JP3024984B2 - 機関コントロール装置 - Google Patents

機関コントロール装置

Info

Publication number
JP3024984B2
JP3024984B2 JP2155784A JP15578490A JP3024984B2 JP 3024984 B2 JP3024984 B2 JP 3024984B2 JP 2155784 A JP2155784 A JP 2155784A JP 15578490 A JP15578490 A JP 15578490A JP 3024984 B2 JP3024984 B2 JP 3024984B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive
brake
shaft
drive shaft
clamp member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2155784A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0452712A (ja
Inventor
滋 黒井
Original Assignee
日発モース株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日発モース株式会社 filed Critical 日発モース株式会社
Priority to JP2155784A priority Critical patent/JP3024984B2/ja
Publication of JPH0452712A publication Critical patent/JPH0452712A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3024984B2 publication Critical patent/JP3024984B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば小形船舶の機関を制御したりあるい
は産業用車両等の油圧アクチュエータ用制御弁等を操作
するためなどに使用される機関コントロール装置に関す
る。
[従来の技術] 小形船舶用機関のスロットル制御を行なうためのコン
トロール装置は、ハウジングと、このハウジングに回転
自在に設けられたドライブシャフトと、このドライブシ
ャフトに固定されたハンドレバーなどを備えている。ハ
ウジングの内部において、上記ドライブシャフトと一体
に動くアームに、コントロールケーブルの端部が接続さ
れている。
このような従来装置において、ハンドレバーを所望の
操作角のところで一時的に止めておくことができるよう
にするため、ブレーキ機構が内蔵されることがある。こ
のブレーキ機構は、ハウジングの内部に設けられたブレ
ーキ部材と、このブレーキ部材に対し接離可能に設けら
れたクランプ部材と、このクランプ部材をブレーキ部材
に対し接離させる方向に動かすブレーキ操作軸などを備
えて構成されている。このブレーキ操作軸には回転操作
用のつまみが設けられており、このつまみを回転させる
ことによってクランプ部材がブレーキ部材に押圧される
といった構成である。
上記コントロール装置において、ハウジングの左右に
それぞれハンドレバーを設けたツインコントロールタイ
プの場合、各ハンドレバー用にそれぞれ専用のブレーキ
機構が内蔵されており、従ってブレーキ操作用のつまみ
も左右2系統に分かれいた。
[発明が解決しようとする課題] ブレーキ機構が2系統に分かれている場合、左右のブ
レーキ機構を同時に操作するには両手を使わなければな
らない。このため運転中に片手がふさがっている時に、
左右のブレーキ操作を同時に行なうことができず、この
点に改良の余地があった。
従って本発明の目的は、ハウジングの片側にのみ設け
られた操作用つまみを使って、左右一対のハンドレバー
のブレーキ操作を片手で同時に行なうことができるよう
な機関コントロール装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を果たすために開発された本発明の機関コン
トロール装置は、ハウジングと、このハウジングの左右
対称位置に設けられていて互いに独立して回動可能な第
1および第2のドライブシャフトと、上記各ドライブシ
ャフトにそれぞれ固定された第1および第2のハンドレ
バーと、上記第1のドライブシャフトの中心部に設けら
れた軸線方向の孔に回転自在に挿入されていてその外端
側に回転操作用のつまみを有するとともに内端側に駆動
側ねじ部を有しているブレーキ操作軸と、上記第1のド
ライブシャフトの近傍において上記ハウジングに対し回
り止めがなされた状態で設けられていて上記第1のドラ
イブシャフトをブレーキするための第1のブレーキ部材
と、上記ブレーキ操作軸の駆動側ねじ部に螺合する従動
側ねじ部を有していてこのブレーキ操作軸が第1の方向
