JPH038827Y2 - - Google Patents

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JPH038827Y2
JPH038827Y2 JP1985155682U JP15568285U JPH038827Y2 JP H038827 Y2 JPH038827 Y2 JP H038827Y2 JP 1985155682 U JP1985155682 U JP 1985155682U JP 15568285 U JP15568285 U JP 15568285U JP H038827 Y2 JPH038827 Y2 JP H038827Y2
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gear
feed screw
shaft
operating
preload
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JP1985155682U
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JPS6263454U (ja
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  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)
  • Actuator (AREA)
  • Support Of The Bearing (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本考案は、送りねじ軸の軸受に予圧調整装置を
設け、外部からこの軸受に加える予圧を調整でき
るようにしたアクチユエータに関する。
B 考案の概要 本考案は、ボールネジを設けた操作軸に送りね
じ軸を螺合し、この送りねじ軸に電動機を連結し
操作軸を操作すると共に操作軸からの操作で送り
ねじ軸を回転でき停電時等には自動的に操作軸が
復帰するようにしたアクチユエータにおいて、前
記送りねじ軸を支持する軸受に予圧調整装置を設
けこの軸受に加えられる予圧を可変とすることに
より、送りねじ軸の回転に抵抗を付加し且つその
抵抗値を適宜に選択することができるようにして
前記操作軸の復帰速度及び復帰距離を調整できる
ようにしたこを特徴とするものである。
C 従来の技術 従来のアクチユエータを第2図に示す。このア
クチユエータ30は電動機32と送りねじ軸33
とをギア機構31で連結し、ボールネジ34を設
けた操作軸35をこの送りねじ軸33のボルト部
33aに螺合し、送りねじ軸33を軸受36で本
体37に回動自在に支持して構成している。更に
送りねじ軸33には予圧ナツト38が螺合してお
り、予圧ナツト38を締結していくとスペーサ3
9を介して軸受36に予圧がかけられるようにな
つている。そして、操作軸35に接続させた水流
開閉弁等が開放しているとき停電が発生すると、
この開閉弁が水圧で閉鎖してゆき、その際、前記
軸受36の予圧により送りねじ軸33の回転に抵
抗が加えられ、開閉弁の閉鎖速度又は閉鎖角度
が、加えた予圧により規制されるようになつてい
る。
D 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、このような構成のアクチユエー
タにあつては、軸受の予圧調整を組み付け時に行
なうようになつているため、組み付け後の予圧の
変更ができず、この軸受の予圧による抵抗値が変
化したり、又他の軸受けの抵抗値やオイルシール
等の摺動部分の抵抗が変化した場合には、設定し
た値からずれ、当初予定した操作軸の作動が行な
われなくなるという問題があつた。
E 問題点を解決するための手段 そこで、本考案ではアクチユエータを、本体に
回転自在に支持され且つ駆動回転用の電動機に連
結された送りねじ軸と、この送りねじ軸に螺合し
且つ回転方向に運動される操作軸と、前記送りね
じ軸を前記本体に回転操在に支持する軸受と、前
記本体内に位置する前記送りねじ軸に形成される
第二のねじ部と、該第二のねじ部に螺合する予圧
用歯車と、該予圧用歯車及び前記軸受にそれぞれ
当接し前記送りねじ軸の軸方向に移動自在な予圧
部材と、前記送りねじ軸の軸方向に沿つて延び前
記本体に回転自在且つ軸方向に移動自在に支持さ
れる操作用軸と、前記本体内に位置する部位の該
操作用軸に固定され前記予圧用歯車に噛み合う操
作歯車と、前記本体外に位置する部位の前記操作
用軸に固定され該操作用軸の軸方向の移動を行な
つて前記予圧用歯車と前記操作歯車の噛み合い解
除を行なうと共に該予圧用歯車と該操作歯車が噛
み合つている時に該操作軸の回転を行なつて予圧
