JPH0615581Y2 - 温風乾燥装置のヒ−タ−部構造 - Google Patents

温風乾燥装置のヒ−タ−部構造

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JPH0615581Y2
JPH0615581Y2 JP1985063214U JP6321485U JPH0615581Y2 JP H0615581 Y2 JPH0615581 Y2 JP H0615581Y2 JP 1985063214 U JP1985063214 U JP 1985063214U JP 6321485 U JP6321485 U JP 6321485U JP H0615581 Y2 JPH0615581 Y2 JP H0615581Y2
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JP
Japan
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heater
duct
insulator
hot air
part structure
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JP1985063214U
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JPS61179993U (ja
Inventor
孝雄 湯浅
淳一 矢野
俊克 大塚
憲治 松本
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Koito Industries Ltd
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Koito Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、洗浄後の濡手を所定位置にかざすことにより
センサーが感知し、ヒーター及び電動機に電源が供給さ
れたヒーターダクトの吐風口から温風が吐出される温風
乾燥装置のヒーター絶縁体とヒーターダクトの係合形状
に係るヒーター取付構造の改良に関するものである。
(従来の技術) この種の温風乾燥装置は、ファンダクトの先端に接続す
るヒーターダクト内に絶縁板に捲回されたヒーターを組
み込んでおり、該ヒーターの取付は、ねじ類などにより
直接固定する方法が採られていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、上記ねじ類などにより直接ヒーターを取り付け
る方法においては、組立に際しての位置決め、取り付け
及び取り外し等の作業が困難である等の欠点を有すると
共に、ねじ類等の取付部材を必要として部品点数が増大
する等の問題を有していた。
本考案は、上記問題に鑑みて創案されたもので、ヒータ
ーダクトに対して簡単に着脱できるヒーターの保持固定
手段を提供せんとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案に係る温風乾燥装置のヒーター部構造は、ファン
ダクトの先端に連接する筒状のヒーターダクトに、温風
吹出方向と同方向に複数のスリット溝を形成し、ヒータ
ーを捲回して成るヒーター絶縁体が上記スリット溝に対
して挿入方向となる該ヒーター絶縁体の後端側外縁に係
合突起を突設し、該係合突起を上記各スリット溝に着脱
自在に係合させ、かつ該スリット溝の始端を上記ファン
ダクトの端縁で閉塞することにより該ヒーターをヒータ
ーダクト内に保持固定し得るように構成したことを要旨
とするものである。
(作用) 上記構成によれば、2枚の直交した絶縁板にヒーターを
捲回しているため、ヒーターを組み付ける場合にはその
絶縁板の係合突起をヒーターダクトのスリット溝に係合
させるだけでヒーターダクト内の所定位置にヒーターが
組み付けられ、かつスリット溝の始端はファンダクトの
端縁で閉塞されるため、ヒーター絶縁体が抜け落ちるこ
とはなく、該ヒーターダクトをファンダクトの先端に固
着することにより一体化組立を行うことができる。特
に、ヒーター絶縁体のスリット溝に対して挿入方向とな
る後端側のみに係合突起を突設してあるため、ヒーター
ダクトに対するヒーター絶縁体の組み付けを迅速かつ確
実に行い得る。
(実施例) 以下、本考案に係る温風乾燥装置のヒーター部構造の一
実施例を図面に従って詳細に説明する。
図面において、1は、下端部前面側に温風吹出口2を開
設した筐体であり、該筐体1内中央部にシャフト4が横
架設されるように電動機3を設置すると共に、該シャフ
ト4の両端にそれぞれファン5,5を軸着し、これ等各
ファン5,5をそれぞれファンダクト6,6の基部6
a,6a内において回動自在に枢設して成る。
7,7は、上記ファンダクト6,6の各先端に接続する
角錐形状のヒーターダクトであり、ファンダクト6の端
縁部に形成されたねじ座8,8…と対応する位置に穿設
された取付孔9,9…を介してタッピングねじ10,1
0…等により螺合締結して成るもので、接続されたヒー
ターダクト7,7の吐風口17,17が上記温風吹出口
2に向って開口するように構成されている。またこのヒ
ーターダクト7の取付側の四隅には、後述するヒーター
絶縁体11の係合突起12,12…が係合するスリット
溝13,13…を温風吹出方向と同方向に形設する。1
4は、略台形状の絶縁性及び耐熱性部材(例えば雲母)
から成る2枚の絶縁板15a,15bを直交組み合わせ