に回転させられた時に上記第1のブレーキ部材を締付け
る方向の推力を生じることにより上記第1のドライブシ
ャフトをブレーキする第1のクランプ部材と、上記ブレ
ーキ操作軸の端部に上記駆動側ねじ部とは逆向きに設け
られた逆ねじ部と、この逆ねじ部に螺合していて上記ブ
レーキ操作軸が上記第1の方向に回転させられた時に上
記第1のクランプ部材から離れる方向の推力を生じる中
間駆動部材と、上記第2のドライブシャフトの近傍にお
いて上記ハウジングに対し回り止めがなされた状態で設
けられていて上記第2のドライブシャフトをブレーキす
るための第2のブレーキ部材と、上記中間駆動部材の端
面に対向する被動部を有していて上記ブレーキ操作軸が
上記第1の方向に回転させられた時に上記中間駆動部材
によって上記第2のブレーキ部材を締付ける方向に駆動
されることにより上記第2のドライブシャフトをブレー
キする第2のクランプ部材とを具備している。
[作用] 上記構成のコントロール装置において、ブレーキ操作
用のつまみを第1の方向に回転させると、ブレーキ操作
軸が回転することによって、第1のクランプ部材が第1
のブレーキ部材に向かって押圧される。また、逆ねじ部
に螺合している中間駆動部材が、第2のクランプ部材の
被動部を押す方向に動くことにより、第2のクランプ部
材が第2のブレーキ部材に向かって押圧される。こうし
て、第1のドライブシャフトと第2のドライブシャフト
が同時に制動される。
[実施例] 以下に本発明の一実施例について第1図ないし第7図
を参照して説明する。
第1図および第2図等に示されている機関コントロー
ル装置10のハウジング11は、例えばアルミニウム合金等
の金属からなり、左右に分割可能な一対のハウジング構
成要素11a,11bを互いに突き合わせた状態で、ボルト等
の締結用部品12(第1図に一部のみ図示)によって連結
される。ハウジング11の上半部は、合成樹脂製カバー13
と防水シール14によって水が入らないようにしてある。
ハウジング11の図示上部側に、左右対称位置に一対の
軸受孔15,16が同一軸線上に開設されている。軸受孔15,
16の内周面に滑り軸受17,18が設けられており、この軸
受17,18を介して左右一対のドライブシャフト20,21が水
平軸回りに回転自在に支持されている。
ドライブシャフト20,21は例えばアルミニウム合金等
の金属あるいは合成樹脂からなる。ドライブシャフト2
0,21の中心部分に、軸線方向に沿う貫通孔22,23が設け
られている。各ドライブシャフト20,21の外端近傍(ハ
ウジング11の外側に出ている部分)に、ギヤ状のレバー
取付部24,25が設けられている。
まず、第1の機関コントロール系について説明する。
第1のドライブシャフト20のレバー取付部24に、第1
のハンドレバー26が座金27とねじ28によって固定されて
いる。従ってこのハンドレバー26は、第1のドライブシ
ャフト20と一体に水平軸回りに回動することができる。
第3図に示されるように、第1のドライブシャフト20
に一対のアーム30,31が一体に設けられている。アーム3
0,31が回動できる範囲は、ストッパスクリュー32,33に
よって規制される。アーム30,31のうちいずれか一方
に、コネクタ35を介して第1のコントロールケーブル36
が接続される。このケーブル36の他端側は、被動部の一
例として、図示しないエンジンの第1のスロットルコン
トローラに接続される。
第4図に示されるように、第1のドライブシャフト20
の近傍に、一対のブレーキ部材40,41と、中間プレート4
2と、クランプ部材43とが設けられている。ブレーキ部
材40,41はリング状をなしている。一方のブレーキ部材4
0はドライブシャフト20の端面45に接面し、他方のブレ
ーキ部材41はクランプ部材43に接面するようになってい
る。中間プレート42はブレーキ部材40,41に接面する。
ブレーキ部材40,41の周方向の一部に、凸状の係止部4
7,48と、孔を有する係止部49,50が設けられている。係
止部47,48は、ハウジング11の内面に設けられた凹部51
に嵌合させられる。他方の係止部49,50は、ハウジング1
1の内面に突設されたボス部52に嵌合させられる。この
ようにしてブレーキ部材40,41は、ハウジング11に対し
て回転止めがなされるとともに、ドライブシャフト20の
軸線方向に移動可能に保持される。
クランプ部材43は、その端面に非円形状の凸部55を備
えている。この凸部55は、ドライブシャフト20の端面45
に設けられた凹部56に嵌合させられる。また上記凸部55
は、中間プレート42に設けられている非円形状の係合孔
57に挿通される。従って中間プレート42とクランプ部材
43は、ドライブシャフト20に対して回り止めがなされた
状態で、軸線方向に移動可能に保持される。
クランプ部材43は、ブレーキ操作軸60によって軸線方
向の推力が与えられるようになっている。このブレーキ
操作軸60は、第1のドライブシャフト20の貫通孔22に回