部材を介して前記軸受の予圧調整を行なう操作ハ
ンドルとから構成したのである。
F 実施例 第1図は本考案にかかるアクチユエータ1の一
実施例であり、操作軸2に送りねじ軸3がボール
ネジ4を介して螺合し、電動機5の回転軸6とこ
の送りねじ軸3とがギア7を通して連結し、送り
ねじ軸3の軸受12に予圧調整装置11を設け、
この予圧調整装置11のギア22がハンドル20
のギア21に噛合している。
電動機5は正逆両回転可能であり、ギア7で連
結した送りねじ軸3を駆動回転させると共に外部
からの回転軸6を回転させようとする力に対抗し
て回転軸を6を停止させるように通電しておくこ
とができる。送りねじ軸3は、ボールネジ4に螺
合するボルト部3aを一方側に形成した円柱形状
で、軸受12により本体の一部である外壁13に
回動自在に支持されている。前記ボールネジ4に
は円筒形の操作軸2が固定され、この操作軸2の
先端方向に被動部(図示せず)を取り付ける取り
付け具14を装備している。外筒10は円筒形で
操作軸2を囲んでおり、ネジ15で外壁13に固
定してある。外筒10の内壁には内方に突出した
軸方向に延びる案内部(図示せず)が形成してあ
り、操作軸2がこの案内部に摺動自在に係合して
いる。
前記予圧調整装置11は、ギア22と、ハンド
ル20を有しギア22と噛合するギア21と、予
圧部材23とから成つており、ギア22は本体と
しての外枠25内に位置する送りねじ軸3の第二
のねじ部としてのネジ部3bと螺合しギア22と
噛合するギア21の回転操作によりこのネジ部3
b上を螺進するようになつている。予圧部材23
は、円筒形で内径が前記ネジ部3bの径より大き
く、左右両端面の一端面をギア22に当接させ、
他端面を送りねじ軸3に触れぬように前記軸受1
2の内輪に当接させている。ハンドル20とギア
21とは一体に固定してあり、操作用軸として送
りねじ軸3の軸方向に沿つて延びる柄28が外枠
25に対して回転自在で且つ軸方向に摺動可能に
なつており、外枠25外に位置する柄28に固定
されたハンドル20を軸方向手前に引くとギア2
1がギア22との噛合よりはずれる。そして柄2
8には円周方向に溝部27が形成されており、ハ
ンドル20が手前に引かれるとこの溝部27が外
枠25に設けられた係止部26に係止する。この
係止部26は、バネとこのバネに押圧された球体
を有しており、柄28をこの球体が溝部27に嵌
合して嵌脱自在に係止するようになつている。
次に上記構成のアクチユエータ1の作動につい
て、流水路のバルブ開閉に用いたものを例に述べ
る。取り付け具14には、バルブ(図示せず)の
開閉操作桿(図示せず)が取り付けてあり、電動
機5が回転(正回転とする)するとギア7を通し
て送りねじ軸3がボールネジ4を螺進させ操作軸
2の往動と共にバルブが開成される。バルブが開
成されると水圧が操作軸2に加えられ、それによ
り電動機5の回転軸6を逆転させて操作軸2が復
帰するように押圧されるので、電動機5に適当な
通電を行ない回転軸6に回転反力を与え、バルブ
の開放を保持する。このバルブを閉成するには、
電動機5を逆転させて操作軸2を復帰させれば、
バルブは閉鎖されていく。
そして万一停電が起きた際には、電動機5への
通電が停止するので、操作軸2を押圧する水圧に
より送りねじ軸3を逆転させつつ操作軸2が復帰
し、バルブが閉成していく。そのとき送りねじ軸
3の軸受12には予圧調整装置11により予圧が
与えられているので、送りねじ軸3の回転に抵抗
が加えられ操作軸2の復帰速度を緩やかにすると
共に軸受12の予圧による抵抗力と水圧による操
作軸2を復帰させる力とが同時になつた時点で操
作軸2の復帰が停止し、バルブはその時点での開
度を保つたまま保持される。一方、このようなア
クチユエータ1の各部分の摩擦抵抗や、水圧に変
化が生じて所定の開度でバルブが停止しなくなつ
たり、又バルブの停止開度を変更したいとき等に
は、ギア22にギア21を噛合させハンドル20
を回転させる。するとギア22は送りねじ軸3の
ねじ部3b上を螺進して、予圧部材23による軸
受12の予圧を変更し抵抗力を変更させる。所定
の値になるようハンドル20を回転させたなら
ば、ハンドル20を手前に引きギア22とギア2
1との噛合を解除し係止部26にハンドル20を
係止させておく。このように本実施例によれば、
ハンドル20を操作することで送りねじ軸3の軸
受12の予圧を変更できるので、復帰時の操作軸
2に加える抵抗力を変更でき停電時等の操作軸2
の復帰動作を制御することができる。
G 考案の効果 以上述べたように本考案では、送りねじ軸の軸
受に与える予圧の値をアクチユエータの外部より
変更できるように構成したので、使用中の各部分
の摩擦抵抗の変化や、水圧等操作軸に加えられる
