JPS5814882Y2 - ヘア−ドライヤ−の電動機固定装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はヘアードライヤーに関するものであって特にヘ
アードライヤーに於ける電動機固定装置に新規な工夫を
施したものであって、図示せる実施例はモーターＭの外
周径と同じ内径のモーター収納筒１の外周面に前後向き
に扁平な多数の整風羽根２・・・・・・を接線方向に倒
し且つ当該整風羽根２・・・・・・の外端に後述するケ
ース１１の前縁内周径より優生な外周径のリム３を設け
た硬質合成樹脂材料製の支持部材４を構威し、この支持
部材４に於けるモーター収納筒１内にモーターＭを其の
回転軸５が後向きになるように為して賢台状態に嵌着し
て当該回転軸５の先端に前方向きに風を送出するファン
６を固定すると共に支持部材４の前面に絶縁断熱板を十
字形状に組合せて形成せるボビン７を支脚金具８を介し
て前方向きに固定し、このボビン７に電熱線９をスクリ
ュー形状に捲着して同電熱線９の両端をターミナル部材
１０．１０’を介してボビン７に止着し、又これとは別
個に後方に行くに従って細径となる前面開放弾頭形状の
ケース１１を構威しこのケース１１の後端に吸風口１２
を開設し且つ下面に握手１３を取付けると共に当該ケー
ス１１に上記の支持部材４を賢台状態に押入してビス１
４を以て抜去不能に固定し、更にこれ等では別個に前端
に熱風吹出口１５を開設せる後面開放瓶口形状の蓋体１
６を構成し、同熱風吹出口１５に十字形状の差渡杆１７
を設けると共に当該蓋体１６を上記ケース１１の前面開
放口に嵌着してビス１８を以て抜去不能に固定し且つ同
蓋体１６に設けた差渡杆１７とボビン７の先端間に笥バ
ネ１９を挟入したものであり、図中２０・・・・・・は
リード線、２１はコード、２２は電源入切スイッチ、２
３はサーモスタット、２４は補償抵抗器を示す。

本考案はモーターＭの外周径と同じ内径のモーター収納
筒１の外周面に前後向きに扁平な多数の整風羽根２・・
・・・・を接続方向に倒し且つ当該整風羽根２・・・・
・・の外端にリム３を設けた硬質合成樹脂材料製の支持
部材４を構成し、この支持部材４に於けるモーター収納
筒１内にモーターＭを賢台状態に嵌着するようにしたの
で電動機より発する振動を整風羽根の共振によって殆ん
ど完全に吸収して騒音のないヘアードライヤーを得るこ
とができるのみならず特に本考案に於ては前述の整風羽
根２の外端にリム３を設はケース１１にこのリム３を賢
台状態に押入すると共にこのリム３をビス１４を以てケ
ース１１の抜去不能に固定するようにしたので支持部材
４ひいてはモーターＭをケース１１に確固と取付は得る
効果がある。

【図面の簡単な説明】

図は本考案ヘアードライヤーの実施例を示すものであっ
て、第１図は全体の一部切截側断面図、第２図は同じく
分解斜視図、第３図は第１図Ａ−Ａ線に沿う断面図、第
４図は別異の実施例を示すものであって第１図Ａ−Ａ線
に相当する個所の断面図、第５図は従来のものを示すも
のであって第１図Ａ−Ａ線に相当する個所の断面図であ
る。 Ｍ・・・・・・モーター、１・・・・・・モーター収納
筒、２・・・・・・リブ、３・・・・・・リム、４・・
・・・・支持部材、５・・・・・・回転軸、６・・・・
・・ファン、７・・・・・・ボビン、８・・・・・・支
脚金具、９・・・・・・電熱線、１０．１０’・・・・
・ターミナル部材、１１・・・・・・ケース、１２・・
・・・・吸風口、１３・・・・・・握手、１４・・・・
・・ビス、１５・・・・・・吹出口、１６・・・・・・
蓋体、１７・・・・・・差渡杆、１８・・・・・・ビス
、１９・・・・・・笥バネ、２０・・・・・・リード線
、２１・・・・・・コード、２２・・・・・・スイッチ
、２３・・・・・・サーモスタット、２４・・・・・・
抵抗器。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. モーターＭの外周径と同じ内径のモーター収納筒１の外
   周面に前後向きに扁平な多数の整風羽根２・・・・・・
   を接線方向に倒し且つ当該整風羽根２・・・・・・の外
   端にリム３を設けた硬質合成樹脂材料製の支持部材４を
   構威し、この支持部材４に於けるモーター収納筒１内に
   モーターＭを賢台状態に嵌着すると共にケース１１に上
   記の支持部材４のリム３を賢台状態に押入しこのリム３
   をビス１４を以てケース１１に抜去不能に固定したこと
   を特徴とするヘアードライヤー。