・・環状ゴム突起特許出願人 日産自動車
株式会社 同 出願人 キーパ−株式会社
Claims (1)
- 1、すべり式ブッシュにおける固定側部材と、フランジ
部を有し、かつ、前記固定側部材に対して相対的にスラ
スト方向運動、揺動および回転運動を行う運動側部材と
の間に配置されるダストシール素子であって、前記固定
側部材に嵌合させる嵌合部と、前記運動側部材に対して
摺動接触させるシールリップ部と、前記嵌合部およびシ
ールリップ部の間に配置され、前記両部材間に生じる相
対運動を吸収する可撓部とを具えるものにおいて、前記
可撓部およびシールリップ部の接続部に前記フランジ部
の表面および前記運動側部材の外周面の両面と常時接触
する環状ゴム突起を設けたことを特徴とするダストシー
ル素子。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63028860A JP2538967B2 (ja) | 1988-02-12 | 1988-02-12 | すべり式ブッシュ用ダストシ―ル素子 |
DE3904059A DE3904059A1 (de) | 1988-02-12 | 1989-02-10 | Staubdichtung fuer eine gleitbuchse |
US07/534,319 US5085444A (en) | 1988-02-12 | 1990-06-05 | Dust seal for sliding type bush |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63028860A JP2538967B2 (ja) | 1988-02-12 | 1988-02-12 | すべり式ブッシュ用ダストシ―ル素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01206166A true JPH01206166A (ja) | 1989-08-18 |
JP2538967B2 JP2538967B2 (ja) | 1996-10-02 |
Family
ID=12260133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63028860A Expired - Fee Related JP2538967B2 (ja) | 1988-02-12 | 1988-02-12 | すべり式ブッシュ用ダストシ―ル素子 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5085444A (ja) |
JP (1) | JP2538967B2 (ja) |
DE (1) | DE3904059A1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100731651B1 (ko) * | 2006-07-24 | 2007-06-27 | 주식회사 에스.제이테크 | 더스트 시일 링 형상 |
RU2495306C1 (ru) * | 2012-02-03 | 2013-10-10 | Открытое акционерное общество Акционерная холдинговая компания "Всероссийский научно-исследовательский и проектно-конструкторский институт металлургического машиностроения имени академика Целикова" (ОАО АХК "ВНИИМЕТМАШ") | Уплотнительное устройство шатуна стана холодной прокатки труб |
WO2017195558A1 (ja) * | 2016-05-10 | 2017-11-16 | Nok株式会社 | ダストシール |
Families Citing this family (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4030909C1 (ja) * | 1990-09-29 | 1991-11-28 | Preh-Werke Gmbh & Co Kg, 8740 Bad Neustadt, De | |
DE4125183C2 (de) * | 1991-07-30 | 1993-11-25 | Freudenberg Carl Fa | Kassettendichtung |
US5478091A (en) * | 1994-04-07 | 1995-12-26 | Imo Industries, Inc. | Dynamic seal and related control cable |
DE10024026A1 (de) * | 2000-05-16 | 2001-11-29 | Freudenberg Carl Fa | Dichtmanschette, insbesondere für Einbauräume mit kleinen Abmessungen |
DE10228621B4 (de) * | 2002-06-26 | 2020-02-27 | Carl Freudenberg Kg | Axialwellendichtung |
WO2006077677A1 (ja) * | 2005-01-21 | 2006-07-27 | Nok Corporation | ガスケット |
US7854433B2 (en) * | 2005-02-24 | 2010-12-21 | Freudenberg-Nok General Partnership | Dynamic seal |
US20100025938A1 (en) * | 2006-06-07 | 2010-02-04 | Freudenberg-Nok General Partnership | Bearing Seal |
EP1992849B1 (de) | 2007-05-15 | 2016-12-21 | Carl Freudenberg KG | Dichtungsanordnung |
US7963526B2 (en) * | 2007-05-15 | 2011-06-21 | Freudenberg-Nok General Partnership | Prelubricated multi-lipped radial shaft seal with large radial offset accommodation |
IT1391599B1 (it) * | 2008-07-21 | 2012-01-11 | Tenute S R L | Guarnizione di tenuta e relativo metodo di realizzazione |