復帰力の変化等に随時対応でき復帰時の操作軸の
動きを緩やかにできると共に操作軸の復帰量も任
意に設定することができる。また、予圧を調節し
ていない時には予圧用歯車と操作歯車の噛み合い
を解除するようにしたので、操作軸の往復動に影
響を受けることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるアクチユエータの一実
施例を示す断面図、第2図は従来例にかかるアク
チユエータの断面図である。 図面中、1,30はアクチユエータ、2,35
は操作軸、3,33は送りねじ軸、4,34はボ
ールネジ、5,32は電動機、11は予圧調整装
置、12,36は軸受である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体に回転自在に支持され且つ駆動回転用の電
    動機に連結された送りねじ軸と、この送りねじ軸
    に螺合し且つ回転方向に運動される操作軸と、前
    記送りねじ軸を前記本体に回転自在に支持する軸
    受と、前記本体内に位置する前記送りねじ軸に形
    成される第二のねじ部と、該第二のねじ部に螺合
    する予圧用歯車と、該予圧用歯車及び前記軸受に
    それぞれ当接し前記送りねじ軸の軸方向に移動自
    在な予圧部材と、前記送りねじ軸の軸方向に沿つ
    て延び前記本体に回転自在且つ軸方向に移動自在
    に支持される操作用軸と、前記本体内に位置する
    部位の該操作用軸に固定され前記予圧用歯車に噛
    み合う操作歯車と、前記本体外に位置する部位の
    前記操作用軸に固定され該操作用軸の軸方向の移
    動を行なつて前記予圧用歯車と前記操作歯車の噛
    み合い解除を行なうと共に該予圧用歯車と該操作
    歯車が噛み合つている時に該操作軸の回転を行な
    つて予圧部材を解して前記軸受の予圧調整を行な
    う操作ハンドルとからなることを特徴とする予圧
    調整装置付きアクチユエータ。
JP1985155682U 1985-10-14 1985-10-14 Expired JPH038827Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985155682U JPH038827Y2 (ja) 1985-10-14 1985-10-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985155682U JPH038827Y2 (ja) 1985-10-14 1985-10-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6263454U JPS6263454U (ja) 1987-04-20
JPH038827Y2 true JPH038827Y2 (ja) 1991-03-05

Family

ID=31076599

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985155682U Expired JPH038827Y2 (ja) 1985-10-14 1985-10-14

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JP (1) JPH038827Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2549136Y2 (ja) * 1990-11-01 1997-09-30 皖之 富所 ボールねじ移動装置
JPH10336952A (ja) * 1997-05-30 1998-12-18 Toshiba Eng Co Ltd 電動サーボモータ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5746104B2 (ja) * 1976-07-15 1982-10-01

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6032456Y2 (ja) * 1980-08-29 1985-09-27 株式会社明電舎 アクチユエ−タ

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JPS5746104B2 (ja) * 1976-07-15 1982-10-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6263454U (ja) 1987-04-20

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