転自在に挿入されている。ブレーキ操作軸60の外端、す
なわちハウジング11の外に突出する端部に、回転操作用
のつまみ61が固定されている。ブレーキ操作軸60の内
端、すなわちハウジング11の内側に位置する端部に、駆
動側ねじ部(雄ねじ)62が設けられている。
駆動側ねじ部62は、クランプ部材43の中心部に設けら
れた従動側ねじ部(雌ねじ)63に螺合されている。駆動
側ねじ部62と従動側ねじ部63はいずれも右ねじである。
従ってブレーキ操作軸60が時計回りに回転させられる
と、クランプ部材43はドライブシャフト20側に引寄せら
れる方向に動く。ブレーキ操作軸60が反時計回りに回転
させられると、クランプ部材43はドライブシャフト20か
ら離れる方向に動く。
ブレーキ操作軸60の先端に設けられたねじ穴66に、ス
クリュー67がねじ込まれて固定されている。このスクリ
ュー67は、ブレーキ操作軸60と一体に回転するものであ
り、しかも前述した駆動側ねじ部62とは逆向きの逆ねじ
部68を一体に備えている。この実施例の場合、逆ねじ部
68は左ねじである。
逆ねじ部68に、中間駆動部材71が螺合されている。中
間駆動部材71は、浸炭・熱処理された端面72を有する六
角ナット形状をなしており、逆ねじ部68に螺合する雌ね
じ73を備えている。この雌ねじ73は、逆ねじ部68と同様
に左ねじである。
中間駆動部材71は、回り止めホルダ75によって、クラ
ンプ部材43に対して相対回転不能に、しかし軸線方向に
は移動できるように保持されている。このホルダ75は、
中間駆動部材71の外形が丁度嵌合する形状にあけられた
貫通孔76を備えており、固定用ねじ77によってクランプ
部材43に固定されている。
前述した逆ねじ部68は、駆動側ねじ部62とは逆ねじ関
係となっているから、ブレーキ操作軸60が第1の方向
(例えば時計回り方向)に回転させられると、第1図中
に矢印で示したように、クランプ部材43が図示左方向に
移動すると同時に、中間駆動部材71が図示右方向に移動
する。ブレーキ操作軸60が第2の方向(反時計回り方
向)に回転させられた時には、第7図中に矢印で示した
ように、クランプ部材43が図示右方向に移動すると同時
に、中間駆動部材71が図示左方向に移動するといった具
合である。
なお、駆動側ねじ部62は左ねじであってもよい。その
場合、逆ねじ部68は右ねじとする。
次に、第2の機関コントロール系について説明する。
第1図に示されるように、第2のドライブシャフト21
のレバー取付部25に、第2のハンドレバー80が座金81と
ねじ82によって固定されている。従ってこのハンドレバ
ー80は、第2のドライブシャフト21と一体に水平軸回り
に回動することができる。
第5図に示されるように、第2のドライブシャフト21
に一対のアーム85,86が一体に設けられている。アーム8
5,86の回動範囲はストッパスクリュー87,88によって規
制される。アーム85,86のうちいずれか一方に、コネク
タ89を介して第2のコントロールケーブル90が接続され
る。このケーブル90の他端側は、図示しないエンジンの
第2のスロットルコントローラに接続される。
第1図等に示されるように、第2のドライブシャフト
21の近傍に、一対のブレーキ部材95,96と、中間プレー
ト97と、クランプ部材98とが設けられている。ブレーキ
部材95,96はリング状をなしている。一方のブレーキ部
材95はドライブシャフト21の端面に接面し、他方のブレ
ーキ部材96はクランプ部材98に接面するようになってい
る。中間プレート97はブレーキ部材95,96に接面する。
ブレーキ部材95,96の周方向の一部に、凸状の係止部1
01,102と、孔を有する係止部103,104が設けられてい
る。係止部101,102は、ハウジング11の内面に設けられ
た凹部105に嵌合させられる。他方の係止部103,104は、
ハウジング11の内面に突設されたボス部106に嵌合させ
られる。このようにしてブレーキ部材95,96は、ハウジ
ング11に対して回転止めがなされるとともに、ドライブ
シャフト21の軸線方向に移動可能に保持される。
クランプ部材98は、その端面に非円形状の凸部110を
備えている。この凸部110は、ドライブシャフト21の端
面に設けられた凹部111に嵌合させられる。また上記凸
部110は、中間プレート97に設けられている非円形状の
係合孔112に挿通される。従って中間プレート97とクラ
ンプ部材98は、ドライブシャフト21に対して回り止めが
なされた状態で、軸線方向に移動可能に保持される。
クランプ部材98の端面側に、押さえ板113がビス114に
よってハウジング11に取付けられている。この押さえ板
113は、ハウジング11を分解した時にクランプ部材98が
脱落することを防ぐ機能をもつ。
クランプ部材98の中心部に、クランプ部材98の厚み方
向に貫通する段付きねじ孔115が設けられている。この
段付きねじ孔115は、出口部(第6図において図示左