US8590903B2 (en) * | 2009-03-24 | 2013-11-26 | Freudenberg-Nok General Partnership | Lip seal with inversion prevention feature |
US9212748B2 (en) * | 2009-09-08 | 2015-12-15 | Aktiebolaget Skf | Floating wear sleeve assembly for shaft seals |
US8596872B2 (en) * | 2009-10-13 | 2013-12-03 | Amsted Rail Company, Inc. | Roller bearing seal |
US9062773B2 (en) * | 2011-03-08 | 2015-06-23 | Federal-Mogul Corporation | Radial shaft seal, radial shaft seal assembly and method of installation |
DE102012223790A1 (de) * | 2012-12-19 | 2014-06-26 | Zf Friedrichshafen Ag | Gelenkeinrichtung für ein Kraftfahrzeug |
US9714710B2 (en) | 2014-02-04 | 2017-07-25 | Freudenberg-Nok General Partnership | Energy saving self-contact seal with pushing bead |
US9695937B2 (en) | 2014-02-04 | 2017-07-04 | Freudenberg-Nok General Partnership | Energy saving seal with vacuum induced counter-balance and rocking feature |
US9759330B2 (en) | 2014-02-04 | 2017-09-12 | Freudenberg-Nok General Partnership | Energy saving seal with rocking dust lip |
JP6442523B2 (ja) * | 2014-03-21 | 2018-12-19 | サン−ゴバン パフォーマンス プラスティックス コーポレイション | 回転軸シール |
CN104405885A (zh) * | 2014-11-26 | 2015-03-11 | 南京浦镇海泰制动设备有限公司 | 停放缸轴用密封装置 |
CN105782447B (zh) * | 2014-12-25 | 2019-06-14 | 斯凯孚公司 | 轴密封件 |
DE102016215042A1 (de) * | 2016-08-12 | 2017-04-13 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Dichtungsanordnung |
JP2018035855A (ja) * | 2016-08-30 | 2018-03-08 | Nok株式会社 | 密封装置 |
KR102269324B1 (ko) | 2017-05-08 | 2021-06-25 | 창저우 밍실 로봇 테크놀로지 컴퍼니 리미티드 | 유체 미량 분사 장치 및 그 유로 어셈블리 |
CN107051794B (zh) * | 2017-05-08 | 2021-01-08 | 常州铭赛机器人科技股份有限公司 | 流体微量喷射装置及其流道组件 |
US10527173B2 (en) | 2017-08-15 | 2020-01-07 | Aktiebolaget Skf | Resilient shaft seal |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63243538A (ja) * | 1987-03-26 | 1988-10-11 | Nissan Motor Co Ltd | ブツシユ組立体 |
Family Cites Families (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE711737C (de) * | 1938-04-02 | 1941-10-06 | Kupfer Asbest Co | Einbaufertige gehaeuselose Wellendichtung zur Abdichtung gegen zersetzende Fluessigkeiten und Gase |
GB562456A (en) * | 1943-03-18 | 1944-07-03 | Angus George Co Ltd | Improvements in oil seals |
US2781208A (en) * | 1950-08-31 | 1957-02-12 | Curtis D Foss | Journal box seal with spring plate |
US2736586A (en) * | 1952-12-05 | 1956-02-28 | Gen Motors Corp | Fluid seal |
FR1098652A (fr) * | 1954-01-22 | 1955-08-17 | Isothermos Sa | Joint étanche auto-centreur pour boîtes d'essieux |
GB881607A (en) * | 1959-09-14 | 1961-11-08 | Federal Mogul Bower Bearings | Fluid sealing means between two relatively rotating members |
US3214180A (en) * | 1963-03-27 | 1965-10-26 | Mather Co | Unitized shaft seal associated with a wear ring |
DE1264170B (de) * | 1963-04-05 | 1968-03-21 | Goetzewerke | Abdichtung fuer Rollenlager in Kraftfahrzeugradnaben |
US3396975A (en) * | 1966-03-18 | 1968-08-13 | Timken Roller Bearing Co | Bearing seal case construction |
SE326923B (ja) * | 1968-12-06 | 1970-08-03 | Gustavsbergs Fabriker Ab | |
US3827703A (en) * | 1971-07-23 | 1974-08-06 | Chicago Rawhide Mfg Co | Radial shaft seal with positive garter spring retention |
