JPH0141362Y2 - - Google Patents

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JPH0141362Y2
JPH0141362Y2 JP1982016581U JP1658182U JPH0141362Y2 JP H0141362 Y2 JPH0141362 Y2 JP H0141362Y2 JP 1982016581 U JP1982016581 U JP 1982016581U JP 1658182 U JP1658182 U JP 1658182U JP H0141362 Y2 JPH0141362 Y2 JP H0141362Y2
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JP
Japan
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heater
wind
wire
center
board
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JP1982016581U
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JPS58119307U (ja
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  • Cleaning And Drying Hair (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はヘアードライヤに関するものであ
る。
斜流フアンを使用したドライヤにおいては風洞
断面の中央部に比べ周辺部の方が風速(風量)が
大のため、中央部にヒータ線等を配設すると赤熱
して安全面で問題があり、従来中心付近にヒータ
線を設けることが少なかつた。ところがそのた
め、風温は中央部と周辺部との間に差が生じると
いう欠点があつた。
したがつて、この考案の目的は、大形化せずに
風温を風洞断面において均一にすることができる
ヘアードライヤを提供することである。
この考案の一実施例を第1図ないし第4図に示
す。すなわち、1はドライヤハウジング、2はグ
リツプでハウジング1内に風洞3を形成し、その
後端部を吸込口4、前端部を吐出口5としてい
る。風洞3内の中央部のやや吸込口4寄りに支持
台6を取付け、支持台6の中央円筒部7にモータ
8を装着し、吸込口4側に突出した軸9に斜流フ
アン10を取付ける。ハウジング1の風洞3内で
支持台6の吐出口5側には囲い枠Aが設けられ、
囲い枠A内にヒータ基板11が設置される。この
ヒータ基板11は平面コ字形で、その2枚を十字
に交差させてあり、その端縁部12a〜12dを
支持台6のコ字状突片13a〜13dに挾持させ
る。このヒータ基板11の周縁部に複数個の溝1
4を形成し、コイルヒータ線15をコイル状に巻
装する。また2枚のヒータ基板11で形成された
凹部16内に正温度係数(PTC)ヒータ17を
装着している。このPTCヒータ7は第3図のよ
うに筒状の電極ホルダ18内に絶縁リング19を
装着し、厚み方向に多数の貫通穴を有するハニカ
ム形の一対のPTCヒータ素子20,21の間に
電極リング22を挾持して絶縁リング19内に装
着し、電極ホルダ18に一体形成した複数の舌片
23をヒータ素子21の表面に折曲して一体と
し、電極ホルダ18と電極リング22とを一対の
電極としている。さらに電極ホルダ18の外周面
に耐熱性絶縁ゴム24を嵌挿し、絶縁ゴム24に
形成したスリツト25a〜25dを前記凹部16
の内側縁部26a〜26dに圧入してヒータ17
を保持させている。27はスイツチ、28は電源
コードである。
スイツチ27を押すと斜流フアン10が回転
し、風洞3内を吸込口4から吐出口5に送風し、
冷風乾燥スイツチ27によりヒータ線15および
ヒータ17に通電すると、コイル状ヒータ線15
およびPTCヒータ17が発熱し、ヒータ線15
により風断面における周辺部の風を加熱し、ヒー
タ17により中央部の風が加熱される。そしてこ
れらの発熱量を風洞3内の断面中央部および周辺
部の各風量に対して設定することにより、風断面
における温度分布を均一にすることができる。こ
の場合に、PTCヒータ17は外周のコイル状の
ヒータ線15に比べて風に熱を与え難いが、風洞
3の中央部分はモータ8が邪魔をするために風の
流れが悪くて風の損失が大きく、そのためPTC
ヒータ17の熱を多く与えることができる。風洞
3の外周部は風の流れが良いが、コイル状のヒー
タ線15を用いているため、充分に風に熱を与え
ることができる。このため、風洞3の温度分布を
容易に均一にすることができる。
また、風の流れの悪い風洞3の中央ではヒータ
としてPTCヒータ17を用いており、PTCヒー
タ17は過昇温により発熱が低下するので、風量
が少なくても過熱の問題がなく安全である。
コイル状のヒータ線15は、小径に巻回する
と、隣接するヒータ線15同志が短絡するため、
大径に巻回しなければならないが、大径に巻回す
ると中央にデツドスペースが生じる。その時に生
じるデツドスペースをPTCヒータ17の配置に
有効に利用し、温度分布の均一化を達成してい
る。しかも、ヒータ基板11にコ字状のものを組
み合わせて用いることにより、ヒータ基板11で
ヒータ線15とPTCヒータ17との両方の保持
を兼用しており、別々の保持手段を用いる物に比
べて構造が簡単である。
以上のように、この考案のヘアードライヤは、
コイル状ヒータの中心部にPTCヒータを配置し
たため、斜流フアンによる風に対して風断面の温
度分布を均一にすることができ、しかもヒータ基
板の外周にヒータ線を巻回したときにできる基板
中央のデツドスペースを利用してPTCヒータを
配しているので、ヒータを2つ使用しているにも
かかわらずドライヤが大形化せず風温を均一化で
きる。また、ヒータ基板にコ字形のものを組み合
わせて用いることにより、同じヒータ基板でヒー
タ線とPTCヒータとの両方の保持を兼用してお
り、別々の保持手段を用いる物に比べて構成が簡
単という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の断面図、第2図
は要部分解斜視図、第3図はPTCヒータの分解
斜視図、第4図は第1図−線断面図である。 3……風洞、10……斜流フアン、15……ヒ
ータ線、17……PTCヒータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コ字状のヒータ基板をそのコ字形の中心軸を互
    いに一致させて複数枚交差状に組み合わせ、この
    組み合わされたヒータ基板の外周にコイル状ヒー
    タ線を巻回保持し、前記ヒータ基板の中心部に形
    成された凹部に正温度係数ヒータを保持し、この
    ヒータ線および正温度係数ヒータを保持したヒー
    タ基板を、風洞内に前記ヒータ線が周辺部に位置
    するように配置し、前記風洞内に前記ヒータ基板
    の吸込口側に位置してフアンを設けたヘアードラ
    イヤ。
JP1658182U 1982-02-08 1982-02-08 ヘア−ドライヤ Granted JPS58119307U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1658182U JPS58119307U (ja) 1982-02-08 1982-02-08 ヘア−ドライヤ

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JP1658182U JPS58119307U (ja) 1982-02-08 1982-02-08 ヘア−ドライヤ

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Publication Number Publication Date
JPS58119307U JPS58119307U (ja) 1983-08-15
JPH0141362Y2 true JPH0141362Y2 (ja) 1989-12-07

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ID=30028943

Family Applications (1)

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JP1658182U Granted JPS58119307U (ja) 1982-02-08 1982-02-08 ヘア−ドライヤ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6675434B2 (ja) * 2018-04-26 2020-04-01 株式会社リュミエリーナインターナショナル ヘアドライヤ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4518499Y1 (ja) * 1967-04-22 1970-07-28
JPS5121952A (ja) * 1974-08-16 1976-02-21 Hitachi Ltd Headoraiyaa

Patent Citations (2)

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JPS4518499Y1 (ja) * 1967-04-22 1970-07-28
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JPS58119307U (ja) 1983-08-15

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