JPH03883Y2 - - Google Patents

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JPH03883Y2
JPH03883Y2 JP1984143712U JP14371284U JPH03883Y2 JP H03883 Y2 JPH03883 Y2 JP H03883Y2 JP 1984143712 U JP1984143712 U JP 1984143712U JP 14371284 U JP14371284 U JP 14371284U JP H03883 Y2 JPH03883 Y2 JP H03883Y2
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JP
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detection sensor
heating wire
temperature detection
air
wind temperature
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JP1984143712U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、ヘアードライヤに関するものであ
る。
〔背景技術〕
風温検知センサ(感熱素子)により、送風量や
室温の変化とともに発熱量をコントロールする制
御回路を具備したヘアードライヤにおいて、風温
検知センサは耐圧や所定の低抗値を得るために長
方体または円筒状の構造となり、またリード線を
引出すためさらに細長状の構成となる。一方ヒー
タは、マイカ板等を十字状に組合せてヒータ基板
を構成し、これにリボン線を波形やコイル状にし
てなる発熱線をら旋巻回して風路断面に平行に張
設した円筒状に構成する。しかし、第7図のよう
に発熱線50は風路の断面において略菱型の形状
に配設されているが風温検知センサ51は発熱線
50の送風方向の前方でヒータ基板52に平行に
取付けている。このため、風温を検知している風
温検知センサ51の面積内の温度分布(温度差)
が非常に大きくなる(ヒータの発熱分布が風温検
知センサ51の各点で異なる)。すなわち発熱線
50と風温検知センサ51の位置関係が少しでも
変わると風温検知センサ51の検知温度が変わ
り、風温の設定がばらついて狙いの温度にならな
いという欠点があつた。また風温検知センサ51
を発熱線50と平行に配置することも考えられた
(たとえば特開昭58−69502号)が同様であつた。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、精度よく安定して風温を検
知でき風温を一定範囲にコントロールできるヘア
ードライヤを提供することである。
〔考案の開示〕
この考案のヘアードライヤは、風路の断面に平
行に張設された波形状の発熱線と、前記風路の送
風方向の吹出し側からみた前記発熱線の波高値よ
りも小さい幅を有する細長状であつて前記発熱線
の前記送風方向の風下側で長手方向を前記発熱線
の引張り方向と平行にしかつ前記発熱線の前記送
風方向の投影内に配設された風温検知センサとを
備えたものである。
この考案の構成によれば、風温検知センサが発
熱線の送風方向の投影内にあるため風温検知セン
サの全範囲の温度分布を均一にできる。しかも発
熱線が波形状であるため発熱線の投影内部分の温
度分布がより一層均一となりやすい。このため風
温検知センサの位置が多少ずれても、風温を精度
よく安定して検知することができる。
実施例 この考案の第1の実施例を第1図ないし第3図
に基づいて説明する。図において、発熱線1はヒ
ータ囲枠2内に配設された十字形のヒータ基板3
にら旋巻回されて風路断面に平行に張設してい
る。この場合、発熱線1は風路断面においてヒー
タ基板3に張設されるため第1図のように略ひし
形になる。発熱線1は波形状であつてその波高値
をBと設定している。細長状の風温検知センサ4
はリード線5によりヒータ基板3に保持され、そ
の位置は発熱線1の送風方向の前方であり、細長
状の長手方向を発熱線1の引張り方向と平行でし
かも送風方向の投影内に重合するようにしてい
る。とくに各幅中心が合致するように合わすのが
よい。また風温検知センサ4の幅AはA<B、と
くにばらつきを考慮してB≧A+0.5〜1.5mmとす
る。第2図は発熱線1を発熱させたときの風温検
知センサ4の周辺の温度分布であり、風温検知セ
ンサ4の全体が約140℃の均温分布になつている
ことがわかる。
このように、発熱線1の送風方向の投影内に風
温検知センサ4を配設することにより、発熱線1
の巻回の若干のばらつきが発生しても風温検知セ
ンサ4のキヤツチする温度変化はわずかであり精
度よくコントロールできる。なお、発熱線1はた
けのこ状に巻回して温度分布を均一になるように