US3854733A (en) * | 1972-07-24 | 1974-12-17 | Allen Bradley Co | Shaft seal |
US4017089A (en) * | 1975-07-29 | 1977-04-12 | Akebono Brake Industry Co., Ltd. | Sealing device for hydraulically or pneumatically operated equipment |
JPS5933787B2 (ja) * | 1976-10-09 | 1984-08-17 | トヨタ自動車株式会社 | オイルシ−ル装置 |
US4252329A (en) * | 1979-02-26 | 1981-02-24 | Garlock Inc. | Semi-unitized shaft seal |
US4274641A (en) * | 1979-10-29 | 1981-06-23 | Garlock Inc. | Shaft seal and method |
GB2121893B (en) * | 1981-10-21 | 1985-05-22 | Mitsubishi Rubber | Sealing arrangements for bearings |
US4560177A (en) * | 1984-08-09 | 1985-12-24 | Chicago Rawhide Mfg. Co. | Contoured shaft seal for high pressure applications |
US4585236A (en) * | 1985-03-14 | 1986-04-29 | Morgan Construction Company | Double jointed coolant seal |
US4733454A (en) * | 1986-07-15 | 1988-03-29 | Akebono Brake Industry Co., Ltd. | Method for integrating a boot piston into a disk brake |
-
1988
- 1988-02-12 JP JP63028860A patent/JP2538967B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1989
- 1989-02-10 DE DE3904059A patent/DE3904059A1/de active Granted
-
1990
- 1990-06-05 US US07/534,319 patent/US5085444A/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63243538A (ja) * | 1987-03-26 | 1988-10-11 | Nissan Motor Co Ltd | ブツシユ組立体 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100731651B1 (ko) * | 2006-07-24 | 2007-06-27 | 주식회사 에스.제이테크 | 더스트 시일 링 형상 |
RU2495306C1 (ru) * | 2012-02-03 | 2013-10-10 | Открытое акционерное общество Акционерная холдинговая компания "Всероссийский научно-исследовательский и проектно-конструкторский институт металлургического машиностроения имени академика Целикова" (ОАО АХК "ВНИИМЕТМАШ") | Уплотнительное устройство шатуна стана холодной прокатки труб |
WO2017195558A1 (ja) * | 2016-05-10 | 2017-11-16 | Nok株式会社 | ダストシール |
CN109073086A (zh) * | 2016-05-10 | 2018-12-21 | Nok株式会社 | 防尘密封件 |
CN109073086B (zh) * | 2016-05-10 | 2020-01-14 | Nok株式会社 | 防尘密封件 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3904059C2 (ja) | 1992-06-11 |
DE3904059A1 (de) | 1989-08-24 |
US5085444A (en) | 1992-02-04 |
JP2538967B2 (ja) | 1996-10-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH01206166A (ja) | すべり式ブッシュ用ダストシール素子 | |
US4671678A (en) | Resilient radial sliding bearing | |
JPH03181677A (ja) | カセットパッキン | |
CA1166281A (en) | Unitized oil seals | |
JPH0242279A (ja) | 軸シール | |
JP3965136B2 (ja) | ボールジョイントシール | |
JPH06213331A (ja) | シール・アセンブリ | |
JPH086816B2 (ja) | パッキン | |
JPH07113371B2 (ja) | エラストメリックスライドベアリング | |
JP2680280B2 (ja) | ねじり弾性的なカップリング | |
JPS6246730B2 (ja) | ||
JPS60157530A (ja) | 弾性的な回り−滑り軸受け | |
JPH0740127Y2 (ja) | オイルシール | |
JPH0645100Y2 (ja) | すべり式ブッシュ用ダストシール素子 | |
WO2019058796A1 (ja) | ボールジョイント及びダストカバー | |
JPH0425610A (ja) | 球面すべりブッシュ | |
JPH0356693Y2 (ja) | ||
JPH0212352Y2 (ja) | ||
JPH0425609A (ja) | 球面すべりブッシュ | |
JPH0390408A (ja) | すべりブッシュ組立体 | |
JPH10115375A (ja) | オイルシール装置 | |
JP3557799B2 (ja) | 密封装置 | |
JPH022105Y2 (ja) | ||
JPH0247809Y2 (ja) | ||
JPH0215074Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |