JPH0388616A - 煉瓦整列搬送方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は鉄鋼業等における転炉等の大型精錬炉の炉壁ラ
イニングに使用する耐火煉瓦の整列搬送方法に関する。

〔従来の技術〕

各種産業界における窯炉の耐火ライニングには定型耐火
煉瓦が多量に使用されており、特に鉄鋼業における転炉
には各種の耐火煉瓦が大量に用いられている。

而して転炉は烈しい精練反応によって耐火煉瓦の損耗が
多く、不定形耐火材の吹付けや溶射等の補修方法の開発
により、寿命は長くなったものの、やはり一定期間毎に
耐火煉瓦を取り替える必要がある。

この耐火煉瓦の取り替え工事において、耐火煉瓦を築炉
装置に供給する場合、煉瓦を積む方向に揃える必要があ
り、梱包された煉瓦ｌは第４図に示すように、パレット
２の上に載せて供給されるが、梱包の安定性、効率から
各段毎に交互に煉瓦方向が変わっているのが普通である
。

従って、築炉装置に向けて一段ごと押し出され、コンベ
ア３によって搬送される煉瓦ｌは、第５図に示すように
、図示しない築炉装置に必要な方向とは一致していない
ので、従来は人手によって煉瓦の方向を変えており効率
が悪く、重量物を持ち上げるので腰痛等の原因ともなっ
ていた。

そこで、本出願人は、先にベルトコンベア装置の中間部
に反転装置を設けた煉瓦搬送姿勢反転装置を、特願昭６
２−２９８７４０号において提案した。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、上記煉瓦搬送姿勢反転装置においては、
反転装置を１８０度旋回することによって煉瓦の姿勢を
揃えていたので、旋回に時間がかかり、この為、旋回し
ないでそのまま搬送する場合と、煉瓦方向が逆な為に旋
回して搬送する場合との時間的ずれが大きく、次の工程
で一定のリズムに合わせた作業ができないという問題点
があった。

本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、方
向の異なった煉瓦を一定方向に向けて、しかも一定のピ
ッチで搬送する煉瓦整列搬送方法を提供することを目的
とする。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的に沿う本発明に係る煉瓦整列搬送方法は、一個
づつ切り出された煉瓦を長平方向に搬送する第１のコン
ベアの終端に上部にローラコンベアが設けられた煉瓦回
転台を設け、搬送される煉瓦の方向を検出して、煉瓦回
転台を煉瓦方向に合わせて右または左方向に回転させ、
上記第１のコンベアに略直行する第２のコンベアに整列
した煉瓦を送り出すようにして構成されている。

〔作用〕

本発明に係る煉瓦整列搬送方法は、一個づつ切り出され
た煉瓦を長手方向に搬送する第１のコンベアの終端に、
煉瓦回転台を設け、搬送される煉瓦を別のセンサーによ
ってその方向を検出して、該煉瓦回転台を所定方向に回
転させるようにしている。

従って、煉瓦回転台を右方向あるいは左方向に略９０度
回転させることによって煉瓦の方向を一定方向に揃えて
、一定のピッチで第２のコンベアに送り出すことができ
る。

〔実施例〕

続いて、添付した図面を参照しつつ、発明方法を具体化
した実施例につき説明し、本発明の理解に供する。

ここに、第１図は本発明方法を具体化した煉瓦整列搬送
装置の平面図、第２図は第２のコンベアの終端部の概略
平面図、第３図は該煉瓦搬送装置に使用する送り出し装
置の側面図である。

第１図に示すように、本発明方法を適用した煉瓦整列搬
送装置１０は、第１のコンヘア１１と、該第１のコンベ
ア１１に接続される煉瓦回転台１２と、該煉瓦回転台１
２に接続される第２のコンベア１３とを有して構成され
ている。以下、これらについて詳しく説明する。

上記第１のコンベアは内部に図示しない回転駆動機構を
有するローラコンベアからなって、パレット１４上にｉ
ｉ！！された煉瓦を図示しないハンドリング装置によっ
て掴み上げ、第１のコンベア１１上にｉｉｉするように
なっている。

該第１のコンベア１１に！３！置された煉瓦１５ａは、
徐々に一定間隔で搬送された煉瓦回転台１２に向かうが
、途中には煉瓦の方向を検出するセンサー１６が設けら
れている。