しているが、風温検知センサ4のセンタは発熱線
1の最前列のセンタに合すのがより効果的であ
る。
第3図において、6はハウジング、7は吐出
口、8は口金、9は吸込口、10はフイルタ、1
1はコードコネクタ、12はフアン、13はモー
タ、14は整流翼、15は制御回路、16はオン
オフスイツチ、17は切換スイツチ、18はアタ
ツチメント着脱用プツシユ釦であり、オンオフス
イツチ16をオンにするとモータ13が作動して
フアン12が回転し、吸込口9により風を吹込
み、モータ13および発熱線1を通つて吐出口7
より温風が吐出する。また風温を前記風温検知セ
ンサ4で検知し制御回路15により発熱線1の通
電量を制御する。
この考案の第2の実施例を第4図に示す。すな
わち、第1の実施例において、ヒータ囲枠2の一
部にねじ孔19を設け、調整ねじ20により発熱
線1を押圧し風温検知センサ4の近傍の発熱線1
の空間位置をセンサ位置に重合するように調整す
る。この調整ぬじ20は耐熱性を有するセラミツ
ク等の絶縁物からなる。また調整する発熱線1は
ら旋巻回の最前列の張設部分の中央部が最も効果
的である。ねじ20は調整後のロツクするもので
ある。
発熱線1は空間に配設されているため、風温検
知センサ4との位置関係は変化するが、発熱線1
を調整することにより発熱線1の巻回の若干のば
らつきが発生しても風温検知センサ4を発熱線1
の送風方向の投影内に設定することができ、安価
に発熱線1を組立てることができ製造上の効果大
である。なお、風温検知センサ4側をねじ20等
によつて位置調整するものでもよい。
この考案の第3の実施例を第5図および第6図
に示す。すなわち、風温検知センサ4と発熱線1
との間に金属、セラミツクからなる耐熱性の集風
用筒体21を配設し、常に一熱量を風温検知セン
サ4がキヤツチするようにしたものである。この
場合集風用筒体21の入口面積はセンサ面積1.5
〜2倍が適切である。またこの集風用筒体21を
可変することも容易にできる。このように、集風
用筒体21を配設することにより発熱線1の巻回
のばらつきが発生しても、風温検知センサ4のキ
ヤツチする温度変化はわずかであり精度よくコン
トロールすることができる。その他は第1の実施
例と同様である。
〔考案の効果} この考案によれば、風温検知センサが発熱線の
送風方向の投影内にあたるため風温検知センサの
全範囲の温度分布を均一にできる。しかも発熱線
が波形状であるため発熱線の投影内部分の温度分
布がより一層均一となりやすい。このため風温検
知センサの位置が多少ずれても、風温を精度よく
安定して検知することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1の実施例のヒータ部分
の正面図、第2図は風温検知センサ回りの発熱線
による温度分布図、第3図はヘアードライヤの断
面図、第4図は第2の実施例のヒータ部分の斜視
図、第5図は第3の実施例のヒータ部分の断面
図、第6図はその正面図、第7図は従来例のヒー
タ部分の正面図である。 1……発熱線、3……ヒータ基板、4……風温
検知センサ、A……風温検知センサの幅、B……
発熱線1の波高値。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 風路の断面に平行に張設された波形状の発熱線
    と、前記風路の送風方向の吹出し側からみた前記
    発熱線の波高値よりも小さい幅を有する細長状で
    あつて前記発熱線の前記送風方向の風下側で長手
    方向を前記発熱線の引張り方向と平行にしかつ前
    記発熱線の前記送風方向の投影内に配設された風
    温検知センサとを備えたヘアードライヤ。
JP1984143712U 1984-09-21 1984-09-21 Expired JPH03883Y2 (ja)

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JP1984143712U JPH03883Y2 (ja) 1984-09-21 1984-09-21

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JPS6156904U JPS6156904U (ja) 1986-04-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7507563B2 (ja) * 2020-01-21 2024-06-28 株式会社Lixil 部屋暖房装置及び便器装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5869502A (ja) * 1981-10-22 1983-04-25 松下電工株式会社 ヘア−ドライヤのヒ−タ

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