側)の開口内径が狭まる形状としてある。段付きねじ孔
115の入口側から、被動部の一例としての突子120が挿入
される。突子120の一例は、熱処理によって硬度が高め
られた鋼球である。第1図あるいは第7図に示されるよ
うに、突子120の一部分は、段付きねじ孔115の出口側の
開口から中間駆動部材71の端面72に向かって突出してい
る。従って、中間駆動部材71によって突子120が押され
ると、クランプ部材98が第2のドライブシャフト21側に
押圧される。中間駆動部材71が突子120から離れる方向
に動いた時には、ドライブシャフト21に対するクランプ
部材98の押圧が解除、ないし軽減されるといった構成で
ある。
突子120は、段付きねじ孔115の内部において軸線方向
に移動可能としてあり、アジャスタねじ121によって所
定量だけ押されるようになっている。このアジャスタね
じ121は、段付きねじ孔115にねじ込まれており、アジャ
スタねじ121のねじ込み量を変化させることによって、
突子120の突出量、つまり中間駆動部材71の端面72に対
する突子120の突出量を調整可能としてある。
上記アジャスタねじ121に、棒レンチを挿入できる六
角形状の穴122が設けられている。このアジャスタねじ1
21の外側に、円筒状のロックナット123が螺合される。
このロックナット123は、アジャスタねじ121を所望のね
じ込み位置に固定するために使用される。ロックナット
123の端面に、マイナスドライバの先端を係合させるこ
との可能な係合部124が設けられている。
上記ロックナット123は、第2のドライブシャフト21
の貫通孔23に挿通されている。従ってアジャスタねじ12
1とロックナット123は、ドライブシャフト21の外部か
ら、それぞれ棒レンチとマイナスドライバを用いて回転
させることができる。このようなアジャスタ機構125を
設けたことにより、左右のブレーキ力がバランスするよ
うに中間駆動部材71に対する突子120の位置をハウジン
グ11の外部から調整することが可能となった。貫通孔23
の入口部分は、着脱可能な防水キャップ126によって塞
がれる。
次に上記構成のコントロール装置10の動作について説
明する。
第1のハンドレバー26を手で回動させると、アーム3
0,31が一体に回動し、その方向に第1のコントロールケ
ーブル36が駆動される。すなわちハンドレバー26の操作
角に応じて第1の機関の運転が制御される。第2のハン
ドレバー80を回動させた時には、アーム85,86が回動す
ることにより、第2のコントロールケーブル90が駆動さ
れて第2の機関が制御される。これら2系統の制御は、
互いに独立して行なうことができる。
ハンドレバー26,80をそれぞれ所望の操作角のところ
で止めておきたい場合、ブレーキ操作用のつまみ61を時
計回りに締付ける。こうすると、第1図に示されるよう
に、第1のクランプ部材43が第1のブレーキ部材40,41
側に引寄せられるとともに、中間駆動部材71が第1のク
ランプ部材43から離れる方向に前進することにより、被
動部としての突子120が押されて第2のクランプ部材98
が第2のドライブシャフト21の方向に押圧される。
このように2つのクランプ部材43,98が互いに逆方向
に動くことにより、第1のブレーキ部材40,41と中間プ
レート42が、第1のクランプ部材43と第1のドライブシ
ャフト20との間に強く挟み付けられ、摩擦力によって第
1のドライブシャフト20が制動・固定されるとともに、
第2のブレーキ部材95,96と中間プレート97が、第2の
クランプ部材98と第2のドライブシャフト21との間に強
く挟み付けられ、摩擦力によって第2のドライブシャフ
ト21も制動・固定される。
なお、つまみ61による上記締付力を加減することによ
り、レバー26,80の回転操作に適度のフリクションを与
えることもできる。
つまみ61を反時計回りに回転させた時には、ブレーキ
操作軸60が反時計回りに回転するため、第7図に示され
るように第1のクランプ部材43が第1のドライブシャフ
ト20から離れる方向に動くとともに、中間駆動部材71が
第1のクランプ部材43に引き寄せられる方向に動くこと
により、中間駆動部材71による突子120の押圧が解除さ
れる。このため、各クランプ部材43,98による締付け力
が解消ないし軽減される。このためハンドレバー26,80
を自由に回動させることができるようになる。
なお、本発明のコントロール装置は、例えば建設用車
両等の油圧アクチュエータの制御弁操作用としても使用
可能である。
[発明の効果] 本発明によれば、ハウジングの片側に設けられた操作
用つまみを用いて左右一対のクランプ部材を同時に作動
させることができ、2系統のブレーキ機構の同時操作を
迅速かつ容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図はコントロール
装置の一部の縦断面図、第2図はコントロール装置の全