て成るヒーター絶縁体11に捲回されたヒーターであ
り、該ヒーター14は、各絶縁板15a,15bの外縁
に形成された複数のV字状切欠16,16…に順次係合
捲回されており、両端にそれぞれリード線18,18を
接続している。また絶縁板15a,15bの後端側、即
ちヒーター絶縁体11が上記スリット溝13,13…に
対して挿入方向となる該ヒーター絶縁体11の後端側の
外縁にはそれぞれ係合突起12,12を突設し、該係合
突起12,12を前記ヒーターダクト7の対角隅部のス
リット溝13,13とそれぞれ係合させ得るようにして
該ヒーターダクト7内にヒーター絶縁体11を内挿組み
付ける。なお19は、ヒーター14とリード線18との
間に直接接続された温度ヒューズである。
上記のように構成された温風乾燥装置は、温風吹出口2
の前方にかざした手をセンサー(図示していない。)で
検知し、電動機3及びヒーター14に通電し、ファン
5,5の回動によってファンダクト6,6内で生じた気
流をヒーターダクト7,7通過時にヒーター14,14
で加熱し、温風として両吐風口17,17から吐出する
ものである。
上記ヒーター14の組み付けに際して本考案の構造で
は、該ヒーター14を捲回して成るヒーター絶縁体11
に突設された係合突起12,12をファンダクト6の先
端に形設されたヒーターダクト7のスリット溝13,1
3に係合させるだけで組立施工することができ、位置決
め等面倒な工程や手間が省略可能となる。
しかも、ヒーター絶縁体11は、スリット溝13,13
…に対して挿入方向となる後端側にのみ係合突起12,
12…を突設してあるため、ヒーターダクト7に対する
ヒーター絶縁体11の組み付けを迅速かつ確実に行い得
るだけでなく、ニクロム線等のヒーター14が金属製の
ヒーターダクト7に接触することがなくなる。
(考案の効果) 本考案に係る温風乾燥装置のヒーター部構造は、以上の
ように構成したから、ヒーターをヒーターダクトに挿入
した上でファンダクトにヒーターダクトを装着すること
により必然的にヒーターを通風路中に保持固定すること
になるため、位置決め、取り付け又は取り外し等の作業
を極めて容易に行うことができる。
また、スリット溝の始端はファンダクトの端縁で閉塞さ
れるため、ヒーター絶縁体はヒーターダクト内に強固に
かつ確実に保持され、ヒーターがヒーターダクトに接触
するという不具合がないという効果をも有するものであ
り、本考案の実用的効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すヒーター部の分解斜視
図、第2図は同ヒーター部を組み付けた温風乾燥装置の
一部切欠した正面図、第3図は同一部切欠した左側面図
である。 6……ファンダクト 7……ヒーターダクト 8……ねじ座、9……取付孔 10……タッピングねじ 11……ヒーター絶縁体 12……係合突起、13……スリット溝 14……ヒーター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 大塚 俊克 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)考案者 松本 憲治 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (56)参考文献 実開 昭58−145103(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファンダクトの先端に連接する筒状のヒー
    ターダクトに、温風吹出方向と同方向に複数のスリット
    溝を形成し、 ヒーターを捲回して成るヒーター絶縁体が上記スリット
    溝に対して挿入方向となる該ヒーター絶縁体の後端側外
    縁に係合突起を突設し、 該係合突起を上記各スリット溝に着脱自在に係合させ、
    かつ該スリット溝の始端を上記ファンダクトの端縁で閉
    塞することにより該ヒーターをヒーターダクト内に保持
    固定し得るように構成したことを特徴とする 温風乾燥装置のヒーター部構造。
JP1985063214U 1985-04-30 1985-04-30 温風乾燥装置のヒ−タ−部構造 Expired - Lifetime JPH0615581Y2 (ja)

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WO2011044247A1 (en) 2009-10-07 2011-04-14 Bradley Fixtures Corporation Lavatory system with hand dryer
US9267736B2 (en) 2011-04-18 2016-02-23 Bradley Fixtures Corporation Hand dryer with point of ingress dependent air delay and filter sensor
GB201114183D0 (en) * 2011-08-17 2011-10-05 Dyson Technology Ltd A hand dryer

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58145103U (ja) * 1982-03-26 1983-09-30 松下電工株式会社 ヘア−ドライヤ

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