このセンサー１６は縦方向に並べられた複数の発光体と
受光体の組合せからなって、煉瓦１５ａが所定位置に入
った場合に、その高さを検出して煉瓦の方向を判定して
いる。

上記煉瓦回転台１２に載せられた煉瓦１５ａは、予め上
記センサー１６によって検出された煉瓦の方向検出信号
によって、回転方向を異にして９０度回転し、例えば第
１図に示す煉瓦１５ｂにおいては、反時計方向に９０度
、第１のコンベア１１の終端に載置された煉瓦１５ａに
おいては、時計方向に９０度回転することによって、第
２のコンベア１３に常に一定方向に煉瓦をＲ置できるよ
うになっている。

なお、上記煉瓦回転台１２の上部にはローラコンベア１
７がｉｚされているが、このローラコンベア１７は内部
に駆動源を有していても良いし、第２図に示すように、
ローラコンベア１７に自由に回転できるローラ２３を使
用し、モーター駆動されるチェーン１８と、該チェーン
１８に所定間隔で取付けられた掻き板１９を有する掻出
装置２Ｏを使用して、第２のコンベアに煉瓦１５ｂを送
っても良い。

この第２のコンベア１３に積み込まれて一定方向に整列
された煉瓦１５ｃは、第２のコンベア１３の終端でブツ
シャ装置２４によって押されて、煉瓦積み装置２１に搬
送される。

ここで、第２図に示すように、第２のコンベア１３の終
端部には該コンベア１３と直行する短ローラ２３を並設
した横送りコンベア２２が設けられているが、該横送り
コンヘア２２は下部に図示しない駆動源によって昇降さ
れる昇降手段が設けられている。

従って、通常は該横送りコンベア２２が下降しているの
で、搬送された煉瓦１５ｃは横送りコンベア２２の短ロ
ーラ２３に当接しない状態で運ばれ、次に昇降手段を作
動させて煉瓦１５ｃを少し持ち上げた後、側部に設けら
れているブツシャ装置２４によって煉瓦積み装Ｎ２１に
搬送される。

なお、ここで横送りコンベア２２を設けず、上部からハ
ンドリング装置によって第２のコンベア１３から煉瓦１
５ｃを煉瓦積み装置２１に搬送することも可能である。

また、上記パレット１４から煉瓦を第１のコンベア１１
に搬送する場合も、第２図に示すように、第１のコンベ
ア１１とは搬送方向が直行する搬送コンベアを設け、適
当長昇降させた状態で側部からブツシャ装置によって煉
瓦を押して第１のコンベア１１に載せることも可能であ
る。

更には、上記実施例においては、煉瓦のストンバー装置
を設けていないが、高速で煉瓦を搬送する場合には、慣
性によって煉瓦が移動し、煉瓦の停止位置が変化するの
で、適当にシリンダー等によって昇降するストッパー装
置を設けることも可能である。

〔発明の効果］ 本発明は、略直行する第１及び第２のコンベアの連接部
に煉瓦回転台を置いて、煉瓦の方向をセンサーによって
検出し、時計あるいは反時計方向に煉瓦を回転させて第
２のコンベアに送り出しているので、常時一定のピ・ン
チで一定の方向に向けた煉瓦を搬送することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方法を具体化した煉瓦整列搬送装置の平
面図、第２図は第２のコンベアの終端部の概略平面図、
第３図は該煉瓦搬送装置に使用する送り出し装置の側面
図、第４図はパレットに煉瓦を載置した状態の側面図、
第５図は煉瓦のコンベアに載せた状態の部分平面図であ
る。 〔符号の説明〕 １０　　　煉瓦整列搬送装置、１１・・−・−第１のコ
ンベア、１２−・−・−煉瓦回転台、１３第２のコンベ
ア、１４−−−−−パレット、１５ａ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）一個づつ切り出された煉瓦を長手方向に搬送する
   第１のコンベアの終端に、上部にローラコンベアが設け
   られた煉瓦回転台を設け、搬送される煉瓦の方向を検出
   し、上記煉瓦回転台を煉瓦方向に合わせて右または左方
   向に回転させ、上記第１のコンベアに略直行する第２の
   コンベアに整列した煉瓦を送り出すことを特徴とする煉
   瓦整列搬送方法。