体の正面図、第3図はコントロール装置の一方のブレー
キ機構部を示す側面図、第4図は一方のブレーキ機構部
の分解斜視図、第5図はコントロール装置の他方のブレ
ーキ機構部を示す側面図、第6図はアジャスタ機構の分
解斜視図、第7図はコントロール装置の作動態様の一例
を示す断面図である。 10……機関コントロール装置、11……ハウジング、20…
…第1のドライブシャフト、21……第2のドライブシャ
フト、22,23……軸線方向の孔、26……第1のハンドレ
バー、40,41……第1のブレーキ部材、43……第1のク
ランプ部材、60……ブレーキ操作軸、61……つまみ、62
……駆動側ねじ部、63……従動側ねじ部、68……逆ねじ
部、71……中間駆動部材、72……端面、80……第2のハ
ンドレバー、95,96……第2のブレーキ部材、98……第
2のクランプ部材、120……被動部(突子)、121……ア
ジャスタねじ、123……ロックナット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−57693(JP,A) 特開 昭62−191293(JP,A) 特開 昭63−91723(JP,A) 特開 平2−21314(JP,A) 実開 昭55−53223(JP,U) 実開 昭62−135700(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05G 1/04,5/12 B63H 21/22 F02D 11/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジングと、このハウジングの左右対称
    位置に設けられていて互いに独立して回動可能な第1お
    よび第2のドライブシャフトと、上記各ドライブシャフ
    トにそれぞれ固定された第1および第2のハンドレバー
    と、上記第1のドライブシャフトの中心部に設けられた
    軸線方向の孔に回転自在に挿入されていてその外端側に
    回転操作用のつまみを有するとともに内端側に駆動側ね
    じ部を有しているブレーキ操作軸と、上記第1のドライ
    ブシャフトの近傍において上記ハウジングに対し回り止
    めがなされた状態で設けられていて上記第1のドライブ
    シャフトをブレーキするための第1のブレーキ部材と、
    上記ブレーキ操作軸の駆動側ねじ部に螺合する従動側ね
    じ部を有していてこのブレーキ操作軸が第1の方向に回
    転させられた時に上記第1のブレーキ部材を締付ける方
    向の推力を生じることにより上記第1のドライブシャフ
    トをブレーキする第1のクランプ部材と、上記ブレーキ
    操作軸の端部に上記駆動側ねじ部とは逆向きに設けられ
    た逆ねじ部と、この逆ねじ部に螺合していて上記ブレー
    キ操作軸が上記第1の方向に回転させられた時に上記第
    1のクランプ部材から離れる方向の推力を生じる中間駆
    動部材と、上記第2のドライブシャフトの近傍において
    上記ハウジングに対し回り止めがなされた状態で設けら
    れていて上記第2のドライブシャフトをブレーキするた
    めの第2のブレーキ部材と、上記中間駆動部材の端面に
    対向する被動部を有していて上記ブレーキ操作軸が上記
    第1の方向に回転させられた時に上記中間駆動部材によ
    って上記第2のブレーキ部材を締付ける方向に駆動され
    ることにより上記第2のドライブシャフトをブレーキす
    る第2のクランプ部材とを具備したことを特徴とする機
    関コントロール装置。
  2. 【請求項2】上記第2のクランプ部材には、上記中間駆
    動部材の端面に対する上記被動部の突出量を調整可能な
    アジャスタねじが設けられており、このアジャスタねじ
    は上記第2のドライブシャフトに設けられた軸線方向の
    孔を通じて外部から回転操作できるようにしてある請求
    項1記載の機関コントロール装置。
JP2155784A 1990-06-14 1990-06-14 機関コントロール装置 Expired - Fee Related JP3024984B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2155784A JP3024984B2 (ja) 1990-06-14 1990-06-14 機関コントロール装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2155784A JP3024984B2 (ja) 1990-06-14 1990-06-14 機関コントロール装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0452712A JPH0452712A (ja) 1992-02-20
JP3024984B2 true JP3024984B2 (ja) 2000-03-27

Family

ID=15613343

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2155784A Expired - Fee Related JP3024984B2 (ja) 1990-06-14 1990-06-14 機関コントロール装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3024984B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102020120323A1 (de) * 2020-07-31 2022-02-03 Torqeedo Gmbh Vorrichtung zum Vorgeben der Fahrstufe eines Boots

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0452712A (ja) 1992-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4232565A (en) Throttle twist-grip control device
JPH09250528A (ja) 締付け用ネジ
JPS61228157A (ja) スクリユ−ナツト駆動装置
GB2279427A (en) A non-positive quick clamping device for axial clamping of supply rolls or spools
JP3024984B2 (ja) 機関コントロール装置
JPS6130492A (ja) 船のエンジンのクラツチと絞りとを操作する単一のレバー形制御装置
JP2002070594A (ja) 船外機のスロットルグリップ開度保持装置
US4991470A (en) Socket wrench with improved handle
US3886806A (en) Operating lever for actuating a gear-shifting means mounted on a bicycle
JPH0325320B2 (ja)
US3157060A (en) Steering mechanism
US5988022A (en) Ratchet wrench
JPH038827Y2 (ja)
US3472086A (en) Control device
JPH0221314A (ja) 機関コントロール装置
JP2525070Y2 (ja) 船舶用パワーステアリング装置
KR100203563B1 (ko) 탁상용 파이프조임장치
US5884533A (en) Device for holding and controlling the opening angle of a door
JPH0526277Y2 (ja)
JPH06241217A (ja) ナット
JP2589374Y2 (ja) 遠隔回動装置
JPH08174414A (ja) 締付け用ネジ
JP2501741Y2 (ja) ロ―タリ―エンコ―ダの回転操作力調整構造
JPH075291Y2 (ja) ナット
JPH049603Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080121

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090121

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090121

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100121

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees